JPH02258241A

JPH02258241A - タイヤ成形ドラムのハンドリング装置

Info

Publication number: JPH02258241A
Application number: JP1078188A
Authority: JP
Inventors: Masami Muramatsu; 村松　正実
Original assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Current assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、タイヤ成形ドラムのハンドリング装置に係
わり、更に詳しくはタイヤ成形機においてタイヤ成形ド
ラムの段取り替え時に、成形ドラムの交換を短時間に、
しかも容易に行うことが出来るようにすると共に、また
ブラダ−の交換も容易に行うことが出来るようにしたタ
イヤ成形ドラムのハンドリング装置に関するものである
。

（従来の技術〕従来、タイヤ成形機においてタイヤ成形ドラムの段取り
替えを行う時、タイヤ成形機への成形ドラムの脱着作業
は、フォークリフトを使用して行っていた。

また、ブラダ−の交換は、タイヤ成形機近傍の床上で行
っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

然しながら、上記のようにフォークリフトを使用して成
形ドラムの脱着作業を行うので、成形ドラムの嵌合部の
挿入作業がやりずらく、作業能率が極めて悪く、また危
険な作業であった。

また、ブラダ−の交換も床上で行うので、作業性が悪く
、精度劣化の原因となっていた。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる従来の課題に着目して案出されたも
ので、成形ドラムの脱着作業を簡単に、しかも安全に行
うことが出来、またブラダ−の交換作業の軽労化及び成
形ドラムの精度を維持することが出来るタイヤ成形ドラ
ムのハンドリング装置を提供することを目的とするもの
である。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記目的を達成するため、前後方向に移動可
能な台車上に、スライド装置を介して、前記台車の移動
方向と直交する方向に移動可能な支持台を設置し、この
支持台上に、昇降装置を介して垂直方向に昇降自在な架
台を設け、この架台上の四隅に、台車の移動方向と同一
方向に回転し、かつ成形ドラムを水平に支持する回転自
在な複数個の支持ローラを設けたことを要旨とするもの
である。

また、この発明は前後方向に移動可能な台車上に、スラ
イド装置を介して、前記台車の移動方向と直交する方向
に移動可能な支持台を設置し、この支持台上に、昇降装
置を介して垂直方向に昇降自在な架台を設け、この架台
上の四隅に、台車の移動方向と同一方向に回転し、かつ
成形ドラムを水平に支持する複数個の支持ローラを設け
ると共に、前記支持ローラ間の台車幅方向の中央に、両
端に成形ドラムの支持ローラを備え、かつ中間を揺動可
能に支持された左右一対の支持アームを配設したことを
要旨とするものである。

〔発明の作用〕

この発明は、上記のように構成され、成形ドラムの脱着
作業や、ブラダ−の交換作業を、従来のようにフォーク
リフトを使用することなく、昇降自在で、かつ移動可能
な台車上に載置して行うことで、成形ドラムの脱着作業
やブラダ−の交換を短時間に、しかも容易に行うことが
出来るようにし、成形ドラムの段取り替え作業を容易に
行うことが出来るようにしたことを特徴としている。

〔発明の実施例〕

以下、添付図面に基づき、この発明の詳細な説明する。

第１図〜第３図は、この発明を実施したハンドリング装
置の第１実施例を示し、第１図は側面図、第２図はその
正面図、第３図は平面図であって、台車ｌの底部四隅に
は、台車１を前後方向に移動させるための自在車輪２が
取付けられている。

前記、移動可能な台車１上には、スライド装置３を介し
て、前記台車１の移動方向と直交する方向に移動可能な
スライドプレート４が設置されており、スライド装置３
としては、台車ｌを転勤するローラ等を使用している。

また、スライドプレート４上には、支持台４ａが固定さ
れている。

前記スライドプレート４上には、昇降装置５及びガイド
ロッド６を介して水平状態で垂直方向に昇降自在な架台
７が支持台４ａを介して設置されている。この架台７は
、ブラケット８を介して前記ガイドロッド６に摺動可能
に嵌合された支持部材９と連結され、また架台７の中央
側面は、スライドプレート４に取付けられたガススプリ
ング等の補助揚力装置ｌＯを介して支持されている。

前記昇降装置５は、スライドプレート４上に設置された
駆動モータ１１と、支持台４ａ上の両側に設置されたス
モールジャキ１２とで構成され、左右のスモールジャキ
１２は、シャフト１３を介して連結されている。

上記スモールジャキ１２の一方は、スプロケット１４及
びチェーン１５を介して前記駆動モータ１１と接続され
、また左右のスモールジャキ１２は、その内部に組み込
まれた図示しない歯車機構を介して支持台４ａと架台７
との間に垂直に設置されたネジカバー１６で覆われたネ
ジシャフト（図示せず）に接続されている。

従って、駆動モータ１１が回転駆動すると、チェーン１
５及びスプロケット１４を介して接続された左右一対の
スモールジャキ１２が駆動し、これによりネジシャフト
が回転駆動して架台７を昇降させるように構成されてい
る。

また、前記架台７上の四隅には、台車１の移動方向と同
一方向に回転し、かつ成形ドラムＷを水平に支持する回
転自在な複数個の支持ローラ１７が配設されている。

なお、３０は台車１の走行ハンドルを示している。

この発明は、上記のように構成されているので、成形ド
ラムＷの脱着作業時には、走行ノ＼ンドル３０を持って
台車１を、図示しなタイヤ成形機の近傍まで移動させ、
そして、架台７を昇降装置５を介して所定位置まで上昇
させ、架台７を水平方向に移動させながら、この架台７
上に設けた回転自在な複数個の支持ローラ１７上に成形
ドラムＷを取外して移載させる。

また、逆に成形ドラムＷをタイヤ成形機に取付ける場合
には、交換する成形ドラムＷをストック場所に台車１を
移動させて複数個の支持ローラ１７上に載せ、そして成
形機側に移動させて成形ドラムＷを水平に移動させなが
ら成形機に取付けるのである。

このような操作により、成形ドラムＷを吊り上げたり、
持ち上げることなく、簡単にしかも正確に成形ドラムＷ
の脱着作業を行うことが出来るのである。

次に、第４図及び第５図は、この発明の第２実施例を示
すハンドリング装置の側面図と正面図を示し、台車１の
構成及びスライド装置３゜更に昇降装置５の構成は、上
記第１実施例と全く同様なので、同一符号を付して説明
は省略する。

この第２実施例は、成形ドラムＷの脱着作業と、プラグ
−の交換を容易に行うことが出来るように構成したもの
で、上記第１実施例と構成の相違する点は、支持台４ａ
上に、両端に成形ドラムＷの支持ローラ１Ｂを備え、か
つ中間を揺動可能に支持された左右一対の支持アーム１
９ａ、１９ｂを配設した構成である。

即ち、架台７上の四隅には、上記実施例と同様に、台車
１の移動方向と同一方向に回転し、かつ成形ドラムＷを
水平に支持する回転自在な複数個の支持ローラ１７が配
設され、この支持ローラ１７間の台車１幅方向の中央に
、両端に成形ドラムＷの回転自在な支持ローラ１８を備
え、かつ中間をブラケット２１に対してピン２０により
揺動可能に支持された左右一対の支持アーム１９ａ、１
９ｂが設けられている。

従って、支持ローラ７は、架台７と共に昇降可能である
が、支持ローラ１８は支持アーム１９ａ、１９ｂ及びブ
ラケット２１を介して支持台４ａに固定され、昇降はし
ないようになっている。

また支持アーム１９ａ、１９ｂは、支持台４ａとの間に
介設されたコイルスプリング２２を介して常時外側に開
く方向に附勢され、成形ドラムＷが載置された時、成形
ドラムＷの自重により、内側に閉じて、所謂カニ挟み状
に成形ドラムＷを回転自在に支持するように構成されて
いる。

この実施例では、上記のように構成されているので、成
形ドラムＷの脱着作動は、上記第１実施例と同様に行わ
れ、またドラムセグメントＷ１の両側に設けられたプラ
グ−Ｗ２の交換時には、成形ドラムＷの中央部を第４図
に示すように回転自在に支持するので、成形ドラムＷの
両側に取付けられるプラグ−の脱着も簡単に行うことが
出来、成形ドラムの精度維持を図ることが出来るのであ
る。

即ち、成形ドラムＷの脱着時（架台７の上昇時）は、支
持ローラ１７により成形ドラムＷを支持し、またプラダ
−Ｗ２の脱着時（架台７の下降限）には、支持ローラ１
８により成形ドラムＷを支持するものである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のように前後方向に移動可能な台車上
に、スライド装置を介して、前記台車の移動方向と直交
する方向に移動可能な支持台を設置し、この支持台上に
、昇降装置を介して垂直方向に昇降自在な架台を設け、
この架台上の四隅に、台車の移動方向と同一方向に回転
し、かつ成形ドラムを水平に支持する回転自在な複数個
の支持ローラを設けたので、成形ドラムの段取り替え作
業を短時間に、しかも容易に行うことが出来、また安全
で、しかも労力の軽減化を図ることが出来る効果がある
。

また、この発明は、前後方向に移動可能な台車上に、ス
ライド装置を介して、前記台車の移動方向と直交する方
向に移動可能な支持台を設置し、この支持台上に、昇降
装置を介して垂直方向に昇降自在な架台を設け、この架
台上の四隅に１６台車の移動方向と同一方向に回転し、
かつ成形ドラムを水平に支持する複数個の支持ローラを
設けると共に、前記支持ローラ間の台車幅方向の中央に
、両端に成形ドラムの支持ローラを備え、かつ中間を揺
動可能に支持された左右一対の支持アームを配設したの
で、成形ドラムの脱着作業を容易に行うことが出来ると
同時に、プラダ−の交換も簡単に、しかも精度良く行う
ことが出来、成形ドラムの交換作業及びプラダ−の交換
作業の軽減化を図ることが出来ると共に、作業能率を著
しく高めることが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は、この発明を実施したハンドリング装
置の第１実施例を示し、第１図は側面図、第２図はその
正面図、第３図は平面図、第４図及び第５図は、この発
明を実施したハンドリング装置の第２実施例を示す側面
図と正面図である。１・・・台車、３・・・スライド装置、４・・・スライ
ドプレート、４７・・・架台、ｌジャキ、１８支持アーム、ａ・・・支持台、５・・・昇降装置、

Claims

【特許請求の範囲】１、前後方向に移動可能な台車上に、スライド装置を介
して、前記台車の移動方向と直交する方向に移動可能な
支持台を設置し、この支持台上に、昇降装置を介して垂
直方向に昇降自在な架台を設け、この架台上の四隅に、
台車の移動方向と同一方向に回転し、かつ成形ドラムを
水平に支持する回転自在な複数個の支持ローラを設けた
ことを特徴とするタイヤ成形ドラムのハンドリング装置
。２、前後方向に移動可能な台車上に、スライド装置を介
して、前記台車の移動方向と直交する方向に移動可能な
支持台を設置し、この支持台上に、昇降装置を介して垂
直方向に昇降自在な架台を設け、この架台上の四隅に、
台車の移動方向と同一方向に回転し、かつ成形ドラムを
水平に支持する複数個の支持ローラを設けると共に、前
記支持ローラ間の台車幅方向の中央に、両端に成形ドラ
ムの支持ローラを備え、かつ中間を揺動可能に支持され
た左右一対の支持アームを配設したことを特徴とするタ
イヤ成形ドラムのハンドリング装置。