JPH0224739Y2 - - Google Patents

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JPH0224739Y2
JPH0224739Y2 JP20229082U JP20229082U JPH0224739Y2 JP H0224739 Y2 JPH0224739 Y2 JP H0224739Y2 JP 20229082 U JP20229082 U JP 20229082U JP 20229082 U JP20229082 U JP 20229082U JP H0224739 Y2 JPH0224739 Y2 JP H0224739Y2
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JP
Japan
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locking
locking hole
bottom plate
basket
vertical members
Prior art date
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JP20229082U
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JPS59104702U (ja
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、簡易な篭手芸部材に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の篭手芸は、その材料として天然の籐材が
用いられており、この籐材を編むことにより行な
われていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、今日では天然の籐材を入手する
ことは極めて困難であり、入手できたとしても高
価であつた。しかも編むのに熟練を要し、子供は
勿論のこと大人であつても手軽に篭手芸を楽しむ
ことはできなかつた。
この考案の目的は、子供でも手軽に篭手芸を楽
しむことができる篭手芸部材を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の篭手芸部材は、円形あるいは四角形
の四角を丸く形成した平板から成り、その周縁に
沿つて連続して穿設された、縦材の下端部を係止
するための第1の係止孔を有しており、またこの
第1の係止孔の内側に穿設された、横材の末端部
を係止するための第2の係止孔を有する底板と、 軟質合成樹脂製の線材あるいは細長い薄板から
成つており、下端部に上記第1の係止孔に係止さ
れる突起を有する第1の係止部が設けられている
複数本の縦材と、 軟質合成樹脂製の線材あるいは細長い薄板から
成つており、末端部に上記第2の係止孔に係止さ
れる突起を有する第2の係止部が設けられてお
り、縦材間に編みつけられる横材と、 環状をなしており、内周に縦材を嵌着するため
の嵌合凹部を所定間隔にて有する保形部材と、 縦材の上端部を連結して係止するための上縁部
材と、 から構成されている。
〔作用〕
縦材を底板の第1の係止孔に底板の下方から挿
通する。底板の周縁に沿つて所定間隔で環状に起
立する縦材の外側から環状の保形部材をかぶせ、
この保形部材の内周に設けた嵌合凹部に前記縦材
を嵌着させて縦材を所望の形状に保持させる。
次に横材を底板の第2の係止孔に底板の下方か
ら挿通し、この横材で前記縦材に編んで巻きつけ
てゆく。少なくとも篭の底部を編み終わつたとこ
ろで、保形部材を取り外し、この篭の底部を表裏
に反転させる。引き続き横材を編みつけて行き、
上端部に来たところで横材の先端部を既に編んだ
少し手前の編目に差し込んで係止する。この上端
部には上縁部を嵌着する。これによつて篭が形成
される。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中1は、合成樹脂により円形に形成した平板
から成る底板である。この底板1は四角形の四角
を丸く形成した平板から成るものであつてもよ
い。
この底板1の周縁部には、後述する縦材3を挿
通しその下端部に設けられた第1の係止部3aを
係止するための第1の係止孔2が、前記周縁に沿
つて一定間隔で連続して穿設されている。又、底
板1の第1の係止孔2の内側には、横材7の末端
部に設けられた第2の係止部7aを係止するため
の第2の係止孔6が穿設されている。なお、治具
4は篭手芸の作業を容易にするためのものであつ
て、上面に突起4a,4aが設けられており、底
板1に穿設された嵌合孔5,5を前記突起4a,
4aに係合させることによつて、底板1を治具4
に固定することができる。
縦材3は、軟質合成樹脂製の線材あるいは細長
い薄板から成つており、その下端部には上記第1
の係止孔2に係止される突起を有する第1の係止
部3aが設けられている。
横材7は、軟質合成樹脂製の線材あるいは細長
い薄板から成つており、その末端部部には上記第
2の係止孔6に係止される突起を有する第2の係
止部7aが設けられている。
保形部材9は、縦材3を所定の位置に保持する
ためのものであり、円環状をなしており、内周に
は一定間隔で連続して縦材3を嵌着するための嵌
合凹部10が設けられている。この保形部材9は
二分割可能に形成されているが、一体形成したも
のであつてもよい。底板1が四角を丸くした四角
形のときには、四角を丸くした四角形の環状をな
す保形部材9を用いることになる。
上縁部材11は、断面略逆U字状の円環状をな
しており、縦材3の上端部を連結して係止するた
めのものである。
次に、この実施例による篭手芸の手順を説明す
る。
まず、底板1の嵌合孔5を治具4の突起4aに
嵌合させ、底板1を時計方向に回すことによつ
て、底板1が上方に外れないように治具4に固定
される。このとき、治具4の上面と底板1の下面
との間には〓間が形成されるようになつている。
この〓間から縦材3を底板1の第1の係止孔2に
順次挿通して立設させる。このとき、縦材3の下
端部に設けられた第1の係止部3aは、底板1の
下面に位置して、縦材3が第1の係止孔2から抜
け出ないようになつている。次に、縦材3を保形
部材9の嵌合凹部10に順次嵌着させ、縦材3の
形状を整える。次に横材7を底板1の上面側から
一方の第2の係止孔6aに挿通し、その先部をさ
らに底板1の下面側から他方の第2の係止孔6b
に挿通する。横材7の末端部に設けられた第2の
係止部7aが第2の係止孔6aに係合して、横材
7が第2の係止孔6aから抜け出ないようになつ
ている。この横材6を前記立設させた縦材3に編
んで巻き付けてゆく。横材7で、編んだ高さが下
方の保形部材9付近に至つたときに、保形部材9
を取り外し、底板1を治具4から外し、編んだ部
分Aを表裏に反転させる。この反転後の様子を示
したのが第2図であるが、この反転により縦材3
の下端部は篭の内側に位置し、篭底Bの部分は膨
出した美しい曲面形状を呈する。横材7をさらに
編みつけてゆき、目的とする位置まで達したとき
に、横材7の先端部を既に編んだ編目の〓間に差
し込むことによつて係止し、また縦材3の先端部
の残余部分を折り返して、端部止め処理をする。
しかる後に、上縁部材11を嵌合させて篭の上縁
部を形成する。
なお、第3図に示す如く、円形の平板から成る
底板1の周縁に湾曲した案内壁12を一体に起立
形成してもよい。これによれば、篭の下部の形成
が一層容易となり、また治具4が不要となる。
また、第4図及び第5図に示す如く縦材3及び
横材7の端部に嵌合突起Xを形成しておき、これ
とは別に両端部の厚さが縦材3又は横材7の略半
分であり、かつその両端部に前記嵌合突起Xと嵌
合する嵌合孔Yを形成した縦材延長部材3′又は
横材延長部材7′を用意しておけば、縦材3及び
横材7をそれぞれ長手方向に延長させることがで
き、これによつて背の高い篭や径の大きな篭を形
成することが可能となる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、容易に篭を編むことができ
るため、素人や子供でも篭手芸を楽しむことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の篭手芸部材の一実施例を示
す斜視図、第2図は篭を編む過程で篭の底部を反
転させた状態を示す一部切欠斜視図、第3図は底
板の変形例を示す斜視図、第4図aは縦材の延長
構造を示す斜視図、bは同上要部拡大断面図、第
5図は横材の延長構造を示す斜視図、第6図はこ
の考案の篭手芸部材により作成した篭の一部省略
正面図である。 1……底板、2……第1の係止孔、3……縦
材、3a……第1の係止部、4……治具、6……
第2の係止孔、7……横材、7a……第2の係止
部、9……保形部材、10……嵌合凹部、11…
…上縁部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 円形あるいは四角形の四角を丸く形成した平
    板から成り、その周縁に沿つて連続して穿設さ
    れた、縦材の下端部を係止するための第1の係
    止孔を有しており、またこの第1の係止孔の内
    側に穿設された、横材の末端部を係止するため
    の第2の係止孔を有する底板と、 軟質合成樹脂製の線材あるいは細長い薄板か
    ら成つており、下端部に上記第1の係止孔に係
    止される突起を有する第1の係止部が設けられ
    ている複数本の縦材と、 軟質合成樹脂製の線材あるいは細長い薄板か
    ら成つており、末端部に上記第2の係止孔に係
    止される突起を有する第2の係止部が設けられ
    ており、縦材間に編みつけられる横材と、 環状をなしており、内周に縦材を嵌着するた
    めの嵌合凹部を所定間隔にて有する保形部材
    と、 縦材の上端部を連結して係止するための上縁
    部材と、 から成ることを特徴とする篭手芸部材。 2 保形部材が少なくとも2分割可能である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の篭手芸部材。
JP20229082U 1982-12-28 1982-12-28 篭手芸部材 Granted JPS59104702U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20229082U JPS59104702U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 篭手芸部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20229082U JPS59104702U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 篭手芸部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104702U JPS59104702U (ja) 1984-07-14
JPH0224739Y2 true JPH0224739Y2 (ja) 1990-07-06

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Family Applications (1)

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JP20229082U Granted JPS59104702U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 篭手芸部材

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WO2016067315A1 (ja) * 2014-10-28 2016-05-06 株式会社オキ流通センター 収納籠
CN105666608B (zh) * 2016-01-28 2018-01-30 广西博白焕发工艺品有限公司 一种工艺品篮的编织方法

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JPS59104702U (ja) 1984-07-14

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