JPH02262475A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JPH02262475A
JPH02262475A JP8367589A JP8367589A JPH02262475A JP H02262475 A JPH02262475 A JP H02262475A JP 8367589 A JP8367589 A JP 8367589A JP 8367589 A JP8367589 A JP 8367589A JP H02262475 A JPH02262475 A JP H02262475A
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JP
Japan
Prior art keywords
front member
lower cross
dash
cross member
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP8367589A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryozo Mizuno
水野 良造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH02262475A publication Critical patent/JPH02262475A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフロントメンバの形状を改良し、剛性を向上さ
せた自動車の車体構造に関する゛ものである。
(従来の技術) 最近、車両重量の軽減や車室内空間の確保を図るだめに
、フレームを持たない自動車が数多く登場している。し
たがって、これらの自動車には個々に、例えば、エンジ
ン等を支持するための、フロントメンバーが取り付けら
れることになる。このフロントメンバーもエンジン室の
形状に合わせて形成され、個々の部材との繋りをよくし
てするために、取り付けたときに左右に、また上下に湾
曲したものとなる。
車体に取り付けられたフロントメンバの一例を第6図お
よび第7図について説明する。lはフロントメンバであ
る。フロントメンバlは前端部1aから後端部1bにか
けて上下方向に変形した形状となっている。すなわち途
中が曲がった形をしている。これはフロントメンバlの
前端部1aが取り付けられるパンバビーム2と、後端部
ibが取り付けられるダツシュロアクロスメンバ3と、
がずれた高さになっているからである。
そして、取り付けるときは、フロントメンバ1の@端部
1aはパンパブラケット4介してパンバビーム2に、後
端部tbはロアーアームメンバ5を介してダッシュパネ
ル6下部のダツシュロアクロスメンバ3にそれぞれ接続
している0図中、7はエプロンである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のフロントメンバは、自動車が
前面衝突をした場合、フロントメンバが大きく折れ曲が
って変形してしまう(第8図参照)問題点があった。こ
れはフロントメンバの前端部とバンバとがずれて結合し
ているので、衝突時に荷重がフロントメンバに真直に入
力されないからである。また、フロントメンバの前端部
だけでなく、フロントメンバの後端部もダツシュロアク
ロスメンバと直接に結合していないので、フロントメン
バの剛性が全体として小さくなっているからでもある。
このようにフロントメンバが折れ変形すると、衝突時に
荷重が一気に大きくなって2次に急激に小さくなる(第
9図参照)傾向がある。したがって、この荷重が大きく
なる部分で車体の速度が急激に落ち(第10図参照)乗
員の保護の面においては不利となる問題点が生じる。
なお、フロントフレームの構造として、右側のフロント
メンバと左側のフロントメンバとを、ダッシュパネルに
取り付けられているクロスメンバに結合させたものがあ
る(実公昭59−9986号公報)が、この考案は両メ
ンバがともに湾曲した構造となっているので、衝突時に
おいては変形する虞があり本発明の問題点を解決してい
るものではない。
本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、フロントメンバの形状や取り付は方を改良して、
フロントメンバの剛性を向上させると共に、衝突時の荷
重をフロントメンバに人力して、乗員を保護する自動車
の車体構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、車体前部に設けられるフロ
ントメンバ8の後端をダツシュロアクロスメンバ3の前
端に結合した構造の自動車において、前記フロントメン
バ8をその途中部分から後方に向けた二股状に形成し、
該二股状のフロントメンバ8の上方の部分8aをダッシ
ュパネル6に結合し、下方の部分8bを下方に延ばして
前記ダツシュロアクロスメンバ3に直接的に結合した構
成としたものである。
(作用) このように構成したので、フロントメンバ8の剛性は向
上し、自動車の衝突時にフロントメンバ8は折れ変形す
ることはない、したがって、衝突時に荷重は一気に大き
くなっても、しばらく一定に保たれるので、自動車の速
度は緩やかに減少し1乗員保護の面において有利となる
(実施例) 次に1本発明の一実施例を第1および第2図につき、第
6図および第7図と同一部材には同一の符合を付して、
異なった部分を主体にして説明する0図において、8は
本発明のフロントメンバである。このフロントメンバ8
は車体9の前部下部に取り付けられ車体9と一体構造を
なすものである。このフロントメンバ8は真直な角状の
棒体で、その途中部分から後方に向けて二股状に形成さ
れており、その上方の部分8aをダッシュパネル6に結
合し、下方の部分8bを下方に伸ばしてダツシュロアク
ロスメンバ3に直接的に結合している。そして、このフ
ロントメンバ8の前端部8cを直接的にパンバビーム2
を介してバンバ(図示なし)に結合させた構成としてい
る。
以上のように、二股状にしたフロントメンバ8上方の部
分8aをダッシュパネル6に、下方の部分8bをダツシ
ュロアクロスメンバ3にそれぞれ直接的に結合すると共
に、さらに、フロントメンバ8の前端部8cをパンバビ
ーム2に直接的に結合したので、剛性が大きくなり、衝
突時にはフロントメンバ8の折れ変形が回避できる。す
なわち、自動車9の衝突時には、荷重は真直にクロスメ
ンバ8に入力され、フロントメンバ8は、第3図に示す
ようにジャバラ状に変形する。
このようにジャバラ状に変形すると荷重が大きくなった
後、しばらく一定に保たれる(第4図参照)ので、自動
車の速度の減少が緩やかになり(第5図参照)、乗員保
護に対して有利になる。
なお、エンジンルームの下側にサブフレームを設けて、
このサブフレームにエンジンやサスペンションアームを
取り付けている自動車があるが、このように形成した二
股状のフロントメンバを使用すれば、下方の部分8bに
エンジンおよびサスペンションアーム等が取り付けられ
、フロントメンバをサブフレームとすることができる効
果を有している。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、フロントメンバを
途中の部分から後方にむけた二股状に形成し、二股に形
成したフロントメンバの上の部分をダッシュパネルに、
下の部分をダツシュロアクロスメンバに、直接的に結合
したものであるから、フロントメンバの剛性が向上する
と共に、折れ変形が回避される。そして、衝突時にフロ
ントメンバにかかる荷重が大きくても、荷重はジャバラ
状のフロントメンバによって保たれ、車体の速度の減少
が緩やかになって、乗員の保護が保たれる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明のフロントメンバを取り付けた車体の側面図、第3図
は衝突時のフロントメンバの側面図、第4図は本発明の
フロントメンバの荷重と変位との関係を示す図、第5図
は本発明のフロン1−メンバの速度と時間との関係を示
す図、第6図は従来のフロントメンバの斜視図、第7図
は従来のフロントメンバを取り付けた車体の側面図、第
8図は衝突時した従来のフロントメンバの側面図、第9
図は従来のフロントメンバの荷重と変位との関係を示す
図、第1O図は従来のフロントメンバの速度と時間との
関係を示す図である63・・・ダツシュロアクロスメン
バ 6−・・ダッシュパネル 8・・・フロントメンバ 8a・・−上方の部分 8b・・・下方の部分 第4 図 匁 位 第5 図 時 閏 第6図 第7 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体前部に設けられるフロントメンバの後端をダ
    ッシュロアクロスメンバの前端に結合した構造の自動車
    において、前記フロントメンバをその途中部分から後方
    に向けた二股状に形成し、該二股状のフロントメンバの
    上方の部分をダッシュパネルに結合し、下方の部分を下
    方に延ばして前記ダッシュロアクロスメンバに直接的に
    結合したことを特徴とする自動車の車体構造。
JP8367589A 1989-03-31 1989-03-31 自動車の車体構造 Pending JPH02262475A (ja)

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ID=13809058

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160058A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Mazda Motor Corp 車両のトーボード補強構造
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US7810878B2 (en) * 2007-03-30 2010-10-12 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle body structure

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