JPH11161113A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JPH11161113A
JPH11161113A JP9339300A JP33930097A JPH11161113A JP H11161113 A JPH11161113 A JP H11161113A JP 9339300 A JP9339300 A JP 9339300A JP 33930097 A JP33930097 A JP 33930097A JP H11161113 A JPH11161113 A JP H11161113A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
electrophotographic
image
developing
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JP9339300A
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English (en)
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Sukeaki Tawara
資明 田原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーよる異なる画像ステーションへのプ
ロセスカートリッジの誤挿入があった場合に画像形成動
作を禁止する電子写真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 各プロセスカートリッジ317〜320
が画像形成装置本体510の画像ステーション503〜
506に挿入されたとき、その挿入のプロセスカートリ
ッジ317〜320の記憶手段に記憶された現像色情報
と、プロセスカートリッジ317〜320が挿入された
画像ステーション503〜506に正規に対応するプロ
セスカートリッジ317〜320の現像手段322・3
25・328・331の現像色情報との一致・不一致を
判定し、不一致の場合には電子写真画像形成装置の画像
形成動作を禁止する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体としての
電子写真感光体(電子写真感光ドラム)等に静電潜像を
形成し、その静電潜像を現像剤で現像することによって
カラー画像を形成する電子写真画像形成装置に関し、特
に、カラー画像の画像形成ステーションがカートリッジ
形式になっている電子写真画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成プロセスを用いて、記録媒体(転写材)に
画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成
装置としては、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例
えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ)、ファ
クシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】従来より、電子写真複写機等の電子写真
画像形成装置においては、その使用が長時間に及ぶと、
電子写真感光体ドラムの交換、現像器の交換、または現
像剤であるトナーの補給、帯電器の清掃、廃トナーが溜
まったクリーニング容器の交換、その他電子写真感光体
ドラム周りの調整が必要であった。
【0004】そこで、従来、トナー色ごとに複数画像ス
テーションを併置するカラー電子写真画像形成装置にお
いては、電子写真感光体ドラム及びそれに作用するプロ
セス手段をトナー色ごとに一体的にカートリッジ化し
て、このカートリッジをトナー色ごとの画像形成カート
リッジ(プロセスカートリッジ)として電子写真画像形
成装置本体に着脱可能とするカートリッジ方式が採用さ
れている。この方式によれば、電子写真画像形成装置の
メンテナンスをユーザー自身で行うことができるので、
格段に操作性を向上させることができた。
【0005】このような電子写真画像形成装置において
は、画像形成装置本体に対してプロセスカートリッジが
着脱可能になっているので、ユーザーがプロセスカート
リッジを簡単に交換できるなどのメリットがある分、ユ
ーザーが間違って本来挿入すべき画像形成ステーション
とは異なる画像形成ステーションにプロセスカートリッ
ジを装着したり、ユーザーが間違って本来挿入すべき装
置とは異なる装置にプロセスカートリッジを装着したり
する誤挿入が生ずる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術を更に発展させたものであり、その主要な目的は、ユ
ーザーよる異なる画像ステーションへのプロセスカート
リッジの誤挿入があった場合に画像形成動作を禁止する
電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0007】その他の主要な目的は、ユーザーよる異な
る電子写真画像形成装置のプロセスカートリッジの誤挿
入があった場合に警告メッセージを表示する電子写真画
像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0009】〔1〕:電子写真感光体と、前記電子写真
感光体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記電子写
真感光体上に形成された潜像を現像剤により顕像化する
現像手段とを有し、互いに前記現像手段の現像色を異に
している複数の画像ステーションと、前記各画像ステー
ションに転写材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に
より搬送される前記転写材に、前記各画像ステーション
の電子写真感光体上に現像された画像を転写する転写手
段を有し、前記各画像ステーションにおける少なくとも
電子写真感光体と現像手段はそれぞれ一体的に画像形成
装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとし
て構成されており、前記各プロセスカートリッジは自己
の現像手段の現像色情報を記憶する記憶手段を有し、前
記各プロセスカートリッジが画像形成装置本体の画像ス
テーションに挿入されたとき、その挿入のプロセスカー
トリッジの記憶手段に記憶された現像色情報を読み出し
て、プロセスカートリッジが挿入された画像ステーショ
ンに正規に対応するプロセスカートリッジの現像手段の
現像色情報との一致・不一致を判定し、不一致の場合に
は電子写真画像形成装置の画像形成動作を禁止する手段
とを有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0010】〔2〕:上記〔1〕の電子写真画像形成装
置において、前記潜像形成手段は前記電子写真感光体上
を画像情報に応じて光で照射する露光手段を有すること
を特徴とする電子写真画像形成装置。
【0011】〔3〕:上記〔2〕の電子写真画像形成装
置において、前記露光手段は発光ダイオードアレイであ
ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0012】〔4〕:上記〔1〕乃至〔3〕の何れかの
電子写真画像形成装置において、該電子写真画像形成装
置はカラー電子写真画像形成装置であり、前記各画像ス
テーションのプロセスカートリッジとして、現像手段の
現像色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色
の都合4つのプロセスカートリッジを有することを特徴
とする電子写真画像形成装置。
【0013】〔5〕:上記〔1〕乃至〔4〕の何れかの
電子写真画像形成装置において、前記転写手段は各画像
ステーションに対応して存在しており、前記搬送手段に
より搬送される前記転写材に、前記各画像ステーション
の電子写真感光体上に現像された画像が多重転写される
ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0014】〔6〕:上記〔1〕乃至〔5〕の何れかの
電子写真画像形成装置において、前記搬送手段はベルト
体を移動させて転写材を搬送することを特徴とする電子
写真画像形成装置。
【0015】〔7〕:上記〔1〕乃至〔6〕の何れかの
電子写真画像形成装置において、前記プロセスカートリ
ッジの前記記憶手段に記憶された現像色情報は画像ステ
ーション番号と同じであることを特徴とする電子写真画
像形成装置。
【0016】〔8〕:電子写真感光体と、前記電子写真
感光体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記電子写
真感光体上に形成された潜像を現像剤により顕像化する
現像手段を有する画像ステーションと、前記画像ステー
ションに転写材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に
より搬送される前記転写材に画像ステーションの電子写
真感光体上に現像された画像を転写する転写手段を有
し、前記画像ステーションにおける少なくとも電子写真
感光体と現像手段は一体的に画像形成装置本体に対して
着脱可能なプロセスカートリッジとして構成されてお
り、前記プロセスカートリッジにはそれが装着使用され
るべき画像形成装置本体情報を記憶する記憶手段を有
し、画像形成装置本体側にはこれに装着使用される前記
プロセスカートリッジ情報を記憶する記憶手段を有し、
前記プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着さ
れたとき、プロセスカートリッジ側と画像形成装置本体
側の各記憶手段の記憶情報を比較し、異なる場合には警
告メッセージを表示する手段とを有することを特徴とす
る電子写真画像形成装置。
【0017】
〔9〕:上記〔8〕の電子写真画像形成装
置において、前記潜像形成手段は前記電子写真感光体上
を画像情報に応じて光で照射する露光手段を有すること
を特徴とする電子写真画像形成装置。
【0018】〔10〕:上記
〔9〕の電子写真画像形成
装置において、前記露光手段は発光ダイオードアレイで
あることを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0019】〔11〕:上記〔8〕乃至〔10〕の何れ
かの電子写真画像形成装置において、複数の画像ステー
ションを有し、その各画像ステーションの少なくとも電
子写真感光体と現像手段はそれぞれ一体的に画像形成装
置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして
構成されていることを特徴とする電子写真画像形成装
置。
【0020】〔12〕:上記〔8〕乃至〔11〕の何れ
かの電子写真画像形成装置において、該電子写真画像形
成装置はカラー電子写真画像形成装置であり、現像手段
の現像色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4
色の都合4つの画像ステーションを有し、その各画像ス
テーションの少なくとも電子写真感光体と現像手段はそ
れぞれ一体的に画像形成装置本体に対して着脱可能なプ
ロセスカートリッジとして構成されていることを特徴と
する電子写真画像形成装置。
【0021】〔13〕:上記〔11〕又は〔12〕の電
子写真画像形成装置において、前記転写手段は各画像ス
テーションに対応して存在しており、前記搬送手段によ
り搬送される前記転写材に、前記各画像ステーションの
電子写真感光体上に現像された画像が多重転写されるこ
とを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0022】〔14〕:上記〔8〕乃至〔13〕の何れ
かの電子写真画像形成装置において、前記搬送手段はベ
ルト体を移動させて転写材を搬送することを特徴とする
電子写真画像形成装置。
【0023】〔15〕:上記〔8〕乃至〔14〕の何れ
かの電子写真画像形成装置において、前記プロセスカー
トリッジ側の記憶手段に記憶させた情報と、前記画像形
成装置本体側の記憶手段に記憶させた情報は、画像形成
装置本体のシリアル番号であることを特徴とする電子写
真画像形成装置。
【0024】〔16〕:上記〔1〕乃至〔15〕の何れ
かの電子写真画像形成装置において、画像形成装置本体
に対して着脱可能な前記プロセスカートリッジは、電子
写真感光体と現像手段の他に、前記電子写真感光体を帯
電処理する帯電手段、前記電子写真感光体を清掃するク
リーニング手段の少なくとも1つを包含していることを
特徴とする電子写真画像形成装置。
【0025】〔作用〕上記〔1〕の電子写真画像形成装
置は、各プロセスカートリッジが画像形成装置本体の画
像ステーションに挿入されたとき、その挿入のプロセス
カートリッジの記憶手段に記憶された現像色情報と、プ
ロセスカートリッジが挿入された画像ステーションに正
規に対応するプロセスカートリッジの現像手段の現像色
情報との一致・不一致を判定し、不一致の場合には電子
写真画像形成装置の画像形成動作を禁止する。
【0026】上記〔8〕の電子写真画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着されたと
き、プロセスカートリッジ側と画像形成装置本体側の各
記憶手段の記憶情報を比較し、異なる場合には警告メッ
セージを表示する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る電子写真画像形成装置の実施の形態を説明する。
【0028】〔第1の実施の形態〕図1に本実施の形態
を適用したカラー画像の電子写真画像形成装置の概略断
面図を示す。本実施の形態の電子写真画像形成装置はカ
ラーリーダー部501とカラープリンタ部502とによ
って構成されている。
【0029】(カラーリーダ部の構成)図1において、
101はCCD、311はCCD101の実装された基
板、312は図2の画像処理部のCCD101を除いた
部分及び図3の201・202〜205の部分を含むデ
ィジタル画像処理部、301は原稿台ガラス(プラテ
ン)、302は原稿給紙装置(DF)(なお、この原稿
給紙装置302の代わりに不図示の鏡面圧板を装着する
構成もある。)、303及び304は原稿を照明する光
源(ハロンゲンランプ又は蛍光灯)、305及び306
は光源303・304の光を原稿に集光する反射傘、3
07〜309はミラー、310は原稿からの反射光又は
投影光をCCD101上に集光するレンズ、314は光
源303・304と反射傘305・306とミラー30
7を収容するキャリッジ、315はミラー308・30
9を収容するキャリッジ、313は他のIPU等とのイ
ンターフェイス(I/F)部、300は操作表示部、3
16はキャリッジ314・315の駆動部である。
【0030】なお、キャリッジ314は速度Vで、キャ
リッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走
査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に移動する
ことによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0031】図2はディジタル画像処理部(以下、画像
処理部という。)312の詳細な構成を示すブロック図
である。
【0032】原稿台ガラス301上の原稿は光源303
・304からの光を反射し、その反射光はCCD101
に導かれて電気信号に変換される(CCD101はカラ
ーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインC
CD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラ
インCCDで、それぞれRフィルタ、Gフィルタ、Bフ
ィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わな
いし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCD
と別構成になったものでも構わない。)。
【0033】そして、その電気信号(アナログ画像信
号)は画像処理部312に入力され、クランプアンド&
Amp.&S/H&A/D部102でサンプルホールド
(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基
準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番
は表記順とは限らない。)、A/D変換されて、例えば
RGB各8ビットのディジタル信号に変換される。
【0034】そして、RGB信号はシェーデング部10
3で、シェーデング補正及び黒補正が施された後、つな
ぎ&MTF補正&原稿検知部104で、CCD101が
3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位
置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を
調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タ
イミングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によ
って読取のMTFが変わるため、その変化を補正し、原
稿検知は原稿台ガラス301上の原稿を走査することに
より原稿サイズを認識する。読取位置タイミングが補正
されたデジタル信号は入力マスキング部105によっ
て、CCD101の分光特性及び光源303・304及
び反射傘305・306の分光特性を補正する。
【0035】入力マスキング部105の出力は外部I/
F信号との切り換え可能なセレクタ106に入力され
る。セレクタ106から出力された信号は色空間圧縮&
下地除去&LOG変換部107と下地除去部115に入
力される。下地除去部115に入力された信号は下地除
去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定す
る黒文字判定部116に入力され、原稿から黒文字信号
を生成する。また、もう一つのセレクタ106の出力が
入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107
では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再
現できる範囲に入っているかどうか判定し、入っている
場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリン
タで再現できる範囲に入るように補正する。そして、下
地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY
信号に変換する。そして、黒文字判定部116で生成さ
れた信号とタイミングを補正するため色空間圧縮&下地
除去&LOG変換部107の出力信号は遅延部108で
タイミングを調整される。この2種類の信号はモワレ除
去部109でモワレ除去され、変倍処理部110で、主
走査方向に変倍処理される。
【0036】111はUCR&マスキング&黒文字反映
部で、変倍処理部110で処理されたCMY信号はUC
R処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部で
プリンタの出力にあった信号に補正されると共に黒文字
判定部116で生成された判定信号がCMYK信号にフ
ィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映
部111で処理された信号はγ補正部112で濃度調整
された後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ
処理される。
【0037】以上処理された信号は図3に示す201の
2値変換部で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる(変換方法はディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改
良したものいずれでもかまわない。)。
【0038】(カラープリンタ部の構成)図1におい
て、317はY画像形成部、318はM画像形成部、3
19はC画像形成部、320はK画像形成部である。
【0039】Y画像形成部317において、342は電
子写真感光体としての感光ドラムで、潜像形成手段とし
て露光手段を構成するLEDアレー(発光ダイオードア
レイ)210が画像情報に応じて光を感光ドラム342
上に照射することにより該感光ドラム342の表面に潜
像が形成される。321は帯電手段としての帯電器で、
150mm/secの速度で回転する感光ドラム342
の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をす
る。322は現像手段としての現像器で、感光ドラム3
42上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。な
お、現像器322には、現像バイアスを印加して現像す
るためのスリーブ345が含まれている。323は転写
手段としての転写帯電器で、搬送手段としてのベルト体
である転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ド
ラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上の記
録紙(転写材(不図示))などへ転写する。この転写
後、感光ドラム342上に残留したトナーは帯電器32
1に一旦取り込まれ、静電的特性を変化させて再び感光
ドラム342上に戻し、現像器322がこれを回収して
再利用する。
【0040】M画像形成部318において、343は電
子写真感光体としての感光ドラムで、潜像形成手段とし
て露光手段を構成するLEDアレー(発光ダイオードア
レイ)211が画像情報に応じて光を感光ドラム343
上に照射することにより該感光ドラム343の表面に潜
像が形成される。324は帯電手段としての帯電器で、
150mm/secの速度で回転する感光ドラム343
の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をす
る。325は現像手段としての現像器で、感光ドラム3
43上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。な
お、現像器325には、現像バイアスを印加して現像す
るためのスリーブ346が含まれている。326は転写
手段としての転写帯電器で、前述の転写ベルト333の
背面から放電を行い、感光ドラム343上のトナー画像
を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写する。この
転写後、感光ドラム343上に残留したトナーは帯電器
324に一旦取り込まれ、静電的特性を変化させて再び
感光ドラム343上に戻し、現像器325がこれを回収
して再利用する。
【0041】C画像形成部319において、344は電
子写真感光体としての感光ドラムで、潜像形成手段とし
て露光手段を構成するLEDアレー(発光ダイオードア
レイ)212が画像情報に応じて光を感光ドラム344
上に照射することにより該感光ドラム344の表面に潜
像が形成される。327は帯電手段としての帯電器で、
150mm/secの速度で回転する感光ドラム344
の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をす
る。328は現像手段としての現像器で、感光ドラム3
44上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。な
お、現像器328には、現像バイアスを印加して現像す
るためのスリーブ347が含まれている。329は転写
手段としての転写帯電器で、前述の転写ベルト333の
背面から放電を行い、感光ドラム344上のトナー画像
を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写する。この
転写後、感光ドラム344上に残留したトナーは帯電器
327に一旦取り込まれ、静電的特性を変化させて再び
感光ドラム344上に戻し、現像器328がこれを回収
して再利用する。
【0042】K画像形成部320において、345は電
子写真感光体としての感光ドラムで、潜像形成手段とし
て露光手段を構成するLEDアレー(発光ダイオードア
レイ)213が画像情報に応じて光を感光ドラム345
上に照射することにより該感光ドラム345の表面に潜
像が形成される。330は帯電手段としての帯電器で、
150mm/secの速度で回転する感光ドラム345
の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をす
る。331は現像手段としての現像器で、感光ドラム3
45上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。な
お、現像器331には、現像バイアスを印加して現像す
るためのスリーブ348が含まれている。332は転写
手段としての転写帯電器で、前述の転写ベルト333の
背面から放電を行い、感光ドラム345上のトナー画像
を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写する。この
転写後、感光ドラム345上に残留したトナーは帯電器
330に一旦取り込まれ、静電的特性を変化させて再び
感光ドラム345上に戻し、現像器331がこれを回収
して再利用する。
【0043】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。カセット340・341に格納された記
録紙等はピックアップローラ339・338により1枚
毎に給紙ローラ336・337で150mm/secで
移動する転写ベルト333上に供給される。供給された
記録紙は、吸着帯電器346で帯電させられる。348
は転写ベルトローラで、転写ベルト333を駆動し、か
つ、吸着帯電器346と対になって記録紙等を帯電さ
せ、転写ベルト333に記録紙等を吸着させる。347
は紙先端センサで、転写ベルト333上の記録紙等の先
端を検知する。なお、紙先端センサ347の検出信号は
カラープリンタ部502からカラーリーダ部501へ送
られて、カラーリーダ部501からカラープリンタ部5
02にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用い
られる。
【0044】この後、記録紙等は、転写ベルト333に
よって搬送され、画像形成部317〜320においてY
MCKの順にその表面にトナー画像が形成される。
【0045】K画像形成部320を通過した記録紙等
は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除
電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から
分離される。350は剥離帯電器で、記録紙等が転写ベ
ルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを
防止するものである。分離された記録紙等は、トナーの
吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電
器351・352で帯電された後、定着器334でトナ
ー画像が熱定着された後、335の排紙トレーに排紙さ
れる。また、転写ベルト333は内外除電器353によ
って除電される。
【0046】次にカラープリンタ部502におけるLE
D画像記録について説明する。
【0047】図3において、上記画像処理部312から
の信号は2値変換部201で2値化され、ビデオ信号カ
ウンタ部220〜223に送られる。ビデオ信号カウン
ト部220〜223では各色画像毎に、LEDの発光素
子総数をカウントすることができる。その後2値化され
た画像信号は、遅延部202〜205において紙先端セ
ンサ347とそれぞれの画像形成位置との距離に応じて
遅延され、LED駆動部206〜209に送られる。L
ED駆動部206〜209はLED部210〜213を
駆動するための信号を生成する。
【0048】次に本実施の形態の電子写真画像形成装置
における現像器内濃度制御方法について説明する。
【0049】本実施の形態では、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のト
ナーを使用している。
【0050】この4色のトナーの配分により原稿に忠実
なカラー画像を形成するわけであるが、常に安定してフ
ルカラー画像を形成するためには、各色の現像器内のト
ナー濃度を常に一定に保っておく必要がある。本実施の
形態のイエローステーションの現像器322を図4に示
す。本実施の形態の電子写真画像形成装置に用いられる
現像剤は、非磁性トナー(403)と磁性体を有するキ
ャリア(402)によって構成されている。現像剤の透
磁率は、一定体積中に占めるキャリアの量によって決ま
るため、本実施の形態においては、現像剤の透磁率を測
定するセンサ(401)によりセンサ面近傍の一定体積
中の現像剤のみかけ透磁率の変化(一定体積中の現像剤
中に占めるキャリアの割合)からトナーと現像剤比の変
化を検出し、トナー補給を行うことでトナー濃度の安定
化を図っている。工場出荷時においては、現像剤のトナ
ーと、キャリアの比率はある決められた割合で配合され
ているが、前記透磁率を測定するセンサ(401)や、
本体内の束線等の固体差があるため校正する必要があ
る。このため、初期出荷時の現像器内のセンサで読み取
った値を測定し、これをリファレンス値として記憶して
おき、画像形成中にセンサーで読み取った値とリファレ
ンス値との差に比例したトナー量を補給することでトナ
ー濃度を一定に保っている。
【0051】次に本実施の形態の電子写真画像形成装置
における画像形成ステーションユニットについて説明す
る。
【0052】本実施の形態では、各画像形成部であるY
画像形成部317、M画像形成部318、C画像形成部
319、K画像形成部320はカートリッジ形式となっ
ており、図5で示すごとく、このカートリッジ形式の画
像形成ステーションユニット(プロセスカートリッジ
(以下、カートリッジユニットという。))317〜3
20は、電子写真画像形成装置本体(以下、画像形成装
置本体という。)510の画像形成ステーション格納ユ
ニット511を前面に引き出し、この格納ユニット51
1内の画像形成ステーション(画像ステーション)50
3〜506から各カートリッジユニット317〜320
ごとに抜き差しが可能な構成となっている。図5では、
ブラックの画像形成ステーション506からブラックの
カートリッジユニット320を引き出したところを示し
ている。
【0053】さらに、本実施の形態による画像形成装置
本体510と各カートリッジユニット317〜320の
電気的接続を図6に示すYカートリッジユニット317
を例にして説明する。
【0054】カートリッジユニット317は画像形成装
置本体510と7本の線で接続されている。601は電
源線、602はカートリッジユニット317内のデータ
記憶手段であるシリアルEEPROMセレクト信号、6
03はクロック信号、604はEEPROM317Aへ
の出力信号、605はEEPROM317Aからの入力
信号、606は現像カートリッジ接続信号、607はグ
ランド線である。
【0055】EEPROMセレクト信号602から、現
像カートリッジ接続信号606は画像形成装置本体51
0内のI/Oに接続されており、現像カートリッジ接続
信号606によりカートリッジユニット317が画像形
成装置本体510に装着されているかどうかを検知可能
となっている。
【0056】画像形成装置本体510からの出力ポート
により、EEPROMクロック信号を生成し、このクロ
ック信号にあわせ、EEPROM出力信号604、EE
PROM入力信号605を読み出し、または、書き込み
を行うことにより、EEPROM317A内のメモリ番
地への書き込みと読み出しが可能となっている。なお、
画像形成装置本体510内のI/Oは電子写真画像形成
装置全体を制御する制御手段としてのCPU512によ
り制御される。このCPU512は記憶手段としての記
憶部(不図示)及び比較手段としての演算処理部(不図
示)などを有する。
【0057】(カートリッジユニットの誤挿入につい
て)ところで、トナー色ごとに複数の画像形成ステーシ
ョンを併置する電子写真画像形成装置においては、複数
のトナーの一色でも濃度が変化すると多重転写した後の
画像色味が原稿と著しく異なるため、トナー濃度を常に
一定に保つ必要がある。このため、前述したように、例
えば、現像器内のトナーと磁性体であるキャリアの比を
センサで測定し目標濃度値に制御する制御が行われてい
る。また、このセンサからの情報は、センサー固定差
や、装置を設置されている環境によりセンサ出力値が異
なるため、各画像形成ステーションごとに機体設置時の
センサー濃度を読み取り、これを目標値として記憶して
おく必要がある。
【0058】このように各画像形成ステーションごとに
機体設置時のセンサー濃度を読み取り、これを目標値と
して記憶していても、ユーザーが間違って本来挿入すべ
き画像形成ステーションとは異なる画像形成ステーショ
ンにカートリッジユニットを装着する誤操作を行うと、
現像器内の濃度を一定に保つための目標値が異なるカー
トリッジユニットの目標値によって制御されるため現像
器のトナー濃度を正しく制御できず、原稿に比べ著しく
色味が変化してしまうといった現象が生ずることがあ
る。
【0059】そこで、本実施の形態では、プロセスカー
トリッジとしてのカートリッジユニット317〜320
に自己の現像剤の色情報に応じた現像器色を識別するた
めの情報(現像色情報)を記憶手段としてのEEPRO
M317A〜320Aに記憶させておき、カートリッジ
ユニット317〜320が画像形成装置本体510の画
像形成ステーション503〜506に挿入されたとき、
その挿入されたカートリッジユニット317〜320の
EEPROM317A〜320Aに記憶された現像器色
識別情報(現像色情報)を読み出し、この情報がカート
リッジユニット317〜320を正規に挿入されるべき
画像形成ステーション503〜506の色情報と異なる
場合に画像形成動作を禁止することによって、画像形成
ステーション503〜506へのカートリッジユニット
317〜320の誤挿入があった場合に生ずる上述の如
き色味変化などの画質の劣化、或いは機械故障といった
不測の事態に対処している。
【0060】以下に、図7乃至図9及び図11を用い
て、本発明の主要な目的であるところの、ユーザーによ
る画像形成ステーションへのカートリッジユニットの誤
挿入時の画像形成動作を禁止する処理動作について説明
する。
【0061】まず工場において、カートリッジユニット
317〜320の出荷前に各カートリッジユニット31
7〜320内の現像色に応じて色情報をあらわしたデー
タ(現像色情報)をEEPROM317A〜320Aに
書き込んでおく。
【0062】図11は工場でのカートリッジユニット3
17〜320への色情報書き込み治具を示している。こ
の治具Bは工場のオペレータが操作パネルCによりそれ
ぞれのカートリッジユニット317〜320内のEEP
ROM317A〜320Aの記憶エリアに色情報を書き
込みことを目的に設計されている。この治具Bとカート
リッジユニット317〜320との電気的接続方法は前
記図6で示したカートリッジユニット317〜320と
の電気的接続と全く同じであるので結線の説明は省略す
る。
【0063】工場においては色識別情報(現像色情報)
として、例えば、Yカートリッジユニット317のEE
PROM317Aには「1」、Mカートリッジユニット
318のEEPROM318Aには「2」、Cカートリ
ッジユニット319のEEPROM319Aには
「3」、Kカートリッジユニット320のEEPROM
320Aには「4」というように挿入されるべき画像形
成ステーション503〜506のステーション番号と同
じ数値を書き込む。
【0064】画像形成装置本体510では各画像形成ス
テーション503〜506に正規のカートリッジユニッ
ト317〜320が挿入されているかを次のようなアル
ゴリズムで検知する。
【0065】電源投入時や、ドア開閉時に、まず、チェ
ックする画像形成ステーションを示す変数iに第1ステ
ーションである「1」を代入し(701)、次にiステ
ーションにカートリッジ(カートリッジユニット)が装
着されているかどうかをチェックし(702)、カート
リッジが装着されていない場合は、カートリッジ挿入を
促すメッセージを表示し(703)、カートリッジエラ
ーフラグを1にした後(704)、処理を終了する。処
理702でカートリッジが挿入されている場合は、先
ず、iステーションに装着されているカートリッジ内の
色情報を読み取る(705)。iステーションの色と、
iステーションの挿入されたカートリッジから読み出し
た色情報を比較し(706)、異なる場合には、異なる
色のカートリッジが挿入されている事になるので、カー
トリッジ誤挿入を示すカートリッジエラーフラグを1に
した後(707)、警告メッセージを表示する(70
8)。処理706において、データが同じ場合には、そ
のステーションにカートリッジが正しく挿入されている
ため次にすすみ、4ステーションまでチェックしたかを
調べ(709)、まだ、4ステーションチェックしてい
ない場合には、ステーションを示す変数iを1増やして
(701)、702から処理を続ける。709で処理が
4ステーションチェックされたと判断したら、カートリ
ッジエラーフラグを0にして(711)、処理を終了す
る。
【0066】以上のように4ステーション順番に装着さ
れたカートリッジが正しいものかチェックを行うもので
ある。
【0067】図8に図1に示す操作表示部300の操作
表示例を示す。図8の(a)は正しいカートリッジユニ
ットが画像形成ステーションに格納されていてコピーで
きる状態を示しており、図8の(b)は例えばKカート
リッジユニット320がユーザーによりイエローステー
ション503に誤挿入されているため警告メッセージを
表示しているところを示している。
【0068】図9に本実施の形態によるコピー起動時の
アルゴリズムを示す。
【0069】画像形成装置本体510のCPU512
は、コピーボタン(不図示)が押されたかどうかを常時
監視しており(901)、コピーボタンが押されるまで
上記動作を繰り返す。そして、コピーボタンが押された
ら、図7に示すフローチャートで説明したカートリッジ
エラーフラグが1かどうかチェックし(902)、カー
トリッジエラーフラグが0の場合にはエラーでないので
通常のコピーシーケンスを行う(903)。処理902
でカートリッジエラーフラグが1の場合は、エラーであ
るためコピーシーケンスを行わず処理を中断する。
【0070】以上説明したように処理を行うことで、カ
ートリッジ誤挿入した場合にコピー動作を禁止すること
が可能となる。
【0071】これにより、ユーザーが間違って本来挿入
すべき画像形成ステーションとは異なる画像形成ステー
ションにカートリッジユニットを誤挿入した場合に生ず
る色味変化などによる画質の劣化、或いは装置故障とい
った不測の事態を回避することができる。
【0072】〔第2の実施の形態〕第1の実施の形態で
は、複写機動作としてコピーシーケンスを例に説明した
が、特に複写機動作に限るものではなく、コンピュータ
から転送された画像をプリント出力する場合でも動作は
同じである。例えば、コンピュータホストからの画像デ
ータは画像展開コントローラによりYMCKデータに変
換され、図2の外部I/F部114を通して画像転送さ
れてくる。そして、後は、前述複写動作で説明した処理
と同じように画像形成出力されプリント出力される。ま
た、この外部I/F部114を介して図示しないCPU
と図示しない画像展開コントローラは通信しており、画
像形成装置本体内の情報や画像展開コントローラからの
プリント出力開始命令等を通信している。
【0073】図10に本実施の形態でのプリント出力時
の動作を示したフローチャートを示す。まず、画像形成
装置本体510のCPU512は、画像展開コントロー
ラからプリント起動命令が発行されたかどうかを常時監
視しており(1001)、プリント起動命令が発行され
るまで上記動作を繰り返す。そして、プリント起動命令
が発行されたならば、図7で説明したカートリッジエラ
ーフラグが1かどうかチェックし(1002)、カート
リッジエラーフラグが0の場合にはエラーでないので通
常のプリント画像形成出力シーケンスを行う(100
3)。処理1002でカートリッジエラーフラグが1の
場合は、エラーであるためプリント画像形成シーケンス
を行わず処理を中断する。
【0074】以上説明したように処理を行わせること
で、カートリッジ誤挿入した場合にプリント画像形成出
力を禁止することが可能となる。
【0075】これによっても、ユーザーが間違って本来
挿入すべき画像形成ステーションとは異なる画像形成ス
テーションにカートリッジユニットを誤挿入した場合に
生ずる画質の劣化、或いは機械故障といった不測の事態
を回避することができる。
【0076】以上のように第1及び第2の実施の形態で
は、画像形成装置本体510に取り外し可能なカートリ
ッジユニット317〜320に、現像器色を識別するた
めの情報(現像色情報)を記憶する記憶手段としてのE
EPROM317A〜230Aを有し、カートリッジユ
ニット317〜320が画像形成装置本体510の画像
形成ステーション503〜506に挿入されたとき、画
像形成装置本体510のCPU512が各画像形成ステ
ーション503〜506ごとに装着されているカートリ
ッジユニット317〜320内のEEPROM317A
〜320Aから現像色情報を読み出し、この読み出した
情報がカートリッジユニット317〜320を挿入され
るべき画像形成ステーション503〜506の色と異な
る場合に画像形成動作を禁止することによって、ユーザ
ーのカートリッジ誤挿入による画質の劣化を回避してい
る。またこれにより機械故障なども回避でき、かつ、色
ごとにカートリッジユニットをメカ的に変更することが
無いため、コスト的に安くできるといった多大な効果が
ある。
【0077】〔第3の実施の形態〕次に、ユーザーによ
る異なる他の電子写真画像形成装置のプロセスカートリ
ッジが誤挿入された時に警告メッセージを表示する電子
写真画像形成装置を説明する。
【0078】本実施の形態における電子写真画像形成装
置は、第1の実施の形態の電子写真画像形成装置におけ
るカートリッジユニット317〜320のEEPROM
317A〜320A、及び、画像形成装置本体510の
CPU512の記憶手段としての記憶部(不図示)に、
画像形成装置本体510を識別するための情報を書き込
むように構成した他は、第1の実施の形態の電子写真画
像形成装置と同じ構成になっている。
【0079】カートリッジユニット317〜320のデ
ータ記憶手段であるEEPROM317A〜320Aに
は、画像形成装置本体情報として本体機体情報(本体シ
リアル番号データ)を書き込み、また、電子写真画像形
成装置全体を制御する制御手段としてのCPU512の
記憶手段である記憶部には、プロセスカートリッジ情報
として前記本体機体情報(本体シリアル番号データ)を
書き込んでいる。カートリッジユニット317〜320
のEEPROM317A〜320Aへの本体機体情報の
書き込みは、図11に示す色情報書き込み治具と同じ構
成の本体機体情報書き込み治具(不図示)を利用して行
われる。
【0080】(他の電子写真画像形成装置のカートリッ
ジユニットの誤挿入について)本実施の形態では、カー
トリッジユニットの誤挿入を次のようなアルゴリズムで
検知する(図12参照)。
【0081】画像形成装置本体510では、電源投入
時、カートリッジ(カートリッジユニット)が装着され
ているかどうかをチェックし(1201)、カートリッ
ジが装着されていない場合は、カートリッジの挿入を促
すメッセージを表示し(1202)、カートリッジが挿
入されている場合は、まず、画像形成装置本体のCPU
の機体情報格納エリアに格納されている本体シリアル番
号データを読み出す(1203)。次にカートリッジの
EEPROMの機体情報格納エリアに格納されているデ
ータを読み出し(1204)、読み出したデータが0か
チェックし(1205)、0である場合には、カートリ
ッジが出荷直後で一度も使用されてない状態であり、始
めて装置本体に挿入されたカートリッジであるため、1
204で読み出された本体シリアル番号データをカート
リッジの機体情報格納エリアに書き込んでチェック動作
を終了する(1206)。
【0082】処理1205でカートリッジから読み出し
たデータが0でない場合は、処理1203で読み出した
データとカートリッジから読み出したデータを比較し
(1207)、同じ場合には、チェック処理を終了し、
異なる場合には、異なる機体のカートリッジが誤って挿
入されている事になるので警告メッセージを表示する
(1208)。
【0083】図13に操作表示部300(図1参照)で
の操作表示例を示す。図13の(a)は正しいカートリ
ッジユニット317〜320が画像形成ステーションに
格納されていてコピーできる状態を示しており、図13
の(b)は異なる他の電子写真画像形成装置のカートリ
ッジユニットがユーザーによりイエロー画像形成ステー
ション503に誤挿入されているため警告メッセージを
表示しているところを示している。
【0084】これにより、事前に、ユーザーが間違って
本来挿入すべき電子写真画像形成装置とは異なる他の電
子写真画像形成装置にカートリッジユニットを誤挿入し
た場合に生ずる色味変化現象の発生に伴う画質の劣化、
或いは機械故障といった不測の事態を回避することがで
きる。
【0085】〔第4の実施の形態〕第3の実施の形態で
は、イエロー画像形成ステーション503でのカートリ
ッジユニットの誤挿入を例に示したが、特にイエロース
テーションに限らず、他の画像形成ステーションでも同
じである。
【0086】〔第5の実施の形態〕第3の実施の形態で
は、表示メッセージとして、誤挿入を示すメッセージを
示したが、メッセージとしては、これに限るものでは無
く、例えば、カートリッジユニット内に記憶されている
本体機体情報である本体シリアル番号を表示して、さら
に、どの電子写真画像形成装置からカートリッジユニッ
トを挿入したか判り易く表示することも可能である。本
実施の形態における操作表示部300の警告メッセージ
を図14に示す。
【0087】以上のように第3乃至第5の実施の形態で
は、画像形成装置本体510に取り外し可能なカートリ
ッジユニット317〜320に、画像形成装置本体51
0を識別するための情報(画像形成装置本体情報)とし
て本体機体情報を記憶するEEPROM317A〜32
0Aを有し、カートリッジユニット317〜320が画
像形成装置本体510の画像形成ステーション503〜
506に挿入されたとき、画像形成装置本体510のC
PU512が画像形成装置本体510の本体機体情報と
カートリッジユニット317〜320の本体機体情報と
を比較し、異なる場合には警告メッセージを操作表示部
300に表示している。これにより事前に、ユーザーが
間違って本来挿入すべき電子写真画像形成装置とは異な
る他の電子写真画像形成装置にカートリッジユニットを
誤挿入した場合に生ずる色味変化現象の発生に伴う画質
の劣化、或いは機械故障といった不測の事態を回避する
ことができる。
【0088】なお、画像形成装置本体510を識別する
ための情報として使用している本体シリアル番号の意味
について簡単に説明すると、カラー電子写真画像形成装
置においては紙幣や有価証券の偽造を防止、または、抑
制する目的から、画像形成出力した画像中に本体シリア
ル番号を基にある変換したパターンをユーザーに目立た
ないように形成し、偽造物が生じた時にこのパターンか
らコピーした装置を特定可能とすることを目的とした
が、この偽造防止追跡技術に関しては、本発明の趣旨と
は直接関係ないため、詳しい説明は省略する。
【0089】(他の実施の形態)前述した実施の形態で
は、4色のトナー画像を記録紙に多重印刷する構成のカ
ラー電子写真画像形成装置を例示したが、2色或いは3
色、更には5色以上のトナー画像を記録紙に多重印刷す
る構成のカラー電子写真画像形成装置にも好適に適用す
ることができる。また異なる他の電子写真画像形成装置
のカートリッジユニットの誤挿入防止のために警告メッ
セージを表示する第3乃至第5の実施の形態に係る電子
写真画像形成装置あっては、単色のトナー画像を記録紙
に印刷する電子写真画像形成装置にも好適に適用するこ
とができる。
【0090】また、電子写真感光体としては、感光ドラ
ムに限定されることなく、例えば次のようなものが含ま
れる。先ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電
体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファス
セレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状またはベルト状のものが用いられ
ており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アル
ミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工等を
行ったものである。
【0091】また、現像方法としても、公知の2成分磁
気ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0092】また、帯電手段の構成も、前述した実施の
形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三角周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は
負のイオンを感光ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0093】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0094】また、潜像形成手段の構成も、前述した実
施の形態では露光手段としてLEDアレーを用いたが、
これに限定されるものではない。
【0095】また、前述した実施の形態では、感光ドラ
ム(電子写真感光体)、帯電器(帯電手段)、LEDア
レー(潜像形成手段)及び現像器(現像手段)を一体的
にカートリッジ化(ユニット化)して構成したプロセス
カートリッジを用いた例を説明したが、プロセスカート
リッジとしては少なくとも電子写真感光体と現像手段と
を一体的にカートリッジ化したもの、或いは電子写真感
光体と現像手段と帯電手段とを一体的にカートリッジ化
したものを用いてもよい。又、前述した実施の形態で
は、転写後の電子写真感光体上に残留したトナーの除去
を帯電手段と現像手段とで行わせたが、専用のクリーニ
ング手段を具備させてもよく、その場合に、該クリーニ
ング手段をプロセスカートリッジに包含させてもよい。
クリーニング手段としては、ブレード式、ファーブラシ
式、磁気ブラシ式等の適宜の方式、構成のものを用いる
ことができる。
【0096】また、本発明は前述した実施の形態の電子
写真画像形成装置装置に限定されるものではなく、例え
ば、電子写真ファクシミリ装置、或いは電子写真ワード
プロセッサ等の電子写真画像形成装置に使用することも
当然可能である。
【0097】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る電
子写真画像形成装置によれば、各プロセスカートリッジ
が画像形成装置本体の画像ステーションに挿入されたと
き、その挿入のプロセスカートリッジの記憶手段に記憶
された現像色情報と、プロセスカートリッジが挿入され
た画像ステーションに正規に対応するプロセスカートリ
ッジの現像手段の現像色情報との一致・不一致を判定
し、不一致の場合には電子写真画像形成装置の画像形成
動作を禁止するので、ユーザのプロセスカートリッジ誤
挿入による画質の劣化、或いは機械故障などを防ぐこと
ができ、かつ、現像剤の色ごとにプロセスカートリッジ
をメカ的に変更することが無いためコスト的に安くでき
るといった多大な効果がある。
【0098】また、本発明に係る電子写真画像形成装置
によれば、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に
装着されたとき、プロセスカートリッジ側と画像形成装
置本体側の各記憶手段の記憶情報を比較し、異なる場合
には警告メッセージを表示するので、事前に、ユーザの
プロセスカートリッジ誤挿入による画質の劣化や機械故
障などを防ぐことができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の電子写真画像形成装置の概
略断面図である。
【図2】同電子写真画像形成装置のディジタル画像処理
部の構成を示すブロック図である。
【図3】同電子写真画像形成装置のLED駆動部の構成
を示すブロック図である。
【図4】同電子写真画像形成装置の現像器内の構成を示
した図である。
【図5】同電子写真画像形成装置の画像形成ステーショ
ンのカートリッジ構成を示した図である。
【図6】同電子写真画像形成装置の電子写真画像形成装
置本体と各カートリッジユニットとの電気的接続を示し
た図である。
【図7】同電子写真画像形成装置において異なるカート
リッジユニットが誤挿入されたことをチェックするアル
ゴリズムを示したフローチャートである。
【図8】同電子写真画像形成装置の操作表示部の操作表
示例を示した図である。
【図9】同電子写真画像形成装置における複写動作許
可、複写動作禁止のアルゴリズムを示したフローチャー
トである。
【図10】同電子写真画像形成装置におけるプリント複
写動作許可、プリント複写動作禁止のアルゴリズムを示
したフローチャートである。
【図11】同電子写真画像形成装置におけるカートリッ
ジ色情報書き込み治具を示した図である。
【図12】第3の実施の形態の電子写真画像形成装置に
異なる装置のカートリッジが挿入された時に警告メッセ
ージを出すアルゴリズムを示したフローチャートであ
る。
【図13】同電子写真画像形成装置の操作表示部の操作
表示例を示した図である。
【図14】同電子写真画像形成装置の操作表示部の他の
操作表示例を示した図である。
【符号の説明】
342〜345 感光ドラム(電子写真感光体) 210〜213 LEDアレー(露光手段(潜像形成
手段)) 317〜320 カートリッジユニット(プロセスカ
ートリッジ) 317A〜320A EEPROM(プロセスカート
リッジの記憶手段) 321・324・327・330 帯電器(帯電手
段) 322・325・328・331 現像器(現像手
段) 333 転写ベルト(搬送手段) 323・326・329・332 転写帯電器(転写
手段) 503〜506 画像形成ステーション(画像ステー
ション) 512 CPU(画像形成装置本体側の制御手段)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と、前記電子写真感光体
    上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記電子写真感光
    体上に形成された潜像を現像剤により顕像化する現像手
    段とを有し、互いに前記現像手段の現像色を異にしてい
    る複数の画像ステーションと、 前記各画像ステーションに転写材を搬送する搬送手段
    と、 前記搬送手段により搬送される前記転写材に、前記各画
    像ステーションの電子写真感光体上に現像された画像を
    転写する転写手段を有し、 前記各画像ステーションにおける少なくとも電子写真感
    光体と現像手段はそれぞれ一体的に画像形成装置本体に
    対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構成され
    ており、 前記各プロセスカートリッジは自己の現像手段の現像色
    情報を記憶する記憶手段を有し、 前記各プロセスカートリッジが画像形成装置本体の画像
    ステーションに挿入されたとき、その挿入のプロセスカ
    ートリッジの記憶手段に記憶された現像色情報を読み出
    して、プロセスカートリッジが挿入された画像ステーシ
    ョンに正規に対応するプロセスカートリッジの現像手段
    の現像色情報との一致・不一致を判定し、不一致の場合
    には電子写真画像形成装置の画像形成動作を禁止する手
    段とを有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子写真画像形成装置
    において、前記潜像形成手段は前記電子写真感光体上を
    画像情報に応じて光で照射する露光手段を有することを
    特徴とする電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子写真画像形成装置
    において、前記露光手段は発光ダイオードアレイである
    ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1つに記載の電
    子写真画像形成装置において、該電子写真画像形成装置
    はカラー電子写真画像形成装置であり、前記各画像ステ
    ーションのプロセスカートリッジとして、現像手段の現
    像色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の
    都合4つのプロセスカートリッジを有することを特徴と
    する電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1つに記載の電
    子写真画像形成装置において、前記転写手段は各画像ス
    テーションに対応して存在しており、前記搬送手段によ
    り搬送される前記転写材に、前記各画像ステーションの
    電子写真感光体上に現像された画像が多重転写されるこ
    とを特徴とする電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか1つに記載の電
    子写真画像形成装置において、前記搬送手段はベルト体
    を移動させて転写材を搬送することを特徴とする電子写
    真画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1つに記載の電
    子写真画像形成装置において、前記プロセスカートリッ
    ジの前記記憶手段に記憶された現像色情報は画像ステー
    ション番号と同じであることを特徴とする電子写真画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 電子写真感光体と、前記電子写真感光体
    上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記電子写真感光
    体上に形成された潜像を現像剤により顕像化する現像手
    段を有する画像ステーションと、 前記画像ステーションに転写材を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される前記転写材に画像ステー
    ションの電子写真感光体上に現像された画像を転写する
    転写手段を有し、 前記画像ステーションにおける少なくとも電子写真感光
    体と現像手段は一体的に画像形成装置本体に対して着脱
    可能なプロセスカートリッジとして構成されており、 前記プロセスカートリッジにはそれが装着使用されるべ
    き画像形成装置本体情報を記憶する記憶手段を有し、 画像形成装置本体側にはこれに装着使用される前記プロ
    セスカートリッジ情報を記憶する記憶手段を有し、 前記プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着さ
    れたとき、プロセスカートリッジ側と画像形成装置本体
    側の各記憶手段の記憶情報を比較し、異なる場合には警
    告メッセージを表示する手段とを有することを特徴とす
    る電子写真画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の電子写真画像形成装置
    において、前記潜像形成手段は前記電子写真感光体上を
    画像情報に応じて光で照射する露光手段を有することを
    特徴とする電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電子写真画像形成装
    置において、前記露光手段は発光ダイオードアレイであ
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10の何れか1つに記載
    の電子写真画像形成装置において、複数の画像ステーシ
    ョンを有し、その各画像ステーションの少なくとも電子
    写真感光体と現像手段はそれぞれ一体的に画像形成装置
    本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構
    成されていることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11の何れか1つに記載
    の電子写真画像形成装置において、該電子写真画像形成
    装置はカラー電子写真画像形成装置であり、現像手段の
    現像色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色
    の都合4つの画像ステーションを有し、その各画像ステ
    ーションの少なくとも電子写真感光体と現像手段はそれ
    ぞれ一体的に画像形成装置本体に対して着脱可能なプロ
    セスカートリッジとして構成されていることを特徴とす
    る電子写真画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12に記載の電子写真
    画像形成装置において、前記転写手段は各画像ステーシ
    ョンに対応して存在しており、前記搬送手段により搬送
    される前記転写材に、前記各画像ステーションの電子写
    真感光体上に現像された画像が多重転写されることを特
    徴とする電子写真画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13の何れか1つに記載
    の電子写真画像形成装置において、前記搬送手段はベル
    ト体を移動させて転写材を搬送することを特徴とする電
    子写真画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至14の何れか1つに記載
    の電子写真画像形成装置において、前記プロセスカート
    リッジ側の記憶手段に記憶させた情報と、前記画像形成
    装置本体側の記憶手段に記憶させた情報は、画像形成装
    置本体のシリアル番号であることを特徴とする電子写真
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15の何れか1つに記載
    の電子写真画像形成装置において、画像形成装置本体に
    対して着脱可能な前記プロセスカートリッジは、電子写
    真感光体と現像手段の他に、前記電子写真感光体を帯電
    処理する帯電手段、前記電子写真感光体を清掃するクリ
    ーニング手段の少なくとも1つを包含していることを特
    徴とする電子写真画像形成装置。
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