JPH02252987A - トロコイド型オイルポンプ - Google Patents

トロコイド型オイルポンプ

Info

Publication number
JPH02252987A
JPH02252987A JP7471589A JP7471589A JPH02252987A JP H02252987 A JPH02252987 A JP H02252987A JP 7471589 A JP7471589 A JP 7471589A JP 7471589 A JP7471589 A JP 7471589A JP H02252987 A JPH02252987 A JP H02252987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leak
discharge port
partitioning
gear
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7471589A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yoshimoto
明男 吉元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP7471589A priority Critical patent/JPH02252987A/ja
Publication of JPH02252987A publication Critical patent/JPH02252987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用エンジンの潤滑油圧源に使用されるト
ロコイド型オイルポンプに関し、詳しくは、高速流量増
大型の振動等の低減対策に関する。
〔従来の技術〕
近年、車両用エンジンの高出力化に伴い、一般にエンジ
ンの潤滑用に使用されているオイルポンプも高回転時の
流量を増大することが要求されている。そこで、高回転
時の容積効率を向上する方法として、吐出ポートの始端
部を各ロータの歯間室が最大容積になる位置から遅れ側
にずらして設定することが考えられている。これによる
と、密封位置で歯間室に急激な内部圧縮が生じて振動を
招き、吐出が遅れることで低速側での容積効率が低下す
る等の問題があり、これらの解決策として吐出ポート開
口前にオイルを少量ずつ吐出する必要がある。
そこで従来、上記トロコイド型オイルポンプに関しては
、例えば特開昭61−108884号公報の先行技術が
ある。ここで、ハウジングにおいて吐出チャンバの回転
方向前方に薄溝を連通して設け、密封空間のオイルを薄
溝を介して吐出チャンバに徐々に流出して圧力変動を低
減することが示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記先行技術のものは、リーク用薄溝をアル
ミ材のハウジングに形成するが1.この薄溝による微少
なリーク量とリークタイミングとは高精度に設定するこ
とが要求され、誤差が大きいと直ちに高速性能の低下や
振動等の増大を招く。
この点で、薄溝をアルミ材のハウジングに高精度で型抜
き成形することは難しく、後加工の場合はコスト的に不
利になる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、高速流量増大型において吐出ポート側
のリーク手段を、後加工なして高精度に成形することが
可能なトロコイド型オイルポンプを提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のトロコイド型オイル
ポンプは、アウタロータとインナロータとに被着される
サイドプレー1・が鉄系焼結合金で成形されることが多
く、この成型性によりリーク通路を高精度で成形し得る
点に着目している。
そこで、ハウジングとサイドプレートの内部にアウタロ
ータとインナロータとを内接して回転すべく収容し、吸
入ポートと吐出ポートとをシールラウンドを介して設け
るトロコイド型オイルポンプにおいて、上記アウタロー
タの内歯と上記インナロータの外歯とで形成される歯間
室の最大位置に対し、上記シールラウンドを有する密封
位置を遅れて設定し、上記密封位置の仕切終了以降に上
記吐出ポートを、仕切終了位置の手前にリーク開始位置
を設け、上記サイドプレートにおいて、リーク開始位置
から上記吐出ポート側にテーパ状にリーク通路を設ける
ものである。
〔作   用〕
上記構成に基づき、鉄系焼結合金のサイドブレート側の
吐出ポート手前にリーク通路が高精度で設けられ、密封
位置において歯間室のオイルを吐出ポート側に所定量リ
ークし、内部圧縮と共に振動を低減し、低速側のオイル
の逆流による性能低下を防止するようになる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図と第2図において、符号lはアルミ材のポンプハ
ウジングであり、このハウジング1の円形のくぼみ2に
例えば10個の内歯3aを有するアウタロータ3が回転
自在に収容され、このアウタロータ3の内側に例えば9
個の外歯4aを有するインナロータ4が駆動軸5により
回転すべく設けられる。アウタロータ3の中心01に対
してインナロータ4の中心02は偏心し、位置P1で内
歯3aと外歯4aとが完全に係合して歯間室Sが最小に
なるように内接配置される。このため位置P1と反対側
の位置P2で、−点鎖線のように内歯3aと外歯4aと
が2個ずつ当接して歯間室Sが最大になる。
そしてこれらのアウタロータ3.インナロータ4の上に
サイドプレート6が被着される。
一方、ハウジング1において位置P1にはシールラウン
ド7が形成され、この位置P1から位置P2に及ぶ歯間
室Sの増大域の内歯3aと外歯4aとの噛合部に、吸入
ポート8か設けられる。また位置P2付近から位置P1
に及ぶ歯間室Sの減少域の内歯3aと外歯4aとの噛合
部に、吐出ポート9が設けられる。ここで歯間室Sの最
大位置P2に対し、密封位置P3が約半歯分遅れ、歯間
室Sが最大より少し減じた位置に設定される。
そこで上述の密封位置P3て、内歯3aと外歯4aとが
2個ずつ接する状態で回転方向進み側の接触位置、即ち
ラウンド仕切開始位置P4に仕切り10aを、その回転
方向遅れ側の接触位置、即ち仕切終了位置P5に仕切1
0bを設けてシールラウンド10が形成される。また最
大位置P2で、−点鎖線のように略内歯3aと外歯4a
とが接する位置P6にも°仕切り8aが設けられ、仕切
りlOaと8aとに浅い段差の助走路11が吸入ポート
8に階段状に連通して形成される。なお仕切りtab以
降の吐出ポート9では、始端部が階段状に形成されてい
る。
サイドプレート6は鉄系焼結合金であり、ハウジング■
と同様にシールラウンド用凸部6aと吸入。
吐出ポート用凹部Bb、 8aとが設けられる。そして
仕切終了位置P5の手前にリーク開始位置P7が設けら
れ、このリーク開始位置P7から吐出ポート用四部6C
側にリーク通路12が微小段差からテーパ状に開放する
ように形成される。このリーク通路I2は、サイドプレ
ート6の焼結時に高精度で成形されるのである。
なお実験によると、リーク開始位置P7からはじまる段
差aを0.2龍と0.5關とで高速性能を比較すると、
0.5m+wでは約2%程度の容積効率の低下がみられ
、振動等も増加する傾向にある。従って、リーク通路1
2の位置、形状に関しては厳密に定める必要がある。
上記構成により、駆動軸5によりインナロータ4が回転
すると、アウタロータ3も内歯3aと外歯4aとの噛合
いにより同一の矢印の方向に回転し、内歯3aと外歯4
aとの間に吸入ポート8からオイルを吸入する。そして
歯間室Sが最大位置P2では、内歯3aと外歯4aとの
2組の歯の当接により仕切り状態になるが、助走路11
により非密封であり、密封位置P3に達して内歯3aと
外歯4aとの間が、シールラウンド10によりシールさ
れることで密封される。
ここで低速回転では、密封位置P3で歯間室Sが両仕切
り10a 、 fobO間に合致位置する直前に、その
歯間室Sがリーク通路12に連通ずる。このため、容積
減少に伴い内部圧縮され始めた歯間室Sのオイルは、リ
ーク通路12により微小ずつ円滑に吐出ポート9にリー
クされ、このオイルが吸入ポート側に逆流することによ
る容積効率低下が防止される。また、上記オイルリーク
による急激な内部圧縮が回避され、振動等は低減される
次いで高速回転時には、歯間室Sが高速で密封位置P3
を通過することになり、このため開口の小さいリーク通
路I2からはほとんどオイルリークしなくなる。一方、
歯間室Sの最大位置P2から密封位置P3に移行する際
の歯間室Sの減少に伴い、最大位置P2の助走路11に
正圧を生じるようになり、この正圧で最大位置P2の次
の歯間室のオイル充填を促進する。このため、オイル充
填効率が増して容積効率と共に吐出流量が増大すること
になる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
い。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、トロコイド型
オイルポンプにおいて密封位置の吐出ポート手前にリー
ク通路を連設することで、低速時の容積効率の低下を防
ぎ、振動等を低減し得る。
さらに、鉄系焼結合金のサイドプレートにリーク通路を
設けることで、後加工すること無くリーク通路を高精度
で成形でき、高速時の流量増大性能等を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトロコイド型オイルポンプの実施例を
示す断面図、 第2図は要部の縦断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングとサイドプレートの内部にアウタロー
    タとインナロータとを内接して回転すべく収容し、吸入
    ポートと吐出ポートとをシールラウンドを介して設ける
    トロコイド型オイルポンプにおいて、 上記アウタロータの内歯と上記インナロータの外歯とで
    形成される歯間室の最大位置に対し、上記シールラウン
    ドを有する密封位置を遅れて設定し、 上記密封位置の仕切終了以降に上記吐出ポートを、仕切
    終了位置の手前にリーク開始位置を設け、上記サイドプ
    レートにおいて、リーク開始位置から上記吐出ポート側
    にテーパ状にリーク通路を設けることを特徴とするトロ
    コイド型オイルポンプ。
  2. (2)上記サイドプレートは鉄系焼結合金であり、焼結
    成型時にリーク通路を成形することを特徴とする請求項
    (1)記載のトロコイド型オイルポンプ。
JP7471589A 1989-03-27 1989-03-27 トロコイド型オイルポンプ Pending JPH02252987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7471589A JPH02252987A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 トロコイド型オイルポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7471589A JPH02252987A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 トロコイド型オイルポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02252987A true JPH02252987A (ja) 1990-10-11

Family

ID=13555197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7471589A Pending JPH02252987A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 トロコイド型オイルポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02252987A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108691765B (zh) 外旋轮线真空泵
US4767296A (en) Trochoidal toothed oil pump with thin discharge channel communicating with discharge chamber
KR100345406B1 (ko) 오일펌프로우터
US20180172000A1 (en) Gear pump
KR100545519B1 (ko) 오일펌프로터
JP2020097906A (ja) ベーンポンプ
JP2009030570A (ja) 流体機械
JPH02252987A (ja) トロコイド型オイルポンプ
JP2002098063A (ja) オイルポンプ
CN114599884B (zh) 供液式螺杆压缩机
JP2843839B2 (ja) トロコイド型オイルポンプ
JP2805769B2 (ja) オイルポンプ
US7625192B2 (en) Internal gear pump including a crescent
JP4693984B2 (ja) スクロール流体機械
GB2284638A (en) An internal gear pump
JP2005188380A (ja) トロコイド式ポンプ
WO2023176517A1 (ja) スクリュー圧縮機
JPH03134279A (ja) トロコイド型オイルポンプ
JP2018145868A (ja) オイルポンプ
JPH0996280A (ja) トロコイドポンプの吐出脈動低減構造
KR100732589B1 (ko) 베인 펌프
JPH041351Y2 (ja)
JP2004332696A (ja) オイルポンプ
JP2002005039A (ja) トロコイド式オイルポンプ
JP3333617B2 (ja) 内接歯車ポンプ