JPH0225841Y2 - - Google Patents

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JPH0225841Y2
JPH0225841Y2 JP1984149056U JP14905684U JPH0225841Y2 JP H0225841 Y2 JPH0225841 Y2 JP H0225841Y2 JP 1984149056 U JP1984149056 U JP 1984149056U JP 14905684 U JP14905684 U JP 14905684U JP H0225841 Y2 JPH0225841 Y2 JP H0225841Y2
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penetrating member
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hole
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JP1984149056U
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築用鋼材の接続装置に関する。
(従来の技術) 従来、建築物の窓硝子を取付けするために、H
型鋼その他の母材の両側にT型鋼その他の支材を
直角に接続して桝目状の囲枠を形成することが行
なわれている。この場合、母材と支材は地震等の
振動による硝子の破損の防止のために、互に遊動
可能に接続される。その1例は第1図及び第2図
示の如くであり、凹溝aを有する円筒形の2個の
保持片b,bの一方に丸軸cと他方に丸穴dを形
成し、該丸軸cを母材eに形成した円孔fに挿通
すると共にこれに丸穴dを嵌合させることにより
母材eの両側に保持片b,bを取付け、各凹溝a
に各支材gの端部を挿入してピンhで止め、ゴム
等の緩衝材iを母材eと支材g間及び各保持片b
と母材eの間に充填することにより母材eと支材
gを遊動可能に接続している(実公昭52−
42566)。
また、実開昭58−14508号公報に見られるよう
に、母材に丸軸状のシヤフトを挿通し、該シヤフ
トの両端部に夫々1対の保持片をボルトで固定
し、該保持片間に支材を保持する構成の接続装置
が提案されており、更に実公昭58−7846号公報に
見られるように、母材に挿通されるシヤフトを1
対の板材で構成し、該板材間に支材を挟んでボル
トで固定するようにした接続装置も提案されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の各凹溝aに支材gの端部を挿入する場
合、支材gを持ち、その両端を母材e,eの保持
片b,bの各凹溝a,aに同時に挿入する作業を
伴うが、支材gの長さLはこれを取付ける保持片
b,b間の長さlよりも長いので微妙に支材gを
動かし乍ら凹溝a,aに挿入しなければならず作
業性が悪い不都合がある。
また支材gはその重量にアンバランスがあるの
で保持片b,bに取付け後その丸軸cを中心とし
て母材eの円孔f内で保持片b,bと共に矢印方
向に旋回し勝ちであり、その防止のために特別の
手段を施す必要がある。
更に、実開昭58−14508号公報や実公昭58−
7846号公報に記載の装置は、ボルトを締付けする
作業が必要であり、やはり作業性が良くない不都
合がある。
本考案は支材を保持片に取付けする作業を簡単
化すると共に取付けた支材をその取付け位置に特
別の手段を施すことなく保持し得る接続装置を提
供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、H型鋼その他の母材に角形孔を形
成し、該角形孔にこれを適合する角形の貫通部材
を貫通して設け、該貫通部材の両端部にT型鋼そ
の他の支材の端部を保持する1対の保持片を夫々
設けるようにしたものに於いて、該貫通部材の左
右の側面に、上下1対で且つ該貫通部材の軸方向
に延びる突条を形成し、前記1対の保持片に該突
条に係合する凹溝を形成し、該凹溝内に貫通部材
に設けたクリツク突起と嵌合する凹孔を形成する
ことにより、前記目的を達成するようにした。
(作用) まず、隣接する2本の母材の角形孔に角形の貫
通材を夫々挿通し、各貫通材の一方の端部もしく
は両方の端部の下側に貫通材の突条と係合させて
夫々1個ずつ保持片を取付けする。該保持片は、
その凹溝を貫通材の突条に係合させてスライドす
ることにより、貫通部材に設けたクリツク突起が
凹溝の凹孔と嵌合し、固定される。
次に、接続する支材の両端部を取付けた各保持
片上に載せ、該支材の両端部の上側に夫々残りの
保持片を当ててこれの凹溝を各貫通材の突条と係
合させ乍らスライドすると、貫通部材のクリツク
突起と凹溝の凹孔とが係合して該保持片が止付け
される。この止付けによつて該支材の両端部は
夫々1対の保持片間に保持され、該支材の重量が
アンバランスであつても母材の角形孔により角形
の貫通材の旋回が阻止されるので支材が母材に対
して傾くことがない。保持片の止付けは、貫通材
のクリツク突起により行なわれるので、作業が簡
単になり、また、支材を下側の保持片上に直接載
せることが出来るので該支材の取付けが容易にな
る。
(実施例) 本考案の実施例を図面第3図乃至第5図につき
説明する。第3図はH型鋼の母材1とこれに接続
されるT型鋼支材2との配列関係を示すもので、
該母材1は平行に複数本立設され、各支材2の両
端は隣接する母材1に対し遊動可能に後記手段に
より接続される。3は母材1に形成した角形孔を
示し、該角形孔3の形状は図示のもののような四
角形に限らず鼓形の角形孔であつてもよい。
該角形孔3には第4図及び第5図のように該角
形孔3に適合する角形の貫通部材4を挿通し、該
貫通部材4の端部にこれと嵌合する凹溝5を有す
る保持片6,6を取付け、その間に遊動可能に支
材2が保持接続される。該貫通部材4の左右の側
面には、その軸方向に延びる上下1対の突条8,
8を形成し、各保持片6の凹溝5をその奥部に於
いて該突条8を抱持するように拡幅して蟻溝形の
係合が得られるように構成される。この蟻溝形の
係合とすることにより、略水平に置かれた貫通部
材4の保持片6を軸方向にスライドさせて挿入す
るだけで該保持片6が落下しないように該貫通部
材4に取付け得、該部材4にばね9に押されて出
没するクリツク突起10を設け、該保持片6の凹
溝5内に斜面12と該クリツク突起10と係合す
る凹孔11を形成したことにより、保持片6をス
ライド挿入するだけでクリツク突起10が凹孔1
1内に嵌合し、貫通部材4に固定取付け出来、作
業性が向上する。
(考案の効果) このように本考案によるときは、母材に形成し
た角形孔に、左右の両側に上下1対の突条を有し
且つクリツク突起を備えた貫通部材を挿通し、該
部材の端部に、該突条と係合する凹溝と該クリツ
ク突起が嵌合する凹孔を備えた1対の保持片を取
付けて該保持片間に支材を保持するようにしたの
で、支材の重量がアンバランスであつても貫通部
材は角形孔に係止され傾くことなく支材を保持し
得、1対の保持片は分離され夫々別個に貫通部材
にクリツク突起と凹孔の嵌合で取付け出来るの
で、ワンタツチで保持片を貫通部材に取付けし
得、支材の取付けにボルト止め作業が不要で作業
性が向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の截断平面図、第2図はその要
部の斜視図、第3図は本考案の実施例に於ける母
材と支材の関係を示す斜視図、第4図は本考案の
実施例の要部の断面図、第5図は第4図の−
線截断面図、である。 1……母材、2……支材、3……角形孔、4…
…貫通部材、5……凹溝、6……保持片、8……
突条、10……クリツク突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. H型鋼その他の母材に角形孔を形成し、該角形
    孔にこれに適合する角形の貫通部材を貫通して設
    け、該貫通部材の両端部にT型鋼その他の支材の
    端部を保持する1対の保持片を夫々設けるように
    したものに於いて、該貫通部材の左右の側面に、
    上下1対で且つ該貫通部材の軸方向に延びる突条
    を形成し、前記1対の保持片に該突条に係合する
    凹溝を形成し、該凹溝内に貫通部材に設けたクリ
    ツク突起と嵌合する凹孔を形成して成る建築用鋼
    材接続装置。
JP1984149056U 1984-10-03 1984-10-03 Expired JPH0225841Y2 (ja)

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JPS6165103U JPS6165103U (ja) 1986-05-02
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587846U (ja) * 1981-07-04 1983-01-19 松本 國男 目盛りつき粘着テ−プ
JPS5814508B2 (ja) * 1975-08-02 1983-03-19 株式会社東芝 基板に対するホトレジスト塗布法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814508U (ja) * 1981-07-22 1983-01-29 理研鋼機株式会社 型鋼の連結装置

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JPS6165103U (ja) 1986-05-02

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