JPH02253060A - ガスケット及びその製造方法 - Google Patents

ガスケット及びその製造方法

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JPH02253060A
JPH02253060A JP7361289A JP7361289A JPH02253060A JP H02253060 A JPH02253060 A JP H02253060A JP 7361289 A JP7361289 A JP 7361289A JP 7361289 A JP7361289 A JP 7361289A JP H02253060 A JPH02253060 A JP H02253060A
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JP
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gasket
filament
mold
ring
raw material
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JP7361289A
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Takahisa Ueda
隆久 上田
Takeshi Mitsuyoshi
猛 三吉
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば、排気管の継手用ガスケットやフラ
ンジ用ガスケット、包みガスケットの中心弾性体等の各
種静止面間のシールに用いられるガスケット及びその製
造方法に関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述のガスケットとしては、例えば、第8図に示
すように、多数本の各線条体15・・・を−体的に編成
して成形した円筒形状のガスケット16がある。
このガスケット16は、断面丸形状を有する多数本の金
属製の各線条体1.5・・・により帯状又は袋状の金網
を編成し、この金網を渦巻状に巻回してリング状素材を
形成した後、このリング状素材を適宜加圧手段により加
圧して成形している。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上述のガスケット16を製造する場合、多数本
の各線条体」−5・・・を機械的にニット編して金網を
編成するので、リング状素材の加圧成形に要する加工時
間よりも金網の編成作業に手間と時間が掛かり、製造作
業のスピードアップを図ることができず、コストアップ
となる問題点を有している。
また、断面丸形状を有する金属製の線条体15は加圧し
てもほとんど変形せず、成形前後に於いて線条体】5の
断面形状は略同−形態を保持するので、隣接する各線条
体1−5・間に無数の隙間が形成され素材密度が粗くな
る。
従って、第8図に示すように、排気管8を構成する内管
9と外管1−0とのシール部11にガスケット1.6を
圧入した場合、内管9の外周面9aとガスケット16と
の接触関係及び外管10の内周面1.0 aとガスケッ
ト1−6との接触関係か線接触となり、且つ、ガスケッ
ト16の素材密度が粗いため素材の隙間から漏洩が生じ
やすく、高いシール性が得られないという問題点を有し
ている。
上述の問題点を解決する他の手段としては、膨張黒鉛や
バーミュキュライト等の耐熱シートもしくは金属箔を単
体、又は、前述の金網とを複合してガスケットを加圧成
形した場合、この部分の強度が劣り、振動、ガスエロー
ジョンにて失われるという問題点を有している。
この発明の目的は、緊密に成形したガスケットとシール
部との面接触により高いシール性を得ることができ、し
かも、成形が容易であり、製造作業の能率アップと量産
化とを図ることができるガスケット及びその製造方法の
提供にある。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明の第1手段は、扁平に形成した金属製の線条体
を多数回重ね巻きしてリング状素材を形成し、該リング
状素材を加圧手段により加圧してガスケットの一部又は
全部と対応する形状に成形したことを特徴とするガスケ
ットである。
この発明の第2手段は、扁平に形成した線条体を長さ方
向にカール加工し、上記線条体を巻き軸の外周面に多数
回重ね巻きして、該線条体の隣接する各カール部分を互
いに交絡させてリング状素材を形成した後、上記リング
状素材を加圧手段により加圧してガスケットの一部又は
全部と対応する形状に成形することを特徴とするガスケ
ットの製造方法である。
(ホ)作用 この発明の第1手段のガスケットは、扁平に形成した金
属製の線状体を緊密に圧接して素材密度を高めると共に
、ガスケットの外周面側に露出する扁平な線条体とシー
ル部の静止面とを互いに面待遇で密着してシール性を高
める。
第2手段のガスケット製造方法は、扁平に形成した金属
製の線条体をカールさせて巻き軸の外周面に多数回重ね
巻きすることで、隣接する線条体の各カール部分を互い
に交絡させてリング状素材を形成することができ、この
交絡状態にあるリング状素材を加圧手段により均等に圧
力して成形することで、隣接する線条体か緊密に圧接し
てガスケット自体の素材密度を高めると共に、扁平に形
成した金属製の線条体は様々な方向に変形しやすく、ガ
スケットの成形作業を容易にする。
(へ)発明の効果 この発明の第1手段のガスケットによれば、隣接する扁
平な線条体を緊密に圧接して素材密度を高くしているの
で、ガスケット自体のシール性か高められると共に、ガ
スケットとシール部の静止面とが互いに面待遇で密着す
るため、高いシール性を得ることができる。
第2手段のガスケット製造方法によれば、扁平に形成し
た線条体が様々な方向に変形して、隣接する線条体と線
条体とが緊密な状態に圧接され、従来例の断面丸形状の
線条体15で構成するガスケット16よりも素材密度を
高めることができ、しかも、線条体を巻回してリング状
素材を形成した後、このリング状素材を加圧手段により
加圧して成形するので、従来例のような編み機等による
機械的な編成作業や工程が不要となり、製造工程を簡素
化して、製造作業の能率アップと量産化とを図ることが
できる。
加えて、上述の線条体を単体又は少量の充填材等を使用
することで、その用途目的に応じた要求特性を満足させ
ることができる。
(ト)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は排気管のシヘルに用いられるガスケット及びその
製造方法を示し、第1図に於いて、このガスケラトコ。
は、扁平に形成したステンレス製の線条体2を巻き軸3
に多数回重ね巻きしてリング状素材4を形成した後、こ
のリング状素材4を均等に加圧して円筒形状に成形して
いる。
」二連のガスケット1−の製造方法は、第2図のイに示
すように、例えば、ステンレス等の金属素材により形成
された断面丸形状の細い線条体2を、口に示すように、
圧延ローラ等(図示省略)により連続的に圧延加工して
扁平なテープ状連続体に形成する。
ハに示すように、上述の扁平に形成した線条体2に張力
を与えながら適宜部材に角部を押付けて牽引し、この後
、線条体2から張力を取り除くことで自然にカール加工
される。
二に示すように、上述のカールした線条体2の基端部を
巻き軸3の外周面に固定し、この巻き軸3を矢印方向に
回転して線条体2を連続的に多数回重ね巻きすると共に
、巻回される線条体2の各カール部2a・・・を互いに
交絡させてリング状素材4を形成する。
ホに示すように、上述のように巻回したリング状素材4
を巻き軸3から引き抜いた後、このリング状素材4を金
型5により加圧成形する。
すなわち、上述の金型5を構成する中型6と外型7とを
同心円状に配置して、これら両型6.7により形成され
る空間部にリング状素材4を装填した後、この両型6,
7に嵌合する押し型7aと底型6aとをセットしてリン
グ状素材4を均等に加圧して圧縮することで、第3図及
び第4図にも示すように、扁平に形成した金属製の線条
体2が様々な方向に変形して、隣接する線条体2と線条
体2とが緊密な状態に密着し、第11図に示すように、
円筒形状のガスケット1を成形することができる。
図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、上
述のガスケット1の使用状態を説明する。
第3図に示すように、例えば、排気管8を構成する内管
9の外周面9aと、外管1oの内周面10aとの対抗面
間に形成されるシール部11にガスケット1を強制的に
圧入することで、第4図に示すように、内管9の外周面
9aとガスケット1の内周面側に露出する扁平な線条体
2とが面待遇で接触し、且つ、外管]0の内周面]、 
Oaとガスケット1の外周面側に露出する扁平な線条体
2とが面待遇で面接触する。
すなわち、多数回巻回した線条体2を緊密に圧接してガ
スケット1自体の素材密度を高め、且つ、ガスケット1
の内外周面に露出する扁平な線条体2とシール部11−
の各周面9a、10aとを互いに面待遇で密着させてシ
ールする。
このように多数回巻回した線条体2を緊密に圧接して素
材密度を高くしているので、ガスケット1自体のシール
性が高められると共に、ガスケラ1−1の内外周面とシ
ール部11の各周面9a  ]Oaとか互いに面待遇で
密着するため、高いシール性を得ることができる。
しかも、上述の製造方法によりガスケット1を製造する
場合、金型5を構成する中型6と外型7とでリング状素
材4を加圧すると、扁平に形成したステンレス製の線条
体2が様々な方向に変形して、隣接する線条体2と線条
体2とが互いに緊密な状態に圧接され、従来例のガスケ
ット16よりも素材密度を高めることができる。
さらに、扁平に形成した線条体2を多数回巻回してリン
グ状素材4を形成した後、このリング状素材4を金型5
を構成する中型6と外型7とて加圧して成形するので、
従来例のような編み機等による機械的な編成作業や工程
が不要となるため、製造工程を簡素化して、製造作業の
能率アップと量産化とを図ることができる。
加えて、上述の線条体2を単体又は少量の充填材を使用
することで、その用途目的に応じた要求特性を満足させ
ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の加圧手段は、実施例の金型5と、金型5を構
成する中型6及び外型7と対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、第5図〜第7図に示すように、上述の製造方法
により成形するガスケット1を、金属製ニットメツシュ
製の円筒形ガスケット12や円錐形ガスケット13の一
部に複合したり、或いは、環状形ガスケット14の全部
に用いるもよい。
第5図に示す円筒形ガスケット12は、筒形状に形成し
たガスケット本体12aの一端側周縁部に、上述の加圧
成形したガスケット1を一体的に接合して構成している
第6図に示す円錐形ガスケット13は、円錐形状にガス
ケット本体13aを形成し、このガスケット本体13a
の外周面に形成した環状凹部13bに、前述の製造方法
により成形したガスケット1を一体的に嵌め込んで構成
している。
第7図に示す環状形ガスケット1−4は、環状に加圧成
形したガスケット1の内周部に、断面U字形に形成した
グロメットリング14aを一体的に嵌着して構成してい
る。
以上のようにガスケット1−を成形することで、円筒形
ガスケット12、円錐形ガスケット13、環状形ガスケ
ット14は、シール部分の静止面に対してガスケット1
が面待遇で密着し、上述の実施例と同様のシール効果が
得られると共に、扁平に形成した線条体2は変形しやす
く、これら各ガスケラ)12,13.14の一部又は全
部と対応した形状に成形することが容易である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は円筒形状に成形したガスケットの斜視図、第2
図のイ〜ホはガスケットの成形工程図、第3図はガスケ
ットの使用状態を示すシール部拡大縦断側面図、 第4図は第3図に示すシール部の部分拡大縦断側面図、 第5図は金属製ニットメツシュ製の円筒形ガスケットと
複合した他の例を示す縦断側面図、第6図は金属製ニッ
トメツシュ製の円錐形ガス炉ットと複合した他の例を示
す縦断側面図、第7図は環状形ガスケットの全部を成形
した他の例を示す縦断側面図、 第8図は従来例を示すガスケットのシール部拡大縦断側
面図である。 1・・・ガスケット   2・・・線条体2a・・・カ
ール部   3・・・巻き軸4・・・リング状素材  
5・・・金型8・・排気管     9・・・内管 9a・・・外周面    10・・・外管10a・・・
内周面   11−・・シール部12・・・円筒形ガス
ケット 13・・・円錐形ガスケット 12al、3a・・・ガスケット本体 13・・・円錐形ガスケット 14・・・環状形ガスケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)扁平に形成した金属製の線条体を多数回重ね巻き
    してリング状素材を形成し、該リン グ状素材を加圧手段により加圧してガスケ ットの一部又は全部と対応する形状に成形 した ガスケット。
  2. (2)扁平に形成した金属製の線条体を長さ方向にカー
    ル加工し、 上記線条体を巻き軸の外周面に多数回重ね 巻きして、該線条体の隣接する各カール部 分を互いに交絡させてリング状素材を形成 した後、 上記リング状素材を加圧手段により加圧し てガスケットの一部又は全部と対応する形 状に成形する ガスケットの製造方法。
JP7361289A 1989-03-24 1989-03-24 ガスケット及びその製造方法 Granted JPH02253060A (ja)

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JP7361289A JPH02253060A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 ガスケット及びその製造方法
DE9090104761T DE69000114D1 (de) 1989-03-24 1990-03-13 Dichtungsmaterial und verfahren zu dessen herstellung.
EP19900104761 EP0388766B1 (en) 1989-03-24 1990-03-13 Gasket material and method of manufacturing the same

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JPH0565739B2 JPH0565739B2 (ja) 1993-09-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552438U (ja) * 1991-12-19 1993-07-13 スズキ株式会社 内燃機関用ガスケット
WO2014161950A1 (de) * 2013-04-03 2014-10-09 Robert Kopetzky Verfahren und umformeinrichtung für einen drahtformkörper sowie drahtformkörper
WO2014161949A1 (de) * 2013-04-03 2014-10-09 Robert Kopetzky Verfahren zur herstellung eines drahtformkörpers sowie drahtformkörper

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6393440A (ja) * 1986-10-07 1988-04-23 Chuo Spring Co Ltd 金属ワイヤ圧縮成形品の成形方法

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