JPH02263505A - 加工用工具 - Google Patents
加工用工具Info
- Publication number
- JPH02263505A JPH02263505A JP8496989A JP8496989A JPH02263505A JP H02263505 A JPH02263505 A JP H02263505A JP 8496989 A JP8496989 A JP 8496989A JP 8496989 A JP8496989 A JP 8496989A JP H02263505 A JPH02263505 A JP H02263505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- treated
- powder
- surface layer
- grains
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 62
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims abstract description 24
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 16
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 16
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 12
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 3
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 21
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 21
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 8
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 6
- 229910000856 hastalloy Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 3
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011195 cermet Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B25/00—Mandrels for metal tube rolling mills, e.g. mandrels of the types used in the methods covered by group B21B17/00; Accessories or auxiliary means therefor ; Construction of, or alloys for, mandrels or plugs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋼材を熱間加工するための工具に関するもの
で、例えば熱処理炉内のロールや、シームレス鋼管(継
目無鋼管)を圧延するとき用いる穿孔プラグ、プラグミ
ルプラグ、ガイドシュー等に適用される。
で、例えば熱処理炉内のロールや、シームレス鋼管(継
目無鋼管)を圧延するとき用いる穿孔プラグ、プラグミ
ルプラグ、ガイドシュー等に適用される。
(従来の技術)
鋼材を熱間加工する場合、この鋼材に接触する工具の接
触部位には、耐熱性や耐焼付性、耐摩耗性が要求される
。
触部位には、耐熱性や耐焼付性、耐摩耗性が要求される
。
このような熱間加工用工具としては、例えばCr含有鋼
からなるシームレス鋼管を製造するとき用いる穿孔プラ
グがあるが、この穿孔プラグの表層に耐焼付性や耐摩耗
性を向上させるためにバインダ金属とセラミックスから
なるサーメツト層を形成したものが知られている(特開
昭63−14849号)。
からなるシームレス鋼管を製造するとき用いる穿孔プラ
グがあるが、この穿孔プラグの表層に耐焼付性や耐摩耗
性を向上させるためにバインダ金属とセラミックスから
なるサーメツト層を形成したものが知られている(特開
昭63−14849号)。
この従来の熱間加工用工具によると、過酷な使用条件下
においても使用に耐え、例えば炭素鋼に比べCr等の合
金含有量の多い合金鋼を熱間加工するときのような場合
にも工具の使用寿命が延びるように図られている。
においても使用に耐え、例えば炭素鋼に比べCr等の合
金含有量の多い合金鋼を熱間加工するときのような場合
にも工具の使用寿命が延びるように図られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、従来の熱間加工用工具によると5例えば穿孔プ
ラグによりシームレス鋼管を造る場合、被処理材と接触
する穿孔プラグの表面温度が1370℃以上の高温に上
昇することがあるため、このような場合、穿孔プラグの
サーメツト層のバインダ金属が溶融して被処理材に融着
したり、穿孔プラグと被処理材が焼付いたりするという
問題がある。
ラグによりシームレス鋼管を造る場合、被処理材と接触
する穿孔プラグの表面温度が1370℃以上の高温に上
昇することがあるため、このような場合、穿孔プラグの
サーメツト層のバインダ金属が溶融して被処理材に融着
したり、穿孔プラグと被処理材が焼付いたりするという
問題がある。
また熱処理炉内における工具としてのロールにあっては
、熱間加工時高温になってロール表面からバインダ金属
が溶融し、溶融金属が被処理材と融着し、ロール表面に
凹凸が生じ、このロール表面の凹凸により被処理材の表
面が疵ついたりするという問題が発生した。
、熱間加工時高温になってロール表面からバインダ金属
が溶融し、溶融金属が被処理材と融着し、ロール表面に
凹凸が生じ、このロール表面の凹凸により被処理材の表
面が疵ついたりするという問題が発生した。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、鋼材を熱間加工するにあたり、被処理材との焼
付きならびに被処理材に表面疵が発生するのを防止する
ようにした加工用工具を提供することを目的とする。
もので、鋼材を熱間加工するにあたり、被処理材との焼
付きならびに被処理材に表面疵が発生するのを防止する
ようにした加工用工具を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
そのために、本発明の第1の発明の加工用工具は、Cr
61.0wt%、C≦0.08wt%のCO基合金また
はCr61.0wt%、C≦0.08wt%のNi基合
金により母材を構成し、被処理材との接触部位の表層に
W粉末を含有させ、この表層のうちのW粒の容積率を2
0〜90体積%にしたことを特徴とする。
61.0wt%、C≦0.08wt%のCO基合金また
はCr61.0wt%、C≦0.08wt%のNi基合
金により母材を構成し、被処理材との接触部位の表層に
W粉末を含有させ、この表層のうちのW粒の容積率を2
0〜90体積%にしたことを特徴とする。
本発明の第2の発明の加工用工具は、鋳鉄、炭素鋼、ス
テンレス鋼等の鉄基合金により母材を構成し、被処理材
との接触部位にCr≦1.0wt%、C≦0.08wt
%のCo基合金粉末またはCr≦1.0wt%、C≦0
.08wt%のNi基合金粉末を肉盛し、さらに該肉盛
層にW粉末を含有させ、この肉盛層のうちのW粒の容積
率を20〜90%にしたことを特徴とする。
テンレス鋼等の鉄基合金により母材を構成し、被処理材
との接触部位にCr≦1.0wt%、C≦0.08wt
%のCo基合金粉末またはCr≦1.0wt%、C≦0
.08wt%のNi基合金粉末を肉盛し、さらに該肉盛
層にW粉末を含有させ、この肉盛層のうちのW粒の容積
率を20〜90%にしたことを特徴とする。
本発明の加工用工具の母材としては、ハステロイB例え
ば0.02%C130%Mo、残部実質的にN1や、オ
ーステナイト系ステンレス鋼、例えば0.08%以下C
,1,00%以下Si、200%以下Mn、0.045
%以下p、o、。
ば0.02%C130%Mo、残部実質的にN1や、オ
ーステナイト系ステンレス鋼、例えば0.08%以下C
,1,00%以下Si、200%以下Mn、0.045
%以下p、o、。
3%以下S、8.00〜10.50%Ni、1800〜
20.00%Cr、残部実質的にFeからなるステンレ
ス鋼(SUS304)や炭素鋼等を用いることができる
。
20.00%Cr、残部実質的にFeからなるステンレ
ス鋼(SUS304)や炭素鋼等を用いることができる
。
前記肉盛表層の主成分をWとしたのは、高融点金属であ
り、耐熱性および耐焼付性が優れかつ耐摩耗性が良好で
あるWの特性を活かすため等の理由による。肉盛する方
法は、プラズマアーク装置により母材の表層または予め
肉盛した肉盛層の表層を溶解し、この溶解部にWを含浸
させる。Wは高価なものであるから、母材または肉盛層
の表層のみW粒の容積率の高い層に形成する。表層のW
粒容積率は耐熱性、耐焼付性および耐摩耗性の点から2
0%以上必要であり、肉盛作業性および靭性の点から9
0%以下に限定した。また表層におけるW以外のマトリ
ックスはプラズマアーク溶接を実施するためのWMは1
0%前後増大する。
り、耐熱性および耐焼付性が優れかつ耐摩耗性が良好で
あるWの特性を活かすため等の理由による。肉盛する方
法は、プラズマアーク装置により母材の表層または予め
肉盛した肉盛層の表層を溶解し、この溶解部にWを含浸
させる。Wは高価なものであるから、母材または肉盛層
の表層のみW粒の容積率の高い層に形成する。表層のW
粒容積率は耐熱性、耐焼付性および耐摩耗性の点から2
0%以上必要であり、肉盛作業性および靭性の点から9
0%以下に限定した。また表層におけるW以外のマトリ
ックスはプラズマアーク溶接を実施するためのWMは1
0%前後増大する。
なお、本発明の適用可能な加工用工具としては、+11
穿孔プラグ、プラグミルプラグ、摩管プラグ、ガイドシ
ュー等のシームレス鋼管圧延用工具、(2)スキッドレ
ール、スキッドボタン、炉内ロール等の熱処理炉用部品
、 (3)圧延ロール、ガイドロール、サイドガイド等の圧
延用部品等が挙げられるが、これらに限定されるもので
ない。
穿孔プラグ、プラグミルプラグ、摩管プラグ、ガイドシ
ュー等のシームレス鋼管圧延用工具、(2)スキッドレ
ール、スキッドボタン、炉内ロール等の熱処理炉用部品
、 (3)圧延ロール、ガイドロール、サイドガイド等の圧
延用部品等が挙げられるが、これらに限定されるもので
ない。
(実施例)
本発明の実施例について説明する。
夫l■」
実施例1は、シームレス鋼管を圧延するとき用いる穿孔
プラグに本発明を適用した例である。
プラグに本発明を適用した例である。
第1表に示すように、発明例1は、穿孔プラグの母材と
して鋳造材からなるハステロイBを用い、この母材の表
層を形成する肉盛材として、W粒を厚さ1mm程度の容
積公使用した。
して鋳造材からなるハステロイBを用い、この母材の表
層を形成する肉盛材として、W粒を厚さ1mm程度の容
積公使用した。
この穿孔プラグの被処理材との接触部位の表層をプラズ
マアーク溶解装置により溶解し、この表面溶解層にW粒
を含浸させ、この表面W含浸層のW粒の容積率を20〜
90vo!%にした。
マアーク溶解装置により溶解し、この表面溶解層にW粒
を含浸させ、この表面W含浸層のW粒の容積率を20〜
90vo!%にした。
得られた穿孔プラグを用いてCr含有鋼のシームレス鋼
管を圧延して作製したところ、第1表に示す結果を得た
。
管を圧延して作製したところ、第1表に示す結果を得た
。
シームレス鋼管の材質は、5US304とした。
評価は、シームレス鋼管の加工本数を寿命指数として計
算した。結果は第1表に示すとおりであった。
算した。結果は第1表に示すとおりであった。
(以下、余白)
第1表において、発明例2は、母材に5US304を用
い、第1の肉盛材にハステロイBを厚さ1mm程度にな
る容量分用い、その上に第2の肉盛材としてW粒を厚さ
1mm程度の容量分用いた。
い、第1の肉盛材にハステロイBを厚さ1mm程度にな
る容量分用い、その上に第2の肉盛材としてW粒を厚さ
1mm程度の容量分用いた。
そして、発明例Iと同様に、母材の被処理材との接触部
位の表層をプラズマアーク溶解により溶解し、この表面
溶解層に第1の肉盛材を肉盛し、さらにこの肉盛材の上
に第2の肉盛材をプラズマアーク溶解により肉盛した。
位の表層をプラズマアーク溶解により溶解し、この表面
溶解層に第1の肉盛材を肉盛し、さらにこの肉盛材の上
に第2の肉盛材をプラズマアーク溶解により肉盛した。
そして穿孔プラグの表層のW粒の容積率が20〜90%
になるようにW粉末を含浸させた。
になるようにW粉末を含浸させた。
得られた穿孔プラグによりCr含有鋼のシームレス鋼管
を圧延したところ、第1表に示す結果を得た。評価は実
施例1と同様にシームレス鋼管の加工本数を寿命指数で
表わした。
を圧延したところ、第1表に示す結果を得た。評価は実
施例1と同様にシームレス鋼管の加工本数を寿命指数で
表わした。
第1表において、比較例1は、スケール処理した鋳造材
からなる合金鋼であって、その組成が、0.3%C,3
%Cr、1%Niおよび残部実質的にFeの穿孔プラグ
を用いた。
からなる合金鋼であって、その組成が、0.3%C,3
%Cr、1%Niおよび残部実質的にFeの穿孔プラグ
を用いた。
この穿孔プラグによりシームレス鋼管の圧延を行なった
ところ、その鋼管の加工本数で表わされるプラグの寿命
指数は、第1表に示すとおりであった。
ところ、その鋼管の加工本数で表わされるプラグの寿命
指数は、第1表に示すとおりであった。
第1表から解るように、本発明例1および2の穿孔プラ
グによると、比較例1に比べ、寿命指数が長いだけでな
く、穿孔プラグの表層と鋼管との間の融着や焼付の発生
頻度が低く、シームレス鋼管の内表面に発生した表面疵
の量も少ないことが解った。
グによると、比較例1に比べ、寿命指数が長いだけでな
く、穿孔プラグの表層と鋼管との間の融着や焼付の発生
頻度が低く、シームレス鋼管の内表面に発生した表面疵
の量も少ないことが解った。
夫mJMユ
実施例2は、熱処理炉内に配置されるロールに本発明を
適用したものである。
適用したものである。
第2表において1発明例3は、母材にハステロイBを用
い、この母材の表層を形成する肉盛材として、W粒を表
面層厚さ1mm程度分の容積を用いた。
い、この母材の表層を形成する肉盛材として、W粒を表
面層厚さ1mm程度分の容積を用いた。
そして、母材の表層をプラズマアーク溶解により溶解し
、前記肉盛材を肉盛し、表層にW粉末を含浸させ、この
表層のうちのW粒の容積率は20〜90体積%にした。
、前記肉盛材を肉盛し、表層にW粉末を含浸させ、この
表層のうちのW粒の容積率は20〜90体積%にした。
得られたロールを熱処理炉に配置し、被処理材に発生す
る表面疵発生指数を測定したところ、第2表に示すとお
りであった。
る表面疵発生指数を測定したところ、第2表に示すとお
りであった。
発明例4は、母材に5US304を用い、この母材の表
面に第1の肉盛材としてハステロイBを厚さ1mm程度
の容積弁プラズマアーク溶解により肉盛し、さらにその
上から第2の肉盛材としてW粒をプラズマアーク溶解に
より厚さ1mm程度分溶解含浸させた。
面に第1の肉盛材としてハステロイBを厚さ1mm程度
の容積弁プラズマアーク溶解により肉盛し、さらにその
上から第2の肉盛材としてW粒をプラズマアーク溶解に
より厚さ1mm程度分溶解含浸させた。
得られたロールを熱処理炉内に配置して被処理材の表面
に発生する表面疵発生指数を測定したところ、第2表に
示す結果を得た。
に発生する表面疵発生指数を測定したところ、第2表に
示す結果を得た。
第2表において、比較例2は、鋳造材からなるロールで
あって、組成が、0.4%C134%Cr、30%Ni
、5%W、残部実質的にFeからなるロールを用いた。
あって、組成が、0.4%C134%Cr、30%Ni
、5%W、残部実質的にFeからなるロールを用いた。
このロールを用いて被処理材に発生する表面疵発生を測
定したところ、その表面疵発生指数は第2表に示すとお
りであった。
定したところ、その表面疵発生指数は第2表に示すとお
りであった。
(以下、余白。)
第2表から明らかなように、発明例3および4では、比
較例2に比べ被処理材に発生する表面疵発生指数はかな
り低く、熱処理炉内でのロールと被処理材との融着や焼
付の発生頻度がかなり低いことが解った。
較例2に比べ被処理材に発生する表面疵発生指数はかな
り低く、熱処理炉内でのロールと被処理材との融着や焼
付の発生頻度がかなり低いことが解った。
(発明の効果)
以上説明したよう°に、本発明の加工用工具によると、
工具の耐熱性、耐焼付性および耐摩耗性が改善され、過
酷な使用条件において工具の寿命を一層長くできるとと
もに、被処理材の表面疵を大幅に減らし、被処理材の表
面肌の改善が図れるという効果がある。
工具の耐熱性、耐焼付性および耐摩耗性が改善され、過
酷な使用条件において工具の寿命を一層長くできるとと
もに、被処理材の表面疵を大幅に減らし、被処理材の表
面肌の改善が図れるという効果がある。
Claims (2)
- (1)Cr≦1.0wt%、C≦0.08wt%のCo
基合金またはCr≦1.0wt%、C≦0.08wt%
のNi基合金により母材を構成し、被処理材との接触部
位の表層にW粉末を含有させ、この表層のうちのW粒の
容積率を20〜90体積%にしたことを特徴とする耐熱
性および耐焼付性の良好な加工用工具。 - (2)鉄基合金により母材を構成し、被処理材との接触
部位にCr≦1.0wt%、C≦0.08wt%のCo
基合金粉末またはCr≦1.0wt%、C≦0.08w
t%のNi基合金粉末を肉盛し、さらに該肉盛層にW粉
末を含有させ、この肉盛表層のうちのW粒の容積率を2
0〜90%にしたことを特徴とする耐熱性および耐焼付
性の良好な加工用工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8496989A JP2587492B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 加工用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8496989A JP2587492B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 加工用工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02263505A true JPH02263505A (ja) | 1990-10-26 |
JP2587492B2 JP2587492B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=13845454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8496989A Expired - Lifetime JP2587492B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 加工用工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587492B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010146456A1 (en) * | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Lincoln Global, Inc. | Welding contact tip having diamond; welding gun with such welding contact tip |
JP2016047545A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | Jfeスチール株式会社 | 継目無鋼管穿孔圧延用プラグ |
JP2016047546A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | Jfeスチール株式会社 | 継目無鋼管の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP8496989A patent/JP2587492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010146456A1 (en) * | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Lincoln Global, Inc. | Welding contact tip having diamond; welding gun with such welding contact tip |
JP2016047545A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | Jfeスチール株式会社 | 継目無鋼管穿孔圧延用プラグ |
JP2016047546A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | Jfeスチール株式会社 | 継目無鋼管の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2587492B2 (ja) | 1997-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4110514A (en) | Weld metal deposit coated tool steel | |
JPS6233037B2 (ja) | ||
JPS5929105B2 (ja) | 耐溶融亜鉛侵食性にすぐれFe基合金 | |
US3855015A (en) | Work roll for hot rolling | |
JPS5886974A (ja) | 耐摩耗性ロ−ル | |
JPS61283489A (ja) | 肉盛溶接用複合ワイヤ | |
JPS58176095A (ja) | 耐溶接割れ性のすぐれた硬質肉盛溶接用Co基合金 | |
JPH02263505A (ja) | 加工用工具 | |
JP2002361482A (ja) | 耐食性、耐摩耗性および耐焼付き性に優れた肉盛り用材料及び複合工具 | |
JPS5915979B2 (ja) | 熱間圧延において圧延による疵発生の少ないステンレス合金 | |
JPH03254304A (ja) | 耐摩耗複合ロール | |
JP3013853B2 (ja) | Cr含有鋼を熱間加工するための加工用工具 | |
JPH03204106A (ja) | 熱間継目無管製造用プラグ | |
US5361968A (en) | Method of manufacturing metallic press die | |
JPH05337690A (ja) | 耐摩耗性及び耐ビードマーク性に優れたサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
CA1065652A (en) | Weld metal deposit | |
JP3308058B2 (ja) | 棒鋼圧延用ロール | |
US4532978A (en) | Roll for transferring hot metal pieces | |
JP2833374B2 (ja) | 低硬度、長寿命転動疲労強度焼入れロール鋼 | |
JP2006263807A (ja) | 耐摩耗性に優れた連続鋳造用ロール | |
KR102551616B1 (ko) | 열간 압연용 롤 외층재 및 열간 압연용 복합 롤 | |
CN114346521B (zh) | 金属型药芯焊丝及不锈钢轴承套圈的制备方法 | |
JP3101411B2 (ja) | 加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼及び製造方法 | |
JPH01154808A (ja) | 鋼管圧延用工具 | |
JPS60216906A (ja) | 肉盛ロ−ルおよびその製造方法 |