JPH0224808Y2 - - Google Patents
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- JPH0224808Y2 JPH0224808Y2 JP13238983U JP13238983U JPH0224808Y2 JP H0224808 Y2 JPH0224808 Y2 JP H0224808Y2 JP 13238983 U JP13238983 U JP 13238983U JP 13238983 U JP13238983 U JP 13238983U JP H0224808 Y2 JPH0224808 Y2 JP H0224808Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- locking
- fitting
- fireproof panel
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は金属製化粧パネルの裏面に耐火パネ
ルを接着剤で止着した壁用の複合耐火パネルにお
いて耐火パネルの止着を確実にするのに用いる係
止金具に関する。
ルを接着剤で止着した壁用の複合耐火パネルにお
いて耐火パネルの止着を確実にするのに用いる係
止金具に関する。
建物の壁面施工用の前記複合耐火パネルにおい
ては、耐火パネルとして従来10〜20mm程度の厚さ
の珪酸カルシウム板など薄手のものを用いていた
ので、耐火パネルの化粧パネルへの止着強度上耐
火パネルの自重は殆ど考慮する必要がなかつた。
ところが近年複合耐火パネルに高度な耐火性能が
要求されるようになつたので、耐火パネルの厚さ
従つてその自重が従来の数倍になり、接着のみで
は充分な止着強度が得られず、さらに接着剤は経
年劣化するため、止着強度をより大きくすること
が望ましい。そこで壁面施工時に耐火パネルの化
粧パネルへの止着強度を向上させる工法の研究が
種々なされているが、簡便で確実な方法はまだ提
案されていない。
ては、耐火パネルとして従来10〜20mm程度の厚さ
の珪酸カルシウム板など薄手のものを用いていた
ので、耐火パネルの化粧パネルへの止着強度上耐
火パネルの自重は殆ど考慮する必要がなかつた。
ところが近年複合耐火パネルに高度な耐火性能が
要求されるようになつたので、耐火パネルの厚さ
従つてその自重が従来の数倍になり、接着のみで
は充分な止着強度が得られず、さらに接着剤は経
年劣化するため、止着強度をより大きくすること
が望ましい。そこで壁面施工時に耐火パネルの化
粧パネルへの止着強度を向上させる工法の研究が
種々なされているが、簡便で確実な方法はまだ提
案されていない。
この考案は上記の点にかんがみなされたもの
で、壁面施工時に簡単に取付けられ耐火パネルの
化粧パネルへの止着をより確実にすることができ
る複合耐火パネル用係止金具を提供しようとする
ものであり、その要旨とするところは、主板部の
四周に折曲片部を連設した化粧パネルの裏面に耐
火パネルを接着した複合耐火パネルに用いられる
係止金具であつて、表面側が前記耐火パネルの裏
面に当接する金属板製の係止片の基端部付近に、
前記耐火パネルの側面と前記化粧パネルの折曲片
部との間隙に嵌合し湾曲面の頂部が前記耐火パネ
ルの側面に当接する金属板製の湾曲舌状片をそな
えた嵌着金具を、立設固着したことを特徴とする
複合耐火パネル用係止金具にある。
で、壁面施工時に簡単に取付けられ耐火パネルの
化粧パネルへの止着をより確実にすることができ
る複合耐火パネル用係止金具を提供しようとする
ものであり、その要旨とするところは、主板部の
四周に折曲片部を連設した化粧パネルの裏面に耐
火パネルを接着した複合耐火パネルに用いられる
係止金具であつて、表面側が前記耐火パネルの裏
面に当接する金属板製の係止片の基端部付近に、
前記耐火パネルの側面と前記化粧パネルの折曲片
部との間隙に嵌合し湾曲面の頂部が前記耐火パネ
ルの側面に当接する金属板製の湾曲舌状片をそな
えた嵌着金具を、立設固着したことを特徴とする
複合耐火パネル用係止金具にある。
以下第1図および第2図によりこの考案の第1
実施例を説明する。
実施例を説明する。
図中1はこの考案に係る係止金具で、ステンレ
ス板などの金属板をプレス加工し、平板状の係止
片2の基端部3寄りの表面2a側に湾曲舌状片4
を一体に立設して嵌着金具部5を形成させてあ
る。この複合耐火パネル6は、主板部7の四周に
折曲片部8をそなえた浅い箱状の金属板製の化粧
パネル9に、耐火パネル10を接着したものであ
る。この複合耐火パネル6は、L字状の取付金具
11を用いて折曲片部8を建物躯体に設けた下地
チヤンネル12に連結することにより、建物躯体
に固定されるようになつている。
ス板などの金属板をプレス加工し、平板状の係止
片2の基端部3寄りの表面2a側に湾曲舌状片4
を一体に立設して嵌着金具部5を形成させてあ
る。この複合耐火パネル6は、主板部7の四周に
折曲片部8をそなえた浅い箱状の金属板製の化粧
パネル9に、耐火パネル10を接着したものであ
る。この複合耐火パネル6は、L字状の取付金具
11を用いて折曲片部8を建物躯体に設けた下地
チヤンネル12に連結することにより、建物躯体
に固定されるようになつている。
上記構成の係止金具1を用いて建物の壁面の施
工をおこなうには、先ず下地チヤンネル12への
取付前に、複合耐火パネル6の四周に形成された
耐火パネル10の側面と折曲片部8との間の間隙
13に、係止金具1の嵌着金具部5を押込み、係
止片2の表面2aを耐火パネル10の裏面10a
に当接させる。これにより係止金具1は湾曲舌状
片4の弾性力等によつて複合耐火パネル6に装着
される。なお係止金具1は複合耐火パネル6の下
辺6aおよび左右各辺にそれぞれ1〜2個程度装
着すればよい。次に取付金具11と取付ボルト、
ビス等を用いる常法により複合耐火パネル6を下
地チヤンネル12に固定する。この状態におい
て、耐火パネル10は下辺6a部に取付けた係止
金具1の嵌着金具部5によつて支承され、化粧パ
ネル9にしつかりと止着される。さらに耐火パネ
ル10は各係止金具1の係止片2により化粧パネ
ル9へ一層確実に止着される。
工をおこなうには、先ず下地チヤンネル12への
取付前に、複合耐火パネル6の四周に形成された
耐火パネル10の側面と折曲片部8との間の間隙
13に、係止金具1の嵌着金具部5を押込み、係
止片2の表面2aを耐火パネル10の裏面10a
に当接させる。これにより係止金具1は湾曲舌状
片4の弾性力等によつて複合耐火パネル6に装着
される。なお係止金具1は複合耐火パネル6の下
辺6aおよび左右各辺にそれぞれ1〜2個程度装
着すればよい。次に取付金具11と取付ボルト、
ビス等を用いる常法により複合耐火パネル6を下
地チヤンネル12に固定する。この状態におい
て、耐火パネル10は下辺6a部に取付けた係止
金具1の嵌着金具部5によつて支承され、化粧パ
ネル9にしつかりと止着される。さらに耐火パネ
ル10は各係止金具1の係止片2により化粧パネ
ル9へ一層確実に止着される。
次に第3図および第4図に示すこの考案の第2
実施例においては、折曲片部8の深さより耐火パ
ネル10の厚さが小さいため、係止片2の先端部
21を折曲げてその先端で耐火パネル10を押圧
するようにした点、および嵌着金具22を湾曲舌
状片23と平板状の支片24とで構成し、これら
を係止片2の基端部3寄りの位置に溶接により固
着して係止金具25を形成した点が第1実施例と
は異なるが、第1実施例と同様な作用効果が得ら
れるものである。
実施例においては、折曲片部8の深さより耐火パ
ネル10の厚さが小さいため、係止片2の先端部
21を折曲げてその先端で耐火パネル10を押圧
するようにした点、および嵌着金具22を湾曲舌
状片23と平板状の支片24とで構成し、これら
を係止片2の基端部3寄りの位置に溶接により固
着して係止金具25を形成した点が第1実施例と
は異なるが、第1実施例と同様な作用効果が得ら
れるものである。
また第5図および第6図に示すこの考案の第3
実施例は、係止片2の基端部3に支片31を折曲
げにより一体に立設し、この支片31の先端部に
湾曲舌状片32を連設して嵌着金具33を形成し
た係止金具34を示す。この実施例は第1実施例
と同様な作用効果が得られるほか、係止金具34
はプレス加工により容易に製造できる利点を有す
る。
実施例は、係止片2の基端部3に支片31を折曲
げにより一体に立設し、この支片31の先端部に
湾曲舌状片32を連設して嵌着金具33を形成し
た係止金具34を示す。この実施例は第1実施例
と同様な作用効果が得られるほか、係止金具34
はプレス加工により容易に製造できる利点を有す
る。
次に第7図および第8図に示すこの考案の第4
実施例においては、折曲片部8の深さより耐火パ
ネル10の厚さが厚いため係止片2の一部を裏面
2b側に折曲げて、耐火パネル10の面取部41
に当接させるようにするとともに、係止片2の基
端部3を延長して第2係止片42を形成させてあ
る。なおこの第2係止片42も先端部を裏面側に
折曲げて隣りの複合耐火パネルの耐火パネル1
0′の面取部41に当接させるようにしてある。
実施例においては、折曲片部8の深さより耐火パ
ネル10の厚さが厚いため係止片2の一部を裏面
2b側に折曲げて、耐火パネル10の面取部41
に当接させるようにするとともに、係止片2の基
端部3を延長して第2係止片42を形成させてあ
る。なおこの第2係止片42も先端部を裏面側に
折曲げて隣りの複合耐火パネルの耐火パネル1
0′の面取部41に当接させるようにしてある。
すなわちこの実施例は、1個の係止金具43に
より隣り合う複合耐火パネル6,6′において、
耐火パネルと化粧パネルとの止着力を増すことが
でき、また施工の手間が少なくてすむものであ
り、特に左右に隣り合う複合耐火パネルに用いる
のに適している。壁面施工時には前記と同様に嵌
着金具部5の嵌込により係止金具43を複合耐火
パネル6の右辺44部に装着して、この複合耐火
パネル6を下地チヤンネル12に取付後、右隣り
の複合耐火パネル6′をそのまま下地チヤンネル
12に取付ければよい。耐火パネル10は係止片
2により、耐火パネル10′は第2係止片42に
よりそれぞれ化粧パネルに一層強く止着される。
より隣り合う複合耐火パネル6,6′において、
耐火パネルと化粧パネルとの止着力を増すことが
でき、また施工の手間が少なくてすむものであ
り、特に左右に隣り合う複合耐火パネルに用いる
のに適している。壁面施工時には前記と同様に嵌
着金具部5の嵌込により係止金具43を複合耐火
パネル6の右辺44部に装着して、この複合耐火
パネル6を下地チヤンネル12に取付後、右隣り
の複合耐火パネル6′をそのまま下地チヤンネル
12に取付ければよい。耐火パネル10は係止片
2により、耐火パネル10′は第2係止片42に
よりそれぞれ化粧パネルに一層強く止着される。
この考案は上記各実施例に限定されるものでは
なく、たとえば湾曲舌状片、係止片などの形状は
上記以外のものとしてもよい。
なく、たとえば湾曲舌状片、係止片などの形状は
上記以外のものとしてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、構造が
簡潔で複合耐火パネルへの取付が極めて簡単な係
止具により、耐火パネルと化粧パネルとの止着強
度をより大きくすることができる。
簡潔で複合耐火パネルへの取付が極めて簡単な係
止具により、耐火パネルと化粧パネルとの止着強
度をより大きくすることができる。
第1図はこの考案の第1実施例を示す係止金具
の斜視図、第2図は同じく取付状態を示す縦断面
図、第3図はこの考案の第2実施例を示す第1図
相当図、第4図は同じく第2図相当図、第5図は
この考案の第3実施例を示す第1図相当図、第6
図は同じく第2図相当図、第7図はこの考案の第
4実施例を示す第1図相当図、第8図は同じく取
付状態を示す水平断面図である。 1……係止金具、2……係止片、2a……表
面、3……基端部、4……湾曲舌状片、5……嵌
着金具部、6,6′……複合耐火パネル、7……
主板部、8……折曲片部、9……化粧パネル、1
0,10′……耐火パネル、10a……裏面、1
3……間隙、22……嵌着金具、23……湾曲舌
状片、24……支片、25……係止金具、31…
…支片、32……湾曲舌状片、33……嵌着金
具、34……係止金具、42……第2係止片、4
3……係止金具。
の斜視図、第2図は同じく取付状態を示す縦断面
図、第3図はこの考案の第2実施例を示す第1図
相当図、第4図は同じく第2図相当図、第5図は
この考案の第3実施例を示す第1図相当図、第6
図は同じく第2図相当図、第7図はこの考案の第
4実施例を示す第1図相当図、第8図は同じく取
付状態を示す水平断面図である。 1……係止金具、2……係止片、2a……表
面、3……基端部、4……湾曲舌状片、5……嵌
着金具部、6,6′……複合耐火パネル、7……
主板部、8……折曲片部、9……化粧パネル、1
0,10′……耐火パネル、10a……裏面、1
3……間隙、22……嵌着金具、23……湾曲舌
状片、24……支片、25……係止金具、31…
…支片、32……湾曲舌状片、33……嵌着金
具、34……係止金具、42……第2係止片、4
3……係止金具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 主板部の四周に折曲片部を連設した化粧パネ
ルの裏面に耐火パネルを接着した複合耐火パネ
ルに用いられる係止金具であつて、表面側が前
記耐火パネルの裏面に当接する金属板製の係止
片の基端部付近に、前記耐火パネルの側面と前
記化粧パネルの折曲片部との間隙に嵌合し湾曲
面の頂部が前記耐火パネルの側面に当接する金
属板製の湾曲舌状片をそなえた嵌着金具を、立
設固着したことを特徴とする複合耐火パネル用
係止金具。 2 係止片の基端部を延長して、表面が隣りの複
合耐火パネルの耐火パネルの裏面に対向する第
2係止片を形成してある実用新案登録請求の範
囲第1項記載の複合耐火パネル用係止金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13238983U JPS6040705U (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | 複合耐火パネル用係止金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13238983U JPS6040705U (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | 複合耐火パネル用係止金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6040705U JPS6040705U (ja) | 1985-03-22 |
JPH0224808Y2 true JPH0224808Y2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=30298975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13238983U Granted JPS6040705U (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | 複合耐火パネル用係止金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040705U (ja) |
-
1983
- 1983-08-27 JP JP13238983U patent/JPS6040705U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6040705U (ja) | 1985-03-22 |
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