JPH0225071A - 絶縁ゲート型静電誘導サイリスタ - Google Patents

絶縁ゲート型静電誘導サイリスタ

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Publication number
JPH0225071A
JPH0225071A JP17439288A JP17439288A JPH0225071A JP H0225071 A JPH0225071 A JP H0225071A JP 17439288 A JP17439288 A JP 17439288A JP 17439288 A JP17439288 A JP 17439288A JP H0225071 A JPH0225071 A JP H0225071A
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JP
Japan
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region
type
cathode
base region
gate
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Pending
Application number
JP17439288A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamada
耕一 山田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、絶縁ゲート型静電誘導サイリスタ(以下MI
S型SIサイリスタと略す)に関する。
〔従来の技術〕
SIサイリスタは、PINダイオードに制御用のゲート
を設けた構造を有しており、電流の制御はチャネル中に
生じる電位障壁の制御によって打うので、ゲート構造と
しては接合型ゲートに限らず、絶縁型(MIS型)ゲー
トも可能である。
MIS型SIサイリスタは、例えば特開昭59−460
66号公報において開示されており、その構成と動作が
詳細に説明されている。その構造例を第3図に示す。第
3図は絶縁ゲートがシリコン層内に埋め込まれた。埋め
込みデート型について示してbる。電流はカソード[w
(3)からアノード電極あに流れ、ゲート電極田に印加
する電圧によシ制御される。すなわち、ゲート電極羽に
正の電圧が加えられ、絶gk膜詞とP型ベース領域あの
界面に反転、習が形成され、カソードnよシ図中人−A
’に沿って1子が流れる。
一方、図中B−B’gはズ伝層が形成されないため、通
常の動作では電流は流れないが、アノード電流がしきい
値電流(フッチアツブ電流)以上になると、B −B’
に沿ってNPNP構造の寄生サイリスタが導通ずるラッ
チアップ現象が発生する。
この現象は、r型アノード領域Wよシ注入されたホーρ
が、P型ベース領域あに流れて、丈カソード領t1.3
2とP型ベース領域のN”P接合を順バイアスして、N
+カソード頭須坂、P型ベース領域あ、N型チャネル領
域Iにより形成されるN+PN)ヲンゾスタをオンさせ
、継カソードより注入 された電子がNmチャネ/I/
領域に流れて、NP+接合を順バイアスして、P+アノ
ード領域、fチャネfi/fJi域、Pベース領域によ
って形成されるP”NP)フンジスタをオンさせて、 
N+P N )ヲンジスタとPNP)フンゾスタが互い
に正帰還をかけあうサイリスタ現象である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ラッチアップ現象が発生すると、電流はB −8’に沿
って流れる之め、ゲート電圧によってアノード電流を制
御できなくなるので、フッチアツブ電流をできるだけ大
きくする必要があるが、第3図の従来例の構成ではB 
−B’に沿ってfpNf構造が必ず存在するので、ラッ
チアップ現象の抑制には限界がちる。
そこで本発明の課題は、従来の形式のMrS型Srサイ
リスタに比べて、フッチアツブ電流を大きくすることが
可能なMIS型SIサイリスタを搗供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため1本発明は切シ込みゲート型の
MIS型SIサイリスタにおいて、?型カソード領域を
カソード!!極下および溝の側壁にゲートWt極上面ま
で設け、ベース領域についてはゲート絶R膜との界面の
反転層が形成される領域にrAv!する部分をr型ベー
ス領域としたことを特徴とする。
〔作 用〕
上記構成によシ、N+型カソード、P型ベース、r型チ
ャネル、P+型アノードで構成されるN+PN”−P坪
イリスタは、P型ベース領域がゲート酸化膜とP+型ベ
ース領域に囲まれるため、P+アノードから注入される
ホールによりNカソード端のN”P接合が順バイアスさ
れる現象を抑制することが可能になり、ラッチアップ現
象を抑制することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づhて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る絶縁ゲート型srサイリスクの
一実施例を示す断面図で、ゲート電嘩3は切シ込みゲー
ト構造を有しておシ、電子はr型カソード領域2よりP
型ベース領域5とゲート絶縁膜4の界面に生ずる反転層
をA−A’に沿って流れるノーマリ−オフ型(エンハン
スメント型2で、チャネル抵抗りと固有の伝達コンダク
タンスGmの積が、主動作領域において工以上となるよ
うに諸寸法および不純物濃度を選定したことhCよシ、
不飽和型の主電流が流れることを特徴としたM I S
型SIサイリスタである。
主要電流通路以外のB −8’の構成はtP+頴p+ 
hサイリスタ構成となっているが、P+型ベース領域5
は、高濃度不純物領域となっておシ、N”P+接合によ
って電子にとってより高い電位障壁が形成されるため、
1e P” IPHFで形成されるN P N トブン
ジスタの電流増幅率αKPMは小さく、サイリスタ動作
、すなわち、ラッチアップ現象が抑制されるdl造にな
っている。
また、A −A’にはN”P rf’+構成のサイリス
タが形成されるが、P型ベース領域5はゲート絶縁膜4
を介して正のゲート電圧によって誘起される反転層幅の
例えば数倍程度に限定させることが可能なため、伝達コ
ンダクタンスGmが大きく、炉型カソード領域の幅を小
さくできるので、ラッチアップ現象が抑制される。
以下にラッチアップ現象の抑制についてより詳細に説明
する。第3図に示す従来例において、ラッチアップ現象
はP+型アノード領域lよ〕N型チャネル領域Iに注入
されたホールがP型ベース領域あに流れて炉型カソード
澄とP型ベース領域あのNP接合を順バイアスすること
により発生する。
炉型カソード領域下のP型ベース領域の抵抗をaBとし
、ホー/L’¥を流をIhとすると、N+P接合の順バ
イアスVAは次式で与えられる。
V’A==  几a  −Ih       ・・・・
・・・・・ は)P型ベース領域、N型チャネル領域お
よびP+型アノード領域で形成されるP+NPトランジ
スタの電流増幅率をαPNFとすると、アノード電流り
はエミッタ電流に相当し、ホール電流Ihはコレクタ電
流に相当するから、 Ih−αF、・エム      ・・・・・・・・・(
2)フツチアツブ電流は、VA = 0.7 (V) 
 となるときの電流であるから111.(2)式よシ、
ラッチアップ電流ILは、 α階・& で与えられる。P型ベース領域のシート抵抗をρ、N1
拡散領域の幅を第3図に示すLにとすると、IILBヱ
ρ・5区     ・・・・・・・・・14+であるか
ら、13)式より L  ce (XP’!IP、p−臘  −−−−−−−−°151
以上により、フッチアツブ電流Isを大きくするために
は、電流増幅率αPNP%  P型ベース領域のシート
抵抗ρ、炉型カソード領域の幅りにを小さくすにP”l
l高濃度不純物ベース領域9を設けることによりP型ベ
ース領域のシート抵抗Pを小さくシたまた、N型カソー
ド領域2を溝ioの側壁に、ゲート電極3の上面まで設
けて、隣接するP型ベース領域をr型ベース領域9とし
たので、炉型カソード領域の幅りには、第3図に示す従
来例よシ小さくすることが可能であるため、15)式で
与えられるフッチアツブ電流を大きくすることができて
、ラフチアツブ現象が抑制される。
本発明によるMIS型SIサイリスタの一製造例を第2
図に示す。r型基板6にr拡散をしてrアノード領域7
を形成したあとP型低不純物濃度シリコン層5をエピタ
キシャル成長するlal。P型ベース領域5の一部分に
P型拡散領域9を多段階イオン注入法を用いて形成する
曲。r型拡散領域9とと型拡散領域9に隣接するP層領
域を除く、P型領域5を反応性イオンエツチングにより
?カソード領域を形成する深さまでエツチングするte
l。
?拡散によりNカソード領域2を形成する(dへP型ベ
ース領域5がP+拡散領域9に隣接し、かつN+カソー
ド領域2の下部に残るように再び反応性イオンエツチン
グによりゲートw、iFMを形成する位置の深さ以上エ
ツチングした後、ゲート絶縁膜4を形成するtel。C
VDによりゲート電極の下に位置する絶縁膜を厚くした
後、不要の部分をエツチングし、スパッタによシカソー
ドtit、ゲート電極3、アノード?ti8を形成する
ぽ)。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように、切シ込みゲート型のMIs型S
Iサイリスタにおいて、N型カソード領域をカソード[
極子および溝の側壁にゲート電極上面まで設け、ベース
領域についてはゲート絶縁膜との界面の度転層が形成さ
れる領域に54接する部分をP +mベース領域とした
ことにより、N+mカソード、P型ベース、「型チャネ
ル、P型アノードで構成されるN”P [P+サイリス
タは、P型ベース嶺域がゲート酸化膜と?+型ベース領
域に囲まれるため、rアノードから注入されるホールに
よりN+カソード端のN”P接合が順バイアスされる現
象を抑制することが可能になシ、ラッチアップ現象を抑
制することができる。従って、本発明によれば、従来の
MIS型Srサイリスタに比べ、フッチアツブ電流を大
きくすることが可能なhiIs型S■サイリスタを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るMIS型SIサイリスタの一東施
例を示す断面図、第2図は上記MIS型SIサイリスタ
の製造工程の一例分示す断面図で溶3四は従来のMIS
型Srサイリスタのrr百図である。 l・・・カソード[極、2・・・N型カソード領域、3
・・・ゲート電極、4・・・ゲート絶縁膜、5・・・P
型ベース領域、6・・−f型チャネ/V領域、7・・・
P+型アノード領域、8・・・アノード1!極、9・・
・肘型ベース須坂%10・・・溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)P型アノード領域(7)と、前記アノード領域(
    7)の上に位置するN型チャネル領域(6)と、前記ア
    ノード領域(7)に対向する側において交互に配置され
    ている複数のN^+型カソード領域(2)、P型ベース
    領域(5)、P^+型ベース領域(9)、ゲート絶縁膜
    (4)およびゲート電極(3)が形成され、前記カソー
    ド領域(2)が溝(10)によって分離されており、前
    記ゲート電極(3)は溝(10)の底部および側壁を介
    して形成されており、溝(10)の底部と側壁とは前記
    ゲート絶縁膜(4)によって絶縁され、電位障壁を制御
    するゲート部分は、前記ゲート電極(3)、前記ゲート
    絶縁膜(4)、前記P型ベース領域(5)、前記P^+
    型ベース領域(9)より構成され、前記P^+型ベース
    領域(9)は、上面では前記N^+型カソード領域(2
    )に接し、側面は前記N^+型カソード領域(2)に接
    し、側面は前記N^+型カソード領域(2)と前記P型
    ベース領域(5)に接して前記ゲート電極(3)の深さ
    以上まで形成され、前記N^+型カソード領域(2)は
    上面ではカソード電極(1)と接し、前記溝(10)の
    側壁に形成される前記N^+型カソード領域(2)は、
    前記ゲート電極(3)の上面まで形成され、前記N^+
    カソード領域(2)から電位障壁制御部までの直列抵抗
    r_sと固有の伝達コンダクタンスG_mの積が、主動
    作領域において1以下となるように諸寸法および不純物
    濃度を選定したことを特徴とする絶縁ゲート型静電誘導
    サイリスタ。
JP17439288A 1988-07-13 1988-07-13 絶縁ゲート型静電誘導サイリスタ Pending JPH0225071A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06151826A (ja) * 1992-11-06 1994-05-31 Naoshige Tamamushi 分割ゲート型カソード短絡構造を有する絶縁ゲート静電誘導サイリスタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06151826A (ja) * 1992-11-06 1994-05-31 Naoshige Tamamushi 分割ゲート型カソード短絡構造を有する絶縁ゲート静電誘導サイリスタ

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