JPH02262516A - グアニジノ安息香酸誘導体を有効成分として含有する抗レトロウイルス剤 - Google Patents

グアニジノ安息香酸誘導体を有効成分として含有する抗レトロウイルス剤

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JPH02262516A
JPH02262516A JP1084532A JP8453289A JPH02262516A JP H02262516 A JPH02262516 A JP H02262516A JP 1084532 A JP1084532 A JP 1084532A JP 8453289 A JP8453289 A JP 8453289A JP H02262516 A JPH02262516 A JP H02262516A
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Daikichi Fukushima
大吉 福島
Hisao Tajima
久男 田嶋
Tsumoru Miyamoto
宮本 積
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本冗明はグアニジノ安息香酸誘導体を有効成分として含
有する抗レトロウィルス剤に関する。
[発明の背田] レトロウィルス(retrovirus)は遺伝子とし
てデオキシリポ核M(DNA)の代わりにリボ核酸(R
N△)をもら、またDNA依存性DNAポリメラービの
代わりにRNA依存性DNAポリメラーピ、ずなわら逆
転写酵素を有するウィルスである。し1−ロウイルスは
オンコウイルス亜科、レンチウィルス亜科およびスプー
マウイルス亜科に分類される。
レトロウィルスは宿主細胞表面上に存在するウイルスリ
セプターにより捕捉され細胞内へ取り込まれると、1本
鎖RNAのウィルスゲノムは逆転写酵素により2本鎖D
NAに転写される。このDNAは宿主細胞の染色体DN
Aに取り込まれ、そのままで宿主細胞のDNAの一部と
して分裂増殖をくり返す。増殖したレトロウィルスは宿
主細胞をガン化させるかまたは破壊し死滅させる。
レトロウィルスはニワトリ、マウス、サルなどの多くの
咄乳動物やニワトすなどの白血病、リンパ腫、肉腫など
の原因として研究がなされてきた。
最近、ヒトに感染するし1〜ロウイルスが相ついで発見
され疾患との関連が確認されている。例えば、成人下細
胞白血病(ATL)を引き起こすヒトTリンパ球趨向性
ウィルス(+−I T L)や後天性免疫不全症候u(
AiDS)を引き起こすヒト免疫不全ウィルス(HIV
)が児い出されている。
とりわけ、AIDSは世界的流行と感染者の約半数が死
に至るという点で大いに恐れられている。
HI VはヘルパーT細胞を宿主細胞に選び、この細胞
内へ侵入、増り1^し、やがてはヘルパー下細胞を破壊
する。ヘルパー下細胞の欠損により免疫機能が極端に低
下した患者は日和見感染、カボシ肉肺等を1ノ[発(〕
死に至る。
[従来の技術] 以」Lのような背景のもとに、レトロウィルス感染症に
対する治療剤の開発がざがんに行なわれでいる。レトロ
ウィルスの感染および増殖メカニズムを考慮すると、理
論上いくつかの阻害可能なステップが考えられる。例え
ば、 a)宿主細胞への侵入を阻害する、 b)RNAからDNAに逆転写されるのを阻害する、 C)レトロウィルスのDNAが宿主細胞のDNAへ組み
込まれるのを阻害する、 (3)レトロウィルス成分が合成されるのを阻害フる、 e)しトロウィルスが宿主から出芽するのを阻害する、 などが挙げられる。
最近、感染の最初のステップ、すなわち宿主細胞への侵
入のメカニズムが実験的に確かめられた(ワイズマン(
1,L、 We i ssman )ら、Ce1l、 
53.55−87(1988) ]。
以前より、レトロウィルスの外皮タンパクも、その他の
ウィルス、例えばセンダイウイルスヤ〕インフルエンザ
ウィルス等と同様にトリプシン様の酵素が認識する切断
部位を有していることから、ここで切断されて生じたN
末端か宿主の細胞膜ど融合し・、宿主細胞内へ取り込ま
れると考えられていた。ワイズマンらはこのことを実験
的に実証したのである。すなわち、彼らはトリプシン様
の酵素が認識する切断部位を遺伝子工学的手法でキモト
リプシン様の酵素が認識する切断部位に変換したHIV
を作成した。そしてこのようにして得られた1−IIV
では宿主細胞に感染しないことを確認した。続いて同じ
レトロウィルスをキモ1〜リプシン含有培養液中で感染
させると、みごとに感染が成立することを確かめた。こ
のふたつの実験より、HIVの外皮タンパクの疎水性部
分での開裂はHIの生理活性発現のためにはぜひとも必
要な活f[化段階であること、およびこの切断部位およ
び機構はすべ(のレトロウィルスが共通して有(]てい
るようであるとの結論に達した。そしてこの切断部位は
一連の細胞内プロテアーゼによって起こるだろうから、
これらのプロテアーゼの性質、細胞下での寄与、さらに
可能なインヒビターを研究M′べきであろうと述べてい
る。ざらにこの開裂領域に対する抗体はウィルスの感染
力を中和するかもしれない、またペプチド類似体が融合
、侵入を11[1害づるかもしれないとの示唆を与えて
いる。
L)かしながら、この示唆は具体性に欠けるものである
。細胞内プロプアーゼの性質も不明である。
また、プロプアーゼの可能なインヒビターに関しては何
ら示唆を与えない。具体的な阻害物質、そのIsU害の
程度、ざらには医薬としての可能性には言及していない
[目的コ 本発明者らは、以上のような観点から抗レトロウィルス
剤を見い出すべく鋭意検討を重ねた結果、必る秤のプロ
テアーゼインヒビターに限ってしl〜ロウイルス増殖抑
制活性を有することを確認し本発明を完成した。
本発明者らは、種々の酵素に対づる阻害スベク]ヘルが
異なり、かつ化学構造の近う種々のプロプアーゼインヒ
ビターを対象にその抗レトロウイルス作用を調べた。そ
の結果、トリプシン阻害剤(特異的阻害剤、非特異的阻
害剤にかかわらす)であっても高分子なタンクや数個の
アミノ酸からなるショートペプチドでは有効性が認めら
れなかった。ざらに比較的低分子のノンペプチド化合物
でも有効性の認められないものか多数あるなかで、グア
ニジノ安息香酸誘導体にのみ抗レトロウイルス作用が見
い出された。このような知見は前)ホのワイズマンらの
文献からは全く予測することのできないことである。ま
た本発明に含まれるグアニジノ誘導体は充分なし]・ロ
ウィルス増殖抑制作用と低い毒性を有し、医薬として適
用できることも併せて見い出された。
なお、本発明に含まれるグアニジノ安息香酸誘導体は膵
炎や出血性疾患の治療、剤として既に市販されているも
のもあるし、その可能性を示唆されているものもおるが
、抗しトロウィルス作用を有しているという報告は今ま
でまったくなされていない。
[発明の構成] 従って、本発明はグアニジノ安息香酸誘導体を右動成分
として含有する抗レトロウィルス剤に関する。
ここで、グアニジノ安息香酸誘導体とは、安息lの0−
lm−またはp−位にグアニジノ基を有覆る化合物を基
本構造とし、そのベンゼン環やグアニジノ部分が種々の
置換基で置換されているもの、および/またはその酸の
誘導体、例えばエステルやアミドが含まれる。また相当
するチオエステルも含まれる。さらに、それらの非毒性
の酸付加塩も含まれる。
本発明に含まれるグアニジノ安息香酸誘導体の例として
は、特開昭48−29732号および同49−2719
17号(USP第3824267号)、同49’−11
842号、同50−4038号、同50−69035号
、同51−16831号、同52−89640号(US
P第4021472号)、同53−15412号、同5
3−147044 @、同54−70241号および同
55−55154@(USP第4224342号)、同
55−115865号および同55−115863号(
USP第4283418号)、同56−34662号(
USP第4310533号)、同62−111963号
および同63−165357 @ (欧州特許公開第2
22608号)、同55−100356号、同56−1
10664 @、同51−53454@、同57−14
2956 @、同57−142957号、同57−17
9146号、同58−41855号、同58−4935
8号、同61−286361号、同61−286362
号、同62−103058 @、同62−155253
号および英国特許公開第2083818号および第20
95239号に記載された化合物を挙げることができる
好ましくは、−最大 (式中、Rはフェニル基、ナチフル基、置換)工二ル基
または置換ナフチル基を表わす。)で示されるグアニジ
ン安息香酸の誘導体またはその非毒性の酸付加塩が挙げ
られる。
そのなかでも (1) 特開昭52−89640号(USP第4021
472号)および同56−34682号(USP第43
10533号)に記載された一般式 たはCH=CHで示される基を表わし、Ra1およびR
a2はそれぞれ水素原子、炭素数1〜10のアルキル基
、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数3〜8のシ
クロアルケニル基、炭素数3〜8のアルケニル基、フェ
ニル基またはベンジル基を表わすか、おるいはN Ra
lRa2が一緒になって4〜8員の複素環を形成してい
ることを表わす。〉で示される化合物、 (2) 特開昭54−70241号および同55−55
154号(USP第4224342号)に記載された一
般式たはCH=CHで示される基を表わし、Rbは水素
原子または低級アルキル基を表わす。)で示される化合
物 (3) 特開昭55−115865号および同55−1
15863@ (USP第4283418号)に記載さ
れた一般式(式中、Z’ はSO2またはZo−CD 
(Zooは単結合、CH2、CH2CH2またはCH=
CHで示される基を表わす。)で示される基を表わし、
RおよびR02はそれぞれ水素原子または低級アルキル
基を表わす。) で示される化合物、 (4) 特開昭83−165357号(欧州特許公開第
222608号)に記載された一般式 (式中、Rdは (i) 水素原子、 (ii)  炭素数1〜4のアルキル基、(iii) 
 炭素数1〜4のアルコキシ基、(iv)  炭素数2
〜5のアルコキシメチル基、(V)  弐〇〇OR”(
式中、Rdlは水素1]Lt”たは炭素数1〜4のアル
キル基を表わす。)で示される基、 di      dl (vi)  弐〇H2COOR(式中、Rは前記と同じ
意味を表わす。)で示される基、(V目)弐〇H=CH
−GOOR” (式中、Rdlは前記と同じ意味を表わ
す。)で示される基、(vi爾) ハロゲン原子、 (iX)トリフルオロメチル基、 (x)  弐〇OR(式中、Rd2は炭素数1〜4のア
ルキル基、フェニル基、グアニジノフェニル暴、シクロ
ペンチルメチル基またはシクロヘキシルメチル基を表わ
す。)で示される基、(xi)  式0COR(式中、
Rd2は前記と同じ意味を表わす。)で示される基。
(xii)  弐C1−1200OR(式中、Rd2は
前記と同じ意味を表わす。〉で示される基、(xiii
)  式5O2R(式中、Rd2は前記と同じ意味を表
わす。)で示される基、 (xiv)  式O8ORd2(式中、Rd2は前記と
同じ意味を表わす。)で示される基、 3  d4 (xv)  式C0NRR(式中、Rd3オヨヒRd4
はそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、フェニル基、ベンジル基、ピリジル基を表わすか
、あるいはRd3、Ro4およびそれらの結合している
窒素原子が一緒になってピロリジニル基、ピペリジノ基
、またはモルホリノ基を表わす。)で示される基、 (xvi)  式0CONRR(式中、Rd3および3
  d4 Ro4は前記と同じ意味を表わす。)で示される基、基
、 (xvi爾)式 (式中、RおよびRo4は前記と同じ意味を表ねす。)
で示される基、 (xiX)  弐NH302R(式中、Rd5は炭素数
1〜4のアルキル基またはフェニル基を表わす。)で示
される基、 (XX   ニトロ基、 (xx i )  水酸基、 (xxii)  ヒドロキシメチル基、(xxiii)
  グアニジノ基、 (XXiV)  ベンジルオキシ基、 (XXV)  グアニジノフェニルチオメチル基、(x
xvi)  モルホリノスルホニルフェノキシメチル基
、 (XXVii)  ピリジルオキシメチル基または(x
xviii)   (1、’l−ジオキソチアゾルー3
−イル)カルボニル基 を表わし、ndは1〜5の整数を表わし、かつndが2
以上の整数を表わす場合、それぞれのRdは互いに同じ
でおってもよいしまたは異なっていてもよい。ただし、
nd=’lの場合には、Rdがパラ位に結合し、かつ上
記(V)、(vi)、(yii )または(XV)で示
される基を表わすことはない。)で示される化合物およ
び (5) 特開昭57−53454号および同57−17
9146号に記載された一般式 (式中、Roは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
−〇−Re1、−3−Rol −Coo−Re1−Co
−Re”  −0−COR”3−NHcoRe3NO2
、ON、ノ和ゲン、CF3または−NH@−(式中、c
eはOまたは1〜2の整数を表わし、Re1は水素原子
、炭素数1〜4のアルキル基またはベンジル基を表わし
、R02は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を
表わし、R83は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、
RおよびR05は同一または異なり、水素原子、炭素数
1〜4のアルキル基またはアミン基保護基を表わし、R
06は水素原子、ジメチル基またはCF3基を表わす。
)で示される基を表わす。) で示される化合物およびそれらの非毒性の酸付加塩がよ
り好ましい化合物群として挙げられる。特に、 (化合物A) p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢酸
 N、N−ジメチルカルバモイルメチルエステル(化合
物B) p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢酸 (化合物C) p−グアニジノ安息香酸 フェニルエステル (化合物D) p−スルファモイル p−グアニジノ安息香酸 ロキシフェニルエステル (化合物E) 3−クロロ−5−ヒト p−グアニジノ安息香酸 6−アミジツナフトー 2−イルエステル 及びそれらの非毒性の酸付加塩が好ましい。
化合物A,B,C,DおよびElおよびそれらの非毒性
の酸付加塩、ざらにそれらの製造方法については、それ
ぞれ特開昭52−89640号(USP第402147
2号)、同54−70241号(USP第422434
2号)、同55−115865 @ (U S P第4
283418号)、同63−165357号(欧州特許
公開第222608号)および同57−53454号に
詳しく記載されている。
本発明に含まれる化合物の非毒性の酸付加塩としては、
塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン
酸塩、硝酸塩のごとき無機酸塩または酢酸塩、乳酸塩、
酒石酸塩、クエン酸塩、安息香酸塩、メタンスルホン酸
塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トル
エンスルホン酸塩、イセチ木ン酸塩、グルクロン酸塩、
グルコン酸塩のごとぎ有機酸塩が挙げられるが、好まし
くはメタンスルホン酸塩である。
[効果] 本発明に含まれるグアニジノ安息香酸誘導体およびその
非毒性の酸付加塩は、しi・ロウィルスの増殖抑制作用
を有しており、かつ毒性が非常に少ないことから、ヒト
を含めた哺乳動物、特にヒトのし]〜ロウイルス感染症
の予防および/または治療に有用である。
本発明に含まれる化合物の有効性はマウス白血病ウィル
ス(MuLV)に対して確゛認されているだけであるが
、同様のメカニズムで感染の初期ステップ、すなわち疎
水性部分の開裂→細胞膜との融合→侵入が起こると考え
られる他のレトロウィルスに対しても十分有用である。
従って、ここでいうレトロウィルスとしては特に限定さ
れないが、例えばヒトに感染するものとしてはHTLV
,HIVなどが挙げられ、ヒト以外の哺乳動物に感染す
るものとしては、MU LVなどが挙げられる。これ以
外にも今後発見される新種のレトロウィルスも含ま°れ
るものとする。
本発明に含まれる化合物及びその非毒性の酸付加塩を上
記の目的で用いるには通常全身的あるいは局所的に、経
口または非経口で投与される。投!E5吊は年令、体重
、症状、治療効果、投与方法、処理時間等により異なる
が、通常成人ひとり当り、1回につき1 mg〜100
0mg、好ましくは50mg〜500mgの範囲で、1
日1回から数回経口投与されるかまたは成人ひとり当り
、1回につき0.1mg〜100#Igの範囲で、1日
1回から数回静脈内投与されるかまたは1日1時間〜2
4時間の範囲で静脈内持続投与される。もちろん前記し
たように、投与量は種々の条件で変動するので、上記投
与量範囲より少ない母で十分な場合もあるし、また範囲
を越えて必要な場合もある。
本発明による経口投与のための固体組成物としては、錠
剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成物
においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質が、少な
くともひとつの不活性な希釈剤、例えば乳糖、マンニト
ール、ブドウ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、微結
晶セルロース、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタ
ケイ酸アルミン酸マグネシウムと混合される。組成物は
、常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤、例えば
ステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤や繊維素グリ
コール酸カルシウムのような崩壊剤、ラクトースのよう
な安定化剤、グルタミン酸またはアスパラギン酸のよう
な溶解補助剤を含有していてもよい。錠剤または丸剤は
必要により白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメヂルセルロースフタレート
などの胃溶性あるいは腸溶性物質のフィルムで被膜して
もよいし、また2以上の層で被膜してもよい。
さらにゼラチンのような吸収されうる物質のカプセルと
してもよい。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤等を
含み、一般的に用いられる不活性な希釈剤、例えば精製
水、エタノールを含む。この組成物は不活性な希釈剤以
外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、
芳香剤、防賠剤を含有していてもよい。
経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつまた
はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法によ
り処方されるスプレー剤か含まれる。
本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁剤を包含す
る。水性の溶液剤、懸濁剤としては、例えば注射用蒸菫
水及び生理食塩水が含まれるっ非水溶性の溶液剤、懸濁
剤としては、例えばプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、オリーブ油のような植物油、エタノール
のようなアルコール類、ポリソルベー1〜80等がある
。このような組成物は、さらに防腐剤、湿潤剤、乳化剤
、分散剤、安定化剤(例えば、ラクトース)、溶解補助
剤(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸)のような
補助剤を含んでもよい。これらは例えばバクテリア保留
フィルターを通す濾過、殺菌剤の配合または照射によっ
て無菌化される。これらはまた無菌の固体組成物を製造
し、使用前に無菌水または無菌の注射用溶媒に溶解して
使用することもできる。
[実験例、実施例] 以下、実験例及び実施例により本発明をざらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実験例及び実施例に限定さ
れるものではない。
X旅廻ユ ゼノトロピツク(Xenot rop i c )マウ
ス白血病ウィルス(NZD−IU−1)に対する増殖抑
制効果 [実験方法] 感染2日前: 5%ウシ血清を加えたダルベツコ(Du l becc
o )の最少必要培地3威中にミンクの肺由来の細胞(
CCL−64)30万個を加えて、25Cfflのフラ
スコ中で37℃、CO2インキユベータ中で管理した(
5%C02)。
感染1日前: 前日の培地を、種々の被検化合物を含有した(3〜30
μM)培地に交換し培養を続けた。この時、サイトドキ
シツクな薬物の場合には1日後以降に細胞の形態に変化
を生ずる(丸くなる)。
本発明に含まれる化合物についてはサイ1〜I・キシッ
クな作用は認められなかった。
感染l El目: CCL−64細胞に対してピノトロピックマウス白血病
ライウス(以下、)<enoと略記覆る。)をmoi=
0.4 (正常細胞10個に対し、4個のウィルスで感
染させる意味)で感染させた4、感染は30分以内に完
了する。
感染2日目〜感染5日目: 以後、培養上清を毎日交換した。新たな培地には覆ぺて
初期条件と同様の濃度の化合物Aを入れておいた。
感染6日日: 直径60mmの皿に、カウント用細胞を用意した。
]感染7日日: 感染1日目〜5日目のナンプルを用いてカウントを開始
した。カウントにはS  L−−ミンクアッセイ[A、
 Ishimotoら、J、Virology、 36
.18−21(1980) ]を用いた。この時、カウ
ントしやすいように適当に希釈して測定した。
[結果] 結果を次式に示す。表中、本発明に含まれる化合物A′
、B′、B′、B′およびB′はそれぞれ以下の化合物
を表わす。
(化合物A’  ) ・CH3S03H p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢I
N、N−ジメチルカルバモイルメチルエステル メタン
スルホン酸塩 (化合物B’ ) p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢酸
 メタンスルホン酸塩 (化合物C’  ) ・にl−13bU3目 p−グアニジノ安息香I  p−スルフ1モイルフエニ
ルエステル メタンスルホン酸塩(化合物D’ ) ρσ ・CH3CO0H p−グアニジノ安息香酸 3−クロロ−5−ヒドロキシ
フェニルエステル酢酸塩 (化合物E’  ) ・20H3803H p−グアニジノ安息香酸 6−アミクツナフト−2−イ
ルエステル ビスメタンスルホン酸塩[考察] 表1において対数増殖期後期である3日目以降をみると
、化合物A′の添加群はコントロール群(無添加群)に
対し、増殖を約100分の1程麿にまで抑えている。さ
らに化合物A′の濃度を上げるに従って、より強い抑制
作用が得られている。よって、化合物A′は十分なレト
ロウィルス増殖抑制作用を有していることが認められた
次に、化合物A′をポジティブコントロールとして種々
のプロテアーゼ阻害剤について増殖抑制作用を検討した
。実験は一度に行ない、カウントは2回(表2の化合物
群と表3の化合物群)に分けて行なった。表2および表
3かられかるように、化合物B’ 、C’ 、D’およ
びE’  (グアニジノ安息香酸誘導体)だけが化合物
A′と同程度のレトロウィルス増殖抑制効果を示した。
火U湾ユ 急性毒性試験 [実験方法] (a)経口投与:6退会のJCL−ICR系マウス雌雄
を用いて実験を行なった。化 合物Aは蒸留水で溶解し経口投与 した。観察期間は14日間とし、 Litchfield−Wilcoxon法によりLD
so値を算出した。
(1))静脈内投与=6週退会JCL−ICR系マウス
雌雄を用いて実験を行なった。
化合物Aは生理食塩水に溶解し、 静脈内投与した。観察期間は14 日間とし、L+ tchf 1eld−Wt 1cox
on法によりLD5Q値を算出した。
ただし、化合物E′のLD5o値は基礎と臨床、18巻
(8)、3731頁(1984年)より弓用した。
結果を下表に示す。
表4 :急性毒性実験 [考察] 上記表4かられかるように、本発明に含まれる化合物の
毒性は、経口投与、静脈内投与ともに非常に低いもので
あり、医薬品として十分安全に使用できることがMr認
された。
実施例1 p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢1
.N−ジメヂル力ルバモイルメチルエステルメタンスル
ホン酸塩 100g、ステアリン酸マグネシウム 2g
及び乳糖 18gを均一になるまでよく混合した後常法
により打錠して、1錠中に100mgの活性物質を含む
錠剤1000錠を得た。得られた錠剤は常法によりヒト
ロキシプロピルレルロースでコーティングし、目的とす
る経口投与用錠剤とした。
実施例2 p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢酸
N、N−ジメチルカルバモイルメチルエステルメタンス
ルボン ゛水4000dに溶解し、溶液を常法により殺菌消毒し
た後、10d容量のアンプルに4miずつ充填し凍結乾
燥して溶閉し、1アンプル中に10mgの活性成分を含
む注射用凍結乾燥製剤1000本を得た。
以下、実施例1および2と同様にして、本発明に含まれ
る化合物B′、同C′、同D′および同E′を有効成分
とする経口投与用錠剤と注射用凍結乾燥製剤を得た。
特許出願人 小野薬品工業株式会社 代理゛人 弁理士 大家邦久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)グアニジノ安息香酸誘導体を有効成分として含有す
    る抗レトロウイルス剤。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rはフェニル基、ナフチル基、置換フェニル基
    または置換ナフチル基を表わす。) で示される化合物またはその非毒性の酸付加塩を有効成
    分として含有する請求項第1項記載の抗レトロウイルス
    剤。 3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z^aは単結合、CH_2、CH_2CH_2
    またはCH=CHで示される基を表わし、R^a^1お
    よびR^a^2はそれぞれ水素原子、炭素数1〜10の
    アルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数
    3〜8のシクロアルケニル基、炭素数3〜8のアルケニ
    ル基、フェニル基またはベンジル基を表わすか、あるい
    はNR^a^1R^a^2が一緒になって4〜8員の複
    素環を形成していることを表わす。)で示される化合物
    またはその非毒性の酸付加塩を有効成分として含有する
    請求項第1項記載の抗レトロウイルス剤。 4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z^bは単結合、CH_2、CH_2CH_2
    またはCH=CHで示される基を表わし、R^bは水素
    原子または低級アルキル基を表わす。) で示される化合物またはその非毒性の酸付加塩を有効成
    分として含有する請求項第1項記載の抗レトロウイルス
    剤。 5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z^cはSO_2またはZ^c′−CD(Z^
    c′は単結合、CH_2、CH_2CH_2またはCH
    =CHで示される基を表わす。)で示される基を表わし
    、R^c^1およびR^c^2はそれぞれ水素原子また
    は低級アルキル基を表わす。) で示される化合物またはその非毒性の酸付加塩を有効成
    分として含有する請求項第1項記載の抗レトロウイルス
    剤。 6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^dは (i)水素原子、 (ii)炭素数1〜4のアルキル基、 (iii)炭素数1〜4のアルコキシ基、 (iv)炭素数2〜5のアルコキシメチル基、(v)式
    COORd^1(式中、R^d^1は水素原子または炭
    素数1〜4のアルキル基を表わす。)で示される基、 (vi)式CH_2COOR^d^1(式中、R^d^
    1は前記と同じ意味を表わす。)で示される基、 (vii)式CH=CH−COOR^d^1(式中、R
    ^d^1は前記と同じ意味を表わす。)で示される基、
    (viii)ハロゲン原子、 (ix)トリフルオロメチル基、 (x)式COR^d^2(式中、R^d^2は炭素数1
    〜4のアルキル基、フェニル基、グアニジノフェニル基
    、シクロペンチルメチル基またはシクロヘキシルメチル
    基を表わす。)で示される基、 (xi)式OCOR^d^2(式中、R^d^2は前記
    と同じ意味を表わす。)で示される基、 (xii)式CH_2OCOR^d^2(式中、R^d
    ^2は前記と同じ意味を表わす。)で示される基、 (xiii)式SO_2R^d^2(式中、R^d^2
    は前記と同じ意味を表わす。)で示される基、 (xiv)式OSO_2R^d^2(式中、R^d^2
    は前記と同じ意味を表わす。)で示される基、 (xv)式CONR^d^3R^d^4(式中、R^d
    ^3およびR^d^4はそれぞれ独立して、水素原子、
    炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、
    ピリジル基を表わすか、あるいはR^d^3、R^d^
    4およびそれらの結合している窒素原子が一緒になって
    ピロリジニル基、ピペリジノ基、またはモルホリノ基を
    表わす。)で示される基、 (xvi)式OCONR^d^3R^d^4(式中、R
    ^d^3およびR^d^4は前記と同じ意味を表わす。 )で示される基、(xvii)式SO_2NR^d^3
    R^d^4(式中、R^d^3およびR^d^4は前記
    と同じ意味を表わす。)で示される基、 (xviii)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^d^3およびR^d^4は前記と同じ意味
    を表わす。)で示される基、 (xix)式NHSO_2R^d^5(式中、R^d^
    5は炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基を表わ
    す。)で示される基、 (xx)ニトロ基、 (xxi)水酸基、 (xxii)ヒドロキシメチル基、 (xxiii)グアニジノ基、 (xxiv)ベンジルオキシ基、 (xxv)グアニジノフェニルチオメチル基、(xxv
    i)モルホリノスルホニルフェノキシメチル基、 (xxvii)ピリジルオキシメチル基または(xxv
    iii)(1,1−ジオキソチアゾル−3−イル)カル
    ボニル基 を表わし、ndは1〜5の整数を表わし、かつndが2
    以上の整数を表わす場合、それぞれのR^dは互いに同
    じであってもよいしまたは異なっていてもよい。ただし
    、nd=1の場合には、R^dがパラ位に結合し、かつ
    上記(v)、(vi)、(vii)または(xv)で示
    される基を表わすことはない。)で示される化合物また
    はその非毒性の酸付加塩を有効成分として含有する請求
    項第1項記載の抗レトロウイルス剤。 7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^eは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基
    、−O−R^e^1、−S−R^e^1、−COO−R
    ^e^1、−CO−R^e^2、−O−COR^e^3
    、−NHCOR^e^3、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼、 NO_2、CN、ハロゲン、CF_3または▲数式、化
    学式、表等があります▼(式中、ceは0または1〜2
    の整数を表わし、R^e^1は水素原子、炭素数1〜4
    のアルキル基またはベンジル基を表わし、R^e^2は
    水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表わし、R
    ^e^3は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、R^e
    ^4およびR^e^5は同一または異なり、水素原子、
    炭素数1〜4のアルキル基またはアミノ基保護基を表わ
    し、R^e^6は水素原子、ジメチル基またはCF_3
    基を表わす。)で示される基を表わす。) で示される化合物またはその非毒性の酸付加塩を有効成
    分として含有する請求項第1項記載の抗レトロウイルス
    剤。 8)有効成分が、 p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢酸
    N,N−ジメチルカルバモイルメチルエステル、 p−(p−グアニジノベンゾイルオキシ)フェニル酢酸
    、 p−グアニジノ安息香酸p−スルファモイルフェニルエ
    ステル、 p−グアニジノ安息香酸3−クロロ−5−ヒドロキシフ
    ェニルエステルまたは p−グアニジノ安息香酸6−アミジノナフト−2−イル
    エステル、 あるいはそれらの非毒性の酸付加塩である請求項第1項
    記載の抗レトロウイルス剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994013631A1 (en) * 1992-12-10 1994-06-23 Teikoku Chemical Industries Co., Ltd. Propionic acid derivative
US5352704A (en) * 1989-12-22 1994-10-04 Banyu Pharmaceutical Co., Ltd. Guanidinobenzene derivatives
WO2021255218A1 (en) * 2020-06-19 2021-12-23 Charité - Universitätsmedizin Berlin A pharmaceutical combination comprising an anti-viral protonophore and a serine protease inhibitor

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WO1994013631A1 (en) * 1992-12-10 1994-06-23 Teikoku Chemical Industries Co., Ltd. Propionic acid derivative
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