JPH0733349Y2 - 回路遮断器の端子板 - Google Patents
回路遮断器の端子板Info
- Publication number
- JPH0733349Y2 JPH0733349Y2 JP12000389U JP12000389U JPH0733349Y2 JP H0733349 Y2 JPH0733349 Y2 JP H0733349Y2 JP 12000389 U JP12000389 U JP 12000389U JP 12000389 U JP12000389 U JP 12000389U JP H0733349 Y2 JPH0733349 Y2 JP H0733349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- circuit breaker
- terminal board
- terminal
- soldered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Breakers (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
この考案は、電磁引外し装置のコイルがはんだ付けによ
り接続される回路遮断器の端子板に関する。
り接続される回路遮断器の端子板に関する。
第3図及び第4図は電磁引外し装置のコイルがはんだ付
けにより接続された従来の回路遮断器の端子板の1相分
を示し、第3図は平面図、第4図はその側面図である。
図において、1は電磁引外し装置、2は回路遮断器の負
荷側の端子板である。電磁引外し装置1は、L形の継鉄
3、この継鉄3の垂直な脚に復帰スプリング4と共に揺
動自在に支持されたアーマチュア5、このアーマチュア
5に対抗する接極子6を有し継鉄3の水平な脚にはんだ
付けされたオイルダシュポット7、このオイルダシュポ
ット7を囲んで配置されたコイル8などからなってい
る。コイル8の一端は端子板2の基部2aの穴9に差し込
まれ、全周で基部2aにはんだ付けされている。また、コ
イル8の他端は接続板10にはんだ付けされている。なお
接続板10は、回路遮断器の図示しない可動接触子にリー
ド線を介して接続される。コイル8に過大な電流が流れ
ると、アーマチュア5が接極子6に吸引され、このアー
マチュア5はその操作端5aで図示しない引外し機構を叩
いて回路遮断器をトリップさせる。 コイル8が接続された上記端子板2は、第5図に示すよ
うに回路遮断器のケース11の負荷側端部に形成された凹
部11aに納められ、基部2aに設けられたねじ穴12(第3
図)に下側からねじ込まれた取付ねじ13によりケース11
に締め付けられる。また、ねじ穴14(第3図)が設けら
れた端子板2の接続部2bには、電線15にかしめ付けられ
た圧着端子16が端子ねじ17により締め付けられる。
けにより接続された従来の回路遮断器の端子板の1相分
を示し、第3図は平面図、第4図はその側面図である。
図において、1は電磁引外し装置、2は回路遮断器の負
荷側の端子板である。電磁引外し装置1は、L形の継鉄
3、この継鉄3の垂直な脚に復帰スプリング4と共に揺
動自在に支持されたアーマチュア5、このアーマチュア
5に対抗する接極子6を有し継鉄3の水平な脚にはんだ
付けされたオイルダシュポット7、このオイルダシュポ
ット7を囲んで配置されたコイル8などからなってい
る。コイル8の一端は端子板2の基部2aの穴9に差し込
まれ、全周で基部2aにはんだ付けされている。また、コ
イル8の他端は接続板10にはんだ付けされている。なお
接続板10は、回路遮断器の図示しない可動接触子にリー
ド線を介して接続される。コイル8に過大な電流が流れ
ると、アーマチュア5が接極子6に吸引され、このアー
マチュア5はその操作端5aで図示しない引外し機構を叩
いて回路遮断器をトリップさせる。 コイル8が接続された上記端子板2は、第5図に示すよ
うに回路遮断器のケース11の負荷側端部に形成された凹
部11aに納められ、基部2aに設けられたねじ穴12(第3
図)に下側からねじ込まれた取付ねじ13によりケース11
に締め付けられる。また、ねじ穴14(第3図)が設けら
れた端子板2の接続部2bには、電線15にかしめ付けられ
た圧着端子16が端子ねじ17により締め付けられる。
このような従来構造において、配線作業時に第5図に矢
印Aで示す上下方向に電線15が無理に動かされると、端
子板2は取付ねじ13を支点として回動し、第6図に示す
ように、コイル8を接続したはんだ付け部18に亀裂19が
生じるとい問題があった。このような亀裂19が生じると
その部分で通電抵抗が急激に増加し、過熱によりコイル
8が焼損する。 この考案はこのような問題を解決しようとするもので、
電線から無理な力がかかってもコイルのはんだ付け部に
その影響が及ばないようにした回路遮断器の端子板を提
供することを目的とするものである。
印Aで示す上下方向に電線15が無理に動かされると、端
子板2は取付ねじ13を支点として回動し、第6図に示す
ように、コイル8を接続したはんだ付け部18に亀裂19が
生じるとい問題があった。このような亀裂19が生じると
その部分で通電抵抗が急激に増加し、過熱によりコイル
8が焼損する。 この考案はこのような問題を解決しようとするもので、
電線から無理な力がかかってもコイルのはんだ付け部に
その影響が及ばないようにした回路遮断器の端子板を提
供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、この考案は、電磁引外し装
置のコイルがはんだ付けにより接続される回路遮断器の
端子板において、コイルがはんだ付けされる基部と圧着
端子により電線が接続される接続部との間に板厚方向の
狭隘部を設けるものである。
置のコイルがはんだ付けにより接続される回路遮断器の
端子板において、コイルがはんだ付けされる基部と圧着
端子により電線が接続される接続部との間に板厚方向の
狭隘部を設けるものである。
端子板に板厚方向の狭隘部を設けることにより、電線か
ら端子板に無理な力がかかっても端子板がこの部分で折
れ曲がってその力を吸収し、はんだ付け部に荷重を及ぼ
さない。
ら端子板に無理な力がかかっても端子板がこの部分で折
れ曲がってその力を吸収し、はんだ付け部に荷重を及ぼ
さない。
以下、第1図及び第2図に基づいてこの考案の実施例を
説明する。なお、従来例と同一部分には同一の符号を付
け説明を省略する。 第1図は端子板20の斜視図で、コイル8がはんだ付けさ
れる基部20aと圧着端子16により電線15が接続される接
続部20bとの間に、上面からV溝を直線的に切り込むこ
とにより、板厚方向の狭隘部21が形成されている。 第2図はこのような端子板21が使用されたときの状況を
示すもので、矢印A方向に電線15が動かされ端子板20に
曲げ荷重がかかると、図に示すように端子板20は狭隘部
21で変形し、この力を吸収する。したがって、コイル8
のはんだ付け部18には荷重が及ばず亀裂も生じない。
説明する。なお、従来例と同一部分には同一の符号を付
け説明を省略する。 第1図は端子板20の斜視図で、コイル8がはんだ付けさ
れる基部20aと圧着端子16により電線15が接続される接
続部20bとの間に、上面からV溝を直線的に切り込むこ
とにより、板厚方向の狭隘部21が形成されている。 第2図はこのような端子板21が使用されたときの状況を
示すもので、矢印A方向に電線15が動かされ端子板20に
曲げ荷重がかかると、図に示すように端子板20は狭隘部
21で変形し、この力を吸収する。したがって、コイル8
のはんだ付け部18には荷重が及ばず亀裂も生じない。
この考案によれば、配線作業時に電線に無理な力がかか
っても、この力は狭隘部での端子板の変形により吸収さ
れるので、コイルのはんだ付け部に荷重が及ばず、この
部分に亀裂が生じる恐れがない。
っても、この力は狭隘部での端子板の変形により吸収さ
れるので、コイルのはんだ付け部に荷重が及ばず、この
部分に亀裂が生じる恐れがない。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は第1図の
端子板が使用されたときの状況を説明する斜視図、第3
図は電磁引外し装置のコイルがはんだ付けされた従来例
の平面図、第4図はその側面図、第5図は従来の端子板
が使用されたときの状況を説明する斜視図、第6図は従
来の端子板におけるコイルのはんだ付け部を示す斜視図
である。 1……電磁引外し装置、8……コイル、15……電線、20
……端子板、20a……基部、20bは接続部、21……狭隘
部。
端子板が使用されたときの状況を説明する斜視図、第3
図は電磁引外し装置のコイルがはんだ付けされた従来例
の平面図、第4図はその側面図、第5図は従来の端子板
が使用されたときの状況を説明する斜視図、第6図は従
来の端子板におけるコイルのはんだ付け部を示す斜視図
である。 1……電磁引外し装置、8……コイル、15……電線、20
……端子板、20a……基部、20bは接続部、21……狭隘
部。
Claims (1)
- 【請求項1】電磁引外し装置のコイルがはんだ付けによ
り接続される回路遮断器の端子板において、コイルがは
んだ付けされる基部と圧着端子により電線が接続される
接続部との間に板厚方向の狭隘部を設けたことを特徴と
する回路遮断器の端子板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12000389U JPH0733349Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 回路遮断器の端子板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12000389U JPH0733349Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 回路遮断器の端子板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0358850U JPH0358850U (ja) | 1991-06-10 |
JPH0733349Y2 true JPH0733349Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31668096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12000389U Expired - Lifetime JPH0733349Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 回路遮断器の端子板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733349Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-14 JP JP12000389U patent/JPH0733349Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0358850U (ja) | 1991-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5446626A (en) | Pluggable assembly, particularly a relay module for motor vehicles | |
US5874877A (en) | Circuit breaker | |
JPS63248029A (ja) | 電磁リレー | |
JPH09190753A (ja) | 電磁継電器 | |
JPS60143539A (ja) | リレ−およびリレ−の製造方法 | |
JPH0733349Y2 (ja) | 回路遮断器の端子板 | |
US6448877B1 (en) | Electromagnetic relay having a reduced height | |
GB2269481A (en) | Electromagnetic switch. | |
US5227757A (en) | Terminal device | |
KR200441990Y1 (ko) | 전자접촉기의 도선연결장치 | |
JPH04220921A (ja) | 電磁接触器 | |
JP2578291Y2 (ja) | 電気機器の端子接続構造 | |
JP2523389Y2 (ja) | Pc基板装置 | |
US6034583A (en) | Polarized electromagnetic relay | |
JP3214257B2 (ja) | 過電流継電器 | |
CN211480340U (zh) | 回型夹簧及继电器插座 | |
JPH0112762Y2 (ja) | ||
JP3230197B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JPH021787Y2 (ja) | ||
JPS61218037A (ja) | リレー | |
JPH0327318Y2 (ja) | ||
JPH0648693Y2 (ja) | ア−ス付スイツチ | |
JPH06132042A (ja) | 接続端子 | |
JPH0751723Y2 (ja) | 回路遮断器のアークホーン固定装置 | |
JPH0735407Y2 (ja) | Pc基板装置 |