JPH0225589B2 - - Google Patents
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- JPH0225589B2 JPH0225589B2 JP7925083A JP7925083A JPH0225589B2 JP H0225589 B2 JPH0225589 B2 JP H0225589B2 JP 7925083 A JP7925083 A JP 7925083A JP 7925083 A JP7925083 A JP 7925083A JP H0225589 B2 JPH0225589 B2 JP H0225589B2
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/17—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa the scanning speed being dependent on content of picture
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原稿を走査して画情報を読み取るフ
アクシミリ装置における各ラインの画情報の読み
取りタイミングを制御するための制御装置に関す
る。
アクシミリ装置における各ラインの画情報の読み
取りタイミングを制御するための制御装置に関す
る。
フアクシミリ装置は、原稿の内容に応じて副走
査方向の走査線密度を切り換えることができるよ
うになつているものが多い。例えば細かい文字が
図形の記された原稿を電送するときは、副走査方
向の走査線密度を7.7本/mmに設定し、高解像度
の画信号を比較的ゆつくりと伝送する。またこれ
以外の場合にはこの半分の3.85本/mmの標準的な
走査線密度に設定し、短時間に電送を行つて事務
の迅速化を図つている。
査方向の走査線密度を切り換えることができるよ
うになつているものが多い。例えば細かい文字が
図形の記された原稿を電送するときは、副走査方
向の走査線密度を7.7本/mmに設定し、高解像度
の画信号を比較的ゆつくりと伝送する。またこれ
以外の場合にはこの半分の3.85本/mmの標準的な
走査線密度に設定し、短時間に電送を行つて事務
の迅速化を図つている。
上記したように高解像度の通信モードが標準的
な通信モードのちようど倍の走査線密度に設定さ
れているフアクシミリ装置では、標準的なモード
が選択された場合でも読取時における副走査方向
の走査回数を高解像度のそれと等しくする場合が
ある。このような装置ではこれにより得られた画
情報を2ライン分ずつ電気的に処理して、標準的
な通信モードにおける1ラインの画信号を作成し
ている。これはいうまでもなく原稿の走査される
領域を“間引き”せず、情報の欠落をできるだけ
防止しようとする配慮によるものである。
な通信モードのちようど倍の走査線密度に設定さ
れているフアクシミリ装置では、標準的なモード
が選択された場合でも読取時における副走査方向
の走査回数を高解像度のそれと等しくする場合が
ある。このような装置ではこれにより得られた画
情報を2ライン分ずつ電気的に処理して、標準的
な通信モードにおける1ラインの画信号を作成し
ている。これはいうまでもなく原稿の走査される
領域を“間引き”せず、情報の欠落をできるだけ
防止しようとする配慮によるものである。
さてフアクシミリ装置では通常パルスモータを
使用して原稿の副走査を行つている。第1図は高
解像度の通信モードにおけるパルスモータのドラ
イブパルスの発生状況と、原稿の副走査方向にお
ける移動量をそれぞれ表わしたものである。ドラ
イブパルス11(同図a)は、画信号1ライン分
の伝送時間tAと等しい間隔で周期的に発生する。
ドライブパルス11が発生するたびにパルスモー
タが回転し、原稿が1ライン分ずつ移動する(同
図b)。しかしながらこの移動開始には時間的な
遅れが伴う。この遅れによつて生ずる各静止区間
tBにおいて画像の1ライン分の画情報の読み取り
が行われる。読み取られた各ラインの画信号は圧
縮等の処理を行つた後、前記した伝送時間tAで送
信されることになる。
使用して原稿の副走査を行つている。第1図は高
解像度の通信モードにおけるパルスモータのドラ
イブパルスの発生状況と、原稿の副走査方向にお
ける移動量をそれぞれ表わしたものである。ドラ
イブパルス11(同図a)は、画信号1ライン分
の伝送時間tAと等しい間隔で周期的に発生する。
ドライブパルス11が発生するたびにパルスモー
タが回転し、原稿が1ライン分ずつ移動する(同
図b)。しかしながらこの移動開始には時間的な
遅れが伴う。この遅れによつて生ずる各静止区間
tBにおいて画像の1ライン分の画情報の読み取り
が行われる。読み取られた各ラインの画信号は圧
縮等の処理を行つた後、前記した伝送時間tAで送
信されることになる。
第2図は、このような読み取り制御を標準的な
通信モードにそのまま適用した場合を表わしたも
のである。パルスモータを駆動するためのドライ
ブパルス12(同図a)は、第1図に示したそれ
に比べて約半分の短い周期tCで発生する。これ
は、2ライン走査して1ライン分の画信号の送信
を行おうとすることによるものである。このよう
にドライブパルス12の周期が短かくなると、パ
ルスモータは連続的に回転を行う。この結果、同
図bに示すように原稿は副走査方向にほぼ等速度
で連続的に移動することになる。このとき、原稿
の読み取りは1ラインずつ等間隔に行われる。
通信モードにそのまま適用した場合を表わしたも
のである。パルスモータを駆動するためのドライ
ブパルス12(同図a)は、第1図に示したそれ
に比べて約半分の短い周期tCで発生する。これ
は、2ライン走査して1ライン分の画信号の送信
を行おうとすることによるものである。このよう
にドライブパルス12の周期が短かくなると、パ
ルスモータは連続的に回転を行う。この結果、同
図bに示すように原稿は副走査方向にほぼ等速度
で連続的に移動することになる。このとき、原稿
の読み取りは1ラインずつ等間隔に行われる。
ところで標準的な通信モードでこのような読み
取り制御を行うと、2ライン分の画情報を蓄積し
これらを処理させるためのメモリと、この処理時
間中に読み取られた新たなラインの画情報を蓄積
しておくためのメモリとが必要となる。すなわち
幾ラインものラインメモリが必要となり、フアク
シミリ装置が高価かつ複雑となる欠点がある。
取り制御を行うと、2ライン分の画情報を蓄積し
これらを処理させるためのメモリと、この処理時
間中に読み取られた新たなラインの画情報を蓄積
しておくためのメモリとが必要となる。すなわち
幾ラインものラインメモリが必要となり、フアク
シミリ装置が高価かつ複雑となる欠点がある。
第1図および第2図に対応した第3図は、この
ような欠点を解決するものとして従来提案された
読み取り制御を表わしたものである。この読み取
り制御では、1ライン分の画情報処理に用いられ
るそれぞれ最初のラインの画情報読み取り区間A
が経過した後に、パルスモータ駆動用のドライブ
パルス13(同図a)をできるだけ短い時間間隔
tDで2回ずつ発生させる。そして2回目のドライ
ブパルス132が発生した時点で、1ライン分の
画像処理に用いられる2ライン目の画情報読み取
り区間Bを開始させる。これらの読み取り区間
A,Bにおいて読まれたそれぞれ2ライン分の画
情報を基に1ライン分の画信号が作成され、伝送
時間tAで受信側に送られる。
ような欠点を解決するものとして従来提案された
読み取り制御を表わしたものである。この読み取
り制御では、1ライン分の画情報処理に用いられ
るそれぞれ最初のラインの画情報読み取り区間A
が経過した後に、パルスモータ駆動用のドライブ
パルス13(同図a)をできるだけ短い時間間隔
tDで2回ずつ発生させる。そして2回目のドライ
ブパルス132が発生した時点で、1ライン分の
画像処理に用いられる2ライン目の画情報読み取
り区間Bを開始させる。これらの読み取り区間
A,Bにおいて読まれたそれぞれ2ライン分の画
情報を基に1ライン分の画信号が作成され、伝送
時間tAで受信側に送られる。
ところでこの読み取り制御では、最初のライン
の画情報読み取り区間Aでは、同図bに示すよう
に原稿が静止しており、次の画情報読み取り区間
Bでは最初のドライブパルス131によつて原稿
が副走査方向に移動している。
の画情報読み取り区間Aでは、同図bに示すよう
に原稿が静止しており、次の画情報読み取り区間
Bでは最初のドライブパルス131によつて原稿
が副走査方向に移動している。
この結果、例えば第4図に示すように、最初の
ラインの読み取りが第1ライン目の副走査位置1
5で行われたとすれば、後のラインの読み取りは
第1ライン目と第2ライン目の間の副走査位置1
6で行われることになる。また次の画情報伝送の
ための最初のラインの読み取りは、第3ライン目
の副走査位置17で行われ、続いて第3ライン目
と第4ライン目の間の副走査位置18で、後のラ
インの読み取りが行われることになる。以下同様
にして読み取りが行われる結果、この例の読取制
御では第2ライン目と第3ライン目の間、第4ラ
イン目と第5ライン目の間、…等に読み取りの行
われない領域19が生じてしまう。すなわち2ラ
インずつ画情報を読みとつて1ライン分の画信号
を作成するように配慮しても、画情報の読み取り
が等間隔に行われないので、画情報の欠落が必然
的に発生することになる。
ラインの読み取りが第1ライン目の副走査位置1
5で行われたとすれば、後のラインの読み取りは
第1ライン目と第2ライン目の間の副走査位置1
6で行われることになる。また次の画情報伝送の
ための最初のラインの読み取りは、第3ライン目
の副走査位置17で行われ、続いて第3ライン目
と第4ライン目の間の副走査位置18で、後のラ
インの読み取りが行われることになる。以下同様
にして読み取りが行われる結果、この例の読取制
御では第2ライン目と第3ライン目の間、第4ラ
イン目と第5ライン目の間、…等に読み取りの行
われない領域19が生じてしまう。すなわち2ラ
インずつ画情報を読みとつて1ライン分の画信号
を作成するように配慮しても、画情報の読み取り
が等間隔に行われないので、画情報の欠落が必然
的に発生することになる。
第5図はこのような画情報の欠落を生じさせな
いような時間間隔tEでドライブパルス21(同図
a)を発生させる読み取り制御を表わしたもので
ある。この場合には、同図bに示すように、各画
情報読み取り区間A,Bで原稿が静止し、かつそ
れぞれの読み取り位置が1ラインずつ正確に移動
している。従つて画情報の読み取りが理想的に行
われるが、電送時間がかなり長時間化するという
問題がある。
いような時間間隔tEでドライブパルス21(同図
a)を発生させる読み取り制御を表わしたもので
ある。この場合には、同図bに示すように、各画
情報読み取り区間A,Bで原稿が静止し、かつそ
れぞれの読み取り位置が1ラインずつ正確に移動
している。従つて画情報の読み取りが理想的に行
われるが、電送時間がかなり長時間化するという
問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、画像を高密度
時の走査間隔で正確に読み取り、しかもその読み
取りを高速化することのできるフアクシミリ読み
取り制御装置を提供することをその目的とする。
時の走査間隔で正確に読み取り、しかもその読み
取りを高速化することのできるフアクシミリ読み
取り制御装置を提供することをその目的とする。
本発明では、1ライン分の画信号を作成するた
めのそれぞれ最初のラインの読み取りについてこ
れをほぼ原稿の静止区間で行わせるためにこの最
初のラインにおける読み取り開始時期を設定する
ためのパルスを作成する第1のパルス発生手段
と、原稿を副走査方向に移動させるためのパルス
モータがこのパルスに同期して励磁されたとき、
これにより原稿が1ライン分移動を完了した後、
次のラインへの移動が開始されるまでの原稿のほ
ぼ静止した区間で2ライン目の画情報の読み取り
を行わせるように前記パルスモータの次の励磁開
始のタイミングを設定する第2のパルス発生手段
とをフアクシミリ読み取り制御装置に具備させ
る。
めのそれぞれ最初のラインの読み取りについてこ
れをほぼ原稿の静止区間で行わせるためにこの最
初のラインにおける読み取り開始時期を設定する
ためのパルスを作成する第1のパルス発生手段
と、原稿を副走査方向に移動させるためのパルス
モータがこのパルスに同期して励磁されたとき、
これにより原稿が1ライン分移動を完了した後、
次のラインへの移動が開始されるまでの原稿のほ
ぼ静止した区間で2ライン目の画情報の読み取り
を行わせるように前記パルスモータの次の励磁開
始のタイミングを設定する第2のパルス発生手段
とをフアクシミリ読み取り制御装置に具備させ
る。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第6図は本実施例のフアクシミリ読み取り制御
装置の概略を表わしたものである。この制御装置
は、第1の時間間隔設定手段としてのワンシヨツ
トマルチバイブレータ25、基本クロツク26を
発生させるクロツク発生回路27、基本クロツク
26を所定の分周比で分周するカウンタ28、カ
ウンタ28の出力によつてセツトされるフリツプ
フロツプ回路29、読み取り区間を設定する読み
取り区間設定回路31等の回路によつて構成され
ている。
装置の概略を表わしたものである。この制御装置
は、第1の時間間隔設定手段としてのワンシヨツ
トマルチバイブレータ25、基本クロツク26を
発生させるクロツク発生回路27、基本クロツク
26を所定の分周比で分周するカウンタ28、カ
ウンタ28の出力によつてセツトされるフリツプ
フロツプ回路29、読み取り区間を設定する読み
取り区間設定回路31等の回路によつて構成され
ている。
このフアクシミリ読み取り制御装置の動作を第
7図と共に説明する。オペレータが副走査方向の
走査線密度を3.85本/mmの標準的な通信モードに
設定したとする。原稿が図示しない読取部に送ら
れると、ワンシヨツトマルチバイブレータ25に
は、図示しない回路部分から所定のタイミングで
最初のイメージリクエスト信号331(第7図a)
が供給される。ワンシヨツトマルチバイブレータ
25は、イメージリクエスト信号331の立ち下
がり時点から、第1の時間間隔tFに設定されたパ
ルス信号34(第7図b)を発生させる。この第
1の時間間隔tFは原稿の動きに合わせて設定され
るものであり、本実施例では7.5m秒に設定され
る。
7図と共に説明する。オペレータが副走査方向の
走査線密度を3.85本/mmの標準的な通信モードに
設定したとする。原稿が図示しない読取部に送ら
れると、ワンシヨツトマルチバイブレータ25に
は、図示しない回路部分から所定のタイミングで
最初のイメージリクエスト信号331(第7図a)
が供給される。ワンシヨツトマルチバイブレータ
25は、イメージリクエスト信号331の立ち下
がり時点から、第1の時間間隔tFに設定されたパ
ルス信号34(第7図b)を発生させる。この第
1の時間間隔tFは原稿の動きに合わせて設定され
るものであり、本実施例では7.5m秒に設定され
る。
パルス信号34が発生すると、この信号34と
インバータ35によつて論理を反転された反転信
号36とがカウンタ28に供給される。カウンタ
28は、これにより第1の時間間隔tFの間1/3
の分周比にセツトされる。そして2.5m秒の周期
で発生する基本クロツク26(第7図c)を分周
する。カウンタ28の分周出力37はフリツプフ
ロツプ回路29に入力され、これをセツトする。
フリツプフロツプ回路29は、これにより第1の
時間間隔tFの間H(ハイ)レベルとなるゲート信
号38を出力する。ゲート信号38はアンドゲー
ト39に供給され、分周出力37を基にしてライ
ン制御信号41(第7図b)を作成する。
インバータ35によつて論理を反転された反転信
号36とがカウンタ28に供給される。カウンタ
28は、これにより第1の時間間隔tFの間1/3
の分周比にセツトされる。そして2.5m秒の周期
で発生する基本クロツク26(第7図c)を分周
する。カウンタ28の分周出力37はフリツプフ
ロツプ回路29に入力され、これをセツトする。
フリツプフロツプ回路29は、これにより第1の
時間間隔tFの間H(ハイ)レベルとなるゲート信
号38を出力する。ゲート信号38はアンドゲー
ト39に供給され、分周出力37を基にしてライ
ン制御信号41(第7図b)を作成する。
ライン制御信号41は読み取り区間設定回路3
1に供給される他、図示しないパルスモータ駆動
回路に供給され、パルスモータのドライブパルス
となる。パルスモータはこれにより第1のゲート
時間間隔tFを置いて2ステツプ分だけ回転し、原
稿が副走査方向に2回歩進する(第7図e)。
1に供給される他、図示しないパルスモータ駆動
回路に供給され、パルスモータのドライブパルス
となる。パルスモータはこれにより第1のゲート
時間間隔tFを置いて2ステツプ分だけ回転し、原
稿が副走査方向に2回歩進する(第7図e)。
読み取り区間設定回路31は、それぞれのライ
ン制御信号41の立ち下がり時点から所定の時間
幅の読み取り信号421,422(第7図f)を発
生させ、図示しないイメージセンサによつて2ラ
イン分の画情報の読み取りを行わせる。このうち
第1の読み取り信号421は、最初のドライブパ
ルスの発生直後、すなわちライン制御信号41の
発生直後に発生する。従つて1ライン目の画情報
読み取り区間A(第7図e)において原稿は静止
状態にある。また第2の読み取り信号422は、
最初のドライブパルスが発生してから7.5m秒経
過後に発生する。このため原稿が正確に1ライン
分副走査された時点で画情報の読み取りが行われ
ることになる。しかもこの読み取り動作は2番目
のドライブパルスの発生直後に行われる。従つて
2ライン目の画情報読み取り区間Bでも、原稿は
同様に静止状態にある。すなわち1ライン分の画
信号を作成するための2ライン分の画情報の読み
取りは、理想的な状態で行われる。第2の読み取
り信号422によつて得られる画情報は第1の読
み取り信号421によつて得られた画情報と共に
処理され、作成された画信号は第2の時間間隔tG
において順次伝送される。
ン制御信号41の立ち下がり時点から所定の時間
幅の読み取り信号421,422(第7図f)を発
生させ、図示しないイメージセンサによつて2ラ
イン分の画情報の読み取りを行わせる。このうち
第1の読み取り信号421は、最初のドライブパ
ルスの発生直後、すなわちライン制御信号41の
発生直後に発生する。従つて1ライン目の画情報
読み取り区間A(第7図e)において原稿は静止
状態にある。また第2の読み取り信号422は、
最初のドライブパルスが発生してから7.5m秒経
過後に発生する。このため原稿が正確に1ライン
分副走査された時点で画情報の読み取りが行われ
ることになる。しかもこの読み取り動作は2番目
のドライブパルスの発生直後に行われる。従つて
2ライン目の画情報読み取り区間Bでも、原稿は
同様に静止状態にある。すなわち1ライン分の画
信号を作成するための2ライン分の画情報の読み
取りは、理想的な状態で行われる。第2の読み取
り信号422によつて得られる画情報は第1の読
み取り信号421によつて得られた画情報と共に
処理され、作成された画信号は第2の時間間隔tG
において順次伝送される。
第2の時間間隔tGは、パルス信号34がL(ロ
ー)レベルとなつた区間においてカウンタ28が
基本クロツク26を1/2分周することによつて作
成される。本実施例ではこの第2の時間間隔tGが
5m秒となる。これはこのフアクシミリ装置にお
いて、原稿が次の1ライン分の画信号作成のため
に新たな走査位置に移動を完了するための最小の
時間間隔に一致させたものである。
ー)レベルとなつた区間においてカウンタ28が
基本クロツク26を1/2分周することによつて作
成される。本実施例ではこの第2の時間間隔tGが
5m秒となる。これはこのフアクシミリ装置にお
いて、原稿が次の1ライン分の画信号作成のため
に新たな走査位置に移動を完了するための最小の
時間間隔に一致させたものである。
パルス信号34がLレベルとなつてから第2の
時間間隔tGが経過すると、第2のイメージリクエ
スト信号332(第7図a)が発生する。そして前
記したと同様の回路動作で読み取り信号421,
422が順次発生し、1ラインずつ正確に間隔を
置いて2ライン分の画情報の読み取りが行われ
る。以下同様である。
時間間隔tGが経過すると、第2のイメージリクエ
スト信号332(第7図a)が発生する。そして前
記したと同様の回路動作で読み取り信号421,
422が順次発生し、1ラインずつ正確に間隔を
置いて2ライン分の画情報の読み取りが行われ
る。以下同様である。
以上説明した実施例のフアクシミリ装置では、
第1のパルス発生手段の作成したパルスによつて
その起点が設定される第1の時間間隔と、第2の
パルス発生手段の作成したパルスによつてその起
点が設定される第2の時間間隔をそれぞれ7.5m
秒と、5.0m秒に設定し、読み取り制御を行つた。
他のフアクシミリ装置では、その装置の特性に合
わせてこれらを適宜変更すれば良い。
第1のパルス発生手段の作成したパルスによつて
その起点が設定される第1の時間間隔と、第2の
パルス発生手段の作成したパルスによつてその起
点が設定される第2の時間間隔をそれぞれ7.5m
秒と、5.0m秒に設定し、読み取り制御を行つた。
他のフアクシミリ装置では、その装置の特性に合
わせてこれらを適宜変更すれば良い。
なお、ここで第1のパルス発生手段とは、1ラ
イン分の画信号を作成するためのそれぞれ最初の
ラインの読み取りについて、これをほぼ原稿の静
止区間で行わせるためにこの最初のラインにおけ
る読み取り開始時期を設定するためのパルスを作
成するための手段であり、第2のパルス発生手段
とは、原稿を副走査方向に移動させるためのパル
スモータがこのパルスに同期して励磁されたと
き、これにより原稿が1ライン分移動を完了した
後、次の1ラインへの移動が開始されるまでの原
稿のほぼ静止した区間で2ライン目の画情報の読
み取りを行わせるようにパルスモータの次の励磁
開始のタイミングを設定するための手段である。
イン分の画信号を作成するためのそれぞれ最初の
ラインの読み取りについて、これをほぼ原稿の静
止区間で行わせるためにこの最初のラインにおけ
る読み取り開始時期を設定するためのパルスを作
成するための手段であり、第2のパルス発生手段
とは、原稿を副走査方向に移動させるためのパル
スモータがこのパルスに同期して励磁されたと
き、これにより原稿が1ライン分移動を完了した
後、次の1ラインへの移動が開始されるまでの原
稿のほぼ静止した区間で2ライン目の画情報の読
み取りを行わせるようにパルスモータの次の励磁
開始のタイミングを設定するための手段である。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば副走査方向の走査線
密度を低下させても原稿をほぼ静止状態で走査す
ることができ、従来と比べて高解像度の画像を得
ることが可能となる。
密度を低下させても原稿をほぼ静止状態で走査す
ることができ、従来と比べて高解像度の画像を得
ることが可能となる。
第1図は高解像度の通信モードにおける読み取
り制御の一例を表わした説明図、第2図は伝送時
間を短かくしてこれを単純に標準的な通信モード
の読み取り制御に置き換えた場合の従来例を表わ
した説明図、第3図は第2図に示した従来例と異
なつた観点による読み取り制御の従来例を表わし
た説明図、第4図は第3図に示した例において原
稿の読み取り段階で発生する画情報の欠落状況を
表わした説明図、第5図はこのような情報の欠落
を防止した他の読み取り制御を表わした説明図、
第6図は本発明の一実施例におけるフアクシミリ
読み取り制御装置の概略を表わしたブロツク図、
第7図はこの実施例の装置の動作を説明するため
のタイミング図である。 25……ワンシヨツトマルチバイブレータ、2
7……クロツク発生回路、28……カウンタ、3
1……読み取り区間設定回路、41……ライン制
御信号、42……読み取り信号、A,B……画情
報読み取り区間。
り制御の一例を表わした説明図、第2図は伝送時
間を短かくしてこれを単純に標準的な通信モード
の読み取り制御に置き換えた場合の従来例を表わ
した説明図、第3図は第2図に示した従来例と異
なつた観点による読み取り制御の従来例を表わし
た説明図、第4図は第3図に示した例において原
稿の読み取り段階で発生する画情報の欠落状況を
表わした説明図、第5図はこのような情報の欠落
を防止した他の読み取り制御を表わした説明図、
第6図は本発明の一実施例におけるフアクシミリ
読み取り制御装置の概略を表わしたブロツク図、
第7図はこの実施例の装置の動作を説明するため
のタイミング図である。 25……ワンシヨツトマルチバイブレータ、2
7……クロツク発生回路、28……カウンタ、3
1……読み取り区間設定回路、41……ライン制
御信号、42……読み取り信号、A,B……画情
報読み取り区間。
Claims (1)
- 1 副走査方向について高密度の記録とこの半分
の比較的低密度の記録の少なくとも2種類の記録
モードを指定することができ、比較的低密度のモ
ードを指定したときは高密度の記録時と同様の走
査線密度で原稿を読み取り、それぞれ2ライン分
の画情報から1ライン分の画信号を電気的に作成
して受信側に送出するフアクシミリ装置におい
て、1ライン分の画信号を作成するためのそれぞ
れ最初のラインの読み取りについてこれをほぼ原
稿の静止区間で行わせるためにこの最初のライン
における読み取り開始時期を設定するためのパル
スを作成する第1のパルス発生手段と、原稿を副
走査方向に移動させるためのパルスモータがこの
パルスに同期して励磁されたとき、これにより原
稿が1ライン分移動を完了した後、次のラインへ
の移動が開始されるまでの原稿のほぼ静止した区
間で2ライン目の画情報の読み取りを行わせるよ
うに前記パルスモータの次の励磁開始のタイミン
グを設定する第2のパルス発生手段とを具備する
ことを特徴とするフアクシミリ読み取り制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7925083A JPS59204374A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | フアクシミリ読み取り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7925083A JPS59204374A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | フアクシミリ読み取り制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59204374A JPS59204374A (ja) | 1984-11-19 |
JPH0225589B2 true JPH0225589B2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=13684605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7925083A Granted JPS59204374A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | フアクシミリ読み取り制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59204374A (ja) |
-
1983
- 1983-05-09 JP JP7925083A patent/JPS59204374A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59204374A (ja) | 1984-11-19 |
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