JP2550296Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2550296Y2
JP2550296Y2 JP1621092U JP1621092U JP2550296Y2 JP 2550296 Y2 JP2550296 Y2 JP 2550296Y2 JP 1621092 U JP1621092 U JP 1621092U JP 1621092 U JP1621092 U JP 1621092U JP 2550296 Y2 JP2550296 Y2 JP 2550296Y2
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JP
Japan
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protector
lens
lens leg
mounting groove
mounting
Prior art date
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JP1621092U
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Inventor
清光 関野
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プロテクタを改良した
車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来自動車の前照灯などに使用される車
両用灯具は図3に示すように灯具本体aがハウジングb
とレンズcとより構成されており、ハウジングb内にラ
ンプdやリフレクタeが収容されており、ハウジングb
の開口部にホットメルトfにより液密に接着されてい
る。
【0003】また、上記車両用灯具が車体に取り付けら
れた従来の自動車では、車体、例えばボンネットg側に
ゴム等の弾性材よりなるプロテクタhがビスiにより取
り付けられていて、ボンネットgを閉めると、プロテク
タhの先端が灯具本体aのレンズcに上方より当接する
ようになっている。
【0004】また、ボンネットg側にスペースがない場
合は、図4に示すように灯具本体aのレンズcの端部に
両面接着テープjによりプロテクタhを取り付けるよう
にしたものも採用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すようにボンネットg側にプロテクタhを取り付けた
ものでは、車体側にプロテクタhを取り付けるためのス
ペースを必要とするため、たとえばボンネットgの先端
をシャープにして車体の外観を向上させるなどの方法が
採用できない不具合がある。
【0006】また、図4に示すように両面接着テープj
でプロテクタhを取り付けたものでは、プロテクタhを
取り付けるにあたっての位置合わせが困難であるし、ボ
ンネットgを開けるとプロテクタhが引っ張りやすくな
り、このプロテクタgがレンズcから剥がれるという問
題点があった。
【0007】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、プロテクタ
の固定が確実なものになり、プロテクタが外力を受けて
も、このプロテクタが脱落することがない車両用灯具を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、レンズのレンズ脚部に装着溝部を設け
て、この装着溝部の底側の部位をレンズ脚部の支点部に
成し、装着溝部にプロテクタの取付部を挿入し、ハウジ
ングの前面開口部のレンズ脚挿入溝部内にリブを設け、
前記レンズ脚挿入溝部内にシール剤を充填し、このレン
ズ脚挿入溝部にレンズ脚部を挿入して、このレンズ脚部
の端部が前記リブに乗り上げることによりレンズ脚部を
前記支点部を中心に回転して装着溝部の外壁部をプロテ
クタの取付部側に移動させて、プロテクタの取付部を装
着溝部で挟圧保持するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】かかる構成により、プロテクタの固定が確実な
ものになり、プロテクタが外力を受けても、このプロテ
クタが脱落することがない。また、プロテクタを固定す
る際、接着等の作業を必要としないし、プロテクタの位
置出しが容易になる。しかも、プロテクタの保持力を変
更したい場合には、プロテクタの硬度を変更することに
より容易に調整できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案の一実施例に係わる車両用灯具が
取り付けられた自動車の前部を示す斜視図、図2は図1
A−A線に沿う断面図である。
【0011】本考案に係わる車両用灯具はハウジング1
とこのハウジング1の中心部に設けられたランプとハウ
ジング1の前面開口部に設けられたレンズ3とより成
る。ハウジング1の前面開口部の周部にはレンズ脚挿入
溝部4が形成してある。そして、このレンズ脚挿入溝部
4内の内側面部4a側にはリブ12が形成してあり、こ
のリブ12の先端部は傾斜している。
【0012】また、前記レンズ3にはその周部に位置さ
せてレンズ脚部5が形成してあり、このレンズ脚部5の
基部側にプロテクタ装着部6が形成してある。このプロ
テクタ装着部6は装着溝部7が前方に開口した状態で形
成してあり、この装着溝部7の底側の部位がレンズ脚部
5の支点部8に成されている。また、レンズ脚部5の端
部外側にはストッパ部9が形成してある。また、プロテ
クタ10は、その基部に取付部11を備えている。
【0013】そして、前記プロテクタ10の取付部11
をレンズ3の装着溝部7に挿入してこのプロテクタ10
をレンズ3に仮止めし、前記レンズ脚挿入溝部4内にシ
ール剤13を充填し、このレンズ脚挿入溝部4にレンズ
脚部5を挿入すると、このレンズ脚部5の端部が前記リ
ブ12に乗り上げてこのレンズ脚部5が前記支点部8を
中心に半時計回り方向に回転して装着溝部7の外壁部7
aをプロテクタ10の取付部11側に移動させて装着溝
部7内を狭めるようになる。このために、プロテクタ1
0の取付部11が装着溝部7で挟圧保持されることにな
る。このようにして、ハウジング1にレンズ3およびプ
ロテクタ9が取り付けてある。
【0014】上記の実施例によれば、レンズ3のレンズ
脚部5に装着溝部7を設けて、この装着溝部7の底側の
部位をレンズ脚部5の支点部8に成し、装着溝部7にプ
ロテクタ10の取付部11を挿入し、ハウジング1の前
面開口部のレンズ脚挿入溝部4内にリブ12を設け、前
記レンズ脚挿入溝部4内にシール剤13を充填し、この
レンズ脚挿入溝部4にレンズ脚部5を挿入して、このレ
ンズ脚部5の端部が前記リブ12に乗り上げることによ
りレンズ脚部5を前記支点部8を中心に回転して装着溝
部7の外壁部7aをプロテクタ10の取付部11側に移
動させて、プロテクタ10の取付部11を装着溝部7で
挟圧保持することにより、プロテクタの固定が確実なも
のになり、プロテクタが外力を受けても、このプロテク
タが脱落することがない。また、プロテクタ10の保持
力を変更したい場合には、プロテクタ10の硬度を変更
することにより容易に調整できる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、レンズ
のレンズ脚部に装着溝部を設けて、この装着溝部の底側
の部位をレンズ脚部の支点部に成し、装着溝部にプロテ
クタの取付部を挿入し、ハウジングの前面開口部のレン
ズ脚挿入溝部内にリブを設け、前記レンズ脚挿入溝部内
にシール剤を充填し、このレンズ脚挿入溝部にレンズ脚
部を挿入して、このレンズ脚部の端部が前記リブに乗り
上げることによりレンズ脚部を前記支点部を中心に回転
して装着溝部の外壁部をプロテクタの取付部側に移動さ
せて、プロテクタの取付部を装着溝部で挟圧保持するよ
うにしたから、プロテクタの固定が確実なものになり、
プロテクタが外力を受けても、このプロテクタが脱落す
ることがない。また、プロテクタを固定する際、接着党
の作業を必要としないし、プロテクタの位置出しが容易
になる。しかも、プロテクタの保持力を変更したい場合
には、プロテクタの硬度を変更することにより容易に調
整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる車両用灯具が取り付
けられた自動車の前部を示す斜視図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】従来の車両用灯具の縦断面図である。
【図4】従来の他の車両用灯具におけるプロテクタ取り
付けの断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 レンズ 4 レンズ脚挿入溝部 5 レンズ脚部 7 装着溝部 8 支点部 10 プロテクタ 12 リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズのレンズ脚部に装着溝部を設け
    て、この装着溝部の底側の部位をレンズ脚部の支点部に
    成し、装着溝部にプロテクタの取付部を挿入し、ハウジ
    ングの前面開口部のレンズ脚挿入溝部内にリブを設け、
    前記レンズ脚挿入溝部内にシール剤を充填し、このレン
    ズ脚挿入溝部にレンズ脚部を挿入して、このレンズ脚部
    の端部が前記リブに乗り上げることによりレンズ脚部を
    前記支点部を中心に回転して装着溝部の外壁部をプロテ
    クタの取付部側に移動させて、プロテクタの取付部を装
    着溝部で挟圧保持するようにしたことを特徴とする車両
    用灯具。
JP1621092U 1992-02-20 1992-02-20 車両用灯具 Expired - Lifetime JP2550296Y2 (ja)

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JPH0568016U JPH0568016U (ja) 1993-09-10
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CN104220806B (zh) * 2012-04-09 2018-09-28 株式会社小糸制作所 车辆用灯具

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JPH0568016U (ja) 1993-09-10

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