JPH02263A - 尿素類の製造方法 - Google Patents

尿素類の製造方法

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JPH02263A
JPH02263A JP63012019A JP1201988A JPH02263A JP H02263 A JPH02263 A JP H02263A JP 63012019 A JP63012019 A JP 63012019A JP 1201988 A JP1201988 A JP 1201988A JP H02263 A JPH02263 A JP H02263A
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Takao Ikariya
隆雄 碇屋
Masanori Itagaki
板垣 正紀
Izumi Shimoyama
泉 下山
Masatsugu Mizuguchi
水口 雅嗣
Tetsuo Yatani
哲男 八谷
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Nippon Kokan Ltd
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    • Y02P20/584Recycling of catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は尿素類の製造方法の改良に関する。
〔従来の技術〕
尿素類を製造する方法として、アミンと一酸化炭素とを
コバルトカルブニル、酢酸銀、イオウ、セレン、白金族
金属などの触媒を用いて反応させる方法が提案されてい
る。
また、ルテニウム錯体触媒下で、ニトロベンゼンと一酸
化炭素とを、水素の存在下で反応させると、ジフェニル
尿素とアニリンが生成することが知られている。
前述した、アミンと一酸化炭素による尿素類の製造方法
において、コバルトカルボニル又は酢酸銀を用いる方法
は、尿素類の収率及び選択率があまシ高くない。また、
イオウ、又はセレンを用いる方法は、−数的には収率及
び選択率は高いが、触媒成分の分離回収に繁雑な操作を
必要とする。
白金族金属を用いる方法は、例えば、特公昭53−41
123号、特開昭58−144363号などに提案され
ている。前者のものは収率が60%程度と低い。また、
後者のものでは、触媒系が主金属触媒であるパラジウム
の他に、ハロダン化合物及び酸素ガスを含む抜雑なもの
であシ、触媒の回収に煩雑な操作を必要とするとともに
、対独性の優れた高価な材料を使用しなければならない
問題がある。
一方、Inorg、Chem、 9 、342(197
0)には、ルテニウム錯体触媒によシ、ニトロベンゼン
と一酸化炭素とを、水素の存在下で反応させると、ジフ
ェニル尿素が得られるが、この反応は反応速度が小さく
、大量のア= IJンの生成が避けられない。
さらに、特開昭62−111960号及び62−111
958号ではアニリンを溶媒としてニトロベンゼンと一
酸化炭素とをルテニウム錯体触媒により反応させるとジ
フェニル尿素が得られる。しかしこの反応では、後処理
過程でルテニウム錯体触媒の析出がおこシ生成物である
尿素の結晶と共に系外に出てしまう可能性がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、反応後の生成物と、触媒成分との分
離が容易であり、しかも、尿素類の収率が高く、反応の
反応速度が大きい、効率の良い尿素類の製造方法を提供
するものである。
更にこの発明の目的は、触媒金属に配位力のある化合物
を、溶媒の一部として用いることで、触媒のリサイクル
時に析出する可能性を少なくし、触媒リサイクルの効率
よく行なうことが出来る尿素類の製造方法を提供する事
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、芳香族第一アミンと芳香族ニトロ化合物と
一酸化炭素とを反応させ、その際、白金族金属を含む化
合物を主体とする触媒を使用し、かつ、金属に対して配
位力のある化合物を溶媒の一部として用いるようにした
尿素類の製造方法である。
この反応は以下の一般式にしたがって進行すると考えら
れる。
2ArNH2+ Co −+ ArNHCNHAr +
 2[H:1+) ArN0□+ 2CO+ 2(H)
 −* ArNH2+ 2CO2ArNH2+ ArN
0□+ 3CO−+ ArNHCNHAr + 2C0
2芳香族第一アミンとしては、アニリン類、アミノナフ
タレン類、アミノアンスラセン類、アミノビフェニル類
などかあシ、具体的な化合物として、アニリン、Q−、
m−及びp−)ルイジン、〇−m−及Up−クロロアニ
リン、α及びβナフチルアミン、2−メチル−1−アミ
ノナフタレン、ジアミノベンゼン、トリアミノベンゼン
、アミントルエン、ジアミノトルエン、アミノナフタリ
ン、ならびK、これらの異性体、更にはこれらの混合物
々とが挙げられる。
芳香族モノニトロ化合物としては、ニトロベンゼン類、
ニトロナフタレン類、ニトロアンスラセン類、ニトロピ
フェニル類あるいは少なくとも1個の水素が他の置換基
、例えば、ハロダン原子、シアノ基、脂環基、芳香族基
、アルキル基、アルコキシ基、スルホン基、スルホキシ
ド基、カルビニル基、エステル基、アミド基などによっ
て置換されているニトロ化合物などがあり、具体的な化
合物としてニトロベンゼン、o −+ m −及ヒp 
−二トロトルエン、0−ニトロ−p−キシレン、2−メ
チル−1−二トロナフタレン、o−、m−及o:p−ク
ロロニトロベンゼン、1−7”コモ−4−二トロベンゼ
ン、並びにこれらの異性体、更にはこれらの混合物など
が挙げられる。ただし、芳香族第一アミンに対応するニ
トロ化合物を用いるほうが好ましい。
添加する配位性の溶媒としては、ニトリル類、ピリジン
類、キノリン類、環状エーテル類などがあシ、具体的な
化合物として、アセトニトリル、ベンゾニトリル、ピリ
ジン、アミノピリジン、ジアミノピリジン、キノリン、
テトラヒドロフラン、1−4−ジオキサン、並びにこれ
らの異性体、更にはこれらの混合物などが挙げられる。
−酸化炭素は、純粋なものであってもよく、また、窒素
、アルゴン、ヘリウム、炭酸ガス、炭化水素、ハロダン
化炭化水素などを含むものであってもよい。
白金族金属を含む化合物は、ルテニウム、ロジウム、ノ
!ラジウム、白金などの白金族元素と、酸化炭素、ホス
フィン類等の配位子、または、有機基を有する有機金属
化合物類などとの化合物であるが、ハロゲン元素を含ま
ないものが好ましい。
具体的には、Ru3(Co)12 、H4Ru4(Co
)、2+(Ru2(co)4(Hcoo)2)、 、 
Ru(CO)3(dppe) 。
(Ru (Co) 2 (HCOO)P (C−C5H
11) 3 ) 2 * Ru (a ea e ) 
3等のルテニウム錯体化合物、Rh6(co) 、 、
 、 RhH(co)(pph3)3゜Rh(acac
)(Co)(PPh3) 、 Rh(aeac)(Co
)2.Rh(aeac)3などのロジウム錯体化合物な
どが挙げられる。ただL、dppeハシフェニルホスフ
ィノエタン、aeaeはアセチルアセトナトを示す。
また、これらの錯化合物以外にも、反応系中で活性種へ
と変化するような無機白金族金属化合物を用いることも
できる。具体的には、RuO2・nH2O、Ru−ブラ
ック等があげられる。これらの化合物は、反応系中でカ
ルブニル錯体へと変化して活性種を与えていると考えら
れる。
さらに、これらの白金族金属にコバルト、鉄。
ロジウム、パラジウム等を複合して使用することもでき
る。
反応温度は通常30〜300℃、好ましくは120〜2
00℃の温度範囲で行なわれる。反応圧力は1〜5 o
 o kg/cが、好ましくは1〜150kll/cm
”の範囲であシ、反応時間は他の条件によって異なるが
、通常数分〜数時間である。
この反応では、反応原料である芳香族第1アミン、およ
び芳香族ニトロ化合物と配位性の溶媒との混合物を実質
的に溶媒として用いることができる。
〔発明の作用、効果〕
この発明方法で得られた尿素類は、溶媒、及び原料であ
る芳香族アミン、芳香族ニトロ化合物に対する溶解度が
小さい。このため、反応終了後の溶液を室温程度に冷却
するだけで、生成した尿素類が結晶として析出してくる
。従ってこの溶液をろ過することによシ尿素類を固形物
として効率よく得られる。一方、触媒は加えた配位性の
溶媒によ)安定化されて濾液中に析出することなく存在
しているので、これをそのまま再使用でき、経済的であ
る。反応後、室温に冷却することによシ、反応系が固化
する場合、反応混合物中のN、「−ジ置換ウレア以外の
成分は、トルエン、ベンゼン等の溶剤で洗浄することに
よシ容易に分離でき、N、ソージ置換ウレアのみを単独
で取シだすことができる。また、濾液は、溶剤を留去し
た後、再度反応に供することができる。
この反応では、溶媒として、トルエン、シクロヘキサン
などの、この反応に関与しない化合物を使用することも
可能である。しかし、原料である芳香族第1アミン濃度
を大きくすると反応速度が大きくなることから、芳香族
第1アミンを大過剰に加えて、溶媒の一部として使用し
、実質上反応溶媒を、添加する配位性溶媒と芳香族第1
アミンとの混合溶媒とすることで、大きな反応速度で反
応を行なうことができる。
またこの発明では、ハロダン化合物を使用する必要がな
いので材料の腐蝕が極めて少なく、反応器に高価な材料
を使用する必要がなくなる。
さらにこの反応は副反応が少なく、高い収率尿素類を得
ることができる。
〔実施例〕
実施例1 内容積20071/、電磁攪拌式オートクレーブに。
ニトロベンゼン3.69P、アニリン40ゴ、ピリジン
1.0−1Ru3(Co)、20.10 y−を入れ、
系内を一酸化炭素 置換した後、−酸化炭素を50に9
/art”となるように圧入した。攪拌しながら160
℃で2.0時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却
し、排気後、反応溶液を濾過してN、N’−ジフェニル
尿素の結晶5.33jl−を得た。ろ液をHP LC及
びGC(高速液体クロマトグラフ及びガスクロマトグラ
フ)で分析したところ、N、「−ジフェニル尿素が0.
20y−含まれ、ニトロベンゼンは検出されなかった。
N、「−ジフェニル尿素の収率は、単離されたもののみ
において84チ、溶液中に存在するものまで含めると8
7チである。
実施例2〜9 次に、実施例1で示したものと同様の装置、操作におい
て、N、ソージフェニル尿素の生成実験を行なった結果
を表1に示す。
実施例1O 次に、触媒を(Ru 2 (Co )4 (HCOO)
 2 )n に変えて、実施例1で示したものと同様の
装置、操作において、N、「−ジフェニル尿素の生成実
験を行なった結果を表2に示す。
実施例11 さらに、触媒をRuO2・nH2O(日本工ングルノ1
ルド社製、Ru含有率47q6)に変えて、実施例1で
示したものと同様の装置、 操作において、 N、シー ジフェニル尿素の生成実験を行なった結果を表2に示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芳香族第一アミンと芳香族ニトロ化合物と一酸化炭素と
    を反応させる際に、白金族金属を含む化合物を主体とす
    る触媒を使用し、かつそれらの金属に配位力のある化合
    物を溶媒の一部として使用する尿素類の製造方法。
JP63012019A 1987-10-09 1988-01-22 尿素類の製造方法 Expired - Lifetime JPH0660151B2 (ja)

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Applications Claiming Priority (3)

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JP62-255009 1987-10-09
JP25500987 1987-10-09
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