JPH02248280A - 感熱印字インクリボンカセットにおける印字後ネガの消去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、感熱印字インクリボンカセットにおける印
字後ネガの消去装置に関するものである。

（従来の技術） 従来この種の装置として第５図ないし第９図に示すよう
なものが知られている。

図において、１は感熱インクリボンカセットであるイン
クリボンカセット、２．３はそれぞれインクリボンカセ
ットｌ内に回転可能に設けられた１対のリールである第
１のリール、第２のリールであり、４はこの第１のリー
ル２に一端側を巻回し、第２のリール３に他端側を巻回
した感熱インクリボンであるインクリボン、５．６はそ
れぞれ第１のリール２．第２のり−ル３に穿った軸穴、
７は第１のり−ル２の軸穴５部に穿った窓部で、この窓
部７からみて第１のリール２に巻回されているインクリ
ボン４の量が判るようになっている。８はインクリボン
カセット１に設けた四部で、この凹部８をインクリボン
４が通過し、第８図に示すように、インクリボンカセッ
ト１をブリンタ（不図示）に取り付けたとき、前記四部
８におけるインクリボン４の後方に後出の印字ヘッド９
が位置するようになっており、１０はプラテン１１にセ
ットされた印字対象である印刷用紙であり、印字時、イ
ンクリボン４の前方に印刷用紙１０、後方に印字ヘッド
９が位置するように構成されている。１２．ｉ２はプリ
ンタに設けた軸である。

上述のような構成なので、使用時、プリンタに設けた軸
１２．１２に第１のリール２．第２のリール３に穿った
軸穴５，６をそれぞれ係入することにより、インクリボ
ンカセットｌをセットし、第２のり−ル３が駆動される
と印字ヘッド９により、インクリボン４のインク膜４ａ
の一部が印刷用紙１０面に熱転写されて印字が行われる
。

第９図に示したように、インクリボン４の印字部が、ネ
ガ状である印字後ネガ！３となり、しかもネガ文字が鮮
明にインクリボン４而に残されたまま、全長にわたって
使用済となったインクリボンカセット１が使い捨てされ
るものであフた。

〔発明が解決しようとする課題〕 このように、従来のインクリボンカセットを使用後にそ
のまま捨てると、インクリボン４に残された印字後ネガ
１３により秘密情報が洩れてしまうおそわがあるという
問題があった。

この発明はこのような問題を解決するためになされたも
ので、前記印字後ネガを消去する装置を提供することを
目的としており、また、消去を容易にするため、印字ネ
ガ部を加熱する手段と、加熱した印字後ネガ部を消去す
る手段からなる消去装置を提供することを目的としてい
る。

〔課題を解決するための手段〕

このため、この発明における感熱印字インクリボンカセ
ットにおける印字ネガの消去装置は、インクリボンにで
きた印字後ネガの形状を消去できるように構成したもの
である。

そして、印字後ネガ部を加熱する手段と、該加熱した印
字後ネガ部を消去する手段とから構成してもよい。

〔作用〕

この発明においては、印字後ネガ消去装置を備えたこと
により、印字後ネガの形状が判読できない程度に消去さ
れる。

そして、消去装置を加熱手段と消去手段を設けると、迅
速に消去し易くなるように働く。

（実施例） 以下に、この発明の一実施例について図面に基いて説明
する。

第１図にこの発明の一実施例の感熱印字のインクリボン
カセットにおける印字後ネガの消去装置を示す一部切欠
背面図、第２図は同正面図２第３図は一部切欠背面図で
ある。

従来例第５図ないし第９図におけると、同一部分または
相当部分は同一符号で表わし、説明の重複をさける。

図において、１４はインクリボン４を加熱する手段であ
る加熱ローラ、１５は印字後ネガ１３の形状を消去する
ための手段である消去ローラ、１６は消去装置であり、
前記加熱ローラ１４と消去ローラ１５とからなり、この
一実施例では消去ローラ１５がゴムローラである場合に
ついて説明する。印字後ネガ１３を有したインクリボン
４が加熱ローラ１４．消去ローラ１５間を通過中、消去
ローラ１５により加熱された印字後ネガ１３部の形状が
判別できなくなるように消去される。この消去したイン
クリボン４が、第２のローラ３に巻回されたインクリボ
ンカセット１をそのまま捨てても、インクリボン４に印
字後ネガ１３として残された文字が消去されているので
、この文字による秘密情報のもれを防止できる。

（他の実施例） 上述の一実施例では、消去ローラ１５にゴムローラを用
いたが、第４図に示したように、紙ローラを用いてもよ
い。また、側面に点状、　ａＩｉｌ状の突起を突設した
消去ローラ（不図示）を用いてもよい。

さらに、消去ローラ１５の周速度をインクリボン４を介
して向き合った加熱ローラ１４の周速度よりも少し大き
くなるように回転可能に構成すると消去し易くなる。

そして、消去ローラ１５の側部に掻き落し片を設けるこ
とにより、付着したインクＩＩＱを除去するようにして
もよい。

しかして、上述の実施例では、加熱ローラ１４により加
熱した印字後ネガ１３を消去ローラ１５により消去した
が、加熱ローラ１４を用いることなく印字後ネガ１３の
表面をインクを用いた塗布手段（不図示）によりインク
を塗布して消去してもよい。

しかして、また図示されないが、一方のローラから他方
のローラに巻き戻すようにした粘着テープにより、イン
クリボン上のインク膜をはぎ取り、印字後ネガを消去し
たインクリボンだけを第２のり−ル３に巻取るようにし
てもよい。

〔発明の効果〕

この発明は上述のような構成であるので、以下に記載さ
れるような効果を奏する。

印字後ネガを消去する装置を設けたことにより、インク
リボンにできた印字後ネガの形状を判別できない程度に
消去でき、使用後カセットをそのまま捨てても秘密情報
のもれを防止できる。

そして、印字後ネガの消去装置を、印字後、印字後ネガ
を加熱する手段と、加熱した印字後ネガの消去手段から
なるように構成すると消去を容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の感熱印字のインクリボン
カセットにおける印字後ネガの消去装置を示す一部切欠
平面図、第２図は同正面図、第３図は同一・部切欠背面
図、第４図は他の実施例の感熱印字リボンのインクリボ
ンカセットにおける印字後ネガの消去装置を示す説明図
、第５図は従来装置を示す平面図、第６図は同正面図、
第７図は同一部切欠背面図、第８図は同感熱印字インク
リボンカセットをプリンタに取付時におけるプラテン、
インクリボン、印字ヘッドの関係位置を示す説明図、第
９図は同印字後のインクリボンの例を示す説明図である
。 １−−−−インクリボンカセット ４・・・−インクリボン ４ａ−−−−インク膜 １０・−一印刷用紙 １３−−−−一印字後ネガ １４−−−・−加熱ローラ １５−−−−−消去ローラ １６−−−−−消去装置 なお、各図中同一符号は同 分を示す。 部分または相当部 范　１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）インク膜が形成されたインクリボンを装填した感
   熱印字インクリボンカセットを用いて、印刷時、該イン
   ク膜の一部を印刷用紙に熱転写したことにより、インク
   リボンにできた印字後ネガの形状を消去できるように構
   成してなる感熱印字インクリボンカセットにおける印字
   後ネガの消去装置。
2. （２）前記印字後のネガ消去装置が、前記印字後ネガ部
   を加熱する手段と、該加熱された印字後ネガの形状を消
   去するための手段からなる請求項１記載の感熱印字イン
   クリボンカセットにおける印字後ネガの消去装置。