JPH02259335A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はハロゲンランプ等の加熱源を用いて液加１物を
加熱する加熱調理器に関するものである。

（従来の技術） 近年においては、赤外線を放射するハロゲンランプなど
のランプヒータを加熱源として用いる加熱調理器が種々
提案されている。

この種の加熱調理器はハロゲンランプの上方に被加熱物
を載置するための耐熱性のトッププレートが設けられて
いる。このトッププレートは赤外線を透過させる部材、
例えば強化ガラスなどで形成されている。又ハロゲンラ
ンプの下側には赤外線を反射させるための反射板が設け
られており、ハロゲンランプから放射された赤外線をト
ッププレート上の被加熱物へ向けて反射させる。

このような加熱調理器は、ガスやニクロム線ヒータを加
熱源とするものに比べて被加熱物を直接加熱するので、
エネルギーの利用効率が大幅に高いという特徴を有して
いる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の加熱調理器にあっては
、被加熱物の温度を検出するための温度検出器をトップ
プレートの下側に設けており、反射板を反射した赤外線
が温度検出器へも照射されてしまう。このように温度検
出器はハロゲンランプからの輻射熱もしくはハロゲンラ
ンプによって暖められた空気を媒体とした熱伝導等の影
響を受けるので被加熱物の温度を正確に検出することが
できないという欠点を有していた。

本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、被加熱物の
温度を正確に検出し、効率的な加熱調理を行なうことの
できる加熱調理器を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するための本願が提供する第１の発明は
、赤外線を放射して被加熱物を加熱する加熱ランプと、
この加熱ランプから放射される赤外線を透過すると共に
、耐熱性を有する載置台と、この載置台の下側に設置さ
れ、当該載置台に載置される前記被加熱物の温度を検出
する温度検出手段と、前記載１台に載置される被加熱物
からの反射赤外線のみを入射するべく前記温度検出手段
を覆う遮蔽手段とを有して構成した。

また本発明が提供する第２の手段は、赤外線を放射して
被加熱物を加熱する加熱ランプと、この加熱ランプから
放射される赤外線を透過すると共に、耐熱性を有する載
置台と、導入される外気を断熱状態で通風１６通風路と
、この通風路内に設置されて前記＠置台に載置される被
加熱物の温度を検出する温度検出手段とを有して構成し
た。

また本願が提供する第３の発明は、赤外線を放射して被
加熱物を加熱する加熱ランプと、この加熱ランプから放
射される赤外線を透過すると共に、耐熱性を有する載置
台と、この載置′台の下側に設置され、当該載置台に載
置される前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と
、この温度検出手段からの検出出力に基づいて、前記被
加熱物の温度が略平衡状態に達したことが判別されたと
きには前記加熱ランプの出力を制御する制−手段とを有
して構成した。

（作用） 本願の第１の発明は、加熱ランプから放射される赤外線
が載置台を透過して被加熱物へ照射され、この被加熱物
の加熱を行なう。また被加熱物の温度を検出するための
温度検出手段を載置台下面側に設置するとともに、この
温度検出手段の外周を遮蔽手段で覆って被加熱物からの
反射赤外線のみを入射するようにしている。従って加熱
ランプからｔｌｉ制された赤外線が温度検出手段へ直接
照射されることがないので、この温度検出手段は被加熱
物の温度を正確に検出することができる。

また本願の第２の発明は、加熱ランプからｔｌｉ射され
た赤外線がａ置台を透過して被加熱物へ照射される。こ
の載置台の下側に加熱ランプ等とは熱的に断熱された状
態で外気の通風を行なう通風路を設けると共に、この通
風路内に被加熱物の温度を検出するための温度検出手段
を有しており、通風路内を通流する空気によって温度検
出手段のみを冷却するようにしている。従って温度検出
手段は加熱ランプの影響を受けることなく被加熱物の温
度を正確に検出することができる。

さらに本願の第３の発明は、加熱ランプから放射される
赤外線が載置台を透過して被加熱物へ照射されて、この
被加熱物の加熱を行なう。また被加熱物の温度を検出す
るための温度検出手段を載置台下面側に設置すると共に
、この温度検出手段からの検出出力に基づいて加熱ラン
プの出力を制御！ｌする制御手段を設けた。すなわち加
熱ランプによって加熱される被加熱物の温度が略平衡状
態に達したことが判別されたときには加熱ランプの出力
を下げるように制御することでより効率的な加熱調理を
行なうことができる。

（実施例） 以下本発明に係る一実施例を図面を参照して詳細に説明
する。

第２図は本発明に係る加熱調理器の斜視図である。この
加熱調理器１は、上面を解放した筐体３の上にトッププ
レート５が配置されている。このトッププレート５の下
側には３個の加熱装置７が設けられている。それぞれの
加熱装置７には４本のハロゲンランプ９が組み込まれて
いる。このハロゲンランプ９は、近赤外線から遠赤外線
までの適宜の赤外線を放射づる。また操作部１１には調
理に関する種々のスイッチ及び加熱状態を表示するため
のＬＥＤ等の表示ランプが設けられている。

トッププレート５は、ハロゲンランプ９が放射づる赤外
線を透過しやすい部材例えば耐熱ガラスなどによって形
成されており、その上面に被加熱物が載置される。まＩ
Ｃトッププレート５の表面は操作部１１の表面と同一の
高さに設定されている。

第１図は第２図に示した加熱調理器１の縦断面図であり
、第３図はトッププレート５を取り外した場合の内部構
成の一部を示した斜視図である。

トッププレート５の下側の面には温度検出器１３が密着
状態に設置されている。この温度検出器１３の外周を覆
って断熱材１５が設けられると共に、この断熱材１５の
外周には赤外線を反射するための赤外線反射膜１７が設
けられている。従って湿度検出器１３はハロゲンランプ
９から放射される赤外線の影響を受けることなく、トッ
ププレート５の上に載置された被加熱物の底部の温度を
正確に検出する。

次に加熱装置７を説明する。４本のハロゲンランプ９は
環状に形成された上部断熱材１９と下部断熱材２０とに
よって挾まれた状態に支持されている。また、上部断熱
材１９は、その上面がトッププレート５の下面へ接触し
た状態に設置されている。下部断熱材２０の上面には反
射板が設けられており、ハロゲンランプ９から放射され
た赤外線をトッププレート５上に載置される被加熱物へ
向けて反＋３１−する。また下部断熱材２０は受皿２１
に収容されており、この受［［１２１は筐体３の底面に
同名されている。

次に第４図を参照して操作部１１の要部を説明する。

操作部１１は入スイッチ３１と、切スィッチ３３と、入
力ダウンスイッチ３５と、入力アップスイッチ３７と、
ハロゲンランプ９の加熱力を表示する表示部３９とから
構成されている。入スイッチ３１はハロゲンランプ９へ
通電することを可能とするためのスイッチであり、切ス
ィッチ３３はハロゲンランプ９を消灯するためのもので
ある。

また入力ダウンスイッチ３５はハロゲンランプ９へ通Ｎ
づる電流を減らずためのスイッチであり、入力アップス
イッチ３７はハロゲンランプ９へ通電する電流を増やす
ためのスイッチである。表示部３９はハロゲンランプ９
の加熱力を示す数字の１から８までのレベル表示が付さ
れた８個のＬＥＤにより形成されている。従って表示部
３９はハロゲンランプ９へ通電されている電流のｍｌす
なわちハロゲンランプ９が放射する熱量をレベル１から
レベル８までの８段階で表示する。

第５図は操作部１１の下側に収容された制御回路とその
周辺装置を示した回路図である。この制御回路が組込ま
れる領域は加熱装置７が収容されたｆＡｌｊ！とは断熱
材によって仕切られている。

交流電源４１には冷却用のモータ４３とトライアック４
５が直列に接続されている。また交流電源４１には互い
に並列に接続されｌζ４本のハロゲンランプ９が接続さ
れ、この４本のハロゲンランプ９にはトライアック４７
が接続されている。また交流電源４１は定電圧回路５１
とイニシャライズ回路５２のそれぞれと接続されている
。この定電圧回路５１は交流電源４１を一定の直流電圧
に変換して出力する。またイニシせライズ回路５２は初
期設定を行うためのイニシャライズ信号を発生する。駆
動回路５３はマイクロコンピュータ５７からの駆動信号
を入力したときにトライアック４５のゲート端子４５ｇ
へゲート信号を与えるための駆動回路である。また同様
に駆動回路５５はマイクロコンピュータ５７からの駆動
信号を入力したとぎにこの駆動信号に応じたタイミング
でトライアック４７のゲート端子４７ａヘゲート信号を
与えるための駆動回路である。

マイクロコンピュータ５７は、定電圧回路５１からの出
力を電源として用い、イニシャライズ回路５２からイニ
シャライズ信号を受信することにより初期設定されて動
作可能な状態に設定される。

またマイクロコンピュータ５７は温度検出器１３と接続
されており、この温度検出器１３からの検出出力に基づ
いて被加熱物が所定温度に達したことを判別するための
判別手段を有している。またマイクロコンピュータ５７
はこの判別手段が所定温度に達したことを判別したとき
にはハロゲンランプ９から１１ｉ射される赤外線を制御
してこのハロゲンランプ９による加熱力を制限するため
の加熱制限手段を有している。またマイクロコンピュー
タ５７は入スイッチ３１、切スィッチ３３、入力ダウン
スイッチ３５及び入力アップスイッチ３７のそれぞれと
接続されており、これらの各種の操作スイッチの操作に
基づく種々の制御ｌｌｌ処理を実行する。またマイクロ
コンピュータ５７は表示部３９と接続されており、前述
した操作スイッチの操作に基づいて表示部３９の表示制
御を実行する。

次に加熱に関する動作を説明する。

交流電１ｉａ４１が投入されると、マイクロコンピュー
タ５７はイニシャライズ回路５２からのイニシャライズ
信号によって動作可能状態に設定される。

まず、入スイッチ３１をオン操作すると、マイクロコン
ピュータ５７は駆動回路５５に対してハロゲンランプ９
の通電量が最低となる位相制御角でトライアック４７に
ゲート信号を与えるように指令する。これによりハロゲ
ンランプ９は赤外線の放射を開始する。

次に、入力アップスイッチ３７をオン操作すると、マイ
クロコンピュータ５７は駆動回路５５に対してハロゲン
ランプ９の通１ｆａｌを入力アップスイッチ３７の操作
回数に相応する量だけ増加させる旨を指令する。これに
より駆動回路５５は入力アップスイッチ３７の操作回数
に相応する官だけ増加させうる位相制御角でトライアッ
ク４７のゲート端子４７０ヘゲート信号を出力する。こ
れによりハロゲンランプ９の通電量が増加し、この通１
ｆｆｉのレベルが表示部３９で表示される。

このようにハロゲンランプ９が通電している状態で、例
えば表示部３９がレベル６を示している場合すなわちハ
ロゲンランプ９がレベル６の熱Φで加熱している状態に
おいて、被加熱物へ加えられる熱量のレベルを１だけ減
少させるべく入力ダウンスイッチ３５を１回だけオン操
作すると、マイクロコンピュータ５７は以下のような６
１３１ｍ１１処理を実行する。すなわち、ハロゲンラン
プ９の発熱量をレベル１だけ減少させるときには、駆動
回路５５に対して１０秒間だけハロゲンランプ９へ流れ
る通電量が最低となる位相制御角でトライアック４７に
ゲート信号を与えるように指令する。

尚、ハロゲンランプ９の発熱ｊをレベル２だけ減少させ
るときには上記時間は２ｏ秒に設定され、レベル３だけ
減少させるときには３０秒に設定されるゆ またトッププレート５の下側には温度検出器１３が密着
状態に設置されるとともに、この温度検出器１３の外周
には断熱材１５が設けられ、またこの断熱材１５の外周
部には赤外線反射膜１７が設けられている。従ってハロ
ゲンランプ９から放射される赤外線が赤外線反射膜１７
によって遮断される。まｌζ温度検出器１３は比較的小
さな形状をしており、いわゆる熱容量が小さいのでトッ
ププレート５の上に載置される被加熱物の底部からの熱
伝導によって、当該加熱物の温度を正確に検出する。す
なわち温度検出器１３はハロゲンランプ９から放射され
る赤外線もしくは赤外線によって暖められた空気などの
媒体による熱伝導などによる影響を受けることなく被加
熱物の温度を正確に検出することができる。

第８図（Ａ）に示す曲線ａはトッププレート５の上に被
加熱物が載置されていない状態すなわち無負荷状態にお
ける温度検出器の検出特性を示した特性曲線であり、同
図曲線すは水などを収容した鎖などの被加熱物を加熱力
る際の特性曲線である。

マイクロコンピュータ５７は温度検出器１３からの検出
出力に基づいて被加熱物の温度を正確に判別しており、
例えば鍋に収容した水が沸騰した場合には曲線すに示す
ように鍋すなわち被加熱物の温度は１００℃近辺のほぼ
一定の値を示す。このように被加熱物の温度が所定温度
に上昇した後に一定の値を示した場合にはマイクロコン
ピュータ５７は第８図（８）に示すように所定時間毎に
パルス信号を出力して駆動回路５５を間歇的に動作させ
る。これによりハロゲンランプ９の加熱力を制限するよ
うにしている。

以上のごとく本実施例においては、被加熱物が所定温度
に達して一定の温度であることを判別したときには、ハ
ロゲンランプの加熱力を制限するようにしたので、Ｒ適
な調理を効率的に行なうことができ、また加熱調理器の
安全性の向上を図ることができる。

次に第６図及び第７図を参照して本発明に係る他の実施
例を説明する。

本実施例は、ハロゲンランプ９とは熱的に断熱された通
風路であるダクトを設けるとともに、このダクト内に設
置された温度検出器１３を冷却装置によって冷却するよ
うにしたことを特徴とする。

具体的に説明すると、筺体３の側壁３ａには吸気口６１
が設けられている。この吸気口６１には断熱的に構成さ
れる吸気ダクト６３が接続されている。吸気ダクト６３
の内部にはファン６５が収容され、このファン６５はモ
ータ４３と連結されている。またモータ４３にはフィン
６７が取付けられるとともに冷却ファン６９が連結され
ている。

このモータ４３と、ファン６５と、フィン６７及び冷却
ファン６９とで冷却装［７１を構成している。また吸気
ダクト６３は接続ロア３を介し【ダクト７５と連通して
いる。このダクト７５は断熱材により形成され、ハロゲ
ンランプ９の下側に配置されている。このダクト７５内
には温度検出器１３が設置されている。

具体的に説明づると、断熱材１５と赤外線反射１１１７
とがダクト７５へ接着されると共に、これらの断熱材１
５及び赤外線反射膜１７の上面がトッププレート５の下
面と接触状態に１ｆｆｆされている。従って、温度検出
器１３はハロゲンランプ９とは熱的に断熱されたダクト
７５内に収容されている。

ダクト７５は接続ロア７を介して断熱的に構成される排
気ダクト７９と連通している。また排気ダクト７９は排
気口８１と連通されている。従って吸気口６１、吸気ダ
クト６３、接続ロア３、ダクト７５、接続ロア７、排気
ダクト７９及び排気口８１を通じて外部からの空気が通
流するための通風路が形成されている。

なお、本実施例において用いられる制御回路とその周辺
装置は第１図に示した例と同一であり詳維な説明を省略
する。

次に本実施例による動作を説明する。

冷却装＠７１を駆動すると、モータ４３の回転によって
）？ン６５が回転し、吸気口６１を介して外部からの空
気が吸気ダクト６３へ流入する。

この吸気ダクト６３へ吸入された空気は接続ロア３を介
してダクト７５へ送出される。このダクト７５の内部に
は温度検出器１３が設けられており、ダクト７５を通流
する空気によって温度検出器１３が冷却される。この温
度検出器１３を冷却した空気は接続ロア７及び排気ダク
ト７９を通って排気口８１から外部へ排気される。

以上の如くハロゲンランプ９とは熱的に断熱されたダク
ト内に設置された温度検出器だけを冷却づるようにした
ので、温度検出Ｈ１３はハロゲンランプ９からの赤外線
による影響を受けることなく被加熱物からの熱伝導によ
って被加熱物の温度を正確に検出することができる。

［発明の効果１ 以上説明してきたように本発明によれば、温度検出手段
の外周を覆って加熱ランプから放射される赤外線を遮断
するようにし）こので、加熱ランプの影響を受けること
なく非加熱物の温度を正確に検出することができる。

また加熱ランプとは熱的に断熱されたダクト内に温度検
出手段を設けてこの湿度検出手段だけを冷却するように
構成したので、加熱ランプの影響を受けることなく被加
熱物の温度を正確に検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は制御回路とその周辺装置を示した回路図、第２
図は本発明が適用される加熱調理器の斜視図、第３図は
第２図に示した加熱調理器の縦断面図、第４図は第２図
に示した加熱調理器のトッププレートを取り外した場合
を示した斜視図、第５図は操作部の要部を示した説明図
、第６図は本発明に係る他の実施例に縦断面図、第７図
は温度検出器を冷ｕ１するための冷却機構部とその周辺
装置を示しｌζ斜視図、第８図は調理に係る特性図であ
る。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）赤外線を放射して被加熱物を加熱する加熱ランプ
   と、 この加熱ランプから放射される赤外線を透過すると共に
   、耐熱性を有する載置台と、 この載置台の下側に設置され、当該載置台に載置される
   前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、 前記載置台に載置される被加熱物からの反射赤外線のみ
   を入射するべく前記温度検出手段を覆う遮蔽手段と、 を有することを特徴とする加熱調理器。
2. （２）赤外線を放射して被加熱物を加熱する加熱ランプ
   と、 この加熱ランプから放射される赤外線を透過すると共に
   、耐熱性を有する載置台と、 導入される外気を断熱状態で通風する通風路と、この通
   風路内に設置されて前記載置台に載置される被加熱物の
   温度を検出する温度検出手段と、を有することを特徴と
   する加熱調理器。
3. （３）赤外線を放射して被加熱物を加熱する加熱ランプ
   と、 この加熱ランプから放射される赤外線を透過すると共に
   、耐熱性を有する載置台と、 この載置台の下側に設置され、当該載置台に載置される
   前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段からの検出出力に基づいて、前記被加
   熱物の温度が略平衡状態に達したことが判別されたとき
   には前記前記加熱ランプの出力を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする加熱調理器。