JPH02251160A - Icチップ用キャリアフィルム - Google Patents

Icチップ用キャリアフィルム

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JPH02251160A
JPH02251160A JP7346289A JP7346289A JPH02251160A JP H02251160 A JPH02251160 A JP H02251160A JP 7346289 A JP7346289 A JP 7346289A JP 7346289 A JP7346289 A JP 7346289A JP H02251160 A JPH02251160 A JP H02251160A
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JP
Japan
Prior art keywords
chip
hole
insulating film
wiring pattern
film
Prior art date
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Application number
JP7346289A
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English (en)
Inventor
Hidekatsu Sekine
秀克 関根
Sotaro Toki
土岐 荘太郎
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP7346289A priority Critical patent/JPH02251160A/ja
Publication of JPH02251160A publication Critical patent/JPH02251160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体集積回路(以下ICという)を構成す
るICチップのテープキャリアボンディングを行なうI
Cチップ用キャリアフィルムに関するものである。
(従来の技術) 従来から、ICチップの接続端子とICパッケージのリ
ード端子を接続するマイクロボンディングの方式として
テープキャリア法が知られている(電波新聞社発行NC
用語辞典」212頁参照)。
第12図〜第14図はこのテープキャリア法におけるI
Cチップのマウント方法を示したものである。
第13図に示すマウント方法では、ICチップをマウン
トする母材となる細長い絶縁フィルム1に、ICチップ
マウント用のデバイス孔2が開口されている。このデバ
イス孔2は、略■Cチップ3の外周形状に対応してIC
チップ3がデバイス孔2内に位置しうる大きさに形成さ
れている。このデバイス孔2の開口縁部には、ICチッ
プ3のボンディング用接続部分4に接続される配線パタ
ーン5が形成されている。
配線パターン5.5の先端部はICチップ3の接続部分
4の上方に延在するリード端子5a、5aとされている
このリード端子5a、5aには、ICチップ3の接続部
分4に金、ハンダなどの低温溶融金属からなるバンブ6
.6が設けられ、 このバンブ6.6に配線パターン5
.5のリード端子5a、5aが導通接続される。
第14図に示すマウント方法の場合、第13図のマウン
ト方法と略同様に、絶縁フィルム1に、ICチップ3が
配設可能なデバイス孔2が開口されるとともに、配線パ
ターン5,5が形成され、配線パターン5.5のリード
端子5a、5aに低温溶融金属からなるバンブ7.7が
形成されている。バンブ7.7はICチップ3の接続部
分4.4に接続される。接続部分4,4はパッド8.8
に支持される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第12図〜第14図に示す従来のICチ
ップ用キャリアフィルムは、配線パターン5のリード端
子5aがデバイス孔2内に突出しているので、キャリア
フィルムの製造途「民 検査、運搬時にリード端子5a
、5aが曲がり易い、又、ICチップ3のボンディング
用接続部分4,4と配線パターン5のリド端子5a 、
 5aとの接続時に、配線パターン5のリード端子5a
 、 5aが絶縁フィルム1の平面方向や厚さ方向に曲
がり易いため、ボンディング不良の発生率が高いという
課題が残されていた。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明にががるICチップ
用キャリアフィルムは、 ICチップをマウントする絶縁フィルムに前記ICチッ
プを配設するICチップ配設用孔が開口され、前記絶縁
フィルムの一面側であってこのIcチップ配設用孔の開
口縁部に、前記ICチップのボンディング用接続部分に
接続する配線パターンが形成され、前記絶縁フィルムの
他面側に前記ICチップがマウントされるICチップ用
キャリアフィルムにおいて、 前記ICチップ配設用孔の開口縁部が前記ICチップの
ボンディング用接続部分に対向する位置まで延在し、 前記開口縁部に前記ICチップのボンディング用接続部
分に臨んで開口するスルーホールが貫通形成され、 前記配線パターンを形成する導通体がこのスルーホール
内に充填されて、少なくとも前記絶縁フィルムの他面側
に露出していることを特徴とする。
(作 用) 本発明のICチップ用キャリアフィルムの製造方法によ
れば、絶縁フィルムのスルーホール内に配線パターンの
導電体が保持されるため、ボンディング時に配線パター
ンのリード先端部が曲がらない。キャリアフィルムの製
造途中、検査、運搬時にリード先端部が曲がるといった
心配がない。故に、ICチップのボンディング用接続部
分と配線パターンの導電体とを接続する時の位置ずれを
防止でき、ICチップのボンディング不良の発生率を低
減出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例にかかるICチップ用キャリアフ
ィルムを第1図〜第12図を用いて説明する。
第1図〜第12図に於て、10はICチップ搭載に必要
す絶縁フィルムである。この絶縁フィルム10には、従
来技術で示した多数のICナツプ3が搭載されるもので
、 絶縁フィルムlOは、 本実施例では、厚さ20μ
m、幅35mmの耐酸性、耐アルカリ性のある細長いポ
リイミドフィルムが用いられている。尚、このポリイミ
ドフィルムはヒドラジンとエチレンジアミンとを1対1
に混合させた混合液に可溶性を有している。絶縁フィル
ム10には、ICチップ3の配設のためのデバイス孔1
1 (ICチップ配設用孔)と、絶縁フィルム10自身
の給送のためのスプロケット孔11a及びキャラクタ−
孔11b等が開口されている。
このパンチングは、所定の形状及び寸法に形成されたパ
ンチとダイ(図示せず)とによって行なわれる。なお、
本実施例では、デバイス孔11の下方にICチップ3が
マウントされるように、デバイス孔11の開口縁部10
cは、従来技術で述べたICチップ3のボンディング用
接続部分4.4に対応してIcチツブ3の外周形状より
小さく形成され、ICチップ3のボンディング用接続部
分4.4に対向する位置まで延在している。スプロケッ
ト孔11aには絶縁フィルム10を給送するための同量
しないスプロケットが係合する。
パンチング完了後、第4図に示すように、シブレイP−
T−Hプロセス(商標)を用いて無電解メツキ法により
、絶縁フィルム10の両面10a、10bに膜厚略1μ
mの銅膜12を形成する。1μmの銅膜12の形成後、
第5図に示すように、開口縁部10cに位置する銅膜1
2にICチップ3のボンディング用接続部分4.4に対
応する微小孔13a(スルーホール13の一部)を形成
するために、 絶縁フィルム10の両面10a10bに
フォトレジスト14を設けて露光した後、現像する(第
6図、第7図参照)。フォトレジスト14の現像後、第
6図に示すように、 液温40度C,fAff度665
g/Qの塩化第2鉄のエツチング液によって銅膜12を
スプレーエツチングし、スルーホール13に対応した形
状の銅膜12を除去する(第7図参照)。
銅膜12にICチップ3の接続部分4.4に対応する微
小孔13aが開口されたら、第7図に示すように、フォ
トレジスト14を除去し、銅膜12をマスクとして絶縁
フィルム10の両面側からスプレーエツチングを行ない
、絶縁フィルム10にスルーホール13を開口する。こ
のスプレーエツチング液としては、ヒドラジンとエチレ
ンジアミンとが1対1の割合の混合液を常温で用いる。
スルーホール13が開口したら、再び、シブレイP−T
−Hプロセス(商標)を用いて無電解メツキ法により膜
厚略0.2μmの銅膜15をスルーホール13内及び銅
膜12上に形成する。0.2μmの銅膜15の形成後、
カパラシド)IL(商品名)を用い、浴温20〜25度
C1電流密度1〜2A/dm2、浴電圧1〜6vの条件
で35μmの膜厚を有する銅膜16を、スルーホール1
3内及び絶縁フィルム10の両面10a、10bの銅膜
12上に形成する(第8図参照)。この銅膜16は、デ
バイス孔11の開口縁部にICチップ3の接続部分4.
4に接続する配線パターン17の下地を形成すると共に
、スルーホール13内に等連体としてのバンブ18を形
成するものである。
銅膜16の形成後、第9図に示すように、絶縁フィルム
lOの」−面10b側の銅膜16に、配線パターン17
の形状に合わせたフォトレジスト19を形成すると共に
、絶縁フィルム10の下面10a側の銅膜16にバンブ
18を形成するフ第1・レジスト20を形成する。フォ
トレジスト19.20の露光、硬化後、液温401度C
,665g/gの塩化第2鉄の溶液を用いてスプレーエ
ツチングを行うと、第10図に示すように、デバイス孔
12の開口縁部10cには、ICチップ3のボンディン
グ用接続部分4.4に対応する配線パターン17と、バ
ンブ18とが形成される。バンブ18は、本実施例では
、銅膜16の厚みによって絶縁フィルム10の下面から
突出する(第10図、第11図参照)。
配線パターン17の形成後、サブスターSN(商品名)
を用い、浴温55° (プラス、マイナス2°)Cの錫
メツキ液に、配線パターン17が形成された絶縁フィル
ム10を浸漬し、 無電解メツキ法により0.3〜0.
5μMの厚さの錫膜21を配線パターン17及びバンブ
18.18の表面に形成すると、ICチップ用キャリア
フィルムが出来上がる。
尚、本実施例では、絶縁フィルム10の下面10a側の
銅膜16にバンブ18,1Bの先端部を遮蔽するフォト
レジスト20を形成したが、フォトレジスト20の代わ
りに、スルーホール13内の銅膜16,16の先端部に
金をメツキしても良い。
本実施例のICチップ用キャリアフィルムによれば、絶
縁フィルム10のスルーホール13内に配線パターン1
7.17のバンブ18,18が保持されるため、ICチ
ップ3のボンディング時に配線パターン17.17の先
端部が曲がり難い。従って、ICチップ3のボンディン
グ用接続部分4.4と配線パターン17.17のバンブ
18 、18とを接続する時の位置ずれや曲がり、ある
いはバラツキが防止され、ICチップ3のボンディング
不良の発生率が低減される。
(発明の効果) 本発明にかかるICチップ用キャリアフィルムの製造方
法は、以上説明したように、ICチップ配設用孔の開口
縁部が前記ICチップのボンディング用接続部分に対向
する位置まで延在し、開口縁部に前記1cチツプのボン
ディング用接続部分に臨んで開口するスルーホールが貫
通形成され、配線パターンを形成する導通体がこのスル
ーホール内に充填されて、少なくとも前記絶縁フィルム
の他面側に露出しているので、従来のキャリアフィルム
に較べてICチップのリード端子にバンブを位置ずれな
く精密に接続でき、ボンディングミスの発生率がきわめ
て少なくなる。しかも、バンブとICチップとを位置ず
れなく精密に接続できる。更に、キャリアフィルムの取
扱が容易になると共に、ノ\ンブ形成を簡略化出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の実施例にかかるキャリア
フィルムの製造工程を示す説明図であり、第1図は本実
施例の絶縁フィルムの主要断面の構成図、 第2図はパンチング後の絶縁フィルムの説明図第3図は
第2図の絶縁フィルムのデバイス孔近傍の断面図、 第4図は第3図の絶縁フィルムに膜厚の薄νX銅膜を形
成した状態の説明図、 第5図は第4図の絶縁フィルムに微小孔形成用のフォト
レジストを設けた状態の説明図、 第6図は第5図の絶縁フィルムをエツチングした状態の
説明図、 第7図は第5図のフォトレジストを除去してスルーホー
ルを開口した状態の説明図、 第8図は膜厚の厚い銅膜なスルーホール内に充填した状
態の説明図、 第9図はスルーホールの銅膜先端部にバンブ形成用のフ
ォトレジストを設けた状態の説明図、第10図はエツチ
ングによって配線パターンを形成した状態の説明図、 第11図はバンブが形成された絶縁フィルムに鈴膜を形
成した状態の説明図、 第12図〜第14図は従来のICチップ用キャリアフィ
ルムの説明図である。 3・・・ICチップ    4・・・接続部分8・・・
パッド lO・・・絶縁用フィルム 10c・・・開口縁部11
・・・デバイス孔(ICチップ配設用孔)13・・・ス
ルーホール 17・・・配線パターン 1B・・・バンブ 21・・・錫膜 一〇へ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ICチップをマウントする絶縁フィルムに前記I
    Cチップを配設するICチップ配設用孔が開口され、前
    記絶縁フィルムの一面側であってこのICチップ配設用
    孔の開口縁部に、前記ICチップのボンディング用接続
    部分に接続する配線パターンが形成され、前記絶縁フィ
    ルムの他面側に前記ICチップがマウントされるICチ
    ップ用キャリアフィルムにおいて、 前記ICチップ配設用孔の開口縁部が前記ICチップの
    ボンディング用接続部分に対向する位置まで延在し、 前記開口縁部に前記ICチップのボンディング用接続部
    分に臨んで開口するスルーホールが貫通形成され、 前記配線パターンを形成する導通体がこのスルーホール
    内に充填されて、少なくとも前記絶縁フィルムの他面側
    に露出していることを特徴とするICチップ用キャリア
    フィルム。
JP7346289A 1989-03-24 1989-03-24 Icチップ用キャリアフィルム Pending JPH02251160A (ja)

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JP7346289A JPH02251160A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 Icチップ用キャリアフィルム

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JP (1) JPH02251160A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363041A (ja) * 1990-10-24 1992-12-15 Nec Corp フィルムキャリア型半導体装置
JP2016219846A (ja) * 2013-12-26 2016-12-22 インテル コーポレイション 可撓性マイクロ電子アセンブリ及び方法

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