JPH02254417A - 液晶ディスプレイ用ラビング装置 - Google Patents
液晶ディスプレイ用ラビング装置Info
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- JPH02254417A JPH02254417A JP7772989A JP7772989A JPH02254417A JP H02254417 A JPH02254417 A JP H02254417A JP 7772989 A JP7772989 A JP 7772989A JP 7772989 A JP7772989 A JP 7772989A JP H02254417 A JPH02254417 A JP H02254417A
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は液晶ディスプレイ基板を配向させるためのラ
ビング装置に関するものである。
ビング装置に関するものである。
〔従来の技術」
第3図は例えば協栄セミコンダクター株式会社の液晶用
ラビング装置L−300型のラビング原理を示す断面図
である。2はX−Yテーブル1上に配置された液晶ディ
スプレイ基板、40はラビングローラで、アルミなどの
金属材料よりなる回転ローラ3と、その外周面に巻かれ
たラビング布4とから構成されており、また上記液晶デ
ィスプレイ基板2はガラス基板20.薄膜トランジスタ
21、外部引き出し端子22.ポリイミドなどの材料よ
りなる配向膜23から構成されており、該配向膜23は
上記ラビング布4によってラビングされる。BはX−Y
テーブルlの移動方向、Aはラビング・ローラ40の回
転方向である。
ラビング装置L−300型のラビング原理を示す断面図
である。2はX−Yテーブル1上に配置された液晶ディ
スプレイ基板、40はラビングローラで、アルミなどの
金属材料よりなる回転ローラ3と、その外周面に巻かれ
たラビング布4とから構成されており、また上記液晶デ
ィスプレイ基板2はガラス基板20.薄膜トランジスタ
21、外部引き出し端子22.ポリイミドなどの材料よ
りなる配向膜23から構成されており、該配向膜23は
上記ラビング布4によってラビングされる。BはX−Y
テーブルlの移動方向、Aはラビング・ローラ40の回
転方向である。
この装置では、液晶ディスプレイ基板2をラビングする
際には、ラビング布4と配向膜23及び外部引き出し端
子22とが摺動するため、それぞれに静電気帯電を生じ
る。その帯電量は例えばラビング布4で+0.5〜+1
.5KV、配向膜23で−0,5〜−1,OKVになる
。帯電した静電気が例えば外部引き出し端子22に印加
されたり、あるいは配向膜23の大地間浮遊容量(図示
せず)を介して薄膜トランジスタ21に印加されると、
薄膜トランジスタ21の特性劣化ないしは破壊が生じる
。
際には、ラビング布4と配向膜23及び外部引き出し端
子22とが摺動するため、それぞれに静電気帯電を生じ
る。その帯電量は例えばラビング布4で+0.5〜+1
.5KV、配向膜23で−0,5〜−1,OKVになる
。帯電した静電気が例えば外部引き出し端子22に印加
されたり、あるいは配向膜23の大地間浮遊容量(図示
せず)を介して薄膜トランジスタ21に印加されると、
薄膜トランジスタ21の特性劣化ないしは破壊が生じる
。
第4図は液晶ディスプレイ基板2の電気的等価回路図で
、液晶ディスプレイ基板2には通常薄膜トランジスタ2
1のゲート21a及びソース21bに接続される外部引
き出し端子22を一括接続するショート・リング25が
上記静電気の影響を除去する目的で設けられている。な
お、ショート・リング25はラビングが実施されている
期間接地されている。21cは薄膜トランジスタ21の
ドレインである。
、液晶ディスプレイ基板2には通常薄膜トランジスタ2
1のゲート21a及びソース21bに接続される外部引
き出し端子22を一括接続するショート・リング25が
上記静電気の影響を除去する目的で設けられている。な
お、ショート・リング25はラビングが実施されている
期間接地されている。21cは薄膜トランジスタ21の
ドレインである。
次にラビング工程におけるラビング・ローラ40と液晶
ディスプレイ基板2との相対位置関係を第5図を用いて
説明する。この回は第3図のラビング装置の上面図であ
り、ここでは液晶ディスプレイ基板2とラビング・ロー
ラ40との相対位置は液晶ディスプレイの視野角の問題
から所定の角度、例えば45°に設定されている。
ディスプレイ基板2との相対位置関係を第5図を用いて
説明する。この回は第3図のラビング装置の上面図であ
り、ここでは液晶ディスプレイ基板2とラビング・ロー
ラ40との相対位置は液晶ディスプレイの視野角の問題
から所定の角度、例えば45°に設定されている。
ラビング・ローラ40が方向Aに回転している状態で、
X−Yテーブル1が方向Bに移動すると、液晶ディスプ
レイ基板2とラビング・ローラ40との接触面積が漸増
(漸減)し、それに伴って液晶ディスプレイ基板2及び
ラビング・ローラ40の静電気帯電量も漸増(漸減)す
る。この静電気帯電は液晶ディスプレイ基板2が第4図
のショート・リング25で接地されていると、ラビング
・ローラ40に生じる。従って、市販のイオン発生器を
用いて一定量のイオンをラビング・ローラ40に吹き付
けた場合、上記静電気帯電量が最も大きくなるラビング
・ローラ40と液晶ディスプレイ基板2との相対位置で
は有効であるが、それ以外の相対位置ではイオン発生器
によってラビング・ローラ40の静電気帯電量が増大す
る弊害が生じる。
X−Yテーブル1が方向Bに移動すると、液晶ディスプ
レイ基板2とラビング・ローラ40との接触面積が漸増
(漸減)し、それに伴って液晶ディスプレイ基板2及び
ラビング・ローラ40の静電気帯電量も漸増(漸減)す
る。この静電気帯電は液晶ディスプレイ基板2が第4図
のショート・リング25で接地されていると、ラビング
・ローラ40に生じる。従って、市販のイオン発生器を
用いて一定量のイオンをラビング・ローラ40に吹き付
けた場合、上記静電気帯電量が最も大きくなるラビング
・ローラ40と液晶ディスプレイ基板2との相対位置で
は有効であるが、それ以外の相対位置ではイオン発生器
によってラビング・ローラ40の静電気帯電量が増大す
る弊害が生じる。
〔発明が解決しようとする課題]
従来のラビング装置は以上のように構成されているので
、ラビング・ローラ40と液晶ディスプレイ基板2との
相対位置関係によって、発生する静電気帯電量が変化す
るため、一定量のイオンを発生する市販のイオン発生器
を用いても上記ラビング・ローラ40及び液晶ディスプ
レイ基板2に発生する静電気を効果的に除電できず、従
って液晶ディスプレイ基板2に内蔵される薄膜トランジ
スタ21の特性劣化ないしは破壊を抑止できないという
問題点があった。
、ラビング・ローラ40と液晶ディスプレイ基板2との
相対位置関係によって、発生する静電気帯電量が変化す
るため、一定量のイオンを発生する市販のイオン発生器
を用いても上記ラビング・ローラ40及び液晶ディスプ
レイ基板2に発生する静電気を効果的に除電できず、従
って液晶ディスプレイ基板2に内蔵される薄膜トランジ
スタ21の特性劣化ないしは破壊を抑止できないという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、液晶ディスプレイ基板のラビング工程で発生
する静電気を除電することができ、これにより液晶ディ
スプレイ基板に内蔵される薄膜トランジスタの特性劣化
や破壊を抑止するこ七ができるラビング装置を得ること
を目的とする。
たもので、液晶ディスプレイ基板のラビング工程で発生
する静電気を除電することができ、これにより液晶ディ
スプレイ基板に内蔵される薄膜トランジスタの特性劣化
や破壊を抑止するこ七ができるラビング装置を得ること
を目的とする。
この発明に係る液晶ディスプレイ用ラビング装置は、液
晶ディスプレイ基板のラビングの際発生する静電気帯電
の量またはこの帯電量と比例関係にある物理量を検出す
る検出手段及びイオンを発生して該静電気帯電を除電す
る帯電除電手段を設けるとともに、上記検出手段の出力
信号に基づいて該帯電除電手段のイオン発生量を制御す
る制御手段を設けたものである。
晶ディスプレイ基板のラビングの際発生する静電気帯電
の量またはこの帯電量と比例関係にある物理量を検出す
る検出手段及びイオンを発生して該静電気帯電を除電す
る帯電除電手段を設けるとともに、上記検出手段の出力
信号に基づいて該帯電除電手段のイオン発生量を制御す
る制御手段を設けたものである。
この発明においては、液晶ディスプレイ基板のラビング
の際発生する静電気帯電の量またはこの帯電量と比例関
係にある物理量を検出するとともに、静電気を除電する
イオンの発生量を該検出出力に基づいて制御するように
したから、上記ラビングの際発生する静電気を効果的に
除電でき、この結果、液晶ディスプレイ基板に内蔵され
る薄膜トランジスタの特性劣化あるいは破壊を抑止する
ことができる。
の際発生する静電気帯電の量またはこの帯電量と比例関
係にある物理量を検出するとともに、静電気を除電する
イオンの発生量を該検出出力に基づいて制御するように
したから、上記ラビングの際発生する静電気を効果的に
除電でき、この結果、液晶ディスプレイ基板に内蔵され
る薄膜トランジスタの特性劣化あるいは破壊を抑止する
ことができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による液晶ディスプレイのラ
ビング装置を説明するための模式図であり、図において
、2は第3図と同様ガラス基板20、薄膜トランジスタ
21.外部引き出し端子22 ポリイミドなどの材料よ
りなる配向膜23より構成された液晶ディスプレイ基板
、40はアルミなどの材料よりなる回転ローラ3とナイ
ロンなどの材料よりなるラビング布4とで構成されたラ
ビング・ローラで、上記配向膜23は該ラビング・ロー
ラ40によってラビングされるようになっている。また
Aはラビング・ローラ40の回転方向、1は液晶ディス
プレイ基板2を搭載するためのX−Yテーブル、BはX
−Yテーブルの移動方向である。
ビング装置を説明するための模式図であり、図において
、2は第3図と同様ガラス基板20、薄膜トランジスタ
21.外部引き出し端子22 ポリイミドなどの材料よ
りなる配向膜23より構成された液晶ディスプレイ基板
、40はアルミなどの材料よりなる回転ローラ3とナイ
ロンなどの材料よりなるラビング布4とで構成されたラ
ビング・ローラで、上記配向膜23は該ラビング・ロー
ラ40によってラビングされるようになっている。また
Aはラビング・ローラ40の回転方向、1は液晶ディス
プレイ基板2を搭載するためのX−Yテーブル、BはX
−Yテーブルの移動方向である。
100はラビング工程において液晶ディスプレイ基板2
に加えられるラビング荷重を検出するための荷重検出器
、200はラビング工程においてラビング・ローラ40
及び液晶ディスプレイ基板2に発生する静電気を除電す
るためのイオナイザ300は荷重検出器100の出力信
号によってイオナイザー200を制御するコントローラ
である。
に加えられるラビング荷重を検出するための荷重検出器
、200はラビング工程においてラビング・ローラ40
及び液晶ディスプレイ基板2に発生する静電気を除電す
るためのイオナイザ300は荷重検出器100の出力信
号によってイオナイザー200を制御するコントローラ
である。
次に作用効果について説明する。
まず液晶ディスプレイ基板2のラビング工程における静
電気発生メカニズムを説明する。
電気発生メカニズムを説明する。
ラビング・ローラ40がA方向に回転している状態でX
−Yテーブル1をB方向に移動して、液晶ディスプレイ
基板2のラビングを行なうと、ラビング布4と配向膜2
3及び外部引き出し端子22とが摺接することとなるた
め、それぞれに静電気帯電を生じる。このとき第5図の
ように、XY子テーブルの移動に伴ってラビング・ロー
ラ40と液晶ディスプレイ基板2との接触面積が漸増(
漸減)するため、ラビング・ローラ40のnN気帯電量
も漸増(漸減)する。
−Yテーブル1をB方向に移動して、液晶ディスプレイ
基板2のラビングを行なうと、ラビング布4と配向膜2
3及び外部引き出し端子22とが摺接することとなるた
め、それぞれに静電気帯電を生じる。このとき第5図の
ように、XY子テーブルの移動に伴ってラビング・ロー
ラ40と液晶ディスプレイ基板2との接触面積が漸増(
漸減)するため、ラビング・ローラ40のnN気帯電量
も漸増(漸減)する。
一方、液晶ディスプレイ基板2は外部引き出し端子22
が第4図のようにショート・リング25を介して接地さ
れているため、静電気帯電量がかなり少ない。しかしな
がら、外部引き出し端子22及びショート・リング25
の大地間浮遊容量。
が第4図のようにショート・リング25を介して接地さ
れているため、静電気帯電量がかなり少ない。しかしな
がら、外部引き出し端子22及びショート・リング25
の大地間浮遊容量。
薄膜トランジスタ21の電極間容量などが原因で、薄膜
トランジスタ21の電極間、例えばゲート21aとソー
ス21b間、ゲート21aとドレイン21c間、ソース
21bとドレイン21c間にはラビング工程中において
過渡的な静電気が印加される。
トランジスタ21の電極間、例えばゲート21aとソー
ス21b間、ゲート21aとドレイン21c間、ソース
21bとドレイン21c間にはラビング工程中において
過渡的な静電気が印加される。
そこで本装置では、ラビング・ローラ40の回転数及び
X−Yテーブル1の移動速度を一定とした場合、時間的
に変化するラビング荷重はラビング・ローラ40と液晶
ディスプレイ基板2との接触面積に比例し、結局液ロー
ラ40及び基板2のそれぞれの静電気帯電量と比例関係
を持つため、除電用イオンを発生するイオナイザー20
0のイオン発生量を、上記ラビング荷重に対応した電気
量を用いてコントローラ300で制御するようにしてい
る。これによりラビング工程に伴って時間的に変化する
ラビング・ローラ40及び液晶ディスプレイ基板2の静
電気帯電量をイオナイザー200で減殺するようにして
除電することが可能となり、液晶ディスプレイ基板2に
内蔵される薄膜トランジスタ21の静電気による特性劣
化ないしは破壊を皆無とすることができる。
X−Yテーブル1の移動速度を一定とした場合、時間的
に変化するラビング荷重はラビング・ローラ40と液晶
ディスプレイ基板2との接触面積に比例し、結局液ロー
ラ40及び基板2のそれぞれの静電気帯電量と比例関係
を持つため、除電用イオンを発生するイオナイザー20
0のイオン発生量を、上記ラビング荷重に対応した電気
量を用いてコントローラ300で制御するようにしてい
る。これによりラビング工程に伴って時間的に変化する
ラビング・ローラ40及び液晶ディスプレイ基板2の静
電気帯電量をイオナイザー200で減殺するようにして
除電することが可能となり、液晶ディスプレイ基板2に
内蔵される薄膜トランジスタ21の静電気による特性劣
化ないしは破壊を皆無とすることができる。
このように本実施例では、ラビング工程で発生する静電
気帯電量を検出し、その検出信号を用いてラビング・ロ
ーラ及び液晶ディスプレイ基板を除電するイオナイザー
のイオン発生量を時間的に制御するように構成したので
、ラビング・ローラ及び液晶ディスプレイを効果的に除
電することができ、この結果液晶ディスプレイ基板に内
蔵される薄膜トランジスタの特性劣化あるいは破壊を抑
止することができる。
気帯電量を検出し、その検出信号を用いてラビング・ロ
ーラ及び液晶ディスプレイ基板を除電するイオナイザー
のイオン発生量を時間的に制御するように構成したので
、ラビング・ローラ及び液晶ディスプレイを効果的に除
電することができ、この結果液晶ディスプレイ基板に内
蔵される薄膜トランジスタの特性劣化あるいは破壊を抑
止することができる。
第2図はこの発明の他の実施例を説明するだめのラビン
グ装置の断面図である。第1図の実施例ではラビング・
ローラ40及び液晶ディスプレイ基板2の静電気帯電量
を荷重検出器100から相対的な値として検出したのに
対し、この実施例では静電気検出器(一般に表面電位計
と呼ばれている)を用いて帯電量を直接的な値として検
出し、コントローラ300を介してイオナイザー200
のイオン発生量を時間的に制御することにより、上記静
電気帯電を除電するようにしている。この場合、静電気
検出器の検出精度の問題から第1図の実施例に比べて除
電効果は若干低下するが、ラビング装置の簡略化を図れ
るという効果がある。
グ装置の断面図である。第1図の実施例ではラビング・
ローラ40及び液晶ディスプレイ基板2の静電気帯電量
を荷重検出器100から相対的な値として検出したのに
対し、この実施例では静電気検出器(一般に表面電位計
と呼ばれている)を用いて帯電量を直接的な値として検
出し、コントローラ300を介してイオナイザー200
のイオン発生量を時間的に制御することにより、上記静
電気帯電を除電するようにしている。この場合、静電気
検出器の検出精度の問題から第1図の実施例に比べて除
電効果は若干低下するが、ラビング装置の簡略化を図れ
るという効果がある。
なお、上記実施例ではイオナイザー200は1台であっ
たが、これはラビング・ローラ40の除電用、液晶ディ
スプレイ基板2の除電用といったように複数台設置して
もよく、また荷重検出器100と静電気検出器110と
を併用(図示省略)してもよ(、いずれの場合も上記実
施例と同様の効果を奏する。
たが、これはラビング・ローラ40の除電用、液晶ディ
スプレイ基板2の除電用といったように複数台設置して
もよく、また荷重検出器100と静電気検出器110と
を併用(図示省略)してもよ(、いずれの場合も上記実
施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、液晶ディスプレイ基
板のラビングの際発生する静電気帯電の量またはこの帯
電量と比例関係にある物理量を検出する検出手段及びイ
オンを発生して該静電気帯電を除電する帯電除電手段を
設けるとともに、上記検出手段の出力信号に基づいて該
帯電除電手段のイオン発生量を制御する制御手段を設け
たので、液晶ディスプレイ基板に内蔵される薄膜トラン
ジスタの特性劣化ないしは破壊を抑止することができ、
これにより液晶ディスプレイの歩留りおよび品質向上を
図るとともに装置を安価にすることができる効果がある
。
板のラビングの際発生する静電気帯電の量またはこの帯
電量と比例関係にある物理量を検出する検出手段及びイ
オンを発生して該静電気帯電を除電する帯電除電手段を
設けるとともに、上記検出手段の出力信号に基づいて該
帯電除電手段のイオン発生量を制御する制御手段を設け
たので、液晶ディスプレイ基板に内蔵される薄膜トラン
ジスタの特性劣化ないしは破壊を抑止することができ、
これにより液晶ディスプレイの歩留りおよび品質向上を
図るとともに装置を安価にすることができる効果がある
。
第1図はこの発明の一実施例による液晶ディスプレイ用
ラビング装置を示す概略断面図、第2図はこの発明の他
の実施例によるラビング装置の概略断面図、第3図は従
来のラビング装置を示す概略断面図、第4図は液晶ディ
スプレイ基板の電気的等価回路図、第5図はラビング工
程を説明するための第3図の平面図である。 1はX−Yテーブル、2は液晶ディスプレイ基板、3は
回転ローラ、4はラビング布、BはXY子テーブル移動
方向、20はガラス基板、21は薄膜トランジスタ、2
1aはゲート、21bはソース、21cはドレイン、2
2は外部引き出し端子、23は配向膜、25はショート
・リング、Aはラビング・ローラの回転方向、40はラ
ビング・ローラ、lOOは荷重検出器、110は静電気
検出器、200はイオナイザー、300はコントローラ
である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
ラビング装置を示す概略断面図、第2図はこの発明の他
の実施例によるラビング装置の概略断面図、第3図は従
来のラビング装置を示す概略断面図、第4図は液晶ディ
スプレイ基板の電気的等価回路図、第5図はラビング工
程を説明するための第3図の平面図である。 1はX−Yテーブル、2は液晶ディスプレイ基板、3は
回転ローラ、4はラビング布、BはXY子テーブル移動
方向、20はガラス基板、21は薄膜トランジスタ、2
1aはゲート、21bはソース、21cはドレイン、2
2は外部引き出し端子、23は配向膜、25はショート
・リング、Aはラビング・ローラの回転方向、40はラ
ビング・ローラ、lOOは荷重検出器、110は静電気
検出器、200はイオナイザー、300はコントローラ
である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)ラビングローラを有し、該ローラによりディスプ
レイ基板を配向させる液晶ディスプレイ用ラビング装置
において、 液晶ディスプレイ基板のラビングの際発生する静電気帯
電の量またはこの帯電量と比例関係にある物理量を検出
する検出手段と、 イオンを発生して該静電気帯電を除電する帯電除電手段
と、 上記検出手段の出力信号に基づいて該帯電除電手段のイ
オン発生量を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
する液晶ディスプレイ用ラビング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7772989A JPH02254417A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 液晶ディスプレイ用ラビング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7772989A JPH02254417A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 液晶ディスプレイ用ラビング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254417A true JPH02254417A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13641990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7772989A Pending JPH02254417A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 液晶ディスプレイ用ラビング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02254417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100353742B1 (ko) * | 1994-04-28 | 2002-12-31 | 가부시키가이샤이이누마게이지세이사쿠쇼 | 액정표시소자용배향막의처리방법및액정표시소자의제조법 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP7772989A patent/JPH02254417A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100353742B1 (ko) * | 1994-04-28 | 2002-12-31 | 가부시키가이샤이이누마게이지세이사쿠쇼 | 액정표시소자용배향막의처리방법및액정표시소자의제조법 |
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