JPS63153556A - 原稿搬送ベルト汚れ検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は原稿搬送ベルトと、該原稿搬送ベルトにより搬
送される原稿の画像を形成する画像形成装置と、該画像
形成装置の感光体の画像形成後の画像濃度を検出するセ
ンサーと該センサーの信号に応じて現像装置のバイアス
電圧を制御する制御装置とを有する複写機の原稿搬送ベ
ルトの汚れ検出方法に関するものである。

従来技術 原稿を原稿搬送ベルトにより搬送する複写機においては
、搬送ベルトに汚れを生じる。従来はサービスマンが原
稿搬送ベルトの汚れを見て交換清掃をしていたが、サー
ビスマンが見落としたり、適切な時期にサービスマンが
来なかったりすると原稿搬送ベルトは汚れたまま使用さ
れることになる。搬送ベルトが汚れていると、厚手の原
稿の場合はよいとして、薄い原稿や透光性のよい原稿に
ついてコピーをとろうとすると、搬送ベルトの汚れがそ
のまま感光体上に作像され、出来上がったコピーでは本
来の原稿の画像の他に搬送ベルトの汚れが画像として形
成され、鮮明な画像が得られないという問題があった。

旦佑 本発明は上記の従来の問題点を解消するため原稿搬送ベ
ルトの汚れを簡単に検出する方法を提供することを目的
としている。

構成 本発明は上記の目的を達成するために、無原稿で原稿搬
送ベルトを駆動し、搬送ベルトを感光体上に作像して感
光体のトナー像を前記センサーにより検出することを特
徴とする。

本発明の構成及び作用の詳細を図に示す実施例に基づい
て説明する。

第１図において、原稿は原稿搬送装置１の搬送ベルト２
により原稿台３の上の所定の位置に搬送セットされる。

原稿は光源４により照明され、原稿の画像は帯電器５に
より帯電された感光体６の上に露光位置７において露光
されて静電潜像として形成される。潜像は現像装置８の
現像ローラ１６により現像され、給紙トレイｌＯから送
られる紙に転写チャージャ９の作用下で転写され、転写
後の紙は分離部１１により感光体から構成される装置１
２により定着されて排出される。転写後の感光体６はク
リーニング装置１３によりクリーニングされる。

感光体６に形成された所定のパターン像の現像後の像を
センサー１４例えばパターンセンサー１４により検出し
、トナー像の濃度を電圧値として制御装置１５に入力し
、現像ローラ１６にバイアス電圧をかけるバイアス電源
１７を制御装置１５よりの信号により制御する。制御装
置１５は操作パネル１８に接続され、操作パネル１８よ
りの指令に基づいて作動する。

従来原稿の地肌濃度を検出して感光体の画像濃度を制御
するためにパターンセンサー１４が設けられる場合があ
る。このパターンセンサー１４は原稿の地肌濃度を検出
するために設けられている。

原稿の無い状態で搬送ベルト２を動かし、複写作業を行
うと、感光体６には搬送ベルト２の原稿台３に接してい
る面が照明され感光体６に搬送ベルト２の面の像が形成
される。本来は搬送ベルト２は白色であるので感光体６
には画像が形成されず、現像材が付着することがない。

しかし、使用を重ねるにしたがい、静電効果等により搬
送ベルト２の面には汚れを生じる。汚れを生じた搬送ベ
ルトの場合は汚れが一種の画像として感光体６の上に静
電潜像を形成し、トナー像が現像により形成される。こ
のトナー像を前記センサー１４により検出し、画像濃度
の電圧値により表わされる検出信号を制御装置１５にお
いて演算し、第２図に示される予め定めた白レベルの電
圧値と、汚れとして許容できる範囲を示す余裕度レベル
の電圧値に対してどのような関係にあるかを判断する。

第２図に示すように検出信号Ａが白レベルと余裕度レベ
ルとの間にあるときは汚れは許容範囲内であり、そのま
ま使用を継続することができる。

検出信号が第３図の曲線Ｂに示すように余裕度レベルを
越える部分を有するときは、越えている部分は許容範囲
を越えた汚れであり、コピーの画像の鮮明度に悪影響を
与えるので、操作パネル１８に設けた警報灯を点灯して
汚れが大であることを知らせる。

搬送ベルト２の汚れを検出するには無原稿で複写作業を
行う特別のモードを必要とするが、このモードは毎回主
スィッチを投入直後の複写機立上がり時間内に搬送ベル
ト２を動かして検出するモードと、予め設定した複写枚
数を経過した後の主スイッチ投入時の複写機立上がり時
間に搬送ベルトの汚れを検出するモードとが選定できる
。両モードを別々に行ってもよいし、組合わせて行うこ
ともできる。必要によっては汚れ検出ボタンを設けこの
ボタンを押すことにより前記の方法で汚れを検出し、許
容範囲を越えているときは警報灯を点灯することもでき
る。

四果 本発明により従来使用されているセンサーを利用して簡
単に搬送ベルトの汚れを検出することができ、特別の装
置を設ける必要がないので低コストで搬送ベルトの汚れ
を検出することが可能になった。これにより薄い原稿や
透光性のよい原稿でも鮮明なコピーを安心して得ること
が可能になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複写機の略説明図、第２図は汚れ
が正常範囲にある搬送ベルトの検出信号の状態の一例を
示す図、第３図は汚れのひどい搬送ベルトの検出信号の
一例を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿搬送ベルトと、該原稿搬送ベルトにより搬送される
   原稿の画像を形成する画像形成装置と、該画像形成装置
   の感光体の画像形成後の画像濃度を検出するセンサーと
   該センサーの信号に応じて現像装置のバイアス電圧を制
   御する制御装置とを有する複写機において、無原稿で原
   稿搬送ベルトを駆動し、搬送ベルトを感光体上に作像し
   て感光体のトナー像を前記センサーにより検出すること
   を特徴とする原稿搬送ベルト汚れ検出方法。