JPH02255014A

JPH02255014A - キノコ用培地製造装置

Info

Publication number: JPH02255014A
Application number: JP1073607A
Authority: JP
Inventors: Tatsuya Higuchi; 樋口　龍也
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-03-24
Filing date: 1989-03-24
Publication date: 1990-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はシイタケの人工栽培におけるおが屑等の人工培
地を自動的に製造する培地製造装置に関するものである
。

〈従来の技術及び発明が解決しようとする課題〉現在シ
イタケのおが屑人工栽培は、おが屑、添加剤及び栄養剤
等を撹拌混合し、ビン詰あるいは袋詰を行い、殺菌（発
酵）、冷却した後にシイタケ菌の接種を行い、そこで上
記ビン詰あるいは袋詰された人工培地を９０日〜１５０
日間かけて培養、熟成をした後に、上記ビン又は袋から
取出す方法が取られている。

しかし上記一連の作業は、殆ど手作業で行われており、
非常に手間が掛かると共に、大量生産を行うことが困難
である等の問題がある。

本発明は上記問題点を解消する為に、撹拌混合及び殺菌
、種菌の一連の作業をタンク内で自動的に行う培地製造
装置を提供することを目的とするものである。

〈課題を解決する為の手段〉本発明の上記目的は次の如き構成の装置によって達成で
きる。即ちその要旨は外周壁上に原料投入用の投入口及
び種菌投入口が形成された密閉状の容器本体の内周壁内
に渡り中空状の温度制御部を形成せしめ、該温度制御部
内には冷温水入口及び冷温水出口を連通状に設けると共
に、蒸気投入口及び排気口を別途連通状に設け、上記容
器本体内には空気清浄部及び加湿部が連通状に配設され
た加湿酸素供給口が開孔されると共に、真空ポンプ部と
連通状に空気抜き口を開孔せしめ、更に撹拌羽根を駆動
回転自在に内包せしめ、かつ容器本体に設けられた培地
取出口に上記容器本体内よりスクリューコンベアーを連
通状に設けると共に、上記培地取出口に竪型押出部を連
通状に設けたことを特徴とするキノコ用培地製造装置で
ある。

〈実施例及び作用〉以下本発明に係るキノコ用培地製造装置を、その実施例
を示す図面を参酌し乍ら詳述する。

図に示すのは本発明の概要を示す説明図である。即ち（
１）は外周壁上に断熱部材（２）が形成される容器本体
であり、同容器本体（１）の外周壁には、おが屑、添加
剤及び栄養剤等を投入し、点検する為の開閉式投入口（
３）が装着されるものであり、同投入口（３）は上記容
器本体（１）内が外部より観察できるように耐熱性ガラ
ス部材（４）が設けられ、かつ上記容器本体（１）内を
気密状に保持すべくゴムパツキン等によって構成される
ものである。更に上記容器本体（１）外周壁には上記同
様の種菌投入口（５）が設けられるものである。次に上
記容器本体（１）内周壁全面に渡って中空状の温度制御
部（６）が形成され、同温度制御部（６）には、冷温水
入口（力及び冷温水出口（８）が連通状に設けられ、常
に一定の温度に設定された循環水を上記冷温水入口（７
）より温度制御部（６）内から冷温水出口（８）へと循
環させることによって容器本体（１）内を常に一定の温
度に保持できる構成とするものである。更に上記温度制
御部（６）内には、蒸気投入口（９）及び排気口００）
が連通状に設けられるものである。又上記容器本体（１
）内には、空気清浄装置部（１１）及び加湿部面を経て
加湿酸素供給口０３）が設けられ、更に真空ポンプ部０
４）に連通状の空気抜き口０ωが開口されるものである
。そこで上記容器本体（１）内に電動等によるモーター
０６）によって回転する撹拌羽根０′ｒ）が内包され、
更に培地取出口０８）に連通状にスクリューコンベアー
０９）が設けられるものであり、同スクリューコンベア
ー０９）はモーター０６）によって回転させる機構とす
るものである。又上記培地取出口側は密閉ハツチ式とさ
れ、更に竪型押出部１２１に連通状に設けられるもので
あり、同竪型押出部ＱＯ内は、上記空気清浄装置部（１
１）と連通状とされるものである。

又図中（２１）は温度センサー、（２２）は炭酸ガス検
知センサーを示すものである。

以上の構成より成る本発明では、まず容器本体（１）の
投入口（３）より、おが屑、添加剤及び栄養剤等を投入
し、容器本体（１）内を密閉状にする。次に容器本体（
１）内を、真空ポンプ部０滲によって空気抜き口０ωよ
り空気を抜き真空状態にし、更に温度制御部（６）内に
蒸気′投入口（９）より１００’Ｃ前後の蒸気を注入し
、容器本体（１）内の殺菌を行う。この場合上記容器本
体（１）内を真空状にすることによって熱伝導効果を高
めるものである。そして排気口ＱＱ）より蒸気圧を抜き
、上記温度制御部（６）内へ冷温水入口（７）から冷却
水を注入させ、冷温水出口（８）へと循環させ上記容器
本体（１）内を約２５°Ｃ以下に冷却保持するものであ
り、更に種菌投入口（５）よりシイタケ等のキノコ類の
種菌を投入し、撹拌羽根０７）によって培地の撹拌を行
う。そこで充分に撹拌が完了した後は、撹拌を停止して
１０日前後毎に一定時間撹拌を行うものであり、又養生
期間内は加湿酸素供給口０■より容器本体（１）内へ、
清浄された空気に養生に必要な湿度を加えて供給を行う
ものである。そこで例えばシイタケでは約９０日問丸分
に養生した後に、スクリューコンベアー０９）によって
培地取出口０８）より竪型押出部Ｑｌ内へ送出され、同
竪型押出部ＱＯ内で更に細かく砕かれて竪型、押し出さ
れ、目的に応じた培地として取り出されるものである。

なお上記冷温水循環及び加湿供給は、温度センサー（２
１）及び炭酸ガス検知センサー（２２）によって容器本
体（］）内の状況を検知し、常に養生に必要な条件を保
持するよう温度及び湿度、酸素供給を自動的に制御する
構成とするものである。

〈発明の効果〉以上述べて来た如く本発明装置によれば、人工培地を養
生させる迄の過程を、全自動化することによって作業効
率の向上、及び生産向上が可能となると共に、培地の均
−化及び生産コストの低減が図れるものである。

又培地の撹拌、養生期間中は気密状の容器本体内で行わ
れる為に、雑菌の混入による種菌の発芽に支障を起たす
ことが無い等、種々の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明装置の機構を示す概要説明図である。（１）：容器本体（３）：投入口（５）：種菌投入口（６）：温度制御部（７）：冷温水入口（８）：冷温水出口（９し蒸気投入口００）：排気口（１０：空気清浄部０２１：加湿部側：加湿酸素供給口０４）：真空ポンプ部０ω：空気抜き口０；撹拌羽根（ｌ［ｌｌ　、培地取出口０９ニスクリユーコンベアー ■：整竪型出部

Claims

【特許請求の範囲】

１、外周壁上に原料投入用の投入口及び種菌投入口が形
成された密閉状の容器本体の内周壁内に渡り中空状の温
度制御部を形成せしめ、該温度制御部内には冷温水入口
及び冷温水出口を連通状に設けると共に、蒸気投入口及
び排気口を別途連通状に設け、上記容器本体内には空気
清浄部及び加湿部が連通状に配設された加湿酸素供給口
が開孔されると共に、真空ポンプ部と連通状に空気抜き
口を開孔せしめ、更に撹拌羽根を駆動回転自在に内包せ
しめ、かつ容器本体に設けられた培地取出口に上記容器
本体内よりスクリューコンベアーを連通状に設けると共
に、上記培地取出口に整型押出部を連通状に設けたこと
を特徴とするキノコ用培地製造装置