JPH02251512A - 反応性安定化ポリオール組成物 - Google Patents

反応性安定化ポリオール組成物

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JPH02251512A
JPH02251512A JP1070691A JP7069189A JPH02251512A JP H02251512 A JPH02251512 A JP H02251512A JP 1070691 A JP1070691 A JP 1070691A JP 7069189 A JP7069189 A JP 7069189A JP H02251512 A JPH02251512 A JP H02251512A
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JP
Japan
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polyol
catechol
added
reactivity
pot life
Prior art date
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Pending
Application number
JP1070691A
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English (en)
Inventor
Noboru Kunishige
国重 登
Koichi Suzuki
浩一 鈴木
Hachiro Wada
和田 八郎
Koji Kanetani
金谷 紘二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Polyurethane Industry Co Ltd filed Critical Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分計〕 本発明は、ポリタレタンの製造において有用な反応性の
安定化され次ポリオール組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、ポリウレタンの製造に用いられるポリオール
は9反応調節剤として、無機酸類。
例えば塩酸、硫酸あるいは有機酸類1例えばP−トルエ
ンスルホン酸などを添加してい次。
しかし、このような反応調節剤では、十分な遅延効果が
得られ壜かったり、希望するポットライフを有するポリ
オールが得られない勢の欠点があり、安定したポリウレ
タンの製造を行うことが離しかった。
また、これらの酸類は過剰に添加すると逆に効果が失な
われたり、得られるポリウレタンの耐久性を低下させる
という大きな欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、従来の事情に鑑み9反応□性の安定化さ
れたポリオールに関して鋭意検討した結果、ポリオール
化合物に対して、カテコール類を添加することによって
1反応性を任意に調節でき、を九過剰量の添加によりて
も、遅延効果が全く失われないことを見出し9本発明に
至つた。
〔課題を解決する九めの手段〕
即ち1本発明はポリオールに対して0.001ないし5
.0重量%の式(1)K示すカテコール類を添加して得
られる反応性の安定化されたポリオール組成物である。
但しl  R’+ R21R31およびR4は、同ai
tたは異種であってもよく水素、ハロゲン+C1〜C2
゜の脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素基金示す。
本発明に使用できるポリオール化合物は、直線状おるい
は枝分れ構造をもち1分子量が200ないしはio、o
ooであり、ポリイソシアネート化合物と反応してポリ
ウレタンを与えるような。
実質的にはあらゆる公知のポリヒドロキシ化合物である
即ち、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリ
オール、ポリラクトンポリオール。
ポリエーテルポリオールであり、さらKは。
既にウレタン基を含んでいるような化合物、いわゆるヒ
ドロキシ基末端プレポリマーをも含んでいる。
このようなポリオール化合物は、従来技術において知ら
れておりr  C2〜C25の脂肪族ポリカルボ/酸1
例えばコハク酸、アジピ/11!および/または、芳香
族ポリカルボ/lri *例えばフタル酸、テレフタル
酸と+ C2〜C25の脂肪族ポリヒドロキシ化合物例
えば、エチレングリコール。
1、4−ブタンジオールおよび/17tは芳香族ポリヒ
ドロキシ化合物1例えばハイドロキノン−ビス−(β−
ヒドロキシエチル)エーテル、ビスフェノールAとの任
意の組合せによって得られるポリエステルポリオール、
あるいは02〜0211の脂肪族ポリヒドロキシ化合物
例えば、 i、 a−ヘキサメチレンジオール残基およ
び/または芳香族ポリヒドロキシ化合物例えば、ビスフ
ェノールA残基を含むポリカーボネートポリオール。
あるいは、02〜C21Sの脂肪族ヒドロキシ酸例えば
カプロン酸残基を含むポリラクトンポリオール、あるい
はまた+C2〜C211のアルキレン鎖を有するポリオ
キシポリアルキレ/ポリオールするいはr  C2〜C
25の脂肪族ポリヒドロキシ化合物例えば、グリセリン
、シュクローズ、あるいは脂肪族ま次は芳香族ポリアミ
ンを開始剤残基として含むポリオキシポリアルキレ/ポ
リオールなどがあげられる。これらは単独あるいは2程
以上の混合物として、あるいは1次、共重合体として本
使用することができる。
本発明に用いられるカテコール類は1式(1)で示され
る。
H Z 式(1)においてR’、 R2,R3およびR4はそれ
ぞれ。
水素、ハロゲンr  C1−C2Gの脂肪族炭化水素基
芳香族炭化水素基であり、各々の組合せは任意である。
本発明のカテコール類は例えばカテコール。
ホモカテコール、ウルシノールなどである。これらカテ
コール類のポリオールへの添伽はポリオール製造の最終
段階であってもよいし、ポリウレタン製造の直前であっ
てもよいが、カテコール類がポリオール中に均一に混合
されている必要がある。この几めの添加方法としては、
ポリオールの温度が250’C以下、好ましくは。
50°C−180°C,さらに好ましくは80’〜13
00古る。混合時間は30分〜5時間、好ましくは11
〜2時間である。混合方法としては、:J)らゆる公知
の方法を用いることができる。そしてまた、添加量とし
ては、ボ・リオールに対して0.001〜5.0重量嗟
、好ましくは0.005〜1.0重量%である。0.0
01重量%未満の添加量によっても効(O 果はあるが小さく、また−重量%を超える添加量でもさ
しつかえないが反応性は一定となり。
いづれの場合においても範囲をはずれると効果が低くな
る。
本発明のカテコール類は、キレート剤としはよく知られ
ている。しかし、他の例えば、アセチルアセトンなどの
β−ジケトン類、エチレンジアミン四酢51,1.10
−フェナントロリン、グリシ/類などといった最も一般
的表キレート剤には0本発明のような反応安定化の効果
は見られず、カテコール類に特有の効果である。
また1本発明によるポリオール組成物は2通常のボリウ
レタ/製造の際に使用される添加剤。
例えば紫外線吸収剤、酸化防止剤、染料、顔料。
充填剤あるいは他の反応調節剤や触媒等と併用すること
ができる。本発明のポリオール組成物の反応性は、公知
の方法によって測定することができる。すなわち、最も
一般的には、ポットライフを測定する方法であり、これ
は、一定条件下、検体の粘度を経時変化として観測し、
ある粘度に達する迄の時間をポットライフとし。
反応性の指標とすることができる。
ポリウレタンの製造においてポットライフは。
特に重要であり9反応性の調節がなされていないポリオ
ールを使用する際は2例えば0反応が速すぎて作業性を
著しく低下させたり、あるいはロット間での反応性のバ
ラツキが大きく様々なトラブルが発生する。反応性のバ
ラツキは更に、ポリウレタンの品質のバラツキの原因と
もなる。これに対し1本発明によればポリオールの反応
性を、lその種類やロフトによらず、常に一定とするこ
とができる。更に9作業工程に合わせて、任意に反応性
を調節することも可能である。
〔実施例〕
次に本発明について実施例、比較例によ・りて更に詳細
に説明するが2本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。
実施例1 攪拌機を備えた2、000mのガラス製丸底フラスコに
、ポリ (ブチレンアジペート) ジオール(水酸基価
s 5.5 KOHmg/g)  1000 gを堆り
80℃に保つ。これに1.0gのカテコールを添加し。
3時間攪拌混合した。得られたポリオール組成物は次の
要領でポットライフ(200ポアズ到達時間)を測定し
た。
測定条件(11ポリオ−k  300g(80’C)+
214,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート1.
07当景(60℃) (3)両者を混合後240 rpmにて1分攪拌後より
粘度測定 この時のポットライフは19分15秒でらっ九。
実施例2 実施例1と同様の方法により05gのカテコールを添加
し、た。この時、ポットライフは18分50秒であっ友
実施例3 実施例1と同様の方法により、  0.05gのカテコ
ールを添加し次。この時のポットライフは9分30秒で
あっ次。
比較例1 実施例1で用いたポリ (ブチレンアジペート)ジオー
ルにカテコールを添加せず同様にポットライフを測定し
たところ、1分57秒で200ポアズに達し迄。
コに、ポリ (ヘキサメテレyカーボネート) ジオー
ル(水酸基価55.6 KOHmg/g) 1100o
 tと9゜130℃に保つ。これに1.Ogのカテコー
ルを添加し、2時間攪拌混合した。実施例−1の方法で
ポットライフを測定したところ19分20秒であつ7?
−0 実施例5 実施例−1と同様にしてtooogのポリ (オキシヘ
キサメチレン)ジオール(水酸基価55.1KOHmg
/g)にi、o gのカテコールをム加しり。同様にし
てポットライフを測定したところ19分05秒であっ次
比較例2 実施例−1と同様にして、ポリ (ブチレンアジペート
)ジオールに、0.2g0P−トルエンスルホン酸を添
加した。ポットライフは10分O0秒であった。
比較例3 比較例−2と同様に0.5gのP−)ルエンスルホン酸
を添加した。ポットライフは、比較例−2と比べて短く
なり、5分25秒であった。
比較例4 実施例1と同様に1.0gのアセチルアセトンを添加混
合した。この時のポットライフ#i2分50秒であっ皮
〔発明の効果〕
本発明によるポリオール組成物はポリウレタンの製造に
おいて有用である。本発明によって。
ポリオールの反応性を常に一定とすることができるため
、ポリウレタンの製造工程も一定とすることができ、従
来のように、ポリオールの反応性に合わせて、工程を変
更する必要がなく。
また極端に反応が速すぎるために起こるトラブルも解消
される。さらに、一定の製造工程により得られるポリウ
レタンの品質も一様に安定する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリオール化合物に対して0.001ないしは5.0重
    量%の式(1)に示すカテコール類を添加することを特
    徴とするポリオール組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 但しR^1、R^2、R^3、およびR^4は、同種ま
    たは異種であってもよく水素、ハロゲン、C_1〜C_
    2_0の脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素基を示す。
JP1070691A 1989-03-24 1989-03-24 反応性安定化ポリオール組成物 Pending JPH02251512A (ja)

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JPH02251512A true JPH02251512A (ja) 1990-10-09

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ID=13438919

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JP1070691A Pending JPH02251512A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 反応性安定化ポリオール組成物

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130450A (ja) * 1973-04-18 1974-12-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130450A (ja) * 1973-04-18 1974-12-13

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