JPS6040134Y2 - 海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具 - Google Patents

海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具

Info

Publication number
JPS6040134Y2
JPS6040134Y2 JP15680482U JP15680482U JPS6040134Y2 JP S6040134 Y2 JPS6040134 Y2 JP S6040134Y2 JP 15680482 U JP15680482 U JP 15680482U JP 15680482 U JP15680482 U JP 15680482U JP S6040134 Y2 JPS6040134 Y2 JP S6040134Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
rope locking
drying frame
locking
locking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15680482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5959863U (ja
Inventor
久雄 坂上
洋喜 古賀
治幸 中島
紀夫 渡辺
貞良 棚町
Original Assignee
九州積水工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 九州積水工業株式会社 filed Critical 九州積水工業株式会社
Priority to JP15680482U priority Critical patent/JPS6040134Y2/ja
Publication of JPS5959863U publication Critical patent/JPS5959863U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6040134Y2 publication Critical patent/JPS6040134Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Seaweed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、海苔網干出枠に取付使用するロープ係止具に
関するものである。
従来、海苔網を干出させるために竹や金属材をU字状に
曲げた干出枠を数本ロープで結びこの干出枠に海苔網を
吊り下げて作業していた。
この場合、この干出枠を上下左右それぞれ各2本のロー
プでもって結びながら干出装置を構築させていたが、ロ
ープを干出枠に結び付けると後の解体作業(枠体が破損
していた)がめんどうであると共に構築作業も複雑であ
るため、海苔網干出作業の一番の問題点となっていた。
本考案では、略U字状に形成しiコ干出枠の画先端部に
、□ロープを係止させるための係止具を装着させ、この
係止具に設けた係止溝及び係止穴にロープの途中を自在
に係止させるようにして海苔網干出枠を簡単に組立又は
解体できるようにしたロープ係止具を提供せんとするも
のである。
本案のロープ係止具は、ロープ導入口に連通してロープ
挿通溝とロープ係止穴とを交互に形成して成るロープ係
止溝の下方向に、海苔網干出枠の立上り杆を挿入させる
嵌合部を設け、前記ロープ係止溝より下方であって、上
記嵌合部の外側に吊り綱係止用突起を形成してことを特
徴とするものである。
以下に本考案の実施例を図面に基き詳説すると、ロープ
係止具1は筒状に形成され、途中に仕切壁2を設け、上
部にロープ係止溝3を、下部に干出用枠Aの立上り杆1
6を嵌合させる嵌合穴4及び吊り綱係止用突起13を設
けてなる。
ロープ係止溝3は、筒状体の上端周縁5の一部を切欠し
て導入口6′を設け、この導入口6の下方にロープ挿通
溝7を連通状に設け、このロープ挿通溝7の下方にロー
プ係止穴8を設け、更に、このロープ係止穴8の下方に
漸次巾を狭く形成したロープ挿通溝9を設け、このロー
プ挿通溝9の下方にロープ係止穴10を設け、このロー
プ係止穴10の下方に更に溝巾を狭くしたロープ挿通溝
11を設け、このロープ挿通溝11の下方にロープ表止
穴12を設けており、上記せる導入口6よりロープ表止
穴12までは連通状に形成されているものであって、ロ
ープの太さに自由に対応させるように構成させている。
そして、このロープ係止溝3と相対向する筒壁にもう一
つのロープ係止溝3を設けている。
一方、仕切壁2の下方には、嵌合部4を形成させ、干出
枠Aにおける立上り杆16の先端をこの嵌合部4内に挿
入して接着固定させるようにしており嵌合部4の内径は
、立上り杆16の太さに応じて適宜の大きさに形成でき
るものである。
そして、本考案においては、上記ロープ係止具1の下端
部に吊り綱係止用突起13を設け、この突起13に海苔
網21の吊り綱18を係止させる。
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案の
ロープ係止具は、本実施例にのみ制限されるものではな
く、第2図で示すように棒状体にロープ係止溝3を形成
させ、この棒状体の中央部に上記せるようなロープ導入
口6、ロープ挿通溝7、ロープ係止穴8・・・・・田−
プ嵌合穴12を連通状に形成させることも有効であり、
ロープ係止具の形状も丸形、角形、楕円形等、種々の形
状に形成でき、又上記せる吊り綱掛止用突起もロープ係
止具の全周又は半周にリング状に形成させることも有効
である。
以上、本考案の実施例について説明したが、次に本考案
のロープ係止具1を干出枠Aに取り付けて使用する一実
施の態様について説明する。
干出枠AはFRP管による水平杆15の両端にFRP管
による立上り杆16,16を上端側が外向き若干傾斜す
る状態に継手14.14を介して立設し、この立上り杆
16.16の先端を上記せるロープ係止具1の嵌合部4
内に挿入し、接着剤にて固着させる。
この時ロープ係止具1のロープ係止溝3,3は、水平杆
15に対して略直角方向に向けられており、吊り綱掛止
用突起13,13は水平杆15に対してそれぞれ外向に
設けられている。
このようにして一本の干出枠Aを形成させるものである
が、海苔養殖時にはこのような干出枠Aを複数本、所要
間隔を置いて海面に設置し、浮玉17.17にて所要深
さに沈めて使用する。
次に、上記のように形成した干出枠A、A。
A、・・・をロープ20,20でもって連結固定する一
実施の態様について第4図に基き説明する。
まず、干出枠A、 A、 Aの立上り杆16,16上方
に海苔網21を吊り上げるため、吊り綱18.18の先
に環状体19を固定し、この環状体19を立上り杆16
,16の上方より挿入させて干出枠A、 A、 A・・
・・・・の内側に海苔網21を張設させる。
次に、ロープ20及び20の両端を海上に固定させ、こ
のロープ20.20の途中を干出枠A、 A、 Aの上
方に取付けたロープ係止具1゜1の導入口6,6より押
し入れロープ係止溝3゜3内にロープ20及び20を係
止固定させる。
通常は干出用枠杆Aを数本陸上にてロープで固く結束し
ていたが、本考案のように両側に張讃したロープ20,
20の途中を干出枠Aの先端に設けたロープ係止具1に
係止させることによって、海上での組み立て作業ができ
るようになり、干出装置の組み立てが非常に簡素化され
るようになった。
又、このロープ係止具1には、上記の如く海苔網の吊り
綱18を係止自在にさせるための突起13を設けている
ため干出時には吊り綱18をこの突起13まで引き揚げ
るだけで簡単に海苔網21の干出ができるようになった
叙上せる如く、本考案のロープ係止具はロープの軸方向
にロープ係止穴とロープ挿通溝とより威るロープ係止溝
を設け、更に、このロープ係止溝の下方外方に海苔網の
耳網を吊り上げるための吊り綱係止用突起を設けて、海
苔網の干出を簡便に実施できるようにしているものであ
り、干出枠の組立及び解体の迅速化を実現させると同時
に、海苔網の干出作業の能率向上に著しい効果を奏させ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の干出枠に取付けるロープ係
止具の実施例を示した斜視一部断面図、第3図は干出枠
の一実施例を示した正面図、第4図は干出装置の組立の
一実施例を示した斜視図である。 1・・・・・・ロープ係止具、2・・・・・・仕切壁、
3,3・・・・・・ロープ係止溝、4・・・・・・嵌合
部、13・・・・・・吊り綱係止用突起、15・・・・
・・水平杆、16,16・・・・・・立上り杆、19・
・・・・・環状体、20・・・・・田−プ、A・・・・
・・干出枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロープ導入口に連通してロープ挿通溝とロープ係止穴と
    を交互に形成して戊るロープ係止溝の下方向に、海苔網
    干出枠の立上り杆を挿入させる嵌合部を設け、前記ロー
    プ係止溝より下方であって、上記嵌合部の外側に吊り綱
    係止用突起を形成したことを特徴とする海苔網干出枠に
    設けるロープ係止具。
JP15680482U 1982-10-16 1982-10-16 海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具 Expired JPS6040134Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15680482U JPS6040134Y2 (ja) 1982-10-16 1982-10-16 海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15680482U JPS6040134Y2 (ja) 1982-10-16 1982-10-16 海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5959863U JPS5959863U (ja) 1984-04-19
JPS6040134Y2 true JPS6040134Y2 (ja) 1985-12-02

Family

ID=30345886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15680482U Expired JPS6040134Y2 (ja) 1982-10-16 1982-10-16 海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6040134Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5959863U (ja) 1984-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6040134Y2 (ja) 海苔網干出枠に設けるロ−プ係止具
JP2593135B2 (ja) Pc杭
KR200359060Y1 (ko) 착탈식 쉐이드 텐트
GB2036234A (en) Rod connectors
KR890002596Y1 (ko) 야외용 천막의 지지장치
JPH0432938Y2 (ja)
JP3066382U (ja) 伸縮物干し竿
JPH0533633Y2 (ja)
JPS6315322Y2 (ja)
JPH0419173Y2 (ja)
JPH044792Y2 (ja)
JPH0229909Y2 (ja)
JPS5959864U (ja) 海苔網干出枠
JPS5830461Y2 (ja) てぐす
JPS5844735Y2 (ja) 鎖樋
JPS5846671Y2 (ja) 野外用シ−ト
KR200250978Y1 (ko) 조립식 풀장의 프레임 연결 조인트
JPH023747Y2 (ja)
JPH0534537Y2 (ja)
JPS6029877Y2 (ja) たこ壷
JPS601029Y2 (ja)
JPS5915289Y2 (ja) 鎖樋
JPH01101342U (ja)
JPS62191115U (ja)
KR980002561A (ko) 텐트용 조인트