JPH022644A - 電荷結合デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

電荷結合デバイスおよびその製造方法

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JPH022644A
JPH022644A JP63324686A JP32468688A JPH022644A JP H022644 A JPH022644 A JP H022644A JP 63324686 A JP63324686 A JP 63324686A JP 32468688 A JP32468688 A JP 32468688A JP H022644 A JPH022644 A JP H022644A
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impurity
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electrode
doped
electrodes
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JP63324686A
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Inventor
Yvon Cazaux
イボン、カゾー
Yves Thenoz
イブ、テノ
Didier Herault
ディデイエ、エロー
Pierre Blanchard
ピエール、ブランシャール
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Thales SA
Original Assignee
Thomson CSF SA
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D44/00Charge transfer devices
    • H10D44/40Charge-coupled devices [CCD]
    • H10D44/45Charge-coupled devices [CCD] having field effect produced by insulated gate electrodes 
    • H10D44/462Buried-channel CCD
    • H10D44/464Two-phase CCD

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は出力における転送電位を低くした電荷結合デバ
イスおよびその製造方法に関するものである。
この7TS laj結合デバイスおよびその製造方法は
メモリ、シフトレジスタ、遅延線、テレビジョンカメラ
等の製造に用いることができる。
(従来の技術) 電荷結合デバイスというのは、電位の井戸の中に電荷が
蓄積される半導体装置である。それらの電荷は、基板の
上に全体的に形成されている半導体層の表面、または半
導体層と絶縁層の間の境界面(いわゆる埋込みチャネル
装置の場合)に生じさせられる。電荷は上流側位置から
下流側位置へ転送されて、それら2つの位置の間に形成
されている全ての電位の井戸を、転送電位により逐次占
める。一般に、かつ非常に簡単なやり方で、それらの電
荷結合デバイスは、ある種類の不純物をドープされた半
導体基板と、絶縁物質層と、この絶縁物質層の上の適切
な電位にされる1組の電極とを何する。その絶縁物質と
しては酸化物を使用できる。この種の装置内を移動させ
られる電荷は電子である。
上記の電荷結合デバイスより効率的な別の従来の電荷結
合デバイスの概略が第1図に断面図で示されている。こ
の電荷結合デバイスは、第1の種類の不純物(たとえば
P形不純物)がドープされている半導体基板の上に、第
2の種類の不純物(たとえばP形不純物)がドープされ
ている半導体層2を有する。絶縁層3(たとえば酸化物
)が半導体層2を被覆する。この電荷結合デバイスは少
なくとも1つの第1の電極対4.5と、少なくとも1つ
の第2の電極対6.7とが、電荷の流れる向きを定める
向きX(第3図)に向けられた軸に沿って、有する。前
記電極対は、電荷が発生される上流側位置と、下流側位
置の間に設けられる。
第1図は他の電極対8と9.10と11も示す。
それらの電極対は前記電極対と同じである。電荷は、従
来の装置では(電極4の)上流側位置で発生されるから
、この図に示されていない。
電極対4と5のような各電極対は電荷の流れる向きXに
転送電極4と蓄積電極5を有する。それらの電極は絶縁
層3に接触し、蓄積電極5のような蓄積電極は電気絶縁
被覆(たとえば酸化物)で覆われる。
この従来の電荷結合デバイスは、電極に加えられた電位
に組合わされて、電極5.7.9の下側に、それらの電
極に面する、等しい深さの電位の井戸と、転送電極4,
6.8および蓄積電極5゜7.9の下側に、それらの電
極に面する等しい、非&4称的な転送電位とを形成でき
るようにする手段もHする。それらの転送電位と電位の
井戸は電荷を、選択した向きXに流させることを公知の
やり方で可能にする。それらの電荷は半導体層2と絶縁
VA3の間に現われる。それらの電位の井戸とそれらの
転送電位を形成するために用いられる手段は、転送電極
4,6.8・・・等の下側に、それらの電極に面して、
半導体層2の内部に形成される、第3の種類の不純物(
この例ではN−形不純物)をドープされている領域を有
する。それらの手段は2つの電源■1とv2も有する。
電源V1は電極対4−12.8−9へ接続され、電源V
2は電極対6−7.10−1へ接続される。
それらの電源の電圧Vl、V2は、第2図に示すように
、同一の値の間(たとえば値0と正の値の間)を逆位相
で周期的に変化する。
この種の電荷結合デバイスにおいては、引続く電極対へ
加えられる電位は同じ極値を有し、第2の種類の不純物
(たとえばN形不純物)がドープされている”ト導体層
2は、第3の種類の不純物(たとえばN−形不純物)を
ドープされた同一の領域15を有し、蓄積電極の下側に
、その蓄積電極に面する電位は、電荷結合デバイス内を
動く長さ全体にわたって同じ深さを有する。転送電位の
レベルも、電荷が動く長さ全体にわたって同一の変化を
行う。
第3図はこの従来の電荷結合デバイスの動作を良く理解
できるようにするための図である。この図は、第1図に
示されている電荷結合デバイスの長さに沿って、電6;
jが動く向きXの電位Vの輪郭を示すものである。この
電位は、逆位相の電圧V1とVPが上記のように電極対
へ加えられた時に、′I6導体層2と絶縁層3の間の境
界面に現われる電位である。この図においては、カーブ
φ1は、電極に電圧V1が加えられた時にその電極の下
側に現われる表面電位に対応し、カーブφ2は電圧V2
が対応する電極へ加えられた時の表面電位を表わす。そ
の表面電位は、対象とする表面の点に垂直な全ての点に
おける不純物の密度に依存するとともに、電極へ加えら
れる電位にも依存する。
電極5. 7. 9の下側に第2の種類の不純物(この
例ではN形不純物)をドープされた層が存在すると、こ
の領域における電位の井戸が深くなる。
これに反して、第3の種類の不純物(この例ではN−形
不純物)がドープされている領域を有す転送電極の下側
の電位の井戸はそれほど深くない。
その結果として、電極へ加えられる電位を変化させるこ
とにより、それらの電極の間に、上流側よりド流側が深
い非対称的な電位の井戸が形成される。蓄積電極5,7
.9へ加えられた電圧V1またはv2が最大値であると
、それらの蓄積電極のド側に形成された電位の井戸PU
I、PU2・・・の深さ自体は最大であって、たとえば
VPに等しい。
そうすると、第3図に示すように、それらの電位の井戸
に電子が蓄積される。一方、対応する蓄積電極と転送電
極に加えられた電圧が低くなると、電位の井戸は浅くな
り、電位の井戸に蓄積されている電子は以後の蓄積電極
の下側の電位の井戸PU2へ転送される。VPI、VP
2のような電位の底の平らなレベルはこの転送を行わせ
る。
とくに(以下の説明かられかるように)、電荷結合デバ
イスの端部すなわち出力端部における下流側に設けられ
ている電荷読出し装置において、電荷結合デバイスの下
流側端部における転送電位の値を低くすることが時には
有用なことがある。
(発明が解決しようとする課題) 現在では、電荷結合デバイスの下流側端部における転送
電位の底の平らなレベルの値を低くする簡111な方法
を提供する装置はない。その結果として、上記のような
種類の従来の電荷結合デバイスの下流側端部へ接続され
ている読出し増幅器には、それらの電6:j結合デバイ
スが用いられている装置の電源電圧より時にはかなり高
い電源電圧を必要とすることがある。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、それらの欠点を解消し、とくに、電荷
結合デバイスの下流側位置を超えた端部に設けられてい
る読出し増幅器の電源電圧の値をかなり低くすることが
できるようにするために、とくに、下流側位置から、電
荷の流れる軸に沿って、半導体層と絶縁層の境界面にお
いて、上流側位置と下流側位置の間に現われる転送電位
の底の平らなレベルよりも低い値をHする転送電位の底
の平らなレベルを生じさせることを可能にする電荷結合
デバイスを得ることである。本発明の別の目的は、その
種の電荷結合デバイスを製造する非富に簡単な方法を得
ることである。
本発明に従って、第1の種類の不純物をドープされた半
導体基板と、 第2の種類の不純物をドープされ、その基板を覆う半導
体層と、 この半導体層を覆う絶縁層と、 上流側位置と下流側位置の間で電流の流れる向きを定め
る1本の同じ軸に沿う、少なくとも1つの第1の電極対
および少なくとも1つの第2の電極対と、 を備え、各電極対は、前記向きに、絶縁層に接触する表
面を転送電極と絶縁層に接触する表面を有する蓄積電極
を白°し、 第1の電極対および第2の電極対の接触表面に面するよ
うに第3の種類の不純物をドープされた領域が第2の種
類の半導体層内に形成され、第1の電極対の電極と第2
の電極対の電極は第1の値と第2の値の間を周期的に、
かつ逆位相で変化する第1の電圧源と第2の電圧源へそ
れぞれ接続されて、蓄積電極の下側に蓄積電極に面する
等しい深さの電位の井戸を形成し、かつ第1の電極対の
転送電極および蓄積電極と第2の電極対の転送電極およ
び輸送電極のド側に同一の、位相が異なる電位を生じさ
せて前記向きに電荷の流れを生じさせる電荷結合デバイ
スにおいて、この装置は、下流側位置から前記軸に沿っ
て、流れの向きに、第2の種類の不純物がドープされて
いる半導体層内に形成された、第3の種類の不純物がド
ープされている半導体層と、 絶縁層に接触する表面を有する転送電極と蓄積電極を前
記向きに備えるとともに、第3の電極対の下側に、その
第3の電極対に面し、第1の電極対と第2の電極対の転
送電極および蓄積電極の下側に、それらの電極に面して
生じさせられる転送電位の値より小さい値を有する輸送
電位を生ずる手段とを備える少なくとも1つの第3の電
極対と、を備える電荷結合デバイスが得られる。
上流側位置と下流側位置の間に現われる電位の値より低
い値を自゛する転送電位を下流側位置から生じさせるた
めに用いられる手段は、電位の井戸が、バケツの中に含
まれている液体が1つのバケツから次のバケツへ順次送
られるバケツリレー装置に対比させられるから、油圧ロ
ック装置に対比させられる。
本発明の別の特徴に従って、第3の電極対の下側にその
第3の電極対に而して、第1の電極対と第2の電極対の
輸送電極および蓄fIi電極の下側に、それらの電極に
而して生じさせられる転送電位の値より小さい値を有す
る転送電位を生じさせる手段は、第3の電極対の転送電
極の下側にその転送電極に面する、第4の種類の不純物
がドープされた領域を備え、第3の種類の不純物がドー
プされている半導体層においては、第3の電極対の転送
電極と蓄積電極が、第1の電極対の電極へ加えられる電
圧と同相で周期的に変化する電圧を有する電源へ接続さ
れ、その電圧は前記第1の値と、第2の値より高い第3
の値との間で変化する。
本発明の別の特徴に従って、第1の種類の不純物がドー
プされる半導体基数にはP形不純物がドープされ、第2
の種類の不純物がドープされる半導体層にはN形不純物
かドープされ、第3の種類の不純物がドープされる半導
体層および半導体領域にはN 形不純物が、第2の種類
の不純物がドープされる半導体層のドーピング濃度より
低い濃度でドープされ、第4の種類の不純物がドープさ
れている半導体領域にはN−形不純物が、第3のN−形
不純物がドープされる半導体層のドーピング濃度より低
いドーピング濃度でドープされる。
本発明の別の特徴に従って、第3の電極対の下側に集め
られた電CIを検出する手段を更に備え、この手段は、
第3の電極対の蓄積電極に隣接して、絶縁層に接触する
中間電極と、この中間電極からある距離の所に設けられ
、絶縁層に接触する制御電極と、中間電極と制御電極の
間に設けられているスペースの下側にそのスペースに面
する領域内の、第3の種類の不純物をドープされた半導
体層内に形成された、第5の種類の不純物をドープされ
た半導体領域と、電荷の流れる向きで、制御電極に隣接
する領域内の、第3の種類の不純物をドープされた半導
体層内に形成された、第5の種類の不純物をドープされ
た第2の半導体領域とを備え、制御電極と、第2の領域
と、中間電極とは電源へそれぞれ接続されて、第1の領
域の下側に、その第1の領域に面する、第1の電極対の
蓄積電極と第2の電極対の蓄積電極との下側の電位の井
戸の深さより浅い電位の井戸を形成し、第1の領域の下
側でその第1の領域に面する電位の井戸内に集められた
電荷をAl1定するための増幅器へ第1の領域は接続さ
れる。
本発明の別の特徴に従って、第5の種類の不純物がドー
プされている第1の半導体領域と第2の半導体領域は、
第2の種類のN形不純物がドープされている半導体層の
不純物濃度レベルより高い不純物濃度レベルでN+形不
純物をドープされる。
本発明は、第1の種類の不純物をドープされている半導
体基板の上に、第2の種類の不純物をドープされた半導
体層を形成する工程と、その半導体層の上に絶縁層を被
覆する工程と、絶縁物質を被覆されている多結晶シリコ
ン製の一連の電極をこの絶縁層の上にある軸に沿って隔
てて形成する工程と、 第2の種類の半導体層の内部の、前記一連の電極の間に
、第3の種類の不純物がドープされた領域を形成する工
程と、 を備え、第3の種類の不純物がドープされている前記領
域の1つは前記一連の電極のうちの最後の電極を超えて
も延びる、電荷結合デバイスを製造する方法において、
絶縁物質を被覆された少なくとも1つの付加多結晶シリ
コン電極を、絶縁層上の、前記一連の電極のうちの最後
の電極からある距離の所に、形成する工程と、 一連の電極のうちの最後の電極と付加電極の間で、第3
の種類の不純物がドープされている領域内に皿類の不純
物がドープされた領域を形成する工程と、 一連の多結晶シリコン電極を、第3の種類の不純物がド
ープされている領域および第4の種類の不純物がドープ
されている領域にそれぞれ面するようにして、かつ、絶
縁層に接触して、更に、前記一連の電極および補助電極
をそれぞれ部分的に覆うようにして形成する工程と、 を備えることを特徴とする電荷結合デバイスを製造する
方法にも関するものである。
この方法の別の特徴に従って、絶縁層上の、前記一連の
電極の最後の電極からある距離の所に、前記付加電極を
部分的に覆う多結晶シリコン製の制御電極を、前記軸に
沿って形成する工程と、第5の種類の不純物がドープさ
れている第1の領域および第2の領域を制御電極の両側
で、第3の種類の不純物をドープされている半導体領域
内に形成する工程とを備える。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第4図に断面図で概略的に示されている電荷結合装置は
第1の種類の不純物をドープされた半導体基板1と、第
2の種類の不純物のドープされて、その基板を覆う半導
体層2と、この半導体層を覆う絶縁層3とを何する。こ
の電荷結合デバイスは、電荷が発生される上流側位置と
、電荷が検出される下流側位置との間で電荷の流れる向
きを定める1本の同じ輔Xに沿って少なくとも1つの第
1の電極対P1と、少なくとも1つの第2の電極対P2
とを更にHする。前記第1の電極対P1と前記第2の電
極対P2は電荷の流れる向きXに転送電極4,6と蓄積
電極5,7を有する。各電極は絶縁層3に接触する表面
を有する。従来の電荷結合デバイスと同様に、選択した
向きに電荷の流れを生じさせるために、この電荷結合デ
バイスは蓄積電極の下側に蓄積電極に面する電位の井戸
PUI。
PU2 (第6図)と、転送電極および蓄積電極の上流
側位置にそれらの電極に面する同一の転送電位を形成す
る手段も有する。
本発明に従って、この電荷結合デバイスは下流側位置X
1から始って、軸Xに沿い、流れる向きに、蓄積電極7
をこえて、第3の種類の不純物がドープされて、第2の
種類の不純物がドープされている半導体層2に形成され
た半導体層6と、少なくとも1つの第3の電極対P3と
を有する。この第3の電極対は、流れる向きに、転送電
極17と蓄積電極18を有する。それらの電極は絶縁層
3に接触する表面を有する。この電荷結合デバイスは第
3の電極対P3と同じ他の電極対を有することもできる
。それらの電極対は図示されているが、参照符号は付け
られていない。この電荷結合デバイスは、第3の電極対
の転送電極17と蓄積電極18の下側に、それらの向き
合う転送電位を生じさせることを可能とする手段も有す
る。その手段については後で説明する。その電位は、第
1の電極対および第2の電極対の転送電極と蓄積電極の
下側で、それらの電極に面する、存在している1番低い
平らなレベルより小さい値の1番低い平らなレベルを示
す。それについては後で説明する。
第1の電極対P1と第2の電極対P2の蓄積電極5,7
の下側に、それらの電極対に面する等しい深さの電位の
井戸PUI、PU2を形成するため、およびそれらの第
1の電極対と第2の電極対の転送電極と蓄積電極の下側
に、それらの電極に而する、同一の値を有する対応する
1番低い平らなレベルを有する転送電位を形成するため
に用いられる手段は、第1図に示されている電荷結合デ
バイスと同様に、第2の種類の不純物をドープされてい
る半導体層2の内部に形成された第3の種類の不純物を
ドープされた領域15を有する。それらの第3の種類の
領域は第1の電極対P1と第2の電極対P2の転送電極
4,6の下側にそれらの転送電極に而して形成される。
それらの手段は、第1の電極V1と第2の電極V2も有
する。第1の電源は第1の電極対の電極4,5へ接続さ
れ、第2の電源は第2の電極対の電極6,7へ接続され
る。それらの電源の電圧は、第5図のグラフに示すよう
に、周期的に、かつ互いに逆位相で、たとえばアース電
位である第1の値VOと第2の最大値Vl(ここで説明
している実施例においては、正)の間で変化する。
第1の電極対と第2の電極対との電極の下側にそれらの
電極に面する転送電位より低い1番低い平らな電位を有
する転送電位が、第3の電極対の電極の下側に、その電
極に面して生じさせることを可能にする手段は、第3の
電極対P3の転送電極17の下側に、その電極に面して
第4の種類の不純物をドープされた領域19を有する。
その第4の種類の不純物をドープされた領域は、第3の
種類の不純物をドープされた半導体層16の内部に形成
される。それらの手段は電源V3も有する。
その電源v3は第3の電極対の電極17.18へ接続さ
れる。その電極は、第5図に示すように、第1の電極対
の電極4.5へ加入られる電圧V1と逆位相で周期的に
変化する。その電圧V3は、第1の電極対の電極と第2
の電極対の電極へ加えられる電圧の第1の最小値vOと
、電圧v1とVPの第2の値VMより高い第3の値V3
との間で周期的に変化する。
第5図は電源■4も示す。この電源v4は第3の電極対
の電極と同一の電極へ電圧を供給できる。
この電源V4は、第5図に示されている電圧と同じ極値
を有し、かつ電圧V3とは逆位相の周期的な電圧v4を
[%給する。
第6図のカーブφ1.φ2は、半導体層2と絶縁層3の
間の界面に、第1の電極対P1と第2の電極対P2の下
側に生じた、深さがVPである転送電位と電位の井戸P
UI、PU2を表す。それらの電位の井戸および転送電
位は第1の電極対PI、P2にitLで第3図に示され
ている電位の井戸および電位と同じである。
カーブφ′ 1とφ′2は、周期的な電圧V3とV4が
第3の電極対P3と、電荷の流れる向きにおいて以後の
電極対にそれぞれ加えられた時に、第4の種類の不純物
がドープされた半導体層16と絶縁層3の間の界面に生
じた転送電位および電位の井戸を表す。電圧V3.V4
は電圧V1とV2の第1の値VOと、電圧VMより高い
値V’ Mの間で周期的に変化する。カーブφ′ 1と
φ′ 2において、第3の電極対および以後の電極対の
蓄積電極の下側に現われる電位の井戸が、第1の電極対
と第2の電極対の蓄積電極の下側の電位の井戸よりも浅
い。第3の電極対および以後の電極対の蓄積電極の下側
に現われる転送電位の1番低い平らなレベル値も、第1
の電極対と第2の電極対に対する1番低い平らなレベル
よりも低い。
半導体層2の不純物ドーピングレベルより半導体層16
の低いドーピング濃度と、転送電極17のような転送電
極の下側の領域19の低いドーピング濃度とにより、転
送電位のII低い平らなレベルの値と、電位の井戸の深
さとをΔの値を持っPだけ減少させることがFl能とな
る。したがって、先に述べたロック装置が下流側位置か
ら始って得られる。後で詳しく説明するように、貴重な
のは転送電位の値が低くなることである。
本発明の装置の好適な実施例においては、半導体基板1
にドープされる第1の種類の不純物はP形不純物であり
、半導体層2ヘドーブされる第2の種類の不純物はN形
不純物である。半導体層16と領域15にドープされる
不純物はN−形不純物である。領域15への不純物ドー
ピング濃度はN形不純物をドープされている半導体層2
の不純物濃度より実際は低い。転送電極17の下側の領
域1つのような、第4の種類の不純物をドープされる半
導体領域はN 形不純物をドープされている半導体層1
6の不純物濃度より低い不純物濃度を持っN−影領域で
ある。領域15と半導体層16とのN 形不純物の量は
等しくすることもできれば、異ならせることもできる。
第7図は第3の電極対の蓄積電極18の下側に集められ
た電荷を検出する手段を有する本発明の電荷結合デバイ
スの概略断面図である。
第3の電極対の蓄積電極18の下側に集められた電荷を
検出するために用いられる手段は中間電極20を含む。
この中間電極は第3の電極対の蓄f!S電極18へ隣接
し、かつ絶縁層3に接触する。
それらの手段は中間電極20からある距離の所に制御電
極22も含む。その制御電極は絶縁層3へ接触する。
第5の種類の不純物がドープされている第1の半導体領
域21が中間電極20と制御電極22の間で、第3の種
類の不純物がドープされている半導体層16の内部に形
成される。第3の種類の不純物がドープされている半導
体層16の内部で、電荷の移動する向きに制御電極22
に隣接する部分にも、第5の種類の不純物がドープされ
ている第2の半導体領域23が形成される。
制御電極22と、中間電極20と、第2の半導体領域2
3とは電源VC;、Vl、VDRへそれぞれ接続される
。それらの電源は第1の半導体領域21の下側にその第
1の半導体領域に面して電位の井戸PU4を形成するこ
と、および蓄積電極18の下側に蓄積されている電荷を
その電位の井戸の中へ転送することを可能にする。後で
詳しく説明するように、その電位の井戸の深さは第1の
電極対と第2の電極対の蓄積電極の下側の電位の井戸の
深さより浅い。この浅い深さは、とくに、第3の電極対
と、それらの電極の下側の半導体層の特定の不純物のド
ーピングにより、第3の電極対の蓄積電極18の下側に
蓄積されている転送電位の1番低いレベルの値を減少す
ることにより得られる。
第5の種類の不純物がドープされている第1の半導体領
域21の下側に集められている電荷を読出す増幅器へそ
の第1の半導体領域21は接続される。その増幅器は電
源VDDへ接続される。ロック装置のために、その読出
し増幅器の電源の電圧は、最後の電極対のド側にその電
極対に面する転送電位の1番低いレベルの値を低くする
手段を持たない従来の電荷結合デバイスに通常要求され
る電源の電圧より低い。
好適な実施例においては、第5の種類の不純物がドープ
されている半導体領域21と23はN+形である。
それらの半導体領域の不純物ドーピング濃度は、第2の
種類(N形)の不純物がドープされている゛l′、導体
層の不純物ドーピング濃度より低い。
第8図は第1の電極対と、第2の電極対と、第3の電極
対とにそれぞれ加えられる加えられる電圧Vl、V2.
V3のグラフである。第4図に示されている実施例と同
様に、電圧V1とV2は値VOとVMの間で周期的に、
かつ逆位相で変化する電圧であり、電圧v3は電圧■1
と同相であるが、VMより高い値V’ mを何する。
第9図は、第7図に示されている装置の転送電極および
蓄積電極の下側と、中間電極および制御電極の下側に現
われる電位のグラフである。このグラフは、N+形不純
物がドープされている第1の半導体領域21の内部の電
位の井戸PUJも示す。第1の電極対と第2の電極対の
それぞれの蓄積電極5,7の下側の電位の井戸PUI、
PU2は第6図に示されている電位の井戸と同一であっ
て、同じ深さV、を有する。先に述べたように、第6図
に示されている実施例においては、半導体層16のドー
ピングおよび転送電極17の下側のドープされた領域1
9の存在とのために、最後の蓄積電極7の下側に苗植さ
れている電荷の転送電位を低くすることが可能にされる
。それらの電位はこのグラフではφ′ 1で表されてい
る。電圧V1が加えられる中間電極20により第1の半
導体領域21の下側にその半導体領域に面している電位
の井戸PU4へ向って蓄積されている電荷を流せるのに
十分な値の1番低い平らな電位レベルを生じさせること
が可能とされる。第1の半導体領域21へ1つの入力端
子が接続されている増幅器24は、電位の井戸PU4の
内部に集められた電荷の量に比例する電圧VSを与える
。実際に、転送電位を量△VPだけ減少することを可能
にする第3の電極対を介して、読出し増幅器24の電源
電圧vDDを同じ量だけ低くできる。増幅器24と、電
源VDRと、電源VGへそれぞれ接続されている半導体
領域21.23と蓄積電極22はMOS形トランジスタ
を実際に形成する。中間電極22はこのトランジスタの
ゲートであり、半導体領域23と21はこのトランジス
タのドレインとソースをそれぞれ表す。電荷が電位の井
戸P3の内部に集められている時にそのゲートVGへ加
えられる電圧により、それらの電荷を読出し増幅器24
により測定できる。
第10〜15図は本発明の電荷結合デバイスを製造する
方法の第1の実施例における重要な工程を示す略図であ
る。
第10図に示すように、この方法は第2の種類の不純物
(P形が好ましい)がドープされた半導体基板(たとえ
ばシリコン)の土に第2の種類の不純物(N形が好まし
い)がドープされた半導体層(シリコン製)2をまず形
成し、次にその半導体層2をたとえば酸化物のような絶
縁層3で被覆する。
次に、その絶縁層3の上に一連の電極4,5゜6、 7
 (4tffiの数は4に限られないことは明らかであ
る)を形成する。それらの電極は、第11図に示すよう
に絶縁物質12で被覆される。それらの電極は、絶縁層
3の上に、たとえば多結晶シリコン層25を付希するこ
とにより形成する。その層25の上にマスク26を置く
。このマスクによりそれらの電極を第10図に示すよう
にエツチングする。各電極を被覆する絶縁物質は、電極
のエツチングの後で多結晶シリコンを熱処理することに
より得ることができる。電極4〜7はある軸の沿って等
間隔で配置し、それから(第11図)第2の種類の不純
物(N形)がドープされている半導体層2の一連の電極
4,5,6.7の間に第3の種類の不純物(N−形が好
ましい)をドープされる。この第3の種類の不純物のド
ーピングを半導体層2の領域16内の一連の電極の最後
の電極7をこえた部分にも行う。
次に少なくとも1個の付加電極18(第13図)を絶縁
層3の上に形成する。この付加電極は、第12図に示す
ように、多結晶シリコンの層27を既に形成されている
電極の上と、それらの電極により覆われていない絶縁層
の上に付着し、その多結晶シリコン層27をエツチング
で除去することにより得る。このエツチングは、多結晶
シリコン層のうち電極18を形成すべき部分だけを覆う
マスク28により輪郭を定められる。その電極18を得
たら、その電極を絶縁物質で被覆する。電極18は前記
第3の電極対の蓄積電極を形成する。
それから、第13図に示すように、一連の電極のうちの
最後の電極7と第3の種類の不純物(N  )がドープ
されている領域16中の付加電極18との間に第4の種
類の不純物(N−形不純物が好ましい)をドープするこ
とが好ましい。そのために、既に形成されている全ての
電極を保護マスク29A、29Bで被覆する。第4の種
類の不純物(N−形)をドーピングして半導体領域1つ
を形成した後でそれらの保護マスクを除去する。
それから、第15図に示すように、多結晶シリコンで一
連の電極4,6.17,20.22を形成する。それら
一連の電極は、第3の種類の不純物(N  )をドープ
された領域と、第4の種類の不純物(N  )をドープ
された領域とに面するように配置される。それらの電極
は絶縁層3に接触する。それらは、たとえば電極5.7
のような周囲の電極と、第3の種類の不純物(N とN
 )をドープされた領域をそれぞれ、および部分的に被
覆する。中間電極20が付加電極18を部分的に被覆す
る。
本発明の方法は、絶縁層3の上で、中間電極22からあ
る距離の所に多結晶シリコン制御電極22を形成する工
程も含む。その制御電極は絶縁物質で被覆する。それら
の電極の全ては、第14図に示すように、電極5,7.
18のような電極と、絶縁層3を多結晶シリコン層30
で被覆することにより得られる。その多結晶シリコン層
30をマスク31で被覆する。そのマスク30を付着し
てから多結晶シリコン層30をエツチングすることによ
り電極4,6.17,20.22のような電極だけが残
される。既に形成されている7に極はそれらの電極を彼
援している絶縁層によりシールドされる。次に、第5の
種類の不純物(N+形不純物が好ましい)を、N 形不
純物をドープされている半導体層内の制御電極の両側に
ドープする。それから、それらの電極に接続線を付着す
る。
それらの接続線によりそれらの電極を電源へ接続できる
第4の種類の不純物(N−形不純物)をドープされた領
域の不純物濃度は、第3の種類の不純物(N−形)をド
ープされた領域の不純物濃度より低い。第5の種類の不
純物(N+形)をドープされた領域の不純物濃度は、第
2の種類の不純物(N形)をドープされた半導体層2の
不純物濃度より低い。
第16〜18図は本発明の電荷結合デバイスを製造する
方法の別の実施例の重要な工程を示す略図である。この
実施例においては、絶縁層3の上に付着されている多結
晶シリコン層25を、マスク 26を介してエツチング
する前に、絶縁層33を付着する。電極5.7のような
電極を第7図に示すように形成し、第3の種類の不純物
(N  )をドープされた半導体領域をそれらの電極の
間に形成するのは、その後だけである。
次に、多結晶シリコン層27を付着する。この多結晶シ
リコン層の上に樹脂マスク28を付着してからその多結
晶シリコン層27をエツチングして、付加電極18を形
成する。以前にエツチングされた電極5,7は、それら
の電極の上に付着された絶縁層33によりシールドされ
る。それから、電極18の絶縁と、電極5.7の側面の
絶縁を行う。この実施例の残りの工程は先に説明した実
施例の工程と同じである。
この実施例は前の実施例と比較して次のような利点をH
する。先の実施例においては、それらの電極を切断した
後で電極の表面の酸化を行う。その結果として、電極の
この酸化中に絶縁層3はシールドされないから、絶縁層
3の厚さは可変である。第2の実施例においては、多結
晶シリコン層25を切断する前に電極の表面を絶縁する
。その結果として、絶縁物質を被覆されているそれらの
電極を切断した後では、その絶縁層3は更に酸化される
ごとはないから、その後で形成される付加電極18の下
側の1¥さが変えられることはない。
このようにして、電極5と7の側面の絶縁と、付加電極
18の絶縁が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来の電荷結合デバイス
の構造と動作を示す略図、第4図は下流側位置から転送
電位とより小さい値の電位の井戸を生じさせるために用
いられる手段を有する本発明の電荷結合デバイスの概略
断面図、第5図は第4図に示されている電荷結合デバイ
スの種々の電極へ加えられる電圧のグラフ、第6図は第
4図に示されている電荷結合デバイス内の半導体層と絶
縁層の間の境界面における、電荷の流れのX軸に沿う転
送電位と電位の井戸を表すブラフ、第7図は下流側端部
から、その端部に集められた電荷を検出および測定する
手段を含む本発明の電荷結合デバイスの概略断面図、第
8図は第7図に示されている電荷結合デバイスの主電極
へ加えられた電圧のブラフ、第9図は第7図に示されて
いる電荷結合デバイス内の半導体層と絶縁層の間の境界
面に現われる重要な電位を表すブラフ、第10〜15図
は本発明の電荷結合デバイスを製造する方法の第1の実
施例の重要な工程を示す概略断面図、第16〜18図は
本発明の製造方法の別の実施例のある工程を示す概略断
面図である。 1・・・半導体基板、2.16・・・半導体層、3.3
3・・・絶縁層、4,6.17・・・転送電極、5、 
7. 18・・・蓄積電極、15・・・第3の種類の不
純物がドープされた領域、1つ・・・第4の種類の不純
物をドープされた領域、20・・・中間電極、21・・
・第1の半導体領域、22・・・制御電極、23・・・
第2の半導体領域、25.27・・・多結晶シリコン層
、26.28・・・マスク、PPI、P2・・・電極、
PUI、PU2・・・電位の井戸。 出願人代理人  佐  藤  −雄 286一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の種類の不純物をドープされた半導体基板と、 第2の種類の不純物をドープされ、その基板を覆う半導
    体層と、 この半導体層を覆う絶縁層と、 上流側位置と下流側位置の間で電流の流れる向きを定め
    る1本の同じ軸に沿う、少なくとも1つの第1の電極対
    および少なくとも1つの第2の電極対と、 を備え、各電極対は、前記向きに、絶縁層に接触する表
    面を転送電極と絶縁層に接触する表面を有する蓄積電極
    を有し、 第1の電極対および第2の電極対の接触表面に面するよ
    うに第3の種類の不純物をドープされた領域が第2の種
    類の半導体層内に形成され、第1の電極対の電極と第2
    の電極対の電極は第1の値と第2の値の間を周期的に、
    かつ逆位相で変化する第1の電圧源と第2の電圧源へそ
    れぞれ接続されて、蓄積電極の下側に蓄積電極に面する
    等しい深さの電位の井戸を形成し、かつ第1の電極対の
    転送電極および蓄積電極と第2の電極対の転送電極およ
    び輸送電極の下側に同一の、位相が異なる電位を生じさ
    せて前記向きに電荷の流れを生じさせる電荷結合デバイ
    スにおいて、この装置は、下流側位置から前記軸に沿っ
    て、流れの向きに、第2の種類の不純物がドープされて
    いる半導体層内に形成された、第3の種類の不純物がド
    ープされている半導体層と、 絶縁層に接触する表面を有する転送電極と蓄積電極を前
    記向きに備えるとともに、第3の電極対の下側に、その
    第3の電極対に面し、第1の電極対と第2の電極対の転
    送電極および蓄積電極の下側に、それらの電極に面して
    生じさせられる転送電位の値より小さい値を有する輸送
    電位を生ずる手段とを備える少なくとも1つの第3の電
    極対と、を備えることを特徴とする電荷結合デバイス。 2、請求項1記載の装置において、第3の電極対の下側
    にその第3の電極対に面して、第1の電極対と第2の電
    極対の輸送電極および蓄積電極の下側に、それらの電極
    に面して生じさせられる転送電位の値より小さい値を有
    する転送電位を生じさせる手段は、第3の電極対の転送
    電極の下側にその転送電極に面する、第4の種類の不純
    物がドープされた領域を備え、第3の種類の不純物がド
    ープされている半導体層においては、第3の電極対の転
    送電極と蓄積電極が、第1の電極対の電極へ加えられる
    電圧と同相で周期的に変化する電圧を有する電源へ接続
    され、その電圧は前記第1の値と、第2の値より高い第
    3の値との間で変化することを特徴とする装置。 3、請求項2記載の装置において、第1の種類の不純物
    がドープされる半導体基板にはP形不純物がドープされ
    、第2の種類の不純物がドープされる半導体層にはN形
    不純物がドープされ、第3の種類の不純物がドープされ
    る半導体層および半導体領域にはN−形不純物が、第2
    の種類の不純物がドープされる半導体層のドーピング濃
    度より低い濃度でドープされ、第4の種類の不純物がド
    ープされている半導体領域にはN^−^−形不純物が、
    第3のN^−形不純物がドープされる半導体層のドーピ
    ング濃度より低いドーピング濃度でドープされることを
    特徴とする装置。 4、請求項2記載の装置において、第3の電極対の下側
    に集められた電荷を検出する手段を更に備え、この手段
    は、第3の電極対の蓄積電極に隣接して、絶縁層に接触
    する中間電極と、この中間電極からある距離の所に設け
    られ、絶縁層に接触する制御電極と、中間電極と制御電
    極の間に設けられているスペースの下側にそのスペース
    に面する領域内の、第3の種類の不純物をドープされた
    半導体層内に形成された、第5の種類の不純物をドープ
    された半導体領域と、電荷の流れる向きで、制御電極に
    隣接する領域内の、第3の種類の不純物をドープされた
    半導体層内に形成された、第5の種類の不純物をドープ
    された第2の半導体領域とを備え、制御電極と、第2の
    領域と、中間電極とは電源へそれぞれ接続されて、第1
    の領域の下側に、その第1の領域に面する、第1の電極
    対の蓄積電極と第2の電極対の蓄積電極との下側の電位
    の井戸の深さより浅い電位の井戸を形成し、第1の領域
    の下側でその第1の領域に面する電位の井戸内に集めら
    れた電荷を測定するための増幅器へ第1の領域は接続さ
    れることを特徴とする装置。 5、請求項4記載の装置において、第5の種類の不純物
    がドープされている第1の半導体領域と第2の半導体領
    域は、第2の種類のN形不純物がドープされている半導
    体層の不純物濃度レベルより高い不純物濃度レベルでN
    ^+形不純物をドープされることを特徴とする装置。 6、第1の種類の不純物をドープされている半導体基板
    の上に、第2の種類の不純物をドープされた半導体層を
    形成する工程と、 その半導体層の上に絶縁層を被覆する工程と、絶縁物質
    を被覆されている多結晶シリコン製の一連の電極をこの
    絶縁層の上にある軸に沿って隔てて形成する工程と、 第2の種類の半導体層の内部の、前記一連の電極の間に
    、第3の種類の不純物がドープされた領域を形成する工
    程と、 を備え、第3の種類の不純物がドープされている前記領
    域の1つは前記一連の電極のうちの最後の電極を超えて
    も延びる、電荷結合デバイスを製造する方法において、
    絶縁物質を被覆された少なくとも1つの付加多結晶シリ
    コン電極を、絶縁層上の、前記一連の電極のうちの最後
    の電極からある距離の所に、形成する工程と、 一連の電極のうちの最後の電極と付加電極の間で、第3
    の種類の不純物がドープされている領域内に種類の不純
    物がドープされた領域を形成する工程と、 一連の多結晶シリコン電極を、第3の種類の不純物がド
    ープされている領域および第4の種類の不純物がドープ
    されている領域にそれぞれ面するようにして、かつ、絶
    縁層に接触して、更に、前記一連の電極および補助電極
    をそれぞれ部分的に覆うようにして形成する工程と、 を備えることを特徴とする電荷結合デバイスを製造する
    方法。 7、請求項6記載の方法において、絶縁層上の、前記一
    連の電極の最後の電極からある距離の所に、前記付加電
    極を部分的に覆う多結晶シリコン製の制御電極を、前記
    軸に沿って形成する工程と、第5の種類の不純物がドー
    プされている第1の領域および第2の領域を制御電極の
    両側で、第3の種類の不純物をドープされている半導体
    領域内に形成する工程とを備えることを特徴とする方法
    。 8、請求項7記載の方法において、第1の種類の不純物
    がドープされている半導体基板にP形不純物をドーピン
    グし、第2の種類の不純物がドープされている半導体層
    にはN形不純物をドーピングし、第3の種類の不純物が
    ドープされている半導体領域にはN^−形不純物を、第
    2の種類の不純物がドープされている半導体層の不純物
    濃度より低い不純物濃度をドーピングし、第4の種類の
    不純物がドープされている半導体領域にはN^−^−形
    不純物を、第3の種類の不純物がドープされている半導
    体領域の不純物濃度より低い不純物濃度でドーピングし
    、第5の種類の不純物がドープされている半導体領域に
    はN^+形不純物を、第2の種類のN形不純物がドープ
    されている半導体層の不純物濃度より高い不純物濃度で
    ドーピングすることを特徴とする方法。
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