JPH02261307A - 乗用田植機における植付部伝動構造 - Google Patents

乗用田植機における植付部伝動構造

Info

Publication number
JPH02261307A
JPH02261307A JP8314489A JP8314489A JPH02261307A JP H02261307 A JPH02261307 A JP H02261307A JP 8314489 A JP8314489 A JP 8314489A JP 8314489 A JP8314489 A JP 8314489A JP H02261307 A JPH02261307 A JP H02261307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
case
shaft
drive case
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8314489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3005959B2 (ja
Inventor
Toshiki Minaishi
俊樹 南石
Hideo Nakajima
英夫 中島
Yasuhiko Tanaka
田中 保彦
Masataka Fujimoto
藤本 正孝
Yasuhiko Kashiwamura
柏村 康彦
Yuichi Takeda
裕一 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1083144A priority Critical patent/JP3005959B2/ja
Publication of JPH02261307A publication Critical patent/JPH02261307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3005959B2 publication Critical patent/JP3005959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、乗用田植機における植付部伝動構造に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 従来、乗用田植機の植付部においては、植付駆動ケース
の両側に縦送りカムが設けられていると共に、苗送り量
の調節を行う横送り切換ギヤは植付駆動ケース内に設け
た植付部伝動動構造が存在していた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところが、植付部の植付駆動ケースの内部に苗取り量の
調節を行う横送り切換ギヤが内装されているために、苗
取り量の調節が簡単にできないものであった。
また、植付駆動ケースが大型となっており、加工組立が
困難であるといった問題が発生していた。
そして、苗の縦取り量の調節構造が複雑でありながら、
その調節が円滑にできないものであった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明では、乗用田植機の植付部に設ける植付[動ケー
スにおいて、同植付駆動ケースの一側には苗取り量のy
i!r1を行う横送り切換ギヤケースを外装すると共に
、同植付駆動ケースの他側には苗載台を横送りする横送
りネジ及び苗を縦送りする縦送りカム軸をそれぞれ連結
し、かつ、上記植付駆動ケースの後方には植付機構部を
接続してなる乗用田植機における植付部伝動構造を提供
せんとするものである。
また、本発明は植付駆動ケースに連結する植付伝動軸と
、植付駆動ケースの後方に接続する植付機構部の植付ア
ーム軸とを、植付アーム駆動軸にて連動連結して、同植
付アーム駆動軸をバイブ状の駆動軸ケースにて覆ったこ
とにも特徴を有するものである。
そして、植付駆動ケースに接続する植付機構部において
、先端に支点軸ケースを取付けた調整板の基部を前後方
向に揺動自在に取付けて、支点軸ケースを前後方向に変
更可能となし、植付爪の回動軌跡を変更自在としたこと
にも特徴を有するものである。
(ホ) 作 用 苗載台の左右方向への移動量を変更して苗取量を調節す
る場合は、植付駆動ケースの一側に連結する横送り切換
ギヤケースを取出して、歯車比を変更することにより横
送り軸及び横送りネジの回転速度を変更しながら、これ
により横送りネジを介して苗載台を一定量づつ移動させ
るものである。
また、苗載台の苗の縦取量を調節する場合は、植付機構
部において、先端に支点軸ケースを取付けた調整板の基
部を前後に揺動自在に取付けて、従動アーム支点軸を植
付アーム軸を中心に前後に回動させて変更することによ
り、植付爪の回動軌跡を変更せしめながら苗の縦取量を
調節自在とするものである。
(へ) 効 果 本発明によれば、植付駆動ケースの一側に苗取り量の調
節を行う横送り切換ギヤケースを外装して同植付駆動ケ
ースの側面位置にて組替え可能としているために、横送
り量の調節が容易でありながら植付駆動ケースを軽量、
かつ、コンパクトに構成できると共に、前後バランスが
最適状態に改善されるものである。そして、植付部全体
の組立が容易となり、かつ、苗取り爪のタイミング合せ
が容易化されるものである。
また、横送りネジと縦送りカム軸が植付駆動ケースの他
側にまとめて位置するために、入力軸の偏心を含めて重
量配分が良好となり、さらに、軸受部がサイドフレーム
近傍に位置するので植付フレームが機能的に構成できる
ものである。
また、本発明は植付駆動ケースに連結する植付伝動軸と
、植付機構部の植付アーム軸とを接続する植付アーム駆
動軸を断面円形のバイブ状駆動軸ケースにて覆うもので
あるから、同駆動軸ケースを構造簡単に構成できて重量
軽減を図ることができるものである。
さらに、植付機構部において、先端に支点軸ケースを取
付けた調整板の基部を前後方向に揺動自在に取付けて、
支点軸ケース及び従動アーム支点軸を前後方向に変更可
能として植付爪の軌跡を変更し、これにより苗の縦取量
を調節自在としているから、同苗の縦取量の調節機構全
体が簡単となリ、したがって、部品点数が削減されると
共に、調節方法が確実であるといった優れた効果を奏す
るものである。
(ト) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図及
び第2図において、(A)は乗用田植機であり、自走可
能な走行部(B)の後方に植付部(C)を昇降機構(D
)を介して連結している。
走行部(B)は、機体前後方向に位置させたアッパーフ
レーム(1)の前方上部にエンジン(2)を搭載し、エ
ンジン(2)の後部にはステアリングシャフト(3)を
立設して上部にステアリングホイル(3−1)を装着し
ている。(4)はエンジン(2)及び燃料タンク(4−
1)などの上部をカバーするボンネットである。エンジ
ン(2)の下部にはミッションケース(5)を位置させ
て、同ミッションケース(5)の左右両側にはフロント
アクスルケース(6)を設けて、これに前車軸(7−1
)を介して前車輪(7)を装着していると共に、機体後
方にリヤアクスルケース(8)を位置させて同リヤアク
スルケース(8)の左右両側には後車輪(9)を装着し
ている。(LO)はフロントアクスルケース(6)とリ
ヤアクスルケース(8)とに掛は渡し状に連結するロア
ーフレームで、前記アッパーフレーム(1)よりも下側
に位置している。
また、リヤアクスルケース(8)はロアーフレーム(1
0)の左右後端と連結されながら、ミッションケース(
5)との間にプロペラシャフト(19)を介して連動連
結している。(20)はリヤアクスルケースの両側に突
設する後車軸である。
(21)は田植機の走行部(B)のミッションケース(
5)と植付部(C)の植付駆動ケース(22)とを連動
連結する植付駆動軸である。そして、かかる植付駆動軸
(21)は前部駆動軸(21−1)と後部駆動軸(21
−2)とを自在継手(21−3)を介して連動連結して
いる。また、後部駆動軸(21−2)は外管軸(21−
4)と内管軸(21−5)をスプライン嵌合して伸縮自
在に構成していると共に軸を植付駆動ケース(22)に
連動連結している。
したがって、上記植付駆動軸(21)は植付部(C)が
上下昇降した際にも、後部駆動軸(21−2)が自在継
手(21−3)を中心に上下回動すると共に伸縮作動し
て走行部(B)のミッションケース(5)から植付部(
C)の植付駆動ケース(22)への動力伝達機能を確保
することができるものである。
(11)は後端をリヤアクスルケース(8)の上部に連
結しながら、側面視隆起状に形成したパイプ状の後部フ
レームで、上部位置にてリヤフェンダ(12)や運転者
用座席(13)を装着している。そして、後部フレーム
(■1)の前側部はアッパーフレーム(1)の左右後端
(f−1)とT字状に交わって一体的に連結されている
と共に、同後部フレーム(11)の左右の前端部はロア
ーフレーム(10)の中間位置(to−1)で、かつ、
機体の略中間位置にてT字状に交わりながら一体的に連
結されている。
(14)はエンジンプーリで、ミッションケース(5)
の入カブーリ(15)との間にVベルト(lB)を巻掛
けて連動連結している。(17)はアッパーフレーム(
1)の上面に位置させた広幅状のステップ兼用のケーシ
ング体で、後側はりャフェンダ(12)と一体的に接続
されていると共に、床面、変速ガイド板等を兼用すべく
、FRP等の高剛性を有する合成樹脂により作成されて
いる。
(18)は変速レバーでステアリングシャフト(8)の
近傍に位置している。
(23)は昇降リンク機構であって、後部フレーム(1
1)の後部位置にリンク支持ブラケット(24)を設け
て左右一対のリフトアーム(25)の基部を枢着してい
る。
(26)はロアーフレーム(lO)の中間に基部(2B
−1)を枢着すると共に、先端をリフトアーム(25)
の上部支軸(27)との間に装着した昇降シリンダであ
る。
(28)は昇降リンク機構(23)の上部リンクで前端
をリフトアーム(25)の上部支軸(27)に連結され
ながら、後端は植付フレーム(29)の上部に軸架した
横軸(30)に枢支されている。
(31)は下部リンクで前端をリンク支持ブラケット(
24)に枢着されながら、後端は植付フレーム(29)
の下部に軸架した連結支軸(32)に枢支されている。
そして、上部リンク(28)及び下部リンク(31)並
びにリフトアーム(25)、そして、植付フレーム(2
9)とにより平行リンクを構成している。
植付部(C)は、上記植付フレーム(29)の上方に配
設した苗載台(33)上の苗を植付駆動ケース(22)
の後部に設けた植付機構部(34)の作動により圃場に
植付けるようにしている。
(35)は植付駆動ケース(22)の前部に、機体前後
方向に設ける入力軸で、後端に駆動ベベルギヤ(3B)
を固着している。(37)は植付駆動ケース(22)内
に横方向に設ける植付主軸で、中央に従動ベベルギヤ(
38)を固着して前記駆動ベベルギヤ(36)と噛合自
在となっている。(39)は植付主軸(37)の左側に
軸支する植付主軸スプロケットで、上記植付主軸(37
)は左右両側をボールベアリング(4G−1)(40−
2)により回転自在に支持されている。そして、植付主
軸(37)の右端は、植付駆動ケース(22)の外側に
突出しながら、横送り駆動歯車(41)を装着している
また、(42)は植付主軸(37)と平行に位置する横
送り軸で、右端に横送り従動歯車(43)を装着してい
る。
そして、上記横送り駆動歯車(41)と横送り従動歯車
(43)とは、植付駆動ケース(22)の右側(a)に
外装された横送り切換ギヤケース(44)に内装されて
いる。また、横送り軸(42)は左右両側をボールベア
リング(45−1)(45−2)により回転自在に支持
されている。そして、横送り軸(42)の左側には苗載
台(33)を左右に横送りする横送りネジ(46)を連
結していると共に、同横送り軸(42)の中央には縦送
り駆動ギヤ(47)を軸支している。また、(48)は
横送り軸(42)に平行して位置する縦送り駆動軸で、
右側に前記縦送り駆動ギヤ(47)に噛合する縦送り従
動ギヤ(49)を軸支している。そして、同縦送り駆動
軸(48)の右側には連結継手(50−1)(50−2
)を介して苗載台(33)の苗を縦送りする縦送りカム
軸(51)を連結している。
また、(52)は縦送りカム軸(51)に一体的に突設
する縦送りカムである。また、縦送りカム軸(51)の
左端はボールベアリング(53()により回転自在に支
持されている。縦送り駆動軸(48)の両端はボールベ
アリング(52−1) (52−2)により回転自在に
支持されている。
そして、上記横送りネジ(46)及び縦送りカム軸(5
1)は植付駆動ケース(22)の左側(b)位置に連結
されているものである。
また、植付駆動ケース(22)の後部には植付駆動スブ
ロケ・ット(54)を回転自在に軸支して無端チェノ(
55)を介して前記植付主軸スプロケット(39)と連
動連結している。
(56)は植付駆動スプロケット(54)の内径部に設
ける連結継手で左右両側に植付伝動軸(57)(57)
を連結している。
また、(58)は植付伝動軸(57)の端側に装着する
ベベルギヤ、(59)は同ベベルギヤ(58)と噛合う
ベベルギヤで、前記植付伝動軸(57)に対して直角方
向で、かつ、機体後方向に位置する植付アーム駆動軸(
60)の前端に装着されている。(61)は植付アーム
駆動軸(60)の後端に装着するベベルギヤ、(62)
は植付アーム駆動軸(60)に対して直角方向で、かつ
、機体横方向に位置する植付アーム軸で、中央に前記ベ
ベルギヤ(61)と噛合うベベルギヤ(63)を装着し
ている。そして、植付アーム駆動軸(6o)の前後に各
々ベベルギヤ伝動機構(64−1) (64−2,)を
構成している。
また、植付アーム軸(62)の左右両側にはクランク7
−ム(85) (85)を連結して、同クランクアーム
(135)(65)には前端に植付爪(66)を有する
植付アーム(67)を連結している。
(68)は植付アーム軸(62)の後方上部に位置する
従動アーム支点軸で、両側に従動アーム(69)を揺動
自在に位置させている。(7o)は植付アーム(67)
の後端と従動アーム(69)の前端とを連結するアーム
取付軸である。そして、植付駆動ケース(22)の左右
両側に連結する植付伝動軸(57)は第3図に示す如く
連結パイプ(71)にて覆われている。また、(72)
は植付アーム駆動軸(60)を覆いながらベベルギヤ伝
動機構(84−1)(64−2)を連結支持する駆動軸
ケースである。(73)は植付アーム軸ケースで前記駆
動軸ケース(72)の後部に一体的に構成されている。
(74)は従動アーム支点軸(68)を支持する支点軸
ケースで第5図に示す如く、調整板(75)によって植
付アーム軸ケース(73)に対して前後方向に位置変更
自在に取付けられている。
(76)は調整板(75)の基部に設ける円弧状長孔、
(77)は植付アーム軸ケース(73)に固着する取付
座、(78)は固定用ボルトである。そして、支点軸ケ
ース(74)を植付アーム軸(62)を中心に前後に回
転移動させることにより、従動アーム支点軸(68)の
位置が変わり、第4図に示す如く植付アーム(67)及
び植付爪(66)の回動軌跡が調節可能となる。
これにより植付爪(86月こよる苗の縦取量の調節が可
能となるものである。
また、(79)は従動アーム支点軸(68)の両側を支
持するボールベアリングで、第6図に示す如く、広幅状
に一体化された支点軸ケース(74)に装着されいてる
また、第7図は苗載台(33)の取付状態を示すもので
あって、同苗載台(33)を断面円形の駆動軸ケース(
72)にて支持しており、(79)は駆動軸ケース(7
2)の上部に突設する支持板で、上部に上下方向に長孔
(80)を形成している。(81)は苗載台(33)の
苗取出板(8g−1)に突没する突状ビンで、前記長孔
(80)に嵌装されている。(82)は駆動軸ケース(
72)の外周に回動可能に嵌装する回動アームで、横向
きに作動板(83)を設け、下側には連結板(84)を
突設している。そして、作動板(83)には固定ビン(
85)を下向きに設けている。
(8B)は苗取出板(33−1)の下側左右に各々突設
する上下調節板で、横向き状の切欠溝(87)を設けな
がら前記固定ビン(85)を嵌装している。
(88)は苗載台(38)を上下動させて苗の取出量を
調節す−る調節レバーで、支点軸(89)を中心に左右
に移動可能となっている。(90)は調節レバー(88
)の下端に設ける作動ロッドで、前記回動アーム(82
)の連結板(84)に連結している。
(91)は連結ビン、(92)は取付ビン、(88−1
)は調節用目盛板である。
そして、前記調節レバー(88)を右方向に回動させる
と回動アーム(82)が右方向に回動して苗載台(33
)は下方に移動し、苗の取出量は増大するものである。
また、調節レバー(88)を左方向に回動させると、苗
載台(33)は上方に移動して苗の作動量は少なくなる
ものである。
そして、この場合は苗載台(33)の上下調節用の回動
アーム(82)などが駆動軸ケース(72)に軸支され
ているので、苗取出量の調節を行う操作リンクの軸受部
が不要であって、構造がコンパクトとなるものである。
また、苗載台(33)の支持部材が断面円形の駆動軸ケ
ース(72)により兼用されているから、軸受としての
剛性が高く、苗載台(33)を安定した状態で支持する
ことができるものである。
また、第8図は、苗載台(33)を支持するサイドフレ
ームの取付構造を示すものであって、(93)は植付駆
動ケース(22)に固定する植付取付台、(94)は植
付取付台(93)の前方に設けるローリングシャフトで
昇降リンク機構(23)に連結されている。
(95)は植付取付台(93)の上部に連結するU字状
のサイドフレームで左右一体となっている。そして、サ
イドフレーム(95)の上部には苗載台支持用の支持ロ
ーラ(96)を装着している。したがって、この場合は
、サイドフレーム(95)が左右一体形となっているた
めに、左右の支持ローラ(96)の位置にズレが生じず
苗載台(23)を常時スムーズに往復移動させることが
でき、また、苗載台(33)がねじれ状に取付くような
ことがないものである。
本発明の実施例は上記のように構成されており、したが
って、苗載台(33)の左右移動量を変更して苗取量を
調節する場合は、植付駆動ケース(22)の右側面(a
)に連結する横送り切換ギヤケース(44)を取出して
、横送り駆動歯車(41)及び横送り従動歯車(43)
の歯車比を変更して再度組付けることにより、横送り軸
(42)及び横送りネジ(46)の回転速度を変更する
。これにより、横送りネジ(46)に連動連結する苗載
台(33)の移動量が変更させるものである。
また、苗載台(33)の苗の縦取量を調節する場合は植
付駆動ケース(22)に接続する植付機構部(34)の
従動アーム支点軸(68)を植付アーム軸(62)を中
心に前後に回動させて変更することにより植付爪(66
)の回動軌跡を変更せしめながら、苗の縦取量を調節自
在とするものである。
以上の如く、本発明による場合は、植付駆動ケース(2
2)の右側(a)に苗取り量の調節を行う横送り切換ギ
ヤケース(44)を外装して同植付駆動ケース(22)
の側面位置にて組替え可能としているために、横送り量
の調節が容易でありながら植付駆動ケース(22)を軽
量、かつ、コンパクトにできると共に、前後バランスが
最適状態に改善されるものである。そして、植付部全体
の組立が容易となり、かつ、植付爪(66)のタイミン
グ合せが容易化されるものである。
また、横送りネジ(46)と縦送りカム軸(51)が植
付駆動ケース(22)の左側(b)にまとめて位置する
ために、入力軸(35)の偏心を含めて重量配分が良好
となり、さらに、軸受部がサイドフレーム(95)近傍
に位置するので植付フレーム(29)が機能的に構成で
きるものである。
また、本発明は植付駆動ケース(22)に連結する植付
伝動軸(57)と、植付機構部(34)の植付アーム軸
(62)とを接続する植付アーム駆動軸(60)を断面
円形のパイプ状駆動軸ケース(72)にて覆うものであ
るから、同駆動軸ケース(72)を構造簡単に構成でき
て重量軽減を図ることができるものである。
さらに、植付機構部(34) において、先端に支点軸ケース(74)を取付けた調整
板(75)の基部を前後方向に揺動自在に取付けて、支
点軸ケース(74)及び従動アーム支点軸(68)を前
後方向に変更可能として植付爪(66)の軌跡を変更し
、これにより苗の縦取量を調節自在としているから、同
苗の縦取量の調節機構全体が簡単となり、したがって、
部品点数が削減されると共に、調節方法が確実であると
いった優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
本発明を装備する乗用田植機の全体側面図、第2図は植
付部の動力伝動機構図、第3図は植付部の要部平面図、
第4図は植付機構部の拡大側面図、第5図は同要部の斜
視図、第6図は植付機構部の支点軸ケースの断面図、第
7図は苗載台の取付部を示す背面図、第8図は苗載台を
支持するサイドフレームの取付構造を示す斜視図である
。 第2図 (C):植付部 (22) :植付駆動ケース (3B) :苗載台 (34) :植付機構部 (44) :横送り切換ギヤケース (4B):横送りネジ (51) :縦送りカム軸 (57) :植付伝動軸 (8G) :植付アーム駆動軸 (82) :植付アーム軸 (84−1) :ベベルギャ伝動機構 (84−2) :ベベルギャ伝動機構 (ee) :植付爪 (88) :従動アーム支点軸 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)乗用田植機の植付部(C)に設ける植付駆動ケース
    (22)において、同植付駆動ケース(22)の一側に
    は苗取り量の調節を行う横送り切換ギヤケース(44)
    を外装すると共に、同植付駆動ケース(22)の他側に
    は苗載台(33)を横送りする横送りネジ(46)及び
    苗を縦送りする縦送りカム軸(51)をそれぞれ連結し
    、かつ、上記植付駆動ケース(22)の後方には植付機
    構部(34)を接続してなる乗用田植機における植付部
    伝動構造。 2)請求項1記載の植付駆動ケース(22)に連結する
    植付伝動軸(57)と、同植付駆動ケース(22)の後
    方に接続する植付機構部(34)の植付アーム軸(62
    )とを、前後にベベルギヤ伝動機構(64−1)3)請
    求項1記載の植付駆動ケース(22)に接続する植付機
    構部(34)において、先端に支点軸ケース(74)を
    取付けた調整板(75)の基部を前後方向に揺動自在に
    取付けて、支点軸ケース(74)を前後方向に変更可能
    となし、植付爪(66)の回動軌跡を変更自在としてな
    る乗用田植機における植付部伝動構造。
JP1083144A 1989-03-31 1989-03-31 乗用田植機における植付部伝動構造 Expired - Fee Related JP3005959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083144A JP3005959B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 乗用田植機における植付部伝動構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083144A JP3005959B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 乗用田植機における植付部伝動構造

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22571399A Division JP3163076B2 (ja) 1989-03-31 1999-08-09 乗用田植機における植付部伝動構造
JP22571499A Division JP3163077B2 (ja) 1989-03-31 1999-08-09 乗用田植機における植付部伝動構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02261307A true JPH02261307A (ja) 1990-10-24
JP3005959B2 JP3005959B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=13794025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1083144A Expired - Fee Related JP3005959B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 乗用田植機における植付部伝動構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3005959B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001204214A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Iseki & Co Ltd 苗移植機の苗植付装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107820799B (zh) * 2017-11-20 2019-10-18 山东建筑大学 高速插秧机自动送苗装置及其实现方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251931U (ja) * 1975-10-13 1977-04-14
JPS5312655U (ja) * 1976-07-14 1978-02-02
JPS572287A (en) * 1980-03-14 1982-01-07 Newport Pharmaceuticals Ester
JPS5964613U (ja) * 1982-10-23 1984-04-28 株式会社クボタ 田植機
JPS616734U (ja) * 1984-06-19 1986-01-16 オリオン機械株式会社 搾乳機用乳量測定装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251931U (ja) * 1975-10-13 1977-04-14
JPS5312655U (ja) * 1976-07-14 1978-02-02
JPS572287A (en) * 1980-03-14 1982-01-07 Newport Pharmaceuticals Ester
JPS5964613U (ja) * 1982-10-23 1984-04-28 株式会社クボタ 田植機
JPS616734U (ja) * 1984-06-19 1986-01-16 オリオン機械株式会社 搾乳機用乳量測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001204214A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Iseki & Co Ltd 苗移植機の苗植付装置
JP4543241B2 (ja) * 2000-01-24 2010-09-15 井関農機株式会社 田植機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3005959B2 (ja) 2000-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3115871B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JPH02261307A (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3163077B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3115872B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3115874B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3163082B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3163083B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3163080B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP3163076B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP4183809B2 (ja) 移動農機
JP3163081B2 (ja) 乗用田植機における植付部伝動構造
JP4221090B2 (ja) コンバイン
JPH06209618A (ja) 移動農機
JPH0115293Y2 (ja)
JPH06144035A (ja) 移動農機
JP3803891B2 (ja) 小型乗用田植機の植付部
JPH06211054A (ja) 移動農機
JPH06144033A (ja) 移動農機
JP2552075Y2 (ja) 歩行型農用移植機の伝動構造
JPH06144038A (ja) 移動農機
JPS6323641Y2 (ja)
JPH0725255A (ja) 移動農機
JPH06209616A (ja) 乗用田植機における植付部の昇降リンク機構
JP2002340021A (ja) 田植機
JPH06144039A (ja) 移動農機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees