JPH0224809Y2 - - Google Patents

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JPH0224809Y2
JPH0224809Y2 JP13363383U JP13363383U JPH0224809Y2 JP H0224809 Y2 JPH0224809 Y2 JP H0224809Y2 JP 13363383 U JP13363383 U JP 13363383U JP 13363383 U JP13363383 U JP 13363383U JP H0224809 Y2 JPH0224809 Y2 JP H0224809Y2
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JP
Japan
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fixture
groove
ceiling
hole
turning
Prior art date
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JP13363383U
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JPS6041401U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内装の変更時には着脱が自在とな
る化粧板等の取付具に関するものである。
一般に組立物置や建設現場等の宿舎となる仮設
建物は、分解が可能なように組立られている。こ
の場合骨組みとなる床材や支柱および梁材等は、
相当の強度を必要とするため、ボルト締めやクサ
ビ材の打ち込み等をもつて結合するが、天井板や
内壁面となる化粧板等はその部材を支持するだけ
の強度で足りることになる。従つてこれらの板状
部材は、ネジ止めによると組付けや分解時に多く
の手間と時間を要するので、従来は両面テープ等
により取付けていた。しかし上記の板状部材が内
壁面となる化粧板等である場合には立面状態での
取付けになつて両面テープでも充分使用に耐える
が、天井板等は平面状態での吊下げ取付けとなる
ため、一定日数の経過後や夏場などの高温下で
は、テープの粘着力が劣化して天井板が自重によ
り落下するという危険な問題点があつた。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、平面
状態の吊下げとなる天井板でもワンタツチで容易
迅速に取付けができるうえ、いつたん取付けたの
ちは、素材の劣化がなく、長期的にしかも安定的
に現状の取付態様が堅持されて落下等の危険性を
解消でき、かつ分解時には90度の旋回操作により
簡単に結合の解除ができる化粧板等の取付具を提
供することにある。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
まず構成を説明すると、第3図から第5図に示
すように、この考案による取付具1は次のように
構成されている。すなわちこの取付具1は、全体
が平丸頭と、先端が細く基端が太いテーパー付軸
部とを一体化したボルト状に形成されている。そ
して平丸頭の中央には例えば硬化等の円周の一端
が挿入可能となる円弧状深さの一文字形による旋
回溝2が設けられている。またテーパー付軸部の
中央にはこの軸部を軸方向に2等分するようにス
リ割りした状態の振分け溝3が、前記の旋回溝2
に近い深さまで形成されている。従つてこのテー
パー付軸部は、上記の振分け溝3を中心にして左
右の軸部が径方向に弾性的な拡縮が可能となる。
次に、テーパー付軸部の先端部には上記振分け溝
3の方向と平行に、かつ先端のテーパー面4,4
が対称状に形成されている。さらに各テーパー面
4に続く軸上に切込溝5,5が該軸面と直角状に
形成されている。
なお第1図に示す天井板8の裏側に設置した金
属板であつて、通常該天井板8に接触する先端部
分は側面L字形に屈曲せられ、その中央部に第2
図に示すような長孔7を穿設するものである。上
記長孔7の短尺側幅は、前記取付具1の切込溝
5,5間の幅と同じに形成されている。また第1
図に示す8は、上記吊金具6の直下位置に平面状
に張設する天井板である。この天井板8の吊金具
6と当接する位置の面部には前記長孔7とほぼ同
心円状となる真円孔部9が貫設されている。上記
孔部9は、前記取付具1のテーパー付軸部が遊嵌
可能となる孔径により貫設されている。
次に作用を説明する。
上記の構成による取付具1をもつて例えば組立
家屋の天井部に天井板8を、平面状態に取付ける
場合は、あらかじめこの天井部から規定高さ位置
に吊金具6を垂設して置く、そしてこの各吊金具
6の下端平面部位置には第1図に示すように、天
井板8を、その各孔部9が上記吊金具6の長孔7
とほぼ同心状に合致させるようにして下方から当
接したのち、天井板8の孔部9から取付具1を、
上部長孔7の短尺側に各テーパー面4を摺接する
ようにして下方からの押上げ力により挿入する
と、上記取付具1のテーパー付軸部は、天井板8
を隔てて設けた金属板6の長孔7の短尺側孔縁に
摺接しながら、除々に軸幅を縮めることになる。
従つて取付具1を平丸頭の内側面が天井板8の下
面に当接するまで継続的に押上げると、それまで
軸幅を縮めていたテーパー付軸部は、その直後に
各切込溝5が、長孔7の短尺孔縁に到達して係合
するため、保有する弾発力により上記の切込溝
5,5を、長孔7の短尺孔縁に圧接状に結合する
ことができる。これにより吊金具6の下端平面部
に天井板8を容易迅速に取付けることができる。
上記により各吊金具6の位置に取付けた天井板
8は、取付具1における2分されたテーパー付軸
部のその側毎の水平方向に対する外側向けの弾発
力をもつて、各切込溝5,5による長孔7の孔縁
に対する弾発的な係合力が恒常的に維持されるた
め、素材の劣化もなく、長期的にしかも安定的に
現状の取付態様が堅持できるものである。
また上記の天井板8を取付けた組立家屋を解体
するため、或いは内装を変更する目的で、上記天
井板8を吊金具6の位置から取り外す場合は、取
付具1の平丸頭に設けられている旋回溝2内にド
ライバー或いは硬貨等を挿入したのち、これを90
度宛旋回すると、それまでは長孔7の短尺側孔縁
に係合していた取付具1の切込溝5,5が、上記
90度の旋回により、同じ長孔7の長尺側に到達す
る。この長孔7の長尺側は、取付具1のテーパー
付軸部よりも大径に形成されているため、上記の
旋回時点で吊金具6に対する天井板8の結合態様
を簡単に解除することができる。
なお上記の実施例では天井板8の取付け態様を
説明したが、この考案は、上記の実施例に限定す
ることなく、例えば壁部材の内側位置に内壁面と
なる化粧板等を立面状態に取付ける際も、上記の
実施例と同様に壁部材には長孔を、また化粧板等
には孔部を設けて置くことにより、上記の孔部か
らその位置毎の長孔に対する取付具1の挿入によ
り、容易迅速に化粧板等の張設が完了できるもの
である。
以上に説明したようにこの考案は、平丸頭に旋
回溝2を設け、テーパー付軸部の中央にはスリ割
り状の振分け溝3を形成するとともに、軸部の先
端両側にはテーパー面4,4を、またそれに続く
軸上には切込溝5,5を設けて取付具1を形成す
ることにより、平面状態の吊下げとなる天井板8
でもワンタツチで容易迅速に取付けができるう
え、いつたん取付けたのちは素材の劣化がなく、
長期的にしかも安定的に現状の取付状態が堅持で
きるため、取付け後における天井板8の落下事故
等による危険性を確実に解消でき、また分解時に
は90度の旋回操作により簡単に結合の解除ができ
ることから、板状部材の組付け分解および維持等
が円滑迅速にかつ安全にできて、組立家屋の技術
的な進歩とコスト低減に多大に貢献できる等多く
の実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はこの考案による取付具をもつて吊金具に天井板
を取付け状態を示す要部断面図、第2図は第1図
の吊金具に設けた長孔を示す詳細図、第3図はこ
の考案による取付具の平面図、第4図は同取付具
の縦断側面図、第5図は同取付具の底面図、第6
図は同取付具の正面図である。 1……取付具、2……旋回溝、3……振分け
溝、4……テーパー面、5……切込溝、6……吊
金具、7……長孔、8……天井板、9……孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回用の溝2を凹設した平丸頭の裏面中央に軸
    を設けて鋲形とした取付具1に、該軸の軸線方向
    に添う一個の溝3を形成すると共に、その溝3の
    先端にテーパー面4とその軸上に切込溝5とを、
    それぞれ形成してなる化粧板等の取付具。
JP13363383U 1983-08-31 1983-08-31 化粧板等の取付具 Granted JPS6041401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13363383U JPS6041401U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 化粧板等の取付具

Applications Claiming Priority (1)

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JP13363383U JPS6041401U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 化粧板等の取付具

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Publication Number Publication Date
JPS6041401U JPS6041401U (ja) 1985-03-23
JPH0224809Y2 true JPH0224809Y2 (ja) 1990-07-09

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ID=30301378

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JP13363383U Granted JPS6041401U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 化粧板等の取付具

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JP (1) JPS6041401U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6132131B2 (ja) * 2012-12-10 2017-05-24 清水建設株式会社 天井材脱落防止機構及びこれを備えた天井構造

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Publication number Publication date
JPS6041401U (ja) 1985-03-23

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