JPH022573Y2 - - Google Patents
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- JPH022573Y2 JPH022573Y2 JP12258583U JP12258583U JPH022573Y2 JP H022573 Y2 JPH022573 Y2 JP H022573Y2 JP 12258583 U JP12258583 U JP 12258583U JP 12258583 U JP12258583 U JP 12258583U JP H022573 Y2 JPH022573 Y2 JP H022573Y2
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- sheet
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシート成形用型に関し、量産前の試
作品成形用のテスト型として、製造容易で、安価
なものを提供しようとしている。
作品成形用のテスト型として、製造容易で、安価
なものを提供しようとしている。
従来より、発泡ポリスチレンシート等の発泡シ
ートを用いて、真空成形等のシート成形を行なう
ことは広く普及している。
ートを用いて、真空成形等のシート成形を行なう
ことは広く普及している。
上記シート成形に用いる成形型としては、本格
的な量産を行なうには金型を使用しているが、試
作段階のテスト成形用としては、型の形状変更や
コストを考慮して木型を使用していた。
的な量産を行なうには金型を使用しているが、試
作段階のテスト成形用としては、型の形状変更や
コストを考慮して木型を使用していた。
ところが、発泡シート等のシート成形品の場合
用途の上からも製品コストを出来るだけ安くする
必要があるとともに、製品の形状も様々で、形状
変更も頻繁に行なわれる特徴がある。そのため、
上記木型でも製作の手間や製作期間あるいは製作
コストが問題になり、より安価で容易に製作でき
るものが求められている。特に木型の場合、ケガ
キ作業に手間と技術を要し、加工にも熟練を必要
とする。また型が重くて持ち運びに不便な欠点も
あつた。
用途の上からも製品コストを出来るだけ安くする
必要があるとともに、製品の形状も様々で、形状
変更も頻繁に行なわれる特徴がある。そのため、
上記木型でも製作の手間や製作期間あるいは製作
コストが問題になり、より安価で容易に製作でき
るものが求められている。特に木型の場合、ケガ
キ作業に手間と技術を要し、加工にも熟練を必要
とする。また型が重くて持ち運びに不便な欠点も
あつた。
そこで、この考案においては、上記木型よりも
さらにコスト安価で製造も容易で、型の形状変更
にも容易に対応できるテスト成形用の成形型を提
供するものであり、その構成としては、合成樹脂
の発泡体からなる基部と、基部の表面に貼着され
た硬質シートとからなり、基部には、成形品への
凸形状形成用の凹部が、上記表面に貼着された硬
質シートを貫通して設けられていることを特徴と
している。
さらにコスト安価で製造も容易で、型の形状変更
にも容易に対応できるテスト成形用の成形型を提
供するものであり、その構成としては、合成樹脂
の発泡体からなる基部と、基部の表面に貼着され
た硬質シートとからなり、基部には、成形品への
凸形状形成用の凹部が、上記表面に貼着された硬
質シートを貫通して設けられていることを特徴と
している。
次いで、この考案の実施態様について図を参照
しながら以下に例示する。
しながら以下に例示する。
図示した実施例は、成形品としてヘツドフオン
付カセツトレコーダーの収納用包装枠を成形する
為の成形型を例示している。そしてこの考案はシ
ート成形のうち、雌型のみを使用する真空成形等
の成形方法に用いる成形型に関するものである。
付カセツトレコーダーの収納用包装枠を成形する
為の成形型を例示している。そしてこの考案はシ
ート成形のうち、雌型のみを使用する真空成形等
の成形方法に用いる成形型に関するものである。
第1図〜第6図に示すこの考案の成形型1は、
発泡ポリスチレン等の合成樹脂の発泡体にて厚板
状の基部30と、基部30の表面に接着剤等を用
いて貼着されている板紙等の硬質シート31から
なつている。そして、基部30には、成形品への
凸形状形成用の凹部10が、表面に貼着された硬
質シート31を貫通して設けられている。この凹
部10の形状、配置および形成個数は成形品の形
状に対応して自由に変更できる。上記硬質シート
31の材質としては、板紙あるいは板紙の表面に
合成樹脂フイルムを積層した加工紙、さらには合
成樹脂フイルムまたはシートで実施でき、何れも
表面が平滑で成形時の成形圧力や変形力に耐える
形状保持性に優れたものが望ましく、比較的厚手
のシートが使用される。
発泡ポリスチレン等の合成樹脂の発泡体にて厚板
状の基部30と、基部30の表面に接着剤等を用
いて貼着されている板紙等の硬質シート31から
なつている。そして、基部30には、成形品への
凸形状形成用の凹部10が、表面に貼着された硬
質シート31を貫通して設けられている。この凹
部10の形状、配置および形成個数は成形品の形
状に対応して自由に変更できる。上記硬質シート
31の材質としては、板紙あるいは板紙の表面に
合成樹脂フイルムを積層した加工紙、さらには合
成樹脂フイルムまたはシートで実施でき、何れも
表面が平滑で成形時の成形圧力や変形力に耐える
形状保持性に優れたものが望ましく、比較的厚手
のシートが使用される。
そして、凹部10の形成はカツター等の刃物に
よる切削、熱刃による熱溶融切削など、通常の発
泡体に対する加工手段が自由に採用できる。
よる切削、熱刃による熱溶融切削など、通常の発
泡体に対する加工手段が自由に採用できる。
各凹部10の底面にも硬質シート31が貼着さ
れているが、底面の面積が比較的狭い個所には硬
質シート31を貼着する必要はない。即ち上記し
た凹部底面の硬質シート31は、シート成形に使
用した際に圧力や変形力を直接受け易い底面部分
の変形や欠損を防ぐ補強効果がある。従つて特に
補強をする必要のない個所の底面には硬質シート
31を貼着していない(第6図参照)。
れているが、底面の面積が比較的狭い個所には硬
質シート31を貼着する必要はない。即ち上記し
た凹部底面の硬質シート31は、シート成形に使
用した際に圧力や変形力を直接受け易い底面部分
の変形や欠損を防ぐ補強効果がある。従つて特に
補強をする必要のない個所の底面には硬質シート
31を貼着していない(第6図参照)。
また凹部10のうち、内側面の一部には粘着紙
テープ等の補強用テープ11が貼着されている。
上記補強用テープ11は前記硬質シート31の貼
着し難い凹部10側面等の曲面部分の変形防止や
補強の為に用いるものである(第4図参照)。そ
して、補強用テープ11の材質は紙または、紙に
合成樹脂をコートした加工紙、あるいは合成樹脂
フイルムやシートが使用され、上記テープは凹部
10の曲面部分等に対応させ易いとともに成形品
に不要な段部を生じさせないように比較的薄いも
ので且つ柔軟性のあるものが望ましい。
テープ等の補強用テープ11が貼着されている。
上記補強用テープ11は前記硬質シート31の貼
着し難い凹部10側面等の曲面部分の変形防止や
補強の為に用いるものである(第4図参照)。そ
して、補強用テープ11の材質は紙または、紙に
合成樹脂をコートした加工紙、あるいは合成樹脂
フイルムやシートが使用され、上記テープは凹部
10の曲面部分等に対応させ易いとともに成形品
に不要な段部を生じさせないように比較的薄いも
ので且つ柔軟性のあるものが望ましい。
次に硬質シート31の上面には成形品外周のト
リミング線に沿つて短冊状の目印用テープ12が
貼着している。この目印用テープ12はトリミン
グ線の全周に沿つて貼着しておく必要はなく、各
辺毎に部分的に貼着しておけばよい。そして目印
用テープ12は成形品にわずかな段部が形成され
る程度の厚さがあればよく、テープの材質は前記
補強用テープ11と同様のものが使用される。但
し目印用テープ12は平坦な硬質シート31の上
面に貼着するので、あまり柔軟性は必要としな
い。
リミング線に沿つて短冊状の目印用テープ12が
貼着している。この目印用テープ12はトリミン
グ線の全周に沿つて貼着しておく必要はなく、各
辺毎に部分的に貼着しておけばよい。そして目印
用テープ12は成形品にわずかな段部が形成され
る程度の厚さがあればよく、テープの材質は前記
補強用テープ11と同様のものが使用される。但
し目印用テープ12は平坦な硬質シート31の上
面に貼着するので、あまり柔軟性は必要としな
い。
さらに型上面において、13は小突起部であ
り、成形品の形状に対応して成形型1上面に凸形
状部分が必要な場合に設けるものであり、図の場
合、成形品にV字状の折曲溝を形成するため、三
角形状をなす合成樹脂棒材にて形成された複数本
の小突起部13を、硬質シート31の上面に貼着
している(第5図参照)。小突起部13の材質は、
合成樹脂材または、硬質の合成樹脂発泡体、ある
いは木材、その他比較的硬質で変形し難いものを
使用する。これは、成形型上面に突出する小突起
部13には成形時に大きな力が加わるので、強度
を必要とするとともに、正確で細かな形状の成形
を行なう為には上記硬質の素材が好ましいのであ
る。
り、成形品の形状に対応して成形型1上面に凸形
状部分が必要な場合に設けるものであり、図の場
合、成形品にV字状の折曲溝を形成するため、三
角形状をなす合成樹脂棒材にて形成された複数本
の小突起部13を、硬質シート31の上面に貼着
している(第5図参照)。小突起部13の材質は、
合成樹脂材または、硬質の合成樹脂発泡体、ある
いは木材、その他比較的硬質で変形し難いものを
使用する。これは、成形型上面に突出する小突起
部13には成形時に大きな力が加わるので、強度
を必要とするとともに、正確で細かな形状の成形
を行なう為には上記硬質の素材が好ましいのであ
る。
なお成形型1の外周側面には変形防止用の補強
テープ14が捲回貼着してある。これは成形時に
成形型1に大きな圧力や変形力が加わつた場合
に、成形型1全体の膨張や変形あるいは割れや亀
裂の発生を防止する為に有効である。
テープ14が捲回貼着してある。これは成形時に
成形型1に大きな圧力や変形力が加わつた場合
に、成形型1全体の膨張や変形あるいは割れや亀
裂の発生を防止する為に有効である。
上記成形型1の基部30となる発泡体として
は、ポリスチレンのほかアクリル、ウレタン、フ
エノール等の各種樹脂からなる発泡体が使用され
る。そして発泡体の硬さあるいは発泡倍率として
は、成形時に変形を起し難い程度の強度を有する
とともに、成形型1に対する凹部10の切削形成
等が容易で、且つ持ち運びの為に軽量性を損なわ
ない程度のものを用いる。
は、ポリスチレンのほかアクリル、ウレタン、フ
エノール等の各種樹脂からなる発泡体が使用され
る。そして発泡体の硬さあるいは発泡倍率として
は、成形時に変形を起し難い程度の強度を有する
とともに、成形型1に対する凹部10の切削形成
等が容易で、且つ持ち運びの為に軽量性を損なわ
ない程度のものを用いる。
次に硬質シート31の表面に予め、凹部10や
小突起部13等の形成位置、外形、深さなどの形
状寸法等を指示する、成形形状指示部50を複写
あるいは印刷等にて表示しておけば、雌型1に凹
部10を切削形成する際に、上記指示部50に従
つて凹部10などを切削あるいは貼着して形成す
れば、型面にケガキをする手間が省け、型の製作
が非常に簡単に行なえる。
小突起部13等の形成位置、外形、深さなどの形
状寸法等を指示する、成形形状指示部50を複写
あるいは印刷等にて表示しておけば、雌型1に凹
部10を切削形成する際に、上記指示部50に従
つて凹部10などを切削あるいは貼着して形成す
れば、型面にケガキをする手間が省け、型の製作
が非常に簡単に行なえる。
なお上記成形形状の指示部50としては、成形
品または成形型の設計図面のうちの平面図を利用
し、上記図面を硬質シート3の表面に複写すれ
ば、簡単に指示部50が形成でき、作業の能率化
に効果的である(第7図参照)。
品または成形型の設計図面のうちの平面図を利用
し、上記図面を硬質シート3の表面に複写すれ
ば、簡単に指示部50が形成でき、作業の能率化
に効果的である(第7図参照)。
以上に述べた成形型1を用いるシート成形方法
について説明する。
について説明する。
まず、加熱昇温された原反の発泡シート4を成
形型1の上部に保持する。次に成形型1上面から
真空吸引することによつて、発泡シート4を雌型
となる成形型1の凹部10等に沿つて吸着変形さ
せて、所要の成形加工を施すもので、上記一連の
工程については、従来の真空成形によるシート成
形と全く同様に行なわれる(第8図参照)。
形型1の上部に保持する。次に成形型1上面から
真空吸引することによつて、発泡シート4を雌型
となる成形型1の凹部10等に沿つて吸着変形さ
せて、所要の成形加工を施すもので、上記一連の
工程については、従来の真空成形によるシート成
形と全く同様に行なわれる(第8図参照)。
なお、真空成形を行なう場合には、成形型1側
から真空吸引を行なう必要がある。その為には、
成形型1の凹部10底面等に真空吸引孔を穿孔し
てこの真空吸引孔の他端に適宜真空配管を連結し
てもよいが、上記真空吸引孔を形成せず、成形型
1底面等に真空配管を連結し、成形型1の基部3
0を構成する発泡体の発泡粒子間の隙間を通し
て、成形型1上面の原反発泡シート4を吸引する
こともできる。なおこの場合には成形型1の凹部
10内側面等に、硬質シート31等が貼着されて
いない発泡体が直接露出する部分を設けておく
か、硬質シート31等の一部に真空吸引用の貫通
孔を形成しておく必要がある。
から真空吸引を行なう必要がある。その為には、
成形型1の凹部10底面等に真空吸引孔を穿孔し
てこの真空吸引孔の他端に適宜真空配管を連結し
てもよいが、上記真空吸引孔を形成せず、成形型
1底面等に真空配管を連結し、成形型1の基部3
0を構成する発泡体の発泡粒子間の隙間を通し
て、成形型1上面の原反発泡シート4を吸引する
こともできる。なおこの場合には成形型1の凹部
10内側面等に、硬質シート31等が貼着されて
いない発泡体が直接露出する部分を設けておく
か、硬質シート31等の一部に真空吸引用の貫通
孔を形成しておく必要がある。
以上のようにして成形された発泡シート4に
は、成形型1の凹部10側に突出する物品収納用
の凸形状40、および成形型1の小突起部13に
対応するV字状の折曲溝41等の凹凸形状が成形
される。
は、成形型1の凹部10側に突出する物品収納用
の凸形状40、および成形型1の小突起部13に
対応するV字状の折曲溝41等の凹凸形状が成形
される。
また成形品のトリミング外周個所には、成形型
1の目印用テープ12に対応するトリミング用段
部42が形成される(第9図参照)。
1の目印用テープ12に対応するトリミング用段
部42が形成される(第9図参照)。
そして上記トリミング用段部42に沿つて打抜
き切断すれば、成形品Aが完成する。(第10図
参照)。
き切断すれば、成形品Aが完成する。(第10図
参照)。
上記のようにしてテスト成形を行なつた後、型
の形状変更を行なう場合には、成形型1の凹部1
0を切削したり、凹部10内に発泡体の小片を貼
着すれば細かな型修正も容易である。
の形状変更を行なう場合には、成形型1の凹部1
0を切削したり、凹部10内に発泡体の小片を貼
着すれば細かな型修正も容易である。
以上のようにして成形された成形品である包装
用枠Aは、折曲溝41を利用して角枠状に組立て
るとともに、枠内方の凸形状40間にヘツドフオ
ンHやカセツトレコーダーC等を収納して緩衝保
護を果すものである(第11図参照)。
用枠Aは、折曲溝41を利用して角枠状に組立て
るとともに、枠内方の凸形状40間にヘツドフオ
ンHやカセツトレコーダーC等を収納して緩衝保
護を果すものである(第11図参照)。
但し、この考案の成形型は、上記実施例に限ら
ず、種々の凹凸形状を有する成形品を成形する為
の、各種シート成形用型に自由に適用できるもの
である。
ず、種々の凹凸形状を有する成形品を成形する為
の、各種シート成形用型に自由に適用できるもの
である。
以上のごとく構成されたこの考案の成形型は、
雌型となる成形型1を合成樹脂の発泡体からなる
基部30にて形成したことによつて、木型に比べ
型重量の大幅な削減を図れ、持ち運び等の取扱い
が非常に楽になる。また成形型1への成形用凹部
10の形成は、カツターによる切削等で容易に加
工でき、型の製作が簡単で製作能率も向上し、型
のコストも非常に安価になる。
雌型となる成形型1を合成樹脂の発泡体からなる
基部30にて形成したことによつて、木型に比べ
型重量の大幅な削減を図れ、持ち運び等の取扱い
が非常に楽になる。また成形型1への成形用凹部
10の形成は、カツターによる切削等で容易に加
工でき、型の製作が簡単で製作能率も向上し、型
のコストも非常に安価になる。
そして、この考案の場合には、基部30の表面
に硬質シート31を貼着していることにより、型
全体の強度、特に外力の加わり易い型表面の強度
を高め耐変形性を向上するとともに、発泡体の粒
子による表面の凹凸が、平滑な硬質シート31で
被覆されるので、成形時における発泡シート4の
滑りが良くなり、成形品Aの表面仕上りも良好に
なる。
に硬質シート31を貼着していることにより、型
全体の強度、特に外力の加わり易い型表面の強度
を高め耐変形性を向上するとともに、発泡体の粒
子による表面の凹凸が、平滑な硬質シート31で
被覆されるので、成形時における発泡シート4の
滑りが良くなり、成形品Aの表面仕上りも良好に
なる。
さらに成形時に真空吸引を行なう場合には、基
部30が発泡体からなる成形型であるから、吸引
孔の穿孔形成等も容易である。しかも上記吸引孔
を型上面まで貫通形成せずとも、型裏面から発泡
体の粒子間の隙間を通して吸引もしくは通気する
ことができ、複雑な吸引孔の形成を省くことも可
能である。これは特に形状変更を行なつた場合に
も吸引孔等の位置修正を行なう必要がなくなり好
都合である。
部30が発泡体からなる成形型であるから、吸引
孔の穿孔形成等も容易である。しかも上記吸引孔
を型上面まで貫通形成せずとも、型裏面から発泡
体の粒子間の隙間を通して吸引もしくは通気する
ことができ、複雑な吸引孔の形成を省くことも可
能である。これは特に形状変更を行なつた場合に
も吸引孔等の位置修正を行なう必要がなくなり好
都合である。
以上のように、成形個数が少なく、それほど高
度な耐久性を要求されないテスト成形用の成形型
としては、従来の木型に劣らない成形性能を有す
る成形型であり、しかも製作容易で形状変更にも
対応し易く製作コストも非常に安価な成形型を提
供でき、シート成形全体のコストダウン、需要の
拡大に大きく貢献できるものである。
度な耐久性を要求されないテスト成形用の成形型
としては、従来の木型に劣らない成形性能を有す
る成形型であり、しかも製作容易で形状変更にも
対応し易く製作コストも非常に安価な成形型を提
供でき、シート成形全体のコストダウン、需要の
拡大に大きく貢献できるものである。
図はこの考案の実施態様を例示するものであ
り、第1図は型の平面図、第2図は正面図、第3
図は断面図、第4図は前図のA部拡大図、第5図
はB部拡大図、第6図は第1図−線における
拡大断面図、第7図は成形形状指示部をあらわす
要部拡大斜視図、第8図は成形使用時の断面図、
第9図は成形後の発泡シートの切断端面図、第1
0図は成形品の斜視図、第11図は使用状態の断
面図である。 1……成形型、10……成形用凹部、11……
補強用テープ、12……トリミング目印用テー
プ、30……基部、31……硬質シート、4……
原反シート、A……成形品。
り、第1図は型の平面図、第2図は正面図、第3
図は断面図、第4図は前図のA部拡大図、第5図
はB部拡大図、第6図は第1図−線における
拡大断面図、第7図は成形形状指示部をあらわす
要部拡大斜視図、第8図は成形使用時の断面図、
第9図は成形後の発泡シートの切断端面図、第1
0図は成形品の斜視図、第11図は使用状態の断
面図である。 1……成形型、10……成形用凹部、11……
補強用テープ、12……トリミング目印用テー
プ、30……基部、31……硬質シート、4……
原反シート、A……成形品。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂の発泡体からなる基部と、基部の表
面に貼着された硬質シートとからなり、基部に
は、成形品への凸形状形成用の凹部が、上記表
面に貼着された硬質シートを貫通して設けられ
ていることを特徴とするシート成形用型。 2 硬質シートが板紙からなる上記実用新案登録
請求の範囲第1項記載のシート成形用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12258583U JPS6029617U (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | シ−ト成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12258583U JPS6029617U (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | シ−ト成形用型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029617U JPS6029617U (ja) | 1985-02-28 |
JPH022573Y2 true JPH022573Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30280147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12258583U Granted JPS6029617U (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | シ−ト成形用型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029617U (ja) |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP12258583U patent/JPS6029617U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6029617U (ja) | 1985-02-28 |
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