JPH0225564A - マグネシウム又はマグネシウム合金のチタニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置 - Google Patents
マグネシウム又はマグネシウム合金のチタニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置Info
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はマグネシウム又はマグネシウム合金へのチタ
ニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置に
関するものである。
ニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置に
関するものである。
従来より、マグネシウム又はマグネシウム合金はアルミ
ニウム又はアルミニウム合金と同じく化学的には非常に
活性であり2種々の化学物質と反応しやすいため丁度、
鋼が錆び、鋼が変色するようにマグネシウム又はマグネ
シウム合金の表面にも酸化物の皮膜が生成する。
ニウム又はアルミニウム合金と同じく化学的には非常に
活性であり2種々の化学物質と反応しやすいため丁度、
鋼が錆び、鋼が変色するようにマグネシウム又はマグネ
シウム合金の表面にも酸化物の皮膜が生成する。
マグネシウム又はマグネシウム合金は他の金属より電気
的に卑であシ、犠性的に腐食されるのでマグネシウム又
はマグネシウム合金を他の金属と接触して使用する場合
。特にぬれているか又は湿度が高(局部電池を形成する
ような環境ではより以上の注意を払わなくてはならない
。
的に卑であシ、犠性的に腐食されるのでマグネシウム又
はマグネシウム合金を他の金属と接触して使用する場合
。特にぬれているか又は湿度が高(局部電池を形成する
ような環境ではより以上の注意を払わなくてはならない
。
従って、腐食環境又は局部電池を形宏する環境からマグ
ネシウムxhマグネシウム合金の表面を保護する手段と
して表面処理が考えられる。
ネシウムxhマグネシウム合金の表面を保護する手段と
して表面処理が考えられる。
父、マグネシウム又はマグネシウム合金は実用金属中最
も比重が小さく、航空宇宙機器の軽量化のニーズの高ま
りと共に着目され。表面処理方法の確立が要請されてい
る。
も比重が小さく、航空宇宙機器の軽量化のニーズの高ま
りと共に着目され。表面処理方法の確立が要請されてい
る。
しかし7ながら、マグネシウム又はマグネシウム合金は
上記に述べたように他の金属より電気的に卑であり耐食
性が劣っている。又、航空宇宙機器用材料として電気伝
導性及び熱放射特性等が劣るためその用途が制約されて
いる。
上記に述べたように他の金属より電気的に卑であり耐食
性が劣っている。又、航空宇宙機器用材料として電気伝
導性及び熱放射特性等が劣るためその用途が制約されて
いる。
これらの要求f?R足させるためにマグネシウム又はマ
グネシウム合金からなる基材表面に金を液種する方法が
知られている。
グネシウム合金からなる基材表面に金を液種する方法が
知られている。
かかる方法としては9例えば(7)蒸着、スパッタリン
グ等の乾式めっきによる方法、ば1陽極酸化皮膜処理法
、(ヴ化成皮膜処理法とが挙げられる。
グ等の乾式めっきによる方法、ば1陽極酸化皮膜処理法
、(ヴ化成皮膜処理法とが挙げられる。
上記のような従来のめつき方法では次に述べるような問
題点が挙げられる。即ち上記(7)の方法によれば電導
性のよい鋼。金を蒸着、スパッタリング等の装置を用い
てマグネシウム又はマグネシウム合金からなる基材表面
を被覆するのであるが。
題点が挙げられる。即ち上記(7)の方法によれば電導
性のよい鋼。金を蒸着、スパッタリング等の装置を用い
てマグネシウム又はマグネシウム合金からなる基材表面
を被覆するのであるが。
皮膜が厚く生成せず、しかも皮膜の密着性も安定したも
のが得られず実用に供することができない。
のが得られず実用に供することができない。
上記(イ)の方法によれば、外観的に均一に仕上がるが
、皮膜が絶縁であり1機能的に使用することができない
。
、皮膜が絶縁であり1機能的に使用することができない
。
上記Cつ)の方法によれば、蒸気脱脂、エツチング。
活性化等の工程を経て、1”クロム酸ナトリウム。
フッ化カルシウム又はフッ化マグネシウムの水溶液中に
て処理する方法がMIL−M−3171又はJIS−H
−8651等で公知となっているが、処理液が溜るよう
な構造の被処理物においては生成した皮膜が脱落又は脱
色により均一な皮膜を得ることは困難である。
て処理する方法がMIL−M−3171又はJIS−H
−8651等で公知となっているが、処理液が溜るよう
な構造の被処理物においては生成した皮膜が脱落又は脱
色により均一な皮膜を得ることは困難である。
という問題点があった。
この発明は上記した間糧点を解決するためになされたも
のであり、その目的は比較的簡便な方法により0種々の
酸化性の強い酸、アルカリ、その他の化学薬品に対して
優れた耐食性、耐薬品性を有し、かつ適当なしん性、耐
熱性を有する被覆を付与する方法を提供するにある。
のであり、その目的は比較的簡便な方法により0種々の
酸化性の強い酸、アルカリ、その他の化学薬品に対して
優れた耐食性、耐薬品性を有し、かつ適当なしん性、耐
熱性を有する被覆を付与する方法を提供するにある。
この発明に係るマグネシウム又はマグネシウム合金への
チタニウム又はチタニウム合金の被覆方法卦よびその装
置は、鋭意検討ft重ねた結果、所要形状のマグネシウ
ム又はマグネシウム合金から成る物品に所要の脱脂を行
った後、チタニウム又はチタニウム合金全被覆源の収納
容器に入れて回転しながらレーザ・乾式成膜法で、チタ
ニウム又はチタニウム合金の被覆を形成することにより
本発明を完成するに到った。
チタニウム又はチタニウム合金の被覆方法卦よびその装
置は、鋭意検討ft重ねた結果、所要形状のマグネシウ
ム又はマグネシウム合金から成る物品に所要の脱脂を行
った後、チタニウム又はチタニウム合金全被覆源の収納
容器に入れて回転しながらレーザ・乾式成膜法で、チタ
ニウム又はチタニウム合金の被覆を形成することにより
本発明を完成するに到った。
この発明においては、レーザ・乾式成膜法によってマグ
ネシウム又はマグネシウム合金からなる物品表面にチタ
ニウム又はチタニウム合金を付着させるので、優れた耐
薬品性、耐食性を有し、かつ耐熱性が得ることができる
。
ネシウム又はマグネシウム合金からなる物品表面にチタ
ニウム又はチタニウム合金を付着させるので、優れた耐
薬品性、耐食性を有し、かつ耐熱性が得ることができる
。
以下に実施例を掲げ、この発明をさらに詳しく説明する
。
。
第1図はこの発明による一物品の断面を示すものである
。
。
図において、(1)はマグネシウム又はマグネシウム合
金製の物品、+21[チタニウム又はチタニウム合金の
被覆である。第2図は製造工程を示したものである。第
3図は製造装置の一例である。なお。
金製の物品、+21[チタニウム又はチタニウム合金の
被覆である。第2図は製造工程を示したものである。第
3図は製造装置の一例である。なお。
ここで第2図、第3図を用いて製造工程を簡単に説明す
る。
る。
マグネシウム又はマグネシウム合金から成る物品+11
f脱脂し、ついで真空容器(41に入れ、その後。
f脱脂し、ついで真空容器(41に入れ、その後。
容器(4)の空気をI Q= 〜10−8Torrにな
る迄脱気し。
る迄脱気し。
ヒーターt 5−1) 、 (6−2)によりマグネシ
ウム又はマグネシウム合金から成る物品(監)と被膜源
容器(5)とを約100で前後に加熱する、 その次に
エネルギー沖aaからレーザ光を発生させ、ミラー(8
−1)、 (8−F)、 (8−3)にてビーム線19
)を反射させて、集光レンズ(7)Kより収束さね1回
転している容器+51の被膜源のみ(レーザ光を照射さ
せて、被膜源を加熱して溶融・蒸発させることKよって
マグネシウム又はマグネシウム合金から成る物品fi+
表面にチタニウム又はチタニウム合金のM fi +2
1を形成するのである、この場合のレーザ光の強度け1
o2w/−ないしt o 7w/Hのビーム線(91を
提供するのが好ましb6〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように7本発明の表面処理によ
れば、従来の表面処理方法では品質的に不安定であった
マグネシウム又はマグネシウム合金からなる基材の表面
処理が容易となり0品質的に安定したものとなったので
今迄制約されていた用途の道を切り開いたものである2 又、マグネシウム又はマグネシウム合金の軽量性に加え
、耐薬品性、耐食性、耐熱性を有し、今後高成長が期待
されている航空・宇宙機器用材料として重要な地位を占
めるものと確信する。
ウム又はマグネシウム合金から成る物品(監)と被膜源
容器(5)とを約100で前後に加熱する、 その次に
エネルギー沖aaからレーザ光を発生させ、ミラー(8
−1)、 (8−F)、 (8−3)にてビーム線19
)を反射させて、集光レンズ(7)Kより収束さね1回
転している容器+51の被膜源のみ(レーザ光を照射さ
せて、被膜源を加熱して溶融・蒸発させることKよって
マグネシウム又はマグネシウム合金から成る物品fi+
表面にチタニウム又はチタニウム合金のM fi +2
1を形成するのである、この場合のレーザ光の強度け1
o2w/−ないしt o 7w/Hのビーム線(91を
提供するのが好ましb6〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように7本発明の表面処理によ
れば、従来の表面処理方法では品質的に不安定であった
マグネシウム又はマグネシウム合金からなる基材の表面
処理が容易となり0品質的に安定したものとなったので
今迄制約されていた用途の道を切り開いたものである2 又、マグネシウム又はマグネシウム合金の軽量性に加え
、耐薬品性、耐食性、耐熱性を有し、今後高成長が期待
されている航空・宇宙機器用材料として重要な地位を占
めるものと確信する。
第1図はこの発明による一実施例を示す図、第2図はこ
の発明によるマグネシウム又はマグネシウム合金から成
る基材へのチタニウム又はチタニウム合金の被覆源一製
造工程を示す図6第3図は薄膜の製造装置の一例を示す
図である。 図中、 flll’iマグネシウム又はマグネシウム合
金からなる物品、t211dチタニウム又はチタニウム
合金被覆。(3(は完成品、(41は真空容器、(5)
は被膜諒容器、 (6−1)、 (6−2)はヒータ
ー 17)は集。 光レンズ、 (a−t)、 (s−2)、 (8−s
)はミラー、(91はビーム線、 aeはエネル上−・
源である。 なお9図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
の発明によるマグネシウム又はマグネシウム合金から成
る基材へのチタニウム又はチタニウム合金の被覆源一製
造工程を示す図6第3図は薄膜の製造装置の一例を示す
図である。 図中、 flll’iマグネシウム又はマグネシウム合
金からなる物品、t211dチタニウム又はチタニウム
合金被覆。(3(は完成品、(41は真空容器、(5)
は被膜諒容器、 (6−1)、 (6−2)はヒータ
ー 17)は集。 光レンズ、 (a−t)、 (s−2)、 (8−s
)はミラー、(91はビーム線、 aeはエネル上−・
源である。 なお9図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
Claims (2)
- (1)所要の形状のマグネシウム又はマグネシウム合金
製の物品に所要の脱脂を行つた後、ついで10^−^6
〜10^−^8Torr範囲の真空容器内に所要の距離
を隔てて上記マグネシウム又はマグネシウム合金製の物
品を設置し、上記真空容器の下部からチタニウム又はチ
タニウム合金を上記マグネシウム又はマグネシウム合金
製の物品表面に被覆することを特徴とするマグネシウム
又はマグネシウム合金へのチタニウム又はチタニウム合
金の被覆方法。 - (2)真空容器と、10^−^6〜10^−^8Tor
r範囲の真空度を維持する真空ポンプと、被覆源を収納
する容器と、上記被覆源を蒸気化させるためのヒーター
と、上記被覆源から所要の距離を隔てて設置した物品と
、上記被覆源を収納する容器を回転させる駆動部と、レ
ーザ光ビームを上記真空容器に取り入れる窓口と、レー
ザ光を発生させるエネルギー源と、レーザビーム線の導
波路と、レーザ・ビーム線を収束させる集光レンズとで
構成したことを特徴とするマグネシウム又はマグネシウ
ム合金へのチタニウム又はチタニウム合金の被覆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17650288A JPH0225564A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | マグネシウム又はマグネシウム合金のチタニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17650288A JPH0225564A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | マグネシウム又はマグネシウム合金のチタニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225564A true JPH0225564A (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=16014764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17650288A Pending JPH0225564A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | マグネシウム又はマグネシウム合金のチタニウム又はチタニウム合金の被覆方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0225564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3782657A1 (en) | 2019-08-21 | 2021-02-24 | Bioretec Oy | Composite material, implant comprising thereof, use of the composite material and method for preparing a medical device |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP17650288A patent/JPH0225564A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3782657A1 (en) | 2019-08-21 | 2021-02-24 | Bioretec Oy | Composite material, implant comprising thereof, use of the composite material and method for preparing a medical device |
WO2021032882A1 (en) | 2019-08-21 | 2021-02-25 | Bioretec Oy | Composite material, implant comprising thereof, use of the composite material and methods for preparing the composite material and a medical device |
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