JP2019207333A - 検知装置及び画像形成装置 - Google Patents

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沙利志 武本
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Abstract

【課題】 エンコーダなどを用いない簡易な構成においても、偏芯カムを駆動するモータ制御の精度が低下してしまうことを抑制する。【解決手段】 被検知材に対して光を発光する第1の発光手段と、前記被検知材からの反射光を受光する第1の受光手段と、前記被検知材に当接する当接位置、又は前記被検知材から離間する離間位置に検知装置の位置を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段を駆動する駆動手段と、前記離間位置から前記当接位置への第1の移動、及び前記当接位置から前記離間位置への第2の移動を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段による前記第1の移動を検知する第1の期間は、前記第2の移動を検知する第2の期間より短い。【選択図】 図5

Description

本発明は、被検知材に向けて光を照射し、被検知材からの反射光を検知する検知装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置内に配置された検知装置によって、記録材上に形成された検知用画像としてのパッチの検知を行うことが知られている。このような検知装置においては、パッチを検知する場合は記録材に当接する当接位置に移動し、パッチを検知しない場合は当接位置から離間する離間位置に移動することが、特許文献1に開示されている。
また、検知装置ではないものの、一般的に単に部材を当接、離間させるような機構においては、偏芯カムを用いて偏芯カムを回転させることで部材を当接位置と離間位置とを移動させる機構が一般に知られている。このような機構においては、偏芯カムの回転位相を制御することで、部材が当接位置となる又は離間位置となるように、偏芯カムを駆動するモータを制御する。特許文献2ではモータにエンコーダを搭載して、エンコーダのパルス数に基づいてモータの速度と位置を制御する方法が開示されている。
特開2015−001659号公報 特開2016−1299号公報
しかしながら、従来のようなモータを制御する方法においては、モータにエンコーダなどを備えなければならないために、構成が複雑かつ高価となってしまう可能性があるという課題があった。
本出願にかかる発明は、上記のような状況を鑑みてなされたものであり、エンコーダなどを用いない簡易な構成においても、偏芯カムを駆動するモータ制御の精度が低下してしまうことを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、被検知材を検知する検知装置であって、被検知材に対して光を発光する第1の発光手段と、前記被検知材からの反射光を受光する第1の受光手段と、前記被検知材に当接する当接位置、又は前記被検知材から離間する離間位置に検知装置の位置を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段を駆動する駆動手段と、前記離間位置から前記当接位置への第1の移動、及び前記当接位置から前記離間位置への第2の移動を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段による前記第1の移動を検知する第1の期間は、前記第2の移動を検知する第2の期間より短いことを特徴とする。
本発明の構成によれば、エンコーダなどを用いない簡易な構成においても、偏芯カムを駆動するモータ制御の精度が低下してしまうことを抑制できる。
画像形成装置の概略構成図 カラーセンサ200の概略構成図 画像形成装置100における制御ブロック図 カラーセンサ200の当接状態、又は離間状態を示した図 カラーセンサ200の当接離間動作を示すタイミングチャート カラーセンサ200の当接離間検知について示したフローチャート カラーセンサ200によるトナーパッチTの検知について示したフローチャート 検知用画像であるトナーパッチT
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
[画像形成装置の説明]
図1は、画像形成装置の概略構成図である。なお、以下の説明では、参照符号の末尾の英文字Y、M、C及びKは、それぞれ当該部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像の形成に関する部材であることを示している。以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、末尾の英文字Y、M、C及びKを除いた参照符号を使用することもある。
感光体としての感光ドラム1は、金属円筒上に感光して電荷を生成するキャリア生成層、発生した電荷を輸送する電荷輸送層などからなる機能性有機材料が複数層積層されたものであり、最外層は電気的導電性が低くほぼ絶縁である。帯電手段としての帯電ローラ2は、感光ドラム1に当接され、感光ドラム1の回転に伴い従動回転しなから感光ドラム1の表面を均一に帯電する。帯電ローラ2には、直流電圧、又は交流電圧を重畳した電圧が印加され、帯電ローラ2と感光ドラム1の表面の当接ニップ部から上下流側の微小な空気ギャップで放電が発生することにより感光ドラム1は帯電される。
光照射手段としてのスキャナユニット7は、レーザ光を多面鏡によって走査させる、又はLEDアレイによって光照射するように構成されている。スキャナユニット7は、画像信号に基づいて変調されたビームを感光ドラム1上(感光体上)に照射することで、静電潜像を形成する。現像手段としての現像ユニットは、現像ローラ3、非磁性一成分現像剤、現像剤塗布ブレード、現像剤を収容するトナー容器23で構成される。現像ローラ3は、感光ドラム1に当接される。感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像ローラ3によりトナー像(現像剤像)として現像される。現像時における現像ローラ3の回転は、不図示の現像モータ等の回転速度制御手段により制御される。
現像されたトナー像は、一次転写ローラ6に一次転写バイアスが印加されることによって、像担持体としての中間転写ベルト8上(像担持体上)に一次転写される。一次転写後に、感光ドラム1上に残った転写残留トナーは、クリーニングブレード4、廃トナー容器24からなるクリーニングユニットによってクリーニングされる。なお、ここでは一例として、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像ユニット、クリーニングユニットからプロセスカートリッジ5が構成されている。また、一例として、これら各色に対応したプロセスカートリッジ5とスキャナユニット7から画像形成手段101が構成されている。しかし、プロセスカートリッジ5の構成や画像形成手段101の構成はこれらに限られるものではない。例えば、感光ドラム1と現像ユニットを別々のカートリッジとしてもよい。また、画像形成手段101として、以下に説明する転写に関する部材や定着に関する部材を含めてもよい。
中間転写ベルト8は、張架部材としての二次転写対向ローラ10、駆動ローラ9により支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ9を駆動させることにより中間転写ベルト8は矢印A方向に略同速度で回転移動する。また、中間転写ベルト8の内側には、感光ドラム1に対向して、中間転写ベルト8に当接する一次転写ローラ6が夫々配置されている。一次転写ローラ6によって、感光ドラム1に形成された各色トナー像が順次中間転写ベルト8上に転写されることで、カラー画像が形成される。
給紙カセット13から例えば紙である記録材Pを給紙する際には、図示しないステッピングモータ(以下、給紙モータとも称する)によりピックアップローラ14を駆動させる。ピックアップローラ14は、給紙センサ61により給紙カセット13内に記録材Pが積載されていることが検知されている状態で駆動される。これに伴い底板が上昇し、給紙カセット13内に積載された記録材Pを押し上げる。押し上げられた記録材Pの最も上の一枚が、ピックアップローラ14と当接し、ピックアップローラ14の回転により、記録材Pが給紙される。給紙された記録材Pが搬送ローラ15によりレジストローラ16まで搬送され、レジセンサにより記録材Pの先端が検知される。そして、記録材Pは、中間転写ベルト8上に転写されたトナー像の移動に合わせて、二次転写部に搬送される。
各感光ドラム1に形成されたトナー像が夫々転写され、中間転写ベルト8上に形成されたカラー画像は、二次転写位置である二次転写ローラ11と中間転写ベルト8からなる二次転写部まで移動される。二次転写ローラ11に二次転写バイアスを印加することで、中間転写ベルト8上のカラー画像が記録材P上に二次転写される。中間転写ベルト8上に残ったトナーは、クリーニングブレード21、廃トナー容器からなるクリーニングユニットによりクリーニングされる。
例えば定着フィルムである加熱部材19と、例えば加圧ローラである加圧部材18からなる定着部17は、記録材P上に二次転写されたカラー画像に熱及び圧力を加えて、トナー像を記録材Pに定着させる。定着部17でトナー像が定着された記録材Pは、排紙ローラ20により排紙トレイに排紙される。
以上で片面印刷は完了となるが、両面印刷を行う場合は、定着部17で定着された記録材Pは搬送切り替え手段であるフラッパ31によって両面反転ローラ32に搬送される。両面反転ローラ32は、記録材Pが定着部17を通過した後の所定タイミングで逆回転し、記録材Pを両面搬送路に搬送する。両面搬送路において、記録材Pは両面搬送ローラ33、34、再給紙ローラ35により搬送される。記録材Pが再給紙センサ60を通過し再給紙ローラ35に搬送されると、記録材Pは再びレジストローラ16に搬送され、裏面にも画像形成が行われる。両面に画像形成が行われた記録材Pは、排紙ローラ20により排紙トレイに排紙される。
エンジン制御部300は、画像形成装置100の制御を行うためのCPUや電気回路が制御基板上に搭載されているエンジン制御部300には、以下で説明する検知装置としてのカラーセンサ200の当接離間を制御する当接離間制御部301も搭載されている。
さらに、エンジン制御部300は、カラーセンサ200、カラーセンサ200を当接離間するための駆動源であるDCモータ201、カラーセンサ200の当接離間状態を検知する当接離間センサ205なども制御している。また、エンジン制御部300は、記録材Pを給紙搬送するための駆動源である給紙モータ、記録材Pを両面搬送路に搬送するための駆動源である両面搬送モータ、プロセスカートリッジ5を駆動するための駆動源の制御や、画像形成に関する制御などを行う。
次に、検知装置であるカラーセンサ200による検知用画像であるトナーパッチを測色する方法について説明する。エンジン制御部300は、不図示の画像コントローラから画質調整を実行する指示を受けると、記録材Pに図8に示すような検知用画像であるトナーパッチTの形成を行う。トナーパッチTは、各色について、濃度が異なる複数のパターンの画像を、記録材Pの搬送方向と直交するする幅方向中央部に、搬送方向に沿って一列に形成したものである。
トナーパッチTが形成された記録材Pは、定着部17により定着され、両面反転ローラ32により反転され、両面搬送路を搬送される。検知装置としてのカラーセンサ200は、両面搬送路に沿って配置されており、両面搬送路を搬送されている記録材Pに形成されたトナーパッチTを測色する。なお、測色方法としては、回折格子を用いる分光方式でもよいし、RGBフィルタを用いる方式でもよい。測色された記録材Pは、排紙ローラ20まで搬送され、排紙トレイに排紙される。カラーセンサ200で検知した検知結果に応じて、画像コントローラは色補正用のデータを作成し、画像データの補正を行う。また、カラーセンサ200で検知した検知結果に応じて、エンジン制御部300は、画像形成手段による画像形成条件の制御を行う。なお、ここでは一例としてトナーパッチTの色味を測色して色味を補正する方法について説明したが、トナーパッチTの濃度を検知して濃度補正を行ったり、トナーパッチTの位置を検知して位置補正を行ったりするキャリブレーションを行ってもよい。また、濃度補正や位置補正は、中間転写ベルト8の近傍に配置された不図示のセンサにより、中間転写ベルト上に形成されたパッチを検知することで実行してもよい。また、トナーパッチTを検知する場合はトナーパッチTが被検知材となるし、記録材Pを検知する場合は、記録材Pが被検知材ともなる。また、トナーパッチTが形成された記録材Pを合わせて被検知材としてもよい。
[カラーセンサ200の説明]
図2は、カラーセンサ200の概略構成図である。図2(a)において、駆動手段としての当接離間モータ201は、減速ギヤ202及び偏芯カム203a、203bを介して可動板206を駆動する。可動板206は、図2(a)における図面手前方向と奥方向に往復運動するように構成されている。また、可動板206は押しバネ210a〜dによって図面奥方向に付勢されている。
偏芯カム203a、203bと同軸上にはセンサフラグ204が配置されており、当接離間センサ205によりセンサフラグ204を検知することで、偏芯カム203a、203bの回転位置を検知できる。ここでは、センサフラグ204は小フラグ204aと大フラグ204bを有する構成となっている。小フラグ204aより大フラグ204bの方が、幅が広い構成となっている。この2つのフラグの役割については、後に詳しく説明する。なお、ここでは一例として偏芯カムが2つある構成を説明したが、これに限られるものではなく、偏芯カムは複数でも1つでもよい。
カラーセンサ200の内部構成は、図2(b)に例示するように、記録材Pからの拡散反射光を分光する回折格子115を有し、回折格子115によって分光された光を受光素子112で受光する構成となっている。光源111からの光路中には、光源111からの照射光を記録材Pに集光するレンズを備えた導光部材113が配置されている。また、記録材Pから回折格子115に至る光路中には、反射光を回折格子115に集光するレンズを備えた導光部材114と、スリット116が配置されている。回折格子115により分光された光は、受光素子112により受光される。なお、カラーセンサ200の構成は、図示の構成に限定されるものではなく、分光手段としての回折格子115ではなくRGBフィルタなどを有する構成であってもよい。
[制御ブロック図の説明]
図3は、画像形成装置100における制御ブロック図を示している。なお、ここでは一例としてエンジン制御部300内の当接離間制御部301によるモータやセンサなどの制御を説明するが、モータの制御などを専用のASICやマイコンを用いて行うことも可能である。
当接離間制御部301は、制御ロジック部310を備えており、制御ロジック部310からの指示に基づいて出力部313は当接離間モータ駆動回路350に当接離間モータ駆動信号を出力する。当接離間モータ駆動回路350は、受信した当接離間モータ駆動信号に応じて、当接離間モータ201の駆動を制御する。
当接離間センサ205により、センサフラグ204を検知した結果は、インターフェース回路である当接離間検知回路351を介して、当接離間センサ信号として、入力部314に入力される。制御ロジック部310は、入力部314からの信号に基づき、センサフラグ204の回転位置を検知することができる。センサフラグ204の回転位置は、当接離間センサ信号の“H”、“L”論理の変化により検知する。計時部311は論理信号が検知されている時間をカウントし、レジスタ部312は計時部311によりカウントされた時間を保持する。
通信部315は、制御ロジック部310からカラーセンサ200を制御する、またはカラーセンサ200により検知した結果を制御ロジック部310に送信するための通信を行う。通信部315からのシリアル通信信号により駆動指示を受けて、カラーセンサ駆動回路352はカラーセンサ200を駆動させる。
当接離間モータ201は、DCブラシモータであり電圧を印加することで回転駆動する。このモータは回転速度制御をしていないため、モータ回転速度はモータの負荷トルクに応じて変化する。モータの負荷トルクが大きいとモータ回転速度は遅くなり、モータの負荷トルクが小さいとモータ回転速度は速くなる。当接離間センサ205は光学式のフォトインタラプタである。当接離間センサ205は発光部と受光部からなり、発光部と受光部は対向するように配置されている。発光部と受光部との間に遮光部材としてのセンサフラグ204が通過することにより当接離間センサ信号の論理が変化する。当接離間センサ205が遮光状態の場合は当接離間センサ信号の論理は“H”となり、当接離間センサ205が透光状態の場合は当接離間センサ信号の論理は“L”となる。この論理の変化を上述の計時部311で検知している。
[カラーセンサ200の当接離間の説明]
図4は、カラーセンサ200の当接状態、又は離間状態を示した図である。図4(a)、(b)を用いて、カラーセンサ200の当接離間方法について説明する。図4(a)、(b)は、カラーセンサ200と搬送路Rの断面図である。この図において、可動板206は左右方向に可動する。
図4(a)は可動板206が図面左方向に位置しており、カラーセンサ200が記録材Pから離間する離間位置にある状態を示している。図4(b)は可動板206が図面右方向に位置しており、カラーセンサ200が記録材Pに当接する当接位置にある状態を示している。記録材P上には、トナーパッチTが形成されており、記録材Pは搬送路Rの図面上方向から下方向に搬送される。
カラーセンサ200は、トナーパッチTが形成された記録材Pが搬送されてくると、トナーパッチTを検知するために当接位置に移動する。そして、当接位置においてトナーパッチTを検知する。一方、トナーパッチTを検知しない場合は、記録材Pの搬送を妨げないように、カラーセンサ200は離間位置に移動する。なお、ここでは一例として記録材Pを搬送している状態でトナーパッチTを検知する方法について説明した。しかし、これに限られるものではなく、記録材Pを停止させた状態でトナーパッチTを検知する方法であってもよい。
[カラーセンサ200の当接離間動作の説明]
図5は、カラーセンサ200の当接離間動作を示すタイミングチャートである。図5を用いて、カラーセンサ200を当接離間させた場合におけるセンサフラグ204の回転位置と当接離間センサ205の検知結果とについて説明する。
まず、時間T0においてカラーセンサ200は離間位置にある状態とする。エンジン制御部300は、時間T0において当接離間モータ駆動信号をOFFからONに切り替える。当接離間モータ駆動信号がONとなると、当接離間モータ201は、停止状態(駆動速度0)から加速して、当接離間モータ201の負荷トルクに応じた所定の駆動速度となる。当接離間モータ201が駆動されると、押しバネ210により付勢された偏芯カム203が回転し、押しバネ210のバネ力により当接離間モータ201にかかる負荷トルクが変化する。
時間T1からT3にかけて、偏芯カム203は当接離間モータ201により駆動されることにより、偏芯カム203の回転半径が小さくなる。カラーセンサ200を離間位置にさせていた偏芯カム203の回転半径が小さくなることで、カラーセンサ200は離間位置から当接位置へと移動する。なお、離間位置から当接位置へ遷移する間は、カラーセンサ200の位置が不定となる不定状態(第1の不定状態)となる。カラーセンサ200が離間位置から当接位置に遷移する間は、押しバネ210のバネ力にアシストされて、当接離間モータ201の負荷トルクは小さくなる。当接離間モータ201の負荷トルクが小さくなると、当接離間モータ201の回転速度は速くなる。
偏芯カム203が回転していくと、偏芯カム203の回転にともない、センサフラグ204も回転する。カラーセンサ200が当接位置に近づいた時間T2からT3にかけて、センサフラグ204の小フラグ204aが当接離間センサ205を遮光状態とすると、センサ論理は“H”になる。この時間T2からT3までのセンサ論理が“H”である期間をΔTsとする。時間T3の後に、小フラグ204aが当接離間センサ205を通過して透光状態とすると、センサ論理は“L”になる。
時間T3において、カラーセンサ200が当接位置に移動すると、可動板206は押しバネ210のバネ力で両面搬送路Rに当接される。この場合は偏芯カム203にはバネ力は加わらず、当接離間モータ201の負荷トルクは一定になる。よって、時間T3からT4までは一定の不可トルクで偏芯カム203は回転される。
時間T4になると、カラーセンサ200は当接位置から離間位置への遷移を開始する。時間T4からT6にかけて、偏芯カム203は当接離間モータ201により駆動されることにより、偏芯カム203の回転半径が大きくなる。カラーセンサ200を当接位置にさせていた偏芯カム203の回転半径が大きくなることで、カラーセンサ200は当接位置から離間位置へと移動する。なお、当接位置から離間位置へ遷移する間は、カラーセンサ200の位置が不定となる不定状態(第2の不定状態)となる。
偏芯カム203は、押しバネ210のバネ力に抗してカラーセンサ200を離間位置へと遷移させるため、当接離間モータ201にかかる負荷トルクは徐々に大きくなる。当接離間モータ201の負荷トルクが大きくなると、当接離間モータ201の回転速度は遅くなる。
偏芯カム203が回転していくと、偏芯カム203の回転にともない、センサフラグ204も回転する。カラーセンサ200が離間位置に近づいた時間T5からT6にかけて、センサフラグ204の大フラグ204bが当接離間センサ205を遮光状態とすると、センサ論理は“H”になる。この時間T5からT6までのセンサ論理が“H”である期間をΔTlとする。時間T6の後に、大フラグ204bが当接離間センサ205を通過して透光状態とすると、センサ論理は“L”になる。こうして、偏芯カム203を1周させると、エンジン制御部300は時間T7において、エンジン制御部300は、当接離間モータ駆動信号をONからOFFに切り替える。
時間T2からT3であるΔTs期間においての当接離間モータ201の負荷トルクLsは、時間T5からT6であるΔTl期間においての当接離間モータ201の負荷トルクLlより小さい。よって、ΔTs期間における当接離間モータ201の回転速度Vsは、ΔTl期間における当接離間モータ201の回転速度Vlより速くなる。このような、各期間における当接離間モータ201の回転速度を鑑みて、当接離間モータ201の回転速度が速くなる、カラーセンサ200が離間状態から当接状態に遷移する期間において、小フラグ204aにより当接離間センサ205を遮光状態とする。さらに、当接離間モータ201の回転速度が遅くなる、カラーセンサ200が当接状態から離間状態に遷移する期間において、大フラグ204bにより当接離間センサ205を遮光状態とする。
このように、回転速度の速い期間に幅の狭いフラグを、回転速度の遅い期間に幅の広いフラグを、それぞれ対応させた構成とした。例えば押しバネ210や当接離間モータ201などの各部材のバラつきなどにより、当接離間モータ201にかかる負荷がばらついて回転速度が変化してしまう可能性がある。しかし、回転速度に多少ばらつきが出たとしても、当接離間センサ205におけるフラグの検知期間は、ΔTs<ΔTlという関係にすることができる。よって、当接離間モータ201の回転速度にばらつきがある構成であったとしても、ΔTsとΔTlを比較することにより、カラーセンサ200が当接状態にあるのか、離間状態にあるのかを精度よく検知することができる。
さらに、当接離間センサ205の論理が“H”から“L”に切り替わるタイミングと、カラーセンサ200が当接状態になる、又は離間状態になるという遷移のタイミングを合わせることができる。つまり、カラーセンサ200が離間状態から当接状態に切り替わったタイミングで“L”に切り替わる、又はカラーセンサ200が当接状態から離間状態に切り替わったタイミングで“L”に切り替わるように、フラグを構成することができる。これにより、例えば“L”に切り替わったタイミングで当接離間モータ201の駆動を停止することで、偏芯カム203の停止位置を精度よく制御することもできる。
[カラーセンサ200の当接離間位置検知のフローチャート]
図6は、カラーセンサ200の当接離間検知について示したフローチャートである。S601において、エンジン制御部300はカラーセンサ200の当接離間初期化シーケンスを開始する。S602において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を開始する。
S603において、エンジン制御部300は当接離間モータ201を駆動させながら、当接離間センサ205により検知される当接離間センサ信号を読み取り、当接離間センサ信号の立ち上がりエッジがあるか否かを判断する。立ち上がりエッジでないと判断するとS603の判断を繰り返し、立ち上がりエッジであると判断すると、S604に進む。S604において、エンジン制御部300は計時部311によるカウントを開始する。
S605において、エンジン制御部300は当接離間センサ信号の立ち下がりエッジがあるか否かを判断する。立ち下がりエッジでないと判断するとS605の判断を繰り返し、立ち下がりエッジであると判断すると、S606に進む。S606において、エンジン制御部300は計時部311によるカウントを停止する。S607において、エンジン制御部300は計時部311によるカウント結果をΔT1としてレジスタ部312に格納する。
S608において、エンジン制御部300は引き続き当接離間モータ201を駆動させながら、当接離間センサ205により検知される当接離間センサ信号を読み取り、当接離間センサ信号の立ち上がりエッジがあるか否かを判断する。立ち上がりエッジでないと判断するとS608の判断を繰り返し、立ち上がりエッジであると判断すると、S609に進む。S609において、エンジン制御部300は計時部311によるカウントを開始する。
S610において、エンジン制御部300は当接離間センサ信号の立ち下がりエッジがあるか否かを判断する。立ち下がりエッジでないと判断すると、S610の判断を繰り返し、立ち下がりエッジであると判断すると、S611に進む。S611において、エンジン制御部300は計時部311によるカウントを停止する。S612において、エンジン制御部300は計時部311によるカウント結果をΔT2としてレジスタ部312に格納する。S613において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を停止する。
S614において、エンジン制御部300はレジスタ部312に格納したΔT1とΔT2を比較し、ΔT1<ΔT2であるか否かを判断する。つまり、偏芯カム203を1回転させた場合における当接離間センサ205による検知結果であるΔT1とΔT2を比較する。ΔT1の方が短い場合はS615に進み、ΔT2の方が短い場合はS616に進む。S615において、エンジン制御部300はΔT1を検知した期間が小フラグに対応する期間であると判断し、ΔT1をΔTsと、ΔT2をΔTlと対応付けすることができる。ΔT2がΔTlに対応する期間であれば、S613において当接離間モータ201の駆動を停止した状態で、カラーセンサ200は離間状態となる。カラーセンサ200の初期化シーケンスにおいては、フラグの検知とカラーセンサ200を離間状態にすることで、初期化を完了したと判断することができる。
一方、S616において、エンジン制御部300はΔT2を検知した期間が小フラグに対応する期間であると判断し、ΔT1をΔTlと、ΔT2をΔTsと対応付けすることができる。ΔT1がΔTlに対応する期間であれば、S613において当接離間モータ201の駆動を停止した状態で、カラーセンサ200は当接状態となる。カラーセンサ200の初期化シーケンスにおいては、フラグの検知とカラーセンサ200を離間状態にすることで、初期化を完了したと判断することができる。
よって、S617において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を開始する。S618において、エンジン制御部300は当接離間センサ信号の立ち下がりエッジがあるか否かを判断する。立ち下がりエッジでないと判断すると、S618の判断を繰り返し、立ち下がりエッジであると判断すると、S619に進む。S619において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を停止する。このように、カラーセンサ200を離間状態にすることで、初期化を完了したと判断することができる。S620において、エンジン制御部300はカラーセンサ200の当接離間初期化シーケンスを終了する。
[カラーセンサ200のトナーパッチTの検知のフローチャート]
図7は、カラーセンサ200によるトナーパッチTの検知について示したフローチャートである。S701において、エンジン制御部300は図6で説明したカラーセンサ200の当接離間初期化シーケンスを行う。初期化シーケンスの後、S702において、エンジン制御部300はカラーセンサ200を当接状態にするために当接離間モータ201の駆動を開始する。S703において、エンジン制御部300は当接離間センサ信号の立ち下がりエッジがあるか否かを判断する。立ち下がりではないと判断するとS703の判断を繰り返し、立ち下がりエッジであると判断するとS704に進む。S704において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を停止する。
S705において、エンジン制御部300は記録材PにトナーパッチTを形成する。S706において、エンジン制御部300はトナーパッチTが形成された記録材Pがカラーセンサ200まで搬送されたか否かを判断する。記録材Pの搬送タイミングは、両面搬送路Rに備えらえた搬送センサを記録材Pが通過したタイミングを基に判断する。記録材Pがカラーセンサ200まで搬送されていないと判断するとS706の判断を繰り返し、記録材Pがカラーセンサ200まで搬送されていると判断するとS707に進む。
S707において、エンジン制御部300はカラーセンサ200にトナーパッチTの検知を行わせる。S708において、エンジン制御部300はカラーセンサ200をトナーパッチTが通過したか否かを判断する。カラーセンサ200を通過していないと判断するとS708の判断を繰り返し、カラーセンサ200を通過していると判断するとS709に進む。S709において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を開始する。S710において、エンジン制御部300は当接離間センサ信号の立ち下がりエッジがあるか否かを判断する。立ち下がりエッジでないと判断するとS710の判断を繰り返し、立ち下がりエッジであると判断すると、S711に進む。S711において、エンジン制御部300は当接離間モータ201の駆動を停止し、カラーセンサ200によるトナーパッチTの検知を終了する。
このように、当接離間モータ201の回転速度の速い期間に幅の狭いフラグを、回転速度の遅い期間に幅の広いフラグを、それぞれ対応させた構成とした。例えば押しバネ210や当接離間モータ201などの各部材のバラつきなどにより、当接離間モータ201にかかる負荷がばらついて回転速度が変化してしまう可能性がある。しかし、回転速度に多少ばらつきが出たとしても、当接離間センサ205におけるフラグの検知期間は、ΔTs<ΔTlという関係にすることができる。よって、エンコーダなどを用いない当接離間モータ201の回転速度にばらつきがある簡易な構成であったとしても、ΔTsとΔTlを比較することにより、カラーセンサ200が当接状態にあるのか、離間状態にあるのかを精度よく検知することができる。
なお、ここでは一例としてセンサフラグ204により当接離間センサ205を遮光状態とする期間に応じて、カラーセンサ200が当接状態であるか離間状態であるかを判断したが、これに限られるものではない。例えば、センサフラグ204の形状を逆にしてもよい。つまり、当接離間センサ205の論理が逆になり、センサフラグ204により当接離間センサ205を透光状態とする期間に応じて、カラーセンサ200が当接状態であるか離間状態であるかを判断することができる。この場合も、当接離間モータ201の回転速度の速い期間に幅の狭い第1の切欠きを、回転速度の遅い期間に幅の広い第2の切欠きを、それぞれ対応させた構成とする。回転速度に多少ばらつきが出たとしても、当接離間センサ205における切欠き(透光状態)の検知期間は、ΔTs<ΔTlという関係にすることができる。よって、当接離間モータ201の回転速度にばらつきがある構成であったとしても、ΔTsとΔTlを比較することにより、カラーセンサ200が当接状態にあるのか、離間状態にあるのかを精度よく検知することができる。
200 カラーセンサ
201 当接離間モータ
203 偏芯カム
204 センサフラグ
205 当接離間センサ

Claims (16)

  1. 被検知材を検知する検知装置であって、
    被検知材に対して光を発光する第1の発光手段と、
    前記被検知材からの反射光を受光する第1の受光手段と、
    前記被検知材に当接する当接位置、又は前記被検知材から離間する離間位置に検知装置の位置を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段を駆動する駆動手段と、
    前記離間位置から前記当接位置への第1の移動、及び前記当接位置から前記離間位置への第2の移動を検知する検知手段と、を備え、
    前記検知手段による前記第1の移動を検知する第1の期間は、前記第2の移動を検知する第2の期間より短いことを特徴とする検知装置。
  2. 前記離間位置から前記当接位置に移動する方向に向けて、検知装置を付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記駆動手段により前記第1の移動を行う場合における前記駆動手段にかかる第1の負荷は、前記第2の移動を行う場合における前記駆動手段にかかる第2の負荷より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の検知装置。
  4. 前記駆動手段は、前記第1の負荷がかかる場合は第1の速度で回転し、前記第2の負荷がかかる場合は前記第1の速度よりも遅い第2の速度で回転する、DCモータであることを特徴とする請求項3に記載の検知装置。
  5. 前記切り替え手段は、回転位置に応じて回転半径が異なる偏芯カムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検知装置。
  6. 前記検知手段は、光を発光する第2の発光手段と、前記第2の発光手段から発光される光を受光する第2の受光手段と、前記切り替え手段の回転に応じて回転し前記第2の発光手段から発光される光を遮光する、又は透光するフラグと、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検知装置。
  7. 前記フラグは、前記第1の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を遮光する第1のフラグと、前記第2の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を遮光する第2のフラグと、を備え、
    前記第1のフラグの幅は、前記第2のフラグの幅より狭いことを特徴とする請求項6に記載の検知装置。
  8. 前記離間位置から前記当接位置へ切り替わるタイミングは、前記第1のフラグが前記第2の発光手段から発光される光の遮光を終了するタイミングに対応し、前記当接位置から前記離間位置へ切り替わるタイミングは、前記第2のフラグが前記第2の発光手段から発光される光の遮光を終了するタイミングに対応することを特徴とする請求項7に記載の検知装置。
  9. 前記フラグは、前記第1の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を透光する第1の切欠きと、前記第2の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を透光する第2の切欠きと、を備え、
    前記第1の切欠きの幅は、前記第2の切欠きの幅より狭いことを特徴とする請求項6に記載の検知装置。
  10. 前記離間位置から前記当接位置へ切り替わるタイミングは、前記第1の切欠きが前記第2の発光手段から発光される光の透光を終了するタイミングに対応し、前記当接位置から前記離間位置へ切り替わるタイミングは、前記第2の切欠きが前記第2の発光手段から発光される光の透光を終了するタイミングに対応することを特徴とする請求項9に記載の検知装置。
  11. 前記検知手段の検知結果に応じて、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記切り替え手段を1回転させる間、前記駆動手段を駆動させた後に停止させ、前記切り替え手段を1回転させる間において、前記検知手段により前記第1の期間、及び前記第2の期間のいずれを先に検知したかを判断し、
    前記第1の期間を先に検知した場合は、前記駆動手段をそのまま停止させ、前記第2の期間を先に検知した場合は、前記第2の期間を再び検知するまで前記駆動手段を駆動させた後に停止させることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の検知装置。
  12. 前記制御手段は、前記検知装置が前記離間位置に移動したことを検知すると、前記駆動手段の駆動を停止させることを特徴とする請求項11に記載の検知装置。
  13. 被検知材を検知する検知装置であって、
    被検知材に対して光を発光する第1の発光手段と、
    前記被検知材からの反射光を受光する第1の受光手段と、
    前記被検知材に当接する当接位置、又は前記被検知材から離間する離間位置に検知装置の位置を切り替える切り替え手段と、
    前記離間位置から前記当接位置に移動する方向に向けて、検知装置を付勢する付勢手段と、
    光を発光する第2の発光手段と、
    前記第2の発光手段から発光される光を受光する第2の受光手段と、
    前記切り替え手段の回転に応じて回転し、前記第2の発光手段から発光される光を遮光する、又は透光するフラグと、を備え、
    前記フラグは、前記第1の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を遮光する第1のフラグと、前記第2の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を遮光する第2のフラグと、を有し、
    前記第1のフラグの幅は、前記第2のフラグの幅より狭いことを特徴とする検知装置。
  14. 被検知材を検知する検知装置であって、
    被検知材に対して光を発光する第1の発光手段と、
    前記被検知材からの反射光を受光する第1の受光手段と、
    前記被検知材に当接する当接位置、又は前記被検知材から離間する離間位置に検知装置の位置を切り替える切り替え手段と、
    前記離間位置から前記当接位置に移動する方向に向けて、検知装置を付勢する付勢手段と、
    光を発光する第2の発光手段と、
    前記第2の発光手段から発光される光を受光する第2の受光手段と、
    前記切り替え手段の回転に応じて回転し、前記第2の発光手段から発光される光を遮光する、又は透光するフラグと、を備え、
    前記フラグは、前記第1の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を透光する第1の切欠きと、前記第2の移動を行う場合に前記第2の発光手段から発光される光を透光する第2の切欠きと、を有し、
    前記第1の切欠きの幅は、前記第2の切欠きの幅より狭いことを特徴とする検知装置。
  15. 検知用の画像を記録材に形成する画像形成手段と、
    前記検知用の画像を検知する請求項1乃至14のいずれか1項に記載の検知装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  16. 検知用の画像を記録材に形成する画像形成手段と、
    前記検知用の画像を検知する検知装置と、
    前記検知装置による検知結果に応じて、前記画像形成手段による画像形成条件を制御する制御手段と、を備え、
    前記検知装置は、被検知材に対して光を発光する第1の発光手段と、前記被検知材からの反射光を受光する第1の受光手段と、前記被検知材に当接する当接位置、又は前記被検知材から離間する離間位置に検知装置の位置を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段を駆動する駆動手段と、前記離間位置から前記当接位置への第1の移動、及び前記当接位置から前記離間位置への第2の移動を検知する検知手段と、を有し、
    前記検知手段による前記第1の移動を検知する第1の期間は、前記第2の移動を検知する第2の期間より短いことを特徴とする画像形成装置。
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