JPH0226110Y2 - - Google Patents

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JPH0226110Y2
JPH0226110Y2 JP1982188151U JP18815182U JPH0226110Y2 JP H0226110 Y2 JPH0226110 Y2 JP H0226110Y2 JP 1982188151 U JP1982188151 U JP 1982188151U JP 18815182 U JP18815182 U JP 18815182U JP H0226110 Y2 JPH0226110 Y2 JP H0226110Y2
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JP
Japan
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switch lever
switch
pin
machine frame
protrusion
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JP1982188151U
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JPS5991632U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計のスイツチ機構に関するものであ
る。
本来スイツチ機構は、操作方法によつてスイツ
チの開閉が不安定であつてはならない。すなわち
第1図のAに示すようにストロークと作動力の関
係がフラツトになつている場合は、ボタンを押す
際に任意の位置に止められることがあり、スイツ
チが入力しないことがある。又、携帯中には押し
始めの抵抗が小さいために、不本意に押され易く
デジタル時計やアナログとデジタル表示を有した
複合時計のモード表示が変わつたり、ストツプウ
オツチ等での時間計測中においては計測不可能と
なる等の欠点がある。従つてスイツチ機構は、第
1図のBに示すように押し始めの抵抗が高いこと
が望ましい。
本考案の目的は、スイツチの入力直前に大きな
作動力を生じさせ、スイツチ機構の信頼性を向上
させるとともに、簡素化、少スペース化を図るこ
とにある。
本考案の一実施例を示す第2図〜第5図に従つ
て詳細に説明する。
1は地板、2はボタン、3はケース、4は地板
1に植設した軸5を回軸中心として作動するスイ
ツチレバーである。6は地板1に植設したピン、
7は合成樹脂で成形した回路受座、8はスイツチ
ピン、9はMOS−IC、10は回路基板で、パタ
ーン10aを形成しており、パターン10aの一
端にMOS−IC9と他端にスイツチピン8を配設
して電気的導通をとつている。スイツチピン8は
回路受座7に挿入させ固着してある。
スイツチレバー4はその一部にU字形状を呈し
たばね部4a、その先端にノツチ部4b、突起部
4c、ボタン2との係合部4d、スイツチピン8
との接触部4eを有している。第4図、第5図に
おいてばね部4aは、ピン6に係合して反時計方
向の回転力を与えている。第4図に示すように携
帯時のスイツチレバー4は、軸5とピン6とノツ
チ部4bによつて位置決めされている。この状態
からボタン2を押すとスイツチレバー4は時計方
向に回転し、第4図に示す二点鎖線の位置に揺動
する。この状態は力の方向が矢印Fから矢印Wに
移動する瞬間であり、摩擦力μを考慮したスイツ
チレバー4のモーメントがF.cosφ・l1からμwl2
(μ=tanφ)に移行するため、第1図のBのよう
に大きな作動力の変化を生じさせ、クリツク動作
をさせている。即ちノツチ部4bと特起部4cと
の間でピン6との係合部分を移動させることによ
りクリツク機能部を形成している。そのために作
動力の最大時のストロークCとスイツチの入力す
るストロークDの移動時間は瞬時となる。従つて
ストロークCとDの間でボタン2を止めようとし
ても不可能である。又、ノツチ部4bとピン6が
係合している間(第1図ではストロークOからC
までの間)のばね力Fを生じさせるばねはL1と
R部であり、ストロークCからDまでのばね力W
を生じさせるばねはL1とRとL2部である。従つ
て作動力の最大値Eとスイツチが入力する時の作
動力Gの差が大きくなる。更に作動力の最大値E
を一定とした場合は、ノツチ部の角度θがなだら
かに設定できるため作動力の最大値Eのばらつき
を押えることができる。
スイツチの入力は、第5図に示すように、スイ
ツチレバーの接触部4eがスイツチレバー8に当
接した位置で行なわれ、ストロークも規制されて
いる。
ボタン2の押し力を解除すると復元力W及びF
によつて、スイツチレバー4はボタン2を押しな
がら携帯状態に復帰され、仮に戻り過ぎてもばね
部4a側の斜面によつて復帰できる。
スイツチピン8と地板に設けた穴1aの間に介
在させた回路受座の突出部7aは、落下等におい
てスイツチピン8に過大な作動力が加わつた時
に、その力を吸収し、スイツチレバー4やスイツ
チピン8の破損防止やスイツチ機構のばらつきを
吸収することを目的としている。更に落下による
破損防止対策として、地板の凹部の壁1bとボタ
ン2の先端の関係を第3−a図に示すように突出
部7aの弾性限度内のストローク分のスキマlを
設定してあり、仮にボタン2の先端が壁1bに干
渉した時には、その力を受けるように設定してあ
る。
第6図は上述したスイツチピン8の代りにスイ
ツチばね20を用いることによつて前述の突出部
7aと同様な機能をもたせたものである。この時
のストロークは、ボタン22がケース23に当接
して規定される。ボタン22とスイツチレバー4
のスキマδは、ボタン22とケース23に固着し
たパイプ24に介在させたコイルばね25によつ
てでき、ストツプウオツチの〓呼び押し〓ストロ
ークとなる。すなわち第1図の破線に示すストロ
ークHに相当する。
第7図は、第2〜5図に示した実施例のスイツ
チ機構にストツプウオツチ等の〓呼び押し〓を設
けることを目的とし、スイツチレバー4のノツチ
部4bに2つの斜面4g,4hを設け、更に部品
点数の削減を目的として、前述の例の軸5とピン
6の代りに地板1を半抜き加工をした軸25とピ
ン26を設けた他の実施例である。
以上詳述したように本考案は、U字形状を呈し
たスイツチレバーによつて、少スペース化・耐久
性の向上あるいは最大作動力のUPが図れ、ノツ
チ部と軸とピンによつてスイツチレバーの位置決
めを可能としたことで、機構の簡素化、部品点数
の削減ができ、前述の実施例を組み合わせて使用
できる。更には、落下等の外力による機構の破損
防止等極めて効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はスイツチ機構のストロークと作動力を
示す特性線図である。第2図は本考案の一実施例
である携帯状態を示す平面図、第3−a図、第3
−b図はその断面図、第4,5図はその作動を示
す作動図である。第6図は他の実施例を示す断面
図である。第7図は他の実施例を示す平面図であ
る。 1……地板、2,22……ボタン、3,23…
…ケース、4……スイツチレバー、4a……ばね
部、4b……ノツチ部、4c……突起部、4d…
…係合部、5……軸、6……ピン、7a……回路
受座の突出部、8……スイツチピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸及びピンが配設されている機枠と、前記機枠
    上に載置された回路基板と、前記回路基板に形成
    されたパターンと電気的に導通している端子と、
    前記機枠の軸を中心に回動するほぼU字形のスイ
    ツチレバーと前記スイツチレバーを作動させる外
    部操作部材とを有してなり、 前記スイツチレバーには、前記機枠のピンと係
    合するノツチ部及び突起部を先端に形成した湾曲
    状のばね部と、前記軸に係合する剛体部の側面部
    に位置し前記端子と接触する接触部と、前記接触
    部の反対側の側面部に位置し前記外部操作部材と
    係合し押圧される係合部とが形成されてなるとと
    もに、 前記外部操作部材で前記スイツチレバーの係合
    部を押すことにより前記スイツチレバーを回動さ
    せ、前記ノツチ部及び前記突起部と前記ピンとの
    係合部分を前記ノツチ部と前記突起部との間で移
    動させることによりクリツク機能部を形成するこ
    とを特徴とする時計のスイツチ機構。
JP18815182U 1982-12-13 1982-12-13 時計のスイツチ機構 Granted JPS5991632U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18815182U JPS5991632U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 時計のスイツチ機構

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JP18815182U JPS5991632U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 時計のスイツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991632U JPS5991632U (ja) 1984-06-21
JPH0226110Y2 true JPH0226110Y2 (ja) 1990-07-17

Family

ID=30405965

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JP18815182U Granted JPS5991632U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 時計のスイツチ機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624021B2 (ja) * 1971-03-18 1981-06-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924107Y2 (ja) * 1979-07-31 1984-07-17 セイコーインスツルメンツ株式会社 電子ストップウォッチのスイッチ機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624021B2 (ja) * 1971-03-18 1981-06-03

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JPS5991632U (ja) 1984-06-21

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