JPH02249519A - 自走掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、自走掃除機、特に壁面とのコーナ部の掃除性
を改良した自走掃除機に関する。

［従来の技術］ 近年いわゆるホームオートメーション（ＨＡ）化が急速
に進み、家庭内の梯々の電化製品の自動化が図られてい
る。掃除機もその例外ではなく、ＣＰＵ及び種々のセン
サが組み込まれ、モータにより車輪を駆動し床面を自走
しつつ掃除を行う自走掃除機の研究開発が活発に行われ
ている。

従来の自走掃除機として、例えば特開昭６３−１８１７
２７号公報に記載のものが開示されている。

第３図は、上記公報に記載の自走掃除機の概略を示すも
のである。

図において、自走掃除機（１）は、走行車輪（２）を有
する台車（３）上に電動掃除手段（４）を乗せて自動走
行するものである。

ここで、電動掃除手段（４）はブロワ電動機（５）に駆
動されるブロワ（６）と、吸込みノズル（７）よりホー
ス（８）を介して吸い込んだ塵埃を収納する塵埃室（９
）とから構成されている。

そして、自動走行を制御するための接触センサ（１０）
は台車（３）の走行方向最先端部位置のボディ　（１１
）の外周壁に設けられている。

このように、従来の自走掃除機（１）は、接触センサ（
１０）がボディの外周部に設けられ、吸込みノズル（７
）がボディ（１１）の内側に存在するため壁面（１２）
から距離Ｘの範囲の塵埃吸込みが不可能であった。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の自走掃除機は、以上のような構成だったので、一
番塵埃のたまり易い壁面コーナ部の掃除ができずに残っ
てしまうという課題があった。

この発明は係る課題を解決するためになされたもので、
壁面コーナ部の掃除性能を向上した自走掃除機を提供す
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る自走掃除機は、吸込みノズルを備えた自
走式掃除機において、前記吸込みノズルを掃除機本体最
前部より突出させかつ移動可能に弾性支持し、この吸込
みノズルの後端部に対向した掃除機本体部位に接触セン
サを設けたことを特徴としている。

［作用］ この発明によれば、吸込みノズルが最先端部に位置し、
ボディの外表面部より突出しているので、壁面コーナ部
も掃除できるものとなる。

吸込みノズルは変位可能であるので、吸込みノズルの後
端部に位置する接触センサを、吸込みノズルが壁面等に
当接した後に押圧して、壁面等の障害物に当接したこと
を検知できる。また、吸込みノズルは、ホースを中心軸
として回動できるようにすることができ、この場合は右
前部の接触センサと、左前部の接触センサとを個別に押
圧することができる。

［実施例］ 次に第１図及び第２図に示すこの発明の一実施例に基づ
いて説明する。

第１図において、この発明による自走掃除機（１３）の
台車（３）上に載置された電動掃除手段（４）は、ブロ
ワ電動機（５）に駆動されるブロワ（６）によって、ホ
ース（８）を介して塵埃を塵埃室（９）に吸入するため
の吸込みノズル（１４）が設けられている。

この発明では特に、この吸込みノズル（１４）は走行方
向最先端位置に設けられ、ボディ（１１）の外周面より
も突出している。そしてホース（８）の中間部にはゴム
変位部（１５）が設けられている。従って、吸込みノズ
ル（１４）は変位可能であり、壁面に当接すると後退す
ることが可能である。また、吸込みノズル（１４）の右
側が何かに当接すると、ゴム変位部（１５）を支点とし
て時計方向に回動変位可能であり、左側が当接すると、
反時計方向の回動変位が可能である。

そこでこの発明によれば、吸込みノズル（１４）の後端
側位置の台車（３）に右前接触センサ（１６）と左前接
触センサ（１７）を設け、吸込みノズル（１４）の当接
変位によって、両接触センサ（１６）、（１７）が接触
検知するようにしている。また、後部接触センサ（１８
）はボディ表面部に設けられている。

第２図は、この両接触センサ（１６）と（１７）及び吸
込みノズル（１４）との関係を説明するための裏面図で
ある。吸込みノズル（１４）は前面にゴム等の緩衝材（
１９）が設けられていると共に、その後端部が二個所に
おいて弾性体（２０）を介して台車（３）に支持され、
結局、ゴム変位部（１５）と二個所の弾性体（２０）と
の三点で弾性支持され、後退だけでなく回動等の任意の
変位ができるようになっている。

従って、走行中に、吸込みノズル（１４）の右端部（２
１）が何かに当接すると、吸込みノズル（１４）の右後
端部（２２）が右前接触センサ（１６）に当接して接触
検知し、吸込みノズル（１４）の左端部（２３）が壁面
等に当接すると、吸込みノズル（１４）の左後端部（２
４）が左前接触センサ（１７）に当接して接触検知し、
吸込みノズル（１４）の前面中央部または全面が物体に
当接すると、左右側接触センサ（１６）、（１７）が接
触検知することになる。

このようにこの発明によれば、吸込みノズル（１４）を
前端部に突出させて、かつ変位可能に支持し、吸込みノ
ズル（１４）の後端部で接触センサに当接して接触検知
するようにしたので、壁面コーナ部を効率良く掃除でき
る自走掃除機が得られる。

［発明の効果］ この発明は以上説明した通り、前端部に突出させて変位
可能に設けた吸込みノズルの後端部で接触センサを押圧
して接触検知せしめる構造により、壁面コーナ部等を有
効に掃除できると共に、前部接触センサ構造を簡単化で
きる自走掃除機を提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による自走掃除機の一部側
面断面図、 第２図は第１図の前部裏面図、 第３図は従来の自走掃除機の一部断面側面図である。 図において、（１）、（１３）は自走掃除機、（２）は
走行車輪、（３）は台車、（４）は電動掃除手段、（５
）はブロワ電動機、（６）はブロワ、（７）、（１４）
は吸込みノズル、（８）はホース、（９）は塵埃室、（
１０）は接触センサ、（１１）はボディ、（１２）は壁
面、（１５）はゴム変位部、（１６）は右前接触センサ
、（１７）は左前接触センサ、（１８）は後部接触セン
サ、（１９）は緩衝材、（２０）は弾性体、（２１）は
右端部、（２２）は右後端部、 部、（２４）は左後端部である。 なお、図中、同一符号は同一、 示す。 は左端 又は相当部分を 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （外２名） ｆ２采イ引Ｊの一４ｐ斯面便１面５］ 第３図 実オ１ミイｆ畑郭４すｊ（面［ワ 第２図 手続補正書（自発） １．事件の表示 ２、発明の名称 特願平 号 自走掃除機 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内部丁目２番３号名
　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者志岐守哉 ４、代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 第 図 １８：後部接触センサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吸込みノズルを備えた自走式掃除機において、前記吸込
   みノズルを掃除機本体最前部より突出させかつ移動可能
   に弾性支持し、この吸込みノズルの後端部に対向した掃
   除機本体部位に接触センサを設け、吸込みノズルの変位
   により接触センサを作動させることを特徴とする自走掃
   除機。