JPH02257166A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02257166A
JPH02257166A JP1079572A JP7957289A JPH02257166A JP H02257166 A JPH02257166 A JP H02257166A JP 1079572 A JP1079572 A JP 1079572A JP 7957289 A JP7957289 A JP 7957289A JP H02257166 A JPH02257166 A JP H02257166A
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JP
Japan
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toner
image
density
signal
photoreceptor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1079572A
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English (en)
Inventor
Koji Tanimoto
弘二 谷本
Kazuo Sasama
和雄 笹間
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02257166A publication Critical patent/JPH02257166A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばレーザプリンタ、デジタル複写機、フ
ァクシミリ装置等に用いられる画像形成装置に関する。
(従来の技術) 従来、写真等の階調性を有する画像を、階調性を保持し
りつ二値化する手法として組織的デイザ法、面積階調法
等が用いられており、また、レーザプリンタにおいては
レーザ駆動パルスのパルス幅を可変として階調表現を実
現するパルス幅変調法が用いられている。一方、文字・
線図等の階調性を有しない画像は単純二値化手法により
二値化を行なうことにより画像を形成している。このよ
うに、1つの画像情報の中であっても写真又は文字等の
各領域を識別し、それぞれ画像の特徴に応じた二値化手
法を用いて二値化することにより良好な画質を得るため
の種々の工夫がなされているのが一般的である。
その一方、画像形成装置が置かれる環境の変化、例えば
温度、湿度、気圧、さらには感光体の経時変化等により
帯電チャージャから感光体への放電特性、感光体の帯電
特性等が変化し、これら特性の変化により形成される画
像の質が左右され、特に現像剤が多く付着する高濃度領
域の画質が安定しないという欠点があった (発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように画像形成装置が置かれる環境
の変化、例えば温度、湿度、気圧、さらには感光体の経
時変化等により帯電チャージャから感光体への放電特性
、感光体の帯電特性等が変化し、これら特性の変化によ
り形成される画像の質が左右され、特に高濃度領域を表
現した際の画質が安定しないという欠点を解消するため
になされたもので、装置が置かれる環境の変化に左右さ
れず、特に中間調の画像であっても良好な画質を得るこ
とのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置は、画像情報に応じた光を発光す
る発光手段と、この発光手段の光出力が照射される感光
体と、この感光体の帯電を制御する帯電制御手段と、こ
の帯電制御手段の制御により帯電された前記感光体に、
前記発光手段の光出力を照射することにより前記画像情
報に応じた静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、こ
の静電潜像形成手段により前記感光体上に形成された前
記静電潜像を現像バイアスを印加することにより現像し
てトナー像を得る現像手段とを具備した画像形成装置に
おいて、前記感光体上に形成されたトナー像のトナー濃
度を、前記現像手段の現像バイアスを増減させることに
より制御する第1の制御手段と、この第1の制御手段に
より前記感光体上に形成されたトナー像のトナー濃度が
制御された後、前記感光体上に形成されたトナー像のト
ナー濃度を、前記発光手段の発光出力を増減させること
により適正値に制御する第2の制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
(作用) 本発明は、感光体上に形成されたトナー像の高濃度領域
の画像濃度を、現像バイアスを調整し、次いで感光体上
に形成されたトナー像の画像濃度を発光手段の発光出力
を調整することにより適正値に設定し、しかる後に一連
の画像形成動作を行なうようにしたものである。かかる
画像濃度のチエツクを適宜実施することにより環境変化
に左右されない良好な画像を得ることができるものとな
っている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、半導体レーザーを用いた電子写真方式の画像
形成装置の外観を示し、第3図はその内部構成を示す。
この画像形成装置(レーザープリンタ)は、電子計算機
、ワードプロセッサなどの外部装置であるホストシステ
ム(図示しない)とインターフェイス回路等の伝送コン
トローラを介して結合された状態となっている。そして
、ホストシステムより印字開始信号を受けると画像記録
動作を開始し、被転写材としての用紙に記録して出力さ
せるようになっている。
この画像形成装置は、次のような構成となっている。
すなわち、図中1は装置本体であり、この装置本体1内
の中央部には第3図に示すように主制御基板2が配置さ
れている。そして、この主制御基板2の後方(第3図の
状態において右側方向)には画像を形成するための電子
写真プロセスユニット3が配置されておりまた、前方下
部には複数枚の機能追加用制御基板4を複数枚収容する
制御基板収容部5がまた、前方上部には排紙部6が形成
された状態となっている。
前記機能追加用制御基板4は機能追加(例えば書体、漢
字等の種類を増設など)の程度に応じて最大3枚まで装
着できるようになっており、さらに、最下段に位置する
機能追加用制御基板4の前端縁部に配設された3個所の
ICカード用コネクタ16・・・に機能追加用ICカー
ド17を挿入することによりさらに機能を追加できるよ
うになっている。また最下段に位置する機能追加用制御
基板4の左端面部には、2つのインターフェイス・コネ
クタ(図示しない)が配設された状態となっており、こ
れらインターフェイス・コネクタは装置本体1の左側面
部に形成された開口部18(第2図参照)に対向するよ
うになっている。
また、装置本体1内下部は、給紙カセット7を収容する
カセット収容部8となっている。
前記排紙部6は、第2図に示すように装置本体1の前部
上面に形成された凹所からなりその前端縁部には、排紙
部6に折重ねたり、図のように展開できる回動可能な排
紙トレイ9が設けられている。さらに、この排紙トレイ
9の前端中央部には、切欠部9aが形成されているとと
もに、この切欠部9aに収容したり、第3図のように展
開できる回動可能なコ字状の補助排紙トレイ10が設け
られている。そして、排紙される用紙Pのサイズに応じ
て排紙部6の大きさを調節できるようになっている。
さらに、この排紙部6の左側に位置する装置本体の左枠
部1aの上面には、表示用LED11.2桁の状態表示
用の7セグメント表示器12、及びスイッチ13を配置
したコントロールパネル14が配置されているとともに
、装置本体1の後面側には、手差しトレイ15が装着さ
れた状態となっている。
次に、帯電、露光、現像、転写、剥離、清掃、及び定着
等の電子写真プロセスを行なう前記電子写真プロセスユ
ニット3について第3図及び第4図を参照して説明する
ユニット収容部のほぼ中央部に位置して像担持体として
のドラム状感光体20が配置されており、この感光体2
0の周囲には、その回転方向に沿ってスコロトロンから
なる帯電チャージャ21、静電潜像形成手段としてのレ
ーザー露光ユニット22の露光部22a1現像工程と清
掃(クリーニング)工程とを同時に行なう磁気ブラシ式
の現像装置23、スコロトロンからなる転写チャージャ
24、メモリ除去ブラシ25、及び前露光ランプ26が
順次配設されている。
また、装置本体1内には、給紙カセット7から給紙手段
27を介して給紙された用紙P及び手差しトレイ15か
ら手差し給紙された用紙Pを前記感光体20と転写チャ
ージャ24との間の画像転写部28を経て装置本体1の
上面側に設けられた排紙部6に導く用紙搬送路29が形
成されている。
また、この用紙搬送路29の画像転写部28の上流側に
は、搬送ローラ対30.アライニング口う対31.及び
搬送ローラ対32が配置され、下流側には定着ユニット
33及び排紙ローラユニット34が配置されている。さ
らに、搬送ローラ対32の配設位置の上方には、冷却フ
ァンユニット35が配設された状態となっている。
なお、アライニングローラ対31の近傍にはアライニン
グスイッチ36が設けられているとともに画像転写部2
8の近傍には搬送ガイド37が設けられている。
しかして、ホストシステムにより印字開始信号を受ける
とドラム状感光体20が回転するとともに、感光体20
は帯電チャージャ21で帯電される。次にホストシステ
ムよりのドツトイメージデータを受けて変調されたレー
ザービームaをレーザー露光ユニット22を用いて上記
感光体20上に走査露光し、感光体20上に画像信号に
対応した静電潜像を形成する。この感光体20上の静電
潜像は、現像装置23の現像剤磁気ブラシD′中のトナ
ーtによって現像され顕像化される。
一方、このトナー像の形成動作に同期して給紙カセット
7から取出されたり手差しトレイ15から手差し供給さ
れた用紙Pが、アライニングロラ対31を介して送り込
まれ、予め感光体20上に形成された上記トナー像が転
写チャージャ24の働きにより用紙Pに転写される。つ
いで、用紙Pは用紙搬送路29を通過して定着ユニット
33に送り込まれ前記トナー像が用紙Pに溶融定着され
る。そして、この後、排紙ローラユニット34を介して
排紙部6に排出される。
なお、用紙P上にトナー像を転写した後、感光体20上
に残った残留トナーは、導電性ブラシからなるメモリ除
去ブラシ25により除去されてメモリ除去がなされる。
また、第4図に示すように前記定着ユニット33は、ヒ
ータランプ40を内蔵したヒートローラ41と、このヒ
ートローラ41に圧接された加圧ローラ42を備え、こ
れら定着ローラとしてのローラ41,42間を用紙Pが
通過することによりトナー像が用紙Pに溶融定着される
ようになっている。
また、上記ヒートローラ41及び加圧ローラ42は下部
ケーシング43及び上部ケーシング44により囲繞され
ており、定着に必要な良好な温度雰囲気を確保するよう
に外部に極力熱が逃げないような構造となっている。
上記ヒートローラ41には、クリーナ45が接した状態
となっており、常に良好な定着が行なえるように清浄な
状態となっているとともに、サーミスタ46により定着
に必要な温度に保つように温度制御がなされる構成とな
っている。
また、上部ケーシング44内かつヒートローラ41と加
圧ローラ42との接触部47の上流側近傍には、用紙ガ
イド48が配置され、定着ユニット33に導かれた用紙
Pの先端を確実にヒートローラ41と加圧ローラ42と
の間に案内するようになっている。なお、定着ユニット
33の用紙出口側には、下部ケーシング43と一体に用
紙ガイド4つが設けられていて、定着済の用紙Pを排紙
ローラユニット34に導くようになっている。
また、転写チャージャ24の搬送方向側に位置して配置
されて用紙Pの非画像面側を案内する前記搬送ガイド3
7は、接地状態となっていて用紙Pを静電的に吸引浮上
させる働きをする。
また、前記排紙ローラユニット34は、下部ローラ50
と上部ローラ51とからなり、その搬送方向には用紙P
の非画像形成面側に接触する除電ブラシ52が設けられ
た状態となっている。上部ローラ51及び除電ブラシ5
2を含む上半分は、前記搬送ガイド37.転写チャージ
ャ24などと装置本体1のトップカバー60の下面側に
取付けられた状態となっている。
前記トップカバー60は、装置本体1の後端側上部に設
けられた支軸61を回動支点として第5図に示すように
最大120°程度まで回動変位可能となっており、必要
に応じて用紙搬送路29の大部分を露出させることがで
きるようになっているとともに、用紙搬送路29に対向
する機器を露出させることができるようになっている。
そして、用紙Pの詰まり除去作業や、機器の保守点検及
び交換作業が容易に行なえるようになっている。なお、
第5図に示す62はオゾンフィルタであり、63はトナ
ーカートリッジである。
また、第3図に示す装置本体1のリヤカバー64も支軸
65を介して開閉自在となっており、用紙搬送路29の
起端側、すなわち、給紙手段27により取出された用紙
Pを案内する湾曲搬送部を開放できるようになっており
、この部分に詰まった用紙Pを容易に取り除くことがで
きるようになっている。
また、第4図に示すように、前記レーザー露光ユニット
22は、半導体レーザー発振器90(詳図しない)、ポ
リゴンミラー91とミラーモータ92からなるポリゴン
スキャナ93、fe用の第2レンズ95、fe用の第2
レンズ95、走査されたレーザー光aを所定の位置へ走
査するための反射ミラー96.97等から構成されてい
る。
また、このレーザー露光ユニット22の制御基板101
は、コネクタ102を介して前記主制御基板2に接続さ
れている。
さらに、レーザー露光ユニット22は、底面側が開口す
る合成樹脂製のケーシング103内に収容され、このケ
ーシング103の底面開口部は金属製のシールド板10
4で閉塞された状態となっているとともに、ケーシング
103の上面側には金属製の補強板兼用のシールドカバ
ー105が重合された状態となっている。シールドカバ
105には、導電性の接触片106が接続されており、
レーザー露光ユニット22を図示しない取イ」手段を介
して所定位置に取付けた際に、この接触片106が現像
装置23をスライド自在に案内する金属製のガイドレー
ルに接触した状態となり、帯電チャージャ21等からの
静電的な悪影響が内部に及ぶことによる誤動作を防止す
るようになっている。
なお、前記感光体20は、有機光導電体を用いており、
アルミニューム筒の表面に電荷発生層と、この電荷発生
層を被覆する電荷輸送層とを形成した構成となっている
また、現像装置23は、電子写真方式のプロセスの簡素
化を行なうために、反転現像法を採用し、かつ、転写残
りトナーtの除去を現像と同時に行なう方法を採用して
いる。この現像装置23は、第4図に示すように現像剤
収容部120を有したケーシング121内に、感光体2
0及びこれに対向して現像ローラ122が設けられてい
るとともに現像剤収容部120には、トナー(着色粉)
tとキャリヤ(磁性粉)Cとからなる二成分現像剤りが
収容されている。また、前記現像ローラ122の表面に
形成された現像剤磁気ブラシD′の感光体20との摺接
部、すなわち現像位置123よりも感光体20の回転方
向の上流側には現像剤磁気ブラシD′の厚みを規制する
ドクタ124が設けられた状態となっている。さらに、
現像剤収容部120には、第1.第2の現像剤攪拌体1
25,126が収容されている。なお、現像装置23に
は、トナー補給装置としてのトナーカートリッジ63(
第5図参照)が装着されていて現像剤収容部120にト
ナーtを適宜補給するようになっている。
また、現像ローラ122は、3つの磁極部127.12
8,129を有した磁気ロール130と、この磁気ロー
ル130に外嵌され図中時計方向に回転する非磁性のス
リーブ131とから構成されている。磁気ロール130
の3つの磁極部127,128,129の内、現像位置
123に対向する磁極部128はN極であり、他の磁極
部127,128はS極となっている。また、磁極部1
27と磁極部128との間の角度θ1 (第4図参照)
は150″、磁極部128と磁極部129との間の角度
θ2 (第4図参照)は120°に設定されている。そ
して、二成分現像剤りを使用する磁気ブラシ現像による
機械的な掻き取り力と反転現像によるところの帯電電位
と磁気ブラシD′に印加される現像バイアスの電位差に
より、感光体20上の静電潜像の現像と同時に機械的、
電気的に残留トナーtを回収するようになっている。
さらに、第5図に示すように、この現像装置23には、
感光体20.帯電チャージャ21.メモリ除去ブラシ2
5等が一体に組込まれて、プロセスカートリッジ85を
構成しており、このプロセスカートリッジ85は装置本
体1内に出し入れできるようになっている。また、プロ
セスカートリッジ85の上面側にはアライニングローラ
対31の下側ローラ31aを清掃するクリーニングブラ
シ144が取付けられた状態となっている。
次に、本画形成装置の制御系統につき第6図に示すブロ
ック図を参照して説明する9図において、401は外部
装置で、前述したインターフェイス・コネクタを介して
接続されるものである。この外部装置401としては、
電子計算機、ワードプロセッサ、画像処理装置などのホ
ストシステムか接続される。この外部装置401はイン
ターフェイス回路402を介して本装置と電気的に接続
される。
このインターフェイス回路402のインターフェイス信
号としては次にものが用意されている。
つまり、IVCLKO信号は本装置から外部装置402
に出力するクロック信号であり、外部装置401は、こ
のクロック信号に同期して8ビツトの画像データIVD
AT70〜00を出力する。
IH8YNO信号は水平同期信号で1走査分の画像デー
タの転送に先立って本装置から外部装置401に出力す
るものである。I DAT71〜01信号は双方向性の
8ビツトデータバスの信号で、このバスを介して外部装
置401からのコマンド(指令)を受取るとともに、本
装置の状態を示すステータスを外部装置401に出力す
る。
ID5TAO信号は上記8ビツトデータバスのデータ転
送の方向を定める信号、l5TBO信号はコマンドを本
装置が受信するためのストローブ信号でいずれも外部装
置401から出力される。
IBSYO信号は本装置が外部装置401からのコマン
ドを処理中であることを示すビジー信号である。IAT
N1信号は外部装置401が早急に知るべき事態が本装
置に生じた時に本装置が出力するアテンション信号であ
る。IPRDYO信号は本装置がレディ状態にあること
を示す信号である。IPRIMEO信号は外部装置40
1が本装置に出力するリセット信号である。l5CLR
I信号は、本装置の電源オン時とオフ時に本装置が外部
装置401に対して出力するクリア信号である。
このインターフェイス回路402から本装置内部に取込
まれた信号は、コントロール回路403及び画像信号処
理回路407に供給される。
上記コントロール回路403にはマイクロコンピュータ
及びその周辺回路から構成されており、各種データの処
理及び各種の制御を行っている。
このコントロール回路403の主な機能を列挙すると、
以下の通りである。
(1)インターフェイス回路402からの情報、つまり
外部装置401からのコマンドを解読し、その指示に従
って装置各部を制御する。また、そのコマンドに対応す
るステータスをインターフェイス回路402を通して外
部装置401に出力する。またIATNI信号、I P
RDYO信号、l5CLRI信号の出力制御を行う。
(2)コントロールパネル14のLEDllや7セグメ
ント表示器12を駆動するデイスプレィ回路404に対
してその表示内容を出力する。
(3)各種ソレノイド405に対してそのオン。
オフの制御を行なう。
(4)各種スイッチ406からの情報を取り込み処理す
る。
(5)画像信号処理回路407に対し、各種パラメータ
の設定及び内部発生パターンデータの送出を行なう。
(6)ミラーモータ・レーザ駆動回路408に対し、ミ
ラーモータ92のオン・オフ制御及びレーザ発光のパワ
ー設定及びパワーモニタを行なう。
(7)トナー濃度センサ413及び414の発光ダイオ
ードのオン・オフを制御し、両センサ413.414か
らのトナー濃度情報を処理する。
(8)高圧電源415に対する制御を行なう。つまり、
帯電チャージャ21に対する出力のオン・オフ制御及び
出力パワー設定、帯電グリッド410に対する出力のオ
ン・オフ制御及び出力パワー設定、転写チャージャ24
に対する出力のオン・オフ制御及び出力パワー設定、転
写グリッド409に対する出力のオン・オフ制御及び出
力パワー設定、現像バイアスに対する出力のオン・オフ
制御及び出力パワー設定、メモリ除去ブラシ25に対す
る出力のオン・オフ制御及び出力パワー設定を行なう。
また、各出力が正常に動作しているかのモニタも行なっ
ている。
(9)メインモータ420のオン・オフ制御及び定常回
転を行なっているかのモニタを行なってい2す る。
(10)ファンモータ421のオン・オフ制御を行なっ
ている。
(11)前露光ランプ26のオン・オフ制御を行なって
いる。
(12)定着ユニット33のヒートローラ41の温度を
モニタし、ヒータランプ40のオン・オフ制御を行なっ
ている。
以上、簡単に説明したようにコントロール回路403は
本装置の指令部に相当する。
次に、インターフェイス回路402、コントロール回路
403、画像信号処理回路407、ミラーモータ・レー
ザ駆動回路408、ミラーモータ92、半導体レーザ発
振器90、フォトダイオード411、感光体20の相互
の関係を詳細に説明する。
第6図に模式的に示したように、半導体レーザ発振器9
0から発光したレーザ光は、ミラーモータ92により図
示矢印方向に回転されポリゴンミラー91により反射さ
れ、感光体20上を左から右にスキャンする。なお、フ
ォトダイオード4]1は感光体20の左に位置し、レー
ザビームaは感光体20をスキャンする前にこのフォト
ダイオード411上をスキャンする。これによりBDI
信号が発生しBDO信号の基になる。
上記スキャンの際の各信号のタイミングチャートを第7
図に示す。図において、SMPO信号は画像領域外で半
導体レーザ発振器90を発光させ、発光パワーをモニタ
するためと、フォトダイオード411から基準信号BD
I (BDO)を得るためのレーザ駆動信号である。H
8YNO信号はIH3YNO信号の基になるものでBD
O信号を基準につくられる。VCLKO信号はI VC
LKO信号の基になるもので画像領域に相当する場所と
長さに対応する分だけ出力される。
VDAT70〜00は外部装置からIvCLKO信号に
同期して送られてくるIVDAT70〜00と同等の画
像データ信号である。LDO信号は8ビツト画像データ
をし5−ザ駆動信号に変換したものである。本装置では
、1画素あたり画像デ−タは8ビツトのデータ量を有し
ており、第9図に示すように、レーザの発光時間(パル
ス幅)とその位置(左、中、右)を指定できるようにな
っている。IFO信号は実際のレーザ駆動信号で、SM
PO信号とLDO信号を合成したものである。
さらに画像信号処理回路407について第8図を参照し
て詳細に説明する。図中点線で囲まれた部分が画像信号
処理回路に相当する。図において、3ステートバツフア
601は、コントロール回路403からのENI信号が
低レベル(以下、「Lレベル」という。)の時のみイン
ターフェイス回路402からの画像データのうち上位6
ビツト(VDAT70〜20)が画像データをパルス選
択信号に変換するためのRAMで構成される変換テーブ
ル605に、下位2ビツト(VDATl 0゜VDAT
OO)がパルス位置情報としてパルス発生回路611に
それぞれ供給される。同様に、3ステートバツフア60
3は、コントロール回路403からのEN2信号がLレ
ベルの時のみコントロール回路403からの上位6ビツ
ト(TDAT70〜20)が変換テーブル605に、下
位2ビツト(TDATIO,TDATOO)がパルス位
置情報としてパルス発生回路611にそれぞれ供給され
る。なお、EN1信号とEN2信号は同時にLレベルに
なることがないようにコントロール回路403によって
制御されている。変換テーブル605を構成するRAM
のアドレスは、下位の6ビツト(AO〜A5)に上述の
画像データが、上位の7ビツト(A8〜A12)にはコ
ントロール回路403からのデータが供給されるように
なっている。また、コントロール回路403が出力する
OE倍信号びWR倍信号、変換テーブル605に供給さ
れる。このOE倍信号変換テーブル605に対するアウ
トプットイネーブル信号でこのOE倍信号Lレベルの時
アドレスAO〜A12で指定されたテーブルの内容がパ
ルス選択信号バス上に出力される。また、WR倍信号変
換テーブル605に対するライト(書き込み)信号で、
このWR倍信号Lレベルのパルスを与えることにより、
パルス選択信号バス上のデータが変換テーブル605に
書き込まれる。また、8ビツトパストランシーバ609
は、EN3信号がLレベル、DIR信号がLレベルにさ
れることによりパルス選択信号バス上のデータがPDA
T7〜0上に出力される。また、EN3信号がLレベル
、DIR信号が高レベル(以下、「Hレベル」という。
)にされることにより、PDAT7〜0上のデータがパ
ルス選択信号バス上に出力される。すなわち、コントロ
ール回路403は、EN1信号。
EN2信号、OE倍信号WR倍信号N3信号。
DIR信号を制御することにより、変換テーブル605
の内容を自由に読み出し、あるいは書き込むことができ
るようになっている。
また、パルス発生回路611に対しても、パルス位置情
報としてインターフェイス回路402から出力されるデ
ータを使用するか、コントロール回路403から出力さ
れるデータを使用するかを選択できるようになっている
。さらに、パルス選択信号として変換テーブル605か
ら出力されるデータを使用するか、コントロール回路4
03から出力されるデータ(PDAT7〜0)を使用す
るかを選択できるようになっている。したがって、本装
置は、本装置自身で種々の印刷パターンを発生させるこ
とができる。なお、上記で用いられる画像データのフォ
ーマットは、第9図に示されるように定義されるもので
ある。
次に、第10図及び第11図を参照して画像信号処理回
路407に設けられるタイミング回路612についてさ
らに詳細に説明する。第10図はタイミング回路612
のブロック図である。このタイミング回路612では、
ミラーモータ拳レーザ駆動回路408からのBDO信号
を基に画像データの転送りロックVCLKO信号、水平
同期信号であるH8YNO信号、非画像領域でレーザを
発光させるためのSMPO信号、パルス発生回路611
へ供給するための3種類の三角波、R波。
C波、L波をつくり出している。第11図はタイミング
回路612の動作タイミングチャートである。
発振器802が出力する基本クロックは同期り0ツク発
生回路803内で4分周されて第11図に示すように、
VCLKO(I VCLKO)と同じ周波数になる。こ
の際、A、B、C,Dの4種類のタイミング信号が作ら
れる。同期クロック発生回路803にBDO信号が入力
されると、このA、B、C,Dのタイミング信号のうち
の1つが同期クロックとして選択される。すなわち、同
期クロック発生回路803は、BDO信号がLレベルに
なってから最初にLレベルからHレベルに波形が変化し
たものを選択するような回路になっている。したがって
、第11図に示す例ではAのタイミング信号が選択され
ている。なお、同期クロックの1つ目のパルスがAの波
形と同期していないが、これは回路構成上発生するもの
で、ここでは特に問題としない。
このように複数のタイミング信号からBDO信号と所定
の関係をもったタイミング信号を選択する目的は、感光
体20上に複数ラインのレーザ光を走査(スキャン)し
た時に、そのライン間でのドツトの主走査方向の位置ず
れが生じるが、この位置ずれを減少させることである。
このようにして作られた同期クロックを基にタイマー8
06とタイマー807とを用いてVCLKO信号を作る
第10図に示すようにタイマー806及びタイマー80
7に予めコントロール回路403から画像領域に応じた
タイマー値(タイマー値設定データ)をセットしておく
。BDO信号でリセットされたタイマー806及びタイ
マー807は、同期クロック発生回路803が出力する
同期クロックをカウントし、セットされたカウント値に
達するとその出力をLレベルからHベルに変化させる。
第11図に示すように、まずタイマー806の出力がH
レベルになり、続いてタイマー807の出力がHレベル
になる。そこで、第10図に示すように、タイマー80
7の出力を反転した信号とタイマー806の出力信号と
をANDゲート805に入力することにより論理積をと
り、このANDゲート805の出力をNANDゲート8
01に入力することにより、画像領域に応じた数のVC
LKO信号が得られる。また、H8YNO信2つ 号は、BDO信号がHレベルからLレベルへ変化するこ
とによりLレベルになり、同期クロックのある一定のパ
ルス数分(本実施例では4パルス)だけLレベルになる
。また、SMPO信号はタイマー808の出力によって
作られる。タイマー808の動作は前述のタイマー80
6及びタイマー807と同様である。なお、同期クロッ
クはタイマー808の出ノjが同期クロック発生回路8
03供給されることにより停止する。また、SMPO信
号、BDO信号、H8YNO信号、及びVCLKO信号
の各信号と感光体20の位置との関係は、第7図で説明
した通りである。
また、第10図に示す、R波発生回路809、C波発生
回路8]0、L波発生回路811が出力するいずれの波
形も同期クロックと同期している。
第12図に同期クロックとR波との関係、第13図に同
期クロックとC波の関係、第14図に同期クロックとL
波の関係を示す。なお、図中のTH<Q>〜TH<25
5>については後述する。
次に、第8図に示すパルス発生回路611の詳細につい
て、第15図の回路図を参照して説明する。パルス発生
回路611には前述のようにタイミング回路612から
R波、C波、L波のアナログ信号とパルス選択信号バス
からの8ビツトの信号と、パルス位置情報を示す2ビツ
トの信号が供給されている。パルス選択信号は、D/A
変換器901に供給される。D/A変換器901は、8
ビツトのデジタル信号を入力して256レベルのアナロ
グ信号に変換するデジタル/アナログ変換器であり、入
力された8ビツトのパルス選択信号はアナログ信号(T
H<0>〜TH<255>)に変換される。このD/A
変換器901の出力はコンパレータ902.903.9
04の各非反転入力端子に供給される。一方1、コンパ
レータ902.903.904の各反転入力端子には、
上記タイミング回路612が出力するR波、C波。
L波が供給される。そして、それぞれアナログ信号(T
H<0>〜TH<255>)とR波、C波り波とが比較
されるようになっている。アナログ信号(TH<0>〜
TH<255>)とR波、C波、L波の関係は、第12
図、第13図、第14図に示す通りである。上記コンパ
レータ902゜903.904の各出力は、アナログ信
号(TH< 0 >〜TH< 255 >)入力に応じ
てそれぞれRく0〉〜R<255>、C<O>〜C<2
55>、L<O>〜L<255>のパルス出力となる。
第16図、第17図、第18図にそれぞれのパルス出力
とVCLKO信号との関係を示す。
一方、パルス位置情報はデコーダ905に入力されてデ
コードされる。デコーダ905の出力はセレクト回路9
06に入力され、上述の3つのコンパレータ902,9
03.904の出力のうち、どの出力をLDO信号とす
るかを選択する。このようにしてパルス選択信号とパル
ス位置情報とにより、VCLKO信号に対し、パルスの
位置の指定及びパルス幅の指定を行なうことができるよ
うになっている。
上記実施例では、三角波を用いて各種のパルスを生成し
たが、第19図(a)に示すようにデイレイ回路を用い
てパルス発生回路を構成し、同図(b)に示すような各
種パルスを生成するように構成することもできる。
次に、レーザ発光のパルス幅と感光体20上のトナー濃
度の関係について説明する。第20図はある条件下でパ
ルス幅と感光体20上のトナー濃度との関係をグラフに
したものである。縦軸には感光体20上のトナー濃度を
読取るトナー濃度センサ414の読取濃度(特に単位は
定めない)をとり、横軸にはレーザ駆動用パルス幅[無
点灯C<Q>〜フル点灯C<255>]をとったもので
ある。なお、レーザ光aは1画素単位の時間で繰り返し
発光している。また、トナー濃度センサ414の検知範
囲は、画素の大きさに対して充分に大きい。というのは
、画素の大きさに対してトナー濃度センサの検知範囲が
広いほど検知誤差が小さいからである。本実施例では画
像記録密度(画素ピッチ)が600 D P I  (
Dots Per Inch )であるのに対し、トナ
ー濃度センサの検知範囲は少なくとも直径1 +n+n
以上の範囲である。上記グラフは、パルス幅が大きくな
るほど(レーザ光aが長い時間発光するほど)感光体2
0上に多数のトナーが付着し、トナー濃度も高くなる。
C<0>の近傍ではパルス幅が増加しても所定の範囲は
トナーが付着せずトナー濃度も高くならないことを示し
ている。これは、パルス幅が小さい間は、レーザ光aが
発光しても、その発光パワーは小さく、感光体20の表
面電位の変化が小さいうえ、その面積も小さいためであ
る。また、パルス幅を大きくしていくと、ある範囲でト
ナー濃度の増加が鈍り、C<255>の近傍ではトナー
濃度の増加が認められない。これは、パルス幅がある所
定値以上大きくなると、レーザ光a自身がある大きさを
持っているため、発光していない部分が少しあっても次
の画素のレーザ発光との重なりが生じ、未露光の感光体
20の表面がほとんどなくなるからである。
以上、説明したように、レーザ駆動用のパルス幅とトナ
ー濃度センサ414の読取濃度の関係は線形ではない。
また、このレーザ発光の動作は、かなりの高速であるた
め、電気素子等のバラツキ。
温度変化等の要因により、第20図の点線で示すように
ある範囲でこの特性がシフトする可能性がある。したが
って、外部装置401から送られてくる階調情報を含ん
だ画像データをそのまま再生したのでは、階調性が正し
く表現されなかったり、機体によって濃度に差が生じた
りする可能性がある。そこで、外部装置401から送ら
れてくる階調情報を含んだ画像データと感光体20上に
付着するトナー濃度とが線形となるように、また機体に
よって濃度差が生じないように前述の変換テーブル60
5に予め変換データを記憶させておき補正するようにし
ている(詳細は後述)。
第21図は帯電グリッド410の帯電グリッド出力が正
常に印加されている場合(実線)と帯電グリッド出力が
不足している場合(点線)の特性を示すグラフである。
グラフから明らかなように帯電グリッド出力が不足して
いる場合は、レーザ駆動用パルス幅が小さい範囲(Co
o>付近)においても感光体20上に付着するトナー濃
度はある値以上は下がらない。このような状態で印刷動
作を実行すると、画像のない部分にもトナーが付着し、
“地力ブリ″となって鮮明な画像が得られない。したが
って、このような場合は、帯電グリッド出力をコントロ
ールする必要がある。
第22図は、現像バイアスが正常に出力されている場合
(実線)と現像バイアスが不足している場合(点線)の
グラフである。グラフから明らかなように現像バイアス
が不足しているとレーザ駆動用パルス幅が大きい範囲(
C<255>付近)においても感光体20上に付着する
トナー濃度はある値以上にならない。このような状態で
印刷動作を実行すると、画像濃度が上がらず鮮明な画像
が得られない。したがって、このような場合は、現像バ
イアスをコントロールする必要がある。
また第23図は、レーザ光aの発光強度か正常な場合(
実線)とレーザ光aの発光強度が不足している場合(点
線)そして、レーザ光aの発光強度が強過ぎる場合(−
点鎖線)のグラフである。
このようなレーザ光aの発光強度が正常でない場合も画
像に悪影響を与えるので、やはりコントロールが必要で
ある。
第24図は感光体20まわりの構成を示す模式図である
。図中20は感光体、21は帯電チャージャ、aはレー
ザ光、92はミラーモータ、93はポリゴンミラー 1
22は現像ローラ(マグローラ)、414はトナー濃度
センサ、Pは用紙。
24は転写チャージャ、413はトナー濃度センサ、2
5はメモリ除去ブラシ、26は前露光ランプでそれぞれ
の機能は前述した通りである。また、409は転写グリ
ッドであり、転写チャージャ24の出力を制御するもの
である。410は帯電グリッドであり、帯電チャージャ
21の出力を制御することにより感光体20の帯電量を
制御するものである。この帯電グリッドに印加される電
圧は、−550〜−650ボルトの範囲内で可変となっ
ている。
ここではトナー濃度センサ414とトナー濃度センサ4
13の取付位置について述べる。まず、トナー濃度セン
サ414の取付位置であるが、このセンサは感光体20
上に付着したトナーの濃度検知用センサであるので、感
光体20にトナーか付着した後でなければならない。ま
た、感光体20上の画像領域内を検知できなければなら
ない。
また、トナー濃度センサ413は、感光体20の端部に
位置する現像装置23のトナー濃度に比例したトナーが
付着するプローブ表面のトナー濃度を検知する(第6図
参照)。したがって、本実施例ではトナー濃度センサ4
14は、感光体20のほぼ中央部の表面を検知できる位
置に、またトナー濃度センサ413は感光体20の端部
に位置するプローブ表面を検知できる位置に配置される
また、両センサ共、トナーの落下等により、検知部が汚
れては、正しい濃度検知が行うことができないので、第
24図に示すように、極力トナー落下の可能性の少ない
位置、すなわち、感光体20や現像ローラ122の下部
は避けて配置されている。
次に、トナー濃度の制御、現像バイアスの制御、帯電電
力の制御、レーザーパワーの制御の各制御動作について
、第1図に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、初期値設定を行なう(ステップSl)。
すなわち、例えば、半導体レーザ発振器90が出力する
レーザパワーを2.5mW(ミリワット)、現像ローラ
122に印加する現像バイアスを300V (ボルト)
、帯電グリッドに印加する一電圧を一550vに設定す
る。次いで、現像装置23のトナー濃度をチエツクする
(ステップ82〜S5)。このチエツクには、前述のト
ナー濃度センサ413の出力する信号TDIを用いる。
すなわち、まずトナー濃度センサ413の出力TD1が
適性範囲内であるか否かを判断しくステップS2)、適
性範囲外である時は、トナー濃度が低いアンダートナー
であるのか、トナー濃度が高いオーバートナーであるの
かを判断する(ステップS3)。そして、トナー濃度が
低いアンダートナーと判断された際は、トナーカートリ
ッジ63から現像剤収容部120に対しトナー補給動作
を行ないトナー濃度を高くする(ステップS4)。
方、トナー濃度が高いオーバートナーと判断された際は
、本画像形成装置の動作を停止させ、その内容をコント
ロールパネル14のLEDll及び表示器12に表示し
、外部装置401が接続されている場合はその状況をス
テータスとして外部装置401へ伝送する(ステップS
5)。このように、トナー濃度が高いオーバートナーの
時に装置の動作を停止させるのは、■トナー濃度が高く
なった場合、トナー濃度を下げる適当な手段がない。
■トナー濃度が高いまま装置の動作を継続すると装置内
がトナーで汚れる。■出力画像の画像濃度が正常でなか
ったり汚れたりする等の理由による。
一方、上記ステップ82〜S5でトナー濃度センサ41
3の出力TDIが適性範囲内、つまり現像装置23のト
ナー濃度が正常であると判断すると、次いで画像濃度の
チエツクを行なう。この画像濃度のチエツクは、感光体
20上に現像されたトナー像の濃度をトナー濃度センサ
414て検出することにより行なう(ステップ86〜5
15)。
なお、ここでトナー濃度センサ414の出力TD2は、
トナー濃度センサ413の出力TDIが適正範囲内にあ
る時にのみ有効である。というのは、トナー濃度センサ
413の出力TDIが適正範囲外である時は、現像装置
23のトナー濃度が適正でないということであり、かか
る状態で現像を行なった場合には、感光体20上に正し
い濃度でトナーtが付着しないからである。したがって
、制御上は、必ず現像装置23のトナー濃度チエツクを
行なった後、画像濃度チエツクを行なわなければならな
い。
画像濃度チエツクは、まずレーザ光aをフル点灯させる
か又はそれに近い状態で発光させて、高濃度領域、例え
ば、第22図に示すようなパルス幅がC<255>又は
その近傍の領域における感光体20上に付着する画像ト
ナー濃度をトナー濃度センサ414の出力TD2で検知
し、適正濃度か否かを判断する(ステップS6)。そし
て、適正濃度でないことが判断された場合、例えば、T
D2の値が第22図の点線で示すようにトナー濃度が充
分に上がらない場合は、画像濃度が不完分であるという
ことになる。このような場合は、現像バイアスを上げて
再度チエツクを行なう。すなわち、現像バイアスは限界
であるか否かを調べ(ステップS7)、限界でなければ
現像バイアスを上げて(ステップS8)  再度ステッ
プS6に戻り、同様の動作を繰返す(ステップ86〜S
8)。このステップ86〜S8の繰返し実行により現像
バイアスを限界まで上げても画像濃度が不充分である場
合には、レーザパワーを上げて再度チエツクを行なう。
すなわち、レーザーパワは限界であるか否かを調べ(ス
テップS9)、限界でなければレーザパワーを上げて(
ステップ510)、ステップS6に戻り、高濃度領域で
感光体20上に付着する画像トナー濃度をトナー濃度セ
ンサ414の中力TD2で検知し、適正濃度か否かを判
断する。そして、適正濃度でないことが判断された場合
、例えば、TD2の値が第23図の点線で示すようにト
ナー濃度が充分に上がらない場合は、画像濃度が不充分
であるということになる。したがって、再度ステップS
7を経由してステップS8へ進み、レーザパワーが限界
でなければレーザパワーを上げて(ステップ510)、
ステップS6に戻り、同様の動作を繰返す(S6→S7
→S9→SIO→S6・・・)。この一連の繰返し実行
によりレーザパワーを限界まで上げても画像濃度が不充
分である場合には何か異常が発生しているのであるから
、本画像形成装置の動作を停止させ、その内容をコント
ロールパネル14のLEDII及び表示器12に表示し
、外部装置401が接続されている場合は、その状況を
ステタスとして外部装置401へ伝送する(ステップ5
11)。
一方、上記ステップS6にて高濃度領域の画像トナー濃
度が適正であると判断されれば、低濃度領域の画像濃度
のチエツクを行なう。この画像濃度のチエツクはレーザ
光aを全く発光させないか、極わずかに発光させて低濃
度領域、例えば、第21図に示すようなパルス幅がCく
0〉またはその近傍の領域における感光体20上に付着
するトナー濃度を検出する、つまりTD2の値を読取る
ことにより行なう。そして読取ったTD2の値が適正濃
度か否かを調べる(ステップ512)。そして、適正濃
度でないことが判断された場合、例えば、TD2の値が
第21図の点線で示したようにトナー濃度が下がらない
ような場合は、非画像部や低濃度画像部においても感光
体20上にトナーが付着しているということを意味する
ので、帯電グリッド出力の出力を上げて再度チエツクを
行なう。すなわち、帯電グリッド出力は限界であるか否
かを調べ(ステップ813)、限界でなければ帯電グリ
ッド出力を上げて(ステップ514)、再度ステップS
12に戻り、同様の動作を繰返す(ステップ812〜5
14)。このステップ312〜S14の繰返し実行によ
り帯電グリ・ソド出力の出力を限界まで上げても低濃度
領域のトナーの濃度が改善されない場合は、何か異常が
発生しているのであるから本画像形成装置の動作を停止
させ、その内容をコントロールパネル14のLEDII
及び表示器12に表示し、外部装置401が接続されて
いる場合は、その状況をステ−タスとして外部装置40
1へ伝送する(ステップ515)。一方、上記ステップ
S6及びステップS12において、トナー濃度が適正で
あると判断されると、低濃度領域と高濃度領域における
画像濃度が適正であり、トナー濃度、現像バイアス、帯
電グリッド出力、レーザーパワーが正常な画像形成動作
可能な状態にあることを認識し、画像濃度チエツク処理
を終了する。
次に、第25図を参照して前述の変換テーブル605の
作成法の1例を説明する。すでに第8図を用いて説明し
たように、変換テーブル605は、画像データをパルス
選択信号に変換するテーブルである。以下に説明する変
換テーブル605の作成法は、画像データのもつ階調情
報(パルス幅情報)と、感光体20上に付着するトナー
濃度とが比例する(線形関係である)テーブルを作成す
る例である。第9図に示すように、本装置においては階
調情報(パルス幅情報)として6ビツトを割り当ててい
る。したがって、階調情報としては64通りのレベルで
表現できるようになっている。
そこで最高トナー濃度(Tmax)と最低トナー濃度(
Tmin)を64等分し、それぞれの境界にOから63
の番号を振り分ける。すなわち、最低トナー濃度(Tm
in)に対して「0」を最高トナ濃度(Tmax)に対
して「63」を、そして、これらの間の濃度には「1」
から「62」までの番号を与える。この「64」段階の
トナー濃度に対するレーザ駆動パルス幅を求め、その駆
動パルス幅をつくるためのパルス選択信号を求めれば変
換テーブル605は完成する。
第25図において、XはrOJからr255Jまでの値
をとる変数、yは「0」から「63」までの値をとる変
数である。まず初期値としてrx=OJ、ry=0]を
設定する(ステップT1)。次に、パルス幅選択信号を
Xとしてパルス幅Cox>でレーザ光aを発光させる(
ステップT2)。この際、トナー濃度センサ2の出力T
D2の値を読み取り、それがトナー濃度のy番目以上の
濃度であるか否か、換言すれば下記(1)式をを満足す
るか否かを判定する(ステップT3)。
TD2 ≧ I  (Tmax  −Tmjn  )/
 631xy+Tmjn    ・・・(1)式トナー
濃度がy番目以上でない場合、つまり(1)式を満足し
ない場合は、トナー濃度がy番目以上になるまで、つま
り(1)式を満足するまで、ステップT2〜T5の繰返
し実行によりXの値を増やして行く。そして、(1)式
を満足するXの値に達したらステップT6へ進み、変換
テーブル605に対して、yの値をアドレス(AO〜A
5)とし、そのアドレス領域にXの値をデータとして書
き込む。次に、yの値を「1」増やしくステップT7)
、yが「64」になるまで上記の操作を繰り返し実行す
る(ステップT8)。以上の′一連の処理を行なうこと
により変換テーブル605の作成動作を終了する。
このように処理することにより、変換テーブル605に
は、アドレス「0〜63」にデータとして「0〜255
」のうち適当な64個の値が書き込まれていることにな
る。このようにして作成した変換テーブル605を用い
ると、画像データのもつ階調情報と感光体20に付着す
るトナー濃度とが比例する。なお、変換テーブル605
の上位アドレス(A8〜A12)はコントロール回路4
03によって決定されるアドレスである。したがって、
ここでは1種類の変換テーブルの作成法似ついてのみ説
明したが、上位アドレスを変更して、他の特性を持つ情
報を変換テーブル605に記録しておくことができる。
かかる特性毎の情報は合計32種類作成することができ
る。このように複数の特性情報を変換テーブル605に
記憶しておくことにより、種々の出力特性をもった画像
形成装置が実現できる。
以上説明したように、上記実施例では、現像装置23に
収容されているトナーtの濃度をトナ濃度センサ413
て検知し、この検知結果に基づきアンダートナーの場合
はトナーカートリ・ソジ63からトナーtを補給して現
像装置23内のトナー濃度を適正濃度に調整し、次いて
、感光体20上に形成されたトナー像の高濃度領域の画
像濃度をトナー濃度センサ414て検知し、この検知結
果に基づき高圧電源415から現像ローラ122に供給
する現像バイアスまたは半導体レーサ発振器90の出力
を調整することにより感光体20」二のトナー像の高濃
度領域のトナー濃度を適正値に設定し、さらに、感光体
20上に形成されたトナー像の低濃度領域の画像濃度を
トナー濃度センザ4]4で検知し、この検知結果に基づ
き帯電グリッド4]0の帯電グリッド出力を調整するこ
とにより感光体20上のトナー像の低濃度領域のトナー
濃度を適正値に設定し、しかる後に一連の画像形成動作
を行なうようにしたので、かかる画像濃度のチエツクを
適宜実施することにより、例えば画像形成装置が設置さ
れる環境に左右されずに、その環境に最適な画像濃度で
画像形成を行なうことができ、文字・線図等の階調表現
を必要としない画像は勿論、写真等の中間調の表現を要
求される画像であっても良好な画質を得ることができる
ものとなっている。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、装4つ 置が置かれる環境の変化に左右されずに、特に中間調の
画像であっても良好な画質を得ることのできる画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は画像濃度チ
エツク処理を説明するためのフローチャート、第2図は
画像形成装置の外観斜視図、第3図は同じく縦断側面図
、第4図は同じく部分的な縦断側面図、第5図は同じ<
トップカバーを開いた状態の外観斜視図、第6図は全体
的な制御系統の構成を示すブロック図、第7図はレーザ
光によるスキャンを説明するためのタイミングチャト、
第8図は画像信号処理回路の詳細な構成を示すブロック
図、第9図は画像データの構成を説明するための説明図
、第10図はタイミング回路の詳細な構成を示すブロッ
ク図、第11図はタイミング回路の動作を説明するため
のタイミングチャト、第12図はR波発生回路の出力波
形を説明するための波形図、第13図はC波発生回路の
出力波形を説明するための波形図、第14図はL波発生
回路の出力波形を説明するための波形図、第15図はパ
ルス発生回路の詳細な構成を示すブロック図、第16図
はパルス発生回路に入力されたR波をパルス信号に変換
した波形図、第17図は同じくC波をパルス信号に変換
した波形図、第18図は同じくL波をパルス信号に変換
した波形図、第19図(a)はパルス発生回路をデイレ
イ回路で構成した場合のブロック図、第19図(b)は
パルス発生回路をデイレイ回路で構成した場合の動作を
説明するためのタイミングチャート、第20図は正常な
場合のレーザ発光のパルス幅と感光体上のトナー濃度の
関係を説明するための図、第21図は帯電グリッド出力
が不足している場合の特性を説明するための図、第22
図は現像バイアスが不足している場合の特性を説明する
ための図、第23図はレーザ光の発光強度が不足してい
る場合及び強い場合の特性を説明するための図、第24
図は感光体まわりの構成を示す模式図、第25図は変換
テーブルの作成処理を説明するためのフローチャートで
ある。 20・・・感光体、21・・・帯電チャージャ、23・
・・現像装置(現像手段)、63・・・トナーカートリ
ッジ(トナー補給装置)、90・・・半導体レーザ発振
器(発光手段)、120・・・現像剤収容部、122・
・・現像ローラ、410・・・帯電グリッド(帯電制御
手段) 、413,414・・・トナー濃度センサ、P
・・・用紙(被画像形成媒体)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第10 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像情報に応じた光を発光する発光手段と、この発光手
    段の光出力が照射される感光体と、この感光体の帯電を
    制御する帯電制御手段と、この帯電制御手段の制御によ
    り帯電された前記感光体に、前記発光手段の光出力を照
    射することにより前記画像情報に応じた静電潜像を形成
    する静電潜像形成手段と、この静電潜像形成手段により
    前記感光体上に形成された前記静電潜像を現像バイアス
    を印加することにより現像してトナー像を得る現像手段
    とを具備した画像形成装置において、前記感光体上に形
    成されたトナー像のトナー濃度を、前記現像手段の現像
    バイアスを増減させることにより制御する第1の制御手
    段と、 この第1の制御手段により前記感光体上に形成されたト
    ナー像のトナー濃度が制御された後、前記感光体上に形
    成されたトナー像のトナー濃度を、前記発光手段の発光
    出力を増減させることにより適正値に制御する第2の制
    御手段と を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0540396A (ja) * 1991-08-05 1993-02-19 Sharp Corp カラーバランス調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0540396A (ja) * 1991-08-05 1993-02-19 Sharp Corp カラーバランス調整装置

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