JP2570497Y2 - オイルミスト除去装置 - Google Patents

オイルミスト除去装置

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JP2570497Y2
JP2570497Y2 JP7475193U JP7475193U JP2570497Y2 JP 2570497 Y2 JP2570497 Y2 JP 2570497Y2 JP 7475193 U JP7475193 U JP 7475193U JP 7475193 U JP7475193 U JP 7475193U JP 2570497 Y2 JP2570497 Y2 JP 2570497Y2
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air
oil mist
air chamber
impeller
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欣一 嶋
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Showa Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はオイルミスト除去装置に
係り、詳しくは、機械加工作業などで発生する油煙を羽
根車の回転によって吸引し、多層構造フィルタを用いて
オイルミストを捕捉することにより、空気の浄化を図る
ようにしたオイルミストの除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、工場などで発生する塵埃や油煙を
除去するために用いられるオイルミスト除去装置は、一
般的に多数の通気孔を有して羽根車と一体に高速回転す
るドラムの内面に固定した多層構造フィルタにより、吸
引された空気からオイルミストなどを捕捉することがで
きるようになっている。そのオイルミストは、羽根車の
軸方向から導入された空気が遠心力を受けて多層構造フ
ィルタを通過するとき捕捉されるが、オイルミストや塵
埃が多量に付着すると目詰まりするので、フィルタが定
期的に交換される。
【0003】このようなオイルミスト除去装置は、図1
1に示す構造となっている場合がある。羽根車1が略水
平円筒状のファンケーシング51に格納され、その回転
軸1aが水平であり、駆動モータ11によって回転され
る。そのファンケーシング51の前端部は、垂直面内で
開口する吸込口8を有するインレットケーシング9に連
なっている。そして、後端部はリヤパネル52により閉
止され、そのリヤパネル52の中央部位に、駆動モータ
11が取付フランジ12を介して装着されている。ファ
ンケーシング51の後端部とリヤパネル52とで形成さ
れるエアチャンバ53には清浄となった空気を放出する
吐出口6が備えられ、取付フランジ12より外周部位に
あって仕切パネル54に開口する幾つかの流通孔55か
ら導出させた空気を一旦貯留することができるようにな
っている。このエアチャンバ53は駆動モータ11の取
付空間を確保するために、仕切パネル54の後端部にお
いて略環状となっており、仕切パネル54に密着して出
側フィルタ56が配置されている。したがって、インレ
ットケーシング9を通過した空気は羽根車1によって加
圧され、半径方向へ吹き出された後に有孔ドラム2の内
面に貼着した多層構造フィルタ3でオイルミストが捕捉
される。そして、ファンケーシング51の内面のリング
状フィルタ19に沿って軸方向へ移動され、流通孔55
およびエアチャンバ53を経て吐出口6へ導出するまで
に出側フィルタ56により最終的に除塵されるようにな
っている。このような構造においては、駆動モータ11
がファンケーシング51にすっぽり覆われてはいないの
で、駆動モータ11の外気による冷却がなされ、その過
熱が回避される利点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、インレット
ケーシング9の内部に図示しない入側フィルタが配置さ
れることもあるが、有孔ドラム2に取り付けた多層構造
フィルタ3はオイルミストや塵埃の付着が極めて激し
い。その多層構造フィルタ3は、ファンケーシング51
に設けたクランプ17Aを外してインレットケーシング
9を取り除き、羽根車1に手を入れれば簡単に交換する
ことができる。このとき、入側フィルタもインレットケ
ーシング9から外して取り替えることが容易である。こ
のように汚れの激しいフィルタの交換は前端部側から簡
単に行うことができるようになっているが、一方、エア
チャンバ53に入る空気を除塵する出側フィルタ56は
一般的に汚れが少なく、したがって、オイルミスト除去
装置を分解する際などに行われるに過ぎない。
【0005】この出側フィルタ56の交換頻度が低いの
はその汚れが少ないだけでなく、その装着形態にも起因
している。すなわち、エアチャンバ53はファンケーシ
ング51と駆動モータ11を取り付けたリヤパネル52
とによって形成されているので、給電用の端子箱11a
が例えば右側方へ張り出して取り付けられた駆動モータ
11を外さなければ、エアチャンバ53から出側フィル
タ56を取り出すことができないからである。出側フィ
ルタ56を交換したい場合は、まず、クランプ17Aを
緩めインレットケーシング9を外して羽根車1をファン
ケーシング51から取り除き、後端部側では取付フラン
ジ12のボルトを外して駆動モータ11を取り去り、リ
ヤパネル52も外した後のファンケーシング51から、
出側フィルタ56を取り出すといったように大層手間ど
る欠点がある。このようにエアチャンバ53の近傍もし
くは内部に設けられる出側フィルタ56が簡単に取り外
せない構造となっているのは、出側フィルタ56を装着
するため仕切パネル54にビスなどで固定しておかなけ
ばならないこと、部品点数を少なくするためにエアチャ
ンバ53の形成をファンケーシング51によっているこ
と、駆動モータ11には端子箱11aが側方へ突出して
取り付けられていることなどによるからである。
【0006】本考案は上記の問題に鑑みなされたもの
で、その目的は、羽根車を回転させる駆動モータの冷却
効果を低下させないため、駆動モータがファンケーシン
グによって大きく覆われることなく配置された構造にお
いて、取り外しの容易でない出側フィルタの交換を駆動
モータや羽根車を取り外すことなく簡単に行うことがで
きるようにすること、エアチャンバに介装される出側フ
ィルタの着脱とその装着位置の安定を図ることができる
ことを実現したオイルミスト除去装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、オイルミスト
を含んだ空気をケーシング内に設置された羽根車の回転
によって吸引し、その羽根車の周囲に位置して一体に回
転する有孔ドラムの内面に取り付けたフィルタにより、
オイルミストを捕捉することができるようになっている
オイルミスト除去装置に適用される。その特徴とすると
ころは、図1を参照して、羽根車1を格納する略水平円
筒状のファンケーシング4は、垂直面内で開口する吸込
口8を形成したインレットケーシング9と前端部で連な
り、そのファンケーシング4の後端部開口を閉止するリ
ヤパネル10の中央部位には、羽根車1を回転させる駆
動モータ11が取付フランジ12を介して取り付けられ
る。その取付フランジ12より外周部にあってリヤパネ
ル10に開口する流通孔13から導出された空気を貯留
するエアチャンバ14が、取付フランジ12および駆動
モータ11の前端部位を外囲する程度に略環状に形成さ
れる。エアチャンバ14の周上からは、外方へ延びる吐
出口6が形成されると共に、そのエアチャンバ14の後
端部開口の左半部および右半部をそれぞれ閉止するたそ
の左右二つ割れのサイドカバー15L,15Rが取り付
けられる。インレットケーシング9の内方には、吸込口
8から進入する空気に伴われたごみを予め捕集するため
の入側フィルタ5が垂直な姿勢で配置され、その入側フ
ィルタ5を通過した空気を加圧して半径方向へ吹き出す
羽根車1には、その外周に形成した有孔ドラム2の内部
に多層構造フィルタ3が貼着される。上記の有孔ドラム
2から放出されファンケーシング4の内面に沿って軸方
向へ移動させた空気を、流通孔13およびエアチャンバ
14を経て吐出口6へ導出する間に除塵する出側フィル
タ7が、エアチャンバ14内で垂直に介装される。その
出側フィルタ7L,7Rは左右に二つ割れ構造であり、
吐出口6から隔絶された前室Rfを形成するためのスペ
ーサ22と吐出口6に連通する後室Rrを形成する左右
に二つ割れ構造の支持枠体23L,23Rとに挟まれて
配置される。上記の二通過割れのサイドカバー15L,
15Rは、端子箱11aを側面に備えた駆動モータ11
をリヤパネル10から取り外すことなくエアチャンバ1
4の後端部開口の左半部および右半部から外して出側フ
ィルタ7を交換できるようにしたことである。
【0008】
【作用】羽根車1が回転により吸込口8から吸引された
オイルミストを含んむ空気は、インレットケーシング9
に取り付けられた入側フィルタ5を通過する間に粗大な
塵埃やオイルミストが除去される。羽根車1から半径方
向へ送り出された空気は有孔ドラム2の内面に貼着させ
た多層構造フィルタ3を通るとき細かい塵埃やオイルミ
ストが除去される。リヤパネル10に設けた流通孔1
3,13を経てエアチャンバ14の前室Rfへ導出され
た空気は出側フィルタ7で再度除塵され、清浄となった
空気は後室Rrから吐出口6へ放出される。入側フィル
タ5,多層構造フィルタ3および出側フィルタ7で捕捉
された塵やオイルミストはそれぞれのフィルタを伝って
降下し、飛散した油滴などはファンケーシング4の内面
などを伝って流落し、ケーシング外へ排出される。
【0009】そのような動作の間にオイルミストなどの
付着によって目詰まりしたり汚れたフィルタは交換され
る。入側フィルタ5と有孔ドラム2に貼着した多層構造
フィルタ3は、インレットケーシング9をファンケーシ
ング4から外すことにより交換される。一方、出側フィ
ルタ7は、ファンケーシング4の背後のエアチャンバ1
4の後端部開口のサイドカバー15を除去することによ
り交換することができる。まず、二つ割れ構造のサイド
カバー15の左半部カバー15Lと右半部カバー15R
とを、端子箱11aを備えた駆動モータ11をリヤパネ
ル10から取り除くことなく外し、エアチャンバ14内
の支持枠体23を取り出す。支持枠体23も二つ割れ構
造であって、その左半部枠体23Lと右半部枠体23R
も駆動モータ11に邪魔されることなく簡単に外され
る。それによって二つ割れ構造の出側フィルタ7、すな
わち、左半部フィルタ7Lおよび右半部フィルタ7Rを
引き出し交換する。逆の手順で組み込んだ後に左半部カ
バー15Lと右半部カバー15Rとをエアチャンバ14
の後端部開口に取り付ける。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば、ファンケーシングの後
端部開口を閉止するリヤパネルの略中央部位に駆動モー
タが取付フランジを介して取り付けられ、その取付フラ
ンジより外周部位にあってリヤパネルに開口する流通孔
から導出された空気を貯留すると共に出側フィルタによ
ってオイルミストなどを除去するエアチャンバが、駆動
モータの前端部位を外囲する程度に略環状に形成されて
いるので、駆動モータは外気に触れて放熱しやすい状態
にあり、その過熱が防止される。また、エアチャンバの
後端部開口を閉止するサイドカバー、エアチャンバに格
納される出側フィルタ、その出側フィルタをエアチャン
バ内で保持する支持枠体がそれぞれ左右二つ割れ構造と
なっているので、端子箱を側面に備えた駆動モータをリ
ヤパネルから取り外すことなくエアチャンバの後端部開
口の左半部および右半部から外して出側フィルタを交換
することができる。その結果、オイルミスト除去装置に
装着される各種フィルタのうち従来交換が最も困難であ
った出側フィルタの取り付け取り外しが簡単になされる
ようになる。さらには、エアチャンバに介装される出側
フィルタの位置が、前室を形成するためのスペーサと後
室を形成するための支持枠体によって安定的に維持さ
れ、かつ、出側フィルタの前面が流通孔を経て導入され
た空気に触れるので、オイルミスト除去効果をより長期
にわたって維持させることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本考案のオイルミスト除去装置を、
その実施例を示した図面に基づいて詳細に説明する。図
1は、オイルミストを含んだ空気をパドルファン形式の
遠心式羽根車1の回転によって吸引し、その羽根車1の
周囲に位置して一体に回転する有孔ドラム2の内面に取
り付けた多層構造フィルタ3により、オイルミストを捕
捉することができるようになっている装置の縦断面図で
ある。これは、オイルミストを含んだ空気を水平な回転
軸1aを有する羽根車1の回転によってファンケーシン
グ4内へ吸引し、入側フィルタ5,多層構造フィルタ3
さらには吐出口6の近くに配置した出側フィルタ7によ
り、多段的にオイルミストや塵埃を捕捉すると共に落下
した油滴を回収することができるようになっている。上
記した羽根車1を格納する略水平円筒状のファンケーシ
ング4は、垂直面内で開口する吸込口8を形成したイン
レットケーシング9と前端部で連なり、そのファンケー
シング4の後端部開口を閉止するリヤパネル10の中央
部位には、羽根車1を回転させる駆動モータ11が、取
付フランジ12を介して装着されている。そのリヤパネ
ル10には、取付フランジ12より外周部にあって図2
に示すように複数の流通孔13,13が開口されてお
り、その流通孔13,13から導出された空気を貯留す
るエアチャンバ14が、図1に示すように、取付フラン
ジ12および駆動モータ11の前端部位を外囲する程度
に略環状に形成されている。なお、本例ではリヤパネル
10は図2にあるように角部が切り落とされた形状とな
っているので、その角部においてもファンケーシング4
との間に流通副孔13A,13Aが形成されている。
【0012】エアチャンバ14の周上からは例えば上方
へ延びる吐出口6(図1参照)が形成されると共に、そ
のエアチャンバ14の後端部には、その開口を閉止する
サイドカバー15が取り付けられる。一方、インレット
ケーシング9の内方には、吸込口8から進入する空気に
伴われたごみを予め捕集するための入側フィルタ5が垂
直な姿勢で配置されている。インレットケーシング9の
前端部の外周部位には環状突起16が形成され、レバー
17aを起こすとフック17bが環状突起16から外れ
る上下左右四箇所のクランプ17A,17Aを用いて、
インレットケーシング9をファンケーシング4に取付け
取外し自在となっている。そのインレットケーシング9
にはリング体9Aが設けられ、ファンケーシング4の前
端部開口に嵌め込むと、外嵌するゴムパッキン9Bの弾
発力でクランプ17Aによる固縛を助長させることがで
きるようになっている。そのリング体9Aには羽根車1
に向かって狭くなるガイド部材9Cが一体化され、油煙
を羽根車1へ円滑に案内するように機能する。上記の入
側フィルタ5はポリウレタンフォームなどで形成され、
ガイド部材9Cの前面にボルト止めされたカバー9Dに
よって保形用の金網9Eと共に固定され、吸込口8から
進入するごみを予め捕集する。なお、この入側フィルタ
5によっても幾分かのオイルミストが捕捉されるので、
その油滴を排出するための排油管18もインレットケー
シング9の下部に設けられている。上記のエアチャンバ
14内には、有孔ドラム2から放出された後にファンケ
ーシング4の内面に貼着したリング状フィルタ19に沿
って軸方向へ移動させた空気を、流通孔13,13,流
通副孔13A,13Aおよびエアチャンバ14を経て吐
出口6へ導出する間に除塵する出側フィルタ7が垂直に
介装されている。
【0013】ところで、上記したエアチャンバ14は、
リヤパネル10,それに一体化された円筒部材20,フ
ァンケーシング4の後端部およびサイドカバー15によ
って画成されている。そして、円筒部材20の内部に確
保された空間には、上記したごとく駆動モータ11が前
端部の一部分のみを格納した恰好で配置される。この円
筒部材20の後端部の上下二箇所にはサイドカバー15
を取り付けるためのステー21U,21Dが上方または
下方へ延びるように固定されている。なお、各ステー2
1U,21Dの中央には図3に示すようにねじ孔21a
が形成され、その左右には小さな案内ピン21b,21
bが立てられ、サイドカバー15の位置決めと固定が簡
単にできるように配慮されている。そのサイドカバー1
5は、後述する理由でエアチャンバ14の後端部開口の
左半部および右半部のそれぞれを閉止するため、図4に
示すように、左右二つ割れの左半部カバー15Lと右半
部カバー15Rとからなる。エアチャンバ14に介装さ
れる出側フィルタ7は、図1に示すように、エアチャン
バ14の軸方向略中間に位置とされ、それを境にして吐
出口6から隔絶された前室Rfと吐出口6に連通する後
室Rrとの二つの空間が画成される。
【0014】この出側フィルタ7も図5に示すように、
左半部フィルタ7Lと右半部フィルタ7Rからなる左右
に二つ割れ構造である。これらは、前室Rfを形成する
ためのスペーサ22,22(図1参照)上に載せられ、
その出側フィルタ7の位置を保つために後室Rrを形成
させる支持枠体23に挟まれている。そのスペーサ2
2,22は、図2に示すように、上下左右の端部10
a,10aを折り曲げて補強されているリヤパネル10
の背後ならびに円筒部材20の外周部に溶接などで一体
となっているが、上記の支持枠体23は図6に示すよう
に左右二つ割れの左半部枠体23Lと右半部枠体23R
とからなる。この支持枠体23および上記した出側フィ
ルタ7は、図5および図6において上部の対向箇所で斜
めに切り落とされているが、これは、装着時に後述する
ごとく後室Rrから吐出口6への空気の流れを案内する
通路壁35,35(図2参照)との干渉を避けるためで
ある。そして、上記の出側フィルタ7L,7R,支持枠
体23L,23Rおよびサイドカバー15L,15Rを
左右二つ割れ構造とすることにより、端子箱11aを側
面に突出させるようにして備える駆動モータ11をリヤ
パネル10から取り外すことなく、エアチャンバ14の
後端部開口の左半部および右半部から外して出側フィル
タ7を交換できるようになっている。
【0015】上記したファンケーシング4は、図8から
分かるように、矩形断面に成形されたアウタケーシング
4Aとそれに内接するインナケーシング4Bによって形
成されている。インナケーシング4Bの断面が円形とな
っているのは、羽根車1の作動効率を良くするためと羽
根車1から出た空気を軸対称の円滑な流れにするためで
ある。アウタケーシング4Aは、装置全体を設置する場
合の安定を図るためと、エアチャンバ14の下方に油導
出空間25(図1参照)を確保するためのプレス加工性
を良くすることなどを考慮して矩形状断面となってい
る。したがって、羽根車1を出た後の空気をエアチャン
バ14の方向へ移動させる空間は、羽根車1が位置する
個所で円環状空間26Aであり、その背後は矩形状外形
を有する短い環状空間26Bとなっている。
【0016】上記したサイドカバー15は、駆動モータ
11をリヤパネル10から取り外すことなくエアチャン
バ14の後端部開口を閉止できるように、左右に二つ割
れ構造となっているが、図9に示すように、左半部カバ
ー15Lと右半部カバー15Rには、ステー21U,2
1D(図3参照)に設けられた案内ピン21b,21b
を挿通させる長孔15a,15aと、ノブ付きボルト2
7のねじ部を挿入することができる半円形切欠き15
b,15b(図4参照)が形成されている。さらに、ス
テー21U,21Dとサイドカバー15とで挟み込まれ
るポリウレタンフォームのパッキン28(図1参照)も
図示しないが左右に二つ割れ構造とされ、案内ピン21
b,21bを挿通させる丸孔と、ノブ付きボルト27の
ねじ部を左右側から外囲する半円形切欠きが形成され
る。そして、パッキン28やサイドカバー15でもって
エアチャンバ14の後端部開口を閉止するとき、長孔1
5aや丸孔が案内ピン21b,21bに挿通されて位置
決めがなされる。ノブ付きボルト27を締め込むと、パ
ッキン28を介してサイドカバー15はステー21U,
21Dに圧着され、吸引空気の漏洩を防止して後端部開
口を気密的に閉止することができる。このように、上下
二箇所におけるサイドカバー15の固定が行われる一
方、左右二箇所においては、前述したクランプ17Aと
同じクランプ17B,17B(図9参照)を突起15m
に係合させて、エアチャンバ14の両側に固定されよう
にもなっている。
【0017】上記のファンケーシング4は、防振ゴムを
備えた脚4a,4aを介して図示しない防振パッドで支
持した架台29に固定される。その架台29の直上には
ファンケーシング4の一部を変形して形成させた油溜め
30が設けられており、後述するごとく出側フィルタ7
などから滴下した油滴を集め、側方へ延びる排油管31
から排出することができるようになっている。なお、羽
根車1と共に回転する有孔ドラム2を通して放出される
油滴を油溜め30へ導くための油導出隙間32(図1参
照)がリヤパネル10の下方に設けられている。また、
羽根車1を回転させる駆動モータ11は、図1に示すよ
うに、リヤパネル10の中央部位に設けた取付孔に取付
フランジ12の基部を嵌入した横置き姿勢でリヤパネル
10にボルト止めされる。この駆動モータ11の出力軸
は羽根車1のディスク1Aとハブ金具1Bを介して連結
され、羽根車1の回転軸1aを構成している。なお、給
電配線が接続された端子箱11a(図9参照)を側方に
備えた駆動モータ11の前端部がエアチャンバ14で囲
まれるように配置されるが、その大部分は露出していて
放熱や外気による冷却が図られ、モータの内部温度の上
昇が抑制されるように配慮されている(図1参照)。
【0018】上記の有孔ドラム2の内面には、図1に示
すように、薄い軟質フィルタ33とその内側で重畳する
弾性フィルタ34とからなる平板状の多層構造フィルタ
3の各片が、各羽根によって仕切られた扇形の空間ごと
に介装されている。各軟質フィルタ33はオイルミスト
を捕捉する機能を有し、弾性フィルタ34は塵埃やオイ
ルミストを捕捉すると共に有孔ドラム2の内面に沿わせ
る際に曲げられた多層構造フィルタ3の各片の密着性を
高めるように機能する。軟質フィルタ33は、例えばポ
リクラールとポリアミドとからなる不織布であり、弾性
フィルタ34はポリエステルの不織布であって曲げに対
する復元力を有するものである。なお、多層構造フィル
タ3は二重構造に限らず、例えば軟質フィルタを中央に
配置し、弾性フィルタを外側および内側に配置した三層
構造などのフィルタとすることもできる。
【0019】一方、図5に示すように、左右に二つ割れ
構造とされた出側フィルタ7は、前述したように上側が
逆「八の字」に開いた形状に成形されている。この出側
フィルタ7をエアチャンバ14内で垂直に介装しかつ前
室Rfと後室Rrとを形成させることができるように、
スペーサ22,22と支持枠体23とに挟持されるよう
になっているが(図1参照)、そのスペーサとして軸方
向へ延びる6つの支持リブ22,22が、図2に示すよ
うに放射状に形成されている。それらの支持リブ22,
22はリヤパネル10の背後側の左右に配置され、中央
上部には逆「八の字」に開いた恰好の上部仕切リブ3
5,35が設けられ、また中央下部には垂直な下部仕切
リブ36も形成されている。これらの仕切リブ35,3
6は上記した支持リブ22よりも意図的に少し長くされ
ている(図10参照)。すなわち、その上部仕切リブ3
5,35は、図2に示すように、後室Rrの空気を吐出
口6へ案内する前述した通路壁を形成し、左の上部仕切
リブ35と下部仕切リブ36とは左半部フィルタ7Lを
嵌め込んで位置決めを、右の上部仕切リブ35と下部仕
切リブ36とは右半部フィルタ7Rの位置決めをできる
ようにしている。なお、各フィルタ7L,7Rには金網
7aが裏当てされており、各フィルタ7L,7Rの支持
リブ22による変形が生じないように配慮されている。
【0020】支持枠体23は図6に示すように例えば2
〜3mm径の線材23aを曲げて枠体を構成させたもの
であり、その背面には後室Rrのための空間を確保する
スペーサとしてのレグ23b,23b(図7参照)が線
材によって放射状に合計4箇所形成されている。このレ
グ23b,23bは弾性変形可能なもので、後述するご
とくサイドカバー15をエアチャンバ14の後端部開口
に取り付けたとき、そのサイドカバー15によって少し
圧せられることにより、出側フィルタ7を支持リブ2
2,22(図2参照)に密着させて軸方向の位置を定め
るように機能する。この支持枠体23にも金網23cが
張りつけられ、出側フィルタ7の安定を保つようになっ
ている。なお、リヤパネル10に一体的にスペーサであ
る支持リブ22,22が取り付けられているが、リヤパ
ネルに支持リブを形成させずに支持枠体に類似した枠体
材をリヤパネルの背後に当てがって前室を形成させるよ
うにすることもできる。前記した出側フィルタ7とし
て、本例においては以下の構造のものが採用されてい
る。図1において、第一層フィルタと第三層フィルタと
が、前述した入側フィルタ5と同質のスポンジ質フィル
タ37,38で形成される一方、中間層である第二層フ
ィルタは密度の高い繊維質フィルタ39で形成される。
これにより、残存オイルミストの効率よい捕捉と油滴の
的確な滴下が図られる。なお、図5に示す出側フィルタ
7の下部側に突出部7b,7bが設けられているのは、
ファンケーシング4内の油溜め30に至るまでの傾斜底
板4b(図1参照)との隙間を埋めて、空気が前室Rf
から後室Rrへショートパスしないように配慮している
ためである。
【0021】このように構成されたオイルミスト除去装
置は、次のようにして、機械工場などでの切削作業に伴
って発生する油煙を吸引し、各種フィルタによって塵埃
やオイルミストを捕捉し、そのオイルミストを油滴化し
て排出することができる。図1に示す吸込口8に可撓管
などを接続し、その他方端を油煙の立つところに配置す
る。駆動モータ11により羽根車1を回転させると、そ
の吸引作用で油煙が吸込口8から導入される。まず、イ
ンレットケーシング9に取り付けた入側フィルタ5によ
って大きいごみの侵入が阻止されると共にオイルミスト
の一部が捕捉される。入側フィルタ5で凝集したオイル
ミストは油滴となって流下し、インレットケーシング9
の底部の排油管18から取り出される。入側フィルタ5
で初期浄化された空気は金網9Eを通過して羽根車1に
流入する。羽根により加圧されて半径方向に向きを変
え、羽根間の各扇形空間を通って多層構造フィルタ3に
至る。弾性フィルタ34によって塵埃やオイルミストが
捕捉され、また、軟質フィルタ33によりオイルミスト
の大部分が捕集される。空気は回転する有孔ドラム2の
通気孔から円環状空間26Aへ抜けるが、そのとき同時
に遠心力を受けて飛散する油滴は、ファンケーシング4
の内面に貼着されたリング状フィルタ19に付着しなが
ら流下し、油導出隙間32を通って油溜め30へ流れ落
ちる。
【0022】円環状空間26Aへ出た空気は矩形の環状
空間26Bを経てリヤパネル10の流通孔13,13や
流通副孔13A,13Aを通ってエアチャンバ14の前
室Rfへ導出される。出側フィルタ2を透過する間に
は、その第一層のスポンジ質フィルタ37を通過すると
き塵埃やオイルミストが捕集され、オイルミストは油滴
となって落下する。中間層である第二層の繊維質フィル
タ39を通過するとき残存するオイルミストは捕捉され
る。第三層のスポンジ質フィルタ38を通過するときも
塵埃などが除去され、残存のオイルミストは第一層と同
様に捕集されると共に油滴化されて落下する。清浄とな
った空気は後室Rrから吐出口6を経て排気される。一
方、油溜め30に油滴がある程度溜まれば排油管31か
ら排出される。このようにして、油煙を取り込んだオイ
ルミスト除去装置は、入側フィルタ5や有孔ドラム2に
取り付けた多層構造フィルタ3および多層構造の出側フ
ィルタ7の三段階で空気を浄化する。とりわけ、多層構
造フィルタ3ではオイルミストの油滴化と飛散を促進す
る。静止している出側フィルタ7は、従来技術のところ
で述べた図11のように流通孔の有するパネルに密接し
ておらず、前室Rfに滞留する空気が全体的に透過する
ようになり、オイルミストの捕捉率が改善され、また、
油滴化や迅速な滴下が促進される。それゆえに、第三層
における残存油滴を可及的に少なくできるなど油滴が空
気流に乗って吐出口6から放出されるということは可及
的に回避される。
【0023】フィルタに目詰まりが発生したり汚れが激
しくなるとフィルタを交換するが、入側フィルタ5と多
層構造フィルタ3とは、クランプ17Aを解放してイン
レットケーシング9をファンケーシング4から外せば容
易に交換される。多層構造フィルタ3の場合は有孔ドラ
ム2の内面に付着したごみや油滴を拭き取るなどした後
に、新しいものを各扇形空間に曲げるようにして有孔ド
ラム2の内面に沿わせる。弾性フィルタ34の曲げ復元
力によってフィルタ片は自ずと有孔ドラム2に密着した
状態を維持する。出側フィルタ7を交換するときは、サ
イドカバー15をエアチャンバ14の後端部開口から外
す。まず、クランプ17B,17Bを解除すると共にノ
ブ付きボルト27を取り外し、左右に二つ割れ構造とな
っている左半部カバー15Lと右半部カバー15Rおよ
びパッキン28を案内ピン21bから引き抜く。この状
態で、リヤパネル10に取り付けられた駆動モータ11
の側方へ突出した端子箱11aに邪魔されることもな
く、それらを取り去ることができる。サイドカバー15
が取り払われると、支持枠体23の左半部枠体23Lと
右半部枠体23Rが現れ、レグ23bを掴むなどしてそ
れぞれを引き去る。続いて、出側フィルタ7の左半部フ
ィルタ7Lと右半部フィルタ7Rとを取り出す。これま
た、端子箱11aと干渉することがない。出側フィルタ
7を交換した後は逆の手順により、エアチャンバ14の
後端部開口を塞ぐことができる。左半部カバー15Lと
右半部カバー15Rとをノブ付きボルト27,27で固
定すると共にクランプ17B,17Bによってエアチャ
ンバ14に固縛する。このときサイドカバー15の内面
がレグ23b,23bを圧しつけるので、その変形によ
る弾力によって、出側フィルタ7が支持リブ22,22
に確実に当接される。
【0024】以上の説明から分かるように、本例のオイ
ルミスト除去装置では、入側フィルタ、有孔ドラムに貼
着された多層構造フィルタ、エアチャンバ内の出側フィ
ルタをそれぞれ簡単に、すなわち、駆動モータの側方へ
突出した端子箱に邪魔されることなく交換することがで
きる。とりわけ、着脱の容易でなかった出側フィルタの
交換作業が簡便化される。駆動モータはエアチャンバに
よって前端部の一部分が覆われる程度であって依然とし
て放熱しやすい状態におかれ、モータの過熱などのない
安定した運転を維持させることができる。出側フィルタ
の前後に前室と後室が確保されるので、空気は出側フィ
ルタの全面を透過しやすくなり、出側フィルタの局部的
な汚れの発生や損傷が従前に比べれば著しく軽減され、
出側フィルタの除塵機能の長期維持も促進される。もち
ろん、吐出口から放出される空気に残存するオイルミス
トや塵埃の含有率は可及的に低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るオイルミスト除去装置の全体縦
断面図。
【図2】 図1のII−II線矢視図。
【図3】 図1の III−III 線矢視図。
【図4】 左右に二つ割れ構造とされたサイドカバーの
正面図。
【図5】 左右に二つ割れ構造とされた出側フィルタの
正面図。
【図6】 左右に二つ割れ構造とされた支持枠体の正面
図。
【図7】 図6の VII−VII 線矢視図。
【図8】 図1のVIII−VIII線矢視図。
【図9】 図1のXI−XI線矢視図。
【図10】 図1のX−X線矢視図。
【図11】 従来構造のオイルミスト除去装置の縦断面
図。
【符号の説明】
1…羽根車、2…有孔ドラム、3…多層構造フィルタ、
4…ファンケーシング、5…入側フィルタ、7…出側フ
ィルタ、7L…左半部フィルタ、7R…右半部フィル
タ、6…吐出口、8…吸込口、9…インレットケーシン
グ、10…リヤパネル、11…駆動モータ、11a…端
子箱、12…取付フランジ、13…流通孔、14…エア
チャンバ、15…サイドカバー、15L…左半部カバ
ー、15R…右半部カバー、22…スペーサ(支持リ
ブ)、23…支持枠体、23L…左半部枠体、23R…
右半部枠体、Rf…前室、Rr…後室。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルミストを含んだ空気をケーシング
    内に設置された羽根車の回転によって吸引し、該羽根車
    の周囲に位置して一体に回転する有孔ドラムの内面に取
    り付けられたフィルタにより、オイルミストを捕捉する
    ことができるようになっているオイルミストの除去装置
    において、 上記羽根車を格納する略水平円筒状のファンケーシング
    は、垂直面内で開口する吸込口を形成したインレットケ
    ーシングと前端部で連なり、該ファンケーシングの後端
    部開口を閉止するリヤパネルの略中央部位には、前記羽
    根車を回転させる駆動モータが取付フランジを介して取
    り付けられ、 上記取付フランジより外周部位にあってリヤパネルに開
    口する流通孔から導出された空気を貯留するエアチャン
    バが、前記取付フランジおよび駆動モータの前端部位を
    外囲する程度に略環状に形成され、 上記エアチャンバの周上から外方へ延びる吐出口が形成
    されると共に、該エアチャンバの後端部開口の左半部お
    よび右半部をそれぞれ閉止するための左右二つ割れのサ
    イドカバーが取り付けられ、 前記インレットケーシングの内方には、前記吸込口から
    進入する空気に伴われたごみを予め捕集するための入側
    フィルタが垂直な姿勢で配置され、 上記入側フィルタを通過した空気を加圧して半径方向へ
    吹き出す羽根車には、その外周に形成した有孔ドラムの
    内部に多層構造フィルタが貼着され、 上記有孔ドラムから放出され前記ファンケーシングの内
    面に沿って軸方向へ移動させた空気を、前記流通孔およ
    びエアチャンバを経て吐出口へ導出する間に除塵する出
    側フィルタが、前記エアチャンバ内で垂直に介装され、 該出側フィルタは左右に二つ割れ構造であり、前記吐出
    口から隔絶された前室を形成するためのスペーサと吐出
    口に連通する後室を形成する左右に二つ割れ構造の支持
    枠体とに挟まれて配置され、 前記二つ割れのサイドカバーは、端子箱を側面に備えた
    前記駆動モータを前記リヤパネルから取り外すことなく
    前記エアチャンバの後端部開口の左半部および右半部か
    ら外して前記出側フィルタを交換することができるよう
    にしたことを特徴とするオイルミスト除去装置。
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