JPH0224852Y2 - - Google Patents

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JPH0224852Y2
JPH0224852Y2 JP12699085U JP12699085U JPH0224852Y2 JP H0224852 Y2 JPH0224852 Y2 JP H0224852Y2 JP 12699085 U JP12699085 U JP 12699085U JP 12699085 U JP12699085 U JP 12699085U JP H0224852 Y2 JPH0224852 Y2 JP H0224852Y2
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JP
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motorcycle
stand
front wheel
parking
guide holder
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特に多数の駐車ケージを循環移動さ
せる駐輪設備において、駐車ケージの駐車台上に
スタンドを立てた状態でオートバイを駐車させる
ためのオートバイ保持装置の改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 前述駐輪設備におけるオートバイ保持装置とし
ては、従来、第6図に示すようなものが知られて
いる。即ち、第6図において、1は駐車ケージ2
の駐車台で、オートバイAの進入方向(矢印X)
前方に複数の溝形前輪案内保持具3を固設されて
いる。4は前輪案内保持具3の左右両側に配設し
た1対の倒止め部材で、各々1本の棒材を彎曲形
成したものから成り、前後両脚下端を駐車台1に
固定し、全体に上方に立上り途中から進入方向後
方に張り出している。駐車に際し、利用者は前輪
A1を前輪案内保持具3の溝内に嵌入させて前進
させ、先端ストツパ部3aに当つたところでオー
トバイAを後方に引きながらスタンドA3を立て
る。このとき、オートバイAの重心はスタンドA
3付近にあり、後輪A2が駐車台1上に着地し、
前輪A1は前記溝内で若干浮き加減となつてい
る。従つて、特に駐車ケージ2が循環移動の旋回
時に揺れることがあり、このときオートバイA自
体も駐車台1の振動で上下、左右、前後に踊り、
スタンドA3位置が左右、前後に位置ずれし、前
輪A1部分で折れ曲つた姿勢になる。このように
スタンドA3が位置ずれすると、その隣の前輪案
内保持具3へのオートバイAの乗込みが困難にな
つたり、隣接するオートバイA同士が接触した
り、あるいはオートバイAの後部が駐車台1から
外にはみ出たりする恐れがある。
(問題点の解決手段) 本考案によるオートバイ保持装置は、前述前輪
案内保持具に付加してスタンド移動規制具を設け
るものであり、該スタンド移動規制具は前輪案内
保持具より進入方向後方に離間して駐車台上に配
設し、1個または進入方向に適宜離間して配列し
た複数個の凹所を形成し、前輪を前輪案内保持具
に嵌入させた状態でスタンドを前記凹所の1つに
嵌入させて立てるようにしたことを特徴とする。
(作用) 駐車に際し、利用者は前輪を前輪案内保持具の
溝内に嵌入させて前進させ、十分に押込んだとこ
ろでオートバイを後方に引きながらスタンドをス
タンド移動規制具の凹所の1つに嵌入させて立て
る。駐車ケージが揺揺れても、オートバイは重心
付近に位置するスタンドが前記凹所内に移動規制
され、正規の駐車位置および姿勢を保持される。
(実施例) 以下、図面の実施例に基づき詳述する。説明の
便宜上、第1図の右・左および第2図の矢印X
1,X2を「前」・「後」と呼称する。
10は本考案装置を採用した垂直循環式駐輪設
備で、建屋11内において上・下に配置した上部
スプロケツト(図示せず)と下部スプロケツト1
2間に無端鎖13を張設し、該無端鎖13に適宜
等ピツチで取着したT字形ブラケツト14先端に
各々前後方向の揺れをできる限り抑えるべく適宜
フリクシヨンをもたせて駐車ケージ15を枢着吊
持し、上部スプロケツトに連係した駆動源の駆動
により前記駐車ケージ15群を循環移動し、建屋
11地上部後壁に設けた入出庫口11aにおいて
オートバイAの出入を行うごとくしてある。
前記駐車ケージ15は左右方向に細長い水平の
駐車台16を有し、該駐車台16の上部四方側縁
のうち後部のみオートバイAの出入りのために開
放し、前部および左・右を固定フエンス17によ
り取囲んでいる。そして前記駐車台16の中央部
より前方にかけて以下の構成より成るオートバイ
保持装置18を左右等間隔に複数列並設してあ
る。
即ち、前記オートバイ保持装置18は、溝形の
前輪案内保持具19と、倒止め部材20と、スタ
ンド移動規制具21をもつて1組を構成してい
る。このうち前記前輪案内保持具19は横断面を
ほぼV字状に形成し底面を若干幅平坦としてあ
り、後端縁を駐車台16の中央部に固定し、これ
より前方(即ちオートバイAの進入方向矢印X
1)に向つて緩やかな上り傾斜路19aと水平路
19bを一連に形成し、該水平路19bの前端開
口上縁に棒材のストツパー19cを固設してあ
る。前記倒止め部材20は、前記前輪案内保持具
19の左右両側に1対配設し、各々1本の棒材を
彎曲形成したものから成り、前・後脚20a,2
0b下端は駐車台16前部に固定して垂直上方に
延び、途中から後方(矢印X2)に張り出し、後
端彎曲部20cで合流している。
また前記スタンド移動規制具21は、オートバ
イAの前輪A1が通過し得る太さの棒材を梯子状
に形成したものから成り、前輪案内保持具19の
若干後方において、左右離間し前後方向に平行に
延びるように駐車台16上に1対の縦棒材21
a,21bを固設し、該両縦棒材21a,21b
間に前後に適宜離間して左右方向に延びる4本の
横棒材21cを連結し駐車台16上面と縦棒材2
1a,21bおよび横棒材21cとの間でスタン
ドA3嵌入用の3個の矩形凹所S1,S2,S3
を形成してある。
次に作用につき説明する。
いま駐輪設備10は1つの駐車ケージ15の駐
車台16が入出庫口11aの地上床Gに面一の状
態で停止しているものとする。利用者は駐車台1
6上にオートバイAと共に乗り込み、前輪A1を
スタンド移動規制具21上を通過させ、さらに前
輪案内保持具19の上り傾斜路19a後端部V溝
に嵌め込み、上り傾斜路19aに沿つて押し上げ
る。そして前輪A1が水平路19bを前進し、ス
トツパー19cに衝接したところでオートバイA
の押込みを停止する。このとき、オートバイAの
スタンドA3は丁度スタンド移動規制具21の真
上に位置する。従つて、利用者はスタンドA3を
矩形凹所S1〜S3の1つ、例えば矩形凹所S2
に嵌入させるとともにオートバイA全体を後方に
引くことにより該スタンドA3を立てる(第2図
の状態)。
こうして、オートバイAはスタンドA3を矩形
凹所S2内に立てたことにより、スタンドA3の
左・右、前・後の移動を規制され、また前輪A1
は水平路19bのV溝に嵌入係合して振れ止めを
行われる。従つて、駐車ケージ15が循環移動中
に揺れても、オートバイAは位置ずれする恐れは
なく、たとえ異常に大きく揺れてもオートバイA
はその場で左右に傾くだけで倒止め部材20によ
り全体の倒れを阻止され、再度の揺れで元通りの
姿勢に復帰する。
勿論、オートバイAをオートバイ保持装置18
から取出す操作は前述駐車手順と全く逆である。
本考案は前述実施例以外に下記する変形もまた
可能である。
() 前述スタンド移動規制具21は第3,
4,5図のような構造としても実施可能であ
る。即ち、第3図に示すスタンド移動規制具1
21は、U字形棒材121aの左・右平行部間
に複数の横棒材121bを等間隔に連結したも
のから成る。第4図に示すスタンド移動規制具
221は、1枚の矩形板221aに複数の矩形
穴221bを削設したものから成り、前輪A1
の乗り上げを容易にするために矩形板221a
の前・後縁221a1,221a2を斜面に形成し
てある。また、第5図に示すスタンド移動規制
具321は、駐車台316自体に複数の矩形穴
321aを前後並列して削設し、駐車台316
の下面に矩形穴321aの底を形成するように
裏当板321bを張付けたものから成る。
() 前述倒止め部材20は、前輪案内保持具
19と一体に形成してもよい。
() 前述前輪案内保持具19は、オートバイ
Aの取出し容易を優先して上り傾斜路19aを
形成したが、全長に渉つて水平路に形成しても
よい。
() 本考案装置は垂直循環移動式の駐輪設備
に採用したが、他の移動式や平面駐車方式の駐
輪設備に採用しても強風対策に効果が有り有効
である。
() 前述スタンド移動規制具21の矩形凹所
S1〜S3は、オートバイAの車長の長短に対
応できるように複数としたが、該凹所は1個で
もよく、この場合はスタンドA3がこの凹所に
位置するようにオートバイAの押込みを調整す
る。また前記凹所S1〜S3は矩形でなくても
よく、スタンドA3が嵌入できる形状であれば
長円形や卵形等製作上都合のよい形状としてよ
い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によるオートバイ
保持装置は、オートバイの前輪を前輪案内保持具
の溝内に嵌入させた状態で、スタンドをスタンド
移動規制具の凹所に嵌入させて立てるようにした
ため、駐車台が揺れたり強風にさらされても、オ
ートバイのほぼ重心位置にあるスタンドはほとん
ど不動で位置ずれすることがなく、従つて隣接す
るオートバイ同士の接触損傷事故等も全くない
等、従来の前輪案内保持具に構成簡単且つ安価な
スタンド移動規制具の付加によりオートバイ用駐
輪設備における安全が確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は本考案装置を採用した垂直循環式駐輪設備
の入出庫口付近側面図、第2図は本考案装置にオ
ートバイを駐車した状態の斜視図、第3〜5図は
スタンド移動規制具の変更例の斜視図である。第
6図は従来のオートバイ保持装置にオートバイを
駐車した状態の斜視図である。 図中、16は駐車台、18はオートバイ保持装
置、19は前輪案内保持具、21はスタンド移動
規制具、Aはオートバイ、A1は前輪、A2は後
輪、A3はスタンドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駐車台上にオートバイの進入方向に沿つてオ
    ートバイの前輪を案内保持する前輪案内保持具
    を設けた駐輪設備において、前記前輪案内保持
    具より前記進入方向後方に離間して駐車台上に
    スタンド移動規制具を設け、該スタンド移動規
    制具は1個または前記進入方向に適宜離間して
    配列した複数個の凹所を形成し、前輪を前記前
    輪案内保持具に嵌入させた状態でスタンドを前
    記凹所の1つに嵌入させて立てるようにしたこ
    とを特徴とする、駐輪設備におけるオートバイ
    保持装置。 (2) 前記スタンド移動規制具は、前輪が通過し得
    る太さの棒材を梯子状に組合わせて形成した、
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の駐輪設備
    におけるオートバイ保持装置。
JP12699085U 1985-08-19 1985-08-19 Expired JPH0224852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12699085U JPH0224852Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12699085U JPH0224852Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6234060U JPS6234060U (ja) 1987-02-28
JPH0224852Y2 true JPH0224852Y2 (ja) 1990-07-09

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JP12699085U Expired JPH0224852Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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JPS6234060U (ja) 1987-02-28

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