JPS6323196Y2 - - Google Patents

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JPS6323196Y2
JPS6323196Y2 JP1984026288U JP2628884U JPS6323196Y2 JP S6323196 Y2 JPS6323196 Y2 JP S6323196Y2 JP 1984026288 U JP1984026288 U JP 1984026288U JP 2628884 U JP2628884 U JP 2628884U JP S6323196 Y2 JPS6323196 Y2 JP S6323196Y2
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JP
Japan
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core material
bottom plate
case
divided
decorative
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JP1984026288U
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JPS60138798U (ja
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Priority to JP2628884U priority Critical patent/JPS60138798U/ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、神社や居酒屋などにおいて用いられ
る飾り菰樽等の装飾用樽の芯材で、詳しくは、底
板に脚部を連接してある軽量材料製の中空樽状の
ケースを、その中心部を通る仮想鉛直面に沿つて
複数の分割ケース部に分割してある装飾用樽の芯
材に関する。
従来の装飾用樽の芯材は、第17図で示すよう
に、ケース2の底面を形成する底板中央部に錘り
部材4を位置決め状態で載置し、このケース2に
対して菰等の外被体を体栽良く被覆するに際し
て、菰等の下端部を脚部1と底板の下面とで囲ま
れる扁平な凹入空間に押し込み、外側にはみ出さ
ないように縄等の紐状体で固縛していた。
この他、固縛作業に多くの手間と熟練を要する
問題があつた。
本考案は上記実状に鑑みて為されたものであつ
て、錘り部材の配置、並びに、底板の形状を工夫
することによつて、菰等の外被材の下端部の処理
が簡単に行えるようにし、固縛作業の能率を向上
できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
冒記した装飾用樽の芯材において、前記底板の中
心部に上下方向に貫通する貫通孔を形成し、前記
貫通孔のまわりの底板上面に姿勢安定用の錘り部
材を分散配置してある点にあり、かかる構成から
次の作用効果を奏する。
即ち、底板の中心部に貫通孔を形成し、錘り部
材を貫通孔のまわりに分散配置したので、菰等の
外被材の下端部を貫通孔からケース内に押し込む
ことによつて、簡単に体裁良く処理することがで
き、固縛作業の能率を向上させ得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図で示す装飾用樽の芯材を構成
するに、底板に円環状の脚部1を連設してある発
泡スチロール製の中空樽状のケース2を、その中
心部を通る仮想鉛直面で二分割し、これら両分割
ケース部2A,2Aの底板2a,2a上面で、前
記脚部1の連設相当箇所の左右両側部に夫々、分
割ケース部2A,2Aの分割面に対して直交する
姿勢の凹部3,3及び3,3を形成するととも
に、前記分割ケース部2A,2Aの相対向する凹
部3,3及び3,3に亘つて夫々、煉瓦やコンク
リート等の姿勢安定用錘り部材4,4を嵌合保持
させ、更に、前記分割ケース部2A,2Aの周壁
2b,2bの内周面で、その開口周縁から周方向
の適宜長さに亘つて、前記凹部3,3及び3,3
に亘つて嵌合保持された錘り部材4,4の上面に
近接位置して該錘り部材4,4の上方への抜出し
移動を阻止する水平又はほぼ水平姿勢の補強板
5,5及び5,5を連設し、もつて、前記姿勢安
定化のための錘り部材4,4を、前記両分割ケー
ス部2A,2Aの繋ぎ部材に兼用構成している。
前記分割ケース部2A,2Aの周壁2b,2b
及び天板2c,2cの各内面には夫々、格子状の
リブ6・・を突出形成するとともに、前記分割ケ
ース部2A,2Aの分割面巾方向中央部には
夫々、底板2a、周壁2b、天板2cの3面に亘
る状態で分割面に対して直交する上下方向姿勢の
アーチ状補強板7を連設している。
前記脚部1の外周面1aをその下端部ほど横外
側方に突出位置する彎曲面に形成し、かつ、前記
脚部1の内周面1aをその基端部ほど横内側方に
突出位置する彎曲面に形成するとともに、前記分
割ケース部2A,2Aの底板2a,2aの中央部
に上下方向の貫通孔8,8を形成している。
そして、上述の如く構成された分割ケース部2
A,2Aを左右一対の錘り部材4,4を介して接
合し、この芯材の外周面を第5図で示す如く菰な
どの外被材9で被覆したのち、これの所要箇所を
縄10等で固縛して装飾用樽を製作する。
この製作時において、ケース2に被覆させた外
被材9の寄せ合せ端部を、前記脚部1の内部空間
のみならず、前記の貫通孔8を通してケース2内
にも挿入することができる。それ故に、このよう
な外被材9の端部処理を迅速、容易に行なうこと
ができるのである。しかも、前記脚部1の外周面
1aが前記の彎曲面に形成されているから、この
脚部1の基端部に巻回される縄10等の不測の抜
け出しを確実に防止することができるのである。
次に、別実施例について列記する。
(イ) 第6図、第7図で示すように、前記分割ケー
ス部2Aの分割面巾方向の左右両側部に夫々、
分割面に対して直交する上下方向姿勢の補強板
11,11を、その下端が前記凹部3,3内に
嵌合保持された錘り部材4,4の上面に近接位
置する状態で連設して、この補強板11,11
を利用して前記錘り部材4,4の上方への抜出
しを接当阻止すべく構成する。
(ロ) 第8図で示すように、第1実施例(第1図乃
至第4図参照)で示す水平姿勢の補強板5を、
前記凹部3内に嵌合保持された錘り部材4上面
の全横巾に亘つて接当するように構成する。
(ハ) 第9図で示すように、前記凹部3の底面を底
板2aの上面と同一又はほぼ同一レベルに構成
する。
(ニ) 第10図で示すように、前記凹部3の底面を
底板2aの上部よりも上方位置に構成する。
(ホ) 第11図乃至第14図で夫々示すように、前
記凹部3の開口巾l1を錘り部材4の嵌合位置に
おける横巾l2よりも小に形成して、前記錘り部
材4の上方への抜出しを阻止すべく構成する。
(ヘ) 第15図で示すように、前記分割ケース部2
A,2Aの天板2c,2cの接合面に、分割面
に対して直交する方向から互いに嵌合自在な凹
凸部12a,12bを形成する。
(ト) 第16図で示すように、前記分割ケース部2
Aの天板2c及び周壁2bの接合面に、分割面
に対して直交する方向から互いに嵌合自在な凹
凸部12a,12b及び13a,13bを形成
する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る装飾用樽の芯
材の実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2図
は正面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第2図の−線断面図、第5図は装飾用
樽の完成状態を示す正面図である。第6図、第8
図乃至第16図は夫々別の実施例を示し、第6
図、第8図、乃至第14図は夫々正面図、第15
図、第16図は斜視図であり、第7図は第6図の
−線断面図である。第17図は従来構造を示
す斜視図である。 1……脚部、2……ケース、2A……分割ケー
ス部、2a……底板、6……リブ、8……貫通
孔、10……固縛用紐状体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底板2aに脚部1を連設してある軽量材料製
    の中空樽状のケース2を、その中心部を通る仮
    想鉛直面に沿つて複数の分割ケース部2A,2
    Aに分割してある装飾用樽の芯材であつて、前
    記底板2aの中央部に上下方向に貫通する貫通
    孔8を形成し、前記貫通孔8のまわりの底板2
    a上面に姿勢安定用の錘り部材4を分散配置し
    てあることを特徴とする装飾用樽の芯材。 2 前記錘り部材4は、前記脚部1の連設相当箇
    所上方又はその近くに位置させて分散配置され
    るものである実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の装飾用樽の芯材。 3 前記軽量材料は、発泡スチロールである実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    装飾用樽の芯材。 4 前記ケース2は、内周面にリブ6を備えたも
    のである実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    3項の何れかに記載の装飾用樽の芯材。
JP2628884U 1984-02-25 1984-02-25 装飾用樽の芯材 Granted JPS60138798U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2628884U JPS60138798U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 装飾用樽の芯材

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JP2628884U JPS60138798U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 装飾用樽の芯材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138798U JPS60138798U (ja) 1985-09-13
JPS6323196Y2 true JPS6323196Y2 (ja) 1988-06-24

Family

ID=30522153

Family Applications (1)

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JP2628884U Granted JPS60138798U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 装飾用樽の芯材

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542028Y2 (ja) * 1987-09-26 1993-10-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036299B2 (ja) * 1981-07-02 1985-08-20 タカラベルモント株式会社 イオン導入器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036299U (ja) * 1983-08-18 1985-03-13 株式会社 パックサプライセンタ− 飾樽用芯樽

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036299B2 (ja) * 1981-07-02 1985-08-20 タカラベルモント株式会社 イオン導入器

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Publication number Publication date
JPS60138798U (ja) 1985-09-13

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