JPH02262796A - 車両用通信装置 - Google Patents
車両用通信装置Info
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- JPH02262796A JPH02262796A JP1202884A JP20288489A JPH02262796A JP H02262796 A JPH02262796 A JP H02262796A JP 1202884 A JP1202884 A JP 1202884A JP 20288489 A JP20288489 A JP 20288489A JP H02262796 A JPH02262796 A JP H02262796A
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- Japan
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- signal
- command
- control device
- master station
- control
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 abstract description 12
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001091433 Itea Species 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000013024 troubleshooting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば車両のエンジン制御ユニット等のよう
な制御装置とこの制御装置を診断するためのマスタース
テーション等の装置との間の通信を行う車両用通信装置
に関する。
な制御装置とこの制御装置を診断するためのマスタース
テーション等の装置との間の通信を行う車両用通信装置
に関する。
(従来の技術)
近年、半導体技術の進歩に伴い、自動車の各部の電子制
御化が急速に進み、多数のマイクロプロセッサが例えば
エンジン制御ユニット等の電子制御ユニット(ECU)
として使用されている。
御化が急速に進み、多数のマイクロプロセッサが例えば
エンジン制御ユニット等の電子制御ユニット(ECU)
として使用されている。
このように高度に電子制御化されたシステムは、高性能
で快適な車両を実現する反面、故障診断を複雑なものと
している。これは、多数の入力信号を電子的に複雑に処
理するため、発生した現象と原因の因果関係を捕らえ難
く、解析するのに高度な知識を必要とするとともに、ま
た微小な電気信号の間欠的な断続が外来ノイズの影響を
受は易いからである。
で快適な車両を実現する反面、故障診断を複雑なものと
している。これは、多数の入力信号を電子的に複雑に処
理するため、発生した現象と原因の因果関係を捕らえ難
く、解析するのに高度な知識を必要とするとともに、ま
た微小な電気信号の間欠的な断続が外来ノイズの影響を
受は易いからである。
このため、多くの電子制御ユニットは自己診断機能が付
加されているが、この診断はオンボード診断であるため
、処理能力に制約があり、更に高度な故障診断が可能な
オフボード診断を行うオフボード診断器を構成するマス
ターステーションの開発が行われている。
加されているが、この診断はオンボード診断であるため
、処理能力に制約があり、更に高度な故障診断が可能な
オフボード診断を行うオフボード診断器を構成するマス
ターステーションの開発が行われている。
このようなマスターステーションによって車両の各電子
制御ユニットを診断する場合には、マスターステーショ
ンは複数の電子制御ユニットから診断したい所望の電子
制御ユニットを選択し、この選択した電子制御ユニット
に対して診断用の制御コマンドを送信し、この制御コマ
ンドに対して電子制御ユニットから返信データを受信す
るというデータ通信を行う。
制御ユニットを診断する場合には、マスターステーショ
ンは複数の電子制御ユニットから診断したい所望の電子
制御ユニットを選択し、この選択した電子制御ユニット
に対して診断用の制御コマンドを送信し、この制御コマ
ンドに対して電子制御ユニットから返信データを受信す
るというデータ通信を行う。
このようなデータ通信においては、マスターステーショ
ンは各電子制御ユニットとの間の通信回線を初期化する
とともに、複数の電子制御ユニットのうちの所望の電子
制御ユニットを選択するシステム選択コマンドの受信待
機状態に各電子制御ユニットを設定する初期化コマンド
を各電子制御ユニットに送信する。この初期化コマンド
を送信して、通信回線が初期化されるとともに、各電子
制御ユニットがシステム選択コマンドの受信待機状態に
設定されると、マスターステーションは前記所望の電子
制御ユニットのみを選択するために前記システム選択コ
マンドを送信する。この選択された電子制御ユニットは
、マスターステーションからシステム選択コマンドを受
信するとミこのシステム選択コマンドを反転するエコー
バック信号を返信する。マスターステーションは、電子
制御ユニットからの反転エコーバック信号が先に送信し
たシステム選択コマンドの反転信号であることを確認す
ると、この選択した電子制御ユニットとの間のデータリ
ンクを確立する。
ンは各電子制御ユニットとの間の通信回線を初期化する
とともに、複数の電子制御ユニットのうちの所望の電子
制御ユニットを選択するシステム選択コマンドの受信待
機状態に各電子制御ユニットを設定する初期化コマンド
を各電子制御ユニットに送信する。この初期化コマンド
を送信して、通信回線が初期化されるとともに、各電子
制御ユニットがシステム選択コマンドの受信待機状態に
設定されると、マスターステーションは前記所望の電子
制御ユニットのみを選択するために前記システム選択コ
マンドを送信する。この選択された電子制御ユニットは
、マスターステーションからシステム選択コマンドを受
信するとミこのシステム選択コマンドを反転するエコー
バック信号を返信する。マスターステーションは、電子
制御ユニットからの反転エコーバック信号が先に送信し
たシステム選択コマンドの反転信号であることを確認す
ると、この選択した電子制御ユニットとの間のデータリ
ンクを確立する。
マスターステーションと選択した電子制御ユニットとの
間のデータリンクが確立すると、マスターステーション
は選択した電子制御ユニットに対して所望の制御動作を
行わせるための例えばパラメータセットコマンド等の制
御コマンドを送信する。電子制御ユニットはこの制御コ
マンドを受信すると、該制御コマンドを反転したエコー
バック信号をマスターステーションに返信する。マスタ
ーステーションはこの反転エコーバック信号を確認する
と、該制御コマンドに続いて該制御コマンドに関連する
情報バイトを2つ所定間隔あけて連続して送信し、これ
により例えば第1の情報バイトでは制御すべき項目を設
定し、第2の情報バイトではその制御量等を設定してい
る。そして、このように設定した状態に対する車両、具
体的にはエンジン等の応答性能等を監視し、これにより
診断を行っている。この場合、電子制御ユニットは第1
および第2の2つの情報バイトを受信すると、各情報バ
イトの受信毎に該情報バイトの反転したエコーバック信
号を返信し、またマスターステーションはこの反転され
たエコーバック信号を確認するという動作を行っている
。
間のデータリンクが確立すると、マスターステーション
は選択した電子制御ユニットに対して所望の制御動作を
行わせるための例えばパラメータセットコマンド等の制
御コマンドを送信する。電子制御ユニットはこの制御コ
マンドを受信すると、該制御コマンドを反転したエコー
バック信号をマスターステーションに返信する。マスタ
ーステーションはこの反転エコーバック信号を確認する
と、該制御コマンドに続いて該制御コマンドに関連する
情報バイトを2つ所定間隔あけて連続して送信し、これ
により例えば第1の情報バイトでは制御すべき項目を設
定し、第2の情報バイトではその制御量等を設定してい
る。そして、このように設定した状態に対する車両、具
体的にはエンジン等の応答性能等を監視し、これにより
診断を行っている。この場合、電子制御ユニットは第1
および第2の2つの情報バイトを受信すると、各情報バ
イトの受信毎に該情報バイトの反転したエコーバック信
号を返信し、またマスターステーションはこの反転され
たエコーバック信号を確認するという動作を行っている
。
(発明が解決しようとする課題)
上述したように、選択された正常な電子制御ユニットが
制御コマンドに続いて送信される第1および第2の情報
バイトを受信した場合、この正常な電子制御ユニットは
受信した第1および第2の情報バイトの反転したエコー
バック信号をコマンド等の他の信号と同様にマスタフス
テーションに返信しているが、この場合、例えば第1の
情報バイトが初期化コマンドと同じ情報であり、第2の
情報バイトが前記選択した正常な電子制御ユニットでな
い他の電子制御ユニットに対するシステム選択コマンド
と同じ情報であったとすると、この他の電子制御ユニッ
トはこの第1の情報バイトからなる初期化コマンドおよ
び第2の情報バイトからなるシステム選択コマンドに誤
って応答し、この第2の情報バイトからなるシステム選
択コマンドの反転エコーバック信号をマスターステーシ
ョンに返信することになる。この結果、この正常でない
他の電子制御ユニットからの誤った反転エコーバック信
号は正常な電子制御ユニットからの第2の情報バイトに
対する反転エコーバック信号と同じ信号であるため、は
ぼ同時にこの同じ2つの反転エコーバック信号がマスタ
ーステーションに入力されることになるため、マスター
ステーションは他の電子制御ユニットが誤ってエコーバ
ック信号を出力しているという異常状態を検出すること
ができないという問題がある。
制御コマンドに続いて送信される第1および第2の情報
バイトを受信した場合、この正常な電子制御ユニットは
受信した第1および第2の情報バイトの反転したエコー
バック信号をコマンド等の他の信号と同様にマスタフス
テーションに返信しているが、この場合、例えば第1の
情報バイトが初期化コマンドと同じ情報であり、第2の
情報バイトが前記選択した正常な電子制御ユニットでな
い他の電子制御ユニットに対するシステム選択コマンド
と同じ情報であったとすると、この他の電子制御ユニッ
トはこの第1の情報バイトからなる初期化コマンドおよ
び第2の情報バイトからなるシステム選択コマンドに誤
って応答し、この第2の情報バイトからなるシステム選
択コマンドの反転エコーバック信号をマスターステーシ
ョンに返信することになる。この結果、この正常でない
他の電子制御ユニットからの誤った反転エコーバック信
号は正常な電子制御ユニットからの第2の情報バイトに
対する反転エコーバック信号と同じ信号であるため、は
ぼ同時にこの同じ2つの反転エコーバック信号がマスタ
ーステーションに入力されることになるため、マスター
ステーションは他の電子制御ユニットが誤ってエコーバ
ック信号を出力しているという異常状態を検出すること
ができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、選択しない他の制御装置による誤った応答
を適確に検出し、選択した制御装置との間でのみ適確に
通信を行うことができる車両用通信装置を提供すること
にある。
るところは、選択しない他の制御装置による誤った応答
を適確に検出し、選択した制御装置との間でのみ適確に
通信を行うことができる車両用通信装置を提供すること
にある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明の車両用通信装置は、
複数の制御装置のうちの所望の制御装置を選択し、この
選択した制御装置に対して所定の制御動作を行わせる制
御コマンドを送信した場合、この制御コマンドに応答し
て前記選択された制御装置から当該制御コマンドの反転
信号またはこの制御信号と同じ信号を確認用に返信する
車両用通信装置であって、前記制御コマンドに続いてこ
の制御コマンドに関連する情報信号を前記選択した制御
装置に対して送信した場合には、この制御装置は前記情
報信号に応答して当該情報信号と同じ信号またはこの情
報信号の反転信号を返信する返信手段を有することを要
旨とする。
複数の制御装置のうちの所望の制御装置を選択し、この
選択した制御装置に対して所定の制御動作を行わせる制
御コマンドを送信した場合、この制御コマンドに応答し
て前記選択された制御装置から当該制御コマンドの反転
信号またはこの制御信号と同じ信号を確認用に返信する
車両用通信装置であって、前記制御コマンドに続いてこ
の制御コマンドに関連する情報信号を前記選択した制御
装置に対して送信した場合には、この制御装置は前記情
報信号に応答して当該情報信号と同じ信号またはこの情
報信号の反転信号を返信する返信手段を有することを要
旨とする。
(作用)
本発明の車両用通信装置では、制御コマンドを制御装置
に送信した場合、制御装置はこの制御コマンドに応答し
て当該制御コマンドの反転信号またはこの制御信号と同
じ信号を返信し、゛また制御コマンドに続いて情報信号
を制御装置に送信した場合、制御装置は前記情報信号に
応答してこの情報信号と同じ信号または当該情報信号の
反転信号を返信している。
に送信した場合、制御装置はこの制御コマンドに応答し
て当該制御コマンドの反転信号またはこの制御信号と同
じ信号を返信し、゛また制御コマンドに続いて情報信号
を制御装置に送信した場合、制御装置は前記情報信号に
応答してこの情報信号と同じ信号または当該情報信号の
反転信号を返信している。
(実施例)
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる車両用通信装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。同図に示す実施例
においては、例えば車両の制御部を構成する例えばエン
ジン制御ユニット、A/T制御ユニット等の電子制御ユ
ニット(ECU)からなる複数の制御装置1,3.・・
・がデータ送信線Tx、データ受信線RXおよびクロッ
ク線CLKからなる信号線5により相互に接続され、こ
れらの制御装置に対して信号線5およびコネクタ7を介
してマスターステーション9が接続されている。
ステム構成を示すブロック図である。同図に示す実施例
においては、例えば車両の制御部を構成する例えばエン
ジン制御ユニット、A/T制御ユニット等の電子制御ユ
ニット(ECU)からなる複数の制御装置1,3.・・
・がデータ送信線Tx、データ受信線RXおよびクロッ
ク線CLKからなる信号線5により相互に接続され、こ
れらの制御装置に対して信号線5およびコネクタ7を介
してマスターステーション9が接続されている。
このマスターステーション9は、例えば前記複数の制御
装置1.3からなる車両の制御部を診断するオフボード
診断器を構成するものであり、各種情報を入力するテン
キー11、診断情報等を表示するデイスプレィ13、電
源スィッチ15、診断動作を終了する終了キー17等を
有している。なお、第1図では、第1および第2の制御
装置1゜3の2つの制御装置にのみを示しているが、こ
れに限定されるものではなく、この他に種々の制御装置
が設けられているものである。
装置1.3からなる車両の制御部を診断するオフボード
診断器を構成するものであり、各種情報を入力するテン
キー11、診断情報等を表示するデイスプレィ13、電
源スィッチ15、診断動作を終了する終了キー17等を
有している。なお、第1図では、第1および第2の制御
装置1゜3の2つの制御装置にのみを示しているが、こ
れに限定されるものではなく、この他に種々の制御装置
が設けられているものである。
前記マスターステーション9は、複数の制御装置1,3
のうちの所望の1つを選択し、この選択した制御装置を
診断するためにこの制御装置に種々のコマンドを送信し
、このコマンドに対する応答情報を制御装置から人手し
、この応答情報により制御装置の診断を行っている。
のうちの所望の1つを選択し、この選択した制御装置を
診断するためにこの制御装置に種々のコマンドを送信し
、このコマンドに対する応答情報を制御装置から人手し
、この応答情報により制御装置の診断を行っている。
このようにマスターステーション9が各制御装置を診断
するために種々のコマンドを各制御装置に送信し、これ
に対する応答情報を得るという両者間のデータ通信にお
いて、伝送路符号型式、所謂データ変調方式としてはN
RZ方式を使用し、通信回路としてUARTを使用し、
またデータフォーマットとしては第2図に示すように先
頭にスタートビットを付加し、それから8ビツトのデー
タを挿入し、最後にストップビットを付加した構成のも
のを使用し、これにより各通信に使用するコマンド1.
情報バイトを構成している。更に、マスターステーショ
ン9と各制御装置との間の伝送制御方式はマスターステ
ーション9を主局とし、各制御装置を従局とするポーリ
ングセレクション方式を採用している。
するために種々のコマンドを各制御装置に送信し、これ
に対する応答情報を得るという両者間のデータ通信にお
いて、伝送路符号型式、所謂データ変調方式としてはN
RZ方式を使用し、通信回路としてUARTを使用し、
またデータフォーマットとしては第2図に示すように先
頭にスタートビットを付加し、それから8ビツトのデー
タを挿入し、最後にストップビットを付加した構成のも
のを使用し、これにより各通信に使用するコマンド1.
情報バイトを構成している。更に、マスターステーショ
ン9と各制御装置との間の伝送制御方式はマスターステ
ーション9を主局とし、各制御装置を従局とするポーリ
ングセレクション方式を採用している。
また、マスターステーション9は、上述した変調方式、
伝送制御方式等に基づいて複数の制御装置1,3のうち
の所望の制御装置を選択し、この選択した制御装置に対
して種々の診断を行う各種コマンドおよび情報バイトを
送信し、これに対する応答信号であるエコーバック信号
を制御装置から、受信し、これにより診断を行うことに
なるが、この選択および診断を行う制御手順は、次の表
に示すように4つのフェーズO〜3に分けられている。
伝送制御方式等に基づいて複数の制御装置1,3のうち
の所望の制御装置を選択し、この選択した制御装置に対
して種々の診断を行う各種コマンドおよび情報バイトを
送信し、これに対する応答信号であるエコーバック信号
を制御装置から、受信し、これにより診断を行うことに
なるが、この選択および診断を行う制御手順は、次の表
に示すように4つのフェーズO〜3に分けられている。
次に、このフェーズを示す表、第3図示すタイミングチ
ャートおよび第4図に示すエンジン回転数を変更する場
合の操作表を参照して作用を説明する。なお、フェーズ
を示す上記表で定義される各フェーズ0〜3は、第3図
のタイミングチャートの横方向の時間軸に示され、マス
ターステーション9による制御手順はこのフェーズに従
って順次実行されるようになっている。
ャートおよび第4図に示すエンジン回転数を変更する場
合の操作表を参照して作用を説明する。なお、フェーズ
を示す上記表で定義される各フェーズ0〜3は、第3図
のタイミングチャートの横方向の時間軸に示され、マス
ターステーション9による制御手順はこのフェーズに従
って順次実行されるようになっている。
まず、マスターステーション9によって各制御装置1,
3を診断するには、第4図の「人(操作)」の項目の最
初に記載されているように前記コネクタ7によってマス
ターステーション9と各制御装置1,3とを接続し、そ
れから両者の電源を投入し、作動状態にする。
3を診断するには、第4図の「人(操作)」の項目の最
初に記載されているように前記コネクタ7によってマス
ターステーション9と各制御装置1,3とを接続し、そ
れから両者の電源を投入し、作動状態にする。
このように電源が投入されて作動状態になると、マスタ
ーステーション9は、フェーズ0の状態となるとともに
、マスターステーション9のデイスプレィ13には第4
図に41で示すようにマスターステーション9に現在接
続されているすべての制御装置である「1.第1の制御
装置」、[2゜第2の制御装置」、・・・が表示される
。また、マスターステーション9は、このフェーズ0に
おいて回線の初期化およびリンクの終結を行うために、
第3図の時刻t1に示すように初期化コマンドINIT
を送信する。各制御装置1,3はこの初期化コマンドを
受信すると、各制御装置1.3は後述するシステム選択
コマンドの受信待機状態になるとともに、信号線5、特
に信号線5のデータ送信線Txが空き状態になって、信
号線5からなる回線は初期化される。また、この時デー
タリンクを確立中の制御装置があったとすると、この制
御装置は通信を終結し、同様にシステム選択コマンドの
受信待機状態になる。
ーステーション9は、フェーズ0の状態となるとともに
、マスターステーション9のデイスプレィ13には第4
図に41で示すようにマスターステーション9に現在接
続されているすべての制御装置である「1.第1の制御
装置」、[2゜第2の制御装置」、・・・が表示される
。また、マスターステーション9は、このフェーズ0に
おいて回線の初期化およびリンクの終結を行うために、
第3図の時刻t1に示すように初期化コマンドINIT
を送信する。各制御装置1,3はこの初期化コマンドを
受信すると、各制御装置1.3は後述するシステム選択
コマンドの受信待機状態になるとともに、信号線5、特
に信号線5のデータ送信線Txが空き状態になって、信
号線5からなる回線は初期化される。また、この時デー
タリンクを確立中の制御装置があったとすると、この制
御装置は通信を終結し、同様にシステム選択コマンドの
受信待機状態になる。
以上のように信号線5からなる回線が初期化され、各制
御装置1.3がシステム選択コマンドの受信待機状態に
なると、マスターステジョン9はフェーズ1の状態にな
るが、この状態において操作者は複数の制御装置1.3
のうちの診断しようとする所望の制御装置を選択するた
め、マスターステーション9のテンキー11を使用して
、前記所望の制御装置の番号を選択し、この選択した番
号に対応するシステム選択コマンド5C(1)を第3図
の時刻t3で示すように送信する。なお、同図において
は、第1の制御装置1を選択した場合を示し、システム
選択コマンド5C(1)が送信されている。
御装置1.3がシステム選択コマンドの受信待機状態に
なると、マスターステジョン9はフェーズ1の状態にな
るが、この状態において操作者は複数の制御装置1.3
のうちの診断しようとする所望の制御装置を選択するた
め、マスターステーション9のテンキー11を使用して
、前記所望の制御装置の番号を選択し、この選択した番
号に対応するシステム選択コマンド5C(1)を第3図
の時刻t3で示すように送信する。なお、同図において
は、第1の制御装置1を選択した場合を示し、システム
選択コマンド5C(1)が送信されている。
マスターステーション9から送信されたシステム選択コ
マンド5C(1)が前記選択された第1の制御装置1に
よって受信されると、この第1の制御装置1は受信した
ことをマスターステーション9に知らせるために該シス
テム選択コマンドSC(1)を反転したエコーバック信
号5c(1)をマスターステーション9に第3図の時刻
tで示すように返送する。
マンド5C(1)が前記選択された第1の制御装置1に
よって受信されると、この第1の制御装置1は受信した
ことをマスターステーション9に知らせるために該シス
テム選択コマンドSC(1)を反転したエコーバック信
号5c(1)をマスターステーション9に第3図の時刻
tで示すように返送する。
マスターステーション9はこの反転エコーバック信号5
C(1)を受信し、この反転エコーバック信号が前記選
択した第1の制御装置1からのものであることを確認す
ると、マスターステーション9とこの第1の制御装置1
との間のデータリンクを確立する。なお、この時選択さ
れない第2の制御装置3のような他の制御装置は初期化
コマンド待ち状態に戻り、次の初期化コマンドを受信す
るまでの状態を保持する。従って、データリンク確立中
の選択された第1の制御装置1のみがマスターステーシ
ョン9と通信可能になる。
C(1)を受信し、この反転エコーバック信号が前記選
択した第1の制御装置1からのものであることを確認す
ると、マスターステーション9とこの第1の制御装置1
との間のデータリンクを確立する。なお、この時選択さ
れない第2の制御装置3のような他の制御装置は初期化
コマンド待ち状態に戻り、次の初期化コマンドを受信す
るまでの状態を保持する。従って、データリンク確立中
の選択された第1の制御装置1のみがマスターステーシ
ョン9と通信可能になる。
このように第1の制御装置1が選択され、この第1の制
御装置1とマスターステーション9との間のデータリン
クが確立されると、マスターステーション9はフェーズ
2の状態になり、診断モードを設定することになるが、
この状態においてマスターステーション9が実行し得る
診断機能の−覧が第4図の42で示すようにマスタース
テーション9のデイスプレィ13に表示される。
御装置1とマスターステーション9との間のデータリン
クが確立されると、マスターステーション9はフェーズ
2の状態になり、診断モードを設定することになるが、
この状態においてマスターステーション9が実行し得る
診断機能の−覧が第4図の42で示すようにマスタース
テーション9のデイスプレィ13に表示される。
このフェーズ2において診断モードを設定するために、
マスターステーション9はモード設定コマンドを送信す
るが、このモード設定コマンドにハ種々のコマンドがあ
り、大別して単独で定義すれるコマンドと、コマンドに
続いた情報バイトを有する例えばパラメータセットコマ
ンドPS等の制御コマンドとがある。
マスターステーション9はモード設定コマンドを送信す
るが、このモード設定コマンドにハ種々のコマンドがあ
り、大別して単独で定義すれるコマンドと、コマンドに
続いた情報バイトを有する例えばパラメータセットコマ
ンドPS等の制御コマンドとがある。
前記パラメータセットコマンドPSは、例えばエンジン
の状態等を特定の状態に設定するように指示するコマン
ドであり、該コマンドに続いて例えば2つの情報バイト
を所定間隔あけて連続して送信するようになっている。
の状態等を特定の状態に設定するように指示するコマン
ドであり、該コマンドに続いて例えば2つの情報バイト
を所定間隔あけて連続して送信するようになっている。
例えば、エンジンのアイドリング回転数を1500回転
に設定したい場合には、該パラメータコマンドPSに続
いて、「エンジンのアイドリング回転数」を示す第1の
情報バイトおよびr1500回転」を示す第2の情報バ
イトを送信すればよい。
に設定したい場合には、該パラメータコマンドPSに続
いて、「エンジンのアイドリング回転数」を示す第1の
情報バイトおよびr1500回転」を示す第2の情報バ
イトを送信すればよい。
従って、今、操作者は診断モードとして上述したように
エンジンのアイドリング回転数を1500回転に設定す
る場合を選択するものとして、マスターステーション9
のデイスプレィ13からパラメータセットコマンド用の
診断モードをテンキー11によって選択するとともに、
このパラメータセットコマンドPSに対する情報バイト
として「回転数」及びr1500回転」をテンキー11
で指定すると、マスターステーション9のデイスプレィ
13には第4図の43で示すように「回転数」およびr
1500回転」が表示され、それからマスターステーシ
ョン9から第1の制御装置1ニ対してパラメータセット
コマンドPSが第3図の時刻t5で示すように送信され
る。
エンジンのアイドリング回転数を1500回転に設定す
る場合を選択するものとして、マスターステーション9
のデイスプレィ13からパラメータセットコマンド用の
診断モードをテンキー11によって選択するとともに、
このパラメータセットコマンドPSに対する情報バイト
として「回転数」及びr1500回転」をテンキー11
で指定すると、マスターステーション9のデイスプレィ
13には第4図の43で示すように「回転数」およびr
1500回転」が表示され、それからマスターステーシ
ョン9から第1の制御装置1ニ対してパラメータセット
コマンドPSが第3図の時刻t5で示すように送信され
る。
第1の制御装置1は、マスターステーション9からのパ
ラメータセットコマンドPSを受信すると、その受信確
認のためにパラメータセットコマンドPSの反転したエ
コーバック信号PSをマスターステーション9に返送し
、(第3図の時刻t6)、情報バイト待ちの状態になる
。マスターステーション9は、第1の制御装置1からの
反転エコーバック信号が先に送信したパラメータセット
コマンドPSの反転データであることを確認すると、「
回転数」を示す第1の情報バイトIteI11を第3図
の時刻t7に示すように第1の制御装置1に送信する。
ラメータセットコマンドPSを受信すると、その受信確
認のためにパラメータセットコマンドPSの反転したエ
コーバック信号PSをマスターステーション9に返送し
、(第3図の時刻t6)、情報バイト待ちの状態になる
。マスターステーション9は、第1の制御装置1からの
反転エコーバック信号が先に送信したパラメータセット
コマンドPSの反転データであることを確認すると、「
回転数」を示す第1の情報バイトIteI11を第3図
の時刻t7に示すように第1の制御装置1に送信する。
第1の制御装置1は、この第1の情報バイトI tel
lを受信すると、この第1の情報バイトの同じデータの
エコーバック信号、すなわち反転しないエコーバック信
号をマスターステーション9に返送する(第3図時刻t
8)。マスターステーション9は、第1の制御装置1か
らのエコーバック信号が先に送信した第1の情報バイト
と同じであることを確認すると、r1500回転」を示
す第2の情報バイトI ten+を第1の制御装置1に
送信する(第3図の時刻t9)。第1の制御装置1は、
この第2の情報バイトI teaを受信すると、この第
2の情報バイトI teIIと同じデータのエコーバッ
ク信号をマスターステヨン9に返送する(第3図の時刻
t10)。マスターステーション9は、第1の制御装置
1からのエコーバック信号が先に送信した第2の情報バ
イトI tellと同じであることを確認し、パラメー
タセットコマンドpsの設定を終了する。
lを受信すると、この第1の情報バイトの同じデータの
エコーバック信号、すなわち反転しないエコーバック信
号をマスターステーション9に返送する(第3図時刻t
8)。マスターステーション9は、第1の制御装置1か
らのエコーバック信号が先に送信した第1の情報バイト
と同じであることを確認すると、r1500回転」を示
す第2の情報バイトI ten+を第1の制御装置1に
送信する(第3図の時刻t9)。第1の制御装置1は、
この第2の情報バイトI teaを受信すると、この第
2の情報バイトI teIIと同じデータのエコーバッ
ク信号をマスターステヨン9に返送する(第3図の時刻
t10)。マスターステーション9は、第1の制御装置
1からのエコーバック信号が先に送信した第2の情報バ
イトI tellと同じであることを確認し、パラメー
タセットコマンドpsの設定を終了する。
また、操作者は、上述したエンジン回転数の設定に続い
て、「燃料噴射量を10%増加す名」という設定を行な
うものとすると、同様にマスターステーション9のデイ
スプレィ13からパラメータセットコマンド用の診断モ
ードをテンキー11によって選択するとともに、該パラ
メータセットコマンドPSに対する情報バイトとして「
燃料噴射量」及びrlO%増加に、対応する数値」をテ
ンキー11で入力する。このようにパラメータセットコ
マンドPSに対する情報バイトが入力された後、パラメ
ータセットコマンドPSをマスターステーション9から
第1の制御装置1に第3図の時刻tllで示すように送
信すると、該パラメータセットコマンドPSに応答して
第1の制御装置1から該パラメータセットコマンドPS
の反転したエコーバック信号PSがマスターステーショ
ン9に返送され(第3図の時刻t12)、第1の制御装
置1は情報バイト待ちの状態になる。マスターステーシ
ョン9は第1の制御装置1からのエコーパック信号を確
認すると、「燃料噴射量」を示す第1の情報バイトI
teaを第3図の時刻t13で示すように送信し、また
第1の制御装置1はこの第1の情報バイトを受信すると
、この第1の情報バイトと同じデータのエコーパック信
号をマスターステーション9に返送する(第3図の時刻
t14)。マスターステーション9はこのエコーパック
信号を確認すると、「10%増加に対応する数値」を示
す第2の情報バイトIteI11を第1の制御装置1に
送信しく第3図の時刻t15)、第1の制御装置1は同
様にこれに対するエコーパック信号を返送する(第3図
の時刻t16)。
て、「燃料噴射量を10%増加す名」という設定を行な
うものとすると、同様にマスターステーション9のデイ
スプレィ13からパラメータセットコマンド用の診断モ
ードをテンキー11によって選択するとともに、該パラ
メータセットコマンドPSに対する情報バイトとして「
燃料噴射量」及びrlO%増加に、対応する数値」をテ
ンキー11で入力する。このようにパラメータセットコ
マンドPSに対する情報バイトが入力された後、パラメ
ータセットコマンドPSをマスターステーション9から
第1の制御装置1に第3図の時刻tllで示すように送
信すると、該パラメータセットコマンドPSに応答して
第1の制御装置1から該パラメータセットコマンドPS
の反転したエコーバック信号PSがマスターステーショ
ン9に返送され(第3図の時刻t12)、第1の制御装
置1は情報バイト待ちの状態になる。マスターステーシ
ョン9は第1の制御装置1からのエコーパック信号を確
認すると、「燃料噴射量」を示す第1の情報バイトI
teaを第3図の時刻t13で示すように送信し、また
第1の制御装置1はこの第1の情報バイトを受信すると
、この第1の情報バイトと同じデータのエコーパック信
号をマスターステーション9に返送する(第3図の時刻
t14)。マスターステーション9はこのエコーパック
信号を確認すると、「10%増加に対応する数値」を示
す第2の情報バイトIteI11を第1の制御装置1に
送信しく第3図の時刻t15)、第1の制御装置1は同
様にこれに対するエコーパック信号を返送する(第3図
の時刻t16)。
マスターステーション9は、上述したようにパラメータ
セットコマンドPSによって「エンジン回転数を150
0回転に設定し、かつ「燃料噴射量を10%増加する」
という診断モードの設定を終了すると、フェーズ3とな
り、第3図の時刻t17で示すように診断実行コマンド
EXを第1の制御装置1に送信する。第1の制御装置1
は、マスターステーション9からの診断実行コマンFE
Xを受信すると、先にパラメータセットコマンドPSで
設定された制御項目の制御値、すなわち上述した場合に
は「エンジン回転数−1500回転」」および「燃料噴
射量−10%増加」等の制御値に対する実行が行われ、
この実行した時のエンジン回転数データの診断データが
第1制御装置1からマスターステーション9に診断終了
コマンドSTPが送信されてくるまで繰り返し返信され
る。
セットコマンドPSによって「エンジン回転数を150
0回転に設定し、かつ「燃料噴射量を10%増加する」
という診断モードの設定を終了すると、フェーズ3とな
り、第3図の時刻t17で示すように診断実行コマンド
EXを第1の制御装置1に送信する。第1の制御装置1
は、マスターステーション9からの診断実行コマンFE
Xを受信すると、先にパラメータセットコマンドPSで
設定された制御項目の制御値、すなわち上述した場合に
は「エンジン回転数−1500回転」」および「燃料噴
射量−10%増加」等の制御値に対する実行が行われ、
この実行した時のエンジン回転数データの診断データが
第1制御装置1からマスターステーション9に診断終了
コマンドSTPが送信されてくるまで繰り返し返信され
る。
なお、このように返信される診断データは、第3図の時
刻t18.〜.t19に示すように、1バイトのヘッダ
、1バイトのデータ長、254バイト以下のデータから
なる1つのフレームとして返信される。
刻t18.〜.t19に示すように、1バイトのヘッダ
、1バイトのデータ長、254バイト以下のデータから
なる1つのフレームとして返信される。
第1の制御装置1から返信された診断データは、マスタ
ーステーション9で受信され、この受信した診断データ
はマスターステーション9のデイスプレィ13に第4図
で示すように表示され、制御値が指定どおりに変更され
、エンジン関係が正常であることが確認される。なお、
第4図の例では、マスターステーション9のデイスプレ
ィ13に表示された診断データのエンジン回転数は15
02回転であり、はぼ正常であることがわかる。
ーステーション9で受信され、この受信した診断データ
はマスターステーション9のデイスプレィ13に第4図
で示すように表示され、制御値が指定どおりに変更され
、エンジン関係が正常であることが確認される。なお、
第4図の例では、マスターステーション9のデイスプレ
ィ13に表示された診断データのエンジン回転数は15
02回転であり、はぼ正常であることがわかる。
上述したように診断データが得られると、操作者はマス
ターステーション9の終了キー17を押す。終了キー1
7が押されると、マスターステーション9は診断終了コ
マンドSTPを第1の制御装置1に送信する(第3図の
時刻t 20)。第1の制御装置1は診断終了コマンド
STPを受信すると、今まで設定されていた制御コマン
ドの設定をクリアするとともに、受信した診断終了コマ
ンドSTPの反転データであるエコーパック信号sTP
をマスターステーション9に返信する(第3図の時刻t
21)。マスターステーション9は第1の制御装置lか
らの反転されたエコーパック信号STPを受信すると、
これにより第1の制御信号1に対する診断を終了する。
ターステーション9の終了キー17を押す。終了キー1
7が押されると、マスターステーション9は診断終了コ
マンドSTPを第1の制御装置1に送信する(第3図の
時刻t 20)。第1の制御装置1は診断終了コマンド
STPを受信すると、今まで設定されていた制御コマン
ドの設定をクリアするとともに、受信した診断終了コマ
ンドSTPの反転データであるエコーパック信号sTP
をマスターステーション9に返信する(第3図の時刻t
21)。マスターステーション9は第1の制御装置lか
らの反転されたエコーパック信号STPを受信すると、
これにより第1の制御信号1に対する診断を終了する。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、制御コマンドを
制御装置に送信した場合、制御装置は該制御コマンドに
応答して該制御コマンドの反転信号または該制御信号と
同じ信号を返信し、また制御コマンドに続いて情報信号
を制御装置に送信した場合、制御装置は前記情報信号に
応答してこの情報信号と同じ信号またはこの情報信号の
反転信号を返信しているので、選択された制御装置でな
い他の制御装置が誤って前記情報信号をコマンドとして
受信し、この受信に応答してコマンドと同様に反転信号
のエコーパック信号を返信したとしても、正常な制御装
置からの情報信号に対するエコーパック信号は反転され
ていない同じ信号テするし、または他の制御装置が誤っ
て前記情報信号をコマンドとして受信し、この受信に応
答してコマンドと同様に反転しない同じ信号のエコーパ
ック信号を返信したとしても、正常な制御装置からの情
報信号に対するエコーパック信号は反転された信号であ
るため、両方のエコーバック信号カ同時に返信されても
、他の制御装置の誤った応答を適確に検出することがで
き、これにより正常な制御装置とのみ適確に通信するこ
とができる。
制御装置に送信した場合、制御装置は該制御コマンドに
応答して該制御コマンドの反転信号または該制御信号と
同じ信号を返信し、また制御コマンドに続いて情報信号
を制御装置に送信した場合、制御装置は前記情報信号に
応答してこの情報信号と同じ信号またはこの情報信号の
反転信号を返信しているので、選択された制御装置でな
い他の制御装置が誤って前記情報信号をコマンドとして
受信し、この受信に応答してコマンドと同様に反転信号
のエコーパック信号を返信したとしても、正常な制御装
置からの情報信号に対するエコーパック信号は反転され
ていない同じ信号テするし、または他の制御装置が誤っ
て前記情報信号をコマンドとして受信し、この受信に応
答してコマンドと同様に反転しない同じ信号のエコーパ
ック信号を返信したとしても、正常な制御装置からの情
報信号に対するエコーパック信号は反転された信号であ
るため、両方のエコーバック信号カ同時に返信されても
、他の制御装置の誤った応答を適確に検出することがで
き、これにより正常な制御装置とのみ適確に通信するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例に係わる車両用通信装置のシ
ステム構成を示すブロック図、第2図は第1図の車両用
通信装置で使用されるデータフォーマットを示す図、第
3図は第1図の車両用通信装置の動作を示すタイミング
チャート、第4図は第1図の車両用通信装置の操作およ
び作用を示す表である。 1・・・第1の制御装置 3・・・第2の制御装置 5・・・信号線 9・・・マスターステーション 11・・・テンキー 13・・・デイスプレィ 17・・・終了キー 代理人 弁理士 三 好 秀 和第1図
ステム構成を示すブロック図、第2図は第1図の車両用
通信装置で使用されるデータフォーマットを示す図、第
3図は第1図の車両用通信装置の動作を示すタイミング
チャート、第4図は第1図の車両用通信装置の操作およ
び作用を示す表である。 1・・・第1の制御装置 3・・・第2の制御装置 5・・・信号線 9・・・マスターステーション 11・・・テンキー 13・・・デイスプレィ 17・・・終了キー 代理人 弁理士 三 好 秀 和第1図
Claims (1)
- 複数の制御装置のうちの所望の制御装置を選択し、この
選択した制御装置に対して所定の制御動作を行わせる制
御コマンドを送信した場合、この制御コマンドに応答し
て前記選択された制御装置から当該制御コマンドの反転
信号またはこの制御信号と同じ信号を確認用に返信する
車両用通信装置であって、前記制御コマンドに続いてこ
の制御コマンドに関連する情報信号を前記選択した制御
装置に対して送信した場合には、この制御装置は前記情
報信号に応答して当該情報信号と同じ信号またはこの情
報信号の反転信号を返信する返信手段を有することを特
徴とする車両用通信装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1202884A JPH0724435B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-08-07 | 車両用通信装置 |
US07/454,542 US5077670A (en) | 1988-12-28 | 1989-12-21 | System and method applicable to vehicles for communicating between data processing stations |
DE3942639A DE3942639A1 (de) | 1988-12-28 | 1989-12-22 | System und vefahren an fahrzeugen zur nachrichtenuebertragung zwischen datenverarbeitungsstationen |
GB8929279A GB2227144B (en) | 1988-12-28 | 1989-12-28 | System and method applicable to vehicles for communicating between data processing stations |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-334671 | 1988-12-28 | ||
JP33467188 | 1988-12-28 | ||
JP63-334670 | 1988-12-28 | ||
JP33467088 | 1988-12-28 | ||
JP1202884A JPH0724435B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-08-07 | 車両用通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02262796A true JPH02262796A (ja) | 1990-10-25 |
JPH0724435B2 JPH0724435B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=26574901
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1202884A Expired - Lifetime JPH0724435B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-08-07 | 車両用通信装置 |
JP1202885A Expired - Lifetime JP2591173B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-08-07 | 車両用通信装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1202885A Expired - Lifetime JP2591173B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-08-07 | 車両用通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPH0724435B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3307215B2 (ja) * | 1996-02-26 | 2002-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用電子制御装置の故障診断装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63224498A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-19 | Toshiba Corp | 遠隔制御システム |
-
1989
- 1989-08-07 JP JP1202884A patent/JPH0724435B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-07 JP JP1202885A patent/JP2591173B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02262797A (ja) | 1990-10-25 |
JP2591173B2 (ja) | 1997-03-19 |
JPH0724435B2 (ja) | 1995-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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