JPH02259198A - インク吸収体 - Google Patents
インク吸収体Info
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- JPH02259198A JPH02259198A JP8072589A JP8072589A JPH02259198A JP H02259198 A JPH02259198 A JP H02259198A JP 8072589 A JP8072589 A JP 8072589A JP 8072589 A JP8072589 A JP 8072589A JP H02259198 A JPH02259198 A JP H02259198A
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は廃インク等を吸収するインク吸収体に関するも
のである。
のである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
インク液滴をノズルの微小なオリフィスから吐出させ、
記録体上に付着させてドント記録を行うインクジェット
プリンターが知られている。
インク液滴をノズルの微小なオリフィスから吐出させ、
記録体上に付着させてドント記録を行うインクジェット
プリンターが知られている。
このようなプリンターにおいては、長期の不便−用等に
よるノズル内でのインクの増粘や固着によって吐出不良
が生じるのを未然に回避するため、ドッI〜記録開始前
にノズルからインクを空吐出させるようにしており、こ
の吐出させた廃インクを回収する回収機構が設けられて
いる。この回収機構は第2図に示すように、インクジェ
ットプリンターに装着されるインクカセット11を備え
、このインクカセット11内のインク袋13からプリン
トノズル12にインクが供給されると共に、ノズル12
先端部からインフカセラ1〜11内の廃インク回収体1
4に廃インクを回収するようになっている。
よるノズル内でのインクの増粘や固着によって吐出不良
が生じるのを未然に回避するため、ドッI〜記録開始前
にノズルからインクを空吐出させるようにしており、こ
の吐出させた廃インクを回収する回収機構が設けられて
いる。この回収機構は第2図に示すように、インクジェ
ットプリンターに装着されるインクカセット11を備え
、このインクカセット11内のインク袋13からプリン
トノズル12にインクが供給されると共に、ノズル12
先端部からインフカセラ1〜11内の廃インク回収体1
4に廃インクを回収するようになっている。
上記廃インク回収体としては、大型プリンター等ては依
然として廃インク専用ボトルも使用されているが、大き
なスペースを必要とするはがりが交換に手間かかかる等
の問題があるため、小型プリンターを中心にフェルト製
廃インク吸収体が主に使用されている。しかし、フェル
トの場合 廃インクを物理吸着しているに過ぎずインク
保持能力か弱いなめ、交換時にインクが浸み出し周囲を
汚染するという問題を残していた。また、フェルト製吸
収体では、単位体積当りのインク吸収量が依然不十分で
、廃インクの最大回収量を吸収し得るだけの廃インク吸
収能力を確保しようとすると、フェルト製吸収体が前記
インクカセット11内の少なからぬ容積を占める。二と
になり、インフカセラ1〜11の単位体積当りのインク
充填量が少なくなったり、あるいはインクカセット11
が大型化するという問題かあった。
然として廃インク専用ボトルも使用されているが、大き
なスペースを必要とするはがりが交換に手間かかかる等
の問題があるため、小型プリンターを中心にフェルト製
廃インク吸収体が主に使用されている。しかし、フェル
トの場合 廃インクを物理吸着しているに過ぎずインク
保持能力か弱いなめ、交換時にインクが浸み出し周囲を
汚染するという問題を残していた。また、フェルト製吸
収体では、単位体積当りのインク吸収量が依然不十分で
、廃インクの最大回収量を吸収し得るだけの廃インク吸
収能力を確保しようとすると、フェルト製吸収体が前記
インクカセット11内の少なからぬ容積を占める。二と
になり、インフカセラ1〜11の単位体積当りのインク
充填量が少なくなったり、あるいはインクカセット11
が大型化するという問題かあった。
そこで、特開昭60−147344号公報では、インク
ジェットプリンター用インクが水溶性インクである点に
着目し、廃インク吸収体として吸水性高分子を採用し、
単位体積当りのインク吸収能力を向上させたものか提案
されている。しがし、このような吸水性高分子を使用す
る場合、特に吸水性高分子が粉体の場合には廃インク液
滴が供給される箇所で局所的に継粉ができ、そのなめに
廃インクが吸水性高分子全体に行き渡り丸くなって、吸
水性高分子本来の優れた廃インク吸収能力が発揮できな
いという新たな問題が生じた。
ジェットプリンター用インクが水溶性インクである点に
着目し、廃インク吸収体として吸水性高分子を採用し、
単位体積当りのインク吸収能力を向上させたものか提案
されている。しがし、このような吸水性高分子を使用す
る場合、特に吸水性高分子が粉体の場合には廃インク液
滴が供給される箇所で局所的に継粉ができ、そのなめに
廃インクが吸水性高分子全体に行き渡り丸くなって、吸
水性高分子本来の優れた廃インク吸収能力が発揮できな
いという新たな問題が生じた。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、その目
的は、単位体積当りのインク吸収能力に優れ、しかも吸
収体全体にわたってインクを吸収することができ、かつ
インク保持能力に優れたインク吸収体を提供することに
ある。
的は、単位体積当りのインク吸収能力に優れ、しかも吸
収体全体にわたってインクを吸収することができ、かつ
インク保持能力に優れたインク吸収体を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段及び作用]上記課題を解決
するなめに本発明では、インク吸収体をインクを浸透分
散させる分散性繊維素材と吸水性高分子とから構成し、
前記吸水性高分子を前記分散性繊維素材間に配置してい
る。そのため、インク吸収体の一部分にインクか供給さ
れても分散性繊維素材によってインクが吸収体全体にわ
たって浸透分散される。
するなめに本発明では、インク吸収体をインクを浸透分
散させる分散性繊維素材と吸水性高分子とから構成し、
前記吸水性高分子を前記分散性繊維素材間に配置してい
る。そのため、インク吸収体の一部分にインクか供給さ
れても分散性繊維素材によってインクが吸収体全体にわ
たって浸透分散される。
特に、吸水性高分子を塊形状の分散性繊維素材間に分散
して配置したり、あるいは吸水性高分子をシート状の分
散性繊維素材間に挟持したりしてインク吸収体を構成す
ることにより、インクは吸収体全体にわたって迅速かつ
均一に浸透分散され、全ての吸水性高分子に供給される
。
して配置したり、あるいは吸水性高分子をシート状の分
散性繊維素材間に挟持したりしてインク吸収体を構成す
ることにより、インクは吸収体全体にわたって迅速かつ
均一に浸透分散され、全ての吸水性高分子に供給される
。
浸透分散されたインクは吸水性高分子に吸収され、化学
的に吸着されて吸水性高分子間に強く保持される。故に
、−旦吸収されたインクはインク吸収体から浸み出し難
くなる。
的に吸着されて吸水性高分子間に強く保持される。故に
、−旦吸収されたインクはインク吸収体から浸み出し難
くなる。
上記吸水性高分子としては、水やアルコール類の吸収性
及び保持能力に優れた高分子材料が好適であり、例えは
、デンプン−ポリアクリル酸グラフト共重合体、テンプ
ンーポリアクリロニトリル共重合体加水分解物、酢酸ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体ケン化物、ポリアク
リル酸塩架橋物、インブチレン−マレイン酸共重合体、
#酸とニルー不飽和ジカルホン酸系モノマー共重合体ケ
ン化物、カルホキジメチルセルロース、セルロースエー
テル、ポリスチレンスルホン酸、ポリエチレンオキサイ
ド等があげられ、単独あるいは二種以上をブレンドして
用いてもよい。また、その他に、アクリル繊維内芯とア
クリル酸塩系共重合体外層とからなる複合繊維や、ポリ
エステル等の不織布にアクリル酸塩系共重合体に代表さ
れる上述のような吸水性高分子を担持させた複合素材等
も使用できる。このような吸水性高分子は、小塊形状あ
るいはシート状等、適宜、好適な形状に形成されて使用
される。
及び保持能力に優れた高分子材料が好適であり、例えは
、デンプン−ポリアクリル酸グラフト共重合体、テンプ
ンーポリアクリロニトリル共重合体加水分解物、酢酸ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体ケン化物、ポリアク
リル酸塩架橋物、インブチレン−マレイン酸共重合体、
#酸とニルー不飽和ジカルホン酸系モノマー共重合体ケ
ン化物、カルホキジメチルセルロース、セルロースエー
テル、ポリスチレンスルホン酸、ポリエチレンオキサイ
ド等があげられ、単独あるいは二種以上をブレンドして
用いてもよい。また、その他に、アクリル繊維内芯とア
クリル酸塩系共重合体外層とからなる複合繊維や、ポリ
エステル等の不織布にアクリル酸塩系共重合体に代表さ
れる上述のような吸水性高分子を担持させた複合素材等
も使用できる。このような吸水性高分子は、小塊形状あ
るいはシート状等、適宜、好適な形状に形成されて使用
される。
上記分散性繊維素材としては、繊維質の毛管現象等によ
って水やアルコール類を素材全体にわなって良好に分散
可能な素材か好適であり、例えは、木綿、羊毛、絹、麻
、木材パルプ等の天然繊維、レーヨン、キュプラ等のセ
ルロース繊維、ナイロン等のポリアミド繊維、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル繊維、ポリアクリ
ロニトリル等のアクリル繊維、ポリビニルアルコール繊
維、セルロースアセテート繊維等かあけられる。分散性
繊維素材は小塊形状あるいはシート状等、適宜、好適な
形状に形成されて使用される。
って水やアルコール類を素材全体にわなって良好に分散
可能な素材か好適であり、例えは、木綿、羊毛、絹、麻
、木材パルプ等の天然繊維、レーヨン、キュプラ等のセ
ルロース繊維、ナイロン等のポリアミド繊維、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル繊維、ポリアクリ
ロニトリル等のアクリル繊維、ポリビニルアルコール繊
維、セルロースアセテート繊維等かあけられる。分散性
繊維素材は小塊形状あるいはシート状等、適宜、好適な
形状に形成されて使用される。
[実施例]
以下に、本発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
本実施例のインク吸収体は、第1図に示すシート状吸収
体単位(以下、PBレシートいう)1を複数枚重ね合わ
せてなるものである。このPBシー1−1は、分散性繊
維素材としてのパルプ製薄葉紙2及び小塊形状の綿状パ
ルプ3並ひに粒状の吸水性高分子4から構成されており
、綿状パルプ3とこれら綿状パルプ3間に分散して配置
された吸水性高分子4とを一対の薄葉紙2間に挟持して
形成されている。
体単位(以下、PBレシートいう)1を複数枚重ね合わ
せてなるものである。このPBシー1−1は、分散性繊
維素材としてのパルプ製薄葉紙2及び小塊形状の綿状パ
ルプ3並ひに粒状の吸水性高分子4から構成されており
、綿状パルプ3とこれら綿状パルプ3間に分散して配置
された吸水性高分子4とを一対の薄葉紙2間に挟持して
形成されている。
上記吸水性高分子4としては、デンプン−ポリアクリル
酸クラフト共重合体(三洋化成株式会社製商品名:ザン
ウェ’7トI M5000G、40g/rri′)を使
用した。また、上記パルプ製薄葉紙2及び綿状パルプ3
には単位面積当り重量かそれぞfL15g/r&及び1
.OOg/rrfのものを使用した。
酸クラフト共重合体(三洋化成株式会社製商品名:ザン
ウェ’7トI M5000G、40g/rri′)を使
用した。また、上記パルプ製薄葉紙2及び綿状パルプ3
には単位面積当り重量かそれぞfL15g/r&及び1
.OOg/rrfのものを使用した。
次に、上記PBシー)−1を複数枚重合してなるインク
吸収体と従来のフェルト製インク吸収体とを比較しなか
ら、PBレシートインク吸収体の作用及び効果について
説明する。尚、後記表−1に試験に使用したインクジェ
ットプリンター用インクの組成を示す。
吸収体と従来のフェルト製インク吸収体とを比較しなか
ら、PBレシートインク吸収体の作用及び効果について
説明する。尚、後記表−1に試験に使用したインクジェ
ットプリンター用インクの組成を示す。
後記表−2に示すように、前記PBシー1〜製吸収体の
上記インクの最大吸着量は乾燥時吸収体1cfn3当り
]、3.2ccて゛あり、フェルト製インク吸収体では
乾燥時吸収体IC!113当り3.0ccであった。こ
のように、PBシー1〜製吸収体もよ優れたインク吸収
能力を示した。また、PBシー1〜製吸収体は、その一
部分をインクに接触させたたCすで速やかにインクを吸
収体全体にわたって浸透させ、短時間で上記散大吸着l
に達した。
上記インクの最大吸着量は乾燥時吸収体1cfn3当り
]、3.2ccて゛あり、フェルト製インク吸収体では
乾燥時吸収体IC!113当り3.0ccであった。こ
のように、PBシー1〜製吸収体もよ優れたインク吸収
能力を示した。また、PBシー1〜製吸収体は、その一
部分をインクに接触させたたCすで速やかにインクを吸
収体全体にわたって浸透させ、短時間で上記散大吸着l
に達した。
このPBレシート吸収体を前述したインクジェットプリ
ンターのインクカセ・ント11内に収める廃インク回収
体]4として使用する場合G二つ0て試算する。後記表
−2に示すように、例えるよ、60ccのインクを収納
する60.0cm3のインク袋13に対しては、仮にイ
ンクの全量力へ空吐出に使用されたとしても支障を生じ
なり)ようt、こづ〜るため、PBレシート吸収体は4
.6cm3必要となる。従って、インクカセ・ソ)〜1
1の必要体積もよ646CI+!’となる。これに対し
、廃インク回収体14としてフェル1〜製吸収体を使用
する場合、同じ(60ccのインクを全量吸収するため
に、フェルト製吸収体は1つ、9■3必要となる。従っ
て、インクカセット11の必要体積は799Can3
となる。
ンターのインクカセ・ント11内に収める廃インク回収
体]4として使用する場合G二つ0て試算する。後記表
−2に示すように、例えるよ、60ccのインクを収納
する60.0cm3のインク袋13に対しては、仮にイ
ンクの全量力へ空吐出に使用されたとしても支障を生じ
なり)ようt、こづ〜るため、PBレシート吸収体は4
.6cm3必要となる。従って、インクカセ・ソ)〜1
1の必要体積もよ646CI+!’となる。これに対し
、廃インク回収体14としてフェル1〜製吸収体を使用
する場合、同じ(60ccのインクを全量吸収するため
に、フェルト製吸収体は1つ、9■3必要となる。従っ
て、インクカセット11の必要体積は799Can3
となる。
このように、PBシート製吸収体を使用すれば、従来の
吸収体を使用した場合よりもインクカセ・ント11を小
型化することができる。また、PBレシート吸収体を廃
インク回収体14として使用したインクカセット11に
おいて、インクの全量を空吐出に使用したとしても、廃
インク回収体14は、インク袋13内から放出されるイ
ンクの体積減少分とほぼ同体積だけ膨潤するため、イン
クカセット11内にインク袋13と廃インク回収体14
の占有空間以外に安全のための余剰空間を設ける必要が
なく、カセツ1〜内空間を無駄なく利用してインクカセ
ット11を必要最小銀の大きさにすることができる。
吸収体を使用した場合よりもインクカセ・ント11を小
型化することができる。また、PBレシート吸収体を廃
インク回収体14として使用したインクカセット11に
おいて、インクの全量を空吐出に使用したとしても、廃
インク回収体14は、インク袋13内から放出されるイ
ンクの体積減少分とほぼ同体積だけ膨潤するため、イン
クカセット11内にインク袋13と廃インク回収体14
の占有空間以外に安全のための余剰空間を設ける必要が
なく、カセツ1〜内空間を無駄なく利用してインクカセ
ット11を必要最小銀の大きさにすることができる。
更に、インクの保持能力を比較するため、上述のように
6Qccのインクを吸収して飽和状態にあるPBシート
製興廃ンク回収体とフェルト興廃インク回収体とに対し
、500rpmの遠J11分離を施した。そめ結果、後
記表−2(こ示すよう(、こ、この遠心分離によって、
PBシート製興廃ンク回収体は6Qccの吸収量のうち
5ccL力)インクを放出しなかったか、フェルト興廃
インク回収体水は60ccの吸収量のうち3Qccを放
出した。
6Qccのインクを吸収して飽和状態にあるPBシート
製興廃ンク回収体とフェルト興廃インク回収体とに対し
、500rpmの遠J11分離を施した。そめ結果、後
記表−2(こ示すよう(、こ、この遠心分離によって、
PBシート製興廃ンク回収体は6Qccの吸収量のうち
5ccL力)インクを放出しなかったか、フェルト興廃
インク回収体水は60ccの吸収量のうち3Qccを放
出した。
従って、PBシート製興廃ンク回収体にお〜)ては、通
常の使用条件下で一旦吸着したインクを確実に保持でき
、交換時にインクか浸み出して周囲を汚染するというこ
とがない。
常の使用条件下で一旦吸着したインクを確実に保持でき
、交換時にインクか浸み出して周囲を汚染するというこ
とがない。
表
表
試験用インクの組成
PBレシート及びフェルト製吸収体の比較尚、本発明は
前記構成に限定されるものではなく次のように実施して
もよい。即ち、 (1)前記綿状パルプ3と吸水性高分子4を互いに接着
して、薄葉紙2で挟持しないPBシー1〜とし、これを
複数枚重ね合せて・インク吸収体とすること。
前記構成に限定されるものではなく次のように実施して
もよい。即ち、 (1)前記綿状パルプ3と吸水性高分子4を互いに接着
して、薄葉紙2で挟持しないPBシー1〜とし、これを
複数枚重ね合せて・インク吸収体とすること。
(2)薄葉紙等のシート状に形成された分散性繊維素材
の表面に吸水性高分子4を接着してPBレシートし、こ
れを複数枚重ね合せてインク吸収体とすること。
の表面に吸水性高分子4を接着してPBレシートし、こ
れを複数枚重ね合せてインク吸収体とすること。
(3)薄葉紙等のシート状に形成された分散性繊維素材
の間に、シート状あるいは粒状に成形した吸水性高分子
4を挟持してPBシー1〜とし、これを複数枚重ね合せ
てインク吸収体とすること。
の間に、シート状あるいは粒状に成形した吸水性高分子
4を挟持してPBシー1〜とし、これを複数枚重ね合せ
てインク吸収体とすること。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、単位体積当りのイ
ンク吸収能力に優れ、しかも吸収体全体にわたってイン
クを吸収することかでき、かつインク保持能力に優れた
インク吸収体とすることができるという効果を奏する。
ンク吸収能力に優れ、しかも吸収体全体にわたってイン
クを吸収することかでき、かつインク保持能力に優れた
インク吸収体とすることができるという効果を奏する。
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す断面図、第
2図はインクジェットプリンターの廃インク回収機構を
示す模式図である。 2・・・分散性繊維素材としての薄葉紙、3・・・分散
性繊維素材としての綿状パルプ、4・・・吸水性高分子
。
2図はインクジェットプリンターの廃インク回収機構を
示す模式図である。 2・・・分散性繊維素材としての薄葉紙、3・・・分散
性繊維素材としての綿状パルプ、4・・・吸水性高分子
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 インクを浸透分散させる分散性繊維素材(2、3)
と吸水性高分子(4)とを備え、前記吸水性高分子(4
)を前記分散性繊維素材(2、3)間に配置したことを
特徴とするインク吸収体。 2 吸水性高分子(4)を塊形状の分散性繊維素材(3
)間に分散して配置したことを特徴とする請求項1に記
載のインク吸収体。 3 吸水性高分子(4)をシート状の分散性繊維素材(
2)間に挟持したことを特徴とする請求項1に記載のイ
ンク吸収体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072589A JPH02259198A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | インク吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072589A JPH02259198A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | インク吸収体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259198A true JPH02259198A (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=13726341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8072589A Pending JPH02259198A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | インク吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02259198A (ja) |
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1989
- 1989-03-30 JP JP8072589A patent/JPH02259198A/ja active Pending
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