JPH0225579Y2 - - Google Patents

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JPH0225579Y2
JPH0225579Y2 JP1984058215U JP5821584U JPH0225579Y2 JP H0225579 Y2 JPH0225579 Y2 JP H0225579Y2 JP 1984058215 U JP1984058215 U JP 1984058215U JP 5821584 U JP5821584 U JP 5821584U JP H0225579 Y2 JPH0225579 Y2 JP H0225579Y2
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connecting rod
manipulator
electromagnet
manipulator arm
movable
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JP1984058215U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可動台操作用マニピユレータ、特に電
子部品を可動台に載せて半田付け処理等を行うボ
ンダー装置において前記可動台の可動倍率を容易
に変え得るようにした可変倍率式マニピユレータ
に関する。
半導体部品等に端子を半田付け処理したり、基
板に配線付け処理を行つたりする場合、これらの
電子部品をX−Y方向に動く載物台(可動台)に
載せ、マニピユレータを用いて可動台を動かしつ
つ処理を行う装置がある。前記可動台の動きはマ
ニピユレータの手動操作部(マニピユレータノ
ブ)の動作に対して一定比率で縮小された動作を
する。このような手動マニピユレータを用いたワ
イヤボンダー装置は従来からかなり出回つている
が、いずれもその可動台の可動範囲はかなり小さ
い(一般的には1インチ平方程度)のがほとんど
である。しかしハイブリツドIC等の基板になる
と2インチ平行程度のものまであり、この大きさ
のものを上述した手動式のマニピユレータで動か
すことができれば作業上非常に便利である。しか
し従来のこの種のマニピユレータでは可動台と操
作ノブとの移動倍率(マニピユレータ比)は高々
1:5か1:6程度であり、2インチ平方の大き
さの基板を動かすにはマニピユレータノブの可動
範囲は300mm以上(マニピユレータ比1:6の場
合)にもなり、装置全体が非常に大きくなつてし
まうとともに手も大きく動かす必要があり、作業
がわずらわしくなる。したがつてあまり大きな可
動範囲を要するものには適用できず、せいぜい1
インチ平方以下程度の部品が対象となる。この可
動範囲を外れる場合は基板(搭載台)を手で直接
動かす必要があり、しかも無造作に動かすとボン
デイング個所を見失う場合もあり得る。
本考案は上述した問題を解決し、本来の微動機
構のほかにマニピユレータ比が1:1の粗動機構
を備え、可動台の可動範囲が大きく、しかも操作
性に優れた可変倍率式マニピユレータを提供する
ことを目的とする。
本考案は、固定台に1つの支点をもちかつ可動
台に一端を連結した可動台微動機構を有するマニ
ピユレータにおいて、前記微動機構の支点部に回
転自在に設けられかつ該支点部を接続・開離する
第1の電磁石と、手動操作部につながるマニピユ
レータ腕部に回転不能に設けられかつ前記可動台
と接続・開離する第2の電磁石とを有し、前記可
動台の微動操作時には前記第1の電磁石をON、
前記第2の電磁石をOFFとし、粗動操作時には
前記第1の電磁石をOFF、前記第2の電磁石を
ONとするように構成したものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る可変倍率式マニ
ピユレータを用いたワイヤボンダー装置の平面図
であり、第2図は第1図の矢視Fからみた側面図
である。固定台となるボンダ底部1の上面にX−
Yテーブル2(第2図)が取り付けられ、このX
−Yテーブル2に、平面図でみて概略T字形を成
したTバー3が設けられている。Tバー3はX−
Yテーブル2上を直交2方向即ちX方向およびY
方向に摺動するようになつている。Tバー3の一
端3aには載物台4が取り付けられる。Tバー3
および載物台4によつて本考案に係る可動台を構
成している。この載物台4には、図示しないヒー
タステージ等を介して基板等の電子部品が載せら
れる。
全体として符号5で示す可動台微動機構は、図
示実施例では平行四辺形リンク機構で構成された
平行運動機構が用いられている。第1図に示すよ
うに可動台微動機構5の支点部はボンダ底部1に
固定されたプレート6上に形成され、また該微動
機構5の一部はTバー3にピン16を介して枢着
されている。可動台微動機構5の他端からマニピ
ユレータ腕部7がのばされ、該腕部の端部にはマ
ニピユレータノブ8が取り付けられている。上述
と一部分重複するが、図示実施例の構成を、第1
図を参照してより具体的に説明すれば、この可変
倍率式マニピユレータは、一端にマニピユレータ
ノブ8を備え両端部間のTバー3領域内における
下面に粗動時付勢用電磁石(第2の電磁石と称す
る)12を回転不能に設けたマニピユレータ腕部
7と、マニピユレータ腕部7と平行に離間させて
一端をピン16を介してTバー3に枢着した第1
の連接棒17と、第1の連接棒17の他端とマニ
ピユレータ腕部7の他端に回転自在に架設しかつ
第1の連接棒17の前記他端を越えて張り出した
張出部18aのボンダ底部1領域内における下面
に微動時付勢用電磁石(第1の電磁石と称する)
10を回転自在に設けた第2の連接棒18と、第
2の連接棒18に平行に離間させて第1の連接棒
17の中途部とマニピユレータ腕部7とに両端を
回動自在に架設した第3の連接棒19とからなる
平行四辺形リンク機構を有し、第2の連接棒18
の前記張出部18aの張出長さは、第2、第3の
連接棒18,19どおしの最大離間距離と大略等
しくなつており、マニピユレータ腕部7の長さ
は、第2の連接棒18の全長に大略等しくなつて
おり、第2の電磁石12の付勢によりマニピユレ
ータ腕部7が該第2の電磁石12を介してTバー
3に固着され、第1の電磁石10の付勢により第
2の連接棒18が該第1の電磁石10を介してボ
ンダ底部1に回動自在に支点支持されている。マ
ニピユレータノブ8は操作台9の上面に極少の隙
間を有して位置しており、このノブ8を操作台9
上でX−Y方向に動かすことにより、微動機構5
を介してTバー3、したがつて載物台4は一定の
縮少比でX−Y方向に移動する。
可動台微動機構5の前記支点部には第1の電磁
石10がボンダ底部1の面に対して垂直方向即ち
上下方向に移動可能でかつ水平面内において回転
可能に取り付けられ、第2図に示す如くスプリン
グ11によつてプレート6に対して上方へ引き上
げられるように力が加えられている。電磁石10
が働くとその磁気的吸引力により該電磁石10が
プレート6に吸着され、これによつて微動機構5
の支点が形成される。マニピユレータ腕部7は第
2の電磁石12がボンダ底部1の面に対して垂直
方向即ち上下方向にのみ移動可能に設けられてい
る。第2の電磁石12が働くとその磁気的吸引力
により該電磁石12がTバー3に吸着され、該電
磁石12への通電が切られるとスプリング13の
ばね力によりTバー3に対し上方へ引き上げら
れ、これによつてマニピユレータ腕部7はTバー
3との接続が開離する。これ第1、第2の電磁石
10,12の電磁的付勢、消勢はマニピユレータ
ノブ8に取り付けたマニピユレータ比切換スイツ
チ14によつて行われるようになつている。なお
マニピユレータノブ8にはボンドボタンスイツチ
15が設けられている。
このような構成でマニピユレータを微動させる
ときは第1の電磁石10をON状態としてプレー
ト6に吸着させて微動機構5の支点を形成せしめ
る。同時に第2の電磁石12はOFF状態となつ
ており、前述の如くスプリング13によつてTバ
ー3から1〜2mm開離している。したがつてマニ
ピユレータの平行運動機構部分は電磁石10の軸
支部を支点としてボンダ底部1に連結されるので
通常のマニピユレータとして1:5あるいは1:
6の比で動作する。次にノブ8のスイツチ切換え
により第1の電磁石10を消勢するとともに第2
の電磁石12を付勢すると、微動機構5の前記支
点が開離し、かつマニピユレータ腕部7が第2の
電磁石12を介してTバー3と直結(固定)さ
れ、これによつて1:1のマニピユレータ比でT
バー3が動作し得るようになる。この状態が本考
案での粗動状態であり、マニピユレータノブ8の
動きとTバー3上の載物台の動きとは同じ比、即
ち1:1で動作するので、大きな基板等をボンデ
イング処理する場合には作業がきわめて容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したワイヤボンダー装置
の平面図、第2図は第1図の矢視Fからみた側面
図である。 1……ボンダ底部、2……X−Yテーブル、3
……Tバー、4……載物台、5……可動台微動機
構、6……プレート、7……マニピユレータ腕
部、8……マニピユレータノブ、9……操作台、
10……第1の電磁石、11,13……スプリン
グ、12……第2の電磁石、14……マニピユレ
ータ比切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定台上に保持された可動台を移動させるマニ
    ピユレータにおいて、一端にノブを備え両端部間
    の前記可動台領域内における下面に粗動時付勢用
    電磁石を回転不能に設けたマニピユレータ腕部
    と、該マニピユレータ腕部と平行に離間させて一
    端を前記可動台に枢着した第1の連接棒と、該第
    1の連接棒の他端と前記マニピユレータ腕部の他
    端に回転自在に架設し前記第1の連接棒の前記他
    端を越えて張り出した張出部の前記固定台領域内
    における下面に微動時付勢用電磁石を回転自在に
    設けた第2の連接棒と、該第2の連接棒に平行に
    離間させて前記第1の連接棒の中途部と前記マニ
    ピユレータ腕部とに両端を回動自在に架設した第
    3の連接棒とからなる平行四辺形リンク機構を有
    し、前記第2の連接棒の前記張出部の張出長さは
    前記第2、第3の連接棒どおしの最大離間距離と
    大略等しくなつており、前記マニピユレータ腕部
    の長さは前記第2の連接棒の全長に大略等しくな
    つており、前記粗動時付勢用電磁石の付勢により
    前記マニピユレータ腕部が該粗動時付勢用電磁石
    を介して前記可動台に固着され、前記微動時付勢
    用電磁石の付勢により前記第2の連接棒が該微動
    時付勢用電磁石を介して前記固定台に回動自在に
    支点支持され、前記両電磁石を択一的に付勢して
    前記可動台の粗動または微動を行うことを特徴と
    する可変倍率式マニピユレータ。
JP5821584U 1984-04-20 1984-04-20 可変倍率式マニピユレ−タ Granted JPS60171663U (ja)

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JP5821584U JPS60171663U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 可変倍率式マニピユレ−タ

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JPS60171663U JPS60171663U (ja) 1985-11-14
JPH0225579Y2 true JPH0225579Y2 (ja) 1990-07-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182125A (ja) * 1975-01-14 1976-07-19 Kikuo Inoe Fukuseiseizuki
JPS5852959U (ja) * 1981-09-25 1983-04-11 ダイワ精工株式会社 リ−ルシ−ト

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110495U (ja) * 1982-01-20 1983-07-27 株式会社学習研究社 拡大描画器

Patent Citations (2)

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