JP2593135B2 - Pc杭 - Google Patents
Pc杭Info
- Publication number
- JP2593135B2 JP2593135B2 JP6095497A JP9549794A JP2593135B2 JP 2593135 B2 JP2593135 B2 JP 2593135B2 JP 6095497 A JP6095497 A JP 6095497A JP 9549794 A JP9549794 A JP 9549794A JP 2593135 B2 JP2593135 B2 JP 2593135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- main body
- groove
- collar
- pile main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の基礎として使
用するPC杭に関する。
用するPC杭に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建造物のPC基礎杭として、杭
の先端が硬質地盤にまで達せず、軟弱地盤の中に止まっ
ており、杭の支持力のほとんどが杭の周辺摩擦力に依存
する、いわゆる摩擦杭が知られている。すなわち、摩擦
杭は、PC杭の周辺摩擦力を高めるため、杭本体の円周
方向に所定の間隔をおいて、つば部が一体的に形成して
ある。
の先端が硬質地盤にまで達せず、軟弱地盤の中に止まっ
ており、杭の支持力のほとんどが杭の周辺摩擦力に依存
する、いわゆる摩擦杭が知られている。すなわち、摩擦
杭は、PC杭の周辺摩擦力を高めるため、杭本体の円周
方向に所定の間隔をおいて、つば部が一体的に形成して
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、摩擦杭は、つ
ば部を有しない通常の杭と比べて、突出したつば部の部
分だけ余分なスペースを取るため、多数の杭を現場に輸
送するのに不便であるという問題があった。
ば部を有しない通常の杭と比べて、突出したつば部の部
分だけ余分なスペースを取るため、多数の杭を現場に輸
送するのに不便であるという問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、輸送時にはPC杭
からつば部を取り外し、余分なスペースを取らないよう
にして、多数のPC杭の輸送を可能にすることにある。
からつば部を取り外し、余分なスペースを取らないよう
にして、多数のPC杭の輸送を可能にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、PC杭
本体の外周面に、所定の間隔をおいて溝部を穿設し、こ
の溝部に、PC杭本体の外径よりも大きな外径をしてい
るつば部を着脱自在にしたことにある。
本体の外周面に、所定の間隔をおいて溝部を穿設し、こ
の溝部に、PC杭本体の外径よりも大きな外径をしてい
るつば部を着脱自在にしたことにある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0007】図1に示すように、PC杭本体1の外周面
には、所定の間隔をおいて円周方向に溝部1aが形成し
てある。
には、所定の間隔をおいて円周方向に溝部1aが形成し
てある。
【0008】つば部2は、2枚のブロック21,22か
らなり、全体的に円板状をしており、PC杭本体1に形
成してある溝部1aの両側から着脱自在なものである。
つば部2の外径は、PC杭本体1の外径よりも大きなも
のである。各ブロック21,22の形状は、中空状をし
た円板状のものを半分にしたものである。すなわち、各
ブロック21,22には、PC杭本体1に形成してある
溝部1aと嵌合可能な半円状の凹部21a,22aがそ
れぞれ形成してある。一方のブロック21(図1の右側
のブロック)の側面2か所には、水平方向にねじ孔21
b,21bが貫通している。他方のブロック22(図1
の左側のブロック)には、一方のブロック21の各ねじ
孔21b,21bと対応し連通する位置関係に、ねじ孔
22b,22bが形成してある。
らなり、全体的に円板状をしており、PC杭本体1に形
成してある溝部1aの両側から着脱自在なものである。
つば部2の外径は、PC杭本体1の外径よりも大きなも
のである。各ブロック21,22の形状は、中空状をし
た円板状のものを半分にしたものである。すなわち、各
ブロック21,22には、PC杭本体1に形成してある
溝部1aと嵌合可能な半円状の凹部21a,22aがそ
れぞれ形成してある。一方のブロック21(図1の右側
のブロック)の側面2か所には、水平方向にねじ孔21
b,21bが貫通している。他方のブロック22(図1
の左側のブロック)には、一方のブロック21の各ねじ
孔21b,21bと対応し連通する位置関係に、ねじ孔
22b,22bが形成してある。
【0009】なお、各ブロック21,22は、いわゆる
RC構造をしている。
RC構造をしている。
【0010】つば部2の形状は円板状には限られず、多
角形状をしたものでもよい。
角形状をしたものでもよい。
【0011】次に、本発明の使用法について説明する。
【0012】現場にPC杭を輸送するときは、PC杭本
体1に形成してある溝部1aからつば部2を取り外し、
PC杭本体とつば部とを別々にして運び、現場に着いて
からつば部を取り付ける。すなわち、図1に示すよう
に、PC杭本体1の溝部1aの両側からブロック21,
22を嵌合させ、一方のブロック21のそれぞれのねじ
孔21b,21bにボルト3を差し込み、他方のブロッ
ク22のねじ孔22b,22bにねじ止めすることによ
りつば部2をPC杭本体に固着し、PC杭が完成する。
体1に形成してある溝部1aからつば部2を取り外し、
PC杭本体とつば部とを別々にして運び、現場に着いて
からつば部を取り付ける。すなわち、図1に示すよう
に、PC杭本体1の溝部1aの両側からブロック21,
22を嵌合させ、一方のブロック21のそれぞれのねじ
孔21b,21bにボルト3を差し込み、他方のブロッ
ク22のねじ孔22b,22bにねじ止めすることによ
りつば部2をPC杭本体に固着し、PC杭が完成する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、PC杭のつば部は着脱
自在のものであり、現場に輸送する時にはつば部を取り
外して運ぶことができるため、余分なスペースを取ら
ず、多数の杭の輸送が可能になる。また、外径の大きさ
の違うつば部を適宜取り付けることにより、現場の地質
に対応させてPC杭の周辺摩擦力を変えることができ
る。
自在のものであり、現場に輸送する時にはつば部を取り
外して運ぶことができるため、余分なスペースを取ら
ず、多数の杭の輸送が可能になる。また、外径の大きさ
の違うつば部を適宜取り付けることにより、現場の地質
に対応させてPC杭の周辺摩擦力を変えることができ
る。
【図1】斜視図である。
1 PC杭本体 1a 溝部 2 つば部
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の間隔をおいて、外周面に溝部(1
a)を有するPC杭本体(1)と、 上記溝部に着脱自在であり、上記PC杭本体の外径より
も大きな外径をしているつば部(2)とを有することを
特徴とするPC杭。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095497A JP2593135B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | Pc杭 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095497A JP2593135B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | Pc杭 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279170A JPH07279170A (ja) | 1995-10-24 |
JP2593135B2 true JP2593135B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=14139242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6095497A Expired - Fee Related JP2593135B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | Pc杭 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593135B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4594547B2 (ja) * | 2001-04-04 | 2010-12-08 | 日本植生株式会社 | 引張材挿入工法 |
US20130330133A1 (en) * | 2011-02-27 | 2013-12-12 | Kabushikikaisha Shinseikomu | Method for reinforcing piling, and piling |
CN102561334B (zh) * | 2011-12-30 | 2015-02-25 | 周兆弟 | 一种装配式变形桩及装配方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52167202U (ja) * | 1976-06-11 | 1977-12-19 | ||
JPS5595714A (en) * | 1979-01-12 | 1980-07-21 | Takechi Koumushiyo:Kk | Pile unit and pile with knot |
JPS56110137U (ja) * | 1979-05-23 | 1981-08-26 |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP6095497A patent/JP2593135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07279170A (ja) | 1995-10-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |