JPH0225326Y2 - - Google Patents

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JPH0225326Y2
JPH0225326Y2 JP11812085U JP11812085U JPH0225326Y2 JP H0225326 Y2 JPH0225326 Y2 JP H0225326Y2 JP 11812085 U JP11812085 U JP 11812085U JP 11812085 U JP11812085 U JP 11812085U JP H0225326 Y2 JPH0225326 Y2 JP H0225326Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
diameter
chrysanthemum
shaft
washer
Prior art date
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JP11812085U
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JPS6227040U (ja
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Landscapes

  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転椅子の座板と脚を、極めて簡単
に結合することができ、必要に応じ分解すること
ができる装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来の回転椅子は、脚台に立設した脚筒の上部
に、座板に垂設した回転軸を嵌合して、回転軸に
切設した環状溝に、脚筒に外方より螺挿したボル
トの先端を係合させて結合していた。
しかしこのものは、ボルトが露呈して見苦し
く、また着座部の荷重がボルトにかかるため、長
期使用すると、ボルトの先端や、脚筒のボルト螺
挿部が損傷したり、ボルトが弛んで、回転軸が抜
け外れたりすることがある。
この欠点を解決するため、脚筒の内面と回転軸
の外面に環状溝を切設して、回転軸の環状溝にス
ナツプリングを外嵌して、これを環状溝内に没入
するまで、強制的に縮径して、回転軸とともに脚
筒にはめ込み、脚筒の環状溝において、スナツプ
リングを弾性拡径させて係合させる装置が実公昭
43−39841号公報に開示されている。
しかしこのものは、座席もしくは脚を保持し
て、縮径させた状態のスナツプリングを、脚筒に
はめ込む作業が面倒で、特殊な工具を要し、一旦
結合させた脚筒と回転軸は、分解することができ
なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、脚筒の上部に嵌着された軸受筒と、
座板の下面に垂設されて軸受筒を回転自在に貫通
する回転軸と、回転軸の下端に固着される弾性屈
撓しうる菊形座金とを備え、非付勢状態で、菊形
座金の複数の突片が常時上方に向かつて傾斜し、
突片の先端が回転軸の軸径よりも大径に、かつ突
片の基端が回転軸の軸径よりも小径になつている
ことにより、上述の問題点の解決を図つたもので
ある。
(作用) 本考案の装置は、外力により、強制的に菊形座
金の各突片を上方に向けて弾性屈撓させることに
より、簡単に軸受筒と回転軸を結合することがで
き、しかも、通常の使用状態においては、菊形座
金の各突片が外上方に向かつて傾斜して軸受筒の
下面に係合しているので回転軸が脚筒より抜け外
れることはない。
(実施例) 第3図は、本考案を適用した回転椅子を示すも
ので、1は脚台、2は脚筒、3は座板、4は背
杆、5は背板である。
第1図と第2図に示すように、脚筒2の上部に
は、外周面に、軸線と平行をなす多数の突条を設
けた軸受筒6が装着されている。
座板3の下面ほぼ中央に、下方に向けて順に固
着された支基7と取付金具8の中央には、回転軸
9が垂設され、回転軸9は、軸受筒6に回転自在
に嵌合している。
回転軸9の下端には、回転軸9より小径の同軸
をなして軸受筒6の下端より若干突出する小径軸
10が連設され、小径軸10の下端面には、次記
するような菊座金11が、ばね座金12を介し、
ボルト13をもつて固着されている。
菊座金11の各突片11aは、軸受筒6の直下
において、外上方に向かつて傾斜し、各突片11
aの先端は、回転軸9より大径の円周上に位置し
て、回転軸9の抜け外れを防止し、各突片11a
の基端は、回転軸9より小径の円周上に位置して
いる。
回転軸9は、予め小径軸10に菊座金11を取
り付けた後、軸受筒6に強制的に押し入れること
により、菊座金11の各突片11aを上方に向け
て弾性屈撓させて通過させて、図示するように、
軸受筒6の直下において弾性的に復元させたもの
である。
従つて、菊座金11の弾性と剛性を椅子の各部
の重量に対応して適切に設定すれば、椅子の通常
の使用状態においては、各突片11aが軸受筒6
の下面に当接することにより、回転軸9が軸受筒
6より抜け外れることはない。
しかし、軸受筒6と回転軸9に、両者を強制的
に引き離す方向の大きな外力を加えれば、菊座金
11の各突片11aが外下方に向かつて弾性屈撓
して、回転軸9を引き抜くことができる。
また、脚筒2より脚台1を容易に取り外しうる
場合は、脚筒2の下端より工具を挿入して、ボル
ト13を外すことにより、回転軸9を引き抜くこ
ともできる。
なお、上記小径軸10に代えて、ほぼ等寸のワ
ツシヤを挟んで、菊座金11を取り付けてもよ
い。
(考案の効果) 上述のように、本考案の装置によれば、回転椅
子の座席部と脚部の結合作業が甚だ簡単となるの
で、製作工場においては生産性が向上するととも
に、多数の回転椅子を輸送する際には、座席部と
脚部を別体として輸送して、使用現場において組
立てることができるので、輸送が容易である。
また簡単に分解しうるので、損傷したり汚れた
りした各部材の修理や交換が便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の中央縦断正面図、第2
図は、第1図のA−A線における断面図、第3図
は、本考案装置を使用した回転椅子の側面図であ
る。 1……脚台、2……脚筒、3……座板、4……
背杆、5……背板、6……軸受筒、7……支基、
8……取付金具、9……回転軸、10……小径
軸、11……菊座金、11a……突片、12……
ばね座金、13……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 脚筒の上部に嵌着された軸受筒と、 座板の下面に垂設されて軸受筒を回転自在に貫
    通する回転軸と、 回転軸の下端に固着される弾性屈撓しうる菊形
    座金とを備え、 非付勢状態で、菊形座金の複数の突片が常時上
    方に向かつて傾斜し、突片の先端が回転軸の軸径
    よりも大径に、かつ突片の基端が回転軸の軸径よ
    りも小径になつている回転椅子における座席と脚
    の結合装置。
JP11812085U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0225326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11812085U JPH0225326Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11812085U JPH0225326Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6227040U JPS6227040U (ja) 1987-02-19
JPH0225326Y2 true JPH0225326Y2 (ja) 1990-07-12

Family

ID=31004271

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11812085U Expired JPH0225326Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP (1) JPH0225326Y2 (ja)

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JPS6227040U (ja) 1987-02-19

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