JPH02261512A - ミスト除去装置 - Google Patents

ミスト除去装置

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Publication number
JPH02261512A
JPH02261512A JP1082087A JP8208789A JPH02261512A JP H02261512 A JPH02261512 A JP H02261512A JP 1082087 A JP1082087 A JP 1082087A JP 8208789 A JP8208789 A JP 8208789A JP H02261512 A JPH02261512 A JP H02261512A
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JP
Japan
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filter
casing
mist
oil adsorption
adsorption filter
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JP1082087A
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English (en)
Inventor
Shigeo Hotsuta
▲しげ▼夫 堀田
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Sanetsu KK
Original Assignee
Sanetsu KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油塵等のミストを除去するミスト除去装置に関
するものである。
(従来の技術〕 従来、ミスト除去装置として、本出願人の出願にかかる
実公昭58−32730号に示されているように、ケー
シング内の中心部に吸気ファン、この吸気ファンの外周
に回転フィルタをそれぞれ同心配置で、かつ共通のモー
タで駆動される状態で設けるとともに、回転フィルタの
さらに外周に油吸着フィルタを設け、回転フィルタに付
着し粗粒化したミストを遠心力により外周に振り飛ばし
てこの油吸着フィルタで捕獲するようにしたものが公知
である。
また、この公知の装置においては、油吸着フィルタに吸
着された油分を排油口に向けて移動させるための空気の
流れを形成するために、油吸着フィルタとケーシング内
周面との間に空気誘導路を形成している。
従って、油吸着フィルタは、回転フィルタとケーシング
周壁との中間位置に設けられる。
従来、この油吸着フィルタの取付手段として、多数の孔
をもった円筒形のフィルタ取付枠をケーシング内に固着
し、このケーシングの内面に、濾過材からなるフィルタ
を円筒状に丸めて着脱可能に取付ける手段をとっている
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来のミスト除去装置においては、油吸
着フィルタに関して次のような欠点があった。
■、版取付上欠点 上記のように、ケーシング内に固着されたフィルタ取付
枠にフィルタを取付けるため、フィルタ交換時に、狭い
ケーシング内で、汚れたフィルタを取外してはり替えな
ければならない。このため、油吸着フィルタの交換作業
が非常に面倒となり、フィルタ交換を使用者自らが行な
うことが困難となっていた。
■、濾過効率上の欠点 油吸着フィルタは、回転フィルタから振り飛ばされた比
較的大粒子のものから、回転フィルタで捕獲しきれなか
った微小廖まで広範囲に亘る多量のミストを捕獲する。
この場合、従来のフィルタは、単純な円筒形であるため
、濾過面積が小さく、早期に目詰まりを起こしやすい。
従って、頻繁に交換しなければならないため、不経済で
あるとともに、装置の運転効率が悪いものとなっていた
なお、この点の対策として、フィルタを多層に重ねてフ
ィルタ厚みを大きくすることが考えられるが、こうする
と空気誘導路の断面積を十分確保でき″なくなり、同誘
導路本来の機能が果せなくなる。
そこで本発明は、油吸着フィルタの交換作業を簡単に行
なうことができるミスト除去装置を提供するものである
また本発明の別の目的は、空気誘導路の本来の機能を確
保しつつ油吸着フィルタの濾過面積を増加させる点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、含ミスト空気を吸入する吸気口とミ
スト除去後の空気を排出する排気口とがそれぞれ設けら
れたケーシングを備え、このケーシング内の中心部に吸
気ファン、この吸気ファンの外周に円筒状の回転フィル
タをそれぞれ設けるとともに、この回転フィルタのさら
に外周に、回転フィルタから振り飛ばされたミストを捕
獲する円筒状の油吸着フィルタを、同フィルタとケーシ
ング内周面との間に空気を上記排気口に導く空気誘導路
が形成される状態で設けてなるミスト除去装置において
、多数の孔をもった円筒形の内外両側保持枠間に、濾過
材からなるフィルタ本体を挟み込んで上記油吸着フィル
タを形成し、上記吸気ファンおよび回転フィルタを回転
駆動するモータが取付けられるモータ基板を、ケーシン
グ後部においてケーシング前部壁と対向し、かつ、この
ケーシング前部壁との間に上記油吸着フィルタを挟み込
んだ状態で着脱可能に取付けることにより、油吸着フィ
ルタをケーシング内に着脱可能に取付けてなるものであ
る。
また、請求項2の発明は、上記請求項1の構成を前提と
して、モータ基板とケーシング前部壁の少なくとも一方
に、油吸着フィルタの端部が係合してフィルタ径方向に
位置固定される係合部を設け、油吸着フィルタを、少な
くとも一端部がこのこの係合部により径方向に位置固定
された状態でケーシング前部壁とモータ基板との間に挟
み込んで着脱可能に取付けてなるものである。
ざらに、請求項3の発明は、ケーシング前部壁とモータ
基板の少なくとも一方に、油吸着フィルタの端部が嵌ま
り込む凹溝を描えた断面コ字形のリング状部材を設けて
フィルタ係合部を形成したものである。
一方、請求項4の発明は、含ミスト空気を吸入する吸気
口とミスト除去後の空気を排出する排気口とがそれぞれ
設けられたケーシングを備え、このケーシング内の中心
部に吸気ファン、この吸気ファンの外周に円筒状の回転
フィルタをそれぞれ設けるとともに、この回転フィルタ
のさらに外周に、回転フィルタから振り飛ばされたミス
トを捕獲する円筒状の油吸着フィルタを、同フィルタと
ケーシング内周面との間に空気を上記排気口に導く空気
誘導路が形成される状態で設 けてなるミスト除去装置において、多数の孔をもった円
筒形の内外両側保持枠の一端を円形のフランジに取付け
、この両側保持枠間に、濾過材からなるフィルタ本体を
挟み込んで油吸着フィルタを形成し、上記フランジをケ
ーシング後部壁に着脱可能に取付けることにより、油吸
着フィルタをケーシング内に着脱可能に設けてなるもの
である。
請求項5の発明は、この請求項4の構成を前提として、
吸気ファンおよび回転フィルタを回転駆動するモータを
、ケーシング後部壁と油吸着フィルタのフランジとに跨
って貫挿させたボルトによって取付けることにより、油
吸着フィルタをモータと一体にケーシング後部壁に取付
けたものである。
さらに、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか
の構成を前提として、油吸着フィルタのフィルタ本体お
よび内外両側保持枠を、周方向に凹凸状に連続して屈曲
させてなるものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の構成を前提として
、油吸着フィルタを、同フィルタ外周とケーシング内周
面との間に空気誘導路が全周に亘って一連に形成される
状態で設けたものである。
請求項8の発明は、請求項7の構成とは別の構成として
、油吸着フィルタを、同フィルタ外周がケーシング内周
面に接して同フィルタ外周とケーシング内周面との間に
空気誘導路が周方向に分断されて形成される状態で設け
たものである。
そして、請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか
の構成を前提として、ケーシングの内周面に補助油吸着
フィルタを設けたものである。
〔作用〕
請求項1の発明によると、油吸着フィルタを、フィルタ
本体とこれを保持する内外両側保持枠とを一体として構
成し、ケーシング前部壁とモータ基板との間に挟み込ん
で取付けるため、このフィルタをカセット式に簡単に着
脱することができる。
また、請求項2の発明によると、油吸着フィルタが係合
部によってフィルタ径方向に位置決めされるため、この
係合部がない場合のようなフィルタ取付けに際しての芯
出し、および取付完了までの位置保持といった操作が不
要となる。このため、フィルタの交換作業が一層簡単と
なる。
しかも、フィルタをケーシング内において径方向に位置
固定できるため、運転中にフィルタが径方向にずれ動い
て回転フィルタに接触したり、空気誘導路の断面積が周
方向で不均一となったりするおそれがない。
一方、請求項4の発明によると、フィルタにフランジを
組合せ、このフランジをケーシング後部壁に取付ける構
成であるため、請求項1乃至3のようにフィルタをケー
シング前部壁とモータ基板という二部材間に挟み込む場
合と比較してフィルりの交換作業が一層容易となる。
さらに、モータ取付用のボルトを利用してフィルタのフ
ランジをケーシング後部壁に取付(プる呂青求項5の発
明によると、フィルタ交換時に、モータの着脱とフィル
タの着脱を同時に行なうことができる。このため、フィ
ルタ交換作業がより簡単となる。
一方、請求項6,7の発明によると、フィルりを周方向
に凹凸状に連続して屈曲させることにより、フィルタ表
面積、すなわち濾過面積を増加させることができる。こ
のため、フィルタ交換間隔を長くすることができる。
この場合、請求項8のように凹凸が空気誘導路を周方向
に分断するほどに凹凸を高くすることによって濾過面積
増大効果がとくに高いものとなる。
しかも、空気誘導路は確保されているため、その本来の
機能を維持することができる。
さらに、請求項9のように、ケーシングの内周面に油吸
着フィルタと対向して補助油吸着フィルタを設けること
により、油吸着フィルタに吸着されたミストの一部が風
圧等によって外方に飛ばされても、この補助油吸着フィ
ルタにより再捕獲することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図によって説明する。
第1実施例(第1図乃至第3図参照) ケーシングAは、主たるミスト除去作用を果す本体枠1
の前部に、吸気口2aを有する前枠2、同後部に排気口
3aを有する後枠3をそれぞれ着脱可能に取付けて構成
している。
前枠2には、吸気口2aの後部に、含ミスト空気を急激
に膨張させてオイルミストを一部油滴化させる作用をな
す大径の整流室4を設けている。
4aはこの整流室4の底部に設けた補助排油口、5は整
流室4の出口側に設けた切屑等除去用の補助フィルタ、
6は吸気口2aに連結された吸気ダクトである。
本体枠1内には、中心部に吸気ファンとしてのシロッコ
ファン7、同ファン7の外周に回転フィルタ8を、それ
ぞれ共通のモータ9で回転駆動される状態で設けている
回転フィルタ8は、周壁に多数の孔を備えたドラム8a
の内周にフィルタl18bを設けて構成し、吸入された
含ミスト空気がこのフィルタ8を通過する際に大部分の
ミストがここで捕獲される。
本体枠1内における回転フィルタ8のさらに外周には、
油吸着フィルタ10を、同フィルタ10と本体枠内周面
との間に空気誘導路Sが全周に亘って形成される状態で
設けている。
この油吸着フィルタ10は、金網を丸めて円筒形に固定
した内側保持枠11と、パンチングメタルを丸めて円筒
形に固定した外側保持枠12との間ニ、ポリプロピレン
繊維等の濾過材からなるフィルタ本体13を挟み込み固
定してなる三層構造の円筒体として構成し、回転フィル
タ8で捕獲しきれなかったミスト、および同フィルタ8
中で粗粒化し遠心力により外方に振り飛ばされた油分が
この油吸着フィルタ10で捕獲される。
また、この油吸着フィルタ10を通過した空気は、空気
誘導路Sを後方に移動して後枠3内に入り、排気口3a
から排出される。
油吸着フィルタ10は、本体枠1の前部壁1aと、モー
タ9が取付けられるモータ基板14との間に挟み込んで
着脱可能に取付けている。このフィルタ取付構造を次に
詳述する。
本体枠1の前部11aには、全周に亘ってリング状部材
15を溶接等によって取付けている。このリング状部材
15は、油吸着フィルタ10の前端部が嵌まり込む凹溝
15aをもった断面口字形に形成している。
一方、モータ基板14は、本体枠1の内径よりも小径の
円板状に形成し、その外周部に周方向間欠的に本体枠1
に対する取付座14a・・・を耳状に一体に設けている
また、本体枠1側には、後部内周面に、モー・り基板1
4の取付座14a・・・に対応するモータ基報取付片1
6・・・を取付け、このモータ基板取付片16・・・と
取付座14a・・・とを、モータ基板取付片16・・・
に固着したボルト17・・・およびナツト18・・・で
連結することにより、モータ基板14を本体枠1内に着
脱可能に取付けている。
このとき、油吸着フィルタ10の前端部をリング状部材
15の凹溝15aに嵌め込んでおき、モータ基板14を
このフィルタ10の後端面に押付けた状態でナツト18
・・・を締込むことにより、同フィルタ10をモータ基
板14と本体枠前部壁1aとの間に挟み込んで本体枠1
内に取付ける。
なお、モータ9は、後枠3の中央部に形成されたモータ
取付部3bを介してモータ基板14にボルト19・・・
、ナツト20・・・で着脱可能に取付けている。
この構成において、油吸着フィルタ1oを交換のために
取外すときは、 イ、まず前枠2を本体枠1から外すとともに、シロッコ
ファン7、回転フィルタ8をモータ9がら取外す。
口、モータ9をモータ基板14から取外すとともに、後
枠3を本体枠1から分離させる。
ハ、モータ基板14を本体枠1から取外す。
油吸着フィルタ10を後方に抜き出す。
また、同フィルタ10の再取付けはこれと逆の手順で行
なうことができる。
このように、油吸着フィルタ10全体をカセット式に着
脱して交換できるため、この交換作業を手を汚さずに簡
単に行なうことができる。
しかも、同フィルタ10の取付時に、フィルタ前端部を
リング状部材15の凹溝15aに嵌め込むことによって
フィルタ10を径方向に自動的に位置決め、および位置
固定できるため、このリング状部材15が無い場合のよ
うな面倒な径方向位置決め作業(芯出し作業)、および
芯出し後、取付完了までフィルタ10をこの位置に保持
しておく操作が不要となる。このため、このフィルタ交
換作業を使用者臼らによっても十分行なうことができる
。また、運転中にフィルタが径方向にずれ動いて回転フ
ィルタ8に接触したり、空気誘導路Sの断面積が周方向
で不均一となったりするおそれがない。
なお、油吸着フィルタ1oに吸着されたミストが、同フ
ィルタ10内で成長して風圧で外周に飛ばされる場合、
あるいはミストが同フィルタ10を通過してしまう場合
があるため、これらを捕獲する大めの補助油吸着フィル
タ21を本体枠1の内周面に設けている。
これら両油吸着フィルタ10.21に吸着されたミスト
は、空気誘導路S内を後方(排気口3a)に向かう空気
の流れにより、フィルタ内を後方に移動し、後枠3の底
部に設けられた主排油口22から外部に排出される。
この場合、モータ基板取付片16およびモータ基板14
の取付座14aが主排油口21への油の移動の妨げとな
らないように、これらに導油口23.24を設けている
また、第1図中、25は後枠3内に設けた後部フィルタ
、26は排気筒である。
第2実施例(第4図参照) 第1実施例との相違点のみを説明する。
第2実施例では、油吸着フィルタ10全体、すなわち、
内外両側保持枠11.12およびフィルタ本体13を周
方向に三角の凹凸状に連続して屈曲させ、全体として断
面波形に形成している。ただし、この凹凸は、第1実施
例の油吸着フィルタ10と同一の厚み範囲内で形成し、
第1実施例同様、このフィルタ10の外周面と、本体枠
内周面(補助油吸着フィルタ21の内周面)との間に空
気誘導路Sを全周に亘って一連に形成している。
この構成とすれば、油吸着フィルタ10の表面積、すな
わち濾過面積を第1実施例の場合よりも増加させること
ができるため、濾過効率が良いものとなる。従って、フ
ィルタ交換の間隔を長くすることができるため、経済的
となるとともに、フィルタ交換のための運転休止回数が
少なくなる分、運転効率が向上する。
第3実施例(第5図参照) 第2実施例では、油吸着フィルタ1oを、第1実施例の
油吸着フィルタ10と同じ厚み内で断面波形に形成した
のに対し、この第3実施例では空気誘導路Sをも含む最
大限の厚み範囲で油吸着フィルタ10を断面波形に形成
している。
ただし、こうした場合でも、空気誘導路Sは、油脚体フ
ィルタ10の外周面と本体枠内周面面(補助油吸着フィ
ルタ20の内周面)との間において、周方向に分断され
た形で確保される。すなわち、空気誘導路Sを確保しつ
つ、油吸着フィルタ10の表面積(濾過面積)を最大限
に増加させることができる。
従って、第2実施例の場合以上にフィルタ交換間隔を長
くして経済性、運転効率を向上させることができる。
なお、上記第2および第3両実施例では、油吸着フィル
タ10を三角形の凹凸状に屈曲させたが、この凹凸の断
面形状は三角形以外に円弧状、台形、四角形等種々選択
しつるところである。
第4実施例(第6図参照) 第4実施例では、油吸着フィルタの交換の容易化を実現
するための他の構成として、フィルタ本体27を挟み込
んだ内外両側保持枠28.29の後端を円板状のフラン
ジ30に固着して油吸着フィルタ31を構成し、フラン
ジ30を、モータ基板としての後枠3のモータ取付部3
bに、フランジ30に突設したボルト32・・・および
ナツト33・・・によりモータ9の取付けと同時に取付
は又いる。
すなわち、前記各実施例におけるモータ基板14を同油
吸着フィルタ10に一体化した構成としている。
こうすれば、前記各実施例における本体枠前部壁1aと
モータ基板14との間へのフィルタ挟み込み作業が不要
となり、またフィルタ交換時に、モータの着脱とフィル
タの着脱を同時に行なうことができるため、フィルタ交
換作業がより簡単となる。
なお、この第4実施例のフィルタ構成をとる場合にも、
第2および第3両実施例のようにフィルタ37の両側保
持枠28.29およびフィルタ本体27を断面波形に形
成してもよいことはいうまでもない。
その他の実施例 1、lt請求項の発明における係合部として、上記断面
口字形のリング状部材に代えて、フィルタの内周側また
は外周側に係合する断面り字形のリング状部材を用いて
もよい。あるいは、リング状でなく、周方向に間欠的に
断面口字形等の部材を設けてもよい。
■、また、請求項2.3の発明において、フィルタ係合
部をモータ基板側、あるいは、ケーシングの前部壁(前
記実施例の本体枠前部壁1a)とモータ基板の双方に設
けてもよい。
■、上記各実施例ではミスト除去の万全を期する意味で
、ケーシング内周面に補助油吸着フィルタ21を設けた
が、とくに、油吸着フィルタを断面波形に形成する場合
には、濾過面積の拡大に伴うオイルミスト保蔵能力の増
大により、同フィルタからのミストの飛び出しが少なく
なるため、この補助油吸着フィルタを省略することが可
能となる。
〔発明の効果〕
上記のように請求項1の発明によるときは、油吸着フィ
ルタを、フィルタ本体とこれを保持する内外両側保持枠
とを一体として構成し、ケーシング前部壁とモータ基板
との間に挟み込んで取付けるため、このフィルタをカセ
ット式に簡単に着脱することができる。
また、請求項2の発明によると、上記効果に加えて、油
吸着フィルタが係合部によってフィルタ径方向に位置決
めされるため、この係合部がない場°合のようなフィル
タ取付けに際しての芯出し、および取付完了までの位置
保持といった操作が不要となる。このため、フィルタの
交換作業が一層簡単となる。
しかも、フィルタをケーシング内において径方向に位置
固定できるため、運転中にフィルタが径方向にずれ動い
て回転に接触したり、空気誘導路の断面積が周方向で不
均一となったりするおそれがない。
一方、請求項4の発明によると、フィルタにフランジを
組合せ、このフランジをケーシング後部壁に取付ける構
成であるため、請求項1乃至3のようにフィルタをケー
シング前部壁とモータ基板という二部材間に挟み込む場
合と比較してフィルタの交換作業が−WJ容易となる。
さらに、モータ取付用のボルトを利用してフィルタのフ
ランジをケーシング後部壁に取付ける請求rR5の発明
によると、フィルタ交換時に、モータの着脱とフィルタ
の[を同時に行なうことができる。このため、フィルタ
交換作業がより簡単となる。
一方、請求項6.7の発明によると、フィルタを局方向
に凹凸状に連続して屈曲させることにより、フィルタ表
面積、すなわち濾過面積を増加させることができる。こ
のため、フィルタ交換間隔を長くすることができる。
この場合、請求項8のように凹凸が空気誘導路を周方向
に分断するほどに凹凸を^くすることによって濾過面積
増大効果がとくに高いものとなる。
しかも、空気誘導路は確保されているため、その本来の
機能を維持することができる。
さらに、請求項9のように、ケーシングの内周面に油吸
着フィルタと対向して補助油吸着フィルタを設けること
により、油吸着フィルタに吸着されたミストの一部が風
圧等によって外方に飛ばされても、この補助油吸着フィ
ルタにより再捕獲することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す側断面図、第2図は
第1図II−IF線断面図、第3図は同一部分解斜視図
、第4図は本発明の第2実施例、第5図は同第3実施例
をそれぞれ示す第2図相当半部断面図、第6図は本発明
の第4実施例を示す部分側断面図である。 A・・・ケーシング、1・・・同ケーシングの本体枠、
1a・・・同本体枠の前部!(ケーシング前部壁)、2
・・・ケーシングの前枠、2a・・・吸気口、3・・・
同後枠、3a・・・排気口、3b・・・後枠のモータ取
付部、7・・・吸気ファン(シロッコファン)、8・・
・回転フィルタ、9・・・モータ、10・・・油吸着フ
ィルタ、11・・・同フィルタの内側保持枠、12・・
・同外側保持枠、13・・・同フィルタ本体、14・・
・モータ基板、S・・・空気誘導路、15・・・断面口
字形のリング状部材、15a・・・同部材の凹溝、16
・・・モータ基板取付片、17・・・モータ基板取付用
のボルト、18・・・同ナツト、21・・・補助油吸着
フィルタ、31・・・油吸着フィルタ、27・・・同フ
ィルタのフィルタ本体、28.29・・・同内外両側保
持枠、30・・・フランジ、32・・・モータ取付用の
ボルト、33・・・同ナツト。 特許出願人      株式会社サンエツ代 理 人 
     弁理士 小谷悦司同        弁理士
 長1)正 向        弁理士 伊墓孝夫 第 図 1’/ ZJ、Z4 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、含ミスト空気を吸入する吸気口とミスト除去後の空
    気を排出する排気口とがそれぞれ設けられたケーシング
    を備え、このケーシング内の中心部に吸気ファン、この
    吸気ファンの外周に円筒状の回転フィルタをそれぞれ設
    けるとともに、この回転フィルタのさらに外周に、回転
    フィルタから振り飛ばされたミストを捕獲する円筒状の
    油吸着フィルタを、同フィルタとケーシング内周面との
    間に空気を上記排気口に導く空気誘導路が形成される状
    態で設けてなるミスト除去装置において、多数の孔をも
    つた円筒形の内外両側保持枠間に、濾過材からなるフィ
    ルタ本体を挟み込んで上記油吸着フィルタを形成し、上
    記吸気ファンおよび回転フィルタを回転駆動するモータ
    が取付けられるモータ基板を、ケーシング後部において
    ケーシング前部壁と対向し、かつ、このケーシング前部
    壁との間に上記油吸着フィルタを挟み込んだ状態で着脱
    可能に取付けることにより、油吸着フィルタをケーシン
    グ内に着脱可能に取付けてなることを特徴とするミスト
    除去装置。 2、モータ基板とケーシング前部壁の少なくとも一方に
    、油吸着フィルタの端部が係合してフィルタ径方向に位
    置固定される係合部を設け、油吸着フィルタを、少なく
    とも一端部がこの係合部により径方向に位置固定された
    状態でケーシング前部壁とモータ基板との間に挟み込ん
    で着脱可能に取付けてなることを特徴とする請求項1記
    載のミスト除去装置。 3、ケーシング前部壁とモータ基板の少なくとも一方に
    、油吸着フィルタの端部が嵌まり込む凹溝を備えた断面
    コ字形のリング状部材を設けてフィルタ係合部を形成し
    たことを特徴とする請求項2記載のミスト除去装置。 4、含ミスト空気を吸入する吸気口とミスト除去後の空
    気を排出する排気口とがそれぞれ設けられたケーシング
    を備え、このケーシング内の中心部に吸気ファン、この
    吸気ファンの外周に円筒状の回転フィルタをそれぞれ設
    けるとともに、この回転フィルタのさらに外周に、回転
    フィルタから振り飛ばされたミストを捕獲する円筒状の
    油吸着フィルタを、同フィルタとケーシング内周面との
    間に空気を上記排気口に導く空気誘導路が形成される状
    態で設けてなるミスト除去装置において、多数の孔をも
    つた円筒形の内外両側保持枠の一端を円形のフランジに
    固定し、この両側保持枠間に、濾過材からなるフィルタ
    本体を挟み込んで油吸着フィルタを形成し、上記フラン
    ジをケーシング後部壁に着脱可能に取付けることにより
    、油吸着フィルタをケーシング内に着脱可能に設けてな
    ることを特徴とするミスト除去装置。 5、吸気ファンおよび回転フィルタを回転駆動するモー
    タを、ケーシング後部壁と油吸着フィルタのフランジと
    に跨つて貫挿させたボルトによって取付けることにより
    、油吸着フィルタをモータと一体にケーシング後部壁に
    取付けたことを特徴とする請求項4記載のミスト除去装
    置。 6、油吸着フィルタのフィルタ本体および内外両側保持
    枠を、周方向に凹凸状に連続して屈曲させてなることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のミスト除
    去装置。 7、油吸着フィルタを、同フィルタ外周とケーシング内
    周面との間に空気誘導路が全周に亘つて一連に形成され
    る状態で設けたことを特徴とする請求項6記載のミスト
    除去装置。 8、油吸着フィルタを、同フィルタ外周がケーシング内
    周面に接して同フィルタ外周とケーシング内周面との間
    に空気誘導路が周方向に分断されて形成される状態で設
    けたことを特徴とする請求項6記載のミスト除去装置。 9、ケーシング内周面に補助油吸着フィルタを設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のミス
    ト除去装置。
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