JPH02254871A - 波形等化回路 - Google Patents

波形等化回路

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JPH02254871A
JPH02254871A JP1075116A JP7511689A JPH02254871A JP H02254871 A JPH02254871 A JP H02254871A JP 1075116 A JP1075116 A JP 1075116A JP 7511689 A JP7511689 A JP 7511689A JP H02254871 A JPH02254871 A JP H02254871A
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JP1075116A
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Toshiyuki Sakamoto
敏幸 坂本
Haruki Takada
春樹 高田
Noboru Kojima
昇 小島
Takumi Okamura
巧 岡村
Himio Nakagawa
一三夫 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョン受像機に係わり、特に伝送路の歪
みによって生じるリンギング、ゴーストなどの波形歪み
を等化する波形等化回路に関する。
〔従来の技術〕
テレビジョン信号の伝送において、伝送路の歪みが受信
画像を劣化させることがある。これに起因した画像劣化
を補正する手段として波形等化回路が知られている。
ハイビジョン放送の伝送方式であるMtJSE(Mul
tiple  5ub−nyquist  Sao+p
ling  Enc。
ding)方式では、帯域圧縮したハイビジョン信号を
アナログのサンプル値として伝送する。その伝送特性は
、8,1MHz  −(3dB、ロールオフ率10%の
コサインロールオフ特性となっている。
この特性に歪みがあると、サンプル値間の干渉によるリ
ンギングが発生し画質劣化を招く、この伝送路の歪みを
等化し、サンプル値間の干渉を防ぐ波形等化回路の一例
としては、信学技報Vol。
88、No、300(1988年)第1頁から第7頁で
論じられているものが知られている。これによると、伝
送レート16.2MHzで伝送されるサンプル値を、1
6.2MHzで再標本化しディジタル化する本線系と、
これと並列に2倍の周波数の32.4MHzで再標本化
しディジタル化したサンプル値から本線系と標本化位相
の合った同一サンプルレートの補正値を作成する等代用
のディジタルフィルタを配置し、このディジタルフィル
タから得られる補正値を本線系に加え込むことで伝送さ
れたサンプル値のサンプル値開干渉を補正している。
このほか、伝送路の歪みが招く画質劣化は、現行のNT
SC方式などに見られるゴースト障害がある。このゴー
スト除去のための波形等化回路の一例としては、例えば
テレビジョン学会技術報告Vo、12.No、15(1
988年)第13頁から第18頁で論じられているもの
が知られている。これによれば、伝送されたNTSC信
号を標本化しディジタル化したサンプル値と、このサン
プル値から補正値を求めるディジタルフィルタを設け、
このディジタルフィルタから得られる補正値をもとのサ
ンプル値に加え込むことにより補正を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記MUSE方式の波形等化回路では1本線系に対し2
倍のサンプルレートのサンプル値から本線系と同一のサ
ンプルレートの補正値を作成する。
これは、標本化により発生する折り返しの中心を16.
2MHzとし、伝送スペクトラムを保存した形で補正信
号を作成することで補正能力の向上を図るためである。
また、高速の演算処理を避けるために前記ディジタルフ
ィルタでは、入力するサンプル値を2相に直並列変換し
、偶数番目のサンプル値(時系列に入力するサンプル値
に、0゜、2.・・・・と番号を付した場合の偶数番口
)からなるサンプル値列を入力とするディジタルフィル
タと、奇数番目のサンプル値からなるサンプル値列を入
力とするディジタルフィルタとを並列に配置しそれぞれ
のフィルタの出力を加算する構成にし、処理速度を半分
にしている。
これに対し、前記ゴースト除去の波形等化回路では、N
TSC方式の場合には伝送帯域4.2MHzに対し、本
線系のサンプルレートが色副搬送波fsc(=約3.5
8MHz)の4倍の4fsc(=約14.32MHz)
が用いられているので、この場合には本線系のサンプル
値から折り返しの影響なく補正値を求めることができる
。また、これに用いる前記ディジタルフィルタは、サン
プル値列を直並列変換することなく直接処理する構成と
なっている。
よって、前記MUSE方式の波形等化回路と前記ゴース
ト除去のための波形等化回路とでは、補正値を求めるサ
ンプル値のレート、ディジタルフィルタの構成が異なる
ために同一の回路で両方に適用することが困難であった
本発明の目的は、MUSE方式のサンプル値伝送におけ
る伝送歪みの補正、およびNTSC方式などにおけるゴ
ースト障害の補正に共用可能な波形等化回路を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する手段は、伝送されたテレビジョン信
号を標本化して得られるサンプル値列を入力する第、第
2の入力端子と1本波形等化回路を駆動する第、第2の
クロックを供給するための第、第2のクロック入力端子
と1本波形等化回路のモードを定めるモード切り換え端
子と、前記第1の入力端子から入力されるサンプル値列
を2つの系列の信号に分配する分配器と、前記分配器か
ら出力される第1のサンプル値列を入力とする第1のデ
ィジタルフィルタと、前記分配器から出力される第2の
サンプル値列を入力とする第2のディジタルフィルタと
、前記第、第2のディジタルフィルタを並列接続の構成
にする第1の構成経路と、前記第、第2のディジタルフ
ィルタを直列接続の構成にする第2の構成経路とを設け
、前記モード切り換え端子から導かれるモード信号によ
り経路を選択し、選択した構成から得られる出力を導き
だす構成選択手段と、前記構成選択手段から得られる出
力を前記第2の入力端子から導かれるサンプル値列に加
算する加算器とを具備し、少なくとも前記分配器、およ
び第、第2のディジタルフィルタに、前記第1のクロッ
ク入力端子から入力する第1のクロックを供給すると共
に、前記第2のクロック入力端子から入力する第2のク
ロックを前記分配器に供給することにより達成できる。
〔作用〕
上記波形等化回路を、MUSE方式におけるサンプル値
開干渉を等化する波形等化回路として用いる場合、第1
の入力端子には伝送されたMUSE信号を32.4MH
zで標本化したサンプル値列を、第2の入力端子には1
6.2MHzで標本化したサンプル値列を入力する。第
1のクロック入力端子には16 、2MHzのクロック
を、第2のクロック入力端子には32.4MHzのクロ
ックを供給する。モード切り換え端子には、構成選択手
段が第1の構成経路を選択するモード信号を供給する。
分配器は、第2のクロック入力端子からのクロックで、
第1の入力端子から導かれるサンプル値を一方には偶数
クロック、もう一方には奇数クロックの遅延を与えて分
配し、第1のクロック入力端子からのクロックで再保持
した後、第1、第2のディジタルフィルタに出力する。
よって、分配器から出力される第、第2のサンプル値列
は、偶数番目からなるサンプル値列と、奇数番目からな
るサンプル値列との2相に直並列変換できる。先のモー
ド信号は、各々のディジタルフィルタの出力を加算する
並列接続の構成にし、fl (Z)+f2 (Z) (fl(Z)は第1のディジタルフィルタの伝達関数 f2(Z)は第2のディジタルフィルタの伝達Z””=
−j 2nf T、T=1/ 16.2MHz)なる伝
達関数が得られるようにする。よって、構成選択手段か
らは、32.4MHzのレートのサンプル値から求めた
16.2MHzのレートの補正値が出力され、加算器に
おいて第2の入力端子から導かれるサンプル値列に加算
される0以上のことから、第2の入力端子から供給され
るサンプル値に含まれる歪み分が除去でき、MUSE方
式における波形等化回路が構成できる。
一方、本波形等化回路を、N T S−C方式における
ゴースト除去の波形等化回路として用いる場合、第、第
2の入力端子には、伝送されたNTSC信号を14.3
2MHzで標本化したサンプル値列が入力される。第、
第2のクロック入力端子には、14.32MHzのクロ
ックを供給する。
モード切り換え端子には、構成選択手段が第2の構成経
路を選択する論理モード信号を供給する。
よって、分配器から出力される第、第2のサンプル値列
には、入力と同じ系列の信号が得られる。
を第1のディジタルフィルタに供給する直列接続の構成
にフィルタを切り換え。
f 1 (Z) +Z−’ ・f2(Z)または、Z−
“・fl (Z) 十f2 (Z)(Nは第1のディジ
タルフィルタのタップ数Mは第2のディジタルフィルタ
のタップ数fl(Z)は第1のディジタルフィルタの伝
達関数 f2(Z)は第2のディジタルフィルタの伝達関数 Z−”=−j 2nfT、T=1/14.32MHz)
なる伝達関数が得られるようにする。これにより。
第、第2のディジタルフィルタのタップが直列に接続さ
れた形の伝達関数が得られる。よって。
構成選択手段の出力には、ディジタルフィルタの入力と
同じレートの補正値が得られ、加算器において第2の入
力端子から導かれるサンプル値列に加算される。以上の
ことから、NTSC方式におけるゴースト除去の波形等
化回路が構成できる。
よって、MUSE方式のサンプル値開干渉の補正、およ
びNTSC方式のゴースト除去の両方に共用できる波形
等化回路を実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。第
1図において、1は第1の入力端子、2は分配器、3は
第1のディジタルフィルタ、4は第2のディジタルフィ
ルタである。この第、第2のディジタルフィルタは、N
およびMタップ(N、Mは整数で、位相特性に対する補
正範囲で定められる)の非巡回型の構成であり、本実施
例では、説明を簡略化するため各々4タツプとして説明
する。5は第1のスイッチ回路、6は第2のスイッチ回
路、7は第1の加算器、8は第2の入力端子、9は第1
の遅延線、10は第2の遅延線、11は第3のスイッチ
回路、12は第2の加算器、13は等化されたサンプル
値を出力する出力端子、14は第1のクロック入力端子
、15は第2のクロック入力端子、16はモード切り換
え端子であり、201から204は分配器2を構成する
フィリップ・フロップ(以下、FFと略記する)、30
1から304は第1のディジタルフィルタを構成する係
数器、305から309は第1のディジタルフィルタを
構成するFF、310から313は第1のディジタルフ
ィルタを構成する加算器、401から404は第2のデ
ィジタルフィルタを構成する係数器、405から408
は第2のディジタルフィルタを構成するFF、409か
ら411は第2のディジタルフィルタを構成する加算器
である。
まず、MUSE方式におけるサンプル値開干渉を等化す
る波形等化回路として用いる場合について説明する。第
1の入力端子1には、伝送されたMUSE信号を32 
、4 M Hzで標本化し、Kbit(Kは整数で、振
幅特性に対する補正範囲で定められる)に量子化したデ
ィジタルの第1のサンプル値列が入力される。第2の入
力端子8には、前記MUSE信号を16.2MHzで標
本化し、Lbit(Lは整数で、等化回路以降の信号処
理に要する量子化精度で定められ、LjKである)に力
される。第1のタロツク入力端子14には16゜2 M
 Hzのクロックが入力され1分配器2を構成するFF
201,202のクロック入力に与えられる。第2のク
ロック入力端子15には32.4M Hzのクロックが
入力され1分配器2を構成するFF203,204、第
1のディジタルフィルタ3を構成するFF305から3
09、第2のディジタルフィルタ4を構成するFF40
5から408、第、第2の遅延線9,10のクロック入
力に与えられる。
第1の入力端子1から入力する前記第1のサンプル値列
は、分配器2の入力に与えられFF201でラッチされ
、その出力はFF202゜204の入力に接続される。
また、FF202の出力は、FF203の入力と接続さ
れる。
ここで、第1のサンプル値列を、D (0) 、 D(
1)、D (2)、D (3)、 ・・・ (サンプル
値の間隔は32.4MHzの周期で、かっこ内の数字は
時刻を表す)と表すと、標本化周波数が半分である第2
のサンプル値列は、D (0) 、 D(2)、・・・
 (サンプル値の間隔は16.2MHzの周期、なお、
第、第2のサンプル値では、旦子化数も異なるが同一の
アナログ信号のサンプル値であるということから同じ記
号を用いて表現する。)となる、この場合、分配器2の
FF201で1サンプル期間(32,4MHzの1周期
)遅延した系列の信号は、D (−1) 、D (0)
 、D(1)、D (2)、・・・と表すことができ、
FF202の出力では、D (−2) 、 D (−1
) 、 D(0)、D (1)、  ・・・とさらに1
サンプル期間遅延した系列の信号が得られる。FF20
3゜204では、16.2MHzのクロックでラッチす
るので、各々のFFは入力するサンプル値を1つ飛ばし
で取り込むことになり、FF204の出力にD (−2
) 、 D (0) 、 ・・・ (サンプル値の間隔
は18.2MHzの周期)なる系列の信号が得られ、F
F203(7)出力4:+;1D(−1)、D(1)、
・・・となる系列の信号を得ることができる。よって、
入力する第1のサンプル値列を偶力の信号に分配するこ
とができる。
FF203の出力は、第1のディジタルフィルタ3に供
給され、これを構成する係数器301がら304の入力
に接続される。この係数器301から304は、フィル
タの特性を定めるタップ係数が与えられ、各々の入力に
この係数を乗じて出力する。これらの係数器からの出力
、およびFF305に入力する信号は、FF305から
308と加算器310から313によって順次加算され
る。これにより、タップ係数により定められた特性のフ
ィルタを通過した信号が得られ、その結果はFF309
から出力される。
また、FF204の出力は、第2のディジタルフィルタ
4に供給され、先と同様に係数器401から404.F
F405から407、および加算器409から411に
より積和演算の処理を受け、係数器401から404に
与えられたタップ係数で定められた特性のフィルタを通
過した信号がFF408から出力される。
なお、これらのタップ係数は、伝送されたテレビジョン
信号の垂直帰線期間に多重されている波形等化用の基準
信号のサンプル値から伝送路の歪みを求め、この歪みを
打ち消すためのフィルタの特性を算出する計算機から与
えることができる。
この第1のディジタルフィルタ3を通過した信号は、第
1の加算器7の一方の入力に与えられ、第2のディジタ
ルフィルタ4を通過した信号は、第、第2のスイッチ回
路5,6の各々の一方の入力に与えられる。第、第2の
スイッチ回路5゜6の各々の他方の入力にはディジタル
値のゼロが与えられる。第1のスイッチ回路5の出力は
、第1のディジタルフィルタ3のFF305の入力と接
続される。第2のスイッチ回w!6の出力は、第1の加
算器7の他方の入力に接続される。
また、第1の遅延線9の入力は第2の入力端子と接続さ
れ、その出力は第2の遅延線10の入力、および第3の
スイッチ回路11の一方の入力と接続される。第3のス
イッチ回路11の他方の入力には、第2の遅延線10の
出力と接続され、その出力は第2の加算器12の一方の
入力と接続される。第2の加算器12の他方の入力は、
第1の加算器7の出力と接続され、その出力は出力端子
13と接続される。
モード切り換え端子16から入力するモード信号は、第
、第2.第3のスイッチ回路5.6゜11の制御入力に
与えられ、第1のスイッチ回路5はディジタル値のゼロ
を、第2のスイッチ回路6は第2のディジタルフィルタ
4の出力を、第3のスイッチ回路11は第1の遅延線9
の出力を出力するように制御する。よって、FF305
は、加算器310に常にゼロを与えるので第1のディジ
タルフィルタ3は分配器2からの信号のみを処理するこ
とになり、第、第2のディジタルフィルタ3,4各々の
出力は第1の加算器7で加算される並列接続の構成とな
る。
また、遅延線9は、この構成における補正系との遅延時
間差を補償するものである。本実施例では、フィルタの
タップ中心を係数器403の位置とすると、第1の入力
端子から係数器403を介すればよいので、この場合筒
1の遅延線9に必要な遅延は16.2MHzのサンプル
間隔で3サンプル分の遅延である。
今、この係数器401にkO1係数器402にに2、係
数器403にに4 (タップ中心)、係数器404にに
6、係数器301にkl、係数器302にに3、係数器
303にに5、係数器304にに7なる係数を与えた場
合に以上のことから、第2のサンプル値列D (0) 
、 D (2) 、 D (4) 。
・・の例えばD(0)が第2の加算器12に入力する時
刻に到来する補正信号C(0)は、C(0)=kO・D
 (−4)+kl・D(−3)+に2・D(−2)+に
3・D(−1)+に4・I)(Q)  +に5・D(1
)+に6・D (2)  +に7・D(3)となる。こ
れは、サンプル間隔が16.2MHzで、タップ中心の
係数に4にD(0)が乗じられる32.4MHzのサン
プル値列とタップ係数との積和演算結果であり、D(0
)に対する補正信次に、NTSC方式におけるゴースト
除去のための波形等化回路として用いる場合について説
明する。この場合、第1の入力端子1には、伝送された
NTSC信号を14.32MHzで標本化し、Kbit
に量子化したディジタルの第1のサンプル列が入力され
る。第2の入力端子8には、前記NTSC信号を同様に
14.32MHzで標本化し、Lbitに量子化したデ
ィジタルの第2のサンプル値列が入力される。第、第2
のクロック入力端子14.15には、同じ14.32M
Hzを入力される。
これにより1分配器2を構成するすべてのFFに供給さ
れるクロックは、14.32MHzとなる。ここで分配
器2の入力する第1のサンプル値列を先と同様に、a 
(0) 、 a D) 、 d (2) 。
d (3) 、  ・・・(サンプル値の間隔は14.
32MHzの周期)と表すと、第1のディジタルフィル
タ3には3サンプル遅延したd (−3) 、 d(−
2)、d (−1)、d (0)、・・・の系列ンプル
遅延したd (−2) 、d (−1) 、d (0)
d (1) 、  ・・・の系列の信号が導かれ、同一
の系列の信号を与えることができる。
モード切り換え端子16から入力するモード信号は、第
1のスイッチ回路5が第2のディジタルフィルタの出力
を、第2のスイッチ回路6がディジタル値のゼロを、第
3のスイッチ回路11が第2の遅延線10の出力を、各
々の出力に導くように制御する。これにより、第2のデ
ィジタルフィルタ4の出力は第1のディジタルフィルタ
3を構成するFF305の入力に導かれ、第1のディジ
タルフィルタ3からの出力が直接筒2の加算器12に導
かれることになり、第、第2のディジタルフィルタ3,
4が直列接続の構成となる。この際、分配器2から第、
第2のディジタルフィルタ3,4に供給するサンプル値
列間にある1サンプル分の遅延時間差は、第、第2のデ
ィジタルフィルタ3,4が直列に接続される接続部にお
いてFFが2段(FF408とFF305)挿入される
ように接続することにより補償している。
第2の遅延線10は、第1の遅延線9の遅延時間との和
で得られる遅延時間で、この構成における補正系との遅
延時間差を補償する。本実施例では、フィルタのタップ
中心を係数器301の位置とすると、第1の入力端子1
から係数器301を介して第2の加算器12に至るまで
の7サンプル分の遅延時間を補償すればよい。この場合
、先のことから第1の遅延線9が3サンプル分の遅延を
与えることができるので、第2の遅延線10は4サンプ
ル分の遅延を与えるものであればよい。
今、係数9401にko、係数器402 ニk 1、係
数器403にに2、係数器404にに3、係数器301
にに4(タップ中心)、係数器302にに5、係数器3
03にに6.係数器304にに7なる係数を与えた場合
に以上のことから、第2のサンプル値列d (0) 、
 d (1) 、 d (2) 、 d(3)、・・・
(サンプル値の間隔は、14.32M Hzの周期)の
例えばd (0)が第2の加算器12に入力する時刻に
到来する補正信号c(0)は、 c(0)=kO・d  (−4)+kl  ・d  (
−3)+に2 ・d(−2)+に3 ・d(−1)+に
4 ・d  (0)   +に5 ・d (1)+に6
 ・d  (2)   +に7 ・ d (3)となる
。これは、サンプル間隔が14.32MHzで、タップ
中心の係数に4にd (0)が乗じられる14.32M
Hzのサンプル値列とタップ係数との積和乗算結果であ
り、d (0)に対する補正信号が得られたこととなる
よって、本実施例によればMUSE方式のサンプル値伝
送における伝送歪みの補正、およびNTSC方式におけ
るゴースト障害の補正に共用可能な波形等化回路を実現
できる。これにより、MUSE方式の受信機、NTSC
方式の受信機、MUSE/NTSC共用受信機などの多
システムに適用することができ、本発明の波形等化回路
をLSI化した際においても、量産効果を得やす<LS
Iの製造コスト低減が図れるという利点がある。
次に、本発明の他の実施例を第1図、第2図を用いて説
明する。第1図において、第2の遅延線10を除くその
他の部分の設定は、先の実施例と同じである。
よって、本実施例においても第、第2のディジタルフィ
ルタ3,4のを並列接続の構成、すなわちMUSE方式
におけるサンプル短間干渉の補正に適用する場合は、先
の実施例と同様である。
本実施例の特徴は、第1図においてモード信号により第
、第2のディジタルフィルタ3,4を直列接続の構成、
すなわちNTSC方式などのゴースト除去に適用する場
合において、第2の入力端子8から出力端子13に至る
までの遅延時間を、第、第2のディジタルフィルタ3,
4のタップ数の和に選ぶことにある。本実施例の場合で
は。
先の設定により第、第2のディジタルフィルタ3.4が
各々4タツプ、第1の遅延線9の遅延時間が3サンプル
分となっているので、第2の遅延線10に5サンプル分
の遅延を定めることにより設定できる。
本実施例によれば、ディジタルフィルタを直列接続する
モードにおいて、本波形等化回路を複数個接続すること
により補正フィルタのタップ長を増加させることができ
る。
これについて第2図を用いて説明する。第2図において
、17はNTSC信号を14.32MHzで標本化し、
Lbitに量子化したディジタルのサンプル値列の入力
端子、18は14.32MHzのクロックの入力端子、
19はモード信号の入力端子、20は第3の遅延線、2
1は第3の加算器、22は出力端子、23.24は第1
図の構成からなる第、第2の波形等化回路である。
入力端子17より入力するサンプル値列は、第3の遅延
線2oの入力に与えられると共に、その上位Kbit(
K≦L)が第、第2の波形等化回路23.24各々の第
1の入力端子LA、IBに与えられる。入力端子18か
ら入力する14゜32MHzのクロックは第、第2の波
形等化回路23.24の第、第2のクロック入力端子1
4A、14B、15A、15Bに与えられる。
入力端子19から入力するモード信号は、第1゜第2の
波形等化回路23.24のモード切り換え端子16A、
16Bに与えられ、第、第2の波形等化回路23.24
の内部のフィルタの構成を直列接続の構成とするように
制御する。第1の波形等化回路23の第2の入力端子8
Aには、ディジタル値のゼロを与え、その出力端子13
Aは、第2の波形等化回路24の第2の入力端子8Bと
接続する。第2の波形等化回路24の出力端子13Bは
、第3の加算器21の一方の入力と接続する。第3の加
算器21の他方の入力には、第3の遅延線20の出力が
接続され、その出力は出力端子22と接続される。
ここで、第、第2の波形等化回路23.24において、
第1の入力端子1から第2の加算器12に至る経路でパ
イプライン処理などに起因した遅延時間をz−P (た
だし、Z−”=exp (−j2 [1f T)、この
場合のTは1 / 14 、32 M Hzである)と
し、第1の波形等化回路23の補正フィルタの伝達関数
を Fl (Z)=  k8     +に9  ・z −
4十に10・Z−2十kll・z −3 +k12  ・ Z−’+k13−Z−’+k14  
・ Z−’+k15−Z−’とすると、第1の波形等化
回路23の伝達関数El(Z)は、 El (Z)=Z−’ ・Fl (Z)となる。同様に
第2の波形等化回路24の補正フィルタの伝達関数を F2(Z)=  ko    +kl・z−’+に2・
Z−”+に3・z −3 +に4・Z−’+に5・Z−5 +に6−Z−’+に7−Z−’ とすると、第2の波形等化回路24の伝達関数E2(Z
)は、 F2 (Z)=Z−’ −F2 (Z)となる。また、
第2の入力端子8の経路の遅延時間は z−4である。
よって、入力端子17から第2の波形等化回路24の出
力端子13に至るまでの伝達関数E (Z)は、 E (Z)=Z−”・El (Z)+E2 (Z)=Z
−’(ko  +kl・z −1 +に2  ・ Z−”+に3  ・ z −3+に4 
 ・ Z−’+に5  ・ z −5+に6  ・ Z
−’+に7  ・ z−7+に8 −  Z−’+に9
 −  Z−’十に10 ・ Z−10+ k 11 
 ・ Z−11十に12 ・ Z−”+ k 13  
・ Z−13+k14−Z−14+k15−Z−1s)
となり、16タツプの非巡回型ディジタルフィルタの伝
達関数を得ることができる。
第3の遅延線20は、入力端子17からこの16タツプ
に拡張したフィルタのタップ中心を経由して第3の加算
器22に至るまでの遅延時間を補償するものであり、第
3の加算器22において補正系からの信号が加算される
ことにより伝送路の歪みの補正が行われる。
なお、ここでは、波形等化回路を2つ接続した場合につ
いて説明を行ったが、2つ以上の接続も可能なことは自
明である。
よって、本実施例においてもMUSE方式におけるサン
プル値開干渉の補正と、NTSC方式におけるゴースト
除去の両方に対応可能な波形等化回路を実現でき、先の
実施例と同様な効果を得ることができる。さらに、NT
’SC方式におけるゴースト除去においては1本発明の
波形等化回路を複数個組み合わせることにより補正フィ
ルタのタップ長を長く設定できるので、ゴースト除去の
範囲を広げることができ、その性能向上が図れるという
効果が得られる。
なお、本実施例では波形等化回路を構成する第2の加算
器12から出力端子13に至る経路に遅延要素がないが
、この経路に遅延要素を含む場合には、第2の遅延線1
0に定める遅延時間をその分減らして設定することで、
本実施例の目的が達成できることも自明である。
次に、本発明の他の実施例を第3図を用いて説明する。
第3図において、25は第4のスイッチ回路であり、3
14から317は第1のディジタルフィルタ3を構成す
るFF、318から321は第1のディジタルフィルタ
3を構成する係数器、を構成する加算器、412から4
15は第2のディジタルフィルタ4を構成するFF、4
16から419は第2のディジタルフィルタ4を構成す
る係数器、402から422は第2のディジタルフィル
タ4を構成する加算器であり、その他は先の実施例と同
様である。
また、各モードにおいて第、第2の入力端子、8に入力
するサンプル値列、第、第2のクロック入力端子に入力
するクロックも先の実施例と同様である。
第4のスイッチ回路25の一方の入力は分配器2を構成
するFF203の出力と接続され、他方の入力には第2
のディジタルフィルタを構成するFF415の出力が接
続され、その出力は第1のディジタルフィルタ3を構成
するFF314の入力に接続される。また1分配器2を
構成するFF204の出力は、第2のディジタルフィル
タ4を構成するFF412の入力と接続される。
第、第2のディジタルフィルタ3,4は、入力するサン
プル値列をまずFFで1サンプルずっ遅延されるタップ
遅延線(314から317゜412から415)に入力
し、各タップからの出力に係数器(318から321,
416から419)を接続し、各係数器の出力を加算器
(322から324.420から422)で順次加算す
ることにより、先の実施例と同じ非巡回型のフィルタを
構成している。なお、係数器318から321゜314
から317に設定されるタップ係数は、先の実施例と同
様に伝送歪みをを打ち消すためのフィルタ特性を求める
計算機から与えられる。
この第1のディジタルフィルタ3の出力は加算器324
から、第2のディジタルフィルタ4の出力は加算器42
2から得られ、各々の出力は第1の加算器7で加算され
る。
モード切り換え端子16は、第3.第4のスイッチ回路
1、25の制御入力と接続され、その他の接続は先の実
施例と同様である。
MUSE方式におけるサンプル値開干渉を等化する等化
回路として用いる場合、モード切り換え端子より入力す
るモード信号は、第4のスイッチ回路25を分配器2か
らの出力を第1のディジタルフィルタ3に供給するよう
に制御し、第、第2のディジタルフィルタを並列接続の
構成にする。
また、第3のスイッチ回路11は、第1の遅延線9の出
力を第2の加算器12に供給するように制御される。
ここで、第1の入力端子1から入力するサンプル値列を
、 D (0) 、D (1) 、D (2) 、D 
(3)。
・・・ (サンプル値間隔は、32.4MHzの周期)
とすると、先の実施例と同様に第1のディジタルフィル
タ3には、 D (−1) 、 D (1) 。
・・ (サンプル間隔は、16.2MHzの周期)なる
系列の信号が、第2のディジタルフィルタには、D (
−2) 、 D (0) 、  ・・・なる系列の信号
が供給できる。      ≠ また、第1の遅延線9に定める遅延時間は、本実施例の
場合、フィルタのタップ中心を係数器417の位置とす
ると16.2MHzのサンプル間隔で3サンプル分であ
る。
よって、第1のディジタルフィルタ3の係数器318に
に7、係数器319にに5、係数器320にに3、係数
器321にに1なる係数を、第2のディジタルフィルタ
4の係数器416にに6、係数器417にに4(タップ
中心)、係数器418にに2.係数器419にkOなる
係数を与えた場合、第2の入力端子8から入力するサン
プル値列D (0) 、 D (2) 、 D (4)
 、  ・・・の例えばD(0)が第2の加算器12に
入力する時刻に到来する補正信号C(0)は、 C(0)=kO−D (−4)+kl・D(−3)+に
2・D (−2)+に3・D(−1)+に4・D (0
)  +に5・D(1)+に6・D (2)  +に7
・D(3)となり、先の実施例と同様の結果が得られる
NTSC方式におけるゴースト除去の波形等化回路とし
て用いる場合には、モード信号は、第4のスイッチ回路
25を第2のディジタルフィルタ4のFF415からの
出力を第1のディジタルフィルタ3に供給するように制
御し、第2のディジタルフィルタ4と第1のディジタル
フィルタ3とを直列接続の構成にする。また、第3のス
イッチ回路11は、第2の遅延線1oの出方を第2の加
算器12に供給するように制御される。
この場合、第1の入力端子1から入力するサンプル値列
d(0)、d(1)、a (2)、d(3)。
・・・ (サンプル間隔は、14.32MHzの周期)
は、第2のディジタルフィルタ4がら入力し、このタッ
プ遅延線を通過して第1のディジタルフィルタ3に与え
られる。
また1本実施例の場合、フィルタのタップ中心を係数器
419の位置とすると、第1の入力端子1から係数器4
19を介し第2の加算器12に至るまでの遅延時間が6
サンプルとなるので、第2の遅延slOに定める遅延時
間は、3サンプルとなる。
よって、第1のディジタルフィルタ3の係数器321に
ko、係数器302にに1、係数器319にに2、係数
器318にに3なる係数を、第2のディジタルフィルタ
4の係数器419にに4(タップ中心)、係数器418
にに5、係数器417にに6、係数器416にに7なる
係数を与えた場合、第2の入力端子8から入力するサン
プル値列d (0) 、 d (1) 、 d (2)
 、  ・・・の例えばd(0)が第2の加算器12に
入力する時刻に到来する補正信号c(0)は。
c(0)=kO−d (°−4)+kl ・d (−3
)+に2・d (−2)+に3・d (−1)+に4・
d (0)  +に5・d(1)十に6・d (2) 
 十に7・d(3)となり、この場合も先の実施例と同
様の結果が得られる。
よって1本実施例においてもMUSE方式のサンプル値
伝送における伝送歪みの補正、およびNTSC方式にお
けるゴースト障害の補正に共用可能な波形等化回路を実
現でき、先の実施例と同様な効果を得ることができる。
また、ゴースト除去用の等化回路として用いる際、等化
回路を複数個接続して使用する用途に本実施例を適用す
る場合には、第2の遅延線10の遅延時間を5サンプル
と定め、第2の入力端子8から出力端子13に至るまで
の遅延時間を第1゜第2のディジタルフィルタ3,4の
タップ数の和と等しくすることにより実現できることは
自明である。この場合には、先の実施例と同様に、ゴー
スト除去の補正範囲を広げることが可能になる。
次に、本発明の他の実施例を第4図を用いて説明する0
本実施例は、ゴースト除去の等化回路として用いる際に
、等化回路を複数個接続して使用する用途に対応した波
形等化回路に関するものである。
第1の遅延線9の出力は、第2の加算器12の人力と接
続される。第2の加算器12の出力は、第2の遅延線1
0の入力と接続される。第2の遅延線10の出力は、出
力端子13と接続される。
モード切り換え端子16から入力するモード信号は、第
、第2のスイッチ回路5,6の制御入力に与えられ、先
の実施例と同様にスイッチ回路を制御する。その他は、
第1図の実施例と同様である。
本実施例の構成によれば、第2の入力端子8から第2の
加算器12までの遅延時間は、常に第1゜第2のディジ
タルフィルタ3,4が並列接続の構成にある場合の第1
の入力端子1からタップ中心を介し第2の加算器12に
至るまでの遅延時間と等しくなる。また、第2の入力端
子8から出力端子13までの遅延時間は、常に第、第2
のディジタルフィルタ3,4のタップ数の和と等しくな
る。
よって、MUSE方式におけるサンプル値開干渉を補正
する等化回路として用いる場合には、第2の加算器12
の入力において、第2の入力端子8から入力するサンプ
ル値と補正フィルタから出力される補正値との位相が合
うので正しく補正が行える。
また、ゴースト除去の等化回路として用いる場合には、
第2図の実施例のように各端子を接続して用いる。よっ
て、本実施例の等化回路を2つ以上の複数にわたって接
続する場合には、その出力端子13は次段の等化回路の
第2の入力端子8と接続され、前段の第2の加算器12
から次段の第2の加算器12に至る経路に、第、第2の
遅延線9,10が直列に挿入されることになる。したが
って、前段の第2の加算器12から次段の第2の加算器
12に至るまでの遅延時間は、第、第2のディジタルフ
ィルタ3,4のタップ数の和と等しくでき、複数接続に
よる補正フィルタのタップ長の伸長を実現できる。
よって、本実施例においても、先の実施例と同様に等化
回路の共用化を実現でき、同様の効果を得ることができ
る。また、遅延線の切り換え制御を必要としないので、
モード切り換えの制御を簡単にできる利点もある。
なお1本実施例では、補正系の構成を第1図の実施例の
構成を例に説明を行ったが、第3図の実施例の補正系と
の組合せも可能なことは明らかである。
また、以上の説明では、MUSE方式とNTSC方式と
の場合について説明を行ったが、MUSE方式の伝送路
等化モードにおいては、補正信号を2倍のオーバーサン
プリングしたサンプル値から求めて等化を行うような他
のシステムに適用することも可能であり、また、ゴース
ト除去の等化モードにおいては、PAL方式などの他の
テレビジョン方式のゴースト除去回路として利用するこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、MUSE方式に見られるようなサンプ
ル値開干渉の補正、およびNTSC方式などに見られる
ゴースト障害の除去の両方に共用可能な波形等化回路を
実現できる。よって、MUSE方式の受信機、NTSC
方式の受信機、MUSE/NTSC共用受信機などの多
システムに利用できるので、LSI化において量産効果
が得やすく、LSIの製造コストの低減が図れるといっ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第2図は本発明の一応用例を示すブロック図、第3図は
本発明の他の実施例を示すブロック図、第4図は本発明
の他の実施例を示すブロック図である。 1・・・第1の入力端子、2・・・分配器、3・・・第
1のディジタルフィルタ。 4・・・第2のディジタルフィルタ、 5・・・第1のスイッチ回路、 6・・・第2のスイッチ回路、 7・・・第1の加算器、 8・・・第2の入力端子、9
・・・第1の遅延線、10・・・第2の遅延線、11・
・・第3のスイッチ回路、 12・・・第2の加算器、13・・・出力端子、14・
・・第1のクロック入力端子、 15・・・第2のクロック入力端子、 16・・・モード切り換え端子、 25・・・第4のスイッチ回路。 第 4 虐

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)歪みをもったテレビジョン信号を補正する波形等
    化回路において、少なくとも伝送されたテレビジョン信
    号を標本化して得られるサンプル値例を入力する第1、
    第2の入力端子と、第1、第2のクロック入力端子と、
    モード切り換え端子と、前記第1の入力端子から入力さ
    れるサンプル値列を2つの系列の信号に分配する分配器
    と、前記分配器から出力される第1のサンプル値列を入
    力とする第1のディジタルフィルタと、前記分配器から
    出力される第2のサンプル値列を入力とする第2のディ
    ジタルフィルタと、前記第1、第2のディジタルフィル
    タを並列接続の構成にする第1の構成経路と、前記第1
    、第2のディジタルフィルタを直列接続の構成にする第
    2の構成経路とを設け、前記モード切り換え端子から導
    かれるモード信号により経路を選択し、選択した構成か
    ら得られる出力を導きだす構成選択手段と、前記構成選
    択手段から得られる出力を前記第2の入力端子から導か
    れるサンプル値列に加算する加算器とを具備し、少なく
    とも前記分配器、および第1、第2のディジタルフィル
    タに、前記第1のクロック入力端子から入力する第1の
    クロックを供給すると共に、前記第2のクロック入力端
    子から入力する第2のクロックを前記分配器に供給する
    事を特徴とする波形等化回路。
  2. (2)テレビジョン信号の歪みを補正する波形等化回路
    において、少なくとも伝送されたテレビジョン信号を標
    本化して得られるサンプル値列を入力する第1、第2の
    入力端子と、第1、第2のクロック入力端子と、モード
    切り換え端子と、波形等化されたサンプル値列の出力端
    子と、前記第1の入力端子から入力されるサンプル値列
    を2つの系列の信号に分配する分配器と、前記分配器か
    ら出力される第1のサンプル値列を入力とする第1のデ
    ィジタルフィルタと、前記分配器から出力される第2の
    サンプル値列を入力とする第2のディジタルフィルタと
    、前記第1、第2のディジタルフィルタを並列接続の構
    成にする第1の構成経路と、前記第1、第2のディジタ
    ルフィルタを直列接続の構成にする第2の構成経路とを
    設け、前記モード切り換え端子から導かれるモード信号
    により経路を選択し、選択した構成から得られる出力を
    導きだす構成選択手段と、前記構成選択手段から得られ
    る出力を前記第2の入力端子から導かれるサンプル値列
    に加算する加算器とを具備し、前記出力端子から前記加
    算器の出力を導き出すようにすると共に、少なくとも第
    2の構成経路を選択する場合には、前記第2の入力端子
    から前記出力端子に至るまでの遅延時間を前記第1、第
    2のディジタルフィルタのタップ数の総和の遅延時間と
    等しくすることを特徴とする波形等化回路。
  3. (3)前記第2の入力端子に接続する第1の遅延線と、
    前記第1の遅延線の出力と接続する第2の遅延線と、前
    記第1、第2の遅延線の出力を入力とするスイッチ回路
    を設け、前記スイッチ回路の出力を前記加算器の入力と
    接続し、前記モード入力端子から入力するモード信号が
    前記第1の構成経路を選択する指示をする場合に前記第
    1の遅延線の出力を、前記第2の構成経路を選択する場
    合に前記第2の遅延線の出力を選択するようにスイッチ
    回路を制御すると共に、前記第1の遅延線の遅延時間を
    前記第1の入力端子から前記第1の構成におけるタップ
    中心を介し前記加算器に至るまでの遅延時間と等しくし
    、前記第2の遅延線により前記第2の入力端子から前記
    出力端子までの遅延時間を前記第1、第2のディジタル
    フィルタのタップ数の総和と等しくなるようにすること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の波形等化回路
  4. (4)前記第2の入力端子から前記加算器に至る経路に
    配置する第1の遅延線と、前記加算器から出力端子に至
    る経路に配置する第2の遅延線とを具備し、前記第1の
    遅延線の遅延時間を前記第1の入力端子から前記第1の
    構成におけるタップ中心を介し前記加算器に至るまでの
    遅延時間と等しくし、前記第2の遅延線により前記第2
    の入力端子から前記出力端子までの遅延時間を前記第1
    、第2のディジタルフィルタのタップ数の総和と等しく
    なるようにすることを特徴とする請求項2記載の波形等
    化回路。
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