JPH02248480A - 撥水性.防汚性を有する透明基材およびそれを装着した構造物 - Google Patents

撥水性.防汚性を有する透明基材およびそれを装着した構造物

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JPH02248480A
JPH02248480A JP1067588A JP6758889A JPH02248480A JP H02248480 A JPH02248480 A JP H02248480A JP 1067588 A JP1067588 A JP 1067588A JP 6758889 A JP6758889 A JP 6758889A JP H02248480 A JPH02248480 A JP H02248480A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、撥水性、防汚性にすぐれた透明基材に関する
ものであり、さらに、それを透視野部に装着した車輛、
船舶、航空機および建築物などの構造物に関するもので
ある。 【従来の技術] ガラスあるいは透明プラスチックなどの透明基材はその
表面への埃りの付着、油汚れ、さらに雨滴、大気中の温
度および湿度の影響による水分の凝縮などによって、透
明性、透視性が失なわれ、それらは人の目に直接触れる
ことがら、不快感を与えるとともに、透明基材の有する
機能を著るしく低下させることになる。また、透明基材
が開口部、透視野部などに用いられる場合、透明性、透
視性が失なわれることは、その本来の目的が達せられな
いということの他に、特に車輛、船舶、航空機などにお
いて重大事故を誘発する原因ともなり兼ねない。 特に、透明基材はその表面に付着した埃り、油汚れ、水
滴などを除去しようとする強い払拭は、逆に表面に微細
な傷をつけることにもなる。さらに、水分に伴われる異
物粒子によってかかる損傷を一層著るしいものとするこ
ともある。また1例えばガラスはその表面に水分が凝集
したり、水によって濡れた場合、これら水分中にガラス
成分が溶出し、アルカリ性となるため表面が容易に浸蝕
されて、いわゆる焼けを生ずるということはよく知られ
ていることである。その他、水分は透明基材の表面に付
着することによって有害な影響を与え、損傷、汚染、着
色、腐蝕などを促進させ、また電気的特性の変化、光沢
不良などを誘発することになる。 このような現状において透明基材に対する撥水性あるい
は防汚性の向上は強く求められているところである。し
たがって従来から、透明基材を撥水性にするため、例え
ばシリコン系ワックス、ポリシロキサンからなるシリコ
ン油や界面活性剤などを直接塗布する表面処理剤が提案
されている。然るに、これらは塗布に伴う前処理を必要
とするものが多く、且つ塗布時に発生する塗布ムラ、あ
るいは処理剤自身の基材への接着力が低いことによる長
期の耐久性、並びに撥水性と防汚性とを満足し得るには
至らず、しかも使用範囲が限定されていた。 また、本出願人は金属酸化物含有縮合体薄膜と含フツ素
シリコーン化合物の薄膜とを形成した防汚性−低反射性
ガラスまたはプラスチック(特開昭61−10043号
公報、特開昭61−215235号公報、特開昭61−
241143号公報)、および含フッ素シリコーン化合
物/シランカップリン剤組成物の塗膜を形成した防汚性
−低反射性プラスチック(特開昭61−247743号
公報)を提案している。而して、撥水性、防汚性を有す
る透明基体として、特に高い信頼性、安全性さらに耐久
性が重視される車輛用、船舶用、航空機用などに適応す
るには尚、特性は不充分である。 [発明の解決しようとする課題1 本発明は、上記の如き問題点に鑑みなされたものであり
、従来の撥水性、防汚性処理が施こされた透明基材の有
していた欠点を解消し得る組成物の研究、検討の過程に
おいて、多種類の透明基材に適応が可能であり、優れた
撥水性及び防汚性を発現する組成物を見い出し、しかも
透明基材に処理した透明基材は撥水性、防汚性を有する
透明基材として、その適応範囲は極めて広範に及ぶこと
が確認され、本発明を完成するに至ったものである。 したがって、本発明は撥水性、防汚性とを有し、耐擦傷
性、耐薬品性にも優れていて、且つその効果は半永久的
に持続する透明基材の提供を目的とし、さらに他の目的
は、その透明基材を透視野部に装着した車輛、船舶、航
空機、建築物などの構造物を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 即ち、本発明は透明基材上に下記式(A)または/およ
び(B)で表わされる化合物を必須成分として含有する
組成物の塗膜が形成されてなることを特徴とする撥水性
、防汚性を有する透明基材を提供するものである。 (但し、上記式に右いて、Rf’、Rf”はパーフルオ
ロ基含有の有機基、R14(1は水素または炭素数1か
ら6の有機基、a、bは独立に0または1〜2の整数で
あって0≦a+b≦2、c、dは独立に0または1〜2
の整数であってO≦cod≦2、Yは2価の有機基であ
ってa+C=Oの場合にはパーフルオロ基を含有する2
価の有機基、Xは加水分解可能な有機基を示す、) Rf”。 から6の有機基、eは1〜2の整数、gはOまたは1〜
2の整数であってO≦64g≦2、Xは加水分解可能な
有機基を示す、) また本発明は、上記の撥水性、防汚性を有する透明基材
を透視針部に装着してなる車輛、船舶、航空機および建
築物をも提供するものである。 本発明の透視基材において、被膜の形成に用いられる組
成物として前記式(A)または/および(B)で表わさ
れる化合物は撥水性、防汚性を発現するのに必須な成分
である。 式(A)化合物として具体的には、例えば(但し、上記
式において、Rf”はパーフルオロ基含有の有機基、R
3は水素または炭素数1XsSICJ<(CFx)ac
J4siXsf X、SiC,H,(CF、)、C,H45iX。 f X−3iCJ4CF (CFi)acFcz)14si
Xi1  占Fs   ’ Rcps X−1cJ4scJ4SiXm f XsSiCJ40CJ40CJ−3iXs盛 Rf が挙げられる。ここで上記例示において、RfはC,H
,CFl、 Cff1H,(CF、)、CF、、 Ca
H40COCFs等のパーフルオロ基含有の有機基、R
は置換または非置換(+)1価の炭化水素基、XはC1
,OCHm、0C1)Is等の加水分解可能な基、nは
l −16の整数を示す。 また(B)化合物として具体的には、例えばRfC□H
,SiX。 RfCJ4SiXn RfCsH4SIX (RfC,H4)!5iXI RfCONIC,)IaStXs RfCONHC*H4NHC−HaSIX−RfCON
l(C*H4NHCJaSiXiRfCOiN (CH
s)CJ4CONH(CH−)SiX−RfCmH40
CO(CHs)as(C)Is)ssiXmRfC,H
,0CONH(C1,)、SiXmRfCJJH(CH
a) JiXi が挙げられる。ここで、例示において、Rfは炭素数l
〜16のパーフルオロアルキル基、Xはct、ocua
、ocsns等の加水分解可能な基、mは1以上の整数
を示す。 組成物において式(^)または(B)で表わされる化合
物は、いずれか一方が含有されていることを必須とする
が1両化合物が含有されてもよいことは勿論であり、式
(A)または(B)で表わされる化合物間の割合は目的
に応じて任意にすることが可能である0式(A)または
/および(B)で表わされる化合物はそのままあるいは
部分加水分解を行って使用するが、加水分解にあたって
は、単に水を添加してもよ(、また塩酸、酢酸、燐酸、
硝酸、硫酸、スルホン酸等の酸性水溶液を添加してもよ
い。 組成物には、目的に応じて他の化合物、添加剤などが添
加される。これらの添加によって、この組成物の適用範
囲を拡大することができる。かかる他の化合物、添加剤
として、塗膜の耐久性、特性の持続性を高めるために好
適なものとしてシリコン化合物及びその部分加水分解生
成物が挙げられる。かかるシリコン化合物としては、メ
チルシリケート、エチルシリケート、n−プロピルシリ
ケート、l−プロピルシリケート、n−ブチルシリケー
ト、5ee−ブチルシリケートおよびt−ブチルシリケ
ートなどのテトラアルコキシシラン類、およびその加水
分解物さらにはメチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、メチルトリメトキシエトキシシラン、
メチルトリアセトキシシラン、メチルトリブトキシシラ
ン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメト
キシエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フ
ェニルトリエトキシシラン、フェニルトリアセトキシシ
ラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−ク
ロロプロピルトリエトキシシラン、γ−クロロプロピル
トリアセトキシシラン、  3,3.3− トリフロロ
プロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
、γ−フルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−フ
ルカプトプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
β−シアノエチルトリエトキシシラン、メチルトリフエ
ノキシシラン、クロロメチルトリメトキシシラン、クロ
ロメチルトリエトキシシラン、グリシドキシメチルトリ
メトキシシラン、グリシドキシメチルトリエトキシシラ
ン、α−グリシドキシエチルトリメトキシシラン、a−
グリシドキシエチルトリエトキシシラン、β−グリシド
キシエチルトリメトキシシラン、β−グリシドキシエチ
ルトリエトキシシラン、a−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、α−グリシドキシプロピルトリエトキ
シシラン、β−グリシドキシプロビルトリメトキシシラ
ン、β−グリシドキシプロビルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロビルトリエトキシシラン、γ−グリシドキ
シブロビルトリブロボキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロビルトリブトキシシラン、γ−グリシドキシプロビル
トリブトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリメ
トキシエトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリ
フエノキシシラン、α−グリシドキシブチルトリメトキ
シシラン、a−グリシドキシブチルトリエトキシシラン
、β−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、β−グ
リシドキシブチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキ
シブチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシブチル
トリエトキシシラン、δ−グリシドキシブチルトリメト
キシシラン、δ−グリシドキシブチルトリエトキシシラ
ン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメ
トキシシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メ
チルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン
、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
プロポキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)エチルトリブトキシシラン、β−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシエトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リフエノキシシラン、γ−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)プロピルトリメトキシシラン、γ−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)プロピルトリエトキシシラン
、・δ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルト
リメトキシシラン、δ−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)ブチルトリエトキシシランなどのトリアルコキシ
シラン、トリアジルオキシシランまたはトリフエノキシ
シラン類またはその加水分解物およびジメチルジメトキ
シシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、ジメチル
ジェトキシシラン、フェニルメチルジェトキシシラン、
γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、γ−クロ
ロプロピルメチルジェトキシシラン、ジメチルジアセト
キシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルメチルジ
ェトキシシラン、γ−フルカプトプロピルメチルジメト
キシシラン、γ−フルカプトプロピルメチルジェトキシ
シラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
γ−アミノプロピルメチルジェトキシシラン、メチルビ
ニルジメトキシシラン、メチルビニルジェトキシシラン
、グリシドキシメチルメチルジメトキシシラン、グリシ
ドキシメチルメチルジェトキシシラン、a−グリシドキ
シエチルメチルジメトキシシラン、a−グリシドキシエ
チルメチルジェトキシシラン、β=グリシドキシエチル
メチルジメトキシシラン、β−グリシドキシエチルメチ
ルジェトキシシラン、α−グリシドキシプロビルメチル
ジメトキシシラン、α−グリシドキシプロビルメチルジ
ェトキシシラン、β−グリシドキシブロピルメチルジメ
トキシシラン、β−グリシドキシプロビルメチルジェト
キシシラン、γ−グリシドキシプルビルメチルジメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジェトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジブロボキシ
シラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジブトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジメトキシエト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジフェノ
キシシラン、γ−グリシドキシプロビルエチルジメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロビルエチルジェトキシ
シラン、γ−グリシドキシブロビルエチルジブロボキシ
シラン、γ−グリシドキシプロビルビニルジメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロビルビニルジェトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロビルフエニルジメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロビルフエニルジエトキシシラ
ン、などジアルコキシシランまたはジアシルオキシシラ
ン等を例示し得る。 上記のシリコン化合物の他に、例えばシリカゾルあるい
は酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニ
ウムなどの超微粒子金属酸化物、さらにはエポキシ樹脂
、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の各種
樹脂の添加も可能である。また、組成物の塗膜形成性(
作業性)を高めるために界面活性剤の添加も有用である
。 組成物に添加される必須成分の他の上記の如きシリコー
ン化合物、シリカゲル、超微粒子金属酸化物、および各
種樹脂などの量は、必須成分100重量部に対して、シ
リコーン化合物は10〜40重量部、シリカゲルおよび
超微粒子金属酸化物は5〜20重量部、樹脂は0.5〜
5重量部で充分である。而して、かかる添加成分は1種
のみの添加で効果が認められるが、2種以上併用しても
よいことは勿論である。 組成物は透明基材に塗膜として形成させることから、必
須成分および他の化合物、添加剤などの添加成分とを有
機溶媒によって、溶解あるいは希釈して溶液状の形態に
調製する。この有機溶媒による液状物において含まれる
組成物の量は塗膜の形成性(作業性)、安定性、塗膜厚
さ、さらには経済性を考慮して決定されるが、0.1〜
30重量%であるのが好ましい、有機溶媒としてはアル
コール類、エステル類、エーテル類、ケトン類、ハロゲ
ン化炭化水素類、芳香族系溶剤類が上記条件を満足する
ものとして好適に使用し得る。而して、有機溶媒は1種
に限定されることなく、相溶性を有する2種以上を併用
することもできる。 透明基材はガラスおよびプラスチックであり、ガラスと
しては普通ガラス、強化ガラス、合わせガラス(但し、
合わせ用フィルムの軟化温度以下での塗膜形成を必要と
する。また、予め片面のみに塗膜の形成されたガラスを
用いて、塗膜の形成されない面にフィルムを合わせてな
る合わせガラスをも含む)、また、例えばガラス組成に
着色剤などを含む紫外線吸収ガラス、さらには表面処理
された熱線反射ガラス、鏡面ガラスなど、その種別を問
わない、プラスチックはその材質として、ポリメチルメ
タクリレート、ポリカーボネート、ポリ(ジエチレング
リコールビスアリルカーボネート)、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリウレタン、不飽和ポリエステルなど
が挙げられ、単板、積層板などを問わない。 また、透明基材の形状として平板に限定されることなく
、全面に、あるいは部分的に曲率な有するものなど目的
に応じた任意の形状であてよいことは勿論である。 透明基材上への組成物の塗膜の形成に際して基材表面の
特別な前処理は必要としないが、目的に応じて前処理を
行うことは何ら問題はなく、例えば希釈したフッ酸、塩
酸等による酸処理、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
水溶液等によるアルカリ処理、あるいはプラズマ照射等
による放電処理を行うことができる。 透明基材上への組成物の塗膜の形成は調製された組成物
を含む有機溶媒よりなる液状物を通常の塗布方法によっ
て透明基材表面に塗布、例えばはけ塗り、ロール塗り、
流し塗り、回転塗り、スプレー吹付け、浸漬などの各種
の方法によって行ない、塗布後は透明基材の耐熱性を考
慮して50〜500℃の温度で5分〜120分加熱して
硬化させる。形成される塗膜の厚さは組成物を含む液状
物の組成物濃度、塗布条件、加熱条件などによって適宜
制御し得て所望膜厚に応じて選定される0本発明に右い
て透明基材上に形成される塗膜は、組成物にフッ素を含
有することから屈折率が低く、これ故に低反射性も付与
される。かかる効果を期待する場合、塗膜の厚さを光学
的干渉が生じる厚さに制御することによって達成される
。特に防汚性、撥水性を発現するには理論的には塗膜の
厚さは単分子層以上あれば良く、これに経済的効果も加
味して2μ以下であるのが望ましい、また、組成物はフ
ッ素を含有することから、形成された塗膜の表面での摩
擦が低減され1.基材表面での耐擦傷性も著るしく向上
することが期待できる。 ここで、透明基材上の塗膜の形成は一表面に限定される
ことなく、両表面であってもよいことは勿論であり、か
かる塗膜の形成には例えば浸漬法の採用によって容易に
なし得る。 かくして得られる塗膜の形成された透明基材は、車輛、
船舶、航空機、建築物などの構造物の透視野部に通常の
方法によって容易に装着することかできる。而して、透
視野部とは、車輛などにおいて、例えば自動車のフロン
ト、リヤ、サイドなどであり、また建築物においては窓
、ドアー、ショーウィンド、さらにはカーテンウオール
における外壁などを含むものである。 かかる透明基材の装着された構造物において車輛、船舶
、航空機などは透明基材の有する撥水性によって表面に
付着する水滴ははじかれ、特に、運行に伴なって受ける
風圧の作用によって基材表面上を急速に移動し、水滴と
して留ることなく、例えばフロント部においてワイパー
などを使用することなく充分に視野が確保される。また
水滴が氷結するような環境下においても氷結することは
なく、仮りに氷結したとしても解凍は著るしく速い。 また、構造物において建築物、特に高層建築物の窓など
は埃り、水滴の付着により、美観上からも定期的な清拭
作業を必要としていて危険性を伴なうが、本発明の透明
基材を装着してなる建築物においては、透明基材の表面
は撥水性、防汚性を有することがら清拭作業回数を低減
し得て、しかも清拭は極めて容易になし得る。 以下に本発明を実施例により具体的に説明するが本発明
はこれらの実施例のみに限定されるものではない。 [実施例] 実施例において塗膜の形成された撥水性、防汚性を有す
る透明基材の評価方法は次の通りである。 ■ 防汚性効果の確認 ■−a ヘキサデカンの接触角を測定した。 ■−b 油汚れの清浄性として、指を表面に押しつけて
指紋を転写せしめ、これを 綿布で20往復拭き取りその後の外観を観察し、以下の
基準で評価した。 A、完全にきれいに油汚れが拭き取れる。 B、すこし油汚れが残る。 C6かなり油汚れが残る。 ■ 撥水性効果の確認 ■−a 水の接触角を測定した。 ■−b サンプル面から20c鵬の距離に保持したノズ
ルから上水を全面に約30分間スプレーした後、表面に
残存する水滴を 肉眼で観察し以下の評価基準で評価し た。 A、サンプル表面に全く水滴が残らない。 B、サンプル表面に少し水滴が残る。 C,サンプル表面にがなり水滴が残る。 D、サンプル表面で水が濡れ広がる。 ■ 耐久性の評価 湿彎90%、温度50℃の加速試験機にサンプルを入れ
、1ケ月放置した後、上記■防汚性および■撥水性効果
の確認と同様にそれぞれの効果の確認を行った。 実施例1 式(A)で表わされる化合物として下記式(A−1)化
合物19.0g、式(B)で表わされる化合物として下
記式(B−1)化合物5.0gおよび添加剤としてテト
ラメトキシシラン5.6gとを撹拌子がセットされた3
ツロフラスコに秤取し、さらに有機溶媒としてイソプロ
ピルアルコール600g、2−メチル−2−プロパツー
ル1400gを加えた0次にアルミニウムアセチルアセ
トナート2.2gを加えてよく攪拌した。これに1%H
CI水溶液6.7gを徐々に滴下した0滴下終了後25
℃に保温し7日間放置して組成物溶液を調製した。 (C1,0)SSiCsH,CaFtsCIH,5L(
OCH8)1   (A−1)CJl*CJ4Sl(O
CHs)s           (B−1)上記のよ
うにして得られた組成物溶液にあらかじめ洗浄したガラ
ス板(10c■X 10cm、厚さ5■@)を浸漬後、
6c霞/sinの速さで引き上げ、続いて加熱炉にて2
00℃、30分焼成して、塗膜の形成された透明基材を
得た。 この透明基材を前記の評価方法に従って評価し、その結
果を第1表に示す。 比較例1 実施例1にて用いたと同様のガラス板について塗膜を形
成することなく、無処理状態で評価を行った。その結果
を第1表に示す。 実施例2 実施例1における式(A−1)化合物に代えて下記式(
A−2)化合物16.4 gを用いた他は実施例1と同
様にして組成物溶液を調製し、これをガラス板に処理し
て塗膜の形成された透明基材を得た。この透明基材を評
価し、その結果を第1表に示す。 実施例3 実施例1における式(B−1)化合物に代えて下記式(
B−2)化合物4.9gを用いた他は実施例1と同様に
して組成物溶液を調製し、これをガラス板に処理して塗
膜の形成された透明基材を得た。この透明基材を評価し
、その結果を第1表に示す。 第1表 実施例4〜10、比較例2〜3 実施例1における式(A−1)化合物および式(B−1
)化合物の量を第2表の量とし、さらにその他の添加成
分を第2表に示す量添加して実施例1と同様にして組成
物溶液を調製した。さらに第2表に示すように式(A−
1)化合物あるいは式(B−1)化合物それぞれに、そ
の他の添加成分を添加して実施例1と同様にして組成物
溶液を調製した。 また、比較例として第2表に示すように添加成分のみの
組成物溶液を調製した。 これらの組成物溶液を用いて、実施例1と同様にしてガ
ラス板に処理して塗膜の形成された透明基材を得た。こ
の透明基材を評価し、その結果を第3表に示す。 第2表 X1=テトラメトキシシラン X2=γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランX
3=ジメチルジメトキシシラン X4=イソプロピルアルコール 分散コロイダルシリカ
: “オスカル1432”  (触媒化成社製)X5=
エポキシ樹脂: “EP827”(油化シェル社製)第
3表 実施例11 実施例1で得られた、塗膜の形成された透明基材を第4
表に示す薬品に24時間浸漬し、取り出して直ちに洗浄
した後、この透明基材を前記の評価方法に従って防汚性
■−b、1水性■−すを確認しその結果を第4表に示す
。 実施例12 実施例1で得られた。塗膜の形成された透明基材を、テ
ーパー摩耗試験機にかけ、第5表に示した回転数摩耗後
のヘーズ値変化と防汚性、撥水性を評価し、その結果を
第5表に示す。 第5表 第  4  表 実施例13〜15、比較例4〜6 実施例1における透明基材のガラス板に代えてポリメチ
ルメタクリレート板、ポリカーボネート板、ポリ(ジエ
チレングリコールビスアリルカーボネート)板(以下、
Cト39板と略す)を用い、組成物溶液に浸漬後の焼成
条件を80℃、30分とした他は実施例1と同様にして
塗膜の形成された透明基材を得た。 また、比較例として上記のポリメチレンメタクリレート
板、ポリカーボネート板、CR−39板について塗膜を
形成することな(無処理状態で評価を行った。その結果
を第6表に示す。 第6表 第7表 実施例16〜18 実施例1〜3において、ガラス板を予め2%−フッ酸水
溶液にて1分間前処理し、充分水洗した後、これを用い
た他は実施例1〜3と同様にして塗膜の形成された透明
基材を得た。 この透明基材を評価し、その結果を第7表に示す。 実施例19.比較例7 実施例1にて得られた塗膜の形成された透明基材および
比較例として実施例1で用いたと同様のガラス板につい
て塗膜を形成することなく無処理状態での表面摩擦係数
測定および下記の評価方法による耐擦傷性を評価した。 それらの結果を第8表に示す。 耐擦傷性の評価 表面をSW(ボンスター社製# 0000)で擦り、傷
の程度を肉眼で観察し、以下の評価基準で評価した。 A、全(傷が見られない。 B、少し傷が認められる。 C9かなり激しく傷が付く。 第  8  表 実施例20、比較例8 実施例13にて得られた塗膜の形成された透明基材およ
び比較例として、実施例13で用いたと同様のポリメチ
ルメタクリレート板について塗膜を形成することな(無
処理状態での表面摩擦係数測定および耐擦傷性を実施例
19と同様に評価した。それらの結果を第9表に示す。 第  9  表 実施例21 実施例1にて調製した組成物溶液を自動車用フロント強
化ガラスの表面に塗布し、実施例1と同様にして塗膜を
形成した。かくして得られた塗膜の形成されたフロント
強化ガラスを自動車のフロントに装着した。この自動車
を日中約4時間の走行テストを1週間行ない、日毎にフ
ロント表面への塵埃の付着状態、また雨天時においては
水滴の付着状態を肉眼で観察した。その結果、塵埃の付
着あるいは、水滴の付着による汚れ、水アカの発生は全
く認められず、希れにそれらの発生が認められても、テ
ィッシュペーパーで軽く拭うことによって容易に除去さ
れ、優れた防汚性、撥水性が認められた。 また雨天時においては表面の水滴は、はじかれ、走行に
よる風圧との相互作用によって速やかに移動してしまい
、ワイパーを使用することなく視界が確保された。 さらに、未処理のフロントガラスに付着している水滴が
氷結する、あるいは空気中の水分が凝縮してフロントガ
ラスに氷結するような環境下(0℃〜−5℃)での走行
テストにおいてフロントガラスでの氷結は全く認められ
なかった。次いで更に厳しい低温環境下(−1O℃〜−
15℃)においてはフロントガラスでの氷結も認められ
るが、その解凍が早く、未処理のフロントガラスに比し
著るしい差が認められた。 [発明の効果] 本発明の塗膜の形成された撥水性、防汚性を有する透明
基材は実施例にても明らかとされるように優れた効果が
認められる。即ち、■ 撥水性、防汚性に優れていて、
埃り、水滴の付着、あるいはそれによる例えば水アカの
発生などがなく、希れにそれらの発生があっても容易に
除去することができて、洗浄の簡略化が図れる。 ■ 撥水性、防汚性の効果は持続性に優れ、半永久的に
その状態を維持する。 ■ 耐薬品性にも優れていて、例えば海水が直接触れる
船舶の透視野部においても効果を発揮する。 ■ 広範囲の透明基材に対して特殊な前処理を施こすこ
となく、連続的に塗膜が形成され得て、経済的効果も極
めて高い。 ■ 被膜の形成された透明基材は、車輛、船舶、航空機
、さらには建築物の透視野部に容易に装着し得て、従来
の装着手法を採用し得る。 ■ 撥水性、防汚性に優れることから、例えば自動車の
フロント部へ装着することによって、ワイパーなどを必
要とすることな(、部の部品の装備を省略させる可能性
をも有している。 ■ また、例えば高層建築物、航空機などの透視野部の
外方からの危険な作業を伴なう、清拭化作業を回避、あ
るいはその回数を減らすことが可能となる。 以上のような効果は従来では使用不可能であった分野に
まで、その適用範囲を拡大するこ代理人女 曲 、”(
i5  夫

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基材上に下記式(A)または/および(B)
    で表わされる化合物を必須成分として含有する組成物の
    塗膜が形成されてなることを特徴とする撥水性、防汚性
    を有する透明基 材。 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (但し、上記式において、Rf^1、Rf^2はパーフ
    ルオロ基含有の有機基、R^1、R^2は水素または炭
    素数1から6の有機基、a、bは独立に0または1〜2
    の整数であって0≦a+b≦2、c、dは独立に0また
    は1〜2の整数であって0≦c+d≦2、Yは2価の有
    機基であってa+c=0の場合にはパーフルオロ基を含
    有する2価の有機基、Xは加水分解可能な有機基を示す
    。) ▲数式、化学式、表等があります▼(B) (但し、上記式において、Rf^2はパーフルオロ基含
    有の有機基、R^2は水素または炭素数1から6の有機
    基、eは1〜2の整数、gは0または1〜2の整数であ
    って0≦e+g≦2、Xは加水分解可能な有機基を示す
    。)
  2. (2)透明基材がガラスである請求項1記載の透明基材
  3. (3)透明基材がプラスチックである請求項1記載の透
    明基材。
  4. (4)請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明基材を
    透視野部に装着してなる車輛。
  5. (5)請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明基材を
    透視野部に装着してなる船舶。
  6. (6)請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明基材を
    透視野部に装着してなる航空機。
  7. (7)請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明基材を
    透視野部に装着してなる建築物。
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