JPH02254046A - 自動車用シート状制振材 - Google Patents

自動車用シート状制振材

Info

Publication number
JPH02254046A
JPH02254046A JP7201389A JP7201389A JPH02254046A JP H02254046 A JPH02254046 A JP H02254046A JP 7201389 A JP7201389 A JP 7201389A JP 7201389 A JP7201389 A JP 7201389A JP H02254046 A JPH02254046 A JP H02254046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
emulsion
damping material
sheet
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7201389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suganuma
菅沼 英男
Kunihisa Nakamoto
邦寿 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tokushu Toryo Co Ltd filed Critical Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Priority to JP7201389A priority Critical patent/JPH02254046A/ja
Publication of JPH02254046A publication Critical patent/JPH02254046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の振動防止の為に、主として垂直面や
それに近い状態で施工される。自動車用シート状制振材
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車のフロア部、ダッシュ部等には車両走
行に伴う振動防止の為に瀝青質を主成分としたシート状
制振材が施工されていた。このシート状制振材は、自動
車の塗装ラインに於いて塗装焼付乾燥炉を通過する際、
その時の熱によって自動車の鋼板面に融着せしめている
また、自動車の垂直面や、それに近い状態の傾斜面に制
振材を施工する場合、シートの片面にあらかじめ感圧型
の接着剤を塗布した制振材を施工するという方法がとら
れる。しかし鋼板表面に防錆油が残存する場合、接着剤
による施工は困難なため、垂直面にあたる部品を自動車
ボディよりはずして、水平状態にして制振材をのせ、遠
赤外炉又は近赤外炉により仮融着させてから部品をボデ
ィに付け、塗装ラインを通過させ熱融着させるという方
法がとられている。
【発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこの方法に於いては、シート状制振材の厚
さが4nmを超えると、たとえ遠赤外炉や近赤外炉によ
り、水平状態で一旦部品に仮融着したシート状制振材も
、垂直状態で自動車ボディに取付けられ、塗装ラインの
焼付乾燥炉通過による本融着の際、自重により鋼板界面
よりズレ、タレ落ちが発生してしまい、施工が出来ない
、というのが現状である。
〔課題を解決するための手段〕
このような現状に鑑みて、本発明者等は鋭意研究の結果
、例え4mを超えるような厚さのシート状制振材であっ
ても焼付乾燥炉の加熱本融着の際。
ズレやタレ落ちが発生しない自動車用シート状制振材の
開発に及んだものである。
しかして本発明の要旨とするところは、瀝青質を主成分
とし、鋼板に熱融着される自動車用シート状制振材であ
って、熱融着面に水溶性、又は水分散性エマルジョン等
の樹脂を塗布したことを特徴とする自動車用シート状制
振材に存する。
瀝青質を主成分としたシート状制振材は、従来公知のも
ので良い、すなわち、ストレートアスファルト、ブロー
ンアスファルト、ゴム、石油樹脂等のバインダー成分に
、解繊繊維、粉砕故紙等の繊維状充填材、タルク、マイ
カ、炭酸カルシウム等の粉状充填材、酸化カルシウム等
の添加剤等を混合分散させ、シート状に圧延し、使用箇
所に合わせて成型したものである。
使用する樹脂は常温乾燥型の、水溶性あるいは水分散性
の樹脂あるいはエマルジョンが使用できる。水溶性樹脂
としては、アルキド樹脂などが、また水分散性エマルジ
ョンとしては、酢酸ビニルエマルジョン、アクリルエマ
ルジョン、スチレン−ブタジェン共重合体エマルジョン
、エチレン−酢ビ共重合体エマルジョン、スチレン−ア
クリル共重合体エマルジョン、等が使用できる。
使用する樹脂量は乾燥膜厚で5〜50g/イ。
より好ましくは15〜45g/イであり、5g/耐未満
であるとズレが発生し、50g/rrrを超えると充分
にシートが熱融着せずシート自体が剥がれるおそれがあ
る。
また、使用する樹脂の最低成膜温度は5〜20℃が好ま
しい、5℃未満の場合、塗布したシートはなじみ性が悪
く、即ち載置する部品の形状に十分追従しない虞れがあ
り、20℃を超える場合には、塗膜が乾燥しにくい等の
不具合が生じる虞れが有る。
従来公知のシート状制振材の片面にあらかじめ水分散性
エマルジョン等の樹脂を乾燥膜厚で5〜50g/ポ、よ
り好ましくは15〜45g/ボ塗布し、乾燥成膜させる
このようにして片面を樹脂コーティングしたシート状制
振材のコーテイング面を自動車ボディよりはずされた垂
直部位の部品の鋼板面に接するようにして載置し、水平
状態にて遠赤外炉、近赤外炉等を通過させ仮融着後、ボ
ディの垂直部位に取付けられて電着塗装され焼付乾燥炉
を通過する。
〔作用〕
シート状制振材に水分散性エマルジョン等の樹脂をコー
ティングすることにより、水平状態での遠赤外炉、近赤
外炉による仮融着を強力にさせ。
焼付乾燥炉で加熱本融着する際にも、ズレ、タレ落ちの
発生を未然に防止することが出来る。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げ本発明のより詳細な理解に供する。
当然のことながら本発明は以下の実施例のみに限定され
るものではない。
実施例 ストレートアスファルト、ブローンアスファルトの混合
アスファルト45部、解職繊維3部、マイカ5部、炭酸
カルシウム46部、酸化カルシウム1部をバンバリーミ
キサ−にて混合し、カレンダーロールにて圧延し5I+
11.4ma+、3部mの3種類の厚さのシート状制振
材を得た。これらのシート状制振材を部品形状に成型し
、片面にスチレン−アクリル共重合体エマルジョンを乾
燥膜厚で35g/耐塗布し乾燥させた。
比較例 ストレートアスファルト、ブローンアスファルトの混合
アスファルト45部、解職繊維3部、マイカ5部、炭酸
カルシウム46部、酸化カルシウム1部をバンバリーミ
キサ−にて混合し、カレンダーロールにて5m、4I、
3mの厚さに圧延した後、部品形状に成型した。
試験方法 (1)!板にシート状制振材を、載置して水平にて遠赤
外炉で180℃×2分30秒焼付けた後、垂直に保ち1
80℃×30分焼付けた。
(2)仕上り状態をtlt察した。
(3)耐寒衝撃性試験。
JASOM 329 rアスファルトシート」5.5耐
寒Ill!!!性に準拠し亀裂の発生した、鋼球の落下
高さを調べた。
〔発明の効果〕
本発明の自動車用シート状#振材は、焼付乾燥炉におい
て加熱しても、シートの厚さが最大5゜5mでもズレ、
タレ落ちのない、良好な仕上りが得られるものであるこ
とが判明した。
特許出願人 日本特殊塗料株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、瀝青質を主成分とし鋼板に熱融着させる自動車用シ
    ート状制振材であって、熱融着面に水溶性、又は水分散
    性エマルジョン等の樹脂を塗布したことを特徴とする自
    動車用シート状制振材。
JP7201389A 1989-03-27 1989-03-27 自動車用シート状制振材 Pending JPH02254046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7201389A JPH02254046A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 自動車用シート状制振材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7201389A JPH02254046A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 自動車用シート状制振材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02254046A true JPH02254046A (ja) 1990-10-12

Family

ID=13477104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7201389A Pending JPH02254046A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 自動車用シート状制振材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02254046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066116U (ja) * 1992-07-02 1994-01-25 昭和飛行機工業株式会社 自動車のボディパネルの制振用メルシート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066116U (ja) * 1992-07-02 1994-01-25 昭和飛行機工業株式会社 自動車のボディパネルの制振用メルシート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4282127A (en) Polymer-containing bituminous composition and composite sealing sheet including the same
CA1058455A (en) Fireproofing paint composition
JPH02254046A (ja) 自動車用シート状制振材
US5308676A (en) Torchable roll roofing membrane
CA3035902C (en) Lightweight filler for waterproofing bitumen membranes
JPS5947985B2 (ja) 板金部材の防振処理方法
KR20190046009A (ko) 방수 아스콘 첨가제 및 그 제조방법, 방수 아스콘 및 그 제조방법 그리고, 방수 아스콘 시공방법
JPS6040143A (ja) 制振材用樹脂組成物
JP2873344B2 (ja) 制振性を有する組成物及びそれから成形された制振材
JPS6311980B2 (ja)
JP6739989B2 (ja) リンクル模様塗膜の形成方法
JPH10287812A (ja) 防水シートシール用改質アスファルト組成物およびそれを用いた防水工法
JPS6216709B2 (ja)
GB2191209A (en) Backing floor coverings
JP2001247744A (ja) エマルジョン型制振材組成物
KR100884755B1 (ko) 자동차의 소음 및 진동 차단용 아스팔트 패드의 조성물 및그 제조방법
US2343735A (en) Bituminous waterproofing material
RU1810317C (ru) Способ получени гидроизол ционного покрыти
JP3906454B2 (ja) 発泡耐火シート被覆工法
JPS6058024B2 (ja) 自動車板金部材の耐熱断熱制振処理方法
JPH0139552Y2 (ja)
JP2001165238A (ja) 磁着制振材
JPH0230855B2 (ja)
JPS6171277A (ja) 車輌の制振処理方法
JP2001220840A (ja) 発泡耐火シート及び発泡耐火シート被覆工法