JPH02250066A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02250066A
JPH02250066A JP1071175A JP7117589A JPH02250066A JP H02250066 A JPH02250066 A JP H02250066A JP 1071175 A JP1071175 A JP 1071175A JP 7117589 A JP7117589 A JP 7117589A JP H02250066 A JPH02250066 A JP H02250066A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は1手差し給紙用の手差しテーブルと転写紙を
転写位置へ搬送する転写ベルトとを備えた複写機、プリ
ンタ、記録装置等の画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば第6図に示すようなネガ・ポジ方式のデジタル複
写機では、その主走査方向(給紙方向に直交する紙幅方
向)及び副走査方向(給紙方向に一致する矢示A方向)
の各書込み領域幅を、給紙カセットIA又は1B内の転
写紙Pのサイズを検知する用紙サイズ検知手段からの信
号によって。
その両方の書込み領域幅を決定している。
しかしながら、手差しテーブル2からの手差し給紙の場
合には、任意のサイズの転写紙が挿入されるため、上記
のような用紙サイズ検知手段からの信号を利用して書込
み飢域幅を決定することはできないので、主走査方向の
書込み領域幅は5例えば手差しテーブル2の横幅方向に
移動可能な一対のサイドフェンス3,3に連動して移動
する摺動子(図示せず)の位置を検出することによって
、それを決定している。
また、副走査方向の書込み領域幅は、レジストローラ4
の手前に配置されるレジストセンサ(ペーパエンドセン
サであってもよい)7が転写紙Pの後端を検知したとき
に、光書込みユニット6から感光体ドラム5に出射して
いるレーザ光を停止することによって書込みを停止して
、その書込み領域幅を決めている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、手差し給紙時における主、副面走査方向の
書込み領域幅を、サイドフェンス3の位置とレジストセ
ンサ7による転写紙の後端検知によって決定しても、第
6図の複写機のように書込み位[Lpと転写位[Tpと
の間の距離が比較的短く、画像の書込みを感光体ドラム
5に行なって転写ベルトを使用していない画像形成装置
の場合には問題とならないことが多い。
これは、レジストセンサ7が転写紙Pの後端を検知した
後に書込みを停止させても、その感光体ドラム5上に形
成したトナー像(顕像)が転写紙Pの用紙内(副走査方
向の領域内)に収まることが多いためである。
また、第6図の複写機の場合には、その感光体ドラム5
上のトナー像が万一転写紙の領域外に作像されたとして
も、それが特に問題になることはないが、第7図(第6
図に対応する部分には同一の符号を付しである)に示し
た複写機のように転写ベルト8を使用している場合には
、その転写紙の領域外にトナー像が作像されると、その
トナー像によって転写ベルト8が汚れて、後続の転写紙
に裏汚れが生じたり、その汚れを取り除くための転写ベ
ルトクリーナ9への負担が多くかかるという問題点があ
った。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
転写ベルトを有する画像形成装置において1手差し給紙
時に転写ベルト上にトナー像を転写させないようにする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、帯電手段によっ
て帯電されて回動する感光体と、その感光体に所定の書
込み位置でレーザ光を照射して静電潜像を形成する静電
潜像形成手段と、上記静電潜像を現像して顕像化する現
像手段と、転写紙に上記顕像を転写するために転写紙を
転写位置へ搬送する転写ベルトと、転写紙を手差しで給
紙するための手差しテーブルとを備えた画像形成装置に
おいて、 上記手差しテーブル上にセットされた転写紙の有無を検
知する手差し用紙検知センサを、そのセンサの用紙検知
位置から上記転写位置までの用紙搬送経路上の距離と上
記書込み位置から転写位置までの上記感光一体の感光面
に沿う距離とが略等しくなる位置に配設すると共に、 上記手差し用紙検知センサが転写紙を検知した後それを
検知しなくなったときに上記静電潜像形成手段による静
電潜像形成を停止させる静電潜像形成停止制御手段を設
けたものである。
〔作 用〕
このように構成した画像形成装置によれば、静電潜像形
成手段によって所定の書込み位置でレーザ光を照射して
感光体上に形成した静電潜像は。
現像手段によって顕像化され、転写紙の後端が手差し用
紙検知センサを通過してそのセンサが転写紙を検知しな
くなると、静電潜像形成停止制御手段が静電潜像形成手
段による静電潜像の形成を停止させる。
したがって、転写位置で感光体上の顕像の先端と転写紙
の先端をタイミング調整して一致させるようにすれば、
手差し用紙検知センサの用紙検知位置から転写位置まで
の用紙搬送経路上の距離と書込み位置から転写位置まで
の感光体の感光面に沿う距離とを略等しくしているので
、感光体上の顕像の後端までの全てを必ず転写紙の領域
内に転写することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
第1図はこの発明による画像形成装置としてのカラー記
録装置の要部とその周辺を示す概略構成図、第2図は第
1図のカラー記録装置全体を示す全体構成図である。
このカラー記録装置は、第2図に示すように、内部に各
種の画像形成プロセスを実行する各部を備えたプリンタ
部10と、その上部に設けられ。
コンタクトガラス11上に載置された原稿りの画像を読
み取る画像読取部20とからなる。
プリンタ部10は1本体30内の略中夫に、上下にそれ
ぞれ間隔を置いて回転可能に配設したPC従動ローラ1
2とPC駆動ローラ13との間に帯電器1日によって帯
電されて回転する感光体ベルト14を張装し、そのPC
駆動ローラ13の下部に転写駆動ローラ15と転写従動
ローラ1日との間に張装した転写紙に顕像を転写するた
めに、転写紙を転写部[Tpへ搬送する転写ベルト17
を水平方向に配置している。
また、その感光体ベルト14の上部左方に、感光体ベル
ト14に所定の1込み位置LPで画像データに基づいて
レーザ光を照射(光が当たった処に像を形成)して静電
潜像を形成する静電潜像形成手段となる光書込みユニッ
ト1日を、その下部に帯電器1日と、除電器21と、感
光体ベルトクリーナ22とをそれぞれ設けると共に、そ
の感光体ベルト14の右方に、感光体ベルト14上の静
電潜像を現像して顕像化する各現像ローラ23Y(イエ
ロー)、23M(マゼンタ)、23C(シアン)。
23B(ブラック)をそれぞれ備えた各現像器24Y、
24M、24C,24Bを、使用する4色の各色ごとに
対応させてそれぞれ設けている。
そして、転写ベルト17の転写部25に転写コロナ26
を、その転写ベルト17の上部に紙吸着帯電器27と紙
分離帯電器28の各帯電器をそれぞれ設けると共に、下
部に除電器2日と転写ベルトクリーナ31をそれぞれ設
け、紙吸着帯電器27に対向する転写ベルト17の裏面
に、その転写ベルト17を転写部25において感光体ベ
ルト14へ接触させたり、それを離間させたりする上下
に移動可能な接離切換ローラ32を設けている。
また、転写ベルト17の右方には紙後端ガイド板33を
配設し、その上方には本体30に対して挿脱可能な給紙
カセット34と、矢示B方向に回動することによってそ
の給紙カセット34内の転写紙P上に実線で示すように
進入可能な手差し用紙検知センサ35を有する転写紙を
手差しで給紙するための手差しテーブル36とを設け、
その転写紙Pを給紙コロ37によって矢示C方向に給紙
し、その転写紙Pをレジストローラ38でスキュー矯正
すると共に所定のタイミングで転写ベルト17上に給送
する。
さらに、転写ベルト17の搬送下流側に、その転写ベル
ト17上の転写紙Pの搬送経路を切り換える切換爪39
を設け、それによって転写紙Pを紙先端ガイド板41と
定着器43とに搬送経路を切り換えるようにしている。
そして、定着器43を通過した転写紙Pは、本体30の
外部に取り付けられている排紙トレイ45上に排出され
る。
なお、第3図に示すように、PC駆動ローラ13の軸に
それを駆動するPC駆動モータ53とエンコーダ54を
、転写駆動ローラ15の軸にそれを駆動する転写駆動モ
ータ55とエンコーダ5日をそれぞれ取り付けると共に
、PC駆動ローラ13側に回転検知センサ59を設置し
て、そのPC駆動ローラ13が矢示方向に1回転する毎
に検知パルスが出力されるようにしている。
一方1画像読取部20は、第2図に示すようにコンタク
トガラス11上の原稿りを走査照明する例えば蛍光灯で
あるランプ46を有し、そのランプ46によって照射し
た光の原稿からの反射光が各ミラー47.48.49を
介して結像レンズ57に入射し、例えばレッドR,グリ
ーンG、ブルーBの3色分解光をそれぞれ画像読取デバ
イス5日で読み取り、その各色光の強度レベルを基にし
て画像演算処理を行なって、Y(イエロー)。
M(マゼンタ)、C(シアン)、B(ブラック)の各色
書込み画像データとする。
手差し用紙検知センサ35は、手差しテーブル36上に
セットされた転写紙の有無を検知するものであって、例
えばそれが反射型フォトセンサであり、第1図に示すよ
うに手差しテーブル3日の裏面に取り付けられ、検知孔
38a内へ投光することによりm紙検知位置SPにおけ
る転写紙Pの有無を検知する。
そして、光書込みユニット18から出射したレーザ光が
、感光体ベルト14に当たる書込み位置Lpから転写部
25の転写部11ETpまでの搬送方向(矢示E方向)
の感光体ベルト14の感光面に沿う距離QLTと、その
転写位置TPから手差し用紙検知センサ35の用紙検知
位[Spまでの用紙搬送経路上の距離QTSとが略等し
くなるように1手差し用紙検知センサ35を設置してい
る。
また、その手差し用紙検知センサ35を、このカラー記
録装置の各部の制御を行なう制御装置50の入力ポート
に検知回路60を介して接続している。
その検知回路60は、例えば第4図に示すようなものを
使用し、直流電圧Vccが印加されていれば発光部(L
ED)35aは常にオンとなって発光し、その光が転写
紙の裏面に反射されて受光部(フォトトランジスタ)3
5bに入射すると、そこに流れる電流が増大するので抵
抗Rsによる電圧降下が大きくなり、出力電圧Vsが低
下する。
そして、転写紙が給紙されて発光部35aからの光が転
写紙に当らなくなると、受光部55bへの反射光量が大
幅に減少するので、そこに流れる電流工が減少し、出力
電圧Vsが上昇する。
この電圧Vsをコンパレータ62によって基準電圧Vr
と比較して、二値化する。
したがって、この検知回路の出力信号Voは。
手差し用紙検知センサ35が転写紙を検知しているとき
は°H°になり、それを検知していないときには0L°
になる。
制御装置50は、各種判断及び処理機能を有する中央処
理装置(CPU)と、各種プログラム及び固定データを
格納したプログラムメモリであるROMと、処理データ
を格納するデータメモリであるRAMと、入出力回路(
Ilo)とによって構成されるマイクロコンピュータで
ある。
そして、この制御装置50は、手差し用紙検知センサ3
5から検知回路60を介して用紙検知信号を入力し、そ
の信号を入力しなくなったときに光書込みユニット1日
へ出力する書込み信号(レーザ光を出射させる信号)を
停止する制御を行なうと共に、回転検知センサ59やエ
ンコーダ54゜56等の各種センサ類からの信号を入力
し、PC駆動モータ53.転写駆動モータ55を含む各
種原動系の駆動及び停止等の制御を行なう。
なお、この実施例では、この制御装置50が静電潜像形
成停止制御手段に相当する。
次に、上記のように構成したこの実施例の作用について
第5図のタイミングチャートをも参照して説明する。
まず最初に、自動で給紙カセット34から給紙する場合
には、手差しテーブル36を閉じて第2図に仮想線で示
す位置に退避させ、手差しで給紙・する場合には、その
手差しテーブル3日を実線で示す位置に回動させてセッ
トし、その上部から転写紙Pを給紙コロ37まで挿入し
てプリントスイッチ(図示せず)をオンにする。
すると、第3図に示すPC駆動モータ54が回転して、
PC駆動ローラ13が時計回り方向に回転し、感光体ベ
ルト14が第2図の矢示E方向に所定の線速Vp (第
5図のa)で駆動を開始する。
それと同時に、転写駆動モータ5Bが正回転して転写駆
動ローラ15が反時計回り方向に回転し、転写ベルト1
7が第2図の矢示F1方向に線速VPに等しい線速Vf
 (第5図のe)で駆動を開始する。
また、接離切換ローラ32が図示しない移動手段によっ
て第2図に実線で示す位置に上昇され、転写ベルト17
が転写部25において感光体ベルト14に接触(第5図
のm)する。
さらに、感光体ベルトクリーナ22により、感光体ベル
ト14の表面のトナーを除去し、除電器21によってそ
の表面電位を略Ovにした後、帯電器1日によりその表
面全体をコロナ放電によつて均一に帯電する。
そして第5図のCに示すようにこの実施例では。
回転検知センサ59の3パルス目のタイミングで、光書
込みユニット18からレーザ光を感光体ベルト14上の
書込み位[Lp(第1図)に照射して、まずイエロー画
像(以下7画像と云う)データに基づく光書込みを開始
し、ベルト上にネガの静電潜像を形成する。
現像器24Y、24M、24C,24Bの各現像器は、
通常の状態において各現像ローラ23Y。
2;M、23C,23Bが、それぞれ感光体ベルト14
の感光面に接触しない位置にあるが、各現像器に対応す
る色の潜像面が、各現像ローラ位置に到達する直前から
それが通過する間だけ、それぞれ該当する色の現像器の
各現像ローラ23Y。
23;M、23C,23Bが、第2図で左方に押圧され
て感光体ベルト14の表面に接する。
したがって、感光体ベルト14には最初に7画像の潜像
が形成されているので、まず最初に現像ローラ23Yを
第5図のfに示す所定のタイミングで感光体ベルト14
に接触させて7画像を顕像(ポジのトナー像)化する。
一方、転写紙Pは、第5図のjに示す所定のタイミング
で回転を開始する給紙コロ37によって、第2図の矢示
C方向に感光体ベルト14の線速Vpよりも速い給送速
度(例えばVPの1.5倍の速度)で給紙され、それが
レジストローラ38(、ill速Vpと略同−か若干早
めの搬送速度)で−旦停止した後に、感光体ベルト14
上の画像と一致するタイミングで搬送(第5図のk)さ
れ、転写行程に先立って除電器2日によって全面が均一
に除電されて、転写ベルトクリーナ31によってクリー
ニング処理された転写ベルト17上に搬送される。
その転写紙Pは、紙吸着帯電器27によるコロナチャー
ジによって転写ベルト17に密着しなから線速Vpと同
一の線速Vfで搬送され、その先端が第1図に示す転写
位置’rpよりも所定距離ρ1だけ手前の点RTに到達
したときに、現像器24Yによって顕像化した7画像の
先端が、転写位置”rpよりも所定距離ρ1に等しい所
定距離g2だけ手前の点Tsに到達して、転写駆動モー
タの正転スタート信号S1 (第5図のd)が出力され
るが、この時点では転写駆動モータ44は既に正回転中
(第5図のe参叩)であるため、そのまま正回転を[、
続ける。
なお、この転写駆動モータの正転スタート信号S1が出
力される時点は、この実施例では第5図のdに示すよう
に、7画像データに基づく書込み開始時期からpc駆動
ローラ13が4回転(回転検知センサ59が4パルスを
出力する)して、さらにそのPC駆動モータ13が4回
転した後にエンコーダ54からのパルスが所定のパルス
数PO(第5図にパルス波形は図示せず)になる回転位
置に達した時である。
正転スタート信号S1が出力された時点から時間t1が
経過すると、感光体ベルト14上の7画像先端及び転写
紙Pの先端は共に所定距離Q2及びQl (第1図)だ
け移動して転写位[Tpに到達し、そこで既に正転スタ
ート信号S1が出力された時点で7画像転写を開始して
いる転写コロナ26によって7画像が転写紙Pに転写さ
れる。
その7画像が転写された転写紙Pは、紙分離帯電器28
を通過して転写ベルト17から分離し、第2図に実線で
示す回動位置にある切換爪3日を通って紙先端ガイド板
41上に進行する。
そして、転写駆動モータの正転スタート信号S1が出力
されてから時間t1 +t2が経過すると、第1図に示
すように転写紙Pの後端が転写位置TP点を距離Ω3だ
け通過(信号s1が出力された時点から転写紙がQl 
+Qp rQpは転写紙Pの搬送方向の長さJ +Qz
の距離を移動)して、第2図に仮想線で示す転写紙P1
の位置に達し、ここで転写駆動モータ44が逆回転して
、矢示F2方向に正転時の線速Vfよりも速い線速Vr
(第5図のe)でクイックリターンする。
なお、この転写駆動モータ44の逆回転に先立って、接
離切換ローラ32を下方に移動し、予め転写ベルト17
を感光体ベルト14面から離間させておく。
そして、速い線速Vrによる短いリターン時間t3の間
に、転写紙Pを前述の時間11+12の間に左方向に移
動した距離と等しい距離を、第2図で右方向に戻す。
このリターン時において転写紙Pは、その右端(進行方
向の先端側)が転写ベルト17から分離して紙後端ガイ
ド板33の上部を進行し、その転写紙の左端が点RT 
(第1図)に達する第2図に仮想線で示す転写紙P2の
位置で停止し、2色目のマゼンタ画像(以下M画像と云
う)の転写に備えて待機する。
なお、感光体ベルト14上では、第5図のC及びρに示
すように1色目の7画像転写の間に既に2色目のM画像
の形成(書込み)が行なわれる。
すなわち、M画像データに基づくレーザ光の照射による
感光体ベルト14上への書込みによる静電潜像形成は、
Y画像書込み開始から、pc4@動ロークローラ13回
転した時点(この例では4回転目)で開始する。
そして、現像器24Mの現像ローラ23Mは、感光体ベ
ルト14上に形成されたY画像領域が通過してM画像領
域の先端が到達する前に、その感光体ベルト14に接触
してそのM画像潜像領域を顕像化し、次の3色目のシア
ン画像(C画像)領域が到達する前に、感光体ベルト1
4から離間する。
そのM画像の先端がTs点に到達すると、1色目の7画
像の場合と同様にM画像データ書込み開始時期からpc
i動ローラ13が4回転して、さらにPC駆動モータ1
3が4回転した後にエンコーダ54からのパルスが所定
のパルス数PO(第5図にパルス波形は図示せず)にな
る回転位置に達した時に、転写駆動モータの正転スター
ト信号Szが出力される。
また、これと同時か若干遅れて、接離切換ローラ32を
上昇させて、転写ベルト17を感光体ベルト14に少な
くとも転写紙Pの先端が転写位置TP点に到達するまで
接触させる。
そして、信号S2の出力タイミングから時間tX   
(時間t1と同一)で感光体ベルト14は、前述の7画
像の場合と同様に、所定距離Q2だけ移動してM画像先
端が転写位置Tpに到達する。
また、転写紙Pの方もこの時間tl  ’の間に、第5
図のeに示すように速度Oの状態からVf(=Vp)に
立ち上げると共に、この時間t1が経過する間に、第3
図に示すエンコーダ56のパルス数をエンコーダ54の
パルス数に一致させるように、制御装置50が図示しな
いモータ駆動回路を介して位置制御を行なう。
これにより、時間tl  ’の間に転写紙Pの先端がQ
1移動して、1色目の7画像と2色目のM画像が転写紙
P上で正確に位置合わせされる。
以後は、前述と同様の行程を繰り返えして、3色目のシ
アン画像(C画像)、4色目のブラック画像(BJi像
)を順次転写していく。
そして、最後の8画像の転写行程になると、切換爪39
が、第2図に仮想線で示す位置に切り替わり、転写行程
中の転写紙Pが、紙分離帯電器28によって除電されな
がら定着器43に搬送され、それがトレイ45上に搬出
される。
ところで、この実施例では、前述のように手差し用紙検
知センサ35を、感光体ベルト14上の書込み位!Lp
から転写部25の転写位置TPまでの搬送方向の感光体
ベルト14の感光面に沿う距11FiI2LTと、その
転写部[Tpから手差し用紙検知センサ35の用紙検知
位置Spまでの用紙搬送経路上の距離QTSとが略等し
くなるように設置しである。
そして、手差し給紙時に手差しテーブル36上から給紙
された転写紙Pの後端が、第1図に示す用紙検知位置S
pを通過すると、制御装置1t50は第5図のnに示す
ように手差し用紙検知センサ35からの用紙検知信号を
入力しなくなり(センサからの出力がrHJからrLJ
になる)、それによって光書込みユニット1日のレーザ
光出射による書込みを停止(第5図のC参照)するよう
に制御する。
したがって、前述のように感光体ベルト14上に書き込
まれた画像(顕像)の先端と転写紙Pの先端が転写位置
Tp(第1図)で正確に位置合わせされ、さらに感光体
ベルト14と転写ベルト17は同一の線速VpとVfで
搬送されるため、その画像の後端が転写位置TPに達し
た時には、その転写位置TPには必ず転写紙Pがあるの
で、感光体ベルト14上のトナーによる顕像は必ず転写
紙の領域(副走査側)内に転写され、それが転写紙Pか
らはみ出して転写ベルト17上に転写されるようなこと
はない。
そして、多色(重ね)画像形成時においては、1色目す
なわち給紙時に上記のようにして書込み副走査幅を決め
るにあたり、書込み開始から停止までの時間を制御装置
50のCPUの内部タイマや、書込み系の1ライン同期
検知出力などをカウントしてそれを記憶し、2色目以降
の書込み副走査幅をそのカウント値によって制御するよ
うにすれば、多色画像形成ができる。
なお、手差し給紙で使用する最小サイズの転写紙を、手
差しテーブル3日にセットしたときには、その転写紙が
手差し用紙検知センサ35によって検知されると共に、
その転写紙の後端の位置をP senとすると、そのP
 sonから転写部[Tpまでの搬送経路上の距RQT
senは、距離QLTよりも長くなるように設定する必
要がある。
以上、この実施例では、各色の静電潜像形成をデジタル
画像処理された各色画像データにより。
レーザ光を照射(走査)することによって光書込みを行
なう場合について説明したが、書込み位置Lp(第1図
)に通常の電子写真複写機のアナログ光学像を所定のタ
イミングで結像させるようにしても、同様にカラー記録
を行うことができる。
また、この実施例によるカラー記録装置では。
他の例えばカラーファクシミリ、ワードプロセッサ、パ
ーソナルコンピュータ等の機器との接続インタフェース
を予め設けておけば、それら各機器から出力される画像
データによってもカラー記録を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、手差し用紙検
知センサから転写位置までの用紙搬送経路上の距離と感
光体における書込み位置から転写位置までの距離を略等
しくしたため、手差し給紙時に任意の長さの転写紙を給
紙しても、その感光体上の画像(顕像)は必ず転写紙内
にのみ転写されて転写ベルト上には転写されないので、
トナーによる転写ベルトの不必要な汚れがなくなる。
したがって、転写ベルトクリーナの負荷が軽減するため
クリーナ不良がなくなり、吸着不良もなくなって重ね画
像(カラー記録時)の色ズレが低減できると共に、転写
紙の裏汚れがほとんどなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による画像形成装置としてのカラー記
録装置の要部とその周辺を示す概略構成図、 第2図は第1図のカラー記録装置全体を示す全体構成図
、 第3図は感光体ベルト14及び転写ベルト17の駆動系
を示す斜視図、 第4図は手差し用紙検知センサ35が接続される検知回
路60を示す回路図、 第5図は第2図のカラー記録装置の主要部のみの作動タ
イミングを示すタイミング図、 第6図及び第7図はそれぞれ従来のデジタル複写機及び
転写ベルトを使用している複写機の例を示す概略構成図
である。 14・・・感光体ベルト   17・・・転写ベルト1
8・・・光書込みユニット(静電潜像形成手段)1日・
・・帯電器(帯電手段) 24Y、24M、24G、24B・・・現像器(現像手
段)25・・・転写部   35・・・手差し用紙検知
センサ36・・・手差しテーブル 50・・・制御装置(静電潜像形成停止制御手段)P・
・・転写紙 s6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯電手段によつて帯電されて回動する感光体と、そ
    の感光体に所定の書込み位置でレーザ光を照射して静電
    潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像を現
    像して顕像化する現像手段と、転写紙に前記顕像を転写
    するために転写紙を転写位置へ搬送する転写ベルトと、
    転写紙を手差しで給紙するための手差しテーブルとを備
    えた画像形成装置において、 前記手差しテーブル上にセットされた転写紙の有無を検
    知する手差し用紙検知センサを、該センサの用紙検知位
    置から前記転写位置までの用紙搬送経路上の距離と前記
    書込み位置から転写位置までの前記感光体の感光面に沿
    う距離とが略等しくなる位置に配設すると共に、 前記手差し用紙検知センサが転写紙を検知した後それを
    検知しなくなつたときに前記静電潜像形成手段による静
    電潜像形成を停止させる静電潜像形成停止制御手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
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