JPH02263350A - 磁気記録再生装置のカセット装填機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のカセット装填機構

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JPH02263350A
JPH02263350A JP1085094A JP8509489A JPH02263350A JP H02263350 A JPH02263350 A JP H02263350A JP 1085094 A JP1085094 A JP 1085094A JP 8509489 A JP8509489 A JP 8509489A JP H02263350 A JPH02263350 A JP H02263350A
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JP
Japan
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cassette
small cassette
small
housing
loading
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Application number
JP1085094A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ohashi
啓一 大橋
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to KR1019900001828A priority patent/KR930008277B1/ko
Priority to EP90301701A priority patent/EP0384664B1/en
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Priority to CN90100838A priority patent/CN1022208C/zh
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Priority to ES90301701T priority patent/ES2063257T3/es
Publication of JPH02263350A publication Critical patent/JPH02263350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は磁気記録再生装置のカセット装填機構に関し
、特に、磁気記録媒体としての磁気テープを内蔵した、
大きさの異なる複数種類のカセットを選択的に装若し、
記録再生することが可能な磁気記録再生装置のカセット
装填機構に関するものである。
[従来の技術] 第12図および第13図は、従来のVTRのカセットコ
ントロールユニットの左側面図(カセット挿入方向から
見た場合)である。なお、基本的には右側面図も機構的
に同一となっている。
第12図および第13図を参照して、ガイド板7には、
2本のL形の溝7a、7bと2本の直線型の溝7c、7
dが設けられている。このガイド板7は、VTRのメイ
ンシャーシ12に2本の取付とス13で取付けられてい
る。ガイド板7には、ドライブギヤ8とドライブアーム
9が固定された上で、同一軸上に回転可能に取付けられ
ている。
また、ローディングギヤ10とローディングアーム11
が固定された上で、同一軸上に回転可能に、ガイド板7
に取付けられている。
スライダ6には、第1ガイド軸6aと第2ガイド軸6b
とが設けられている。この第1ガイド軸6aと第2ガイ
ド軸6bは、ガイド板7のL形の溝7aと7bに挿入さ
れている。さらに、第2ガイド輔6bは、ドライブアー
ム9のU形の溝9aにも挿入されている。
アダプタシャーシ14には、片側4本のアダプタガイド
軸14aが設けられている。このアダプタガイド軸14
aは、ガイド板7の直線形の溝7Cと7dにそれぞれ2
本ずつ、挿入されている。
さらに、ローディング軸14bがアダプタシャーシ14
に設けられている。このローディング軸14bは、ロー
ディングアーム11に回動可能に取付けられている。
なお、図示していないが、左右のドライブギヤ8には、
同一の位相で回転するように位相ギヤが設けられている
。また、左右のローディングギヤ10にも、同一の位相
で回転するように位相ギヤが設けられている。ガイド板
7には、小型カセット用のカセット蓋15が蓋支点軸7
eを中心に回転可能に取付けられている。このカセット
蓋15はリターンスプリング16によって閉じる方向に
付勢されている。
第14図および第15図は、小型カセット1の挿入部で
あるアダプタシャーシ14まわりの部分を示す概略図で
ある。アダプタシャーシ14には、第1ハウジングアー
ム17が軸17aを交点として回転可能に取付けられC
いる。また、アダプタシャーシ14の長孔部14cには
、第2ハウジングアーム18の一端が摺動可能に取付け
られている。第1ハウジングアーム17と第2ハウジン
グアーム18は、その中央部分で回転可能に係合されて
いる。さらに、第1ハウジングアーム17と第2ハウジ
ングアーム18は、ハウジング19に回転可能に取付け
られている。アップスプリング20は、第1ハウジング
アーム17と第2ハウジングアーム18に掛けられてい
る。これにより、ハウジング19が上昇するように構成
されている。
第12図を参照して、大型カセット3をVTRに装填す
るときには、大型カセット3を手でスライダ6(第16
図参照)に挿入すると、スライダ6に取付けられたカセ
ットスプリング4によって、大型カセット3がスライダ
6に圧着固定される。
ローディングスタートスイッチ(図示せず)が大型カセ
ット3を検出し、ドライブモータ(図示せず)が駆動さ
れる。これにより、ドライブギヤ8とドライブアーム9
が矢印Aで示される方向に回転する。この回転によって
、第2ガイド軸6bが駆動される。スライダ6は、ガイ
ド板7の2本のLJt&の溝7aと7bにガイドされて
水平移動を行なう。その後、スライダ6は垂直方向に下
降し、6Pで示される位置にまで移動する。このように
して、大型カセット3のVTRへの装填が完了する。
大型カセット3のイジェクトを行なう場合には、モータ
(図示せず)が逆転し、上述と逆の動作が行なわれるこ
とにより、大型カセット3が取出される。
第12図および第13図を参照して、小型カセット1を
VTRに装填する場合には、小型カセット1を手でハウ
ジング19に挿入すると、ハウジング19に取付けられ
たカセットスプリング21によって、小型カセット1は
ハウジング19に圧着固定される。このときのハウジン
グ19の位置は、第12図に示されている。ハウジング
1つを押し下げると、ハウジング19は、第13図に示
される位置にまで移動させられる。その後、アダプタシ
ャーシ14のロック機構(図示せず)により、ハウジン
グ19はアダプタシャーシ14に装着ロックされる。こ
のとき、小型カセット1の挿入を検出するスイッチとロ
ック検出スイッチ(ともに図示せず)は、小型カセット
1が挿入されたハウジング19がロックされたことを検
出する。
ハウジングモータ(図示せず)により、第1のテープ引
出アーム22と第2のテープ引出アーム23が駆動され
る。これにより、磁気テープ1aが所定の位置1dまで
引出される(第15図参照)。
なお、第1のテープ引出アーム22と第2のテープ引出
アーム23は、その先端にローラが回転可能に取付けら
れ、かつアダプタシャーシ14に回転可能に取付けられ
ている。また、同時にドライブモータ(図示せず)が駆
動される。これにより、大型カセット3を装填する場合
と同様にして、スライダ6が記録再生時の位置6Pに移
動する。磁気テープ1aが所定の位置1dまで引出され
、スライダ6が記録再生時の位置6Pに移動したのが検
出されると、ローディングモータ(図示せず)が駆動さ
れる。これにより、ローディングギヤ10とローディン
グアーム11が矢印Bで示される方向に回転する。した
がって、アダプタシャーシ14全体が、アダプタガイド
軸14aとガイド板7の2本の直線形の溝7c、7dと
によってガイドされ、水平状態のまま、下降する。その
結果、アダプタシャーシ14仝体が、記録再生時の位置
6Pに移動されたスライダ6の上にローディングされる
。なお、アダプタシャーシ14は14Qで示される位置
に移動される。第16図に示すように、スライダ6には
天板が設けられていない。
方、第14図、第15図に示すように、アダプタシャー
シ14には、スライダ6の第1ガイド軸6a、第2ガイ
ド軸6bとカセットスプリング4とに当たらないように
、スライダ逃げ穴14dが設けられている。そのため、
アダプタシャーシ14は、4本の位置決め軸12a、1
2b、12C。
12dの上に隙間なく、当接する。
第15図に示すように、小型カセット1には供給リール
1bと巻取リールICが設けられている。
磁気テープ1aは供給リール1bと巻取リールICの上
に巻かれている。巻取リールICには、ハブ部分にギヤ
が切られている。アダプタシャーシ14に回転可能に取
付けられた駆動ギヤ2Cと、巻取リールICとが噛み合
っている。駆動ギヤ2Cは駆動リール2dと噛み合って
いる。磁気テープ1aの巻取り、巻戻しを行なうには、
リールモータ(図示せず)により、駆動リール2dと供
給リールlbとを駆動することによって行なう。
小型カセット1をイジェクトするには、ローディングモ
ータ(図示せず)が逆転し、ローディング時と逆の動作
によってアダプタシャーシ14が上昇する。アダプタシ
ャーシ14が上昇したのが検出されると、ドライブモー
タ(図示せず)が逆転し、大型カセット3をイジェクト
するのと同様の動作でスライダ6がもとの位置に移動す
る。アダプタシャーシ14が上昇すると、第1テープ引
出アーム22と第2のテープ引出アーム23とが、上述
と逆の方向に駆動され、磁気テープ1aがもとの位置に
戻る。ハウジング19のロック機構(図示せず)は、ソ
レノイド(図示せず)でロック解除される。これにより
、アップスプリング20によってハウジング1つが上昇
し、小型カセット用のカセット蓋15が開く。このよう
にして、小型カセット1が取出される状態になる。
なお、小型カセット1がハウジング19に挿入されてい
ないときは、ハウジング19を押し下げてアダプタシャ
ーシ14に装着ロックしても、小型カセット1の挿入を
検出するスイッチが作動しない。そのため、第1および
第2のテープ引出アーム22.23は駆動されず、アダ
プタシャーシ14が下降することはない。したがって、
小型カセット1を使用しないときは、ハウジング19を
押し下げて、アダプタシャーシ14に装着ロックし、カ
セット蓋15を閉じることができる。このとき、アダプ
タシャーシ14は下降しないので、大型カセット3を挿
入することができる。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような大きさの異なる複数種類のカセットを、カ
セットアダプタを使用することなく、選択的に装着し、
記録再生することの可能な磁気記録再生装置のカセット
コントロールユニットは、概略的には第17図に示され
る。第17図を参照して、大型カセット3が前キャビネ
ット34から矢印Iに示される方向に挿入されると、矢
印Hに示される方向に従ってローディングされ、所定の
装填位置に装填される。小型カセット1を装填するには
、上キャビネット24から矢印■に示される方向に小型
カセット1が押入され、矢印■に示される方向に従って
押し下げられ、アダプタシャーシ14に装着される。そ
の後、磁気テープ1aが矢印■に示される方向に引出さ
れた後、矢印■に示される方向に従って垂直方向に小型
カセ・ソト1が下降させられ、所定の位置に装填される
上述のように、従来のカセット装填機構においては、大
型カセットの挿入口は磁気記録再生装置の前面にある。
小型カセットの挿入口は磁気記録再生装置の上面にある
。大型カセットと小型カセットの挿入口が異なった位置
に存在するので、カセットの装填が簡単な操作とはなら
ない。特に、ラック等に磁気記録再生装置が固定されて
使用される場合、小型カセットの挿入口が磁気記録再生
装置の上面にあることにより、小型カセットの挿入およ
び取出しが困難になるという問題点があった。また、磁
気記録再生装置のデザイン面においても、小型カセット
挿入口がその上面にあることより、大きな制限を受けて
しまうという問題点があった。さらに、小型カセットを
装脱着する際のハウジング19の開閉を、アダプタシャ
ーシ14の移動等と連動することな(、独自に手動で行
なわせる必要があるため、小型カセット装脱着の操作性
が悪いという問題もあった。
そこで、この発明は上記の問題点を解消するためになさ
れたもので、小型カセットと大型カセットの挿入および
取出しを容易に行なうことが可能な磁気記録再生装置の
カセット装填機構を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に従った磁気記録再生装置のカセット装填機構
は、キャビネットと、小型カセット支持手段と、受入口
開閉手段と、案内手段と、駆動手段と、付勢手段と、ロ
ック手段と、ロック解除手段とを備えている。キャビネ
ットは大型カセット挿入口を有し、小型カセット支持手
段はキャビネットの内部に配置されるとともに小型カセ
ットを装着支持する。受入口開閉手段は小型カセット支
持手段に取付けられ、その小型カセット受入口を開閉す
る。案内手段は、大型カセットが挿入された際にその移
動経路外へ退避するための退避位置と大型カセット挿入
口からキャビネットの外側に小型カセット受入口を突き
出して小型カセットを装脱管する装着位置との間、およ
びこの装着位置と小型カセットが磁気記録再生される位
置である動作位置との間の小型カセット支持手段の移動
を案内するように構成されている。駆動手段は、案内手
段に沿って小型カセット支持手段を移動させるものであ
る。付勢手段は、受入口開閉手段を開いた状態に付勢す
るものである。ロック手段は付勢手段の付勢力に逆らっ
て前記受入口開閉手段を閉じた状態に維持するものであ
る。またロック解除手段は、小型カセット支持手段を前
記装着位置に移動したときにロック手段によるロックを
解除するた菊に設けられている。
[作用] この発明においては、キャビネットに設けられた大型カ
セット挿入口の外側で、小型カセット受入口から小型カ
セットを装着し、所定の位置で保持するように小型カセ
ット支持手段が設けられている。この小型カセット支持
手段は、大型カセットがキャビネット内へ挿入される際
にはその経路外の退避位置へ、案内手段と駆動手段の作
用によって移動する。また小型カセットを磁気記録再生
するときには、小型カセット支持手段が小型カセット受
入口を大型カセット挿入口から突き出した状態で、小型
カセット受入口に小型カセ・ットが装着され、案内手段
および駆動手段の作用で、この小型カセット支持手段は
磁気記録再生を行なうための動作位置まで移動する。小
型カセット支持手段がキャビネットの内側にあるときは
、その受入口開閉手段はロック手段によって閉じた状態
に維持され、小型カセット支持手段の小型カセット受入
口が大型カセット挿入口からキャビネットの外側に突き
出した状態にあるときは、ロック手段がロック解除手段
によって解除され、付勢手段によって受入口開閉手段を
開き、小型カセットの装脱着が可能な状態にされる。
[実施例] 第1図〜第11図は、この発明に従った磁気記録再生装
置の一実施例を示す図である。第1図〜第7図は、この
発明に従った磁気記録再生装置におけるカセットコント
ロールユニットの左側面図である。なお、このカセット
コントロールユニットの右側面図も機構的には左側面図
と同一である。
第8A図および第8B図は、この発明に従ったカセット
コントロールユニットに用いられるガイド板およびスラ
イド板を示す側面図である。第9図は、小型カセットを
挿入するために用いられるアダプタシャーシを示す平面
図である。第10図および第11図は、小型カセットを
挿入するために用いられるアダプタ部分を示す左側面図
である。
以下、これらの図を参照して本発明のカセット装填機構
について説明する。
概略的には、大型カセット装填時においては、第1図お
よび第2図に示すように、大型カセット3を矢印Cに示
される方向に挿入すると、大型カセット3はスライダ6
に保持されて、矢印りで示される方向にローディングさ
れる。第2図に示される位置(6Pの位置)で大型カセ
ット3のローディングが完了する。大型カセット3のイ
ジェクトは、これと逆の動作によって行なわれる。
小型カセットの装填時においては、小型カセット1の装
填が選択されると、第3図に示される初期状態から、第
4図に示される位置に、アダプタシャーシ14が移動さ
れる。さらに、アダプタシャーシ14は、第5図に示す
ように、大型カセット3の挿入口からキャビネット(図
示せず)の外に排出される。この排出動作に連動してロ
ックが解除され、小型カセット1を保持するハウジング
19がアダプタシャーシ14より上昇する。これにより
、小型カセット1が挿入可能な状態となる。
第6図に示すように、矢印Fで示される方向に小型カセ
ット1が挿入され、押し下げられる。押し下げられたこ
とを検知するとアダプタシャーシがキャビネットの内側
へスライドし始め、これと連動してハウジング19がさ
らに下降して、アダプタシャーシ14にロックされる。
ハウジング19がロックされたのが確認されると、第9
図に示されるように、磁気テープ1aが1dで示される
位置まで引出される。この磁気テープの引出しは、アダ
プタシャーシ14の内部において、小型カセット1のテ
ープバス°を大型カセット3のテープパスに適合するよ
うに行なわれる。磁気テープ1aが引出されたことが検
知されると、アダプタシャーシ14は、第4図に示され
る位置にローディングされる。さらに、第7図に示され
る位置まで、アダプタシャーシ14がローディングされ
ることによって、小型カセット1のローディングが完了
する。これにより、小型カセット1の記録再生が可能な
状態となる。なお、小型カセット1のイジェクトは、そ
れぞれ逆の動作によって行なわれる。
第8A図を参照して、ガイド板7には、2本のL形の溝
7a、7bと、2本の直線の溝70,7dとが設けられ
ている。ドライブギヤ8の回転軸7eは、ガイド板7に
設けられている。第8B図を参照して、スライド板30
には、2本のL形の溝30a、30bと、2本の直線の
溝30c、30dと、スライド板30の面より凸状態に
なっているL形の溝30eが設けられている。また、ロ
ーディングギヤ31の支点軸30fと、3本のガイド軸
30g、30h、30iが、スライド板30に設けられ
ている。またスライド板30の上端には、その全長にわ
たってスライド板カム30jが設けられている。
第9図〜第11図を参照して、アダプタシャーシ14に
は、その両側に第1のガイド軸14aと第2のガイド軸
14bと支点軸14fとが設けられている。アダプタシ
ャーシ14には、第1のハウジングアーム17が支点軸
14fを支点とじて回転可能に取付けられている。第1
のハウジングアーム17の一端は、ハウジング19の長
穴部19aに摺動可能に取付けられている。第2のハウ
ジングアーム18は、ハウジング19に設けられた支点
軸19bを支点として回転可能に取付けられている。第
2のハウジングアーム18の一端は、アダプタシャーシ
14の長穴部14eに摺動可能に取付けられている。第
1のハウジングアーム17と第2のハウジングアーム1
8とは、中央部付近のハウジング支点軸17cで回転可
能に係合されている。アップスプリング20は、第1の
ハウジングアーム17とアダプタシャーシ14とに掛け
られ、ハウジング19が上昇するように作用している。
その内側面にアップレバー支点軸14eが植設され、こ
れにアップレバー33の一端が回動可能に取付けられて
いる。このアップレバー33は、その他端近傍に長手方
向に設けられた長穴33bにおいて、ハウジング支点軸
17cにスライド可能に取付けられている。またアップ
レバー33に取付けられたカムフォロア33aは、スラ
イド板カム30jのカム面に沿ってスライドする。
このカムフォロア33aは、アダプタシャーシ14が1
4Hの位置に至るまでは、第10図に示す位置関係にあ
り、アップスプリング20の付勢力に抗してハウジング
19をアダプタシャーシ14に収納させ、ロック機構(
図示せず)によってロックされた状態を維持している。
またカムフォロア33aはスライド板カム30jの右端
近傍においてカム面に追従して上下する。これによって
アップレバー33aは、アダプタシャーシ14が14E
の位置から14Gの位置へ移動するに従ってアップスプ
リング20の付勢力によりアップレバー支点軸14eを
中心に反時計方向に回動し、ロックが解除されてハウジ
ング19が上昇する。
第1図を参照して、ガイド軸30g、30hがガイド板
7の直線の溝7cに挿入され、ガイド軸30iが直線の
溝7dに挿入されることによって、スライド板30はガ
イド板7にスライド可能に取付けられている。ガイド板
7は、2本の取付ビスによってVTRのメインシャーシ
12に取付けられている。スライダ6には、第16図に
示される従来例と同様に、第1ガイド軸6aと第2ガイ
ド軸6bとが設けられている。第1ガイド軸6aは、ス
ライド板30の溝30cと、ガイド板7のL形の溝7b
に挿入されている。第2ガイド軸6bは、スライド板3
0の溝30dと、ガイド板7のL形の溝7aに挿入され
ている。さらに、第2ガイド軸6bは、ドライブギヤ8
のU形の溝8aに挿入されている。第1ガイド軸14g
と第2ガイド軸14bが、スライド板30のL形のWE
 30 aと30bにそれぞれ挿入されることによって
、アダプタシャーシ14はスライド板30にスライド可
能に固定されている。さらに、第2ガイド軸14bは、
ローディングギヤ31のU形の溝31aに挿入されてい
る。
なお、左右ともに同様の機構となっているため省略する
が、左右のドライブギヤ8と左右のローディング31に
は、同一の位相で回転するように、それぞれ、位相ギヤ
(図示せず)が設けられている。蓋32は、ガイド板7
に回転可能に取付けられている。これにより、大型カセ
ット3とアダプタシャーシ14の移動に同期されたオー
ブンレバー(図示せず)によって、蓋32は開がれる。
通常、M32は閉じる方向に蓋スプリング(図示せず)
14よって付勢されている。
第1図および第2図を参照して、大型カセット3をVT
Rに装填するときには、大型カセット3を矢印Cで示さ
れる方向に手で、スライダ6に挿入すると、スライダ6
に取付けられたカセットスプリング4によって大型カセ
ット3がスライダ6に圧若固定される。このとき、ロー
ディングスタートスイッチ(図示せず)が大型カセット
3が挿入されたことを検出し、ドライブモータ(図示せ
ず)が駆動される。これにより、ドライブギヤ8が矢印
Eで示される方向に回転する。この回転によって、第2
ガイド軸6bが駆動され、ガイド板7の2本のL形の溝
7a、7bにガイドされ、スライダ6は水平移動する。
その後、スライダ6は、矢印りで示される方向に垂直方
向に下降し、6Pで示される位置まで移動する。それに
よって、大型カセット3は、VTRのメインシャーシ1
2に設けられた4本の位置決め軸12a、12b、12
c、12d上に圧着固定される。このようにして、大型
カセット3の装填が完了する。スライダ6が垂直方向に
下降する際に、第1ガイド軸6aと第2ガイド軸6bは
スライダ板30の直線形の溝30cと30dにそれぞれ
挿入されているために、スライド板30も下降し、30
Pで示される位置に移動する。ここで、スライド板30
には、アダプタシャーシ14が、第3図に示される14
Sの位置に固定されているため、アダプタシャーシ14
も下降し、第2図に示される14Pの位置に移動する。
大型カセット3のイジェクトを行なう場合には、ドライ
ブモータ(図示せず)が逆転し、上述と逆の動作が行な
われることにより、大型カセット3が取出される。
第3図〜第7図を参照して、小型カセット1をVTRに
装填する場合には、選択スイッチ(図示せず)を小型カ
セット1の装填に選択すると、ドライブモータ(図示せ
ず)が駆動され、ドライブギヤ8が矢印Eで示される方
向に回転する。このとき、大型カセット3を装填する場
合と同様にして、スライダ6は6Pの位置に、アダプタ
シャーシ14は14Pの位置に移動する。その後、アダ
プタシャーシ14は、スライドモータ(図示せず)によ
って14Pの位置から、スライド板30のL形の溝30
a、30bにガイドされ、14Eの位置に移動する。ア
ダプタシャーシ14が14Hの位置まで移動した時点で
は、第5図に示すようにハウジング19はアダプタシャ
ーシ14に収納されロックされた状態を保っている。し
かし、アダプタシャーシが14Eから14Gの位置(第
6図)に移動するにつれて、アップレバー33はアップ
レバー支持軸14cのまわりに反時計方向へ回動可能と
なる。その結果アップスプリング20の付勢力によって
ロックが解除されるとともにハウジング19が上昇する
。これにより、小型カセット1が挿入可能な状態となる
。ここで、矢印Fで示される方向に手で小型カセット1
をハウジング19に挿入し、ハウジング19をわずかに
押し下げると、スイッチ(図示せず)が検知し、スライ
ドモータ(図示せず)が駆動してアダプタシャーシ14
がキャビネット内に収納され始める。この移動に伴って
カムフォロア33aがスライド板カム30jに沿って下
降することにより、長穴33bがハウジング支点軸17
cに下向きの力を及ぼし゛、アシブスブリング20の付
勢力に抗してハウジング1つも下降する。第5図に示す
14Hの位置まで移動すると、ハウジング19はアダプ
タシャーシ14に収納されロックされる。ハウジング1
9がロックされたことが検出され、アダプタシャーシ1
4が第2図に示す14Pの位置まで移動すると、ハウジ
ングモータ(図示せず)により従来例と同様にして、第
9図に示すように磁気テープ1aが所定の位置1dまで
引出される。この磁気テープ1aの引出しが完了すると
、スライドモータ(図示せず)が駆動され、アダプタシ
ャーシ14が14T(第4図参照)の位置1ど移動され
る。アダプタシャーシ14が14Tの位置に移動される
と、ローディングモータ(図示せず)が駆動され、ロー
ディングギヤ31が回転する。これにより、アダプタシ
ャーシ14は、スライド板3oの2本のL形の溝30a
、30bによってガイドされながら、VTRのメインシ
ャーシ12に設けられた4本の位置決め用軸12a、1
2b、12c、12dの上にローディングされる。この
ようにして、小型カセット1の装填が完了する。なお、
アダプタシャーシ14には、従来例と同様に、スライダ
6の逃げ穴14dが設けられている。そのため、アダプ
タシャーシ14は4本の位置決め軸12a。
12b、12c、12dに隙間なく当接する。第9図に
示すように、磁気テープ1aの巻取りおよび巻戻しは、
従来例と同様にして行なわれる。
小型カセット1のイジェクトは、上述の動作と逆の動作
によって行なわれる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、大きさの異なるカセ
ットを選択的に装填することが、同一の挿入口を用いて
行なえるため、デザイン上の制限を受けることなく、簡
便な操作性を有する磁気記録再生装置のカセット装填機
構が提供される。
また、小型カセット支持手段の移動に連動して小型カセ
ットの受入口開閉手段が自動的に動作するため、小型カ
セット装着時の操作性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図は、この発明に従った磁気記録再生装置のカセット
コントロールユニットを示す左側面図である。 第8A図、第8B図はこの発明に従ったカセットコント
ロールユニットに用いられるガイド板とスライド板を示
す左側面図である。 第9図は小型カセットを挿入するために用いられるアダ
プタシャーシを示す平面図である。 第10図、第11図は小型カセットを挿入するために用
いられるアダプタ部を示す左側面図である。 第12図、第13図は従来の磁気記録再生装置のカセッ
トコントロールユニットを示す左側面図である。 第14図は従来のカセットコントロールユニットにおい
て、小型カセットを挿入するために用いられるアダプタ
部を示す左側面図である。 第15図は従来のカセットコントロールユニットにおい
て、小型カセットを挿入するために用いられるアダプタ
部を示す平面図である。 第16図はスライダを示す斜視図である。 第17図は従来のカセットコントロールユニットの概略
的な動作を示す概略左側面図である。 図において、1は小型カセット、3は大型カセット、6
はスライダ、7はガイド板、8はドライブギヤ、14は
アダプタシャーシ、17は第1のハウジングアーム、1
8は第2のハウジングアーム、19はハウジング、30
はスライド板、30jはスライド板カム、31はローデ
ィングギヤ、33はアップレバー、33aはカムフォロ
アである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第8B図 第10図 篤13図 第12図 1、q 第16図 萬口図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気記録媒体としての磁気テープを内蔵した、大型カセ
    ットと小型カセットを選択的に記録再生時の位置に装填
    可能とした磁気記録再生装置のカセット装填機構であっ
    て、 大型カセット挿入口を有するキャビネットと、前記キャ
    ビネットの内部に配置するとともに小型カセットを装着
    支持する小型カセット支持手段と、 前記小型カセット支持手段に取付けられ、その小型カセ
    ット受入口を開閉する受入口開閉手段と、大型カセット
    が挿入された際にその移動経路外へ退避するための退避
    位置と前記大型カセット挿入口から前記キャビネットの
    外側に小型カセット受入口を突き出して小型カセットを
    装脱着する装着位置との間、およびこの装着位置と小型
    カセットが磁気記録再生される位置である動作位置との
    間の前記小型カセット支持手段の移動を案内する案内手
    段と、 この案内手段に沿って前記小型カセット支持手段を移動
    させる駆動手段と、 前記受入口開閉手段を開いた状態に付勢する付勢手段と
    、 この付勢手段の付勢力に逆らって前記受入口開閉手段を
    閉じた状態に維持するロック手段と、前記小型カセット
    支持手段を前記装着位置に移動したとき、前記ロック手
    段によるロックを解除するためのロック解除手段と、 を備えた磁気記録再生装置のカセット装填機構。
JP1085094A 1989-02-18 1989-04-03 磁気記録再生装置のカセット装填機構 Pending JPH02263350A (ja)

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CA002009320A CA2009320C (en) 1989-02-18 1990-02-05 Cassette loading mechanism of a magnetic recording and reproducing apparatus
AU49232/90A AU621192B2 (en) 1989-02-18 1990-02-07 Cassette loading mechanism of a magnetic recording and reproducing apparatus
US07/479,464 US5018030A (en) 1989-02-18 1990-02-13 Cassette loading mechanism of a magnetic recording and reproducing apparatus
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CN90100838A CN1022208C (zh) 1989-02-18 1990-02-16 磁录放机的装盒机构
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ES90301701T ES2063257T3 (es) 1989-02-18 1990-02-16 Mecanismo cargador de cassettes de un aparato de grabacion y reproduccion magnetica.

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