JPS5846671Y2 - 野外用シ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、野外用のシートに関するものである。

本考案の目的は、たやすく固定ができると共に、確実に
固着され不慮に朴れることかない野外用シートを提供す
ることにある。

又他の一つの目的は、不使用時嵩張らずに収納できるも
のを得ることにある。

前記の目的を充足するため本考案は次のように構成した
ものである。

即ち本考案は上端に紐掛は環部１を形成した複数の埋込
杆２と、この埋込杆２を挿通する長孔３を開設した安定
盤４と、適所に複数の紐掛は部８を設けたシート本体７
及び紐９とから成り、安定盤４の長孔３に埋込杆２を挿
通した際の脱落防止彎曲部５を埋込杆２の下端に設けか
つ安定盤４は埋込杆２に沿うように重ねられる段状折曲
部６を長孔３の中央部に形成した野外用シートである。

而して紐掛部８はシート本体７の４隅に鳩目を設けた構
成とし、これに紐掛は環部１に引掛けた紐９を嵌挿する
。

本考案の野外用シートは以上説明した構成から戊るので
土や砂地中に埋込杆２を挿込んでシー）・本体７を安定
させることができ、土中に埋込む場合は第５図に示すよ
うに埋込杆２を土中に挿込み、安定盤４を地上に当てて
埋込杆２の変動を防ぐことによりシート本体７の安定を
図り、砂地の場合は第６図のように安定盤４も中に埋め
引抜力に対抗するようにして埋込杆２を安定させかくし
てシートの固定作用を万全にするものである。

尚不使用時第４図のように折畳んだ際、安定盤４は長孔
３と段状折曲部６により、第２図のように埋込杆２に沿
ってたたまれる。

従って嵩張ることがなく取扱い勝手が良い。

本考案によれば埋込杆２を土中又は砂中に埋込むだけで
シート本体７を張ることができ、埋込杆２及び安定盤４
は土が成る程度硬ければ埋込杆２のみを埋込むとともに
安定盤４を地面に圧接させ、砂地の如く軟弱であれば安
定盤４ごと埋込むことによりこれをアンカーとして利用
できるためシーＩ・本体７を有効に固定でき、従ってシ
ート本体７をぴんと張れるので、シート本体７か風でめ
くられたり、人の動きでよれたりする虞れがなく、簡便
な扱いにより便利に使用でき手軽な野外用品として好適
である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る野外用シートの一実施例を示したも
ので、第１図は固定具の平面図、第２図は縦断側面図、
第３図は使用状態を示す斜視図、第４図はシートを折畳
んでその」二に固定具を載せた斜視図、第５図は固定具
を土に挿込んだ正面図、第６図は砂地に挿込んだ正面図
である。 １・・・・・・紐掛は環部、２・・・・・・埋込杆、３
・・・・・・長孔、４・・・・・・安定盤、５・・・・
・・脱落防止彎曲部、６・・・・・・段状折曲部、７・
・・・・・シート本体、８・・・・・・紐掛は部、９・
・・・・・紐。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上端に紐掛は環部１を形成した複数の埋込杆２と、この
   埋込杆２を挿通する長孔３を開設した安定盤４と、適所
   に複数の紐掛は部８を設けたシーＩ・本体７及び紐９と
   から戊り、安定盤４の長孔３に埋込杆２を挿通した際の
   脱落防止彎曲部５を埋込杆２の下端に設けかつ安定盤４
   は埋込杆２に沿うように重ねられる段状折曲部６を長孔
   ３の中央部に形成した野外用シート。