JPH02254265A - 金属水素化物利用冷熱システム - Google Patents
金属水素化物利用冷熱システムInfo
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- JPH02254265A JPH02254265A JP7502689A JP7502689A JPH02254265A JP H02254265 A JPH02254265 A JP H02254265A JP 7502689 A JP7502689 A JP 7502689A JP 7502689 A JP7502689 A JP 7502689A JP H02254265 A JPH02254265 A JP H02254265A
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、金属水素化物利用冷熱システムに関する。
(ロ)従来の技術
ある種の金属や合金が発熱的に水素を吸蔵して金属水素
化物を形成し、また、この金属水素化物が可逆的に水素
を放出することが知られている。
化物を形成し、また、この金属水素化物が可逆的に水素
を放出することが知られている。
なお、金属水素化物は脱水素化すると金属となるが、こ
の場合も含めて1本明細書中では金属水素化物という。
の場合も含めて1本明細書中では金属水素化物という。
近年、この金属水素化物の特性を利用して冷熱や温熱を
得るためのシステムが提案されており、例えば、特公昭
63−4111号公報に開示されたものがある。
得るためのシステムが提案されており、例えば、特公昭
63−4111号公報に開示されたものがある。
(ハ)発明が鱗決しようとする課題
しかしながら、この従来方法では、廃ガス等の熱源で加
熱された金属水素化物を冷却水で冷却しており、その水
冷式の冷却系統のための冷却塔、冷却水ポンプ、および
、冷却水配管を設ける必要があるため、システム構成が
大きくなるという不都合を生じていた。
熱された金属水素化物を冷却水で冷却しており、その水
冷式の冷却系統のための冷却塔、冷却水ポンプ、および
、冷却水配管を設ける必要があるため、システム構成が
大きくなるという不都合を生じていた。
このような不都合を解消するためには、外気を取り入れ
て冷却する空冷式の冷却系統を用いことが考えられるが
、かかる空冷式の冷却方法では熱効率が低)するという
不都合を生じる。
て冷却する空冷式の冷却系統を用いことが考えられるが
、かかる空冷式の冷却方法では熱効率が低)するという
不都合を生じる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、装置構成を小さくでき、かつ、熱効率を向上できる金
属水素化物利用冷熱システムを提供することを目的とし
ている。
、装置構成を小さくでき、かつ、熱効率を向上できる金
属水素化物利用冷熱システムを提供することを目的とし
ている。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、平衡水素圧力が高い第1の金属水素化物と、
平衡水素圧力が低い第2の金属水素化物を用い、第2の
金属水素化物を廃熱で加熱するとともにそれによって発
生した水素を外気との熱交換により冷却されている第1
の金属水素化物に発熱的に吸蔵させる第1のサイクルと
、第1の金属水素化物を冷却負荷に接続した状態で吸熱
的に水素を発生させてその水素を外気との熱交換により
冷却されている第2の金属水素化物に発熱的に吸蔵させ
る第2のサイクルを備え、第1のサイクルと第2のサイ
クルを平行して実行し、それぞれのサイクルが終了する
と第1のサイクルと第2のサイクルの組を交換する金属
水素化物利用冷熱システムにおいて、第1のサイクルと
第2のサイクルの組を交換するとき、第1のサイクルの
第2の金属水素化物を噴霧気流により冷却するとともに
それによって得た蒸気流により第2のサイクルの第2の
金属水素化物を加熱するものである。
平衡水素圧力が低い第2の金属水素化物を用い、第2の
金属水素化物を廃熱で加熱するとともにそれによって発
生した水素を外気との熱交換により冷却されている第1
の金属水素化物に発熱的に吸蔵させる第1のサイクルと
、第1の金属水素化物を冷却負荷に接続した状態で吸熱
的に水素を発生させてその水素を外気との熱交換により
冷却されている第2の金属水素化物に発熱的に吸蔵させ
る第2のサイクルを備え、第1のサイクルと第2のサイ
クルを平行して実行し、それぞれのサイクルが終了する
と第1のサイクルと第2のサイクルの組を交換する金属
水素化物利用冷熱システムにおいて、第1のサイクルと
第2のサイクルの組を交換するとき、第1のサイクルの
第2の金属水素化物を噴霧気流により冷却するとともに
それによって得た蒸気流により第2のサイクルの第2の
金属水素化物を加熱するものである。
(ホ)作 用
したがって、第1のサイクルと第2のサイクルの組を交
換するときにおける熱交換の効率が、空冷式に比べて格
段に向上するため、システムの熱効率が向上する。
換するときにおける熱交換の効率が、空冷式に比べて格
段に向上するため、システムの熱効率が向上する。
(へ)実施例
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる冷熱システムを示
している。
している。
同図において、水素化金属物容器1,2は、このシステ
ムの作動温度範囲において水素平衡圧力が大きいLaN
i5系の金属水素化物MHIを収容し、水素化金属物容
器3,4は、このシステムの作動温度範囲において水素
平衡圧力が小さいMd1s系の金属水素化物MHzを収
容しており、水素化金属物容器1と水素化金属物容器3
.および、水素化金属物容器2と水素化金属物容器4は
1発生した水素を流通するための水素配管5,6により
それぞれ連絡されており、また、おのおのの水素配管5
,6には、開閉弁7,8が付設されている5 廃ガス発生器9は、例えば、ガスタービンなどから発生
する排気ガスを、水素化金属物容器3または水素化金属
物容器4のいずれか一方に供給して、水素化金属物容器
3,4に収容されている水素化金属物MH2を加熱する
ものである。
ムの作動温度範囲において水素平衡圧力が大きいLaN
i5系の金属水素化物MHIを収容し、水素化金属物容
器3,4は、このシステムの作動温度範囲において水素
平衡圧力が小さいMd1s系の金属水素化物MHzを収
容しており、水素化金属物容器1と水素化金属物容器3
.および、水素化金属物容器2と水素化金属物容器4は
1発生した水素を流通するための水素配管5,6により
それぞれ連絡されており、また、おのおのの水素配管5
,6には、開閉弁7,8が付設されている5 廃ガス発生器9は、例えば、ガスタービンなどから発生
する排気ガスを、水素化金属物容器3または水素化金属
物容器4のいずれか一方に供給して、水素化金属物容器
3,4に収容されている水素化金属物MH2を加熱する
ものである。
冷却空気取入器10は、外気を取り入れて、金属水素化
物言@3,2,3.4にそれぞれ供給し、それらの金属
水素化物容器1,2,3.4を冷却するためのものであ
る。
物言@3,2,3.4にそれぞれ供給し、それらの金属
水素化物容器1,2,3.4を冷却するためのものであ
る。
噴霧器11.12は、水などの液体を噴霧するものであ
り、ファン13は、噴霧器11.12が形成した噴霧を
それぞれ金属水素化物容器3,4に噴霧気流として供給
するものである。また、ファン13による気流は、ファ
ン13、噴震器12、金属水素化物容器4、噴霧器11
.および、金属水素化物容器3により形成されている循
環路を循環する。また、ドレーン管14.15は、金属
水素化物容器3,4に滞留した水をそれぞれ噴霧器11
.12に戻すためのものである。
り、ファン13は、噴霧器11.12が形成した噴霧を
それぞれ金属水素化物容器3,4に噴霧気流として供給
するものである。また、ファン13による気流は、ファ
ン13、噴震器12、金属水素化物容器4、噴霧器11
.および、金属水素化物容器3により形成されている循
環路を循環する。また、ドレーン管14.15は、金属
水素化物容器3,4に滞留した水をそれぞれ噴霧器11
.12に戻すためのものである。
冷却負荷16は、金属水素化物容器1,2から発生する
冷熱を回収して負荷を冷却するものであり、金属水素化
物容器1,2との熱媒の循環路17.18を備え、それ
らの循環路17.18のいずれかを選択的に使用して、
金属水素化物容器1または金属水素化物容器2のいずれ
か一方から冷熱を回収する。
冷熱を回収して負荷を冷却するものであり、金属水素化
物容器1,2との熱媒の循環路17.18を備え、それ
らの循環路17.18のいずれかを選択的に使用して、
金属水素化物容器1または金属水素化物容器2のいずれ
か一方から冷熱を回収する。
制御!119は、開閉弁7,8の開閉動作、廃ガス発生
器9の廃ガス供給動作、冷却空気取入器10の外気供給
動作、噴霧器1.1 、12の噴霧動作、ファン13の
動作、および、冷却負荷16の冷熱回収動作を制御する
ためのものである。
器9の廃ガス供給動作、冷却空気取入器10の外気供給
動作、噴霧器1.1 、12の噴霧動作、ファン13の
動作、および、冷却負荷16の冷熱回収動作を制御する
ためのものである。
第2図(a)、 (b) 、 (c)は、金属水素化物
容器3の構成例を示している。
容器3の構成例を示している。
この金属水素化物容器3の筺体20には、蓋付円筒状に
形成されている容器21の中心に多孔質の金夙管からな
る水素導管22を挿入し、水素導管22と容器21の内
壁面の間の空間に金属水素化物MH2の粉体23を充填
]7てなる金属水素化物セル21が多数配設されている
。
形成されている容器21の中心に多孔質の金夙管からな
る水素導管22を挿入し、水素導管22と容器21の内
壁面の間の空間に金属水素化物MH2の粉体23を充填
]7てなる金属水素化物セル21が多数配設されている
。
複数の金属水素化物セル24は、一定間隔を置いで配列
してなる縦列を形成し、隣接する縦列の金属水素化物セ
ル24が、金属水素化物セル24の間隙に位置するよう
に配列されている。また、おのおのの金属水素化物セル
24の水素導管22の先端部は。
してなる縦列を形成し、隣接する縦列の金属水素化物セ
ル24が、金属水素化物セル24の間隙に位置するよう
に配列されている。また、おのおのの金属水素化物セル
24の水素導管22の先端部は。
集合管25に連結されており、金属水素化物に■2が集
合管25に侵入することを防止するために、水素導管2
2の先端部にはフィルタ26が付設されている8また5
隻合管25は水素配管6に連結されている。
合管25に侵入することを防止するために、水素導管2
2の先端部にはフィルタ26が付設されている8また5
隻合管25は水素配管6に連結されている。
給気管27は、廃ガス発生器9から供給される廃ガス、
あるいは、冷却空気取入器10から供給される外気を、
筺体20の内部に取り込むためのものであり、給気管2
8は、噴霧器11より発生された噴霧が混入した噴霧気
流を筺体20に取り込むためのものである。
あるいは、冷却空気取入器10から供給される外気を、
筺体20の内部に取り込むためのものであり、給気管2
8は、噴霧器11より発生された噴霧が混入した噴霧気
流を筺体20に取り込むためのものである。
排気管29は、給気管27より取り込まれた廃ガスおよ
び外気を排気するためのものである。
び外気を排気するためのものである。
なお、金属水素化物容器4は、金属水素化物容器3と同
一の構成をもち、また、金属水素化物容器1,2は、従
来の空冷式のシステムにおいて使用されている容器と同
一の構成であり、例えば1表面に放熱用のフィンを付設
した金属水素化物セルを、筐体に多数収容した構成をも
つ。
一の構成をもち、また、金属水素化物容器1,2は、従
来の空冷式のシステムにおいて使用されている容器と同
一の構成であり、例えば1表面に放熱用のフィンを付設
した金属水素化物セルを、筐体に多数収容した構成をも
つ。
以上の構成で、サイクル開始時には、金属水素化物容器
2の金属水素化物H旧と金1水素化物容器3の金属水素
化物8112にそれぞれ水素が吸蔵されており、制御器
19は、開閉弁7,8を閉じている。
2の金属水素化物H旧と金1水素化物容器3の金属水素
化物8112にそれぞれ水素が吸蔵されており、制御器
19は、開閉弁7,8を閉じている。
この状態で、制御器19は、廃ガス発生器9からの廃ガ
スを金属水素化物容器3に供給させるとともに、冷却空
気取入器10により外気を金属水素化物容器1および金
属水素化物容器4に供給する。
スを金属水素化物容器3に供給させるとともに、冷却空
気取入器10により外気を金属水素化物容器1および金
属水素化物容器4に供給する。
これにより、第3図に示すように、金属水素化物容ri
3の金属水素化物M82は、廃ガスの温度、例えば、2
00℃にまで熱せられて高温高圧の状態SAになり、金
属水素化物容器1の金属水素化物Ml!+は、常温(例
えば、40℃)で、状態SAよりも圧力が低い状態SH
になる。
3の金属水素化物M82は、廃ガスの温度、例えば、2
00℃にまで熱せられて高温高圧の状態SAになり、金
属水素化物容器1の金属水素化物Ml!+は、常温(例
えば、40℃)で、状態SAよりも圧力が低い状態SH
になる。
そこで、制御器19が開閉弁7を開くと、金属水素化物
容器3と金属水素化物容器1が水素配管5を介して連絡
され、それによって、金属水素化物容器3の金属水素化
物M)!2からは水素が吸熱的に発生し、その水素は金
属水素化物容器lの金属水素化物Millに発熱的に吸
蔵される。
容器3と金属水素化物容器1が水素配管5を介して連絡
され、それによって、金属水素化物容器3の金属水素化
物M)!2からは水素が吸熱的に発生し、その水素は金
属水素化物容器lの金属水素化物Millに発熱的に吸
蔵される。
この現象は、金属水素化物容器3が廃ガスにより加熱さ
れ、また、金属水素化物容器1が外気により冷却される
ために、金属水素化物容器3の金属水素化物14t(z
からの水素の放出がほぼ終了するまで継続する。なお、
以下、かかる現象を第1サイクルという。
れ、また、金属水素化物容器1が外気により冷却される
ために、金属水素化物容器3の金属水素化物14t(z
からの水素の放出がほぼ終了するまで継続する。なお、
以下、かかる現象を第1サイクルという。
一方、常温に保持されている金属水素化物容器4の金属
水素化物氾!2は常温低圧の状sscにあり。
水素化物氾!2は常温低圧の状sscにあり。
また、水素が吸蔵されている金属水素化物容器2の金属
水素化物Mlbは、常温で高圧の状態sBになっている
。
水素化物Mlbは、常温で高圧の状態sBになっている
。
そこで、制御器19が開閉弁8を開くと2金属水素化物
容器2と金属水素化物容器4が水素配管6を介して連絡
され、それによって、金属水素化物容器2の金属水素化
物肛1からは水素が吸熱的に発生し、その水素は金属水
素化物容器4の金属水素化物M)Izに発熱的に吸蔵さ
れる。
容器2と金属水素化物容器4が水素配管6を介して連絡
され、それによって、金属水素化物容器2の金属水素化
物肛1からは水素が吸熱的に発生し、その水素は金属水
素化物容器4の金属水素化物M)Izに発熱的に吸蔵さ
れる。
しまたがって、制御器19が冷却負荷】6を金属水素化
物容器2に接続して、金属水素化物容器2の金属水素化
物MHxの吸熱現象により得られる冷熱を回収させると
、金属水素化物MHIが冷却負荷16の温度1例えば、
−20℃で、状態scよりも高圧の状態sDに保持され
るとともに、また、このときには、金属水素化物容器4
の金属水素化物MH2は、状態SCに保持されているの
で、この現象は、金属水素化物容器2のからの水素の放
出がほぼ終了するまで継続する。なお、以下、かかる現
象を第2サイクルという。
物容器2に接続して、金属水素化物容器2の金属水素化
物MHxの吸熱現象により得られる冷熱を回収させると
、金属水素化物MHIが冷却負荷16の温度1例えば、
−20℃で、状態scよりも高圧の状態sDに保持され
るとともに、また、このときには、金属水素化物容器4
の金属水素化物MH2は、状態SCに保持されているの
で、この現象は、金属水素化物容器2のからの水素の放
出がほぼ終了するまで継続する。なお、以下、かかる現
象を第2サイクルという。
このようにして、第1サイクルおよび第2サイクルが行
なわれ、冷却負荷16が冷却される。
なわれ、冷却負荷16が冷却される。
第1サイクルおよび第2サイクルの動作がほぼ終了した
時点で、制御器19は、開閉弁7,8を閉じるとともに
、廃ガス発生器9からの廃ガスの供給、および、冷却空
気取入器10からの外気の供給を停止させる。
時点で、制御器19は、開閉弁7,8を閉じるとともに
、廃ガス発生器9からの廃ガスの供給、および、冷却空
気取入器10からの外気の供給を停止させる。
そして、この状態で、ファン13を作動するとともに、
噴jl器11の動作を開始させる。
噴jl器11の動作を開始させる。
これにより、噴霧器11により噴霧されだ液粒は、ファ
ン13により発生された気流にのって、エアーゾル状に
なり、第1サイクルによって高温に熱せられた金属水素
化物容器3に送り出される。
ン13により発生された気流にのって、エアーゾル状に
なり、第1サイクルによって高温に熱せられた金属水素
化物容器3に送り出される。
したがって、その噴霧気流は、金属水素化物容器3の金
属水素化物セル24の表面に接触して、蒸発し、金属水
素化物セル24から気化熱を奪い、それによって、金属
水素化物セル24が冷却される。
属水素化物セル24の表面に接触して、蒸発し、金属水
素化物セル24から気化熱を奪い、それによって、金属
水素化物セル24が冷却される。
このようにして、金属水素化物容器3からは、噴霧気流
が蒸発して形成された蒸気が放出され、その蒸気は、第
2サイクルによって常温に保持されていた金属水素化物
容器4に送り出される。
が蒸発して形成された蒸気が放出され、その蒸気は、第
2サイクルによって常温に保持されていた金属水素化物
容器4に送り出される。
したがって、その蒸気は、金属水素化物容器4の金属水
素化物セル24の表面に接触し、金属水素化物セル24
を加熱するとともに、凝縮して液体に戻り、その液体は
、ドレーン管15を通じて噴霧器12に与えられる。
素化物セル24の表面に接触し、金属水素化物セル24
を加熱するとともに、凝縮して液体に戻り、その液体は
、ドレーン管15を通じて噴霧器12に与えられる。
このようにして、第1サイクルを終了して高温状態にな
っている金属水素化物容器3が噴霧気流により冷却され
、それによって発生された蒸気により、第2サイクルを
終了して常温の状態になっている金属水素化物容器4が
加熱される。
っている金属水素化物容器3が噴霧気流により冷却され
、それによって発生された蒸気により、第2サイクルを
終了して常温の状態になっている金属水素化物容器4が
加熱される。
このように、金属水素化物容器3の顕熱を金属水素化物
容器4に移動する動作、すなわち、顕熱回収動作をほぼ
終了した時点で、制御器19は、噴霧器11およびファ
ン13の動作を終了する。
容器4に移動する動作、すなわち、顕熱回収動作をほぼ
終了した時点で、制御器19は、噴霧器11およびファ
ン13の動作を終了する。
次に、廃ガス発生器9より廃ガスを金属水素化物容器4
に供給するとともに、冷却空気取入器10により外気を
金属水素化物容器3および金属水素化物容器2に供給し
、冷却負荷16を金属水素化物容器1に接続した状態で
、開閉弁7,8を開く。
に供給するとともに、冷却空気取入器10により外気を
金属水素化物容器3および金属水素化物容器2に供給し
、冷却負荷16を金属水素化物容器1に接続した状態で
、開閉弁7,8を開く。
これにより、金属水素化物容器4の金属水素化物MHz
が状sSAに、金属水素化物容器2の金属水素化物X旧
が状態SBに、金属水素化物容器3の金属水素化物MH
zが状態SCに、金属水素化物容器1の金属水素化物M
)+1が状MSDになり、それによって、金属水素化物
容器4の金属水素化物Ml(zと金属水素化物容器2の
金属水素化物H旧の間で第1サイクルが実行され、金属
水素化物容器3の金属水素化物Mllzと金属水素化物
容器1の金属水素化物MHIの間で第2サイクルが実行
される。
が状sSAに、金属水素化物容器2の金属水素化物X旧
が状態SBに、金属水素化物容器3の金属水素化物MH
zが状態SCに、金属水素化物容器1の金属水素化物M
)+1が状MSDになり、それによって、金属水素化物
容器4の金属水素化物Ml(zと金属水素化物容器2の
金属水素化物H旧の間で第1サイクルが実行され、金属
水素化物容器3の金属水素化物Mllzと金属水素化物
容器1の金属水素化物MHIの間で第2サイクルが実行
される。
したがって、金属水素化物容器1の金属水素化物Mfh
の吸熱現象により得られる冷熱が、冷却負荷16により
回収され、冷却負荷16が冷却される。
の吸熱現象により得られる冷熱が、冷却負荷16により
回収され、冷却負荷16が冷却される。
そして、この第1サイクルおよび第2サイクルがほぼ終
了した時点で、制御器19は開閉弁7,8を閉じるとと
もに、廃ガス発生器9の廃ガス供給動作。
了した時点で、制御器19は開閉弁7,8を閉じるとと
もに、廃ガス発生器9の廃ガス供給動作。
および、冷却空気取入器10の外気供給動作を停止する
。
。
次に、制御器19は、ファン13を作動するとともに噴
霧器12の噴霧動作を開始させる。これにより、上述と
同様に、第1サイクルを終了して高温状態になっている
金属水素化物容器4が噴霧気流により冷却され、それに
よって発生された蒸気により、第2サイクルを終了して
常温の状態になっている金属水素化物容器3が加熱され
る。
霧器12の噴霧動作を開始させる。これにより、上述と
同様に、第1サイクルを終了して高温状態になっている
金属水素化物容器4が噴霧気流により冷却され、それに
よって発生された蒸気により、第2サイクルを終了して
常温の状態になっている金属水素化物容器3が加熱され
る。
このように、金属水素化物容器4の顕熱を金属水素化物
容器3に移動する顕然回収動作をほぼ終了した時点で、
制御器19は、噴霧器12およびファン13の動作を終
了する。
容器3に移動する顕然回収動作をほぼ終了した時点で、
制御器19は、噴霧器12およびファン13の動作を終
了する。
制御部19は1以上の動作を繰返し行ない、これにより
、冷却負荷16が連続的に冷却される。
、冷却負荷16が連続的に冷却される。
以」−説明したように1本実施例では、第1サイクルで
加熱された金属水素化物容器の顕熱を、第2サイクルで
常温に保持されている金属水素化物容器に移動する顕熱
回収動作を、噴霧気流と蒸気により行なっている。一般
に、噴霧気流と蒸気を用いた顕熱回収動作は、液粒を含
まない単相気流を用いた顕然回収動作、すなわち、空冷
式の顕然回収動作に比べて熱回収率が非常に大きい。
加熱された金属水素化物容器の顕熱を、第2サイクルで
常温に保持されている金属水素化物容器に移動する顕熱
回収動作を、噴霧気流と蒸気により行なっている。一般
に、噴霧気流と蒸気を用いた顕熱回収動作は、液粒を含
まない単相気流を用いた顕然回収動作、すなわち、空冷
式の顕然回収動作に比べて熱回収率が非常に大きい。
し、たがって1本実施例における顕然回収動作の熱効率
が、空冷式に比べて非常に大きいため、本実施例の装置
の熱効率は、空冷式に比べて良好なものとなる。
が、空冷式に比べて非常に大きいため、本実施例の装置
の熱効率は、空冷式に比べて良好なものとなる。
すなわち1例えば、金属水素化物容器3の顕熱を金属水
素化物容器4に移動する顕然回収動作では、次のサイク
ルで廃ガスにより加熱される金属水素化物容器4の温度
が廃ガス温度の近くまで上昇するので、加熱のための待
ち時間を短縮できる。
素化物容器4に移動する顕然回収動作では、次のサイク
ルで廃ガスにより加熱される金属水素化物容器4の温度
が廃ガス温度の近くまで上昇するので、加熱のための待
ち時間を短縮できる。
また、次のサイクルで外気により冷却される金属水素化
物容器3の温度が外気温の近くまで下がるので、冷却の
ための待ち時間を短縮できる。
物容器3の温度が外気温の近くまで下がるので、冷却の
ための待ち時間を短縮できる。
また、廃ガスの熱量をより有効に使用することができる
ので1例えば、廃ガスの温度が変動するときに一定温度
にまで上昇させるために設ける補助熱源の容量を小さく
することができる。
ので1例えば、廃ガスの温度が変動するときに一定温度
にまで上昇させるために設ける補助熱源の容量を小さく
することができる。
なお、上述した実施例では、噴霧器で噴霧する液体とし
て水を用いているが、それ以外の熱媒を用いることがで
きる。
て水を用いているが、それ以外の熱媒を用いることがで
きる。
また、上述した実施例では、噴霧気流で冷却する金属水
素化物容器の金属水素化物セルの断面形状を円形にして
いるが、それ以外の適宜な形状を用いることができる。
素化物容器の金属水素化物セルの断面形状を円形にして
いるが、それ以外の適宜な形状を用いることができる。
また、その金属水素化物セルの配列態様は、噴霧気流お
よび蒸気が全体に行き渡るような態様であれば、適宜な
ものを用いることができる。
よび蒸気が全体に行き渡るような態様であれば、適宜な
ものを用いることができる。
また、上述した実施例では、金属水素化物ML。
M)hとして、それぞれLaNi5系、および、 Mm
Ni5系のものを用いているが、その材料の種類は、こ
れに限ることはない。
Ni5系のものを用いているが、その材料の種類は、こ
れに限ることはない。
(ト)発明の詳細
な説明したように1本発明によれば、第1ナイクルで加
熱された金属水素化物容器の顕熱を、第2サイクルで常
温に保持されている金属水素化物容器に移動する顕然回
収動作を、噴霧気流と蒸気により行なっているので、こ
の顕熱回収動作の熱効率が向上し、システム全体の熱効
率が向上するという効果を得る。
熱された金属水素化物容器の顕熱を、第2サイクルで常
温に保持されている金属水素化物容器に移動する顕然回
収動作を、噴霧気流と蒸気により行なっているので、こ
の顕熱回収動作の熱効率が向上し、システム全体の熱効
率が向上するという効果を得る。
第1図は本発明の一実施例にかかる冷熱システムを示す
ブロック図、第2図(a)は金運水素化物容器の構成例
を示す概略斜視図、同図(b)は合成水素化物セルの配
列態様を例示した概略断面図、同図(c)は金属水素化
物セルの概略構成を例示した部分断面斜視図、第3図は
第1図の装置で使用する金属水素化物のサイクル線図を
例示したグラフ図である。 3.4・・・金属水素化物容器、 11.12・・・噴
aS。 13・・・ファン、19・・・制御器。 第 1 図 第 Z 図 (b) (c)
ブロック図、第2図(a)は金運水素化物容器の構成例
を示す概略斜視図、同図(b)は合成水素化物セルの配
列態様を例示した概略断面図、同図(c)は金属水素化
物セルの概略構成を例示した部分断面斜視図、第3図は
第1図の装置で使用する金属水素化物のサイクル線図を
例示したグラフ図である。 3.4・・・金属水素化物容器、 11.12・・・噴
aS。 13・・・ファン、19・・・制御器。 第 1 図 第 Z 図 (b) (c)
Claims (1)
- 平衡水素圧力が高い第1の金属水素化物と、平衡水素圧
力が低い第2の金属水素化物を用い、第2の金属水素化
物を廃熱で加熱するとともにそれによって発生した水素
を、外気との熱交換により冷却されている第1の金属水
素化物に発熱的に吸蔵させる第1のサイクルと、第1の
金属水素化物を冷却負荷に接続した状態で吸熱的に水素
を発生させてその水素を外気との熱交換により冷却され
ている第2の金属水素化物に発熱的に吸蔵させる第2の
サイクルを備え、第1のサイクルと第2のサイクルを平
行して実行し、それぞれのサイクルが終了すると第1の
サイクルと第2のサイクルの組を交換する金属水素化物
利用冷熱システムにおいて、第1のサイクルと第2のサ
イクルの組を交換するとき、第1のサイクルの第2の金
属水素化物を噴霧気流により冷却するとともにそれによ
って得た蒸気流により第2のサイクルの第2の金属水素
化物を加熱することを特徴とする金属水素化物利用冷熱
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7502689A JPH02254265A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 金属水素化物利用冷熱システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7502689A JPH02254265A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 金属水素化物利用冷熱システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254265A true JPH02254265A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13564258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7502689A Pending JPH02254265A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 金属水素化物利用冷熱システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02254265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5351493A (en) * | 1991-12-10 | 1994-10-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Thermally driven refrigeration system utilizing metal hydrides |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP7502689A patent/JPH02254265A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5351493A (en) * | 1991-12-10 | 1994-10-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Thermally driven refrigeration system utilizing metal hydrides |
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