JPH0226098Y2 - - Google Patents

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JPH0226098Y2
JPH0226098Y2 JP1987196301U JP19630187U JPH0226098Y2 JP H0226098 Y2 JPH0226098 Y2 JP H0226098Y2 JP 1987196301 U JP1987196301 U JP 1987196301U JP 19630187 U JP19630187 U JP 19630187U JP H0226098 Y2 JPH0226098 Y2 JP H0226098Y2
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JP
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boss
ventilation pipe
ventilation
lamp
ventilation hole
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JP1987196301U
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JPH01100306U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用灯具に用いられる通気パイ
プの支持構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、アウターレンズとハウジングとで密閉し
てなる灯室内には、内圧変化によつていくらかの
水蒸気を引き込み、この引き込まれた水蒸気が凝
縮して灯具の外観を損ねたりバルブ破損の原因に
なることがあつた。そこでハウジングに通気孔を
設けるとともに、通気孔にゴム製の通気パイプを
装着して灯室内が外方に対して通気できるように
した構成のものがあり、また装着する通気パイプ
の位置決めをなすガイド壁体をハウジングに一体
に設けて、通気パイプの垂下した管部が適正な位
置(例えば通気パイプ下端からの水の浸入を防ぐ
遮蔽板に向く位置に)にくるように図られてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した従来の通気パイプは、
通気孔に、あるいは通気孔を囲むようにして突出
する取付口に単に差し込むようにして装着されて
いるにすぎず、車体振動などにより抜け落ちるこ
とがあつて確実に灯具側に固定されないという問
題点があり、上述したガイド壁体もこの問題点を
解消するに至らないものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来の問題点を考慮してな
されたもので、灯室の後壁部に開口した通気孔の
下部に、この通気孔への通気パイプの装着方向に
対して傾斜したボスを突設し、かつ前記通気パイ
プに、前記ボスが嵌挿可能な挿入部を備えた伸長
可能な素材からなる舌片を一体に設けて、該舌片
の挿入部に前記ボスを嵌挿したことにより、従来
の問題点を解消するものである。
〔作用〕
本考案においては、舌片の挿入部に嵌挿するボ
スが、通気パイプに対して位置決めを行なうとと
もに通気パイプを支持し、この通気パイプがボス
と通気孔(あるいは取付口)との複数の箇所で支
持されるようになる。
〔実施例〕 つぎに、本考案を第1図と第2図に示す一実施
例に基づいて詳細に説明する。
図中1は灯具Aの灯室後壁部となるハウジング
で、該ハウジング1には通気孔2が開口され、こ
の通気孔2を囲むようにして取付口3が一体に設
けられている。そして前記取付口3にゴム管から
なるL字型の通気パイプ4が装着され、垂下端4
0が下方の遮蔽板5に臨んでいる。また垂下した
通気パイプ4の近傍に位置するようにボス6がハ
ウジング1に突設されているとともに、このボス
6に対応して前記通気パイプ4には、側方に張出
する舌片7が一体に設けられている。前記舌片7
はボス6の径よりわずかに小さい内径の透孔から
なる挿入部8を備えていて、この挿入部8にボス
6を嵌挿して、ボス6が舌片7を介して通気パイ
プ4を支持するとともに、上記遮蔽板5側に臨む
ように位置決めを行ない、さらには内径が小さい
挿入部8にボス6を嵌入することによつて舌片の
抜けを防止している。
ボス6はハウジング成形時に無理抜きして設け
られたもので、通気孔2側への通気パイプ4の装
着方向(図上矢印Bで示す)に対して側方に傾斜
しており、舌片の抜けをより確実に防いでいる。
なお、上記挿入部は透孔に限られるものではな
く、第2図に示すようにボスが嵌挿可能なスリツ
トで設けてもよい。また図示した実施例おいて
は、一対となつたボスにそれぞれ舌片を対応させ
たが、これに限られず、ボスを一本または3本以
上とし、それぞれに舌片を対応するように設けて
もよく、ボスの突出方向を限定されない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、灯室の
後壁部に開口した通気孔の下部にボスを突設し、
かつ通気孔に装着する通気パイプに、前記ボスが
嵌挿可能な挿入部を備えた舌片を一体に設けて、
該舌片の挿入部にボスを嵌挿したので、通気パイ
プ自体がボスによつても支持され、より確実にこ
の通気パイプが灯室の後壁部に取付けられるよう
になるとともに、位置決めも行なえる。このよう
な利点を備えるととに、構造が簡単で通気パイプ
や灯具側の製造コストを引き上げることもないな
ど、実用性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る灯具の通気パイプの支持
構造の一実施例を示す説明図、第2図は一実施例
おける舌片の他の例を示す説明図である。 1……ハウジング、2……通気孔、4……通気
パイプ、6……ボス、7……舌片、8……挿入
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯室の後壁部に開口した通気孔の下部に、この
    通気孔への通気パイプの装着方向に対して傾斜し
    たボスを突設し、かつ前記通気パイプに、前記ボ
    スが嵌挿可能な挿入部を備えた伸長可能な素材か
    らなる舌片を一体に設けて、該舌片の挿入部に前
    記ボスを嵌挿したことを特徴とする灯具の通気パ
    イプの支持構造。
JP1987196301U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0226098Y2 (ja)

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JPH01100306U JPH01100306U (ja) 1989-07-05
JPH0226098Y2 true JPH0226098Y2 (ja) 1990-07-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024003B2 (ja) * 1981-08-20 1985-06-11 雪印乳業株式会社 溶融チ−ズ、あるいはチ−ズ状物の充填包装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024003U (ja) * 1983-07-26 1985-02-19 日産自動車株式会社 車両用灯器の空気抜き構造

Patent Citations (1)

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JPS6024003B2 (ja) * 1981-08-20 1985-06-11 雪印乳業株式会社 溶融チ−ズ、あるいはチ−ズ状物の充填包装装置

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JPH01100306U (ja) 1989-07-05

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