JPH02252662A - 窒化ほう素―窒化アルミニウム系複合焼結体およびその製造方法 - Google Patents

窒化ほう素―窒化アルミニウム系複合焼結体およびその製造方法

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JPH02252662A
JPH02252662A JP1071749A JP7174989A JPH02252662A JP H02252662 A JPH02252662 A JP H02252662A JP 1071749 A JP1071749 A JP 1071749A JP 7174989 A JP7174989 A JP 7174989A JP H02252662 A JPH02252662 A JP H02252662A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、六方晶窒化ほう素(以下、すべて六方晶をさ
す)、及び窒化アルミニウムを主成分とした複合焼結体
、および焼結時に加圧工程を含まないその製造方法に関
する。詳しくは、IC基板用、ICパッケージ用材料、
電気絶縁性放熱材料などとして利用可能な、高熱伝導率
、電気絶縁性、易切削加工性などの性質を有する窒化ほ
う素−窒化アルミニウム系複合焼結体および焼結時に加
圧工程を含まないその製造方法に関する。
従来の技術 窒化ほう素−窒化アルミニウム系焼結体Jよ、高熱伝導
率のマシナブルセラミックスであるため、電気・電子材
料用、構造材料用センミックスとして幅広い応用が考え
られ、特許も多数開示されている。
しかしながら構成成分の一方である窒化ほう素が、難焼
結性物質であることから、通常はホットプレス法、雰囲
気加圧焼結法などの加圧焼結法がとられている。しかし
ながら、これらの方法では、工程が複雑になる、設備が
大がかりになるなどの欠点に加えて大量生産向きではな
いなどの問題点を抱えている。
この問題点を解消するため、焼結時に加圧工程を含まな
い常圧焼結法による窒化ほう素−窒化アルミニウム系焼
結体の製造に関する特許も開示されている。例えば、特
開昭80−195059には実施例の一部として、窒化
ほう素/窒化アルミニウムが20/ 80組成の焼結体
の製造方法が開示されている。
この焼結体の特性値として嵩密度が2.9g/am3曲
げ強さが31kg/am2.室温から400℃のY均線
熱膨張率が4.OX 10’バであるとしているものの
、熱伝導率については開示がない。
また特開昭81・−83572には昇温速度を制御する
ことによって常圧下でも焼結体が得られる旨開示されて
いる。この焼結体は嵩密度が2.7g/am’以上、曲
げ強さは25kgf/gn2以上であり、熱伝導率は窒
化アルミニウムが90wt%の組成で88 W7m−に
程度である。これらの方法では、比較的嵩密度の高い焼
結体は得られるものの、熱伝導率の高い焼結体は得られ
ていない。
発明が解決しようとする課題 本発明はこれらrF!IN点に鑑み、従来の窒化ほう素
−窒化アルミニウム系と比較して熱伝導率が高く、かつ
、易切削加工性などの優れた性質を併せもった窒化ほう
素−窒化アルミニウム系複合焼結体、および焼結時に加
圧工程を含まないその製造方法を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 すなわち本発明は、 (1)粒子の大部分が多角形状または球状を有する六方
晶窒化ほう素粒子10〜95重門%、窒化アルミニウム
粒子80〜51屋%よりなる窒化ほう素−窒化アルミニ
ウム系複合焼結体に関する。
(2)また粒子の大部分が多角形状または球状を有する
六方晶窒化ほう素粒子10〜95重量%、窒化アルミニ
ウム粒子90〜5重量%、およびそれらの粒子の粒界多
重点に存在する焼結助剤および/または焼結助剤と他成
分との反応生成物0.1〜15重量%よりなる窒化ほう
素−窒化アルミニウム系複合焼結体に関する。
(3)平均粒子径IILm以下の六方晶窒化ほう素粉末
10〜95重量%、窒化アルミニウム粉末80〜5重V
%、および焼結助剤o、1−to重閂%よりなる混合粉
末を等方的に成形し、窒素を含有する非酸化性雰囲気ま
たは真空中、1950〜2000℃で焼結を行い、20
℃/sin以下の速度で冷却することによる上記(1)
又は(2)の窒化ほう素−窒化アルミニウム系複合焼結
体の製造方法。
(0また焼結助剤として、カルシウム及びその化合物、
イツトリウム及びその化合物、アルミニウム及びその化
合物、ホウ素及びその化合物、リン及びその化合物、け
い素及びその化合物よりなる群から選ばれた1種または
2種以上を用いる上記窒化ほう素−窒化アル茗ニウム系
複合焼結体の製造方法に関する。
作用 以下1本発明の焼結体およびその製造方法について詳述
する。焼結体は粒子の大部分が多角形状、または球状を
有する六方晶窒化ほう素粒子10〜95重量%、窒化ア
ルミニウム粒子90〜51量%よりなる。窒化ほう素が
10重量%近くの組成においては、焼結体の熱伝導率、
曲げ強さが比較的大きく、また熱膨張係数が比較的大き
い焼結体を得ることができる。逆に窒化ほう稟が95重
量%近くの組成においては、熱伝導率、曲げ強さはそれ
ほど大きくないものの、熱膨張係数、誘電率が比較的小
さく、また切削加工が極めて容易な焼結体を得ることが
できる。
組成がこれらの範囲をこえて、窒化ほう素粒子が10重
量%未満の焼結体では、熱膨張係数が大きすぎ、かつ切
削加工が困難な焼結体となる。また窒化ほう素が95重
量%超では、焼結体のWk密化があまり進まず、そのた
め熱伝導率が低い焼結体となる。
本発明の複合焼結体を構成する窒化ほう素粒子、窒化ア
ルミニウム粒子は、その大部分が多角形状、または球状
を呈する。窒化アルミニウム粒子は、通常の場合、焼結
中に多角形状となり、緻密化が進行していない場合のみ
丸みを帯びた形状となる。一方、六方晶窒化ほう素粒子
は、焼成後は通常、薄片状の形状を1.ているため、六
方晶窒化ほう素粒子と窒化アルミニウム粒子とを機械的
に混合し、焼結した場合、窒化アルミニウム粒子の粒界
に薄片状の六方晶窒化ほう素粒子が存在した焼結体どな
る。
六方晶窒化ほう稟の熱伝導率は薄片状粒子の厚み方向(
C軸方向)が、薄片状粒子の平面方向(&、b軸を含む
平面)と比べて低いため、粒界に存在する窒化ほう素粒
子により熱伝導率の低下がおこる。一方、本発明の複合
焼結体においては、大部分の窒化ほう素粒子が多角形状
または球状を有するため、粒界における熱伝導率の低下
が小さく、また焼結体でみると前述の3軸方向の平均の
熱伝導率となるため、°より熱伝導率の高い焼結体が得
られる。
大部分が多角形状または球状を有tS窒化ほう素粒子か
らなる焼結体は、より異方性の小さい丸みを帯びた窒化
ほう素原料粉末、ずなわぢ粒径の細かい原料粉末を用い
1等方的に成形し2、比較的低温で焼結することによっ
て達成される。
多角形状または球状を有する窒化ほう素粒子は、体積割
合で70%以−J二、好ましくは80%以上、より好ま
しくは90%以上である。本発明の複合焼結体の窒化ほ
う稟粒仔はおおむねその80%以上が多角形状または球
状を有している。
焼結助剤および/または焼結助剤と他成分どの反応生成
物は、焼結体中に存在する場合ど1.ない場合とがある
。本複合焼結体の15合、焼結時には適当量の助剤を必
要とするが、助剤の種類、あるいは焼結条件にJ:って
は、助剤の揮散が極めてすみやかに生じる場合があり、
結東として焼結助剤および/または焼結助剤と他成分と
の反応生成物が存在しない焼結体が得られる。
焼結助材および/または焼結助剤と他成分との反応生成
物は、通常熱伝導率の低い化合物であるため、一般には
焼結体中に存在しないことが望まし、いものの、焼結体
中にイr存する場合においては、粒W多浜点に偏析させ
ることにより、高熱伝導率化は達成される。この偏析は
、例えば冷却速度を〃くする、あるいは冷却中適当な温
度で保持することなどにより達成される。
焼結体中のこれらの化合物の存在量は、 0.1〜15
重値%、好ましくは0.1〜7.5重量%、より好まし
くは0゜1〜4重量%である。ここで粒界多重点とは、
3つ以上の窒化ほう素粒子、窒化アルミニウム粒イによ
って形成される接点部分をさす。
また焼結助剤が反応しるう他成分とは窒化ほう素、窒化
アルミニウム粉末の表面に不可避的に生成している酸化
物、あるいはこれらの粉末を製造する際に除去できない
不純物等を指す。
以下に本発明の複合焼結体を最も好適に製造1゜うる方
法について述べる。すなわち、六方晶窒化ほう素粉末1
0〜95重量%5窒化rルミニウJ・粉末80〜5重量
%2′I3よび焼結助剤0゜1−・10重u%よりなる
混合粉末を等方的に成形111、窒素を含有する非酸化
性雰囲気、または真空中、1950〜2000℃で焼結
を行い、20℃#q’rr*以下の速度で冷却するごと
による窒化ほう素−・窒化アルミニウム系複合焼結体の
製造方法である。
また焼結助剤としてカルシウム及びその化合物、イツト
リウム及びその化合物、アルミニウム及びその化合物、
ホウ素及びその化合物、リン及びその化合物、けい素及
びその化合物からなる群より選ばれた1種または2村以
上を用いる窒化ほう素−窒化アルミニウム系複合焼結体
の製造方法である。
用いる窒化ほう素粉末σ′1t!/径は前)への如く、
細かいものが必要であり、平均粒子径で17zm以下、
好ましくは0.5g、m以下、より好ましくは0.II
Lm以下である。この場合、粒径の大きい粉末をあらか
じめ粉砕し所定の粒度に調製した後g用いることもでき
る。また焼結後にできるだけ等方的な粒子とするため、
用いる窒化ほう素粉束は結晶化度の低いものが好ましく
、例えば、有機ほう素化合物を低温で熱分解して得た窒
化ほう素粉束、長時間の粉砕により結晶化度を低下させ
た粉末などが好適に用いられる。
一方、窒化アルミニウム粉末は、これまでに公知のもの
が使用可使であるが、高熱伝導率化の観点からは、平均
粒径2grn以下、酸素含有率3.0wt%以下が好ま
しく、酸素含有率1.5wt%以下が特に好ましい。
焼結助剤としてはカルシウム、イツトリウム、アルミニ
ウム、ホウ素、リン、けい素及びそれらの化合物からな
る群より選ばれた1種または2種以−Lを0.1〜10
重量%、好ましくは0.1〜5重量%、より好ましくは
0.1〜・2.5重量%含有する。
添加量が0.12重量%未満では助剤としての機能が十
分に発揮されず、10重量%超では助剤の揮散が生じな
い系においては、残留する助剤および/または助剤と他
成分との反応生成物の量が過多となる。一方焼結助剤の
揮散がおこる系においては揮散に長時間を要するため、
焼結時間を長く設定しなければならない等の不都合が生
じる。また焼結体の熱伝導率は焼結助剤の添加量に敏感
であるため、注意して添加量を決定する必要がある。
原料および焼結助剤の混合には、ボールミルなどの公知
の方法による乾式混合、湿式混合が使用可能であるが、
混合効率の点から好ましいのは湿式混合である。湿式混
合に用いられる分散媒体は特V限定されず、アルコール
類、炭化水素類、ケトン類などが好適に用いられる。水
は窒化物粉末と反応してアンモニアを生成する可能性が
あるため、特に必要がある場合を除き、用いない方がよ
い。
得られた混合粉末の成形は、CIP成形などの等方的な
加圧により行う、ClPr&形の場合の成形圧力は、成
形体においてもある程度の嵩密度を得るため100MP
a以り、好ましくは250MPa以上、より好ましくは
500MPa以上で行う、10ONPa未満の成形圧で
は成形体の嵩密度が低く、焼成時の結晶成長2粒成長が
顕著となり、結果として六方晶窒化ほう素粒子の本来の
形状である薄片状粒子となり、本発明の目的が達成でき
ない。
また特定の形状を+1ケするために静水圧成形の前に一
軸成形を必要とする場合があるが、この場合には10M
Pa未満、好ましくは5 MPa未溝0圧力で成形を行
うことにより、窒化ほう素粒子の配向を抑制することが
でき、結果として等方的で熱伝導率の高い焼結体が得ら
れる。CIP成形の他にもドクターブレード法などのシ
ート成形法、鋳込成形法、射出成形υ:等も好適に使用
され得る。
焼結は窒素を含有する1気圧のJl酸化性雰囲気、また
は真空中で1950〜2000℃の温度範囲で行う、 
1650℃未満では焼結体の緻密化が十分におこらず、
熱伝導率がさほど高くない焼結体となる。
2000℃超では特に大きな不都合はないものの経済的
でなく、また高温下では窒化アルミニウムの分解−蒸発
が顕著となるため好ましくない。特に好ましい焼結温度
は1900℃以下であり、窒化ほう素の結晶があまり発
達していない1Mい換えると、粒子が顕著な薄片状に発
達15.ていない窒化ほう素によって構成された焼結体
が得られる。
焼結時の最高温度における保持時間は特に限定されない
が、1時間は保持することが好ましく、特性の安定した
焼結体を得ることができる。また昇温中ある温度で一定
時間保持することにより、焼結体の特性が向J−する場
合があり、この様な場合には、該操作を行うことが好ま
しい、特に、焼結助剤の作用により系内に液相が生成す
る場合には、液相が生成をはじめる温度の近傍で適当な
時間保持し、液相を系内に均等にゆきわたらせることに
より、焼結体の特性が向上し、また安定I、た特性が得
られることがしばしばある。
焼結後の冷却は、20℃/sin以下が好ましく、特に
焼結助剤および/または焼結助剤と他成分との反応生成
物が残留している場合には、これらを効率よく粒界多重
点に移動させるため、10℃/win以下が好ましく、
特に好ましくは5℃/sin以下である。また必要に応
じ1冷却途中にある温度で一定時間保持した後、再び冷
却を続けることも、可能である。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが。
本発明はかかる実施例にのみ限定されるものではない。
実施例1 平均粒径0.1μmのへ方品窒化ほう素、窒化アルミニ
ウム、および焼結助剤を第1表に示す割合で配合し、ボ
ールミル中で24時間、アセトンを溶媒として24時時
間式混合を行った。
混合粉末は、十分に乾繰した後、5 NPaの圧力で一
軸成形を行い、続いて700MPaの圧力で静水圧成形
を行い、約50X 50X 5 amの板状成形体を得
た、成形体をフタ付きの黒鉛製ルツボ中に置き1900
℃で24時間、1気圧の窒素気流中で焼結を行った。冷
却は毎分10℃とした。得られた焼結体の嵩密度、熱伝
導率、熱膨張係数、曲げ強さ、比誘電率、電気抵抗率の
測定を行った。第1表にそれらの結果を示した。
嵩密度は、水を用いたアルキメデス法により、熱伝導率
はレーザーフラッシュ法により測定した。
熱膨張係数は酸化アルミニウム(フランダム)焼結体を
標準物質とした示差方式により室隘〜・400℃の値を
測定し、曲げ強さはJIS規格に準じた3点曲げ強さで
ある。
これらの結果、熱伝導率は、これまで得られている常圧
焼結体と比較して2倍程度であり、顕著な向上が認めら
、れる。また、窒化ほう素の含有情が増加するに文って
熱膨張係数、誘電率が減少していることがわかる。さら
に、いずれの焼結体においても切削加工が極めて容易で
あった。なお、X線回折、TEMによる観察の結果、焼
結体中には窒化ほう素、窒化アルミニウム以外の結晶相
は存在せず1粒界、あるいは粒界多重点にもこれらを除
く他の化合物の存在は認められなかった。またいずれの
焼結体においても、窒化ほう素粒子の95−90X程度
が多角形状または球状を呈していた6実施例2 実施例1と同様の方法により、第1表に示す割合の成形
体を得た。焼結はいずれも窒化ほう素製ルツボ中、19
50℃で10時間、1気圧の窒素気流中で行い、毎分5
℃で冷却した。
実施例1と同様に、焼結体の嵩密度、熱伝導率、熱膨張
係数、曲げ強さ、比誘電率、電気抵抗率の測定を行った
結果について示した。なお、第1表には、X線回折によ
って固定された窒化ほう素、窒化アルミニウム以外の結
晶相も併記した。
熱伝導率は、実施例1と比較すると若干低いものの、こ
れまでに得られている窒化ほう素−窒化アルミニウム系
焼結体と比較して顕著に高い値を示している。また熱膨
張係数、比誘電率、切削加I性などは実施例1とほぼ同
様の結果を示している、なお、焼結体をTEMで観察し
た結果、第1表に示した窒化ほう素、窒化アルミニウム
以外の結晶相はこれら粒子の粒界3重点に存在し、粒界
には不純物相の存在は認められなかった。また窒化ほう
素粒子の約90%が多角形状または球状を呈していた。
発明の効果 以上述べた如く、本発明の窒化ほう素−窒化アルミニウ
ム系複合焼結体は電気的には絶縁体であり、高熱伝導率
、低熱11彊で耐熱衝撃性に優れ、低誘電率でかつ切削
加工が容易であり、また常圧焼結法というきわめて簡便
な方法での製造が可能であるため、ICバー7ケージ用
材料、IC基板用材料をはじめとする電気絶縁性放熱材
料、耐熱衝撃性材料などへの幅広い応用が可能であり、
産業上極めて有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.粒子の大部分が多角形状または球状を有する六方晶
    窒化ほう素粒子10〜95重量%、窒化アルミニウム粒
    子90〜5重量%よりなる窒化ほう素−窒化アルミニウ
    ム系複合焼結体。
  2. 2.粒子の大部分が多角形状または球状を有する六方晶
    窒化ほう素粒子10〜95重量部、窒化アルミニウム粒
    子90〜5重量%、およびそれらの粒子の粒界多重点に
    存在する焼結助剤および/または焼結助剤と他成分との
    反応生成物0.1〜15重量%よりなる窒化ほう素−窒
    化アルミニウム系複合焼結体。
  3. 3.平均粒子径1μm以下の六方晶窒化ほう素粉末10
    〜95重量%、窒化アルミニウム粉末90〜5重量%、
    および焼結助剤0.1〜10重量%よりなる混合粉末を
    等方的に成形し、窒素を含有する非酸化性雰囲気または
    真空中、1650〜2000℃で焼結を行い、20℃/
    min以下の速度で冷却することを特徴とする窒化ほう
    素−窒化アルミニウム系複合焼結体の製造方法。
  4. 4.焼結助剤がカルシウム及びその化合物、イットリウ
    ム及びその化合物、アルミニウム及びその化合物、ホウ
    素及びその化合物、リン及びその化合物、けい素及びそ
    の化合物よりなる群から選ばれた1種または2種以上で
    ある請求項3記載の窒化ほう素−窒化アルミニウム系複
    合焼結体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100584742B1 (ko) * 2001-12-21 2006-05-30 주식회사 포스코 강도 및 윤활성이 우수한 질화붕소계 복합체

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832073A (ja) * 1981-08-21 1983-02-24 株式会社日立製作所 焼結体

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